書の美ー古筆・手紙・墨蹟・画賛ー

2005年1月5日〜2月13日

於 大和文華館

書を志す者にとって 印刷でない実物の古筆に接する事は、この上もなく幸せなことである。今回の展示は、大和文華館館蔵品の平安から江戸初期の古筆で、重要文化財である「佐竹本三十六歌仙絵断簡」「源氏物語浮舟帖」をはじめ 栂尾切、石山切、伊予切、本阿弥光悦筆・新古今集和歌色紙、小倉色紙、など見逃せないものが展示されている。


購入した絵葉書と フラッシュなしで許可され写真撮影したものを ここに掲載させていただきます。

        
大和文華館入り口付近                                  入場券
入り口を入り暫く坂を上ると美術館の入り口がある。1本の木に7種類の花が咲く「七福神の梅」や4種類の花が咲く「幸せの梅」がある。
普段は静かな館内も、知る人ぞ知る梅の名所、70種130本の梅が これから楽しめそうです。
 
重要文化財・佐竹本三十六歌仙絵巻断簡・小大君像 鎌倉時代35.7×59.4  重要文化財・源氏物語浮舟帖(細い線が非常に綺麗だった)23,7×19
  
伊勢集断簡・石山切 平安後期  20×15.8       本阿弥光悦筆・新古今集和歌色紙 慶長11年11月11日作 20×18
        
栂尾切・桂本万葉集断簡 平安中期  24,5×16,1      木地銀蒔絵禅機図経箱 室町時代 高28,8×31,5×41
                                   画と書はすべて銀の平蒔絵で 美しいものでした。

   【旅行記の目次へ戻る】  【目次へ戻る】