医薬品に用いられたラテン語のミョウバン「alumen」から命名された。
　ヨーロッパではAlminium、アメリカではAlminumを正式名として用いている。
　地殻中に最も多く含まれる元素。

アルミニウム Alminium

元素記号　：Al
原子番号　：13

原子量　　：26.981539
族　　　　：IIIB/13
周期　　　：3
分類　　　：典型金属元素
電子配置　： [Ne] 3s2 3p1
価数　　　：+3
電子親和力：0.46 eV
電気陰性度：1.5
原子半径
　共有結合　　　　　　　：
　金属結合　　　　　　　：143 pm
　イオン結合　　　　　　：53.5 pm (Al3+)
　ファンデルワールス結合：
沸点　　　：2467℃(蒸発熱290.8 kJ/mol)
融点　　　：660.37℃(融解熱10.50 kJ/mol)
密度　　　：2.699 g/cm3
半減期　　：

発見
　1825年　単離(不純物含)　H.C.Oersted
　1827年　単離　ウェラー(ドイツ)

存在
　地殻中に3.8%存在し、ボーキサイトに含まれる。
　ボーキサイトは水和状態によって、ギブス石、ベーム石、ダイアスポアに分け
られる。

作り方
　ホール−エルー法(アルミニウム製錬)で単体を得る。
　電解を繰り返すと純度99.999%以上のものが得られる。

用途
　建築材料、電気機器
　Si、Cu、Mg等との合金