20後期セルシオウッドパネル加工装着


この加工に入る前に・・・・
以前にカッティング加工で貼付けていたウッド柄の部分を何とか純正ウッドに出来ないものかと色々と考えていました。素材はもちろん本物の純正パネル加工により質感追求をするのは大前提で・・・・、加工方法も色々を出来の悪い頭で考えていて、前に加工した20後期エアコンレジスターの本木加工でなんとなくですが自信がついたのでいけそうかなと思いました。あとは素材(どの型のどの部分のを使用するか)の選択と入手方法(新品はリスクが高い)を検討して20後期のグローブボックスのウッドにしました。ちなみに新品だと16,000円とイイ値段しますが、今回もいつものごとくネットオークションにて5,000円でゲットできたので少しは気楽に加工する事ができました。

上記写真についてですが、ウッド部分を上記赤線でカットして使用しました。何故ココの部分のウッドを選んだかと言うと、平らなのと、部分によっては細長く取れたり、板で取れたりと後の加工を考えるとうってつけの材料だったからです。素材のカットは鉄ノコで行いました。これは以前加工したエアコンレジスターのウッド加工の時に判明した20系以降のウッドは裏にアルミ板が圧着されているのが分かったからです。
ではカットした部分の使用ろ考えている部分を紹介させていただきます。
1・5 今後移植を考えている助手席エアバックのグローブボックスの
    ヒンジの化粧板
2・3 組み合わせて使用するか、単品加工で使用し、カップホルダー
    コインケース等
4   削り出し加工して面積の大きい部分へ(使用箇所は未定)
上記の様に考えていますが、加工はやはりデリケートな部分だけに難作業が予想されます。
今後完成した部分から順次ご紹介させていただきますのでお楽しみに!!

コインホルダー編

2の部分を使用してコインホルダー上部にウッドパネル貼付けてみました。このコインホルダーの加工はエアコンレジスターのウッド貼付けと一緒で上部のウッド貼付け部分を削っています。この加工は彎曲している部分なので上手くいかずに、1回目の加工は見事に失敗し、新品部品を購入しての再チャレンジとなりました。やはり今回も削り作業に2時間近くもかかってしまいましたがなんとか上手くいったかな??って仕上がりです。樹脂部分の精度の出ていない部分は黒のフェルトを細くカットてごまかしてみました(我ながら名案!!)あと上部のブラックアウト部分は手元にあった切れ端の3Mのカッティングシート(非常に薄い)ので覆ってあります。

左の写真上からみたものです。
ウッドと樹脂の部分がツライチになっているのがお判りいただけるかとおもいます。

ドリンクホルダー編

加工前

加工後

加工前

加工後

装着後の全体のイメージです。
以前、黒のカップホルダーに組み換えた時にカッティングシートを加工したウッドを貼付けていましたが、今回2,3のカット部分を組み合わせ、2は蓋部分に3はカップホルダーに加工貼付けしてみました。以前と比べてウッド部分の見た目が良くなったと自分では思っています。ちなみに2の部分は3の部分に比べて若干細い感じです。木目の色ですが材質のウオールナットは同じですが20後期から染色が明るくなっているので、微妙に色が異なりますがあまり気にしない事にしています。
上からのショットです。ウッドの色も差程違和感なく収まっているのがお判りいただけると思います。写真では判りにくいですがウッドのカット部分周囲は統べてブラックアウト処理して、貼付け後の周囲はフェルト加工してあるシート(写真で写っているカップホルダー底に貼付けてあるシート)を極細にカットして巻き付けてあります。 今回の加工でこだわった部分です。ウッドは端面部分ですがカップホルダーのカーブに添わせてカットして仕上げました。また上部は角仕上げ、下部は角マル仕上げをしてみました。本当はカップホルダーの貼付ける部分をウッド分だけくり抜き加工しようかな〜なんて考えましたが、私の加工技量では到底できそうにないので諦めました。

オリジナルキーホルダー編


表面は21後期ウッド削り出し


裏面は10系後期シートの革仕様!!


何故かワゴンRのキーホルダーに・・・
mitsukai流こだわりの逸品!!
3の部分を使ってオリジナルキーホルダーを作ってみました。
作り方は上記パネル加工と同じ要領ですが、キーホルダーに貼付ける為にウッド部分の裏面はアルミの裏板が出るまで削りました。削り終わったら型をとって成型して両面テープで貼付けて完成です。ウッドの反対側は以前セルシオのフロントシートバックポケットを交換した時に不要になった本革部分をとって置いたものを裏面を薄く削ってこちらも両面テープで固定して完成になります。
どうですかなかなかイイ感じに仕上がったと思いませんか??両面セルシオと所縁のあるモノを使用してのオリジナルキーホルダー、今はワゴンRのキーホルダーとして使用しています。



●作業時間 場所によってまちまちですが
一ケ所1時間以上かな??
●加工難易度 ★★★★★
●満足度  ★★★★★
●コメント 最近社外品で後付けウッドが沢山でていますが、それに対抗??する訳ではありませんが、自分なりのオリジナルとこだわりと言う部分で加工にチャレンジしてみました。加工は根気と指先の筋力(やってみたらわかります)が必要になりますが、加工装着後の満足感にはかえられません。今までカッティングシート加工で貼付けていた部分を順次加工して取り付けていこうと考えています。