タマシダ
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シノブ科

環境: 伊豆半島、静岡以南、暖地、海岸、やや乾燥地、常緑、多年草、シダ類、群生。

根・茎: 根茎直立あるいは斜上、根茎のところどころにりん片の多い塊(径1−2cm)をつけ水分を貯える、根針金状栗色光沢あり、ひげ根、地下で横に水平に伸びた枝先に芽をつけ新固体を作る。

葉: 葉束生多数、葉根茎から出る、葉柄2−6cm、葉柄直立、下部の葉柄鱗片褐淡色密生、葉緑色明るくやや光沢あり、葉羽状複葉1回(複葉)、全体の葉線広形長く先細くなる、中軸褐色光沢、小葉羽片楕円長形線形先鈍い、小葉密生無柄、小葉対生状に互生、小葉(羽片)基部前方耳状に突起し前方羽片と多少重なる、小葉鋸歯鈍い。

花: 胞子のう群腎臓形、小葉羽片縁の小脈先端部につく、包膜腎臓形全縁。

果: 胞子のう群腎臓形。

参考: 玉羊歯、根に球形の塊根あるのでこの名、葉を切花、生花にして鑑賞用にもする、同属に外国産観葉植物「ボストンタマシダ」もある。


全長: 40- 60 cm
葉長: 40- 60 cm
花径: .1- .2 cm



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