Ruthenium |
ラテン語でロシア「Ruthenia」という意味。 東欧にルテニア「Ruthenia」という地域があり、この辺りにあるカルパチア山 脈で発見された。 酸素がなければ王水にも溶けない。
ルテニウム Ruthenium 元素記号 :Ru 原子番号 :44 原子量 :101.072 族 :VIII/8 周期 :5 分類 :遷移元素(白金族) 電子配置 :[Kr] 4d7 5s1 価数 :+2, +3, +4, +5, +6, +7, +8 電子親和力:1.1 eV 電気陰性度:2.2 原子半径 共有結合 : 金属結合 :134 pm イオン結合 :36 pm (Ru+8), 56.5 pm (Ru+4), 62 pm (Ru+3), 68 pm (Ru+2) ファンデルワールス結合: 沸点 :4050℃ 融点 :2282℃ 密度 :12.41 g/cm3 (20℃) 半減期 : 発見 1828年 発見 ベルゼリウス(Berzelius)、オサン(Osann) ウラル地方の鉱石の中から発見した。 1844年 単離 クラウス(K.Klaus)(ロシア) 王水には溶けない6 gのルテニウムを単離し、オサンのはルテニ ウム酸化物であることを示した。 存在 地殻中に0.0001 ppm含まれる 96Ru : 5.52% 98Ru : 1.86% 99Ru :12.74% 100Ru:12.60% 101Ru:17.05% 102Ru:31.57% 104Ru:18.66% 作り方 白金族元素の濃縮物を王水、酸化パラジウム融剤、硝酸、亜硫酸ナトリウム、 二酸化ニナトリウムで処理し、オスミウムとルテニウムを得る。さらに濃塩酸で 処理して水素で還元して単体金属を得る。 用途 白金に加えると硬度が増す。 ペン先
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