ヒメワラビ
オシダ科
環境： 宮城県以南、山地、野原、林、落葉性、多年草、シダ類。
根・茎： 根茎太く短く斜上。
葉： 葉束生に近い、葉根茎から出る、葉柄緑淡色粗大、葉柄光沢滑らか、基部の葉柄鱗片被針形三角状褐色まばら、葉羽状複葉２回さらに深裂（複葉）、あるいは葉羽状複葉３回、全体の葉三角状卵長形、あるいは葉卵広形先尖る、葉緑淡色革質柔らかい、葉毛細毛（単細胞）あり、小葉対生、小葉三角長形あるいは小葉楕円長形皮針形、下部の小葉柄あり、羽片卵長形あるいは羽片線状皮針形、裂片楕円形、鋸歯、葉脈縁に達しない。
花: 胞子のう群円腎形、小葉裂片縁と中脈の中間につく、包膜腎円形毛あり。
果： 胞子のう群円腎形。
参考： 姫蕨、蕨（わらび）に似て葉柔らかいのでこの名、蕨に似るが、葉の裂片に鋸歯あり、葉縁反り返らないので区別。
全長： 80- 150 cm
葉長： 40- 100 cm
花径： .05- .2 cm
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