ナキリスゲ
カヤツリグサ科
環境: 道端、林、多年草、雌雄同株。
根・茎: 地下茎なし、茎直立、茎と葉密生して大株となる、茎基部鞘状葉茶褐色残る。
葉: 根生葉束生ほぼ直立、葉すすきに似て硬い、葉線形巾0.25cm、葉断面V字形、葉2つに折れ上半部下垂、葉緑暗色ざらつく、葉平行脈。
花: 秋、9−10月頃、花黄褐色(雄花、雌花)、茎先にまばらに5−10個の小穂花序を円錐状に側生、小穂楕円長形長1.5cm位、花序の上部は雄花部、下部は雌花部、鱗片卵形先尖り、緑色中脈。
果: 果粟粒状、果胞卵球形長0.25cm位、果胞先嘴状、果胞毛粗毛散生、柱頭2。
参考: 菜切萱、葉が硬く菜を切れるのでこの名。
全長: 20- 40 cm
葉長: 10- 35 cm
花径: .2- .5 cm
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