ON THE ROAD 2011

2011-07-16 北海道立総合体育センター"北海きたえ〜る"メインアリーナ

とうとう北の大地まで足をのばしてしまいました。
ON THE ROAD 2011 7回目の参加,私にとっては前半戦最終日です。

実はうれしはずかし,生まれて初めての北海道上陸(*^O^*)。
当日は生憎の雨でしたが,じめじめした感じではなく,さわやかな涼しさを感じました。
普段生活している場所とは全く違います。

さて...いつもの通り,MC等はうろおぼえ。
省吾の言葉そのままではありません。
...というか,興奮しすぎてほとんど思い出せません。
セットリスト等,ネット情報でカンニングしながら思い出して書いています(笑)
これまでのレポートをベースに追記修正しながら書いているので内容は徐々に充実していってると思うのですが,それと同時に記憶がごちゃ混ぜに...
間違い等があればご指摘ください。m(_ _)m

6:49
いつものように高速バスで出発

<< 途中省略(^^; >>

名古屋で名鉄に乗り換えて,
名鉄名古屋駅
着いた所は中部国際空港

せ.せんとらるじゃぱん?
そういえばJR東海もJR-Centralだそうで。
名古屋は日本の中心か??
ChubuかTokonameでいいやん(笑)
せんとらるじゃぱん(笑)
11:10発 JL3105便に乗って JL3105
北の大地に向かいます 飛行中
新千歳空港に着いたら生憎の雨... 雨の新千歳空港
JR快速エアポートに乗って JR新千歳空港駅
14:25
やっと札幌に到着!
札幌駅
そして,地下鉄に乗って
"北海きたえ〜る(Kitayell)"へ
北海きたえ〜る
正式名称は
"北海道立総合体育センター"
北海道立総合体育センター
当日は雨でしたが,地下鉄から直結で雨に濡れること無く入場できます

こんな風に写真を撮ったりしなければ...
雨の札幌
ツアトラ2011バージョン@札幌 ツアトラ(開演前)
No. 曲名
ちょっと早めの16:50頃に開場しました。
開演はほぼ定刻。
会場の時計でちょうど18:00
いつもの開演前BGM "IN MY LIFE" (The Beatles)で会場が盛り上がりはじめる。

そしていよいよ開演(18:02頃)

ステージ前にはLEDスクリーンが降りている。
スクリーンには黒地に
"SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011"
"The Lastweekend"
右側に省吾のシルエット。


画像は記憶に基づくイメージです。
チケット画像等を加工して作成しました。

ゴ〜ン,ゴ〜〜ンと鐘の音が鳴り響き,この文字が徐々に大きくなりながら...


画像は...上と同じく記憶に基づくイメージです。


J.BOYのリミックスバージョンでスタート。
ウォーーウォウォー!
この時のワクワク感は尋常ではない!!
映像はうまく説明できないけど,CGっぽい都市の風景やこれまでのアルバムタイトルが描かれたコンテナなどがめまぐるしく動き回る。

最後の方で,最後の方で,今回のツアーロゴが描かれたトレーラー(浜田島グッズのような)が右から左へ何台も走り去っていき...

そして,アメリカっぽい荒野の一本道になって...
スクリーンが上がり,

1 ON THE ROAD

イェ〜〜〜〜〜〜〜ィ!!

2 この夜に乾杯!

省吾が客席に背を向けて,客席をバックに歌いまくる生映像がかっこいい。

(MC)
サキソフォン,古村敏比古!

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

Jump!Jump!と客席を煽る。
省吾もぴょんぴょん飛び跳ねて元気いっぱい。

(MC)
Hello!北海道札幌City!,今夜気分はどうだい!!

4 恋は魔法さ

「また会えるかと聞いたら♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「今夜どこかつれだして〜♪」

スクリーンにはライブ映像と神戸の夜景等。
最後の方で阪神大震災の映像,そしてそこからに徐々に復興していく様子。

(MC)
今日は雨の中コンサートに来てくれてありがとう!
感謝してます。
いい夜,いい時間にしたいと思います。
最後までどうかよろしく!

ここでホーンセクションの紹介。

5 さよならゲーム

(MC)
今日は2011年7月16日土曜日。
3.11以来,日本中が少し鬱状態というか,皆さんもいろんな悲しみや怒り,ネガティブな気持ちが続いていると思います。
今日のチケットを買うときも,会場に来るときもいつもとは違う気持ちだったと思います。
今日は,そういったネガティブな気分を束の間忘れて吹き飛ばす...というのではなく,そのような痛みをかかえた上で明日からそれらと戦っていける英気を養っていけるように,元気になってもらえるように,いいステージやりたいと思います。
最後までどうかよろしく。

今日,札幌以外から来てくれた人はどれぐらいいるのかな?
仙台が見送りになったので,遠くから来てくれている人がいると聞いております。
皆さんが楽しんでもらえるよう,精一杯がんばります。

6 悲しみは雪のように
7 MY OLD 50'S GUITER

Emptiness まるで マイナーブルース
Loneliness まるで マイナーブルース
Restless heart まるで マイナーブルース
の英語のところを
"むなしさ","さみしさ","せつなさ",と日本語に変えて歌ってました。

最後のギターソロで,
ギター!長田進!
そして,そのギターソロを引き継ぐように
ギター!町支寛二!

Money makes the world Crazy!
8 MONEY
「次の朝バッグを♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「かかえて出て行く〜♪」
「奴は自分の夢 俺に背負わせて♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「心ごまかしているのさ〜♪」
「あの時彼女やこう喘ぎ続ける♪」
"Hey,Ladies"
男女問わず会場全体(?)で「愛してる,愛してる,もっともぉっと〜〜♪」
省吾は腕組みしてそれを聴きながらウンウンとうなずく仕草。
「だけど夕べどこかの金持ちの男と♪」でマイクを客席に向けて,
会場全体で「町を出て行った〜♪」
爆破したい〜の後のシャウトは会場全体でウォ〜〜〜〜!
最後に,Money makes me, Money makes this country, Money makes the world Crazy!
最後に一回,ジャン!で暫くためて,ジャン,ジャ〜ン。
ウォ〜イェ〜〜〜4連発。
(MC)
アリーナは6年前の真駒内以来ですね。久しぶりです!
今日は長〜いコンサートになりますよ〜。
ですから...もう座っている人もいますが(笑),ちょっと腰掛けて下さい。
アリーナのツアーはオリジナルアルバムを作ってからやるんですが,今回はありません。
ニューアルバムを製作するか,ツアーをやるか,2つの選択があったんですが,ニューアルバムを作ると次のツアーは俺と町支君が年代別調査で次の世代に行ってしまうので,50代のうちにやりたくて,戻ってきました。
というわけで,選曲に制約が無いので,ファーストアルバムから最新まで何をやってもいい,自由です。
次は70年代以降はツアーの選曲に入っていなかった曲です。
アルバム「イルミネーション」から。
9 涙あふれて
途中で,省吾が"Hey!両手上げて!"と,この曲も会場全体ワイパーお手振りになってしまいました。
(MC)
美しいシンセの音色は,福田裕彦。

俺のアリーナツアーは,コンサートというか,イベントですから,人の迷惑にならないように,自由に楽しんで下さい。
長いコンサートになるんで,例えば夫婦で来てて,
「あなた,おなかすかない?」
「そうだね,地下鉄ですすきの辺りに何か食べに行こうか」
で,ワインなんかも飲んで,
「ちょっと酔ったし,少し休んでいく?」
なんてね。
「いや,5分ですむから大丈夫」
「せめて10分は休みましょうよ」
(省吾は頭ポリポリ)
そして5分か10分の休憩が終わって戻ってきても,まだやってますから。
こうしなきゃいけないとか,ありませんから自由に楽しんで下さい。
でも,俺がジャンプしてって言ったら必ずジャンプして,両手上げてって言ったら手をあげるんだよ。
じゃぁ自由じゃねぇじゃねぇか(笑)

次は昔のバラードを2曲続けて演ります。
おそらく,曲のタイトルを言わなくても知っている曲だと思います。

10 片想い
11 もうひとつの土曜日
(MC)
今回は22人の日本を代表するすばらしいミュージシャンに集まっていただきました!
皆さんが日頃聴いている音楽は,最近はほとんどコンピュータを使ったものだと思いますが,今回はせっかく全国を回るので,ぜひ生の演奏を聴いてもらいたいと思い,こうして集まってもらいました。

ここでストリングスセクションを一人一人紹介。

そして,今回の音楽監督,星勝!

ここから3曲,素晴らしいアレンジの曲を聴いてもらいます。
1979年のアルバムのタイトルソング,続いてインストルメンタルで...

星氏の指揮で,

12 君が人生の時...
13 BLOODLINE - フェンスの向こうの星条旗(Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊,ストリング隊のコラボレーション。

スクリーンには青空の中に原爆や戦闘機等の兵器のシルエット。これがアメリカと旧ソ連の国旗に変わっていく。
国会議事堂やパルテノン神殿?等のシルエットも。
最後には扉が開いて省吾?のシルエット。

14 我が心のマリア (Instrumental)
バンドメンバーとホーン隊は一時退場。
ストリングスのみの演奏。

スクリーンには冬の海辺?を歩く省吾。
緑ががかったモノクロっぽい映像。

このインストルメンタルの間にトイレ休憩に出る人多数...
ということはなく,今回は少なかった。
この素晴らしい演奏を聴かなきゃもったいない!

静かなインストルメンタルの後に,ヘリの爆音がバリバリバリ.....

15 A NEW STYLE WAR

スクリーンには銀色の巨大な筒状の物体が海岸に。
そう,アルバム"Promised Land"のジャケットの背景にある,あれ,核弾頭のイメージです。

16 裸の王達

スクリーンには燃やされる森,煙を吐く工場,夜の車の列等...

17 詩人の鐘

スクリーンには歌詞の英訳,中文訳等がめまぐるしく動き回る。
省吾は着ていたコートを歌いながら脱いで激しく振り回す。

18 Theme of Father's Son - 遙かなる我が家
19 RISING SUN - 風の勲章

RISING SUNは,最新DVDのバージョン(Acoustic Version 2010)と元のバージョンを組み合わせた感じ。
イントロ部分はさらにストリングスを強調した感じ?
バックの映像(手書き風アニメーション)が印象的。
うまく説明できませんが,戦後復興からの実写映像と合わせて,復興,成長,そして世代を繋いでいく,という感じでしょうか。

(MC)
今から25年前,1986年,当時33歳のときにこの曲を作りました。
(スクリーンにはJ.BOYの文字とレコードジャケットの写真)
戦後に生まれて,欧米文化の中で育って,ジャパニーズボーイなのか,日本の少年とも言えない曖昧なアイデンティティ,そしてナイーブで体だけは大きく育った子供のようなこの国を自嘲気味にJ.BOYと名付けました。
しかし,皮肉なことにそれから暫くしてJRとかJTとかJリーグとか,いろんなJがあふれましたが,本来の意味はネガティブな気持ちで名付けたJ.BOYです。
当時日本はバブルの真っ最中でアメリカを追い越す勢いで,Japan as No.1とも言われた。
しかし,バブルは崩壊し,それと同時に日本人が持っていた慎ましさ,謙虚さ,勤勉さ等は薄れてしまった。
21世紀に入り,立ち直るのかと思ったら,9.11のテロ,世界同時金融危機でさらに10年が失われました。
そして2011年3月11日...あの悲劇は起こった。
おそらく,日本は戦後最大の困難な時期だと思います。
これを乗り越えて,次の世代に新しいビジョンを示せるのか,25年前に自分に問いかけたあの言葉は,本当の意味で自分に返ってきました。

それは...

ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!ウォーーウォウォー!
(客席との掛け合い)

そう,その言葉は...Show me your way, J.BOY.

20 J.BOY
21 僕と彼女と週末に
22 愛の世代の前に
A NEW STYLE WARからここまでは息をつく間もないという感じ,圧巻!
"僕と彼女と週末に"では涙をこらえきれません。
ここでいったんメンバーは退場。
拍手やアンコールコールがしばらく続いたあと,外国語のラジオニュースみたいなものが流れる。
英語,スペイン語,日本語も。
そして,スクリーンにはカウントダウンが
3,2,1....
映像のタイトルは"SHOGO HAMADA ON THE ROAD TIME MACHINE"
スクリーンに省吾登場。
「今日は2011年2月○○日。俺はアメリカの田舎町にコンサートのための映像を撮影しに来ています。まだ時差ボケがとれず,夜中に見るテレビニュースではリビアの内戦のことを伝えています。カダフィ大佐が失脚するかどうかなんて言われていますが,これを見ている君たちはおそらくその結果を知ってるんだよね。なぜなら,君たちは7月16日,北海きたえーるにいるんだよね。ということは,俺もコンサートやってて2011年前半最後の都市,札幌でセンターステージに向かってさらに盛り上がろうという瞬間なんだね。」

そして,ステージにメンバー登場。
メインステージの下からスルスルと伸びてきた花道を通ってセンターステージへ。
移動中のBGMはホーン隊3人による生演奏で「雨上がりのぶるーす

さぁ〜!ここからは君たちが主役,リードシンガーです。
センターステージに行くぜ!

センターステージに到着して,

テレキャスター!1952モデル,ずいぶん長いことやってるね。
じゃぁ叫んでみるか!ウォーイェーー!!
オーケー!レッツゴー!

23 光と影の季節
24 終りなき疾走
25 君がいるところがMy sweet home

(MC)
じゃぁ,真駒内以来6年ぶり,ここでは初めてのウェーブをやりたいと思います。
きらきらしたシャツの君からスタート!
右回りでウォ〜〜〜〜ってやるんだよ!

さて,いよいよ避けては通れない時間が来ました。
MY FIRST LOVEのDVD見た?
あれで,センターステージで「これからもずっとやり続けます」って言ってしまったので。

10歳未満...
パパとママにありがとうだね。
無理矢理連れてこられたの?
自分で来たいっていったの?そうじゃない(笑)

10代...
ずいぶん増えたね。
あのDVDでクラスメイト32人連れてくるように言ったのに。
でも,今はクラスに32人もいないんだね。俺たちの時は50人ぐらいいたけど。
君たちが俺の年齢になる頃,俺はもういません(笑)

20代...
20代も増えたね。嬉しいなぁ。
みんなルックス良くなってるね。札幌だけ?
こんなこと言うと,またブログに書かれちゃう。内緒!

それでは,20代!
あれ?さっきやったよね。混乱してきちゃった。
すぐ人のミスで喜ぶ〜。
まだやばくなってきてるわけじゃないからね。まだ大丈夫だから。"さっきなんて言ったけ〜"なんて。

では,青春まっただ中,30代...
元気はいいけど相当減ったね。ということは次に行った人が相当多いんだね。

では,もう青春終わっちゃったって感じの40代...
(30代と合わせて)絶対数は変わってないね。いいことだ。
なんかみんなまだ青春だね!

この30代40代50代は社会の中核ですから,それぞれの持ち場で自分が出来ることを精一杯やりましょう。
がんばろうね!

それでは!って50代もうやったっけ?
ほんとにやばいぜ俺(笑)やばいやばい。

50代...
めちゃくちゃ増えたね。
そういうことになってるんだね。まだまだ現役ですから!

それでは,60代以上の方...
年上の方々が元気で頑張ってくれていることは本当に励みになります。

次の曲は10歳未満も,60歳以上の方も,心を一つにして歌いたいと思います。
この曲は父親の歌であり,母親の歌であり,子供達の歌でもあり...
つまり,すべての家族ための歌です。

26 I am a father

知ってるよね?ラストショーだよ!

27 ラストショー
この曲から,メインステージにホーン隊とストリングスが登場し,演奏を始める。
ホーン隊もいろいろ振り付けありでした。

恒例の会場全体でお手振りワイパー状態。

タンバリンが壊れて,頭に当てながら,

(MC)
タンバリンがこんなことになっちゃった。カチューシャ。
ほら,きっとブログに書くんだよ。今日のハマショーアホだったぜとか(笑)
絶対書く奴いるんだよ。でも書いたら終わりだからな!
(辞任した某復興担当大臣のこと?)

さて,1976年にソロデビューして今年で35年目なんです。
初めてコンサートツアー...とは言えないか。
車に生ギターとか積んで北海道の居酒屋とか回りました。
みんなに支えられてきたことに感謝しています。
みんなの人生というドラマのサウンドトラックの何曲かに自分の曲を使ってもらえて,いろんな時間を共有できたことに感謝しています。どうもありがとう。

センターステージの真上にミラーボールが降りてきて...

28 ラストダンス

バンドメンバーをひとりづつ紹介。
紹介されたメンバーは花道を通ってメインステージに戻っていく。
最後にピアノの小島良喜氏を紹介。
そのままセンターステージで小島氏のピアノの演奏がはじまって...

29 家路

少しづつピアノ以外の音色も聞こえてくる,と思ったら,メンバーはメインステージで演奏を始めていた。

途中からメインステージに戻ってバンドメンバー全員での演奏。
印象的だったのは,「どんなに遠くても,たどり,たどり着いてみせる」という歌い方。

ここでメンバー全員退場。

アンコール。
メンバー全員ステージ前に一列になって一礼。そしてそれぞれのポジションに戻って...

30 日はまた昇る

(終演 21:40頃)

終演後のBGMに桜のInstrumental

余韻に浸りながら... ツアートラック(終演後)
チケット

上段:入場引換チケット
下段:当日発券される座席券

チケット座席券

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このページの更新日 : 2011/07/18