■奈良市が 旧西部公民館跡地を 売却しようとしています!
5月25日、酒井は学園前ホールで開かれた藤原市長によるタウンミーティングに参加してきました。その中で市長が「このまま何もしないと平成22年には172億の赤字となり夕張のようになる」と言われ、だからいかに無駄を省くかの話をされました。
無駄を省く「推進項目」の中で「未利用土地等の処分」を取り組みの1つにし、「例えば学園前なら旧西部公民館跡地がある。あれも売却します」等と言われました。今は無料で私たちが利用している公民館を有料化するとも言われました。
「主要なまちづくりプログラム」の中では「生きがいを持ち健康で長生きできるまちづくり」として、あやめ池跡地を「文化芸術総合センター」にすると言われました。
質疑応答の時間となり、酒井は手を挙げ「旧西部公民館跡地は民間に売っても銀行かマンションが1つ増えるだけではないか?駅前一等地なのだから市民のための施設にして欲しい」と発言しました。学園前駅は奈良県内で一番乗降客が多い非常に重要な駅だ。保育所の待機児童も多く駅前保育所が要る。西部図書館は駐車場が狭く「事故になりかけた」という話を頻繁に聞く、旧西部公民館跡地にもう1つ図書館を、等とも訴えました。
市長は「民間に売ると言っても内容を選ぶ」と言われました。
その後も複数の方々があちこちの席から「あの土地は売らないで欲しい」と発言され、同じ想いの方々が非常に多いと実感しました。
市長は「旧西部公民館跡地を売って、あやめ池に予定している文化総合センターに、足りない施設を入れる」等と言われました。
6月5日、私たち「奈良市を見まもる会」は市長室秘書課の受け付けで右記の公開質問書を提出しました。担当の方等3人の方が対応して下さりました。
「今の西部公民館も部屋の取り合いになってる」と酒井が言うと「他の公民館は使ってもらえませんか。もっと分散してもらえませんか」と担当の方に言われました。「他の駅から来る人も多い。学園前駅から更にバスで来てとは言えない。大阪から人を呼ぶこともある。駅前が重要なんです」とお答えしました。「だから余計に一極集中になってしまう」と言われました。
「旧西部公民館跡地は価値があるからこそ売却するのだ」と言われ、「価値があるからこそ売らないで下さい」と再度お願いしました。
皆さまもどうか奈良市に声をお届け下さい。市民の声がもっと届かなければ市民の思いは伝わりません。よろしくお願いいたします。
以下はPDFファイルでもご覧になれます。
奈良市長 藤原 昭 様
旧西部公民館跡地の売却についての公開質問書 日々、奈良市政発展のためご努力いただいておりますことに感謝いたします。 さて、5月25日に学園前ホールで開かれたタウンミーティングで、市長は財政再建のため旧西部公民館跡地を売却すると言われました。今は無料で私たちが利用している公民館を有料化するとも言われました。 また、「生きがいを持ち健康で長生きできるまちづくり」として、あやめ池跡地を「文化芸術総合センター」にするとも言われました。 質疑応答の時間、3?4人の市民が次々に「旧西部公民館跡地は売らないで欲しい」と発言し、多くの市民がこのことについて強く関心を持っていることを如実に表していました。 今まで西部地区には必要な施設が不足し、市民は大変不自由な思いをしてきました。私たち「奈良市を見まもる会」も度々市に対して旧西部公民館跡地を「図書館本館として拡充新設し、現西部図書館を分館に」「一時保育、病後時保育等ができる24時間保育所の設置を」「合唱と指導のできる音声館のような独立した公共施設を」等と訴える公開質問書を提出してきました。ですのでこの度の、あやめ池に総合的な施設を造るというお話しは大変意義深いことだと思われます。 しかし、「あやめ池に造るから、学園前の市民もあやめ池に行くように」と言われるのでしたらそれは問題です。近鉄学園前駅は奈良県内で乗降客が一番多く、奈良市や奈良県の活性化にとって非常に重要な位置を占めます。そして駅北側の旧西部公民館跡地はこの学園前の駅前一等地です。 駅前一等地とは、市民にとって非常に便利で重要な財産です。通勤・通学途中に気軽に無理なく短時間で寄れ、忙しい市民生活を助けます。駅を中心にして市民は歩いて活動し、中心市街地の活性化に役立ちます。多くの市民が行き交うこの場所に、生活に直結した施設があるべきです。 そこで下記の通りご質問いたします。お忙しいところを申し訳ありませんが、6月26日までにFAX等でご回答いただきますようお願いいたします。なお、ご回答は公開させていただきます。
1,保育所に入るのを待たされている待機児童が5月1日現在145名おられます。子どもを取り巻く問題が頻発している昨今、若い親が孤立しながら奮闘している育児を、少しでも社会が手助けする必要があります。忙しい朝の出勤前に、遠回りとなる保育所までわざわざ子どもを預けに行く、毎日大変な思いをしている若い親を少しでも助けるため、駅前保育所を旧西部公民館跡地に造って下さい。 2,市民が自発的に活動し部屋が足りない状態の公民館ですが、有料化は健康な市民活動を阻害します。お金がない人は活動できなくなるような有料化はやめて下さい。 3,西部地区には足りない施設がまだまだあります。「文化芸術総合センター」の詳細な計画を公開し、市民の意見を聞いて下さい。 4,石木町の市有地など計三百億円を超える塩漬け土地を奈良市および市土地開発公社は保有しています。なぜ市民の要望の高い旧西部公民館跡地だけを特出して売り払おうとされるのか説明して下さい。 |
6月21日、市役所秘書課から旧西部公民館跡地問題についての公開質問書への電話と、以下のご回答FAXを頂きましたのでお知らせします。
市長のご回答について、ぜひご意見を頂ければと思います。
私としては今までの大川市長や鍵田市長と比べて、少し詳しいと感じましたが、内容についてもっと見ないといけないと思います。
例えば「文化芸術総合センター」について、「市民の皆様の文化芸術活動を支援するため、文化芸術の情報を蓄積し、その情報を活用できるインフォメーションセンター及び文化芸術活動の拠点の整備を計画しています」とありますが、「支援」されなくても市民は充分に自発的に自分でインターネットなどで情報収集をし、活動しているんじゃないかと思いました。それよりも、公民館を無料にしておいてくれるほうが意味があるんじゃないかと思うんですが・・・。皆様のご意見を下さい。
大きな建物を建てて更に税金を使うだけじゃないか、等と詮索してしまいます。高額な機材を入れてまたお金が使われます。そういうことを思うと、足りない公民館の部屋を増やして、無料を続ける方がずっとシンプルで自由で安く付くんじゃないでしょうか?
「文化芸術総合センター」なら勿論、図書館を入れるのだと思って良いんでしょうか。屋上プールは芸術というよりスポーツですが、入れてもらえないんでしょうか。
「今年度は、基本構想の策定を予定しており、パブリックコメント等により市民の皆様の意見を取り入れた計画としてまいりたいと考えております」とのことですので、またそれに参加したいと思います。
土地開発公社の塩漬けの土地については、「酒井たかえニュース10号」に載せていますのでご覧下さい。
「奈良市を見まもる会」 代表 酒井孝江 様
「旧西部公民館跡地の売却についての公開質問書」について(回答) 2007年6月5日付けでいただいておりました表記の公開質問書について、別紙のとおり回答いたします。 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 1,保育所に入るのを待たされている待機児童が5月1日現在145名おられます。子どもを取り巻く問題が頻発している昨今、若い親が孤立しながら奮闘している育児を、少しでも社会が手助けする必要があります。忙しい朝の出勤前に、遠回りとなる保育所までわざわざ子どもを預けに行く、毎日大変な思いをしている若い親を少しでも助けるため、駅前保育所を旧西部公民館跡地に造って下さい。 (回答)本市では、待機児童解消のため保育所新設・増改築によりこの10年間において約1,000人の定員増加を図ってまいりましたが、なお入所希望者が多く、ご指摘のとおり待機児童が生じている状況ですので、奈良市次世代育成支援行動計画(平成17年3月策定)では、民間活力を活用した施設整備(民設民営)を進め待機児童を解消することとしております。 また保育所運営検討委員会で、保育園の民営化・認証保育園・「こども園」などをどのようにしていくかという構想づくりを進めていきたいと考えています。 2,市民が自発的に活動し部屋が足りない状態の公民館ですが、有料化は健康な市民活動を阻害します。お金がない人は活動できなくなるような有料化はやめて下さい。 (回答)公民館の有料化についてのご質問ですが、現在のところ、館を利用されるかたにご理解いただけるような使用料制度の導入について検討しており、社会教育委員や学識経験者のほか、一般公募した市民のかたも参加する委員会で検討を行っています。会議の内容は市のホームページで公開していますので、ご覧ください。 この委員会では、使用料制度の導入だけでなく、今後の公民館のあり方も含めて検討しています。財政的な視点だけでなく生涯学習の場という視点からも見直しを行っていますので、ご理解くださるようお願いいたします。 3,西部地区には足りない施設がまだまだあります。「文化芸術総合センター」の詳細な計画を公開し、市民の意見を聞いて下さい。 (回答)いきがいを持ち、健康で長生きできるまちづくりの実現のための一つの施策として、市民の皆様の文化芸術活動を支援するため、文化芸術の情報を蓄積し、その情報を活用できるインフォメーションセンター及び文化芸術活動の拠点の整備を計画しています。 今年度は、基本構想の策定を予定しており、パブリックコメント等により市民の皆様の意見を取り入れた計画としてまいりたいと考えております。 4,石木町の市有地など計三百億円を超える塩漬け土地を奈良市および市土地開発公社は保有しています。なぜ市民の要望の高い旧西部公民館跡地だけを特出して売り払おうとされるのか説明して下さい。 (回答)西部公民館跡地の売却は、行財政改革の一環として行ないますが、財政的な面だけではなく、この場所は近鉄学園前駅前であることから、地域にふさわしい施設とすることを条件とし、民間から公募により利用方法の提案を求め、その提案内容を検討し売却します。 また、土地開発公社の保有地は、平成18年3月に策定した土地開発公社健全化計画に基づき、その活用や整理を進めてまいります。 |