龍王は鋼鉄を見守る

我が郷土、生駒の名物の一つといえば日本最初の営業用ケーブル路線「生駒鋼索線」です。その傍らにあるプチ観光スポットを今回はご紹介。

作成
2011-04-27
更新
2011-04-27
執筆
任那伽耶
分類
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この記事の話題の対象

駅構内の小さな森におわす八大龍王。お陰様でか最古のケーブル路線は今日も現役です。

名称
八大龍王社
場所
34.68600;135.68890
地図

近鉄線などの車窓から生駒山を見られた方なら多くの方がご存知な生駒ケーブル。この路線は実は鳥居前-宝山寺間(宝山寺線)と宝山寺-生駒山上間(山上線)の二区間から構成されており、宝山寺駅で一度、車両を乗り換えることになります。

この乗り換えの際に通る道の途中に、小さな森が見えます。鳥居をくぐると、小さいながらもしっかりした森の中に綺麗なお社。脇には石仏のお姿も。 これが今回ご紹介する八大龍王社です。

このお社は、ケーブルカーと従事者の安全を祈願して山上にあるお寺から勧請されたもの。建てられたのは昭和に入ってからなので割と新しいのですが、生駒山には元々八大龍王を祀る寺社が多いので、それほど唐突な印象はありません。

文明の象徴ともいえるケーブルカーの駅構内にこういうものがあるのを見ると、実に日本らしいというか、ほっとした気持ちになれます。

もし通られることがあればご挨拶ということで、手をあわせてみてはいかがでしょうか。

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任那伽耶の徒然日記 in 2011年

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