顔良　ガンリョウ



袁紹の大将

出身地：？？

生没年：？？〜２００年



容姿　：武勇に優れているが、性格がこせこせしている。
　　　　文醜とは兄弟同然の仲。

〜列伝〜
　トウタク討伐の際、トウタクの将カユウに諸侯の勇将が敗れていた時、エンシ
ョウは、
「我が手の大将、ガンリョウとブンシュウが到着していないのが残念じゃ。」
と言った。その時、カンウが名乗りをあげカユウを討った。洛陽の陣でエンショ
ウがソンケンと玉璽のことでもめた時にガンリョウとともに剣を抜いた。この時
は諸侯が仲裁に入り、ソンケンは陣を払って洛陽を去った。
　エンショウが河内に駐屯していた時、冀州刺史カンフクを計にかけて乗っ取り
を謀った。これを見破ったカンフクの配下コウブとカンジュンが城外で待ち伏せ
をしていたが、ガンリョウがコウブを、ブンシュウがカンジュンを苦もなく斬り
捨てた。
　北平太守コウソンサンが冀州に攻め入った時、盤河でエンショウ軍とコウソン
サン軍が対峙した。
　ソウソウと河北を争った時、エンショウ軍は、ガンリョウの１０万の軍勢を先
鋒して白馬県に向かった。ガンリョウは、猛将ソウケンを３合せぬうちに斬り落
とし、さらにギゾクをただの１合に真っ二つにした。次にジョコウが出てきたが
２０合打ち合ってジョコウが逃げ帰った。
　しかし、ソウソウに身を寄せていたカンウがすさまじい勢いで突き進んできた。
ガンリョウは声をかけようとしたが、薙刀を構える間もなくカンウに一閃に斬ら
れた。