ジャケツイバラ
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マメ科

環境: 山野、河原、つる性、落葉樹。

根・茎: 茎つる性、密に分枝、枝刺鉤状多い。

葉: 互生、托葉小さく早く落ちる、葉柄刺あり、羽状複葉2回偶数葉(複葉)、葉全体15−30cm、小葉卵形あるいは葉楕円形、葉明細点あり、全縁、托葉早く落ちる。

花: 初夏、花黄色、枝先に30cm位の総状花序を出し、左右対称の花をつける、花片5弁卵倒形基部花爪、後方の1花弁赤線あり、がく5深裂、おしべ10、花糸下部毛密生。

果: さや果、豆果、果長6−10cm位、果巾3cm、有毒。

参考: 茎の形から蛇結イバラの名、種子をマラリア治療、駆虫剤に利用、カワラフジ、カワラフヂともいう。万葉集「かはらふぢに延(は)ひおほとれる屁糞蔓絶ゆることなく宮仕えせむ」高宮王(巻16−3855)。


全長: 100- 1000 cm
葉長: 1- 2 cm
花径: 2.5- 3.5 cm



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