ON THE ROAD 2011

2011-10-09 大阪城ホール

大阪城ホール2日目!
これまでの経緯から,自分勝手に因縁めいたものを一方的に感じている大阪城ホールですが,今年は問題無く2Days無事参加できました。
それでも完璧というわけではなく,こんなときに限って風邪...
これは因縁は関係なく,単なる季節の変わり目の自己管理が出来てないだけですが(笑)

いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

大阪城ホールとアクアライナー 大阪城ホール
ツアートラック@大阪 ツアートラック(その1)ツアートラック(その2)
No. 曲名

開演はほぼ定刻。
16:29頃にいつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(16:32頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。
この映像で会場のボルテージが一気に上がる。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello Osaka!今夜気分はどうだい!!

4 独立記念日

(MC)
今日はコンサートに来てくれてありがとう!
大阪4日目(前半戦と合わせて),今日が大阪城ホール最終日です。
いい夜にしたいと思います。最後までどうかよろしく!

叫んでみるかい?
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!

ここでホーンセクションを紹介します。大きな拍手を!
 トロンボーン,清岡太郎
 トランペット,佐々木史郎
 サキソフォン,Uko!

5 反抗期

スクリーンにはON THE ROAD '83で赤いシャツを着て反抗期を演奏する映像。
後半ではマイクスタンドを持って何度も大きく振り回します。
最後に指を2本立てて,2回やるよという仕草。
そして,ウォ〜イェ〜〜〜2連発。

(MC)
今日は2011年10月9日...だよね。日曜日...だよね。
最近は曜日感覚がなくて(笑)

去年の今頃は,来年,つまり今年のコンサートの準備をしていました。
その時は,35周年の大きな節目として意気込んでましたが,3.11をもって全く意味の違うツアーになりました。
今日は皆さんに元気になってもらえるように,リフレッシュしてもらえるように,スタッフ,ミュージシャン,ベストを尽くして良いステージにしたいと思います。
最後までどうかよろしく。

6 光と影の季節
7 Thank you

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
省吾はギターを女性に見立てて,※※※のような艶めかしい仕草。
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後にMoney makes the world Crazy!
そして,一回,ジャン!
省吾は会場を静かに見渡す。
会場からはよりいっそう大きな拍手!
暫くためて,ギターを大きく振り下ろして,ジャン,ジャ〜ン。
指を3本立てて,3回やるよという仕草。
ウォ〜イェ〜〜〜3連発。
(MC)
ありがとう!
やっと良い季節になってきました。まだ暑い?
今年は,猛暑と節電と台風を乗り越えて,やっとここに来たって感じだよね。

今回のアリーナツアーは新曲の入った新しいアルバムは無く,ヒット曲も無いので,選曲がフリーです。
秋の大収穫祭,カボチャ,タマネギ,トマトなどのように,古い曲もいっぱい演ろうと思います。

次は1979年,「君が人生の時・・・」というアルバムから

9 風を感じて
(MC)
この空間に流れている素晴らしいシンセサイザーを弾いているのは,プロフェッサー福田裕彦。
今日はいつものように長いコンサートになりますよ。
そろそろ腰掛けて下さい。

ここからはスローなバラードを何曲か演奏します。

10 片想い
11 あれから二人
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
初めての人,ずっと一緒にやってる人,それぞれすばらしいミュージシャン達と一緒にステージを続けられて幸せだなぁと感じています。ありがとう。
今回は素晴らしいミュージシャンの奏でる楽器の音を聞いてもらうというのが一つのコンセプトです。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,これらの音を一つにまとめてくれました。
音楽監督,星勝!

星氏が登場して,省吾とがっちりと握手。

つい2〜3日前,気仙沼の友人から電話が掛かってきて,
"瓦礫とかはだいぶ片付いたけど,まだ全然復興できていません。でも,ニュース等では福島の原発の方の話ばかりになってきて,私たちの方には取材も来なくなった。物は手に入るようになったけど,気持ちが離れていくようでさびしい。"
と話していました。

さて,ここから3曲,星さんと一緒に演奏します。
3.11の震災で被災された方たち,今も戦っておられる方たち,そしてこの国自身に哀悼の気持ちを込めて演奏したいと思います。

12 PAIN
スクリーン,というか背景には静かな街(住宅街)の夜のシルエット。曲の前の「哀悼」という言葉と重なって涙が出てきます。
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....
そこに救急車のサイレンやクラクションのような音が重なって,

15 MY HOMETOWN

スクリーンには,遠くに見える都市のビル群に向けられた銀色の巨大な筒状の物体が...
そう,アルバム"Promised Land 〜約束の地"のジャケットで省吾の背後にあるアレ(核弾頭のイメージ)です。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,東京のきらびやかな夜景と対比するように干からびた大地,等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで振り回す。
ステージサイド付近で,脱いだコートを使ってSaxの古村さんと闘牛のようなやりとりも。
あと,前半戦では間奏のメロディに合わせてウォ〜ウォ〜ウォ〜〜♪とシャウトしていましたが,長野以降の後半戦からは,メロディにのせずに,ウォ〜〜〜〜〜と叫ぶようになりました。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
1986年,今から25年前,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
おそらくこの会場に来ているほとんどの人はこの曲が出来たときは学生か社会人になりたてだったと思う。
日本は戦後40年,バブル経済が突き進んでいくような時代でした。
Japan as No.1なんて言葉もあった。
金の臭いに敏感で,日本はアメリカを抜いて世界一の経済大国になろうとしていた。
鼻息の荒い時代でした。
そんな時代に君たちは社会に出て大人の仲間入りをした。
しかしそれからすぐ,90年代,バブルは崩壊し,あっというまに10年が失われた。
21世紀になり,明るい未来を期待していたら,今度は9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして今年3.11...
おそらく,戦後もっとも困難な時期だと思う。
これを教訓にして子供達に新しい未来を提供できるのか,そんなことを考えなくてはいけない2011年になったと思います。
25年前,自分自身に問いかけた言葉は,当時とはまた別の深い意味をもって帰ってきました。

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

その言葉は,Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「今俺は,かなり生まれたところを遠く離れたところにいます。今日は2010年9月○○日。まだ東京は真夏だね。テレビではパキスタンの洪水のニュースをやっていて,地球温暖化を切実に感じた夏だったなと思います。でも俺は今とても寒いところにいます。ところで,今これを見ている皆さんは,2011年10月9日の世界にいるんだよね。大阪城ホールでこれからセンターステージなんだね。盛り上がっていこう!ピース!」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

バンドメンバーをセンターステージを見送り,雨上がりのブルースを半分ぐらいアドリブで歌いながら省吾もセンターステージへ。

センターステージに到着して,
ホーンセクションに大きな拍手を!

指を4本立てて,
さぁ,4times!
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!
いいねぇ〜〜,レッツゴー!〜!

23 ラストショー

会場全体でお手振りワイパーダンス。
時折省吾が止めて頭上での手拍子に変わったり。
お手振りさせっぱなしでなく,細かくコントロールしているようでした。

24 モノクロームの虹
25 君がいるところがMy sweet home

ここで会場全体でウェーブ!!
(MC)
じゃぁ,ウェーブをやるよ。君から!
右回りでウォ〜〜〜〜サカってやるんだよ!ウォ〜〜サカだよ!
省吾もウェーブを追いかけながらセンターステージをぐるぐる走り回る。
終わった後,
さぁ,3times!
ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!ウォ〜イェ〜〜〜!

ウェーブやりながらウォ〜〜サカは無理があったね。
どこから"サカ"になっていいかわからないよね(笑)
もう一回やってみます。音楽抜きで,どうなるのか?
ウォ〜〜サカだよ!
せーの,
ウォ〜〜〜〜〜〜〜〜(サカは結局出てこず)
大失敗(笑)

(ここで野球ネタ)
ところで,阪神はまだチャンス有るよね。
古村君はヤクルトファンで,町支君は広島出身なのに巨人ファンで。
会場からBoooooo〜〜〜!
ここでピアノの小島さん(西宮出身)がアドリブ(?)で六甲おろしをちょろっと弾くと,会場全体で六甲おろし大合唱になってしまいました!
省吾もあきらめて,"声が小さい!"と逆に煽ってました。

俺は阪神に言いたいことがある。
♪わ〜らにまみれてよ〜育てた...♪
("達者でな" by 三橋美智也)

うちで育てた選手をみんな持って行って,広島は阪神の3Aじゃないんだよ。
やっぱりお金?
古村だってさぁ,もしいまのお金の10倍でEストリートバンドにさそわれたらどうする?
どういうことか説明すると...音楽の時間です(笑)
ブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンドっていうのがあって,そこにクラレンス・クレモンズという天才SAX奏者がいたんだけど,今年62〜3ぐらいで亡くなったんですね。
SAX奏者はたくさんいるけど,ロックを出来る人って少ないんです。
古村もEストリートバンドに行ったら活躍するだろうな。
でも一つ問題があって,何歌ってるかわからないよ。

で,何の話だっけ。広島は3Aじゃない,って話じゃ無く,
いよいよ避けては通れない時間が来ました。
これから永遠に,白髪が増えるまで...ってもう十分白髪なんだけど。

10歳未満...
いらっしゃい。
かわいいね。5匹ぐらい連れて帰りたいよね。

この子達が大きくなったときに日本が良い環境になっているように頑張らないといけないのは俺たちです!
この子達が俺の歳になることは俺はもういませんが。

10代...
ずいぶん増えたね。
明日は休みですが,明後日学校に戻ったら,みんな知らないと思うけど,「浜田省吾のコンサート良かったぜ」っていうんだよ。
校長先生ぐらいしか知らないかもしれないけど。
そして今度こそ次回は32人のクラスメイトを連れてくるように。
でも,次回やるときは君たち卒業してたりして。

20代...
今20代が一番辛い時期だからね。
体は大人なのに経験が少ないし,先も長くて将来も不安で。
でも,すぐに楽になるからね。
あとはだらだら過ぎていくだけだから(笑)

30代...
かなり減ったね。
頭脳も心も大人です。
なんでも自分の責任でやりたいことが出来ます。
頑張って下さい。

それでは!40代!
イェ〜〜〜
40代!
イェ〜〜〜
ほとんど40代!
会場ほぼ全体でウォ〜〜〜〜!
そうか,J.BOYのときにも話したけど,君たちは当時大学生か高校生だったんだ。
あれから社会の荒波を乗り越えて生きてきたんだね〜〜。

50代...
まだまだ俺たち現役です。
町支君なんか来年還暦だからね。俺もだけど。

60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。。

26 I am a father

(MC)
さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
音楽を通じて,いろんな時間を共有できて,応援してくれたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

27 路地裏の少年

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

28 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。

省吾を呼ぶ拍手は,自然発生的に会場全体での省吾コールに!

メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。
そしてそれぞれのポジションに戻って...

29 日はまた昇る

メンバー全員退場するが,アンコールの拍手は鳴り止まず...

ステージが明るくなってバンドメンバー再登場!
続いて星氏も登場。

星勝氏の指揮がはじまると会場が静かに...
そして演奏が始まると省吾も登場。

30 君が人生の時...

(終演 20:16頃)

BGM"桜 (Instrumental)",そして終演のアナウンス。

余韻に浸りながら会場を後に... 終演後...
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/10/12