アワ
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イネ科

環境: 畑、栽培、1年草。

根・茎: 茎直立粗大、茎円柱形、茎単一、茎滑らか。

葉: 互生、葉下部鞘となる、葉厚い、葉線形幅広い、あるいは葉被針形長い、鋸歯細かい。

花: 夏、花緑色、花黄色(果)、茎先に一つの長さ15−20cmの円柱状の穂状花序、一方に傾く、枝穂を密生、枝穂は多くの小穂からなる、枝穂の一個は両性花と不稔花の小穂からなる、小穂は1花からなる、小穂基部に3本位の毛剛毛長短あり、包頴1小さく芒なし、包頴2と護頴は同形同大光沢あり芒なし、おしべ3、めしべ1。

果: 穎果小球状黄色。

参考: 粟、五穀の一つ、穀物として食用、穀粒に粘り気ある種をモチアワ、他に穂の末端が分かれて数本になるネコマタ、ネコノテ、ネコノアシという種もある。古名「粟:アハ」。万葉集「ちはやぶる神の社の無かりせば春日の野辺に粟(あは)蒔かましを」娘子(巻3−404)。


全長: 100- 150 cm
葉長: 20- 80 cm
花径: .2- .4 cm



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