竇武游平 トウブユウヘイ
党錮の禁の男
出身地:扶風郡平陵
生没年:??〜168年
容姿 :後漢、霊帝の時の大将軍。

〜列伝〜  165年、長女が桓帝の皇后となり、勢力を得る。桓帝没後、大傳チンパン達 のような党人を任用する。  霊帝即位した時はまだ12才であったので、外戚の大将軍トウブ、大傳チンパ ンが補佐に当たった。  宦官ソウセツらが権力を持ち大将軍トウブ、大傳チンパン、河南伊リヨウ達の ような正義の士がこれを非難したが、逆に捕らえられ、167年には党錮の禁が 起こった。  168年、大傳チンパンとともに再び宦官の勢力を排除しようと謀るが、露見 して逆に十常侍のソウセツに殺害され、第2の党錮の禁を招き、宦官の力は専横 きわまった。