コケシノブ
コケシノブ科
環境: 深山、林、岩面、樹皮、着生、常緑、多年草、群生、小型のシダ類。
根・茎: 根茎糸状長く横にはう、根茎褐暗色、ひげ根褐色。
葉: 根生葉まばら、葉膜質薄い、葉緑暗色、葉柄細い、葉柄1−3cm、葉羽状複葉2−3回(複葉)、葉卵長形長3−6cm、小葉互生、小葉鳥足形に2−3裂、中軸翼狭い、小葉裂片線広形あるいは裂片楕円長細形先円い、各裂片は羽軸とは30−45度の角度でつく、裂片巾0.15−0.2cm、裂片中脈1本細い。
花: 胞子のう群球状、小葉裂片末端につき、2弁の包膜に包まれる、包膜の弁半円形全縁で多くの(10−20個以上)胞子のうを包む、胞子のう球偏平形で周囲半分以上を環帯が巻く。
果: 胞子のう群球状、包膜に包まれる。
参考: 苔忍、葉が小さく苔のようで、シノブに似るのでこの名。
全長: 4- 7 cm
葉長: 3- 5 cm
花径: .1- .2 cm
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