ネオジム
Neodymium

 ラテン語の新しい「neos」とギリシャ語の双子「dydimos」が語源。
 ランタンが取り出された後の鉱石から発見され、最初はプラセオジムと2つで
1つの金属元素と考えられていため、この名前になった。

ネオジム Neodymium 元素記号 :Nd 原子番号 :60 原子量  :144.24 族    :IIIA/3 周期   :6 分類   :遷移元素(ランタノイド) 電子配置 :[Xe] 4f4 6s2 価数   :+3 電子親和力:0.5 eV 電気陰性度:1.2 原子半径  共有結合       :  金属結合       :181.4 pm  イオン結合      :98.3 pm (Nd3+)  ファンデルワールス結合: 沸点   :3027℃(蒸発熱289 kJ/mol) 融点   :1024℃(融解熱7.13 kJ/mol) 密度   :7.003 g/cm3 (25℃) 半減期  : 発見  1885年 発見 ウエルスバッハ(C.A.von Welsbach)(オーストリア) 存在  地殻中に40 ppm存在し、希土類鉱石のモナズ石、バストネス石等に含まれる。  142Nd:27.16%  144Nd:23.83%  146Nd:17.17%  143Nd:12.18%  145Nd:8.30%  148Nd:5.74%  150Nd:5.62% 作り方  イオン交換法でNd3+の状態で他の希土類と分離し、塩化物とした後リチウム蒸 気で1000℃で還元する。  ジジムやミッシュメタル  Nd/YAGレーザーやNd/ガラスレーザーのレーザー発光中心  Nd2O3はガラスの赤紫色着色剤  Nd-Fe合金は小型強力磁石

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