新婚生活
Newlywed life

2.親との同居を考えるならば

 結婚までに自分の家族と同様の付き合いができていることが大切です。
 共稼ぎで、子供が産まれたらおじいさんおばあさんが孫の面倒をみてくれるな
ど、お嫁さんにとって大きなメリットがあればよいです。
 最初は二人で暮らし、新婚生活が落ち着いてきて、あらためて自分達の親の事
が考えられるようになるまで待つ。両親も自分達も若いうちは面倒をみるという
ことも必要ないですし、同居は考えなくても良いかもしれません。
 お互い若いうちは、自己主張も強いし、お互い反発し合うことも多いです。自
分の親ともよく言い合う事もあると思います。それと同じことが起こります。
 お互い年を取るにつれて、分かり合える事や共感できる事ができてくれば、同
居を考えればよいでしょう。
 一般的に「スープの冷めない距離」と言われるような、近所で両親の様子をい
つでもわかる場所に住む事が両方の関係が近すぎず遠すぎずなのでよいと思いま
す。
 夫は同居といっても仕事で家にはずっといませんし、自分の親だからそんなに
気を使うような事はないと思いますが、妻が専業主婦なら、ずっと顔を合わせて
いなくてはいけないので、お互い気を使うでしょう。
 いきなり強引に両親と同居を勧めていくと一家全体がうまくまとまらなくなる
事もあります。
 両親の状態や経済の状態などをよく考えて、結婚までによく話し合う事が大切
です。結論は出なくても、二人の意見の方向性はまとめておきましょう。もちろ
ん両家の親ともよく相談しておかなくてはいけないです。



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