2006-10-22 京都会館第一ホール

昨年のON THE ROAD 2005はキャパ1万人以上の
アリーナでしたが,今回は2000人規模のコンサートホール。
おかげでチケット取得はどこも大激戦。
このような中で,もっとも激戦区の京都会館のチケットが
入手できたのは非常にラッキー!!

1999年6月以来,省吾も私も7年ぶりの京都会館。
あのときは京都(長岡京)在住でしたが,1ヶ月間のメキシコ
出張から帰国した翌日の参加でした。
懐かしい気持でいっぱいの京都会館です。

設備的に老朽化しているこのホールで演る意味...

1974年5月15日,吉田拓郎のバックバンド(ドラムス)として
省吾にとってプロとして初めてのステージとなったのが
この京都会館第一ホール。

今回は日曜日の公演で,その日のうちには帰ることが
出来ず,月曜の仕事に間に合わないので,あらかじめ
「無理矢理休暇を取って〜♪」の参加です。

MCは省吾の言葉そのものではありません。
メモも取らずにうろ覚えの記憶の中から
こんなこと言ってたよね,という雰囲気だけ...

京都会館正面からちらっと見える
ツアートラック

会場入口横にツアートラックが2台
裏手,というか平安神宮側に道路をはさんで4台

京都会館にて
No. 曲名

開演前のステージにはスクリーンが降りていて,青っぽい背景にツアータイトルロゴが浮かび上がっている。

(開演 18:37)

客電が落ちてスクリーンには流れる雲の映像,曲は「ある晴れた夏の日の午後」のインストルメンタル...かな?

スクリーンが降りたまま,省吾のアカペラで始まったのは...

1 A PLACE IN THE SUN

スクリーンが上がって,バンドでの演奏が始まる。
Road out "Tracks" 風のアレンジ。
まだ,会場は座っている人,立っている人がまばら。

でも,次の曲で会場は一気に最高潮に!

2 光と影の季節

帰ってきたよ オーイェー!で客席とステージが一体に。

3 HELLO ROCK & ROLL CITY

やっぱりHELLO! 京都CITY!
省吾はすっごくノリノリで楽しそうでした。

4 この夜に乾杯!
5 旅立ちの朝

省吾はタンバリン持ってノリノリ。

6 二人の絆

(MC)
コンサートに来てくれてどうもありがとう!!
今日初めて浜田省吾のコンサートに来たって人いますか?

....意外と多かったような。

はじめまして,浜田省吾です。
じゃあ,何度も来てやってるぜ!って人は?

....会場全体から大歓声。

ありがとう。
ライブ,コンサートは一期一会です。
初めての人も,何度も来てる人も,今日が初めてのコンサートのつもりでやりたいと思います!
最後までどうかヨロシク!

皆さんの年齢を考えると,そろそろゆっくり座りたいんじゃない?あ,恒例の年代調査は後でやりますので(笑)

京都は99年の6月以来。
(メモ見ながら日付を確認していたような...)
その時来てくれた人はいますか?

....かなり多くの人から拍手。当然私も。

和歌山の公演が終わって,その日のうちに京都へ来ました。
昨日は,ツアー先で初めてのオフでした。
ピアノの小島君の案内で,昼間から鍋と酒で。
カロリーオーバーなので,歩いて知恩院へ。
(知恩院は町支君のお父様(?)の骨が納骨されているとのこと)
その後,2時間ぐらいで夕食にすき焼きを食べました。
1日に2回鍋物を食べたのは初めてですね(笑)

次にやるのは少し新しめですが,それでも10年前のアルバム「青空の扉」より

7 彼女はブルー

(MC)
昨年はアリーナツアーで大都市をまわりました。
今年はソロデビュー30周年という事で,普通は東京ドームとかで,『30年支えてくれてありがとう〜』なんてやるんですが,自分には合ってないなと思って。
基本に立ち返って全国のコンサートホールを廻っていくという事を選びました。
このコンサートは30周年の誕生パーティーです。
でも,普通は誕生パーティは招待するものですが,お金を払って来てもらっている会費制のパーティですね(笑)。
飲み物も食べ物も出ませんが,最高のバンドの演奏とまごころでおもてなしいたします。

ソロデビュー30年って言ったけど,それを30歳とすると,次の曲はにちゃい(2歳)かさんちゃい(3歳)の時に作った歌です。
まだ若くて恋に落ちたばかりの頃の恋人達の歌と,若すぎて自分が親となる覚悟が無く,悲しい出来事がおきてしまう...という歌です。

8 君に会うまでは
9 散歩道

ここで,キーボードの福ちゃんによる60〜70年代講座。
大阪万博,安田講堂等々の話から,省吾のデビューまでを語る。

この語りの間にステージ上にはBAR風のセットができあがる。
2つのテーブルにはバンドメンバーが座って談笑している。

そこに,ベレー帽とコートを着た省吾が登場。
デビュー当時のイメージを表現。
パイプいすに座って,
ぼそぼそした口調で...

(MC)
はじめまして。浜田省吾です。東京から来ました。
広島出身です。
京都は18歳の頃に家出して来たことがあります。
友達の部屋に転がり込みました。
悲しい思い出ばかりです。
京都の町には俺の涙が落ちています。
デビューしたばかりでレコードも3000枚ぐらいしか売れていないから,京都では2枚ぐらいでしょうか。
よかったら一緒に歌ってください。励みになります。
ギターも始めたばかりでチューニングも上手くできません。
チューニングが狂ってもなおせません。
そのまま最後まで演奏します。

...そして,省吾一人のギター弾き語りで,

10 路地裏の少年

バックの映像は,デビュー当時の省吾の写真。

(MC)
こんなふうに,一人で全国を回っていたんだよね。
この曲は歌詞にもあるように22歳の最後の日に作った曲です。
次の曲は,さらに前の,21の頃に作った曲です。
歌詞は大袈裟だけど,大切な歌です。

11 生まれたところを遠く離れて

バックの映像は,省吾?の少年時代から60,70年代の出来事,デビューから2005のツアーまでを振り返るような映像。

ここでスクリーンが降りてきて,ショートムービー。
主人公の小学生の母親役で小泉今日子が出てきてびっくり。
離婚した父親?のA PLACE IN THE SUNのレコードを聴く男の子が主人公。
同級生の女の子に,「私もこの曲好きなの」って言われるシチュエーションはちょっと無理があるような...
男の子の初恋?かな?
....と映像に見入っていたらスクリーンの裏で演奏が始まった。

12 初恋

曲の最後に追加された,ビートルズの"nowhere man"の1フレーズは,2005の時からすっかり定着してますね。
バックのスクリーンでは,歌詞の一部(英語)が動き回る。
"Beatles"とか"Rock'n'Roll"とか"Who am I"とか"nowhere man"の歌詞とかとか。

そうそう,今回のバックのスクリーンは可動式。
縦長の4枚のスクリーンが離れたりくっついたりして,セットの
照明のようになったり,左右に分かれて映像を表示したり。

13 勝利への道
14 土曜の夜と日曜の朝

間奏では,一緒に踊ろう!という感じで,省吾のダンス指導(笑)
<その1>
最近のHipHop風に!両手を前に出して揺れる感じで。
<その2>
盛り上がる感じ!肘を曲げて上に持ち上げる感じで。
(何かを持ち上げる感じ??)
<その3>
クールダウン!両手で自分をあおぐ感じで。

会場全体が不思議空間に(笑)

その次に,なんと,この曲の間奏部分で年代調査。
やはり30代,40代が大多数。
40代の方が多かった感じ。

(MC)
たとえみんなが何歳だろうと,仕事がうまくいってないひとも,仕事が無いひとも,金がある人もない人も,共通することがひとつだけある。
今日この夜のこの時間と空間を共有しているってことだ!
だからみんなで,意味もなく叫んでみないか!

....会場の叫びに,ダメダメというようなポーズで,

魂を解放して!ホー!ホゥ!!

最後にダンスの復習??
HipHop風→盛り上がる感じ→Cooldown

15 Thank you

バックの映像は2005の時とほぼ同じでしたが,最後が微妙に違ってたかも。

16 I am a father

バックの映像は時任三郎出演のPV。2005の時と同じ。
"ウォ〜ォ"のところでは会場と一体になって盛り上がる。

17 J.BOY

最初の"Show me your way, J.Boy!"が,省吾ではなかったような。
福ちゃん?町支君?
突然だったので誰かわからなかった。
アレンジは2005の時とほぼでしたが,最後のほうでオーオオー,オーオオーとコーラスが追加されてました。
ワールドカップ応援リミックス版で使われていたコーラスかな?

18 家路

映像はベスト盤発売時に発表されたPVがベースですが,少し構成を変えていました。
ツインギターはやっぱりかっこいい!

ここで本編は終わり。
客席からはアンコールの拍手が鳴りやまない。
アンコールで出てきてくれるまでは結構長かったかも。

(MC)
アンコールありがとう!
長く待たせてしまってすみません。
機材の故障があったみたいだけど,もう大丈夫...だよね。

E1-1 ラストショー

2005ではキーボードの福ちゃんがセンターステージで"お手降り"を強要(笑)していましたが,今回は省吾自らお手降り。
これがこの曲の形として定着してしまったようです。
楽しいからいいけど,曲のイメージには合わないと思う...

E1-2 MONEY

なんと,こんなところでMONEYが。
♪何もかもみんな爆破したい〜♪
の後のシャウトは会場に振ってました。
会場全体でうぉぉぉぉ〜〜〜〜!!
そういえば,2005ではシャウトではなく低めにイェ〜になってました。

この曲でアンコールその1が終わり。
振り上げた拳のやり場が...
やっぱりこのままJ.BOYに繋がって欲しい!!

気を取り直して,拳を拍手に変えて,省吾コール!
そしてアンコールその2へ

E2-1 君と歩いた道

2005と同じ映像。
PVとしても公開されていましたね。
いつ見ても泣けてきます。

E2-2 ラストダンス

ミラーボールが降りてきて,会場全体がキラキラ。
途中の歌詞で「靴が擦り切れるほど歩いた京都〜♪」
全員の大合唱で楽しかったコンサートが終わりました。

今回は,最初から最後まで省吾がノリノリでハイな感じ。
ライブを楽しんでる様子が伝わってきました。

(終演:21:30頃)

 おまけ

ツアートラック写真集(^^;;

ツアートラック
ツアートラック
ツアートラック
ツアートラック
チケット半券 チケット
座席表 座席表

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このページの更新日 : 2006/10/29