ハナヤスリ
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ハナヤスリ科

環境: 本州中部以南、山地、野原、林、樹下、草原、落葉性、夏緑で冬枯れる、多年草、シダ類。

根・茎: 根茎短く直立、根糸状、根黄色横にはう。

葉: 根生葉単生直立、4−11月に2−3回新葉を1本ずつ出す、葉柄下部で栄養葉と胞子のう穂に分岐、栄養葉1枚、上部に胞子のう穂1本がつく、栄養葉卵形巾1−3cm、日陰ほど大きく柄長い、葉基部急に狭く柄と区別できる、網状脈粗い、胞子穂の柄をやや抱くように斜上してつく、葉柔らかい、全縁、胞子葉柄長い、胞子のう穂棒状。

花: 胞子のう群2列に半ば埋もれて並び穂状、胞子のう互いに癒着、熟すと横裂し胞子黄白色を放出、胞子外膜滑らか。

果: 胞子のう群2列に並ぶ。

参考: 花鑢、 胞子のう穂がやすりに似るのでこの名、コヒロハハナヤスリ、瓶爾小草ともいう、本種多型で分類しにくい。


全長: 7- 20 cm
葉長: 1.5- 6 cm
花径: .05- .2 cm



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