オクマワラビ
オシダ科
環境： 山地、野原、林、常緑、多年草、シダ類。
根・茎： 根茎太く短い、根茎直立あるいは斜上。
葉： 根生葉束生数本、葉柄短い、葉柄基部鱗片線形あるいは鱗片皮針広形褐黒色あるいは褐黄色密生、葉羽状複葉１回が多い（複葉）、全体の葉楕円長皮針形、あるいは葉三角長形巾１５−２０ｃｍ、小葉互生柄短い、小葉三角長形、あるいは小葉線状楕円長形巾１−３ｃｍ、小葉尾状に尖る、裂片卵半形巾０．４−０．７ｃｍ、あるいは裂片楕円長形、葉面緑淡色。
花: 胞子のう群円腎形、上部（1/2以上）の葉の各羽片裏に、中脈両側に支脈上に1個ずつ２列に3−4個ずつ並ぶ、包膜円腎形。
果： 胞子のう群円腎形。
参考： 雄熊蕨、熊蕨より大きく丈夫なのでこの名、熊蕨に似るが葉狭く、鱗片褐暗色、葉脈溝なし、胞子のう群の羽片多く縮小せず、冬も枯れないなどで区別。
全長： 30- 70 cm
葉長： 30- 60 cm
花径： .05- .2 cm
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