スミレ
前のページへ 次のページへ


スミレ科

環境: 山地、道端、日当たり、多年草。

根・茎: 茎根元から束生。

葉: 根生葉束生、根生葉柄長い、葉柄翼あり、葉三角長形被針状先鈍い、鋸歯低い。

花: 春、花濃紫、花紫濃、葉腋から長い花柄を出し、先に左右対称の花を横向きに開く、がく片緑5、花片5弁、唇弁紫条あり、距円柱形0.5−0.8cm、側弁白内側毛、おしべ5、めしべ1。

果: さく果楕円長形先尖る、果長1.5cm。

参考: 花が大工の使う墨入れに似るのでこの名、花が終わると葉は大きく育つ。アリアケスミレ、シロスミレに似るが、花色、唇弁の距の長さなどで区別。誕生花3・20、花言葉「謙遜、誠実、真実の愛」。万葉集「春の野にすみれ採みにと来しわれぞ野をなつかしみ一夜寝にける」山部赤人(巻8−1424)。芭蕉の「山路来てなにやらゆかしすみれ草」は有名。


全長: 7- 11 cm
葉長: 2- 8 cm
花径: 1- 2 cm



群馬大学 Botanical Gardenの写真へ

写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。