いよいよ後半戦スタート! 長野からスタートです。 6年前のON THE ROAD 2005の長野初日,私にとって初の遠征宿泊参加(といっても県内ですが)でした。 あの時がきっかけで遠征に抵抗が無くなり...今に至ります(笑) 今回は横浜以来2回目の立ち見。 管理番号(=整列順)が300番台,かなり後ろだったので,良いところはとれないかなと思っていたのですが,ステージの真っ正面,全体が見渡せるベストポジションを確保できました。 2階席の一番後方ではありますが,会場がそれほど大きくないのでステージは遠く感じないお得な場所でした。 それではいつものようにセットリストと簡単なレポートをお送りします。 興奮の中の曖昧な記憶なので間違いなどあるかもしれません。 指摘していただければ幸いです。 では,お決まりの改行を... 参加するまで見たくない人はここでSTOP!! 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 そろそろよろしいでしょうか。 では 9/10(土) 長野ビッグハット 1日目 ※MCはうろおぼえなので,省吾の言葉そのままではありません。  ....というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。  セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています。  これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に  充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...  間違い等があればご指摘ください。 開演はほぼ定刻。 17:57頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。 そしていよいよ開演(18:00頃) ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。 スクリーンには黒地に "SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011" "The Lastweekend" 右側に省吾のシルエット。 ゴ〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら... J.BOYのリミックスバージョンでスタート。 ウォーーウォウォー! この時のワクワク感は尋常ではない!! 映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。 最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって... スクリーンが上がり, 1. ON THE ROAD イェ〜〜ィ! 2. この夜に乾杯! 省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。 サキソフォン,古村敏比古! 3. Hello Rock & Roll City Jump!Jump!と客席を煽る。 省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。 Hello!長野!,今夜気分はどうだい!! 4. 独立記念日 今日はコンサートに来てくれてありがとう! いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく! ここでホーンセクションの紹介。 5. 反抗期 今日は2011年9月10日。 去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。 その時は,35周年のお祝いのパーティのようなものを考えていましたが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。 あれから半年経ちましたが,皆さんもまだ心のどこかに痛みを感じていると思います。 今日は皆さんに元気になってもらえるように,この特別なツアー,全力で良いステージにしたいと思います。 最後までどうかよろしく。 6. 悲しみは雪のように キーボード,One and Only 小島良喜。 7. MY OLD 50's GUITAR Emptiness まるで マイナーブルース Loneliness まるで マイナーブルース Restless heart まるで マイナーブルース の英語のところを "むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。 最後のギターソロで ギター!長田進 そして,そのギターソロを引き継ぐように ギター!町支寛二 Money makes the world Crazy! 8. MONEY 「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「かかえて出て行く〜♪」 「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」 「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」 "Hey,Ladies" 男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」 省吾は腕組みしてそれを聴きながらウンウンとうなずく仕草。 「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて, 会場全体で「町を出て行った〜♪」 爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜! 最後に,Money makes the world Crazy! 最後に一回,ジャン!で暫くためて,ジャン,ジャ〜ン。 ウォ〜イェ〜〜〜3連発。 ありがとう! 前回ビッグハットで演ったのは,2005年の9月3,4日。 まさに今頃のシーズンの6年前だけど,今日はこんなにたくさんの人に集まってもらって本当にありがとう! だいたい,アリーナのツアーはオリジナルアルバムを作ってからやるんですが,今回はありません。 ということは,選曲に制約がありません。自由です。 おまけに,ヒットソングも無いので(笑),これにもとらわれないで済みます。 というわけで,古い曲をたくさん演ろうと思います。 次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから 9. 風を感じて 今日は長いコンサートになりますよ〜。 ですから,このあたりで腰をかけて下さい。 俺のアリーナツアーは,コンサートというか,5年ぐらいに一回やってくる移動遊園地みたいなイベントだからね。 自由にきままに楽しんで下さい。でも,人の迷惑にならないように。 スローな曲は心の中で口ずさんで下さい。 今日は席が無くて立って聞いてくれている人もいるんだよね。 俺も最後まで立って歌うからね...ってなぐさめにならないか(笑) 次はスローなバラードを2曲続けて演ります。 10. 君の名を呼ぶ 11. あれから二人 今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました! 皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく6年ぶりにアリーナで全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。 ここでストリングスセクションを一人一人紹介。 そして,今回の音楽監督,星勝! ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。 3曲とも,3.11の震災で亡くなられた方,被災された方,そしてこの国に追悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。 星氏の指揮で, 12. PAIN 13. BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental) スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器,国会議事堂等のシルエット。 これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。 国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。 最後には扉が開いて省吾?のシルエット。 14. 我が心のマリア(Instrumental) スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。 緑ががかったモノクロっぽい映像。 静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ..... 15. A NEW STYLE WAR スクリーンには海岸に核弾頭(?)...アルバムPromised Landのジャケットのアレです。 16. 裸の王達 スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等... 17. 詩人の鐘 スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。 省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。 18. Theme of Father's Son 19. RISING SUN - 風の勲章 最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。 イントロはストリングスをさらに強調した感じ? バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。 うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。 25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。 (スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真) 戦後40年,80年代はバブルのど真ん中。 Japan as No.1なんていう言葉もあって,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。 しかしその中で慎ましさ,勤勉さ等も失われた気がします。 そして90年代に入り,バブルは崩壊し,10年が失われました。 21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。 そして今年3.11...おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。 これをどう受け止めるか,25年前のあの時とは違う意味で問いかけたい。 それは... ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー! (客席との掛け合い) Show me your way, J.BOY. 20. J.BOY 21. 僕と彼女と週末に 22. 愛の世代の前に ここでいったんメンバーは退場。 拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。 英語,スペイン語,日本語も。 そして,スクリーンにはカウントダウンが 3,2,1.... 映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE" スクリーンに省吾登場。 「今日は2010年4月○○日。俺はLAの○○アパートというところに来ています。今から30年前,このアパートに泊まって,アルバム「Homebound」を作っていました。これを見ている皆さんにとっては30年前ではなく31年前なんだよね。今は2011年9月10日,俺たちは長野のみんなとアンコールで盛り上がってるんですね。」 そして,ステージにメンバー登場。 メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。 移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす」 センターステージに到着して, ここから君たちがメインボーカリストです!いいかい? ウォーイェーー!!ウォーイェーー!!ウォーイェーー!! オーケー!レッツゴー! 23. 光と影の季節 24. モノクロームの虹 25. 君がいるところがMy sweet home じゃぁ,ウェーブをやるよ。懐かしいON THE ROAD Tシャツを着ているあなたから。 右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ! さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。 俺が100歳になるまでやり続けるんだから。 10歳未満... パパとママに無理矢理連れてこられたの? 君たちが大きくなったとき,良い日本,世界であってほしいよね。 それは俺たちの責任です。 10代... ずいぶん増えたね。うれしいな。 学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。 そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。 でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。 20代... 20代も増えたね。なんか長野のオーディエンス若返ってない? 今20代が一番大変だと思うけど,すぐに楽になるからね。 では,人生で一番すばらしい年代,30代... かなり減ったね。 30代のうちにやりたいこといっぱいやっておいてね。 そのうち出来なくなるから。 40代... 今日長野は特別。 では40の人,41の人... ※まさかの40〜49歳の1年刻みチェック!! 偏ってない。素晴らしい!何が素晴らしいかわかりませんが(笑) 長野の40代偏ってない! 50代... アタシアンタのそばよりも,信州長野のそばが良い。なんてことにならないようにしてくださいね。 ってウケが悪い(笑) それでは,60代以上の方... センパイ! 年上の方々が元気で頑張ってくれていることは若い俺たちにとって本当に励みになります。 若いか?若い俺たち! 次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。 この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり... つまり,すべての家族ための歌です。 26. I am a father さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。 みんなの人生というドラマのサウンドトラックの何曲かに自分の曲を使ってもらえて,いろんな時間を共有できたことに感謝しています。どうもありがとう。 センターステージ上にミラーボールが降りてきて, 27. 路地裏の少年 バンドメンバーをひとりづつ紹介。 紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。 最後にピアノの小島良喜氏を紹介。 そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって... 28. 家路 少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。 途中からメインステージに戻ってメンバー全員での演奏。 ここでメンバー全員退場。 アンコール。 メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。そしてそれぞれのポジションに戻って... 29. 日はまた昇る この後,いつもの終演のBGM「桜(Instrumental)」が流れたが,何故か終演のアナウンスが流れない。 一部の観客は帰路につこうとしていたとき... ステージが明るくなってメンバー全員再登場。 星勝氏の指揮により, 30. 君が人生の時... 終演 21:35頃。 今度こそ本当の終演のBGM&アナウンス ...余韻に浸りながら... 最後まで,拙い文章にお付き合い頂き,ありがとうございました。 P.S. 明日も参加します! 初の2Days参加!!