エノキ
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ニレ科

環境: 山地、林、道端、栽植、落葉樹、関東以西に多い、雌雄同株。

根・茎: 幹直立密に分枝、幹灰色滑らか。

葉: 互生、葉柄あり、葉面ざらつく、葉3主脈、葉卵形、葉上半部に鋸歯あり。

花: 春、花黄淡、雄花は新枝下部に集散花序、細花をつける、雌花は新枝上部葉腋に1-3個つく、ともに花片4(がく片4)、おしべ4、めしべ1、花柱2裂外へ反り返る。

果: 核果熟すと果橙色、果径0.5−0.7cm、果面網状しわあり、少し甘い。

参考: 榎、材は薪炭、器具などに利用、江戸時代街道の一里塚に植えた、若葉食用(飯とともに)、樹皮煎汁は薬用、朴樹、枝下垂する種のシダレエノキあり、「榎の花」は季語夏。古名「エ」。万葉集「わが門(かど)の榎(え)の実もり喫(は)む百千鳥千鳥は来れど君そ来まさぬ」(巻16−3872)。


全長: 400- 2000 cm
葉長: 5- 10 cm
花径: .2- .4 cm



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