メハジキ
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シソ科

環境: 原野、道端、2年草。

根・茎: 茎四角ばり、直立、茎毛あり。

葉: 対生、下葉柄あり、葉毛あり、基部の葉腎臓形切れ込み深い、上部の葉被針形あるいは葉線形、鋸歯、上葉全縁。

花: 夏、秋、花紫紅淡、茎の上部の葉腋に花唇形をつける、花長1−1.3cm、下唇3裂赤筋あり、がくの先鋭く5裂、おしべ4のうち2長い。

果: 果4分果黒、分果3稜あり、果長0.23cm、永存性のがくに包まれる。

参考: 子供が茎を短く切りまぶたに張り付け目を開かせ遊んだのでこの名、全草乾燥して漢方で産前産後に益母草として利用したのでヤクモソウともいう。方言ではツチフリ、ツチウリともいうらしい。万葉集「わが屋前(には)に生(お)ふる土針(つちはり:メハジキ)心ゆも想はぬ人の衣に摺らゆな」(巻7−1338)。


全長: 50- 100 cm
葉長: 5- 15 cm
花径: .5- 1 cm



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