作品トーク(ウルトラQ篇) 
第15〜28話

もしも、字や表が見づらい場合は、フォントを調節もしくは全画面表示して下されば 宜しいかと存じます。

 「ウルトランキング」は現在、各ランキングのページに“ゲストブック”と称しました フリートークのコーナーを設けておりますが、ここのページは更に細かく ウルトラQの作品1作1作についての思い入れを語って頂けたらいいかな、 と考えて作ったページです。



第1〜14話 別 フ ァ イ ル 第15〜28話

<作品名> 最新投稿
ゴメスを倒せ! 02.12.5(139)
五郎とゴロ− 01.7.1(75)
宇宙からの贈りもの 01.7.1(75)
マンモスフラワ− <前回>
06.1.26(192)
ペギラが来た! 01.6.24(74)
育てよ!カメ 01.7.8(76)
SOS富士山 01.7.8(76)
甘い蜜の恐怖 02.8.3(113)
クモ男爵 02.11.25(136)
10地底超特急西へ 01.7.27(78)
11バルンガ 02.10.16(122)
12鳥を見た! 02.11.12(129)
13ガラダマ 01.9.23(83)
14東京氷河期 01.9.23(83)

<作品名> 最新投稿
15カネゴンの繭 <最新>
06.2.23(204)
16ガラモンの逆襲 01.9.23(83)
171/8計画 02.8.6(114)
18虹の卵 02.1.18(95)
192020年の挑戦 02.11.5(124)
20海底原人ラゴン 01.9.28(84)
21宇宙指令M774 01.10.29(87)
22変身 01.10.29(87)
23南海の怒り 01.10.29(87)
24ゴーガの像 01.10.29(87)
25悪魔っ子 01.11.25(92)
26燃えろ栄光 01.11.25(92)
27206便消滅す 01.11.25(92)
28あけてくれ! 01.11.25(92)


 第15話  カ ネ ゴ ン の 繭 
 ・放映日:'66年4月10日 、・登場怪獣:コイン怪獣カネゴン
 ・脚本:山田正弘 、・監督:中川晴之助 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:20 、・視聴率:28.5%
 ・ゲスト:辻沢敏(加根田金男)、浜田寅彦(金男の父)、 野村昭子(金男の母)、渡辺文雄(ヒゲオヤジ)、
       二瓶正也(ヒゲオヤジの子分)、牧よし子(祈祷師)、 桜井俊道(アキラ)、中島洋(チビ)
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造形マニア118  2001.9.28(Vol.84) 初出___Cont.No.zo1501    次の投稿へ カネゴンの繭のトップへ次の作品(ガラモンの逆襲)へトップへ

カ ネ ゴ ン の 繭−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
カネゴンM2T2  タイトル「カネゴンの繭」。スキップする金男と子供達をバックにしたクレジット
カネゴンM1と15  ヒゲ親父にバザー会場を壊され憤慨する子供達
カネゴンM3鈴 “カネゴンM3T2” と “宇宙指令1A” にオーバーダビング
カネゴンM3T2  巨大化している繭
宇宙指令1A  繭に引き込まれた金男の悪夢の一夜
カネゴンM17  カネゴン誕生
カネゴンM4  カネゴンに驚く金男の両親
カネゴンM4コード  鏡を見て号泣するカネゴン
1010カネゴンM8  町をさまようカネゴン
1111カネゴンM6  カネゴンに金を食べさせる子供達
 12カネゴンM1と152回目 ヒゲ親父、再び登場〜前半終了
 13カネゴンM82回目 腹をすかせてへたり込むカネゴン
1214カネゴンM9T2  カネゴンの口のジッパーを閉めるチビ
1315カネゴンM10と11途中スキマあり 子供達の討議を聞いて逃げ出すカネゴン
1416カネゴンM12  カネゴンを追う子供達
1517カネゴン子供テーマ3  ヒゲ親父をやっつける相談をする子供達
 18カネゴン子供テーマ32回目 トラックに空き缶をつける子供達
1619宇宙指令M4  カネゴンに驚くヒゲ親父と子分
 20カネゴン子供テーマ33回目 ヒゲ親父を追いかけるカネゴン
 21カネゴンM172回目 逆立ちしたヒゲ親父
 22カネゴン子供テーマ34回目 空に飛び上がりパラシュートが開き空を舞うカネゴン
1723カネゴンM19  人間に戻り喜んで帰る金男
1824カネゴンM20  カネゴンになった両親〜エンディング




<最新投稿>
??? さん  2006.2.23(Vol.204) 初出___Cont.No.qu1501    
カネゴンの繭のトップへトップへ
 これからカネゴンを見ようかと思っていますが、実最初、何でシリアスっぽいウルトラQでこんなふざけた奴を出すのだ!とかかなり失礼なこと考えていましたが、今にして思うと、このカネゴンのストーリーも、決して馬鹿にしてはいかんだろうと思うようになりました。
 あまり喜ばしくない話題で持ちきりのホリエモンですが、彼の人生観とか、そういったものに考えさせられる部分があるために見ようかな?と。
 彼はよく「お金で人は買える」とか語っておりますが、まあ、価値観自体は個人特有のもので、むしろ「その価値観はおかしい!」と叫ぶような連中ほど、自分の価値観を押し付けるようになっていくわけですから、この価値観自体に関しては、まあ、「人それぞれ」でいいですが、ただ、一連の騒動を見ていると、「お金で買える人の心」というものが、いやに安物だなぁとは感じるようになりましたね。
 もし管理人様がホリエモンの支持者ならば申し訳ないですが、私が今回の騒動を見て思ったのは、「じゃあ、彼が買い続けた人の心というものは、どれほどの値打ちがあるのかな」ということですね。
 大雑把に分ければ、彼の周りに現在残っている人たちといえば、今まで散々ちやほやしておきながら、捕まると手のひらを返したように彼を得意げに批判している連中や、あるいは極端なホリエモン崇拝者で、「ホリエモン信者」などと揶揄されている連中。もちろん他にもいろんな考え方の人はいるだろうけど、この二つのパターンの人種が圧倒的に多いかなぁと。
 ホリエモンの価値観そのものは、安易に否定できないにせよ(私は共感はできないが)、ただ、ホリエモンは、「人の心を金で買う」という発言の大きさが、本当の意味でわかっていたのかなぁと。ただ単に、周りでもてはやされた結果、こんな言葉を周りに公言するようになったのか、それは知りませんけどね。
 「心を買う」ということは、金でしか買えない程度の人間達に囲まれるということも意味すると思うが、もちろんご本人にその覚悟があって、それで公言しているのならば、それはすごいことだと思う。むしろ信念といってもいい。ただ、拘置所の中で「検察をやり込めた」とか「不老不死がどうのこうの」とのんきなこと言っていること自体、あんまり自分の発言の大きさに気がついていないのではないかなぁと。「金で思い通りになる人間達に囲まれる」という覚悟そのものができてなかったのでは?と考えてしまいます。おそらく周りの側近に乗せられて暴走してしまったのでしょうね。
 そういう意味では残念だけど、やっぱり悪いことはしちゃいけませんね。
 今度、暇あったらこのカネゴンの話も見てみるつもりですが、決して馬鹿にしてみるようなエピソードではないですね。そういう意味では、私自身も反省しなくては(笑)。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。

> もし管理人様がホリエモンの支持者ならば申し訳ないですが .... いいえ全〜〜然。大嫌いなタイプの人間です(更に輪を掛けて嫌いなのがM上ファンドってやつ)。 「近鉄球団を買う」と言って現れた時から嫌いでした。世間ではあれ以来今年1月までの2年近くの間 もてはやす風潮が強かった感じでしたけど、私は1度も共感を感じた事はありませんでした
> 「人の心を金で買う」 .... 心を買うことはできないでしょ。ただ今の時代は生きていくのがたいへんだから、 屈辱を我慢して金持ちに屈しているだけじゃあないですか?  私は誰にも屈していないから分りませんけど(^_^ )
> 決して馬鹿にしてみるようなエピソードではないですね .... この「カネゴンの繭」は、ほりえもんタイプの人間を茶化している作品ですよね。 けっしてああいう人間を称賛している作品ではないと思います。
まあでもそう考えると、「Q」の中では珍しい、下世話で下品な作品ではあるんですけどね。

本日もご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     カネゴンの繭のトップへトップへ






 第16話  ガ ラ モ ン の 逆 襲 
 ・放映日:'66年4月17日 、・登場怪獣:隕石怪獣ガラモン、宇宙怪人セミ人間
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:28 、・視聴率:31.2%
 ・ゲスト:平田昭彦(花沢主任)、義那道夫(謎の男=実はセミ人間)、 沼田曜一(トラック運転手)
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造形マニア118  2001.9.23(Vol.83) 初出___Cont.No.zo1601     ガラモンの逆襲のトップへ次の作品(1/8計画)へトップへ

ガ ラ モ ン の 逆 襲−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M123B  オープニング。深夜、天体物理学研究所に近づく謎の男
6−9  金庫から出て宙に浮く電子頭脳
M2T2  タイトル「ガラモンの逆襲」。謎の男と宇宙を飛ぶガラダマをバックにしたクレジット
M12  トラック運転手に話しかける謎の男
M32B  「電波管理所」
M39B  怪電波を受信!
育てよカメM5  謎の男と電子頭脳を乗せて走るトラック
氷河期M12  東京に飛来した数個のガラダマ
1010M48B  電子頭脳を弄ぶ少年を振り返ってにらむ謎の男
 11M122回目 TVに映るガラダマ
1112M8  目を開くガラモン
1213ガス人間・M8  謎の男が乗ったトラックを追う淳、花沢達
1314ガス人間・M10  東京の町を破壊する2体のガラモン
1415虹の卵1−16B  謎の男を追う警官と淳達
15165−3B *1 遠隔操作され宙に浮き上がるピストル
1617EXTRA  宙に浮かぶ電子頭脳を入れたチェロケース
1718ガス人間・M2  東京タワーを破壊するガラモン
1819ガス人間・M27Repeat使用 電子頭脳を奪い返す〜謎の男を撃ってしまうトラック運転手
1920EXTRA−3  口から液体を流して倒れ伏す2体のガラモン
2021M48A  姿を現すセミ人間
 22EXTRA−32回目 湖に向かうセミ人間
2123M40B  飛び去る円盤〜エンディング
*1....ロングバージョンの5−3かも知れません

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ガラモンの逆襲のトップへトップへ






 第17話  1/8 計 画 
 ・放映日:'66年4月24日 、・登場怪獣:出ないよ〜〜〜ん
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:円谷一 、・特技監督:有川貞昌 、・制作No.:8 、・視聴率:31.7%
 ・ゲスト:村上冬樹(S13地区区長)、三田照子(民生委員)、 堺左千夫(係員)、松本染升(重役タイプの男)
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造形マニア118  2001.9.28(Vol.84) 初出___Cont.No.zo1701    次の投稿へ 1/8計画のトップへ次の作品(虹の卵)へトップへ

1/8 計 画−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M111B  人ごみに押されて階段で転ぶ由利子〜オープニングナレーション
M2T2  タイトル「1/8計画」。画面が8分割されるクレジット
M119B  エレベーターに間違えて乗る由利子〜由利子の事を尋ねる淳
M123BRepeat使用 出入管理局員に箱に入れられる由利子
6−9  拘置所の窓から出て、川を流れる由利子の入った箱
ガス人間・M17 *1 由利子の入った箱を持ち去る2人のシスター
M40B  星川航空に行きたいと懇願する由利子〜前半終了
M112BRepeat使用 星川航空から出てくるシスター〜箱から出る由利子
 10ガス人間・M172回目 Repeat使用 置き手紙を残し、星川航空を去る由利子
1011ガス人間・M15  「S13地区で生きるから帰って」と淳に言う由利子
 12M119B2回目 再び人ごみに押されて階段で転ぶ由利子
1113ガス人間・M4  病院のテレビから流れる音楽
 146−92回目 医者を呼びに行く一平〜病院の窓から外を見る由利子
1215M39C  エンディング。
*1....もしかしたら、ガス人間M23、あるいは、ガス人間M20かも知れません。


りきぞー さん  2002.8.6(Vol.114) 初出___Cont.No.ri1701     1/8計画のトップへトップへ
 造形マニア118さんのご指摘どうり、「甘い蜜の恐怖」とのカップリングは「1 /8計画」です。まったく怪獣も宇宙人も登場しませんが、なかなか面白かったです ね、ただ「ウルトラ」とはまた違った雰囲気でしたが。最近は「Q」に惹かれていて ビデオをレンタルして見ています。何か神秘的というか、独特の雰囲気があって面白 いですね。「ウルトラマン」や「セブン」と違って制約が少なく自由度が高いとも思 えます。

 さてストーリーですが、近い未来にありそうな話ですよね。小さくなった由利子が 箱に入って移動する場面は他の童話かなんかでありましたかね?
 万丈目と一平が由利子を捜してミニチュアの街を歩く場面や、由利子が星川航空で大 きな写真立てや、鉛筆と立っている場面なんかは、アイデアの勝利ですよね、怪獣も 出てこない特撮というのもスゴイ。自分としては怪獣とウルトラマンがでてきて、と いう物語が好きなので今までは「Q」を見なかったのですが、怪獣がでてこない話も 「Q」では楽しめるかもと次も期待しています。
 しかし、今度こそ「Q」のDVDを 買おうと店頭まで行ったのですが、また「セブン」と「ウルトラマン」を買ってしま いました。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。
いや〜〜〜これまで「Q」を御覧になられてなかったと言う事で、最初は私 心配してたんですけど、なんだか気に入って下さったようで「Q」世代の私としては とても嬉しい所です。特にこの「1/8計画」などは怪獣が出ない地味な話ですから、 余計に心配しておりましたもので....まあもっとも「セブン」でも 「侵略する死者たち」とか「盗まれたウルトラアイ」とか「第四惑星」のような 怪獣や宇宙人(の着ぐるみ)が登場しない話も有りましたが。
ただまあ、ウルトラシリーズの最初の作品は何と言っても この「ウルトラQ」ですし、この「1/8計画」は製作順で言えば、 「マンモスフラワー」「変身」「悪魔っ子」「宇宙からの贈りもの」「あけてくれ!」 「鳥を見た!」「育てよ!カメ」に続く第8話なんですが、この8話中 (「変身」を含めると)怪獣の出ない話が半数の4話も有るんですよね。 つまり、「ウルトラシリーズ」って最初はこの8作品のような SFアンソロジー的なものを目指していた訳ですよね。
ちなみにこの「1/8計画」は、1954年の「ゴジラ」からずっと東宝特撮映画の カメラマンをしてこられた有川貞昌さんが始めて特撮監督をした作品ですね。

> 小さくなった由利子が箱に入って移動する場面は他の童話かなんかでありましたかね? .... う〜〜〜んっ、童話ではどうだったでしょうかね〜〜??? これ以前には 「モスラ」でザ・ピーナッツの小美人が、箱に入ったりとか 大きなテーブル等のセットの中で演技したりとかのシーンは有りましたね。
> 今度こそ「Q」のDVDを買おうと・・・また「セブン」と「ウルトラマン」を買ってしまいました .... あははは....まあそうですよね(^_^ )。1枚3700円ですし、これまで見たことが無く 愛着も持っていなかった白黒作品に対して、それだけのお金ってなかなか出せませんよね。
実はぶっちゃけた話、私は、「Q」「マン」はLDで全話持ってるんですけどそれでも DVDでも全話揃えたんです。ただ、「セブン」はLDで全話持ってますので DVDは今のところ半分の6巻しか持っていないんです。「帰りマン」もLD で全話持ってますのでDVDは全部は揃えないと思います。つまり私の場合は、 「Q」「マン」への思い入れが特別に強いんですよね。
そういうものですよね....思い入れって(^_^ )。
> 万丈目と一平が由利子を捜してミニチュアの街を歩く場面 .... 「変身」と同じく、悪夢のようなシーンですよね。もっともこの「1/8計画」は 本当に悪夢でしたが。「Q」ってのは白黒画面の効果もあってか、なにか 生々しいところが有るんですよね。 それと、この「1/8計画」は発想自体は素朴な物なんですが、その素朴さを 恥らわずにそのまま映像化するからこそ生々しさが醸し出されてるのかもしれませんね。
ちなみに、この「1/8計画」は「五郎とゴロー」と同時制作のようですが、 この町並みのセットは「ゴロー」とも共通なのかな???  それと佐原さんも(これ以前にも)沢山の怪獣映画に出てこられてましたが、 この「1/8計画」ではご自分が怪獣みたいになられた わけですよね。気持よかったでしょうかねぇ?(^_^ ) まあ気持ち良かったか否かは 別にして、主役トリオが「Q」の思い出話を語る時、この「1/8計画」がよく話題に のぼるんですってネ。
> 怪獣がでてこない話も「Q」では楽しめるかもと次も期待しています .... わたし的には「あけてくれ!」が気に入ってますけど、でもこの作品は多分 人によって好き嫌いが分かれるんじゃあないでしょうか?....ネ。
どうもどうも(^_^ )本日もご投稿まことにありがとうございました。



 第18話  虹 の 卵 
 ・放映日:'66年5月1日 、・登場怪獣:地底怪獣パゴス
 ・脚本:山田正弘 、・監督:飯島敏宏 、・特技監督:有川貞昌 、・制作No.:21 、・視聴率:28.9%
 ・ゲスト:白川ひかる(ピー子)、城所英夫(糸魚川博士)、 春川ふかみ(おばあちゃん)、宮川洋一(トラック運転手)、
       嵯峨善兵(発電所所長)、
次の作品(2020年の挑戦)へトップへ
造形マニア118  2001.9.23(Vol.83) 初出、02.1.18(Vol.95)追加 ___Cont.No.zo1801     虹の卵のトップへ次の作品(2020年の挑戦)へトップへ

  T.子供の頃の忘れられないある1日の出来事

「ウルトラQ」の中で最もオーソドックスな怪獣といえる地底怪獣パゴスが 登場するこの「虹の卵」は、“正統派怪獣もの” の1本であると同時に、 そんな楽しい思い出を1番思い起こさせてくれる作品だと私は思います。

思えば、冒頭パゴスがトラックを襲うシーンを除けば、
“タンポポ団” の子供達がささめ竹の花を見つけ、 そして虹の卵を捜しに出かけてパゴスに遭遇し、おばあちゃんが立ち上がるまでの 波乱に満ちた数々の出来事ってわずか1日の出来事なんですよね。
そして、この1日に起きた数々の出来事は、このタンポポ団の子供たちにとって、 一生忘れる事の出来ない体験だったのでは....と思うんです。

例えば、(子供の心に戻って)自分がこの作品に登場するタンポポ団の子供の1人に なったと仮定してみましょう。
そして、大人になって子供が生まれて、その子が物心つく年齢に達した時に、 あの「恐ろしくも、しかし楽しかった1日」の出来事を子供に聞かせて あげている自分の姿を想像してみましょう。
そして、美しく澄んだ瞳をキラキラ輝かせながら興味深げにその話に聞き入っている 子供の可愛い顔を想像してみましょう。
    それは、どんなに楽しい事でしょう。


子供時代の経験というのは本当に何物にも代えられない貴重なものだと思うのです。 人生仮に80年だとするとその1/5にも満たないこの僅かな時間に。
「虹の卵」という作品は、そんなかけがえのない “子供時代の忘れられない出来事” を「ウルトラQ」の中で1番 描いた作品だと私は思っているのです。

「ウルトラQ」の中で、“子供時代の忘れられない1日(あるいは数日)の出来事” を描いた作品 としては他にも例えば、
「ゴメスを倒せ!」「育てよ!カメ」「地底超特急西へ」「鳥を見た!」 「東京氷河期」「カネゴンの繭」等、結構沢山あるんですけど、
「ゴメス」は(登場する子供が)あまり子供らしくないですし、 「カメ」は夢か現実か判りませんし、 「地底超特急」はもしかしたら死んだのかも知れませんし、 「鳥を見た!」は友達の鳥が人を殺傷してますし、 「氷河期」は父の死という悲しい結末ですし、 「カネゴン」は1種のいやらしさを描いてますし、
その意味でも、この「虹の卵」が1番 “後味の悪さの残らない楽しくて忘れられない子供時代の出来事” が 描かれていると思うのです。
更には、“他人の為に何かをしようとした”(勿論この場合はおばあちゃんを歩けるようにする為) 事と、“仲間達といっしょだった”事、 そして“1日の出来事だった”(夢のように一瞬の間に過ぎ去った出来事である)事は、 やはり格別に思い出に残る出来事になるのでは....とも。


それともう1つあるんです、何となく自分の子供時代とイメージ的に重なる所が。
勿論私は本物の怪獣に遭遇した事なんてありませんから、このタンポポ団の子供たちのような 強烈な体験ではないんですけど。
小学校の3年くらいの頃かなァ、普段は小学校よりも遠くには行かないのに、ちょっと冒険したくなって 放課後(今まで未知の世界だった)小学校よりも遠くの野原か空き地に行ってみた時の体験。 ちょっと心細くてだけどちょっと大人になったような.... そう言う体験があったかどうかハッキリした記憶はもう無いんですけど、 でも、今でもよくそんな夢を見るんです、 そんなちょっとした冒険をしている子供の頃の自分の夢を....。
筍を探して林の中に入り虹の卵を捜して養鶏所とか遠くの野原まで出かけてそして怖い目にも遭って.... この物語に登場するタンポポ団の子供たちは何か自分の子供時代とイメージ的に重なる所が 感じられて懐かしくなるんですよね。

それから、自分の子供時代を思い出すと.... 学校で1日の勉強を終えた放課後も思いっきり遊んで、それでもまだ日が高くて、 家に帰ってからそろばん塾に行っても、それでも夕食時に(アニメや特撮物の)TVを見て、 その後も部屋で粘土で怪獣を作って遊んだりする事が出来て、それでも10時頃にはもう寝る事が出来た。
子供時代の1日って本当に長かったと思いませんか?..... 大人になってからの1日とは比べ物にならないほど。
1日の内にあまりにも多くの体験をしているタンポポ団の子供たちを見ていると、 その自分にも経験のある“長かった子供時代の1日”がまた思い出されて 懐かしさを感じるんです。

そして後ほどWの所でも触れますけど、音楽を担当された宮内國郎さんの言われる 「この時代を象徴していた明るいほのぼのムード」が漂っている作品だとも 思います。
当時私は、このタンポポ団の子供たちよりももっと小さい子供でしたけど、 その私の遠い記憶の中に存在する肌で感じた当時の時代の空気が漂っている....。 それは林の中とか野原とか自然の中をノビノビと駆け回っている子供たちの姿からも 感じ取れるのかもしれませんね。



  U.ウルトラQ的現代版童話

とも言えるかなァ........この「虹の卵」は。パゴスのような子供を襲う怪獣って 童話にもよく出てきますよね。パゴス自体はそんな可哀相な引き立て役かな?.... カッコ良過ぎる外見がそれを隠蔽しているけど。

「虹の卵」というタイトルがメルヘンチックですよね。
で、その “虹の卵” って実は「虹を見た子供の心の中に生まれる美しい卵」という形の無い物で、 本当は「美しい心さえ持ち続けていれば願いがかなう」と大人が子供に伝えたかったメルヘンなのでしょうが、
でもタンポポ団の子供たちはそれを真に受けて、虹の卵は形の有る物だと思い込んで 探しに行ってしまうというこの子供らしい(良い意味での)単純さ・直情径行さが 面白くて笑えるんですよね。またそれを見つけてしまうという偶然さも....で、その正体が実は ウランカプセルというメルヘンとは程遠い物だというオチが「ウルトラQ」らしいですヨネ。
でも、この子供たちの行動力が結果的にはおばあちゃんを立ち上がらせた訳ですモンネ。

元々は「虹を見た子供の心に生まれる美しい卵が何でも願いをかなえてくれる」という抽象的な 喩え話・童話だったのが、 パゴスの発する金色の虹と卵に似た形のウランカプセルそして最後おばあちゃんが立ち上がって 子供たちの願いがかなってその童話が現実化してしまった.....という、 物語全体が2重の童話の形を取っている訳ですよね。 “現代版” らしく所々ちょっとシニカルなユーモアも混ぜたりして。
不条理で非科学的で悪く言えばご都合主義でナンセンスなんでしょうけど.... でも....人間の “大人” の未熟な科学知識なんかを超えた物があっても良いじゃないか、 それを導き出すのが “子供” の純な心なのさ....私にはそれが痛快で面白いんですよね。

ラストの由利子のセリフがイキだよね....「やっぱり、これ....虹の卵だったのよ」
そうじゃない事くらい判ってるんだけど、 子供の夢を壊したくないという思いやりかも知れませんし、 カメラマンという常日頃どちらかと言えば醜い現実世界をよく見ているだけに久しぶりに 美しい夢のような世界に浸れて嬉しかったのかも知れませんし、 また自分も子供の心に戻れたのかも知れませんし。
大人のぬかす小理屈なんてどうでもいい。子供の純なハートさえあれば何でもできるのさ!
大人なんてエラそうなこと言ってるだけでせいぜいパゴスを倒すくらいしか出来ないじゃないか。 その点子供たちはおばあちゃんを立ち上がらせたんだぜ!
........といった子供賛歌のエピソードだとも思いますネ。
ちなみに、昭和ガメラの監督の湯浅憲明さんも、後半のガメラは徹底した子供賛歌として 描いたそうですよね。大人なんて理屈こねてるだけで何も出来なくて 子供の素朴な発想と行動力が現状を打開するといった具合に....「ガメラ対ジャイガー」 なんかその典型かな。


そして、Tの所でも少し述べましたけど、この「虹の卵」って物語は、ここに登場したタンポポ団の 子供が大人になった時に自分の子供に聞かせてあげる(実体験の)童話なのかも知れませんね。



  V.ドラマ構成

冒頭に、この「虹の卵」は、“正統派怪獣もの” の1本であると書きましたが、 本当の事を言えば−−−ドラマ構成的に言えば−−−正統派怪獣ものではないと私は思います。
私が正統派と書いたのは、パゴスのデザイン・造形が正統派の怪獣だと言う事と、 パゴスの出現の仕方や暴れ方・退治のされ方などが怪獣映画の正統派だからでして、 ひとえにパゴスそのもののキャラクター故なんです。
「ウルトラQ」の中で本格派怪獣といえば、ゴメス、ペギラ、ガラモン、そしてこの回のパゴスが 挙げられると思いますが、この「虹の卵」は上記の本格派怪獣の登場する話の中では唯一、 (T、Uでも触れましたように)怪獣よりもむしろ子供の世界を描いたものと言えるでしょう。
そしてそのドラマ構成は、下記の2通りの−−−あまり正統派怪獣ものとは言えない−−− ドラマ構成のどちらか或いは両方を取っていると言えましょうネ。
  1. 子供の冒険物語を中心に描き、そこに怪獣が絡むというドラマ構成
  2. 怪獣のドラマと並行して、怪獣とは関係の無いドラマが進行し、
       その2つが所々絡み合うというドラマ構成
この2通りのドラマ構成は、この「虹の卵」だけでなく他にもいくつかのエピソード・怪獣映画 でも見られるものです。
ですので、この回に登場するパゴスを改造したネロンガが登場する次作「ウルトラマン」の 「科特隊出撃せよ!」などが−−−怪獣の描写以外の要素は殆ど含まれていない−−− “正統派怪獣もの” の典型例と言えましょうかネ。それとまあ何と言っても初代「ゴジラ」(1954年)が。
ここでは、この2通りのドラマ構成を取った他の作品例を挙げて、この「虹の卵」のドラマ構成を 考えてみたいと思います。先ずは......

1.子供の冒険物語を中心に描き、そこに怪獣が絡むというドラマ構成

この「虹の卵」に於ける “子供の冒険物語” は言うまでも無く “虹の卵を捜しに行くタンポポ団の子供たち” ですが、
他にもこの構成をとっている−−そのイメージの強い−−例をあげるとすれば....
  • 「沿岸警備命令」
  • 「電光石火作戦」(以上「ウルトラマン」 1966年)
  • 「ガメラ対大悪獣ギロン」(大映 1969年)
  • 「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(東宝 1969年)
  • 「モスラ2 海底の大決戦」(東宝 1997年)
等が私は思いつきますね。あと、
  • 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(東宝 1966年)も、
子供が主役ではないものの、このドラマ構成を取っている作品かと思います。次に......

2.怪獣のドラマと並行して、怪獣とは関係の無いドラマが進行し、
     その2つが所々絡み合うというドラマ構成

この「虹の卵」に於ける “怪獣とは関係の無いドラマ” はこれまた言うまでも無く “虹の卵を捜しに行くタンポポ団の子供たち” ですが、
他にもこの構成をとっている−−そのイメージの強い−−例をあげるとすれば....
  • 「宇宙大怪獣ドゴラ」
  • 「三大怪獣地球最大の決戦」(以上東宝 1964年)
  • 「沿岸警備命令」
  • 「電光石火作戦」(以上「ウルトラマン」 1966年)
  • 「勇気ある戦い」(「ウルトラセブン」 1968年)
等が私は思いつきますね。ここでは上に挙げました作品について少し補足させて頂きますと、
  • 「ドゴラ」は、怪獣ドラマと並行してダイヤモンドギャング団のドラマが描かれ、
  • 「三大怪獣」は、怪獣ドラマと並行して王女暗殺のドラマが描かれ、
  • 「沿岸警備命令」は、怪獣ドラマと並行して宝石密輸団と子供たちの戦い(?)が描かれ、
  • 「電光石火作戦」は、怪獣ドラマと並行して危険を冒して街へ食料を買出しに行く少年達のドラマが描かれ、
  • 「勇気ある戦い」は、怪獣(というかロボット)ドラマと並行して心臓の手術を受ける少年のドラマが描かれていました。
「宇宙大怪獣ドゴラ」は決して一般的な評価は高くないですし私もあまり上手く出来た作品とは 思えませんが、怪獣映画の1つの方向性を作った作品だったと思います。 「怪獣のドラマと並行して、怪獣とは関係の無いドラマが進行し、 その2つが所々絡み合うというドラマ構成」を始めて取った作品と言う事で。 その4ヵ月後の「三大怪獣地球最大の決戦」も同様の構成を取っていながらこちらには 進歩の跡が見られると思いますし。

ま、怪獣(及び核)の脅威以外の要素は殆ど含まれていず、怪獣出現によってパニックに陥る人々の姿を リアルに描いた初代「ゴジラ」から10年経ち、怪獣・SF映画も10本を越えて そろそろ新機軸を必要とし始めた時期だったと思いますし、
この「ドゴラ」で打ち出した怪獣映画の新機軸 −−−−もっとも、その3年前の「モスラ」(1961年版)も、人間の悪しき欲望が怪獣を呼んでしまった というそれまでとは違った形式の怪獣映画でしたが−−−− は、怪獣映画がバラエティに富み始めるきっかけにもなり、 そして「ウルトラQ」「ウルトラマン」を始めとするTV怪獣シリーズにとっても このバラエティ化は必要不可欠なものだったと言えるでしょうね。
で、そのおかげで「Q」「マン」「セブン」等の初期のTV怪獣シリーズは大成功を収める事が 出来たのだと思います。

そして、1の「子供の冒険物語を中心に描き、そこに怪獣が絡むというドラマ構成」 を取った作品は、そのバラエティ化の中で生まれてきたのだと思いますし、その意味では、
この「虹の卵」は「ウルトラQ」の中では、強烈な印象の特筆すべき作品ではないものの、 そんな上記の2通りのドラマ構成のどちらか或いは両方を取っていると言う意味で、 (1966年時点での)新時代の怪獣映画・怪獣ドラマの最も顕著な例だったと思います。



  W.パゴスについて

今更言うまでも無いでしょうが、この「虹の卵」の主役である(ハズの ^_^ )地底怪獣パゴスは、 東宝怪獣のバラゴンのボディに、高山良策さんが作られた頭部を合体させた怪獣と 言われています。
ま、パゴスの造形についての詳細はまた後日怪獣トークの方で 述べたいと思いますので、ここでは私めのパゴスへの思い入れのほんの一部を 語らせて頂きたいと思います。

以前に「宇宙船」にも書かれたことがあったと思いますが、このパゴスの頭部はおそらく ウインタテリウムをモデルにしていると思いますネ。
ウインタテリウムとは、今から4000〜4500万年前の始新世中期に北アメリカのユタ州ウインタ山地に 住んでいた、サイとほぼ同じ大きさで姿も少し似ている古代哺乳類で、
面長な顔の鼻先・目の上・後頭部に1対ずつの角を持ち、上顎から牙も生えている点が パゴスに似ていると思いますネ。ま、パゴスは鼻先の角は1本ですし、また、 ウインタテリウムは哺乳類ですのでパゴスのように口は大きく裂けていなかったでしょうし、 また耳たぶも生えていたでしょうが。

実在した古代の大型動物と言えば、先ずなんと言っても恐竜が有名で人気が高いですし 私も勿論恐竜は大好きですが、
私は、(このウインタテリウムを含む)古代の大型哺乳類も味わいがあると思いますし、 興味がソソられるんですよね。古代の大型哺乳類で有名なのはなんと言ってもマンモスでしょう。
でも、マンモスやウインタテリウムの他にも、ブロントテリウム、エンボロテリウム、アルシノイテリウム 等、主に面白い形の角を持った興味をそそられる顔の古代大型哺乳類が沢山居るんです。
そうそう今更言うまでも無いでしょうが、恐竜は爬虫類ですので。


で、この(ウインタテリウムを連想させる)パゴスを見ていると私は時々、 ブロントテリウムやエンボロテリウムの顔を怪獣っぽくアレンジして、パゴスの顔とすげ替えて 更に色々な地底怪獣を作り出しても面白かっただろうな....と思う事があるんです。
   「古代哺乳類・地底怪獣シリーズ」....第1号はパゴス....ってところでしょうか(^_^ )。
(オリジナルである)バラゴン、パゴス、ネロンガ、ガボラ、(あとまあマグラもカナ).... 東宝怪獣のバラゴンのボディに頭部をすげ替えただけでなんとまあ印象的な怪獣が沢山 産み出された事でしょう。 それだけバラゴンのデザインは偉大だったとも言えますが、でも私は更に可能性が秘められていたと 思ってるんです。

それと実は、先に挙げました古代哺乳類たち(ウインタテリウムやブロントテリウム等)って、 頭部を除くボディ部分は(想像図ではありますが)そう大差は無いんです。 ですので、バラゴンのボディに様々な顔を付けて数種の怪獣を生み出したこと自体、 動物学的に考えても実に的を得ていたと言えようかと思います。
ま、それだけ顔と言うのは動物の個性を際立たせるのに1番重要なパーツだと言う事が 改めて納得させられますし、「怪獣は顔が命」と言われるのも尤もですヨネ (ホンマに言われてんのかなぁ....^_^ )

そして私は、「怪獣動物園」なんて作って、サファリゾーンにバラゴン、パゴス、ネロンガ、ガボラ、 そして更にはブロントテリウムやエンボロテリウムに似た顔をもつ近種の地底怪獣を沢山 放し飼いにしたジオラマなんて作ったら楽しいだろうなぁ..... なんて夢を見る事があるのです。
ま、つまりはそんな怪獣デザイン・造形バリエーションの方法論を生み出した重要な作品 でもある訳ですよね、この「虹の卵」って。

それから、本投稿では殆ど触れませんが、パゴスの登場シーン・破壊シーンは東宝怪獣映画を 髣髴させる正統派怪獣映画のもので(ま、TV的な技法だとは思いますが)、 怪獣ファンも楽しめる娯楽作品だと言う事も忘れてはいけませんよね。
ちなみに、山肌を割ってパゴスが登場するシーンは、この少し前に撮影がされたと思われる 「フランケンシュタイン対バラゴン」の白根山のバラゴン登場シーンを髣髴させる物がありますよね。 この「虹の卵」の特撮を演出されたのは「フランケン・・・・」でカメラを回していた 有川さんですし、そしてなんと言ってもパゴスの元はバラゴンですし。



  X.使用BGM

虹 の 卵−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
キリがないM6  オープニング。ウランカプセル輸送トラック
6−8  新産業都市の景観
虹の卵1−3  あたりが暗くなる〜金色の虹〜崖崩れが起こる
M2T2  タイトル「虹の卵」。山肌を割って現れたパゴスをバックにしたクレジット
虹の卵1−5  筍を探すたんぽぽ団の子供達
虹の卵1−6  さざめ竹の花を見つけるピー子
虹の卵1−7  さざめ竹の花を見て動揺するおばあちゃん
ジョーM4T2  おばあちゃんを歩けるようにしようと虹の卵を捜す決心をするたんぽぽ団
1010虹の卵1−8  ウラン輸送トラック運転手を発見する淳達
1111虹の卵1−9  病院の窓から金色の虹を見る由利子〜前半終了
1212虹の卵1−10  金色の虹を見つけた少年(青テン)
 13虹の卵1−52回目 卵を産ませるお呪いをするブン太
 14虹の卵1−53回目 腹痛を装う青テンと強
1315バルンガM3  金色の虹を見てパゴスと断定する糸魚川博士
1416虹の卵1−14  子供達の前に現れるパゴス
1517虹の卵1−15 *1 分子構造破壊光線を吐くパゴス
1618虹の卵1−16B  前進を始めるパゴス
1719EXTRA  ピー子の頭上を通過するパゴス
 20虹の卵1−152回目  *1 ネオニュートロンミサイル搭載のトラック
 21虹の卵1−16B2回目 疾走するトラック
 22EXTRA2回目 新産業都市を破壊するパゴス
 23虹の卵1−142回目 終盤部のみ
 24虹の卵1−143回目 ピー子を発見〜ネオニュートロンミサイル発射
1825虹の卵1−18  立ち上がったおばあちゃん〜エンディング
*1....小音量により判別が困難なため、確証は無し
「ウルトラQ」は数多い汎用音楽(第1、2回録音曲)に加えて「ガス人間第1号」の 音楽も使用しておりましたが、更に加えてエピソード毎の専用の音楽も数多く作られました。
最後の方に録音されたのは「虹の卵」「2020年の挑戦」「SOS富士山」「地底超特急西へ」 「南海の怒り」の5エピソードだったようですが、
この中で後ろの3エピソードの専用の音楽は曲数も少なく、それまでに録音された音楽 (汎用、「ガス人間」、それ以前のエピソード音楽)が劇中の大半を占めていましたので、
本当の意味で−−−そのエピソード専用の新録音曲が劇中音楽の半分以上を占めた−−− まとまったエピソード毎の専用の音楽は「虹の卵」「2020年の挑戦」が最後だったと 言えるでしょうネ。

それにしても上表を見ていて感じるのは、 音楽的な面から見ても「ウルトラQ」は(初期制作作品と比べて)作風が変わってきたんだなァ、 という事です。ちなみに、この「虹の卵」は制作順では21話のようですが。
先ずなんと言っても、初期制作作品で良く聴かれた怪奇・ミステリアスムードの曲 −−−5−10、6−9(M12)、5−5、5−7、M48A等−−−も「ガス人間」音楽も 全く使われてませんモンネ。
その点はこの作品とセットで制作された「2020年の挑戦」も同様ですし、 更に言えばこの2作品の前に制作された「宇宙指令M774」「燃えろ栄光」「カネゴンの繭」 (制作Noは18〜20)も同様なんです。
明らかに「ウルトラQ」はこの時期、初期の重厚な作風から 軽快な明るい作風に変わってきていると言えましょうネ。 「2020年」にしても(初期作品と異なった)都会的な硬質感というかザラザラ感が感じられますしね。
ま、もっとも次の制作話の「南海の怒り」「海底原人ラゴン」からはまた、 怪奇・ミステリアスムードの曲や「ガス人間」音楽を徐々に再使用して原点回帰的傾向が 少し見られますけどね。


さて、この「虹の卵」の専用音楽は11曲が作られ全曲目出度く(?)この回で使われたようです。
その中でも特筆すべき曲は、タンポポ団のテーマとも言うべき“虹の卵1−5”と エンディング曲の“虹の卵1−18”の2つでしょうネ。
この2曲は、この「虹の卵」が後期制作作品だったこともありまして、むしろ「ウルトラマン」に於いて 多用されました。
宮内國郎さんは、「ミステリー調の曲もそれなりに気に入ってますが、 やはり “子供のテーマ” とも言うべき明るいほのぼのムードの曲が好きなんです。 ある意味であの時代を象徴していたと思います」と 語っておられましたが、この2曲も多分お気に入りの曲でしょう....ネ(?)。
ここでは、この2曲について使用例を見ていきましょう。


“虹の卵1−5” 使用例
    使用場面子供
ウルトラQ 第18話 虹の卵 筍を探すたんぽぽ団の子供達
卵を産ませるお呪いをするブン太
腹痛を装う青テンと強
ウルトラマン 第17話 無限へのパスポート アラシとイデを出迎える藤井洋子 
第22話 地上破壊工作 アンヌとともにパリに飛び立つハヤタ 
再びアンヌとともにパリに飛び立つハヤタ 
第26話 怪獣殿下(前編) オープニング。怪獣殿下と少年たち。
第30話 まぼろしの雪山 穴に落ちる雪ん子
第36話 射つな!アラシ 扉が開くと太陽がいっぱい 

先ずは、“虹の卵1−5”の使用例ですが、上表からお判りいただけますように、
  ・「ウルトラQ」に於いては、この「虹の卵」1エピソード・3シーンのみの使用、
  ・「ウルトラマン」に於いては、5エピソード・6シーンの使用となっています。

ここで私が少し意外に感じるのは、この曲は曲調から “子供のテーマ” といった感じがするんですが、
  ・「Q」では(というか「虹の卵」では)、勿論全ての使用例が子供の登場するシーンだったのに、
  ・「マン」では、子供の登場するシーンの使用例は僅か2つで、子供の出ないシーンの使用例の方が多かったんですネ。


“虹の卵1−18” 使用例
    使用場面前半後半
ウルトラQ 第18話 虹の卵立ち上がったおばあちゃん〜エンディング
第23話 南海の怒り淳たちを見送る雄三とアニタ〜エンディング  
ウルトラマン 第12話 ミイラの叫び手を振るハヤタ〜エンディング  
第21話 噴煙突破せよ!アキコの病室にいたハヤタ
 
第22話 地上破壊工作ハヤタとアンヌを見送る科特隊員たち〜エンディング  
第24話 海底科学基地父と再会するジェニィ
第25話 怪彗星ツイフォン日本アルプスの景観をバックにしたエンディングナレーション
 
第27話 怪獣殿下(後編)戦い終わって、怪獣殿下に流星バッジを送るハヤタ
 
第30話 まぼろしの雪山回想シーン:働き戯れる雪ん子
 

次に、“虹の卵1−18”の使用例ですが、上表からお判りいただけますように、
  ・「ウルトラQ」に於いては、この「虹の卵」を含む2エピソード・2シーンのみの使用、
  ・「ウルトラマン」に於いては、7エピソード・7シーンの使用となっていますが、
ここでは更に、この1分5秒の曲を大雑把に “前半”、“後半” と分けて使用例を検証してみます。
ところで、「ウルトラマン」の「海底科学基地」に於ける印ですが、 この時は中間の数秒だけが使用されましたのでこういう表記にしたのです。

さて、上述の通りこの “虹の卵1−18” もまた、「Q」よりも「マン」での使用回数が 圧倒的に多いという結果が出ておりますが、でも、
上表からお判り頂けますように、前半・後半通してフルに使用されたのは、この「虹の卵」だけ なのです。さすがこの回の為に書下ろされた専用曲の面目躍如たるところです。
ただ実はこの曲は、この回に於いても完全にフルには使われなかったんですよね。 最初の数秒は使われずにフェードインしてきますから。 つまり、この(「Q」「マン」通してもっともホノボノとした、 屈指の美しいメロディを持った曲だと私が思う)佳曲は、 フルにオンエアーされた事は1度も無いと言う訳ですネ。

この曲以外に、「Q」「マン」通して3回以上使用されながら1度も フルにオンエアーされた事が無い名曲として私が思い付くのは、 「ペギラが来た」「怪獣無法地帯」のエンディングに流れたQ・M127ですね。
人気アーティストのJ−POP曲ならどんなショーモナイ曲でも嫌と言うほどフルで聴かされるのに、 劇伴音楽だとどんな名曲でもフルに流れ無い場合もある.... こういう不公平をどう思われますか?.... 有名人(或いは有名企業)ならどんな駄作を作ってももてはやされ、 名も無い人はどれだけの秀作を作っても認められない.... 物の本質を見抜けず名前だけで判断して延いては才能が殺されてしまう日本 という国の気質を物語っているような気がしませんか(^_^ )。

ところで、この回の姉妹編ともいえる(?)「ウルトラマン」第9話の「電光石火作戦」では、 意外とこの回の曲は1曲しか使われてなかったんですネ。
2人の少年の目の前をガボラが通過するシーンに流れた “虹の卵1−14” です。



  Y.子供感について

T、Uの所でも述べましたように、この「虹の卵」は 怪獣よりもむしろ子供の世界を描いたものと言えるでしょう。 そして、この「虹の卵」はウルトラシリーズで飯島敏宏氏が始めて監督をした作品でもあります。
「Q」「マン」「セブン」....これらの初期ウルトラシリーズの成功の功労者 として、当然この飯島敏宏氏の名前も挙げる必要があると思いますし、 「ペギラが来た」での野長瀬監督の参加に続いてのこの作品の飯島監督の参加で、 「ウルトラQ」製作体制はいよいよパワーアップされ効率化もされた訳ですネ。
この作品を含む「Q」の(制作上の)終盤8作品は野長瀬監督と飯島監督で分け合いましたし。

で、その飯島氏が昨年久々に監督(及び脚本)した劇場版「ウルトラマンコスモス」について、 こういう寸評が「宇宙船」かなにかに載ってましたね。
   「飯島監督の子供感は、35年前と全く変わっていない。凡百の監督は見習うべきだ」と。

ここでいう “35年前” とは主にこの「虹の卵」を指しているのだと思いますが..... 確かにそうですよね。私も子供の本質自体は35年間でそんなに変わる筈がないと思います。
もし “子供が変わった” ならばそれは.....大人達が変えてしまった のだと思います。更にいうなら “子供たちを取り巻く環境” を大人達が変えて しまった事によって....。

では、子供を取り巻く環境が35年前と比べてどう変わってしまったのか?  挙げていけばいくらでも有るでしょうが....
  • 私は先ずマスコミの醜悪化が1番大きいと思う。覗き趣味や人を誹謗中傷して 楽しんでいる(暴力に満ちた)情報や番組を流しているTVや週刊誌等が。
  • また、子供たちの遊び方の変化。昔のように友達と外で遊ぶ機会が少なくなり、 部屋に篭ってコンピューターゲーム等に没頭して....これも ゲームメーカーの大人たちの行き過ぎた儲け主義が種悪の根源だし。
  • それから、道とかがアスファルトに覆われて、土の柔らかさ・温かさが伝わらないのも 何か子供に影響があると思うな。他にも木立が少なくなったりとか自然の減少が。
  • 更には、この平成大不況。35年前は高度成長期で希望に溢れていたのに、 現在のこの不安と苛立ちに満ちた大人たちの倦怠感が絶対に子供にも伝わっているはずです。
大人たちは「自分達は子供の頃どんな環境だったか」を思い出さなければいけない。
そして、自分が子供の頃に楽しかった事は自分の子供にも味合わせてあげよう、 だけど、自分が子供の頃に味わった事の無い嫌な事は 自分の子供には絶対に味合わせないようにしてあげよう、 という子供たちへの思いやりを持たなければいけない....と思うな。

その為には、時には自分が子供の頃に見たこの「ウルトラQ」のような番組の、 特に当時の自分と同世代だった子供たちの出る「虹の卵」のような作品を見て、 当時の自分を取り巻いていた環境を思い出す必要があると思いますネ。
今の大人たちはあまりにも自分達のエゴを子供たちに押し付けていると 言えましょう。



という事で、次の時代を生きなければならない子供たちへの不安感を抱きながらも、 自らの誕生日を祝っての本投稿を締めくくらせて頂きます(^_^ )。


◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     虹の卵のトップへトップへ






 第19話  2020 年 の 挑 戦 
 ・放映日:'66年5月8日 、・登場怪獣:誘拐怪人ケムール人
 ・脚本:金城哲夫、千束北男 、・監督:飯島敏宏 、・特技監督:有川貞昌 、・制作No.:22 、・視聴率:28.6%
 ・ゲスト:小林昭二(天野二佐)、柳谷寛(宇田川刑事)、 土屋靖男(友田助手)、古谷敏(ケムール人)+関デスク
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造形マニア118  2001.9.28(Vol.84) 初出___Cont.No.zo1901    次の投稿へ 次の作品(海底原人ラゴン)へトップへ

2020 年 の 挑 戦−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
2020年2−1A  哨戒機消滅を信じてもらえない天野二佐
M2T2  タイトル「2020年の挑戦」。ネガ処理された幕僚会議をバックにしたクレジット
プールサイドM  ダイビングプールに流れる音楽
2020年2−2  プールに飛び込もうとした人間が消滅する
プールサイドM2  山荘に流れる音楽
虹の卵1−8  落下するコップ
 2020年2−22回目 ゴーカートに乗った女性が消滅する
2020年2−5  公衆電話から10円玉がザクザク
102020年2−6  由利子の眼前で消される渡辺カメラマン〜前半終了
1011EXTRA−2  人間消滅の写真を映写する由利子、関デスク、天野二佐
11122020年2−8  宇田川刑事に呆れる由利子
1213宇宙指令M5  由利子に襲い掛かる液体
 14EXTRA−22回目 消去エネルギーの説明をする一平〜由利子からの電話が途切れる
1315EXTRA−3  気を失う由利子〜神田博士宅に向かう一平と天野
1416虹の卵1−15  宇田川刑事の眼前で消えた由利子
15172020年2−11  Kミニオードのズーム〜倒れている由利子
1618メリーゴーランド  深夜の遊園地、由利子の前に現れる淳(?)
1719M48A  淳からケムール人へ変身
 20メリーゴーランド2回目 Repeat使用 巨大化して暴れるケムール人
18212020年2−14  東京タワー
19222020年2−15  帰ってきた淳と由利子が再会
20232020年2−16  消滅した宇田川〜エンディング




長崎より愛をこめて さん  2002.11.5(Vol.124) 初出___Cont.No.na1901     2020年の挑戦のトップへトップへ

 「Q」は全体的に怖いエピソードが多いのですが、もうコレは特に個人的にト ラウマでした、本放送時には。何が怖いってアナタ、ラストシーンですよ!ラスト! 一件落着かと安心させておいて、刑事が徐々に消えて行くアノ恐怖ったら…。 他の消失シーンはアッという間なのに、何で彼の時だけ?イヤラシ過ぎるぞ、 ケムール!!このジワジワとくるのがダメなんです、私。もう怖くて怖くてオチオチ 便所にも夜に一人で行けなくなっちまいましたよ。当時の便所がマタ汚いのは兎 も角として暗いし、汲み取り式って奴で子供心に落ちるかもという恐怖がタダでさえ あるもんだから、尚更でした。でも、今にして思うと最近のホラーとかって、このジワ ジワ感が希薄でショッキングな殺害シーンとかに傾倒し過ぎてて全然怖くありませ んね。近頃の若造がよく口にする「キモイ」ってヤツですか?生理的嫌悪感は覚え ますが、肝心の「恐怖」はサッパリです。
 話が脱線しましたね。この回のリアルタイムの記憶は、ほぼラストに集約されます が、あとケムールとパトカーとのチェイスも印象的でした。江口寿司の漫画とかでも 「走るケムール」とかパロディ化してたし。走るケムールに追われる悪夢も何度見た ことか…。そしてアノ笑い声!PREバルタンとか、AFTERマタンゴとか、当時は知る 由もありませんから、「ケムール笑い」として認知してました。マン第二話もバルタン の笑いには思わず「な、何故ケムールの声がっっ!」と思いましたから。そういや「マ タンゴ」は後年、小学生の夏休みのTV放映で見ましたが、イヤこれも怖いの何の!! 「人間の醜いエゴが云々」なんて作品評価なんかしてる余裕ないッス!ホジスンの 原作(「闇の声」)の百倍(当社比)怖いぞ、マジで。ええ勿論トラウマになりましたとも。
 …閑話休題。古谷敏氏がケムールを(ラゴンも)演じていたのは周知のことですが、 アノ長身で細身(で手足が長い)ってのは本当にポイント高いッスね!初代マンを 中肉中背のスタントマンとかが演じてたら、歴史は変わっていたかも…。だって以後の ウルトラシリーズのヒーロー(セブンも含め)って皆スタイルが今イチじゃありません? 上西氏や菊池氏には失礼かと思いますが、個人的にはどうしてもそう思えて。古谷氏 が初代マンを演じたのは歴史的必然というか、奇跡ッスね。ケムールも彼が演じてい なければ、あれほど幼少時の私をトラウマ化させたかどうか…怪しいモンです。あ、画 面が白黒ってのも結構大きいかな。もっともこれは「Q」全体に言えることですが。アノ 液体は果たして何色だったのでしょう?
 中年になってBSの再放送で見直した時に「おっ、キャップが出てるジャン。」とか「あの 刑事役のオッサンは確かゲスラにも出てタナ」とか気づきました。「あけてくれ!」にも出 とりましたな。本放送時には全く気づきませんでした。よっぽど怖かったんだなオレ…(^ ^)

<編集・発行者からの御礼>
長崎より愛をこめて さん、ご投稿まことにありがとうございました。
本放送当時のショックな思い出など鮮明にお話くださいまして (汲み取り便所まで引き合いに出して下さいまして、とても懐かしかったです ^_^ )、 とても面白かったデス。
「ウルトラQ」ってホント、あのテーマ音楽と言い、数々の悪夢の様なショッキングな映像と言い、 子供時代に始めて見た時にはトラウマになりそうな要素がいっぱい盛り込まれてますもんね。 しかもそれがお食事時に放送されてたんですもんね(^_^ )....いやーーー良い時代だった。
> ラスト!一件落着かと安心させておいて、刑事が徐々に消えて行くアノ恐怖ったら .... あの粋なオチでこの作品の評価は2倍上がりますよね。あの液体って「ケムール人の意思力で運動している」 と説明されてましたヨネ。でも地球に派遣されたケムール人は既に死んだのに、何故あの液体がまだ人を消してしまったのか? ....このあたり色々と想像をめぐらすと面白いですよね、こういう一見矛盾を含んでいるかのようなラストって。
それにしても「ケムール人は地球の若い肉体に目をつけた」そうなのに、(由利子曰く)あのヨボヨボのおじいさん でもケムール人から見たら若いんでしょうかネ?(^_^ )
> 最近のホラーとかって、このジワジワ感が希薄でショッキングな殺害シーンとかに傾倒し過ぎてて全然怖くありませんね .... そうですよね、最近のはホント安易と言うか短絡的と言うか。それと例えば、万城目がケムール人に変身するシーンも 今ならCGでもっと滑らかに作れるんでしょうけど、でも、 この「2020年」の変身シーンの方が(最近のCGを使った数々の滑らかな映像よりも)インパクトを感じるんですよね、私は。 それはやっぱり技術を超えたセンスなのかなと思いますネ。
> あとケムールとパトカーとのチェイスも印象的でした .... この鮮烈なシーン1つだけで、「ウルトラQ」は海外のどんな傑作SFTVドラマにも比肩し得ると私は思いますよ。 とにかく凄いセンス....飯島さん(本編監督)のセンスなのか有川さん(特技監督)のセンスなのか.... 「ウルトラQ」は大体の話は絵コンテが作られたみたいですが(この「2020年」は残念ながら私未確認です)、 ちなみに「1/8計画」は有川さん自身が絵コンテを作ったようですね。
> 古谷敏氏がケムールを(ラゴンも)演じていたのは周知のことですが、アノ長身で細身(で手足が長い)ってのは本当にポイント高いッスね! .... そーーーですよ、ケムール人って頭部は手が込んでますけど胴体はいたってシンプルなデザインですよね。 ですからあの古谷さんの(良い意味で)地球人離れした(^_^ )プロポーションは (頭部の造形に匹敵するくらい)物凄ーーくケムール人のビジュアルイメージ作りに貢献してますよ。
> 古谷氏が初代マンを演じたのは歴史的必然というか、奇跡ッスね .... まず、古谷さんが(有名ではなかったものの)東宝に居たという事が奇跡(というか偶然)ですよね。 もしも東映か日活に居たならば円谷プロ(あるいは円谷英二氏)の目に留まったかどうか?
そしてアクション俳優でもない古谷さんをケムール人やラゴンそしてウルトラマンに入れよう という英断を下した(円谷英二氏が推したと聞きましたが)センスの良さにも脱帽ですネ。
> そういや「マタンゴ」は後年、小学生の夏休みのTV放映で見ましたが、イヤこれも怖いの何の .... 「マタンゴ」良いですね。あれだけ登場人物が少なくて舞台が限られていても1時間半もの間退屈せずに見応えが有るんですから。 東宝ってこの「マタンゴ」の作られた1963年までは怪獣映画と並行してこういう味のある作品を作ってましたよね。
> アノ液体は果たして何色だったのでしょう? .... あの汚物状でしかも動くという悪趣味さが素晴らしいですよね、それとケムール人の頭から出た液体も 少し粘っこい所も良いです。 この液体は1958年の東宝作品「美女と液体人間」(これはカラー作品)が参考になってるらしいですが、 その液体人間の色のイメージが有ったかな、スタッフ達には?
 でもこの “人を食う動く液体” だけで1本の作品が作れそうなのに、更にケムール人が登場するんですから、 ナカナカ贅沢な作品ですね、この「2020年の挑戦」は。 こういう “複数の要素が詰め込まれた贅沢さ” も最近の作品には少ないような気がしますネ。
本日もご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     2020年の挑戦のトップへトップへ






 第20話  海 底 原 人 ラ ゴ ン 
 ・放映日:'66年5月15日 、・登場怪獣:海底原人ラゴン
 ・脚本: 山浦弘靖、野長瀬三摩地(原案/大伴昌司)・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:24 、・視聴率:30.9%
 ・ゲスト:石崎二郎(石井博士)、珠めぐみ(文子)、 黒沢年男(ラゴンに海に引っ張り込まれた漁師)
       古谷敏(ラゴン)、江幡高志(ラゴンに襲われた島民)+関デスク
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海 底 原 人 ラ ゴ ン−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M2T2  タイトル「海底原人ラゴン」。海底と岩根島に到着した淳と由利子をバックにしたクレジット
2020年2−2  謎の寒天状の物体
氷河期M1Repeat使用 海に引きずり込まれた漁師(利男)
ジョーM4T2  謎の物体をラゴンの卵と断定する石井博士
氷河期M4  上陸するラゴン
虹の卵1−15  酔っ払いに肩を叩かれ驚く川崎
 2020年2−22回目 ラゴンと気付かず声をかける酔っ払い〜酔っ払いに迫るラゴン
M48A *1 ラゴンに気付く酔っ払い
10虹の卵1−8  酔っ払いの首を折るラゴン
1011ガス人間・M24  漁師の家に現れ、家を壊すラゴン〜前半終了
1112EXTRA−3  山道を歩くラゴンに遭遇する淳と由利子
1213プールサイドM2  石井家のラジオから流れる音楽〜音楽に聞き入るラゴン
 14M48A2回目 *2 ドアを開くとそこにはラゴンの顔が...
1315M47B *2 博士の家に入ってくるラゴン
1416EXTRA−2  石井邸の周りを歩くラゴン〜夜が明ける
1517ガス人間・M15後半部 裏口から逃げようとする人々の前に現れるラゴン
1618流用曲ラジオから
流れる音楽

 *3
ラジオの音楽でラゴンを誘導する淳
1719不明
18205−10 *4 地震発生〜海に落ちるラゴン
 21ガス人間・M152回目 後半部 島から逃げようとする人々の前に現れるラゴン
1922ガス人間・M9  ラゴンに子供を返しに行く文子
 23EXTRA−22回目 子供を抱いて海に帰るラゴン
2024ガス人間・M27  大地震発生〜島が崩れる〜船で逃げ出す島民達
2125氷河期M12  船を島に戻そうとする石井博士達
2226ガス人間・M5  沈没していく岩根島
2327M39C  エンディング
*1....上の “2020年2−2” の中に挿入
*2....上の “プールサイドM2” の中に挿入
*3....宮内さんの作品かどうか不明
*4....もしかしたら、5−10Bかも知れません

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 第21話  宇 宙 指 令 M 7 7 4 
 ・放映日:'66年5月22日 、・登場怪獣:宇宙エイボスタング、ルパーツ星人、(キル星人)
 ・脚本:上原正三 、・監督:満田かずほ 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:18 、・視聴率:26.9%
 ・ゲスト:藤田進(巡視船船長)、水木恵子(ゼミ)、 小美野欣二(巡視船航海士)
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宇 宙 指 令 M 7 7 4−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
氷河期M4  クインパール号の甲板上に出た由利子
宇宙指令M1−3  語りだすフランス人形
ジョーM1  慌てて客室に戻る由利子
宇宙指令M2  海中に飛び込んだ謎の卵
M2T2  タイトル「宇宙指令M774」。流れ星の飛ぶ宇宙空間をバックにしたクレジット
 宇宙指令M1−32回目 遠隔操作されるセスナ機
M49  セスナの扉を開くとそこは無人
宇宙指令M5  ドライブインを見つける淳と一平
10M34  ドライブインに流れるジュークボックス音楽
1011宇宙指令M8Repeat使用 飛来した宇宙船〜水面を歩くゼミ〜ボスタング誕生〜タンカーを襲うボスタング
1112宇宙指令1A−2  ボスタングの絵を見る淳たち
1213宇宙指令M11  巡視船の前に現れるボスタング
1314ジョーM4T2  疑われるゼミ
1415ジョーM13  海面に浮上し客船に向かうボスタング
 16ジョーM12回目  *1 「エンジン全開、前進全速!」
1517M115B  戦い終わって平和な公園の淳たちとゼミ
1618宇宙指令M9  エンディング。
*1....ジョーM13かも知れません。
私、この「宇宙指令M774」の音楽は「バルンガ」の音楽に少し似ているな と思うんですヨネ。
先ずは、この回のフランス人形が語りだすシーンの “宇宙指令M1−3” と 「バルンガ」のオープニングシーンの “バルンガM1” が似てるなと 思うんです。
実際、この “バルンガM1” は、「ウルトラマン」の第7話チャータムの回想シーンに 流れていましたが、私、作品トークの「バラージの青い石」の所で、 “宇宙指令M7”(7という自体間違っていますが)と間違えてしまいました。

次に、この回の巡視船の前にボスタングが現れるシーンの “宇宙指令M11” と 「バルンガ」の台風のシーンの “バルンガM3” も少し似てるなと思うんです。
ちなみにこの “バルンガM3” は、「ウルトラマン」の冒頭、赤い玉と青い玉が 飛んでくるシーンで流れていた「ウルトラマン」最初のBGMでした。

まあ、“宇宙指令M11” の方が音楽的には複雑な構成で、似通っているのは 最初の部分とピアノが同じ音を8連打する部分の2箇所だけなんですけどね。 全体の流れもまあ似てるかな。
その意味では、ペギラが東京を襲撃するシーンや「ウルトラマン」初期の怪獣登場シーンに よく使用された “氷河期M12” もピアノが同じ音を連打する部分は似てますヨネ。 ただし、こちらは9連打しますけど。
ちなみに、この時期のエピソードごとの新曲が録音された順番は、 「東京氷河期」「宇宙指令M774」「カネゴンの繭」「キリがない」 「ダイナマイトジョー」「バルンガ」の順番だったそうですが。


“宇宙指令M1−3”と“バルンガM1” 及び “宇宙指令M11”と“バルンガM3” 共々、よっぽどのファンでなければちょっと聞いただけでは判別は困難かと思いますネ。
それと、弦をコインで擦った様な音楽も両作品に共通している感じですしね。


今回DVDで見て新たに気が付いたシーンとしては、海中に飛び込んだボスタングの卵が 海水を吸収して(?)膨らんでいくシーン。よく出来てるなと思いました。
でも、クライマックスの “巡視船&戦闘機 VS ボスタング” のシーンで 全く音楽が流れなかったのは物足りなかったなぁ。ここはやはり、 “宇宙指令M11” をもう1度流すべきだったでしょうね。
この点もまた、私がこの「宇宙指令M774」がパワー不足に感じる理由の1つ かも知れませんね。


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 第22話  変 身 
 ・放映日:'66年5月29日 、・登場怪獣:巨人
 ・脚本:北沢杏子(原案/金城哲夫) 、・監督:梶田興治 、・特技監督:川上景司 、・制作No.:2 、・視聴率:30.1%
 ・ゲスト:野村浩三(巨人)、中真千子(あや子)、 加藤春哉、宇野晃司+一の谷博士+関デスク
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変 身−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M39C  オープニング。蓼科高原の景観
5−3  動物の骨と巨大な足跡発見
M2 編集済OK分  タイトル「変身」。霧(?)が噴出している山をバックにしたクレジット
M5  星川航空。会話する淳と一平と由利子
M102B  あや子の回想の始まり。蓼科高原に来た浩二とあや子
M10  モルフォ蝶を追う浩二と彼を追うあや子
M8  巨大モルフォ蝶の毒に苦しむ浩二
 M102回目 水を求めてさまよう浩二
10M47(B)M10の中に挿入
 11M82回目
10125−5  巨人と化した浩二
11135−10  2人のカメラマンの前に現れた巨人
12145−7 *1 山に戻ろうとする巨人
1315M126B  ヘリコプターで出動する淳たちとあや子〜前半終了
1416M9  「沼がなくなってる!」
1517M46Repeat使用 淳たちの前に現れた巨人
 185−52回目 巨人に向かって発砲する警官隊
 19M462回目 4回Repeat使用 森を歩く巨人
 205−102回目 Repeat使用 出動する防衛隊〜山から降りてきた巨人
 21M83回目 射撃準備する防衛隊〜巨人に向かうあや子
1622M45  熱原子X線を発射する一の谷博士
 235−103回目 熱原子X線を浴びて苦しむ巨人
17246−9  元に戻った浩二と抱き合うあや子
1825M12B エンド  エンディング。
*1....ほんの数秒ですので確信はありません。
LDプレイヤーが1年以上も故障しておりますので、今回DVDで 久しぶりにこの作品を見ました。

先ず今回何故か、野村浩三さんがモルフォ蝶を追って森の奥に入っていくシーンを見て、 ある映画を思い出してしまいました。
その映画とは.... 野村浩三さんが唯一主役をなさった昭和33年の作品「大怪獣バラン」です。
この「大怪獣バラン」も冒頭で、謎の蝶(アカボシウスバシロ蝶だったカナ?) を追って森の奥の禁断の地に入り込んだ大学の研究生(野村浩三さんではありません)が バランに殺されるというシーンがありました。
同じ野村浩三さんが主役で同じく白黒作品ということもあってか、 この「大怪獣バラン」の冒頭のシーンを今回思い出してしまいました。

さて、作品ランキングのゲストブック の所で私、この「変身」の事を
「モルフォ蝶の毒で巨大化するとか熱原子X線の唐突な登場の仕方とか、 SFとしては単純過ぎるような気もするなァ。」
と書きましたが、巨大化の原因は沼の水だったのかもしれませんし、あるいは、
DVDのライナーで梶田監督が言われたように 「モルフォ蝶を追ったからこそ、アンバランスゾーンに落ち込んで巨大化した」 のかもしれませんね。まあ、その方が深みがあってSFとしては面白いですよね。 でも、それって....言われなければ判らないですヨネ(笑)。

ただ、熱原子X線の登場の仕方はやはり唐突だと思いましたし、 こういう唐突さが「ウルトラQ」の欠点だと私は思うんですヨネ。


でも、以前に見た時よりも印象は良くなりまってました。その理由は.... 古き良き時代の男女の愛が美しく純粋に描かれていたからかなぁ?
今の時代、こんな風にストレートに美しく描かれないですよね、 男女の愛って....どんなドラマでも。
大抵は、(表面上は)バカな弱い男を強い女がたしなめるという(フェミニズムを履き違えた) ひねくれた形ばっかりでね....この前の平成3部作とか今の「コスモス」でもそうですよね。 ロマンの欠片も感じない。

だから、この回のあや子さんの一途さ・純粋さには温かい物を感じたなぁ。
これって久しぶりに見たからこそ、時代が急速に(悪く)変わったからこそ 感じた事かもしれませんヨネ。
それと演出なさった梶田監督の温かさも作品に流れているのかなぁ....?


さて、この回は言わずと知れた「マンモスフラワー」に続く制作第2話でして、 BGMの選曲的にも「マンモスフラワー」に似てますね。
まだ、第1回録音分しか作られていない、「ガス人間」音楽も使っていない時代で、 曲数が少ないせいでか両作品とも、“5−5”や“5−10”が何度も使用されてますね。
“M5”や“M9”、“M8”、“M126B”等は初期制作話ならではの空気を 感じるんですよね、私は。

あと、私が面白いなと思ったのは、エンディング部のメドレー。
「マンモスフラワー」は “M12〜M12B” と繋がってたんですが、 この「変身」は “6−9〜M12B” と繋がってたんですネ。
“M12”と“6−9”はまあ殆ど同じ曲(バリエーション、アレンジ違いと言うべきカナ)で、 私は後者の方がより神秘的な感じがするんですが、
選曲する人もちゃんとそれを知っていて、意識して最初の2話で エンディング部のメドレーを2通り作ったみたいで....

あと両作品とも、石坂浩二氏が「ではまた来週」と言ってるのが私は好きですネ(^_^ )。
来月発売される「悪魔っ子」がまた楽しみだなぁ。


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 第23話  南 海 の 怒 り 
 ・放映日:'66年6月5日 、・登場怪獣:大ダコスダール
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:23 、・視聴率:27.0%
 ・ゲスト:久保明(雄三)、高橋紀子(アニタ)、 上田忠好(南)、池田広(タラー)、石田茂樹(島主)+関デスク
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南 海 の 怒 り−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M102B  オープニング。航行する第五太平丸
宇宙指令M8  海中から現れる巨大な足
M2T2  タイトル「南海の怒り」。第五太平丸を襲う大ダコをバックにしたクレジット
M115B  コンパス島全景〜駆けて来るアニタとタラー
M15  アニタに日本語を教える雄三
南海5−1  コンパス島に上陸する淳たち
M48B  淳たちの前に現れる島民達
 南海5−12回目 島民達に話し掛ける南
10ガス人間・M27  タラーを襲うスダール〜前半終了
1011ジョーM9B  タラーを救出に向かう淳
1112EXTRA  淳とタラーを襲うスダール〜去って行くスダール
1213ジョーM4T2  アニタにスダールの巣を問いただす雄三
1314キリがないM5 
1415M113  真夜中、コンパス島に戻る淳と一平
1516M112B  島民に捕らえられた由利子たち
1617南海5−1−2Repeat使用 由利子達の処刑開始〜スダールを攻撃する飛行機隊
1718ガス人間・M1Repeat使用 上陸したスダール〜スダールと戦う淳、雄三、アニタ
1819虹の卵1−18  淳たちを見送る雄三とアニタ〜エンディング



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 第24話  ゴ − ガ の 像 
 ・放映日:'66年6月12日 、・登場怪獣:貝獣ゴーガ
 ・脚本:上原正三 、・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:27 、・視聴率:31.5%
 ・ゲスト:田原久子(リャンミン)、松下達夫(岩倉)、 笠間雪雄(瀬川大使)、古谷敏(悪者の下っ端)+関デスク
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造形マニア118  2001.10.29(Vol.87) 初出___Cont.No.zo2401     ゴ−ガの像のトップへ次の作品(悪魔っ子)へトップへ

ゴ − ガ の 像−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M46Repeat使用 空港に降り立った瀬川大使と娘のタミ
M120  誘拐されるタミ
M2T2  タイトル「ゴーガの像」。密輸団を乗せた車をバックにしたクレジット
2020年2−2  岩倉会館に連れてこられたタミとアリーン(実はリャンミン)
2020年2−16  岩倉に小型のピストルを向けるリャンミン
5−3B  タミの写真を見る淳たち
M32B  ゴーガの像の象形文字を解読する岩倉達
5−5  ゴーガの像のレントゲン写真に写る黒い影
1010ジョーM4T2  タミを探すリャンミン
1111M45  割れるゴーガの像〜中から現れるゴーガ
1212M32  狙撃されるN2〜ゴーガを目撃するリャンミン〜前半終了
1313M126B  N2の車に乗り移る淳
1414虹の卵1−7  死んでいるN2
15155−7  リャンミンの腕を掴む岩倉の手下
1616M105Repeat使用 岩倉の部下から逃れる淳たち〜リャンミンとタミと遭遇
1717宇宙指令M2Repeat使用 リャンミンの正体を読み上げる岩倉
1818宇宙指令M11  岩倉の前に現れるゴーガ〜光線で手下を溶かす
1919ガス人間・M13  砂漠の魔王の像に押し潰される岩倉〜岩倉会館を壊して外に出るゴーガ
2020M47B  起き上がる岩倉の手下(ゼロ)
2121ガス人間・M2  戦闘機を撃ち落すゴーガ〜火攻め攻撃を立案
2222ガス人間・M11  ジープでゴーガに向かう淳たち
2323ガス人間・M5  銃を持って現れたゼロ
 24ガス人間・M22回目 ゴーガにバズーカを撃つ淳たち〜ゴーガに押し潰されるゼロ
2425ガス人間・M27Repeat使用 神田に現れたゴーガ〜燃え上がるゴーガ
 26ガス人間・M52回目 極小音量 燃えながら地中に没するゴーガ
2527M39C  エンディング

「「ウルトラQ」は何が最終制作話か?」というのはハッキリ答えが出せない様ですネ。一応、
「地底超特急西へ」「SOS富士山」「ゴーガの像」「ガラモンの逆襲」の 4作品が最後に制作された作品群だったとだけは、我々素人でも言えましょうか。
この「ゴーガの像」はその最後に制作された内の1本ですが、もしかしたらそのせいで 慌しかったのかなぁ? この作品では石坂浩二氏のナレーションが入らないんですよね。
もっとも、石坂氏のナレーションって絶対量は、「Q」よりも「マン」の方が 多いですよね。

石坂氏のナレーションが入らなかった作品としては純粋なファンタジー作品の 「育てよ!カメ」「カネゴンの繭」を除いては、
「宇宙指令M774」とこの「ゴーガの像」だけですよね? そのいずれもが 上原正三さんの単独名義脚本である事は何か理由があるんでしょうか?
でも、この「ゴーガの像」は「街に悪がはびこり、人々が良心を無くしたときにゴーガは蘇る」 というテーマが内含されているだけに、是非とも石坂氏のナレーションを入れてほしかったナァ。


ところで、この「ゴーガの像」は最終制作話の1本ではありますが、 BGMの選曲的には初期制作作品によく聴かれた曲が割と使われてるんですよね。
“M126B” は制作順で言えば「ゴメス」以来の使用でしょうか。 「マンモスフラワー」「変身」での使用が印象的です。
もっとも同じく最終制作話の1本「SOS富士山」の終わりでも少しだけ使われていますが。

“5−5” も制作順で言えば「ガラダマ」以来の使用でしょうか。 これも初期作品のムード作りに重要だった曲ですネ。
もっともこれも同じく最終制作話の1本「地底超特急西へ」でも使われていますが。
“5−3B(もしくは5−3)”は制作順で言えば「クモ男爵」以来、 “5−7” も「ガラダマ」以来の久々の使用になるんですネ。 もっとも各々、同じく最終制作群である「ガラモンの逆襲」と「SOS富士山」でも使われてますが。

さて、これでお判りいただけたかと思いますが、上述の最終制作群の4作品って、 結構、初期制作作品によく聴かれたBGMを再度使用していたんですネ。 でも、1番使われたのはこの「ゴーガの像」のようです。
ただし、“M120” に関しては、制作順で言えば「鳥を見た」以来の 使用のようで、他の最終制作群の3作品では使われていません。
もっともこの曲って、「ウルトラマン」第6話のダイヤモンドキック登場シーンでも 使われた曲でして、思えば、この「ゴーガの像」って一種スパイ映画風でもありますから、 この曲はただ単にスパイ・ギャング用の曲と言うべきでしょうかね?(^_^ )。


ところで、この回のクレジットバックは....ちと物足りないなァ、私は。
まあ、スパイ映画風の作品でもあるから、密輸団を乗せた車をバックにしたの かも知れないけど....私なら岩倉が盗んだ数々の古美術品を バックにしたクレジットにするかなァ。
そういった繊細さが少し欠けた作品のような気がするけど.... 先述のナレーション欠損(?)の件と言い、 もしかしたら最終制作話の1本ゆえに慌しかったせいかなァ???.... なんちゃって(^_^ )。


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 第25話  悪 魔 っ 子 
 ・放映日:'66年6月19日 、・登場怪獣:(強いてあげれば)リリー
 ・脚本:北沢杏子(原案/熊谷健) 、・監督:梶田興治 、・特技監督:川上景司 、・制作No.:3 、・視聴率:30.8%
 ・ゲスト:坂部紀子(リリー)、小杉義男(魔術師赤沼)、 宇野晃司、加藤春哉+一の谷博士
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造形マニア118  2001.11.25(Vol.92) 初出___Cont.No.zo2501     悪魔っ子のトップへ次の作品(燃えろ栄光)へトップへ

怪獣もしくは怪獣に相当するクリーチャーが登場しない話が「ウルトラQ」には 3本ありますね。「1/8計画」「あけてくれ!」そしてこの「悪魔っ子」。
「ウルトラQ」って、今思えば半年間だけの短い番組でしたけど、 全28本中のこの3本ってのは丁度良い本数だった気がしますネ。 怪獣大好きな子供でもまあ、不満が最小限に押さえられる本数というか、 怪獣番組のイメージを損なわない本数というか....
勿論怪獣が大暴れする作品に比べて地味で静的な作品ではありますが、 このたまに描かれる “引き” がまた妙味とでもいえましょうか。 怪獣を見て楽しんだ後で少し落ちついて考えさせられるというか.... 「ウルトラQ」が単なる怪獣番組に終らず、 さらにバラエティに富んだスケールの大きな “SF短編集” として 評価できる作品と言えようかと思います。

また、この3本がけっして(子供にとっても)難解なものでなく、しかも 私たちの身近な問題を描いている事も「ウルトラQ」の本来のエンターティンメント性を 損なっていないと思いますネ。即ち....
人口問題を取り扱った「1/8計画」、 現実世界の非情さから(いわゆる)UTOPIAへの逃避を描いた「あけてくれ!」、 そして子供の(というか人間の本性というべきか)魔性を描いたこの「悪魔っ子」。
でも、「ウルトラQ」本放送当時は確かに大怪獣ブームでしたが、 ほぼ同時期の「悪魔くん」とかも結構人気があったと思いますし、 少し後には「妖怪人間ベム」とか「鬼太郎」もかなり人気を博しましたし、 子供って怖いもの見たさも有るんですよね。
ですから、この「悪魔っ子」だって一種の娯楽作品と言えるんですよね。



ところで私は、(ペギラやパゴス等の出る)いわゆる“怪獣もの”が、 (この「悪魔っ子」等の)いわゆる“怪獣出ないもの”より低俗とは思わないです。
子供の頃は勿論(否、今尚)、“怪獣もの” の方が “怪獣出ないもの” より 好きで楽しめた訳ですし、
   子供の頃楽しんだ物を大人になってから否定するという事は即ち、 子供を見下している事だと思う。

私はこれまで長年生きてきて感じたのは、“大人たちは、子供を見下している” 傾向がある事 です。
子供を見下している動物なんて....まあ人間だけでしょうネ。
例えば、“少子化対策” なんて言葉は立派ですが、私に言わせてもらうとあれは所詮、
   「自分達の老後の面倒を見させる為に、子供をたくさん作れ」という “大人たちのエゴ・子供への軽視” にすぎないですネ。
政治家ともあろうものが、そんなエゴにも気が付かないとは....情けない!

そして、その大人たちの “子供を見下している” 態度・心が −−−この「悪魔っ子」に見られるような、否、現実に最近増えている−−− 少年犯罪を引き起こしている原因の1つだと私は思いますネ。
子供(及び動物)ってのは本能的に、人間の大人の醜い心を感じ取ってしまうと 私は思いますヨ。

その意味からもこの「悪魔っ子」という作品は、制作されたのは37年も前ですが、 まさしく2001年の現在を見越していたと言えましょうか....ネ。



ところで、今回久しぶりにこの「悪魔っ子」を見て先ず気が付いたのは、
  普段のリリーはまったく笑わない、が、
    魂となって抜け出たリリーは本当に無邪気に笑って
(そして残酷な犯行を平気で犯して)いる
事です。

最近、問題になっている事の1つに、“笑わない赤ちゃん” が 増えている事があるそうですね。これは母親とのスキンシップの不足から 起こるそうですが(さもありなん)、
哺乳動物というのはどの動物も、母親とのスキンシップは欠かせないものなんです。 人間も哺乳動物の一種ですから。
もし仮に母親が死んだ場合、群れをなす動物ならば他のメスが母代わりになりますし、 群れをなさない動物ならばその子は死んでしまいますし、いずれにせよ通常の状態であれば、
   “母親とのスキンシップのない哺乳動物の子供ってのはありえない” はずなんです。
まあ例えば、「私は仕事も子育ても立派にこなせる100%完璧な女性よ」などと いう自己主張を必要以上にしたがる、 母性も無いのにプライドだけは100人前の一部の女性が、 単なる見栄の為に安易に母親になったりしたら(これもまた子供軽視ですね)、 こういった悲劇の子供ができるカモね。

リリーはまさしく母親とのスキンシップを持たない子供ですよね。
母親が何歳の時に死んだのか? それまでのスキンシップが充分だったのか? ....それらは勿論知る由もありません。
そして勿論それが、リリーが笑わない事に影響しているのかどうか.... 言い切ることは出来ません。

リリーが何故、“普段はまったく笑わないが、魂となって抜け出た時は本当に無邪気に笑う” のかはいくつかの理由が考えられると思います。
  1. 催眠術をかけられしかも舞台にまで出されて、普段は疲れて笑う気力も起きない
  2. 母親とのスキンシップが無い為に “笑わない子供” になってしまった
  3. 母親も友達も居なくて、常に心が孤独であるため。そして、
  4. 母親も友達も子供らしい生活も与えてくれず、その上舞台にまで引っ張り出して自分を見世物にする 大人たちのエゴに対する、(本能的な)無言の反抗
等が考えられましょうかね。


そして、この作品の最大の(考えさせられる)問題点は、
  何故、魂となった(本性とも言うべき)リリーは、
    あのように楽しそうに残酷な犯行を平気で犯せたのか?

だと思います。これは「単なるフィクションだ」として看過する問題では ないように私は思えるのです。

“命の概念が無かったから” と言うのは簡単です。“何故命の概念が リリーの中に存在していなかったのか?” の原因を突き止める事が大切です。
最近の脳の研究によると、最近よく居る “友達と外で遊ばず、部屋に篭ってコンピューターゲーム等に没頭する子供” って、 脳の前頭葉の発育が充分なされず、それって延いては、 暴力を押さえる能力が低下するそうですね。

リリーはまさしく友達と遊ばず、しかも、限られた空間の中だけで生きている 子供ですよね。

勿論私は今の自分の中途半端な知識だけで、 リリーのような “命の概念を持たない子供” の原因を断言してはいけないと思います。
でも、やはり....
  友達と遊ばず、しかも、限られた空間の中だけで生きている事が、“命の概念を持たない子供” を創りだす原因になるのでは
そして先に述べたように、
  母親とのスキンシップを持たない(人の温かさを感じない)事もまた、“命の概念を持たない子供” を創りだす原因になるのでは
と思えるのです。そしてこれらの原因の起源は、これも上に述べました
  大人が子供を見下している、子供を軽視している事にあるのでは
と思えるのです。


私は個人的には、この「悪魔っ子」という作品は「ウルトラQ」の中では (ペギラ等に比べると)それほど思い入れのある好きな作品ではありません。
ですが、ただ単に “子供の悪魔的な本性が垣間見れる戦慄すべき作品” として 涼しい気分になれるだけでなく、

   大人たちの、子供への接し方

という、この作品が制作された1964年当時だけでなく、2001年の現代、 そしてこれからの未来に於ける重要な問題・メッセージを内含した 意義のある作品と見なすべきだと思いますし、
その問題点を37年も前に(リリーの表情なども含めて)かなり的確に描いていた 点は本当にスゴイな−−−「ウルトラQ」の革新性と言うべきでしょうか−−− と思います。



悪 魔 っ 子−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M120  オープニング。深夜のハイウエイ
M48B  慌ててハンドルを切るドライバー
M48A  ガードレールから飛び出した自動車
M2T2  タイトル「悪魔っ子」。事故現場をバックにしたクレジット
不明1 *1 「東洋大魔術団公演」開演
M12  舞台の上で催眠術をかけられ空中を歩くリリー
M53  クラブ音楽:リリーについて語り合う淳達と一の谷博士
不明2 *2 「東洋大魔術団公演」の楽屋まで聞こえてくる音楽
1010不明(オルゴール音楽) *1 リリーが眠るオルゴール音楽
11115−3  精神のリリーに驚いて階段から落ちる警官
1212M45 
1313M47B  精神のリリーに驚いて気を失うトラック運転手
1414M39C 
 15M452回目 舞台で倒れるリリー〜前半終了
 165−32回目
 17不明(オルゴール音楽)2回目 *1 リリーが眠るオルゴール音楽
1518M40B  オルゴールの中のネックレス
 19不明(オルゴール音楽)3回目 *1 独りでに鳴り出すオルゴール
1620M111B  眠っているリリーから抜け出す精神のリリー
17216−9  海上を歩く精神のリリー
1822M105B  リリーを捜す赤沼
 236−92回目 線路を歩く精神のリリー
 246−93回目 手をつないで線路を歩く2人のリリー
1925M15  救出されて淳の腕の中で眠るリリー
 26不明12回目 *1 再び「東洋大魔術団公演」開演
 276−94回目 舞台の上で笑顔を振りまくリリー
 28M40B2回目 リリーの笑顔をバックにしたエンディング。
*1....「ウルトラシリーズミュージックファイル」(VAP 1999年)では不明曲扱い
*2....「Q」「マン」共々音楽集のCDには未収録だったと思うのですが。
       宮内さんの作品かどうかも不明.
“6−9” は(これまで何度も言ってきましたが)私は「ウルトラQ」の 重要な要素の1つである怪奇・ミステリアスムードを代表する名曲だと 思いますが、 なんと言ってもこの「悪魔っ子」での使用が1番印象的なんですよね。
(1987年に発売された「ウルトラQ・総音楽集」でもこの曲は、「悪魔っ子」の ブロックに入れられてましたし)
今回、BGMをまとめてみてやはり、この回が最多の4回使用されてました。
まあ、M12も“6−9”と同一曲といえますから、それを含めると 5回と言えましょうか。

ところで、M12と“6−9”は、「ウルトラQミュージックファイル」(VAP 1999年)の ライナーを読むとどうやら、
M12の方が先に「Q」の汎用音楽として作られ、 “6−9”の方はシナリオナンバー第6話の「あけてくれ!」の為に 後で作られた(というかM12をアレンジした)ようですね。 勿論、事実として断言は出来ません。

でも私は、M12よりも“6−9”の方が穏やかで静かな聞き触りで、それがかえって ミステリアスムードをより醸し出して、この「悪魔っ子」に相応しい感じがしますね。
「悪魔っ子」は制作第3話で「あけてくれ!」は制作第5話のようですが、 BGMの方はどうやら、ある程度制作のストック本数が出来てから、 まとめて録音・ダビングがされたようで、
その結果、“6−9”というこの「悪魔っ子」に最も相応しい曲が使用できたと言う 最高の結果を導く事が出来て、本当に正解だったと思います。


他の回についての思い入れはまた後日....


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 第26話  燃 え ろ 栄 光 
 ・放映日:'66年6月26日 、・登場怪獣:深海怪獣ピーター
 ・脚本:千束北男 、・監督:満田かずほ 、・特技監督:的場徹 、・制作No.:19 、・視聴率:35.2%
 ・ゲスト:工藤堅太郎(ダイナマイトジョー)、 穂積隆信(ビル大山)、武藤英司(奥井プロモーター)、羽佐間道夫(アナウンサー)
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燃 え ろ 栄 光−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
ジョーM3T2  河津戦のKOラウンドを予言するピーターに
ジョーM1  予言どおり連戦連勝のジョー
M2T2  タイトル「燃えろ栄光」。ボクシングジム内をバックにしたクレジット
宇宙指令M9  世界選手権決定の通達
ジョーM4T2Repeat使用 水槽から出て人間大となるピーター
ジョーM5の2’  世界戦に向けてトレーニングするジョー
不明1 *1 マリンファンタムショー。ダンサーのバック音楽
M108BRepeat使用 ピエロのジョー登場
1010不明2 *2 ピエロのジョーが引き上げてきた楽屋で流れていた音楽
1111不明3 *2 ピエロのジョーが花を配っているプールサイドで流れていた音楽
1212ジョーM9B  ピーターが居なくなり慌てふためくジョー
1313育てよカメM1  ピーターにプールに落とされるビル大山〜前半終了
1414ジョーM10T2  フィリピンの回想:ピーターを釣り上げたジョー
 15育てよカメM12回目 ピーターをニュースターにと目論むビル大山
1516ジョーM11T2  ジョーを諭す淳
 17ジョーM11T22回目 夜のヨットハーバー、ピーターの名を呼ぶジョー
1618ジョーM13  山火事で巨大化したピーター〜海へ誘導するジョー
1719ジョーM14T2  エンディング。晴れやかな表情のジョー
*1....「ウルトラシリーズミュージックファイル」(VAP 1999年)では不明曲扱い
*2....「Q」「マン」共々音楽集のCDには未収録だったと思うのですが。
       宮内さんの作品かどうかも不明.

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 第27話  206 便 消 滅 す 
 ・放映日:'66年7月3日 、・登場怪獣:四次元怪獣トドラ
 ・脚本:山浦弘靖、金城哲夫 、・監督:梶田興治 、・特技監督:川上景司 、・制作No.:10 、・視聴率:36.4%
 ・ゲスト:小泉博(金子主任)、桐野洋雄(オリオン太郎)、 伊藤久哉(飯島機長)、八代美紀(スチュワーデス)
       岡部正(本多助手)+一の谷博士
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206 便 消 滅 す−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
ガス人間・M6  キャンディを受け取らないオリオン太郎
ガス人間・M22  謎の渦巻きに巻き込まれる206便
M2T2  タイトル「206便消滅す」。渦巻きをバックにしたクレジット
ガス人間・M5  「空中分解!」に気を失いかける由利子
 ガス人間・M222回目 謎の空間に不時着している206便
ガス人間・M14  窓から外を見る淳と一平〜目を覚ますオリオン太郎
 ガス人間・M223回目 ピストルを持って操縦室を開けるオリオン太郎
M40B  「腕に狂いはねえんだぜ」うそぶくオリオン太郎〜前半終了
106−6  外に出た淳、一平、機長、オリオン太郎
11M48A  崩れ落ちるゼロ戦のパイロット
1012ガス人間・M2  殴りあう淳とオリオン太郎
1113ガス人間・M16Repeat使用 トドラ出現〜206便を操縦する決心をする淳
 14ガス人間・M224回目 一の谷博士と話す淳〜迫るトドラ
1215M39C  発進準備OK
 16ガス人間・M22回目 謎の空間から脱出する206便
 17M39C2回目 206便と富士山をバックにしたエンディング



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 第28話  あ け て く れ ! 
 ・放映日:'67年12月24日 、・登場怪獣:これも出ないよ〜〜〜ん
 ・脚本:小山内美江子 、・監督:円谷一 、・特技監督:川上景司 、・制作No.:5 、・視聴率:19.9%
 ・ゲスト:柳谷寛(沢村)、天本英世(友野健二)、 東静子(婦人)、東郷晴子(トミ子)、岡部正(本多助手)+一の谷博士
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造形マニア118  2001.11.25(Vol.92) 初出___Cont.No.zo2801     あけてくれ!のトップへトップへ

あ け て く れ !−−−使用BGM
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
M1T2  メインタイトル「ウルトラQ」
M53  オープニング。一平を残して車を走らす淳と由利子
M2 Repeatなし  タイトル「あけてくれ!」。東京上空を飛ぶ異次元列車をバックにしたクレジット
M31Repeat使用 夜のドライブの淳と由利子
M39B  酔っ払い(沢村)を車に乗せる淳と由利子
M1T1Repeat使用 沢村の悪夢:異次元列車内で狂乱する沢村
6−6  友野健二登場
6−9  「あけて!」と狂乱する女
M39C  友野健二を追いかける決心をする淳と由利子〜前半終了
10106−8  タクシーを降りて会社に向かう沢村
 116−62回目 会社を辞める決心をした沢村
1112M12  SF小説愛好クラブ集会に出て疲労しきった友野健二
 136−63回目 異次元世界を目の当たりにした友野健二
1214M12B エンド  「連れてってくれー!」叫ぶ沢村〜エンディング。




この回についての思い入れは又後日語らせて頂くこととしまして....

この度、「ウルトラQ」DVD全話リリースを機に、本HPに於きましても 「ウルトラQ」全話についてBGMをまとめ上げることが出来ました。

まあ、もしかしたら先に既に、どこかのHPか同人誌等にて同様の事が 行われていたかも知れませんが、私はそのようなものは一切見ていません。
(第一、普通の一般人ならば、全部のHPや同人誌等を見ている暇もお金もありませんモンネ)
すべて自力で、DVDを見てCDを聞いてまとめ上げた物です。

実は本HP「ウルトランキング」って、インターネットが流行る何年も前から、 私が長年思い描いておりました出版物(?)なんです。 ファンが夫々の思いを心置きなく語れるような場....というものが。
『素人でも、下手な文章でも、思ったことが書ける物があったら良いだろうなぁ〜〜〜〜』....って。
私がこのHPに書いております投稿文なんて、何年も前から 『書きたいなァ』と考えておりました文章なんです。 このような各話のBGMをまとめる事も同じく....
インターネット時代が来て、それが実現されたというわけですね。

個人的には「ウルトラマン」のBGMの方もあと残り数話になりましたので、 当面はそちらの方を仕上げたいですね。
その後は当然「セブン」も....そして、怪獣トークの方も 充実させて行きたいなと考えております。


ただ、これまで「ウルトラQ」と「ウルトラマン」の作品トークについては 私ばっかり投稿してきましたが、 勿論他の方のご投稿を拒んできた訳ではありませんし、
(例えば今回の「悪魔っ子」のように)既に私が投稿してしまったエピソード にでも、新たに、他の方からのご投稿がいただけて、 10人十色のお話が・ご意見が集まったら面白いだろうな....そしたら 素晴らしい文献になるだろうなァと思ってるんですよ。

私は本HPの長所は、“投稿を大切にする” こと、 “投稿がずっと残る” ことだと思います。
例えば、一般のBBS・掲示板・チャットなどは、時間をかけて一生懸命作った 投稿文でも、 少し時間が経てば消えてしまいますモンネ −−−私はこれを投稿の使い捨て・消耗品現象と感じています。

率直に申しまして私....ネット界の皆さんはちょっと.... 『時間と労力の無駄遣いをしすぎだなァ』とは思いますネ。
折角の貴重なお知識・お考えを.... もうちょっと有効に残される気はありませんか?(^_^ )


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