ON THE ROAD SPECIAL

SHOGO HAMADA ON THE ROAD SPECIAL
"The Last Weekend"
東日本大震災 被災地復興支援コンサート

2012-06-03 さいたまスーパーアリーナ

昨年10/30にファイナルを迎えたON THE ROAD 2011 "The Last Weekend"。
あれから約半年,震災の影響で延期になっていた宮城公演が5/19,20に無事開催されました。
そして6/2,3に ON THE ROAD SPECIAL "The Last Weekend" 東日本大震災被災地復興支援コンサートが開催され,私も最終日の6/3に参加することができました。

震災直後の昨年4月に始まったON THE ROAD 2011もこれで本当のファイナルです。
約15ヶ月間におよぶツアー,いろいろなことが思い出されます。

MCはうろおぼえなので,省吾の言葉そのままではありません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています。
特に今回のレポは日にちが経っているので,記憶も曖昧。
ネット情報のカンニング率がかなり高いです(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。

さいたまスーパーアリーナ さいたまスーパーアリーナ
No. 曲名

開場は15:30ですが,ちょっと早めにゲートは開いたかも。
ゲートを入ってすぐ右手に花輪が飾られていたのですが,いつものように協賛のFM局などだけでなく,なんとNHKのSONGSという番組からも届いていました。
まさかTV出演???あるいはNHKがオファーしているということでしょうか???

さて,入場時に初めてわかる座席ですが,今回は待望のアリーナ席!!
それほど前方ではありませんが,ステージも十分に見渡せ,アリーナならではの見上げる感じの臨場感。
センターにも近いし,席に着いた時点ですでに気持ちはハイになっていました。

開演はほぼ定刻。
16:55に「まもなく開演です」のアナウンスが流れ,16:58頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(17:00頃)
ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD SPECIAL"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。
タイトルがON THE ROAD SPECIALに変わっていました。

ゴ〜〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。
この画面以降,タイトルはON THE ROAD 2011のままだったと思います。

J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
ファイナルということもあってか,会場の盛り上がりはいつも以上。
ウォーーウォウォー!も会場全体で大合唱。

映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。
最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜ィ! Shogo must go on!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。
この映像で会場のボルテージが一気に上がる。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!
Hello さいたま! How are you doing!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。
私もひたすらJump! Jump! すでに汗だく状態(笑)

(MC)
Hello さいたま! 今夜気分はどうだい!!

4 独立記念日

"High School Jail♪"のところでは,町支さんと見つめ合うように(?)コーラス。
2コーラス目では長田さんと肩を寄せて"High School Jail♪"

(MC)
今日はコンサートに来てくれてありがとう!
いい時間,いい夜にしたいと思います。
最後までどうかよろしく!

埼玉が産んだスーパードラマー!
オダワラ! オダワラ! 小田原豊〜!!

叫んでみるかい?
ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜!
ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!

東京芸大卒業,いろんなジャンルで活躍してます。
トロンボーン,清岡太郎。
海外でも有名なバンドでプレイしてます。
トランペット,佐々木史郎。
まだ20代です。前途洋々,ポテンシャルいっぱい,発展途上人でもあります。時にはモデルもやっています。
SEXYサキソフォンプレイヤー,Uko。

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像。
後半ではマイクスタンドを持って何度も大きく振り回します。

(MC)
ありがとう! 今日は2012年6月3日,日曜日。
このコンサートの趣旨に賛同して下さって,チャリティグッズも買っていただいて,皆さんの参加,協力に感謝しています。
どうもありがとう。
今日は皆さんに楽しんでもらえるよう,製作スタッフ,ミュージシャン,ベストを尽くしていい時間にしたいと思います。
最後までどうかよろしくお願いします。

6 悲しみは雪のように

ちょっと聞いたこと無いようなベースソロからスタート。

(MC)
次に演奏する曲は,1970年代の曲です。アルバム「君が人生の時...」から1曲目。

7 風を感じて

会場で大合唱。ウォ〜イェ〜〜!!

(MC)
みんなに紹介したい男がいるんだ。
初めて一緒に仕事をしたのは二人の夏のミュージックビデオ。
次に,ON THE ROAD "FILMS"。
昨年は僕と彼女と週末にという作品をつくりました。
カメラマンであり,編集者であり,そして監督でもあります。
監督ぅ〜!
今も一緒にこのDVD,Blu-ray作っています。
大きな拍手を! 板屋宏幸!!

8 Thank you

板屋監督がハンディカメラでステージ上の省吾を撮りまくり,省吾もカメラに向かって派手なアクション。

最後のギターソロで
ギター! 長田進
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター! 町支寛二

Money makes the world Crazy!
9 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
省吾はギターを女性に見立てて,※※※のような艶めかしい仕草。
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜♪の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!

最後にMoney makes me, Money makes this Country, Money makes the world Crazy!

そして,これまでとちょっと違う終わり方。
ウォ〜イェ〜〜! ウォ〜イェ〜〜!
クレィジィィ〜〜〜!
ジャン・ジャン・ジャ〜〜〜ン!!

(MC)
ありがとう!!
去年の4月の静岡からずっと言い続けていますが,今日も長いコンサートになります。
いつもプロデューサの岩熊さんと,今日こそは3時間半で終わるからって約束するんだけど,必ず4時間近くになっちゃうんだよね(笑)
ですから,このあたりで...もうほとんどの人が座っていますが(笑)...腰掛けて下さい。

このスーパーアリーナの空間に流れている素晴らしいシンセサイザーを弾いているのは,福田裕彦。

また後ほど年代別チェックはやりますが,10歳未満の子はいる?
パパとママと来たんだよね。まさか一人で電車乗ってきてないよね。自分でオンラインでチケット買って...

今から長くなるから,この美しい音色に誘われて少し寝たら?
アンコールで盛り上がらないといけないから,今寝とくといいと思うんだよね。
お父さんとお母さんもゆっくり聴けるし。

ここからスローなラブソングをやります。
10歳未満の子にはわからない,ややこしい大人のラブソングです。
ですから,音楽だけ気持ちいいな〜〜って思いながら,
グゥゥ〜〜
俺らも一緒に寝ちゃったりして(笑)

さて,続けて古いラブソングを2曲続けて演奏します。
気に入ってもらえたらうれしいです。

10 片想い
11 もうひとつの土曜日
(MC)
ピアノを紹介します。
37歳,独身。
(客席に向かって)独身の女性〜?
よろしくお願いします。河内肇。

延期になっていた宮城で初めて河内君が参加してくれたんですが,こうして独身!!と紹介すると,なんで俺も紹介してくれないんだ,って人がいて...
紹介します。
トロンボーン,52歳,独身,清岡太郎。
まだまだ使えます(笑)
一回失敗していますけど,もしよろしかったら。
でも一回失敗したくらいが,人というものをじっくり見つめ,それ以上に自分自身をじっくり見つめ...
話が変な方向に(笑)

さて,ステージ上には,素晴らしいミュージシャンが22人集まってくれました。
ストリングスミュージシャンを一人づつ紹介します。
大きな拍手を。
普段はクラシック等で活躍していますが,今日はこのでっかい音を出すバンドに参加してくれました。

(ステージ向かって左側)
バイオリン,コンサートマスター,今野均
バイオリン,漆原直美
バイオリン,藤堂昌彦
バイオリン,納富彩歌
バイオリン,石橋尚子
バイオリン,河村舞子
バイオリン,岡部磨知

(ステージ向かって右側)
ビオラ,渡部安見子
ビオラ,島岡智子
ビオラ,岡さおり
チェロ,笠原あやの
チェロ,結城貴弘

そして,この優れたミュージシャンを一つにまとめてくれました。音楽監督,星勝!

星さんがステージに登場し,省吾とがっちり握手。

このコンサートツアーのプランというのはすでに一昨年前に構成を出していて,その後に何が起こるかを全く知らず,曲を選んだりしてたんですけれど,ここから演奏する3曲はその後起きた悲しい出来事を胸において,歌い,演奏したいと思います。

星氏の指揮で,

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。


画像は...浜田島ブログから勝手に拝借して加工しちゃいました。
(2014-12-02追加)

後半戦,長野初日から追加された曲です。
高校生の頃,アルバムで初めて聴いたときは「君を失ったときに♪」を単なる失恋と感じていました。
が,「失った」は「亡くした」なんですね。
長野で聴いたとき以降,いつもここでウルウルしてしまいます。

13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....

15 A NEW STYLE WAR

スクリーンには核弾頭をイメージした銀色の物体。
アルバムPromised Landのジャケットのアレです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,東京のきらびやかな夜景と対比するように干からびた大地,等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。
あと,前半戦では間奏のメロディに合わせてウォ〜ウォ〜ウォ〜〜♪とシャウトしていましたが,長野以降の後半戦からは,メロディにのせずに,ウォ〜〜〜〜〜と叫ぶようになりました。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家

これまでのスタンド席ではここで座ってしまう人が多数で,私も周りに合わせて(自分の意思に反して)座ってしまっていたのですが,今回は違います。
やはり座って聴く曲ではないと思いました。
(もちろん,立つのも座るのも自由ですが)
そして,次の曲に繋がっていきます。

19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
1986年,今から25年前,俺は33歳,この歌を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後40年,焼け跡から復興し,80年代はJapan as No.1なんておだてられ,アメリカを抜いて世界一の経済大国になるのではないか,そんなことを言われ,経済摩擦などを起こしていました。
まさにこれからバブルの頂点に向かう,それが1980年代半ばでした。

今日ここに集まってくれた人のほとんどが当時二十歳前後だったんではないかと思います。
だから,その後に何が起こったのか,大人になるのと共に体験してきたと思います。

バブルは崩壊し,赤字国債の発行で国の財政は大きく崩れていった。
そして21世紀になり,壁は崩れて戦争の世紀は終わった,そんな期待を持ったがそうはいかなかった。
9.11以降全く違った世界になってしまった。
そして去年の3月11日...

俺たちはたぶんどこかに行き着いてしまったんだと思う。
これ以上先は無いんだと思う。
それは希望が無いという意味では無く,今までの生き方をこのまま続けていくことは出来ないんだ,それを思い知らさせた2011年3月11日だったと思います。

そして,80年代の浮かれてたあの時代に,ただインスピレーションのように浮かんだ言葉。
大人になれない日本の少年とも日本人ともいえないそんな俺たちをJ.BOYと名づけた。
そして,自分に問いかけた言葉が,20数年して,もっとリアルになって戻ってきました。

ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー! ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に

映像は砂漠を歩く省吾,語りの部分では若いカップルが砂浜を歩く姿(PVにもありましたね)。
そして,「いつか〜子供達に〜♪」のところでは砂漠で歌う省吾と実際の生歌がぴったりリンク。
砂漠の空には地球のような惑星が...

22 愛の世代の前に

「一瞬の閃光」は核爆発,
「愛の世代」とは核兵器の無い世代のこと。
インストルメンタル以降,ここまでのパートはこのツアーのメインテーマだと言えます。。
いずれも最新曲ではありませんが,まさに現在をリアルタイムに歌っているのだと感じました。

ここでいったんメンバーは退場。

拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。

「今日は2011年11月○○日。今俺は宮城県石巻市を見下ろす鹿島御児神社(←神社の名前は公式ブログの田家氏のレポートから拝借)の丘にいます。瓦礫の撤去作業は進んでいますが,まだ復興の兆しが見えるとこまでは至っていないんだなと気付きます。今自分たちは,延期されていた宮城公演の後,復興支援のためのコンサートを企画しています。まだ場所,時間は決まっていないんですが,もし皆さんがこの映像を見ているということは,それが実現したんだな,そういうことだと思います。長く音楽をやっていると,コンサートをやったり音楽を楽しむことが,当たり前のように感じていましたが,改めて今日こうしてみなさんと一緒に音楽を分かち合えることが,本当に貴重な時間なんだなあと思います。」

そして,ステージにメンバー登場。

「ちょっとまじめな話になっちゃいましたが...これからは君たちが主役,リードシンガーだよ〜!」

メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってバンドメンバーはセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

バンドメンバーをセンターステージを見送りながら,雨上がりのブルースを半分ぐらいアドリブで歌って,省吾もセンターステージへ。
花道を通って,最後のところで観客とグータッチ!
センターステージに到着して,
「そんな君たちの笑顔が好きだ!!」

そして,メインステージに向かって,
佐々木史郎,清岡太郎,Uko! ありがとう!
今度はまたジャズっぽいのをやろうね。
俺がドラム叩くから...嘘だよ。ぼろぼろになっちゃうよ。

戻って参りました。さいたまスーパーアリーナ!
叫んでみるか!

ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜!
ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜!
レッツゴー!

23 光と影の季節
24 モノクロームの虹
25 君がいるところがMy sweet home

(MC)
さて,ON THE ROAD 2011最後のウェーブの時間がやって参りました。
スタートはもちろんあなたです。
ON THE ROAD Tシャツ懐かしいねそれ。

ワン,ツー,スリー,ウェ〜〜〜〜ブ!!

ウェーブの後に,
ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜! ウォ〜イェ〜〜〜!

さて,次は何年後になるかわかりませんがいよいよやって参りました。
2012年,長いツアーだったなぁ〜,15ヶ月。
それだけみんなも大人になったってことでしょうね。
言い方を変えれば。

さて,今日は日曜日。カメラも入っているからいっぱい写してもらってね。
では,10歳未満...
かわいいね〜。さっき昼寝したのかな?元気になったね。
かわいいね,町支,かわいいね,町支,どう?子供作る俺たち,これから。
まだまだ大丈夫。
問題は奥さんにどう言うかだよな。
こう言えばいいんだよ。
「孫だと思って育ててくれ,お前も欲しかっただろ」
そうはいかないいだよな〜,そんなに甘くは無いんだよな〜。
そういう女の人と結婚したかったかもしれない。
そんなことは有り得ない,今のままで良かった。

10代...
明日学校に行ったら浜田省吾最高だったぜ! っていうんだよ。
クラスのみんなが俺の音楽を聴くようになるまで30年くらいかかるかもしれないけど卒業したらダメ!(笑)
ずっと言い続けて学校にいなさい。
でも,30年したら俺もういないかも。君たちの中でも...
やばい,今日なんか一言多いよな俺。気をつけよう(笑)

20代...
今20代が一番辛い時期だからね。
まだ自分のことも世の中もよくわからないし。
でも,今は人生長いからまだ10代の延長だと思って,30で大人になればいいやって,それぐらいの気持ちでいろんなことを試して下さい。
20代頑張ろう。

30代...
この6年でめちゃ減った(笑)
人生で一番楽しい,体も元気,世の中のこともわかってきて何でも出来る30代の人達...が減ったね(笑)

それでは!恐ろしいことになってるかもしれませんが,
40代...
会場ほぼ全体でウォ〜〜〜〜!
ほとんど40代って感じになってます。
ある街では40代があまりに多いので41,42...と順番にやったら大顰蹙を買いましたが,やってみる?
別に真剣に考えなくてもサバ読んでもいいんだよ。でも後で「嘘ついちゃった」って落ち込むかも(笑)

(というわけで,ここで40代1年刻み年齢チェックになりました)

なんかすごい均等に分かれてるね。
40代は良い部分と大変な部分があって,例えば,家族でレストランに行って,お父さんはすごく張り切ってたんだ。料理が出てきて,子供達に「うまいか?」と話しても「ぅん...」そして子供たち食べ終わって,スマートフォン触りだして...
40代のお父さん,お母さん,大変だな〜って思ってね。

子供たちよ!お父さんとお母さんと今日この後一緒に食事行くかもしれないけど,たぶんつまんないと思う。
親と話してもね。
でも,楽しそうに「美味しいね〜」って,それだけで親は喜ぶんだから。
ね〜,親を大切にしてあげてよ。
40代大変なんだから,会社行っても大変,社会行っても大変,電車乗っても大変,いきなり刺されちゃったりするし...
なんか一言多いな〜,今日(笑)
40代頑張ろう〜〜!!
きついのはよくわかっている!

あ,そういえばさっき飛ばしちゃったけど,うちのバンドに30代が入ったんだ。
今日で4日目。4日目でいきなり最終日(笑)
去年の音源からキーボードとボーカルを抜いたのを渡して,1月からずっと練習して,40曲以上すべて譜面も見ず,全部覚えてくれました。
37歳,1974年生まれ,何月?11月,今度38になるんだね。
まだ髪も立ってるから,真っ黒に(笑)
そのうち立てようと思っても...
立てる髪があれば...
どうして今日は一言多いんだ(笑)
独身ですから,一応まだ結婚を考えてる相手もいないそうですし,独身の女性の方〜?
どうでしょう,ウチの肇。ピアノ上手ですよ〜
まだ性格よくわからないんですけど。
ひょっとして女性じゃないかもしれないんだけど,探してる人。
おそらく女性だよね,女性だそうです。
女性を探しています。どうでしょう〜,よろしくお願いします。

それでは,50代...
バンドの中で,50代以外座って下さい。
(町支さんに指さして)あ,君座わんなさいよ(笑)
バンドのメンバー見てても,心技体,今がまさに最高って時ですよね。
50代頑張ろう。

さて,本日のメインイベントがやって参りました。
60代の方...
(ここで町支さんに赤いスポットライトが)
いや〜,60代の方がこうやって頑張ってる姿見ると俺たち「若者」は本当に励みになるね。
こういう60代になりたいね。ブロンドだよ!
あんまり見ないよ。
ブロンドでギター弾いてブーツはいてチェーンなんかもついちゃって。
この60代がいたら君たち将来なんも心配ないでしょ。
そんな町支くんも40代で脳腫瘍を患いました。
でも問題ない!!
こんなに元気になってロックしてます!!
私はまだ50代ですから。若いんです(笑)
あと何ヶ月だっけ(笑)

さて,まとめちゃってすみません。
70歳以上の方...
いらっしゃい。
いつまでも一緒に音楽楽しみましょう。

それでは,めちゃめちゃ話が長くなった上に余計な事もいくつか言いましたけど,忘れてください(笑)

10歳未満も,70,80歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この歌は,父の歌であり,母の歌であり,息子達娘達の歌でもあります。
つまり,家族の歌です。

26 I am a father

(MC)
ツアーがスタートしたときはまさか2012年までやるとは思わなかったんですが,ブログにも今日書いたんですが,ON THE ROADというタイトルをつけたのが1982年,その年のお正月に武道館,当時は夢のような場所でコンサートを開いて,その年の春にスタートしたツアーからON THE ROADと名づけました。
その武道館に来てくれた人いるのかな?

今日っていろんなところから来てくれてるんでしょうね。
北海道,東北?東北ロッケン(六県)ロール?,北陸,信州,中部,関西近畿,チュ・ウ・ゴ・ク・地方〜,シ・コ・ク,九州,オキナワァ〜
なんか抜けてる,あっそうだ,関東〜。

今年でON THE ROADとタイトルつけて30年になります。
だいたいツアーをスタートしたのが70年代終わりくらいなんですけど,ON THE ROADという名前がついてひとつの形になった気がします。
ここまで支えてもらって,本当にありがとうございました。

センターステージ上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

なんと,この曲の途中(最後の方)で省吾が吹いていたブルースハープを客席に投げた!!!!
(後からのネット情報では,いったんスタッフに回収されてしまったそうですが,それはパニックを防ぐためだったそうで,後から受け取った人のところに戻されたそうです)

曲が終わって,バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後に残ったのはピアノの河内さん。

印象的なピアノのイントロが始まり...

28 家路

センターステージ上では河内さんと省吾が時々アイコンタクトをとりながら演奏している姿。
私の席からは後ろ姿だけではありましたが,まるで親子?兄弟?のようにお互いを見守り,信頼している様子が伝わってきました。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。
省吾を呼ぶ拍手は,自然発生的に会場全体での省吾コールに!

アンコール。

メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。
そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,アンコールの拍手は鳴り止まず...

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場。
星氏が登場して,指揮を始める。
演奏が始まると省吾が登場。

30 君が人生の時...

メンバーを見送って,省吾が最後に退場。
最後まで会場全体に手を振ってくれていました。

ここでスクリーンには
THANKS FOR COMING
WE'LL SEE YOU AGAIN

Shogo, the Musicians,
and the Tour Crew

でも,これで終わり...ではなかった!!!

会場内はアンコールの拍手,ショーゴコールが続いています。
そして,思いのほか早め?にスクリーンが消えてステージが明るくなり...

31 さよならの前に(アカペラ)

なんとステージ袖から出てきたと思ったら突然アカペラで歌い出しました。
軽くワンフレーズぐらいかと思っていたのですが,ダンスしながらほぼフルコーラスでした。
途中歌詞がとんだりあやふやになったりしてましたが,まさにこの状況にピッタリの歌詞で気持ちが伝わってくるようでした。

そして,センターステージ真上のミラーボールが回り始め...

32 ラストダンス

やはり最後はこの曲。
会場全体で大合唱となり,まさにファイナルという感じでした。

(終演 21:05頃)

そして終演のBGM「桜(Instrumental)」&アナウンス

スクリーンには
THANKS FOR COMING
WE'LL SEE YOU AGAIN

Shogo, the Musicians,
and the Tour Crew

4時間5分!!
時間を見てもびっくりですが,時間が長いとか短いとかはもうどうでもよく,とにかくこれまでで最高のステージだったと思います。

こんな文章じゃとても伝えきれませんが,最後まで拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました。

チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2014/12/02