ヤマブキ
バラ科
環境: 山地、湿地、栽培、庭木、落葉樹。
根・茎: 茎直立、茎束生、枝細長い、枝緑色、枝ジグザグに曲がる。
葉: 互生2列、葉柄0.5−1cm、葉卵形先尖る、鋸歯重鋸歯切れ込み状、葉薄い、葉支脈凹む、葉裏支脈隆起し毛あり。
花: 晩春、初夏、花黄、短い新枝に花をつける、花片5弁楕円広形散りやすい、がく片5卵形、おしべ多数。
果: 1花にかく果5個、成熟するのは4−1個、果楕円半形稜あり、果緑で後果黒暗色となる、永存性のがくあり。
参考: 山吹、八重咲きの種、ヤエヤマブキは実を結ばない。山振とも書いた。大田道灌の歌のヤマブキはこの種、季語春。誕生花4・20、花言葉「気品、待ちかねる」。万葉集「蛙(かはづ)鳴く神名火川に影見えて今か咲くらむ山吹の花」厚見王(巻8−1435)。大田道灌の「七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)ひとつだに無きぞかなしき」は有名。
全長: 100- 250 cm
葉長: 4- 8 cm
花径: 3- 5 cm
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