* 十二支 *

甲骨文字による

十二支の成立は、十二支獣とは別に独自に成立したと思われる。古代中国で考えられ、日本に伝えられたもので、十二支は殷代の甲骨に刻まれ十干と組み合わされて日付を記録するのに利用されていた。

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* サムネイル(説明の下)は左から右へ 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
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 幼ない子の頭の形。卜文・金文において、左右の手を一上一下する形のものがあり、
    王子の身分を示す字。
 手の爪を立てている形。手の指で堅くもつ意味の形で甲骨文の器物をとる手の形は丑に作る。
 矢と両手(臼(きょく))との会意文字であるが 甲骨文のもとの字形は矢の形。
 いけにえの肉を両断する形。甲骨文、金文の字形は骨の付いたままの肉を割く形。
 おおはまぐり(蜃)の形。
 虫の形。巳に示扁を付けた「祀」は蛇神を祀る意である。
 幺(よう・麻糸状のもの)を拝む形。
 木の葉の茂る形。
 電光の形。神のもとの字。
 酒樽の形。
 兵器の形。斧戌(ふえつ・おのまさかり)の形。
 豕(いのこ)の形。亥は頭部・腹部の線がなく豕は腹部をも示す