対戦物語

〜第1章〜
人物伝

桜雄
下流(-23-15)
 下流領主。
 4年、長女桜恋が生まれた。
 13年、平原の勇者が攻め入り、降伏した。
 15年、平原の中流攻めの際に輜重隊を率いた。
 入江、河口が反旗を翻したため、慌てて勇者軍を援護に向かった。しかし、そ
の途中で中流将龍角散に討たれた。

籠範安栄
北原(-2-)
 北原領主。籠称儒景の長男。
 辺境の地北原出身の男。馬術、武芸に秀でるところからみると北方騎馬民族の
出であろうか。性格は一言で言うとカラッと明るい武辺者。その性格ゆえ人望厚
く、部下に慕われている。戦には強い。しかし、決して個人が優れているという
わけではなく、部下に恵まれている。個人的武勇ではなく、采配的に優れた男で
ある。
 19年、北地を得た。
 24年、呈鳳伯祥と結ばれた。
 26年、長子籠乱が生まれた。
 29年、山麓を得た。
 44年、入江と呼応して中原を攻めた。

介子嬰
入江(-5-)
 入江領主。睦吾の長子。
 入江領主睦月の異腹兄、クーデターにより政権奪取河口領主は、武力恫喝によ
り介子嬰を君主として認める。
 13年、介子姫と結ばれた。
 25年、妻介子姫を亡くした。この時、家臣達の中では後継がいなかったため
に大いに危惧されていた。しかし、その事は表沙汰にはならず介子嬰本人も気付
いてはいなかった。
 34年、もと下流領主であった桜恋と結ばれた。
 36年、中流領主龍牙が入江に降伏を申し出た。この時長子が生まれた。そこ
で、龍牙の一文字を長子に与え介子龍として両家の絆を深めた。また、龍家の一
門は有能な人材が揃っており、古参の臣下であった洲家は度々龍家と対立し、そ
の仲裁にあたった。両家の対立の中で両家をうまく用いて入江の発展につなげた。
 48年、帝都と不和になり、帝都領平原を攻略し、勝利を納めた。

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