ちょっと豆知識

食べ物の保存のはなし

冷蔵庫の温度
 冷蔵庫は常に同じ温度で保たれていると思っていませんか?  たしかに間違いではありませんが、扉を開けると中の温度が変わります。当然 の事ですが、冷蔵庫は扉を開けなくてはいけないわけだからどんな優秀な冷蔵庫 でも温度を一定に保つ事は不可能に近いです。  しかし、最近は冷気のカーテンを流して扉を開けても温度が変わらないという 製品も開発されています。しかし、いきなり冷蔵庫を買うというのは大変ですか ら、ここは我が家の冷蔵庫を改良しましょう。  作業は簡単。 1.まずビニールのラップ(テーブルに敷くようなの薄いもの。)を用意。 2.それを、寿司屋ののれんのように切ります。 3.冷蔵庫の扉を開けて手前の上にくっつけます。 4.丈を下でそろえて、できあがりーーー!!  このビニールが中の冷気をいきなり逃がさないので便利です。  とはいえ、開けっ放しは厳禁です。また、冷蔵庫の中に物を詰めすぎるのもよ くありません。

冷凍保存
 野菜は、一度ゆでると冷凍できます。  肉や魚は、フリーザパックに入れて密封しておけばいいです。ラップでくるん だだけとか、スーパーのビニール袋なんかではだめです。  基本的には何でも冷凍保存はできると思いますが、鮮度を考えると、遅くとも 1ヶ月以内には食べるべきでしょう。家庭用の冷蔵庫ではこれくらいが限度と見 積もっておけばいいでしょう。

野菜の保存法
 野菜は一度冷やしてしまったものは常温においておくと鮮度の劣化が激しいの で必ず冷蔵庫に入れるように心がけましょう。  ここで、気をつけないといけないのは、冷蔵庫に入れるということは家庭内だ けのことではないということです。つまり、お店に並んでいる時点ですでに冷蔵 庫に入れたのと同じように冷えているということです。  きのこ類は、そのまま冷蔵庫に入れるとすぐにしなびてしまうので、ラップや ビニール袋に入れて密封してからにしましょう。ちなみに、うちでは、松茸さん をお正月のお吸い物に入れて食べるために、ラップで完全密封した後、冷凍庫で かちこちに凍らせて保存します。(でも、香りは残っても残念ながら味は落ちて しまいます。)
キャベツ芯をくりぬいて濡れたペーパータオルなどを詰めておきましょう。
にんじん水にどっぷりと浸けておきましょう。
もやしさっとゆがいてパックなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう。


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