スミレ科
環境: 山地、原野、日当たり、多年草。
根・茎: 花後つるを伸ばして地上をはい、先で新芽を出す。茎根元から束生。
葉: 根生葉束生、根生葉柄長い、根生葉毛あり、葉腎臓形円状、鋸歯低く鈍い、花時は葉径2−4cmだが夏には5−8cmになる、葉柄毛逆向き。
花: 早春、花紫淡、葉腋に6cm位の花柄を出し、先に左右対称の花を横向きに開く、暖冬には咲かないこと多い、がく片緑5、花片5弁、唇弁に紫条あり、距0.3−0.4cm短い、花柱棒状先曲がる、子房毛微毛、夏閉鎖花地面につく。
果: さく果球形、果径0.6cm、果面毛短毛密生。
参考: 葉がフタバアオイに似るのでこの名、ヒナブキともいう。
全長: 15- 30 cm
葉長: 2- 8 cm
花径: .8- 1.5 cm
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