後半戦長野初日に引き続き,2日目も参加しました。 人生初(って大袈裟ですが...)の2Days参加です。 それではいつものようにセットリストと簡単なレポートをお送りします。 興奮の中の曖昧な記憶なので間違いなどあるかもしれません。 指摘していただければ幸いです。 では,お決まりの改行を... 参加するまで見たくない人はここでSTOP!! 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 そろそろよろしいでしょうか。 では 9/11(日) 長野ビッグハット 2日目 ※MCはうろおぼえなので,省吾の言葉そのままではありません。  ....というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。  セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています。  これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に  充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...  間違い等があればご指摘ください。 開演はほぼ定刻。 16:27頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。 そしていよいよ開演(16:30頃) ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。 スクリーンには黒地に "SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011" "The Lastweekend" 右側に省吾のシルエット。 ゴ〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら... J.BOYのリミックスバージョンでスタート。 ウォーーウォウォー! この時のワクワク感は尋常ではない!! 映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。 最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって... スクリーンが上がり, 1. ON THE ROAD イェ〜〜ィ! 2. この夜に乾杯! 省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。 サキソフォン,古村敏比古! 3. Hello Rock & Roll City Jump!Jump!と客席を煽る。 省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。 Hello!長野!,今夜気分はどうだい!! 4. 独立記念日 今日はコンサートに来てくれてありがとう! いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく! ここでホーンセクションの紹介。 5. 反抗期 今日は2011年,9月の11日。 去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。 その時は,35周年のお祝いのパーティのようなものを考えていましたが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。 皆さんもまだ心のどこかに重い気持ちや痛みを感じて暮らしておられると思います。 今日は皆さんに元気になってもらえるように,俺たちミュージシャン,スタッフ全力で良い夜にしたいと思います。 どうかよろしくお願いします。 6. 光と影の季節 7. Thank you 最後のギターソロで ギター!長田進 そして,そのギターソロを引き継ぐように ギター!町支寛二 Money makes the world Crazy! 8. MONEY 「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「かかえて出て行く〜♪」 「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」 「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」 "Hey,Ladies" 男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」 省吾は腕組みしてそれを聴きながらウンウンとうなずく仕草。 「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「町を出て行った〜♪」 爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜! 最後に,Money makes this country, Money makes this world Crazy! 最後に一回,ジャン!で暫くためて客席を見渡し,ジャン,ジャ〜ン。 ウォ〜イェ〜〜〜3連発。 ありがとう! 前回ビッグハットで演ったのは,6年前,2005年の9月3,4日。 MY FIRST LOVEツアーの初日でした。 だいたい,アリーナのツアーはオリジナルアルバムを作ってからやるんですが,今回はありません。 選曲がフリーなので古い曲をたくさん演ろうと思います。 次は1978年,「イルミネーション」というアルバムの1曲目! 9. 涙あふれて 今日は長いコンサートになりますよ〜。 ですから,このあたりで体力温存,腰をかけて下さい。 コンサートホールでは時間の制約があって,決められた時間に終わらないといけないんだけど,体育館では限界はありますが,自由なので,コンサートというか,5年ぐらいに一回やってくる移動遊園地みたいなイベントですから,自由にきままに楽しんで下さい。でも,人の迷惑にならないように。 次はスローなバラードを2曲続けて演ります。 10. 片想い 11. もうひとつの土曜日 今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました! 皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく6年ぶりにアリーナで全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。 ここでストリングスセクションを一人一人紹介。 最後に... チェロ 結城貴弘 結城君は長野出身だそうです! そして,ステージプロデューサの岩熊信彦,今日が誕生日です。 彼あってのこのツアーです。いつまでも一緒にやろうね。熊さん。 そして,今回の音楽監督,星勝! 星氏が登場して,省吾とがっちり握手 この瞬間,町支君はステージ上で最年長ではありません。 町支君よかったね。 ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。 3曲とも,3.11の震災で亡くなられた方,被災された方,そしてこの国自身に追悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。 星氏の指揮で, 12. PAIN 13. BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental) スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器,国会議事堂等のシルエット。 これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。 国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。 最後には扉が開いて省吾?のシルエット。 14. 我が心のマリア(Instrumental) スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。 緑ががかったモノクロっぽい映像。 静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ..... そこに救急車のサイレンやクラクションのような音が重なって, 15. MY HOMETOWN スクリーンには都市に向けられた核弾頭(?)...アルバムPromised Landのジャケットのアレです。 16. 裸の王達 スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等... 17. 詩人の鐘 スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。 省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。 18. Theme of Father's Son 19. RISING SUN - 風の勲章 最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。 イントロはストリングスをさらに強調した感じ? バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。 うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。 最後はもしかしてとちった? ちょっと短めで終わってしまったような。 映像も演奏の終わりに合わせてフェードアウト。 25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。 (スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真) 戦後40年,80年代半ば,日本はバブルのど真ん中。 Japan as No.1なんていう言葉もあって,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。 しかしその中で慎ましさ,勤勉さ等も失われた気がします。 そして90年代に入り,バブルは崩壊し,10年が失われました。 21世紀になり,戦争の無い明るい未来を期待していたら,10年前の今日,9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。 そして今年3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。 でも,この痛手を乗り越えて,教訓にして,子供達の世代に良い環境を残してやれるか,そんなことを真剣に考えないといけない2011年になったと思います。 25年前に書いた歌ですが,今また別の意味で問いかけたい。 ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー! (客席との掛け合い) その問いかけの言葉は... Show me your way, J.BOY. 20. J.BOY 21. 僕と彼女と週末に 22. 愛の世代の前に ここでいったんメンバーは退場。 拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。 英語,スペイン語,日本語も。 そして,スクリーンにはカウントダウンが 3,2,1.... 映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE" スクリーンに省吾登場。 「今日は2010年8月○○日。俺は山梨でファンクラブ会報のための撮影に来ています。今年の夏は暑いです。ロシアでは森林火災でみんなマスクをしているらしい。中国では洪水。地球温暖化が進んでいるということを実感する夏です。こんなことを話していますが,君たちにとっては去年の夏の話なんですよね。君たちが生きてる世界は2011年9月11日,長野ビッグハットにいるんですよね。これから俺たちはセンターステージで演奏するという瞬間です。これから盛り上がっていこう!ピース!」 そして,ステージにメンバー登場。 メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。 移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす」 センターステージに到着して, 戻ってきたぜ! ウォーイェーー!!ウォーイェーー!!ウォーイェーー!! オーケー!レッツゴー! 23. モノクロームの虹 24. 終わりなき疾走 25. 君がいるところがMy sweet home じゃぁ,ウェーブをやるよ。じゃぁ,あなたから。 右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ! 名古屋のパワーを...今名古屋って言ったよね(笑)。 長野のパワーを見せてくれ! ウェーブの後に, この曲に関してはいろいろミスがありました。 後ほどお詫び申し上げます。 なんで名古屋て言ったんだろう(笑) ロックンローラーの発言は間違えても良いよね。政治家と違って。 明日からボーカルは更迭,代わりに町支君がなんて。 さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。 あれから6年,どうなってるのかな〜。 10歳未満... 多いね。 この子達が大きくなったとき,この国をいいものにしなくてはいけないという責任が俺たちにはありますよね。 10代... 前回からずいぶん増えたね。 10代の時初めて修学旅行で名古屋...また名古屋って言っちゃった。 長野に来たんだよね。 初めての旅行,ホテル,そして洋式トイレ。どうしていいのかわからなくって。 昭和○○年生まれの人はウケると思うけど...外した(笑)? 20代... 20代も増えたね。 今が一番苦しい時だからね。でもすぐに楽になるからね。 では,人生で一番すばらしい年代,30代... かなり減ったね。 でも30代,一番良いときですから。 思う存分青春をまっとうして下さい。 ということは,40代... (30代と合わせて)総数は変わってないね。 50代... 増えたね。 昨日は40代でやったから,今日は50代で。 50歳,51歳... ※今日は50〜59歳の1年刻みチェック。 (57ぐらいのところで,バンドメンバーを指して)君たち手を上げた? 58で省吾が手を上げて,59で町支さん。 それでは,60代以上の方... 年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになるよね。 俺たち「若者」は。 次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。 この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり... つまり,すべての家族ための歌です。 26. I am a father さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。 みんなの人生というドラマのサウンドトラックの何曲かに自分の曲を使ってもらえて,いろんな時間を共有できたことに感謝しています。どうもありがとう。 センターステージ上にミラーボールが降りてきて, 27. ラストショー ミラーボールきらきらの中で全員お手振り。 バンドメンバーをひとりづつ紹介。 紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。 最後にピアノの小島良喜氏を紹介。 そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって... 28. 家路 少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。 途中からメインステージに戻ってメンバー全員での演奏。 ここでメンバー全員退場。 最後に「長野サイコー!」って叫んでくれました。 アンコール。 メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。そしてそれぞれのポジションに戻って... 29. 日はまた昇る 昨日はここでいつもの終演のBGM「桜(Instrumental)」が流れましたが今日は無し。 会場全体で省吾コール。 そしてステージが明るくなってメンバー全員再登場。 星勝氏の指揮により, 30. 君が人生の時... 終演 20:05頃。 終演のBGM「桜(Instrumental)」&アナウンス ...余韻に浸りながら... 最後まで,拙い文章にお付き合い頂き,ありがとうございました。 P.S. 昨日,今日,共にPAINが心にしみました。