カツラ
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カツラ科

環境: 山地、落葉樹、雌雄異株。

根・茎:

葉: 対生、葉柄2−2.5cm細い、葉裏粉白色、葉ハート形、鋸歯鈍い、葉脈掌状7−8本。

花: 春、5月頃、花紅暗色(花赤、花赤暗)、葉よりも早く、葉腋に包に包まれた花を1個つける、花片なし(花被なし、裸花)、雄花おしべ多数、やく線形紅色、雌花めしべ3−5、柱頭糸状紅淡色。

果: 袋果、果円柱形湾曲、果柄短い、果紫褐色を帯びる、種子翼一方にのみ長い。

参考: 材は腐朽しにくく、船材、器具、建築用に利用、古名おかつら、オカズラともいう、中国では月にあるという想像上の木。万葉集「目には見て手には取らえぬ月の内の楓(かつら)のごとき妹をいかにせむ」湯原王(ゆはうらのおおきみ)(巻4−632)。


全長: 300- 3000 cm
葉長: 3- 8 cm
花径: 1- 2 cm



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