ON THE ROAD 2011

2011-10-29 さいたまスーパーアリーナ

とうとうON THE ROAD 2011もファイナルを迎えようとしています。
今日,明日で最後かと思うと,楽しみではあるけど寂しい気持ちも。

※そんな中,震災で延期になっていた宮城の日程が発表されました。
 来年2012年5月19日(土),20日(日)です。
 

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

いつものように中央道高速バスで新宿に向かいます。
途中の双葉SAからは富士山が綺麗に見えました
富士山
新宿から埼京線,宇都宮線経由で会場に到着! さいたまスーパーアリーナ
ツアートラック@さいたま ツアートラック
No. 曲名

開場予定時刻の16:30になってもなかなか開場しません。
係員の人は演出上の都合で...と説明していましたが,おそらくこれは決まり文句なんでしょうね。
16:45にようやく開場。
そして開演もちょっとだけ遅れました。
18:06頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:09頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。
この映像で会場のボルテージが一気に上がる。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
今回私は400レベル(4階席)でしたが,ほぼ5階席といってもいいぐらいの座席。
傾斜も急で,席に着いたときは結構こわごわという感じだったのですが,いざ始まってしまうと,周りに率先してジャンプしてました(笑)
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello さいたま!今夜気分はどうだい!!

4 独立記念日

"High School Jail♪"のところでは,町支さんと見つめ合うように(?)コーラス。
2コーラス目では長田さんと肩を寄せて"High School Jail♪"

(MC)
今日はコンサートに来てくれてありがとう!
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!
ドラムス!埼玉が生んだスーパードラマー!小田原豊!!
このバンドのハートビート,鼓動です。

ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!
 トロンボーン,清岡太郎
 トランペット,佐々木史郎
 サキソフォン,Uko!

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像。

(MC)
今日は2011年10月29日の土曜日。
去年の今頃は,今年のコンサートの準備をしていました。
その時は,35年目の節目のツアーになるんだと思っていましたが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。
今日は皆さんに元気になってもらえるように,リフレッシュしてもらえるように,スタッフ,ミュージシャン,ベストを尽くして良いステージにしたいと思います。
最後までどうかよろしく。

6 光と影の季節
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
省吾は腕組みしてそれを聴きながらウンウンとうなずく仕草。
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後にMoney makes the world Crazy!
そして,一回,ジャン!
省吾はじっとしている。
暫くためて,ギターを大きく振り下ろして,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
ありがとう!
さいたまスーパーアリーナ,2005年以来,6年ぶりに帰ってきました。
ここではじめて演ったのは,2001年,MY FIRST LOVEが出たときで,次が2005年...じゃないね(笑)
2001年はSAVE OUR SHIPだった。
その次の2005年がMY FIRST LOVE。
そして今回は...
オリジナルアルバムはありません。
ということは,選曲が自由です。
ヒット曲も無いのでもっと自由です(笑)
今日は古い曲をたくさん演ろうと思います。

次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから

9 風を感じて
(MC)
今日も長いコンサートになります。
そろそろ腰掛けられてはいかがでしょうか。

このスーパーアリーナの空間に流れている素晴らしいシンセサイザーを弾いているのは,福田裕彦。
では,皆さん,大きく息を吸って,冥想してみましょう...寝ないように(笑)

ここからはスローなバラードを何曲か演奏します。
ツアーサイトで1ヶ月に1回ぐらい必ず書き込まれるのが,
『ハードな曲はいいけど,スローな曲は大きな声で歌わないで下さい』
って隣の客に文句を言うという話。
今からスローな曲を演奏します。
どうか心の中で口ずさんで下さい。

10 君の名を呼ぶ
11 あれから二人
ファイナルの地で新アレンジ?省吾のアコースティックギター弾き語り風にスタート。
途中からバンドやストリングスの音が重なっていく感じ。これもいい!
と思って聴いていたのですが...
(MC)
コンサートではいろんなことが起きますが,この曲でピアノの音が出なくなりました。
でも,そのおかげで?今ツアー初めてのアコースティックギターバージョンになりました。
しかし,突然のことで,「重ねた唇」を「束ねた唇」と歌ってしまいました。
いかに普通を装いながら,動揺していたか(笑)

もう一回やろうか。
最初から,ON THE ROADからやろうか。
嘘だよ(笑)さすがにそれは無理。

アコースティックバージョンで,「束ねた唇」って歌っちゃったし,キスするのに束ねるって無いよね。
それでは,ピアノバージョンで...

11-2 あれから二人
※後から思い出すと,君の名を呼ぶの最後の方でピアノの音がおかしくなっていたような気もします。
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
いろんな音楽がありますが,今回はせっかく全国のアリーナを回るので,素晴らしいミュージシャンの奏でる楽器の音を聞いてもらうというコンセプトで集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,ロック,ジャズ,クラシック等の音を一つにまとめてくれました。音楽監督,星勝!

星さんがステージに登場し,省吾とがっちり握手?いや,グータッチ?
400レベルからはよく見えません(笑)

さて,ここから3曲,星さんと一緒に演奏します。
3.11の震災で被災された方たち,そしてこの国自身に哀悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。

星氏の指揮で,

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。曲の前の「哀悼」という言葉と重なって涙が出てきます。
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....

15 A NEW STYLE WAR

ススクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれ,核弾頭のイメージです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,東京のきらびやかな夜景と対比するように干からびた大地,等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。
ステージサイド付近で,脱いだコートを使ってSaxの古村さんと闘牛のようなやりとりも。
あと,前半戦では間奏のメロディに合わせてウォ〜ウォ〜ウォ〜〜♪とシャウトしていましたが,長野以降の後半戦からは,メロディにのせずに,ウォ〜〜〜〜〜と叫ぶようになりました。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
1986年,今から25年前,俺は33歳,この歌を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
今日集まってくれた人達のほとんどは,80年代半ばは学生か社会人になりたてだった時代だと思います。
戦後40年,80年代はJapan as No.1なんておだてられ,アメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた鼻息の荒い時代でした。
しかしその中で日本人の良いところ,慎ましさ,謙虚さ,勤勉さ等も失われた気がします。
そして90年代に入り,バブルは崩壊し,あっというまに10年が失われました。
21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして今年3.11...
おそらく戦後,俺たちが暮らしてきた中でもっとも困難な時期にこの国はあると思います。
これを教訓にして次の世代に良い未来を残せるのか,それはまさに俺たちに問われていることだと思う。
25年前に問いかけたあの言葉は,また違った意味で返ってきました。

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は,Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。

拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「俺は何故か今スウェーデンにいます。川の向こうはデンマークです。今日は2010年8月○○日。日本の夏は暑かったですが,こちらはもう肌寒いです。今年前半を振り返ると,冬季オリンピック,ワールドカップ,デンマークでは大きな声で言えませんでしたが,ここでは言えます。デンマークに勝ちました。あとは,鳩山政権から菅さんになって...って俺は話しますが,君たちは2011年10月29日,さいたまスーパーアリーナにいるんだよね。俺はそれより1年前の世界にいるんだけど,一つだけ確かなことは,俺は2011年10月29日まで元気にロックをやってて,これからセンターステージで盛り上がる。ピース!」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

バンドメンバーをセンターステージを見送りながら,雨上がりのブルースを半分ぐらいアドリブで歌って,省吾もセンターステージへ。

君たちも歌える?

センターステージに到着して,
ブラスバンドトリオに大きな拍手を!

そういえば6年前こんなことやったよなぁ。
(5階席に向かって)
お〜〜い!
上の方はちょっと遅れてくるんだよね。

ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
レッツゴー!

23 ラストショー

会場全体でお手振りワイパーダンス。
時折省吾が止めて頭上での手拍子に変わったり。
お手振りさせっぱなしでなく,細かくコントロールしているようでした。

24 モノクロームの虹
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!

(MC)
じゃぁ,ウェーブをやるよ。何故かブラジルカラー(黄色)の君たちから!
右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ!

省吾もウェーブを追いかけながらセンターステージをぐるぐる走り回る。

ウェーブの後に,指を3本立てて,
さぁ,3times!
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!

今年は猛暑,節電,台風を乗り越えて,今日は本当に祝福されたような天気だよね。
ブログのサイト,じゃなくサイトのブログ(笑)で,
『旦那が急に出勤で来れなくなって,仕事が終わったら途中からでもいいから来て』
って書込みがあったけど,旦那いる?

会場シーーーン

17000人の中じゃわからないかもしれないけど,来てないのかな?

さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。
あれから6年,どうなってるんだろう。

10歳未満...
パパとママにありがとう〜♪
Happy Birthdayを1コーラスアカペラで歌ってくれました。

10代...
月曜日学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。
世代的に校長先生ぐらいしか知らないかもしれないけど。
そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。
少子化で今はそんなにいないかもしれないけど。
でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。

20代...
今20代が一番辛い時期だからね。
体は大人なのに経験が少ないし,先も長くて将来も不安で。
でも,すぐに楽になるからね。

30代...
明らかに減った(笑)
でも元気はいいよね。
30代は人生の華です。
頭脳も心も大人だけど,体はまだ若い。
今のうちにやりたいことをやって下さい。

それでは!恐ろしいことになってるかもしれませんが,
40代...
会場ほぼ全体でウォ〜〜〜〜!
30代!
40代!
総数は変わってないね。
じゃぁ,細かくいってみよう。
はい,40,41,....49
(1歳きざみのチェック)
まんべんなくいるね(笑)

10歳未満,10代の人達の未来はあなた達にかかっています。
って無茶苦茶責任を振ってますが。
それぞれが自分の出来ることをそれぞれの場所で頑張って下さい。よろしく!

50代...
まだまだ俺たちやれるよね!
現役バリバリですから。
これまでに得たスキルを次の世代に繋げていくのが50代の役目です。
ちゃんとスキル繋げてる?古村君俺の話聞いてないの?
残念だったね。ヤクルト。

60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは俺たち「若い」世代にとって本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
シングルマザーの方はI am a motherと歌って下さい。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,家族の絆の歌です。

26 I am a father

(MC)
さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
音楽を通じて,いろんな時間を共有できて,応援してくれたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

28 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。

省吾を呼ぶ拍手は,自然発生的に会場全体での省吾コールに!

メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。
そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,アンコールの拍手は鳴り止まず...

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場!
続いて星氏も登場。

星勝氏の指揮がはじまると会場が静かに...
そして演奏が始まると省吾も登場。

30 君が人生の時...

(終演 21:57頃)

BGM"桜 (Instrumental)",そして終演のアナウンス。

余韻に浸りながら会場を後に... 余韻
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/11/06