作品トーク(ウルトラマン篇) 
第 3 ク ー ル

もしも、字や表が見づらい場合は、フォントを調節もしくは全画面表示して下されば 宜しいかと存じます。

 「ウルトランキング」は現在、各ランキングのページに“ゲストブック”と称しました フリートークのコーナーを設けておりますが、ここのページは更に細かく ウルトラマンの作品1作1作についての思い入れを語って頂けたらいいかな、 と考えて作ったページです。

ご投稿いただけます場合は、ご投稿要領をご参考下さいませ。



第 1 ク ー ル 別 フ ァ イ ル 第 2 ク ー ル 別 フ ァ イ ル 第 3 ク ー ル

<作品名> 最新投稿
 ウルトラマン前夜祭  
ウルトラ作戦第1号 01.8.6(80)
侵略者を撃て! 00.9.10(49)
科特隊出撃せよ! 00.9.10(49)
大爆発5秒前 03.5.11(166)
ミロガンダの秘密 00.9.10(49)
沿岸警備命令 01.4.26(67)
バラージの青い石 01.4.26(67)
怪獣無法地帯 01.3.3(64)
電光石火作戦 01.4.26(67)
10謎の恐竜基地 01.10.4(85)
11宇宙から来た暴れん坊 01.10.4(85)
12ミイラの叫び 01.10.4(85)
13オイルSOS 01.10.4(85)

<作品名> 最新投稿
14真珠貝防衛指令 01.12.27(93)
15恐怖の宇宙線 01.12.27(93)
16科特隊宇宙へ <前回>
06.8.2(233)
17無限へのパスポート 01.10.20(86)
18遊星から来た兄弟 01.10.20(86)
19悪魔はふたたび 01.10.20(86)
20恐怖のルート87 01.10.20(86)
21噴煙突破せよ 01.10.20(86)
22地上破壊工作 01.11.9(89)
23故郷は地球 02.8.26(116)
24海底科学基地 01.11.9(89)
25怪彗星ツイフォン 04.1.18(176)
26怪獣殿下(前編) 00.9.25(50)
27怪獣殿下(後編) 01.11.9(89)

<作品名> 最新投稿
28人間標本5・6 01.11.21(91)
29地底への挑戦 01.11.21(91)
30まぼろしの雪山 02.9.9(118)
31来たのは誰だ!? 02.9.25(120)
32果てしなき逆襲 01.11.21(91)
33禁じられた言葉 <最新>
06.9.24(239)
34空の贈り物 01.12.30(94)
35怪獣墓場 01.12.30(94)
36射つな!アラシ 01.12.30(94)
37小さな英雄 03.2.13(161)
38宇宙船救助命令 01.4.18(66)
39さらばウルトラマン 01.12.30(94)


 第28話  人 間 標 本 5・6 
 ・放映日:'67年1月22日 、・登場怪獣:三面怪人ダダ
 ・脚本:山田正弘 、・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:28 、・視聴率:37.7%
 ・ゲスト:田原久子(秋川技官)、鈴木泰明(宇宙線研究所員)
次の作品(地底への挑戦)へトップへ
造形マニア118  2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo2801     人間標本5・6のトップへ次の作品(地底への挑戦)へトップへ

人 間 標 本 5・6−−−使用BGM(1967年1月16日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
L6ARepeat使用 オープニング〜崖から転落するバス
L10  転落したバスを見下ろすムラマツと謎の女(秋川技官)
ショック1  ムラマツの肩を叩く警官
L9  宇宙線研究所の方向に向かう秋川
L5  秋川の落とした岩がムラマツの上に落ちてくる
K1  病院に助けを求めてきた宇宙線研究所員
L11  ダダの話を始める宇宙線研究所員
Extra3  回想シーン:ダダに追われる宇宙線研究所員
ショック8  秋川の後ろに立っている宇宙線研究所員(実はダダ)
 10Extra32回目 Repeat使用 秋川に嘘をつく宇宙線研究所員〜ビーカーを落とす秋川
1011ショック4Extra3の中に挿入 「SOS DADA」の文字
1112M1  ムラマツと秋川に迫るダダ
1213Q・M47  動力室の中、床に滴り落ちる水滴
1314F1  ウルトラマン登場
1415M63回Repeat使用 ウルトラマン対ダダ(第1R)
1516M3Repeat使用 ダダに追われるムラマツと秋川〜ウルトラマンに救出される
1617M5  ウルトラマン対ダダ(第2R)
1718E7  宇宙線研究所に到着した科特隊員達〜エンディング

テーマは単刀直入に “不気味” といった趣きの回だなァ。
この前の回が躍動感漲りエネルギッシュで開放的なゴモラ前後編だっただけに、 ヒジョーにメリハリが効いてる感じですね。
でいながら、ゴモラとダダが同じ鈴木邦夫さんが着ぐるみに入っていたのも興味深いです。
まあ、これ以前の「ウルトラマン」で1番(着ぐるみ俳優として)頑張ってこられた 荒垣輝男さんがこの時期(24話のグビラ〜37話のジェロニモンまで)ブランクがありますので −−おそらく「ガメラ対ギャオス」のガメラに入ってた事が理由だと思う−− 鈴木さんは獅子奮迅の働きをしないといけなかったんでしょうネ。


先ず、登場人物が不気味(怪しいと言うべきカナ ^_^ )。
宇宙線研究所員はダダが乗り移ったから仕方ないにしても、 秋川技官といい、ムラマツの肩を叩いた警官といい、 なんかヘン!
それにしてもあの宇宙線研究所員さん、ムラマツに撃たれてダダの本性を表して消えていったけど、 この研究所員本人は一体全体どーーなったの?  下手したらムラマツは殺人犯になってしまいますヨ(^_^ )。


第2に、音楽も不気味。
先ず、オープニング音楽L6A。これは第2回録音曲の1曲だけど、 この回だけでしか使われていないんですネ。
さもありなんといった感じですが、でもご丁寧にも別テイク(スローテイク)のL6Bとか 加工したL7まで録ってるんだから、当初は意外と(第12話以降の)主要BGMの 1つに考えられていたのかもしれませんね(^_^ )。
また、このオープニング曲に乗って(まことに珍しい)ムラマツキャップが いかにもおどろおどろしくナレーションを加える所もまた不気味で、 この点もなにか他の回とは異色というか異質です。

電子オルガンのみによる−−旋律らしきものがほとんど判別できない、 アドリブ演奏といった感じの−−Extra3は、この回とそれ以前に「ミイラの叫び」「無限へのパスポート」 の2回で使用されているんですが、この回が1番沢山使用されていますね。
これ以前の使用例と相まって、これまたさもありなんといた感じの選曲です。


それになんと言っても....ダダのキャラクターが不気味(^_^ )。
3面怪人って....『いったい、どんな顔の構造になってんの?』って 疑問は当然沸いて来ますが....「まあ、宇宙人だから」ネ。
地球の動物の概念で考えられないような能力・特色も “宇宙生物” という 事であればいくらか納得できますし、 むしろ(空想特撮ものですから)それも面白いですよね。 まああまり突拍子無さ過ぎると興味が削がれる事もありますが、 ダダは許容範囲内といえますね。
でいながら−−−高山さんの日記によると、成田さんは高山さんの工房で、 アフリカ彫刻や原始美術の本を見てデザインし直したそう−−− いかにも “地球っぽい” 顔をしている点が何となく面白いですよね。 (特にあのピンクの唇!)

その他にも、壁をすり抜けたり瞬間移動したり宇宙人らしいトリッキーさが随所に見られて 楽しめますが、
でいながら反面、ウルトラマンに力ずくで戦いを挑んでコテンパンにのされて、 「だめだ、ウルトラマンは強い」と泣きを入れる俗っぽさが何ともおかしくて 愛嬌があって微笑ましいですよね(^_^ )。

ところで “不気味” からは少し離れますが、この回の “ウルトラマン対ダダ” の 戦いって、「ウルトラマン」の中で1番プロレス的ですよね。
頭突き、フライングヘッドシザース、飛行機投げ、フルネルソン、そして 顔面へのハイキック....等々。
まあ確かに、ダダって1番プロレス技を使いやすい相手でしょうネ。 顔のデカサを除けば1番人間そのものの体型だし(^_^ )。
このダダ戦と3話後のケロニア戦のプロレス的でスピーディーな戦いは、 後の「セブン」のベル星人、バド星人戦あたりを彷彿もさせますヨネ。

それから、このダダ戦の第1RではM6音楽が3回も繰り返し使われていました。
ウルトラマンの戦闘シーンでM6が使われたのは、この回及び ケムラー、グビラ、レッドキング(2代目)、ゴルドン戦の計5回ありましたが、 やはり(ウルトラマンの戦闘シーンでの使用例に限って言えば) このダダ戦の使用が1番印象的だと思いますネ。

ところで、ダダだけじゃなく主役であるウルトラマンも........もしかして3面怪人???(笑)


最後にもう1つ音楽の話題ですが、エンディングに流れた (科特隊のテーマのアレンジ)E7は、実は第1回録音曲なのに、 意外にもこの回が初出なんですね。
3話前の「怪彗星ツイフォン」のエンディング曲のE1も、 第1回録音曲なのにこの時が初出でしたが、この曲に関しましてはこれ以前に 相応しいエンディングシーンが殆ど見当たりませんので納得できますが、
今回のE7は、これ以前にもこの曲に相応しいエンディングシーンが いくつもあったように思えますので、この「人間標本5・6」が初出というのは....... 私はなんとなく、“使うのを忘れていた” んじゃないかな、と思うんですが(^_^ )。
その証拠(?)に、この回の後(11話中)、「果てしなき逆襲」「射つな!アラシ」 「宇宙船救助命令」と3回もラストシーンで使われましたモンネ。
これってエンディング曲としては結果的に、(実質上同一曲である) “ウルトラマンのテーマ2”とA5を足した回数(7回使用)、 E8(5回使用)に次いで堂々の(?)第3位。


他の回についての思い入れはまた後日....


◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     人間標本5・6のトップへトップへ






 第29話  地 底 へ の 挑 戦 
 ・放映日:'67年1月29日 、・登場怪獣:黄金怪獣ゴルドン
 ・脚本:南川竜、金城哲夫 、・監督:野長瀬三摩地 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:29 、・視聴率:36.1%
 ・ゲスト:大村千吉(金に取りつかれた男)
次の作品(まぼろしの雪山)へトップへ
造形マニア118  '2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo2901     地底への挑戦のトップへ次の作品(まぼろしの雪山)へトップへ

地 底 へ の 挑 戦−−−使用BGM(1967年1月24日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
L8  オープニング〜ゴルドン出現
科特隊のテーマ  科特隊出動〜ゴルドン攻撃〜地底に潜るゴルドン
L4  ベルシダー発進
K3  ベルシダーに接近してくるゴルドン
L103回Repeat使用 横穴を掘ってゴルドンをやり過ごすベルシダー
M8  ゴルドンを攻撃するベルシダー〜前半終了
B3ARepeat使用 地上に出たゴルドンを攻撃するハヤタたち〜アキコが負傷〜絶命するゴルドン
L9  冷房装置が故障したベルシダー
L11  アキコを病院に連れて行くアラシ
1010ショック2  怪獣の尾に衝突するベルシダー
1111L3  2匹目のゴルドン出現
〜ベルシダーの中で苦しむムラマツとイデ
〜地底魚雷を撃つベルシダー
1212B2 
 13L32回目
 14B22回目
 15L33回目
1316M3  ウルトラマン対ゴルドン
1417M6 
 18M32回目
 19M62回目
1520M5  ベルシダーを救出するウルトラマン
1621E1  ゴルドンの死体をバックにしたエンディング



◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     地底への挑戦のトップへトップへ






 第30話  ま ぼ ろ し の 雪 山 
 ・放映日:'67年2月5日 、・登場怪獣:伝説怪獣ウー
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:樋口祐三 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:30 、・視聴率:39.9%
 ・ゲスト:富永幸子(ゆきんこ)、近衛敏明(ロッジの支配人)、山本廉(猟師・町村)
次の作品(来たのは誰だ!?)へトップへ
造形マニア118  2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo3001    次の投稿へ 次の作品(来たのは誰だ!?)へトップへ

ま ぼ ろ し の 雪 山−−−使用BGM(1967年1月30日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
不明1 *1 オープニング。雪山の景観〜雪ん子が駆けてくる
Q・M31  スキー客でにぎわう雪山
L2Repeat使用 ウーの話を語り始める猟師・町村
L10  町村の回想:ウー出現
科特隊のテーマ  出動するハヤタ、アラシ、イデ
Q・虹の卵1−5  穴に落ちる雪ん子
L1Repeat使用 科特隊と秋田の話を聞く雪ん子
不明2 *1 飯田山に向かってスキーを跳ばすハヤタ達
ショック1  イデに見つかり逃げる雪ん子
1010ガス人間・M9  イデと科特隊をなじる雪ん子
1111Q・虹の卵1−18  回想シーン:働き戯れる雪ん子
1212m19  ロッジ内で遊ぶ若者達
1313不明3 *2 スキーに興じる若者達
1414M6Repeat使用 ウー出現〜科特隊を止める雪ん子〜去って行くウー
1515L9  落とし穴の中で凍死している男(西山)
 16ガス人間・M92回目 村人達に取り囲まれる雪ん子
1617Q・ジョーM4T2  ウー攻撃に気が重いイデ
1718M2Repeat使用 ウー出現〜攻撃するビートル機
1819M3Repeat使用 落とされるビートル〜ロッジに迫るウー〜ウルトラマンに変身するハヤタ
1920M5  ウルトラマン対ウー
2021m20  吹雪の中に消えていくウー
2122m18  ビートル内で雪ん子について語り合うイデ達
2223E8  エンディング。帰宅の途につくビートル
*1....1991年発売の「ウルトラマン総音楽集」では不明曲扱い。
*2....「Q」「マン」共々音楽集のCDには未収録だったと思うのですが。
       でもなんとなく宮内さんの作品じゃないようにも思えるのですが....
       もしかして、この曲って有名なクラシック曲か何かなのでしょうか?


りきぞー さん  2002.9.9(Vol.118) 初出___Cont.No.ri3001     まぼろしの雪山のトップへ次の作品(来たのは誰だ!?)へトップへ
 この作品は小学生の頃に再放送で見たのですが、ほとんど印象に残っていませんでした。やはりウーとウルトラマンとの戦いの決着がつかずに終わったことが一番の理由かもしれませんが、ウーや雪ん子の存在がよく把握できなかったのです。最近買ったDVDソフトで見ると、すごく印象深いエピソードであると思います。

 自分がまず思ったのが、雪ん子とは?怪獣と心を通わす少女?ただそれだけなのか、それにウーとの関係。劇中ではウーは雪ん子を守るように出現しますが、雪ん子は一度は山へ帰るように叫び、雪ん子もウーを守っているようにも受け取れます。それにしてもここの大人達は大人数で一人の少女を追いかけ回し、手には武器さえ持っています。殺すつもりだったのでしょうか?あの落とし穴に落ちて凍死した事件の原因を全部押しつけて、少女を追いつめていく様子は「この山のために」というよりは、自分のためとしか思えませんね。

 次に雪ん子のセリフで、科特隊の事を「何でも怪獣っていって退治してしまう恐ろしい連中」という物がありましたね、このセリフはどう受け止めていいものかわからないですね。この話の中でもイデの人間性がわかるセリフがありましたが、そのイデのセリフなどを考えると自分には科特隊がそういう理不尽な集団とは思えません。

 ウルトラマンとウーが戦っている途中にウーが消えてしまうのは、雪ん子が死んでしまったからなのでしょうか?ということはウーとは雪ん子の精神と何らかの関係があったのか、それともウーはやはり雪ん子の母親で守るべき雪ん子が自分のもとへきたから、存在する意味が無くなったのか?どちらにしろ悲しいラストですね。こういう謎を残すようなストーリーは色々と想像がふくらんでいくから、何回か見直していくうちに価値観も変わるのでしょうね。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。
ウルトラマンの作品トークへのご投稿....「故郷は地球」に続きまして「まぼろしの雪山」でしたかぁ。 私はこの2作品はある意味共通した・似た所のある作品かなと感じています。 それは “人間社会にとって少しでも都合の悪い者や少しでも異質な者は、有無も言わせず抹殺される” でしょうか。 まあ厳密に言えば「ウルトラマン」の殆んどの怪獣たちはそうなんですけど、 ただ、ジャミラと雪ん子はともに人間だけにね....それと他の純怪獣ものと異なり 悲劇的なタッチで描かれているので、やはり “他とは異質な作品” という感じがします。
まあ、「故郷は地球」の方がSF的ですから、一般の評価はこの「まぼろしの雪山」よりも 高いみたいですけどね。
それと、「帰りマン」第33話「怪獣使いと少年」は、この「まぼろしの雪山」を更に 悲惨にグロテスクに描いたものかな....とも感じてるんですよ、私。 (
「帰りマン」作品トークをご参照ください
> 小学生の頃に再放送で見たのですが、ほとんど印象に残っていませんでした .... 私も小学生時代はこの作品は他の38話とは異質な感じがしましたね。その理由は....男の子でなく 少女(と言っても15才くらいか?)が主役になっている事だったのかなぁ?  『「ウルトラマン」は男の子の世界だ!』みたいな先入観が有りましたのでね、 小さい頃は。ちなみに同じ様な理由で「モスラ」にも当時少し違和感は持っていました。 ま、私の理由はそんな単純なものでしたね(笑)。
> 科特隊の事を「何でも怪獣っていって退治してしまう恐ろしい連中」という物がありましたね
> このセリフはどう受け止めていいものかわからないですね。
.... ああ〜〜そうですかぁ。う〜〜んっ私は....イデが秋田に向かって 「そんな雪山を汚す怪獣が本当に居るなら、科特隊の武器でたちどころにやっつけますよ」って 言ってた所を雪ん子が聞いてましたよね。それで、雪ん子は科特隊の事をそういう風に 受け取ったんじゃあないかな?....と解釈しておりますが。
まあ、これだけ村人たちから疎外され続けてきた雪ん子だけに被害者意識も そうとう強くなってるんじゃあないでしょうか....ねぇ??
> 雪ん子とは?怪獣と心を通わす少女?ただそれだけなのか
> ウルトラマンとウーが戦っている途中にウーが消えてしまうのは・・・・
> こういう謎を残すようなストーリーは色々と想像がふくらんでいく
.... ねえ、結局は雪ん子って....何だったんでしょうネ???? ラストで ビートル機の中でイデが「雪山の幻だったんじゃあ?」と言ってましたね。 まあ、これは “見る人によって、ご自由にお受け取りください” で良いのかもしれませんね。
ま、作者(金城哲夫さん)は雪ん子を通して、少しでも異質なものを排除しようとする人間の心の 醜さを描きたかった(つまりメッセージ作品だった)わけでしょうか....ネ??
> 何回か見直していくうちに価値観も変わるのでしょうね .... そうですよね。子供の頃には判らなかったものが、大人になったら判ってくる.... ウルトラシリーズってのは(特に初期)そういう作品が結構沢山有るんですよね。
ですから、子供の頃には熱狂していたのに大人になる前にウルトラシリーズから卒業するのは、 もったいない事だと私は思いますネ〜〜。

ところで、ウーって「A」にも出てましたが、この時には少女の父親でしたね。 まあ、ウーってのはとにかく “子供を守る親の化身” なのでしょうか?  ただし「A」時はひどい造形でしたが。
それと初代ウーは「ウルトラマン」怪獣では数少ないエキスプロの造形なんですよね (他はギガス、ヒドラ、ゴルドン)。私はやっぱりウーが 「ウルトラマン」に於けるエキスプロのBEST WORKだと思います。
本日もご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     まぼろしの雪山のトップへトップへ






 第31話  来 た の は 誰 だ !? 
 ・放映日:'67年2月12日 、・登場怪獣:吸血植物ケロニア
 ・脚本:海堂太郎 、・監督:樋口祐三 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:31 、・視聴率:38.7%
 ・ゲスト:桐野洋男(ゴトウ隊員=実はケロニア)、中山昭二(二宮博士)
次の作品(果てしなき逆襲)へトップへ
造形マニア118  2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo3101    次の投稿へ 次の作品(果てしなき逆襲)へトップへ

来 た の は 誰 だ !?−−−使用BGM(1967年2月6日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
ショック8  火が付かないライター
H2T2  アキコに科特隊基地は何で出来ているかを聞くゴトウ
 H2T22回目 Repeat使用 部屋に入って奇妙な行動を取るゴトウ
L9  多宝市に発生した奇妙な植物
L11Repeat使用 ケロニアの事を話す二宮博士
K2  「ゴトウ先生」に驚くハヤタ達
K5  衣装ケースの中から現れたケロニア
K4  アキコに迫るケロニア
 K52回目 アキコを怪光線で気絶させ逃走するケロニア
10ブリッジ4  アキコが作戦室に居ない〜前半終了
11K1  スーツケースの中にうごめく不気味な植物
 12K22回目 植物の一部を採取するハヤタ
1013L3  ケロニアの進化ぶりに戦慄する二宮博士
1114L10  人間の血だけを吸っているケロニアに戦慄する二宮博士〜二宮研究所に向かうゴトウ
1215Q・M46  ケロニアの正体を表したゴトウ
1316M2  巨大化して暴れるケロニア
〜飛来する多数のエアーシップコンビナート
〜ケロニアに向かっていくハヤタ
1417M6 
 18M22回目
 19M62回目
1520M4T1  ウルトラマン対ケロニア(前半)
1621A2  ウルトラマン対ケロニア(後半)
1722A1  エアーシップをスペシューム光線で一掃するウルトラマン
1823L1  科特隊基地にやって来た二宮博士
1924Q・M40B  エンディング




りきぞー さん  2002.9.25(Vol.120) 初出___Cont.No.ri3101     来たのは誰だ!?のトップへ次の作品(果てしなき逆襲)へトップへ
 この作品は小学生の頃に見たときは、背広姿のケロニアが怖かったのです、妙にリ アル感があって近所にでもいそうな感じで・・・同じ理由で謎の宇宙人(ゼットン星 人)もビックリしました。さてこの冒頭でイデが疑うシーンがあるのですが、ウルト ラマンであり科特隊のエリートであるはずのハヤタは疑いません。最近このHPに参 加してウルトラマンを見直す機会が多いのですが、一番印象が変わったのはイデです ね、とてもいい意味で。一番人間味あふれるキャラクターであり、頭もいいし怪獣を 一撃で倒す新兵器も開発できる。

 昔見たときは、気がつかなかったのですが、キリヤマ隊長が出演していますね。ケ ロニアが怪獣では無く、吸血植物というのは面白い。ケロニアが巨大化して暴れると きに「おごれる人間どもよ・・・」というセリフは植物から人類への宣戦布告なのか な?そう考えると他の宇宙人よりはフェアなのかな?  ケロニアとウルトラマンとの戦 いはスピード感があり、とても面白いですね。アタック光線というのは初めて見た小 学生のころは覚えてないのですが、その後に色々なメディアで見て知りました。スペ シウム光線が通用しない敵というのは結構強い印象がありますね。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。
ウルトラマンの作品トークへのご投稿....「まぼろしの雪山」から2話連続ですネ。
私はこの話は幼い頃は、“血を吸う” という生々しさが怖かったですね。実はドラキュラも 怖かったんですよ、私(劇中のアラシのセリフでも「そのケロニアと言うドラキュラみたいな奴が・・・」 というのが有りますね)。それからスーツケースを開けると中に蠢くケロニアの幼体も不気味でしたし、 その後のL3〜L10音楽に乗って(
私の投稿を参照) 顕微鏡を見ながら語られる二宮博士(というかPREキリヤマ隊長 ^_^ )のセリフもヒジョーに不気味で良かったですね。
> ケロニアが怪獣では無く、吸血植物というのは面白い .... そーーーですね、「Q」のマンモスフラワーに始まり、グリーンモンス、スフラン・・・と人間を襲う 植物の「マン」に於ける到達点がこのケロニアでしょうか。そして「セブン」のワイアール星人へと。
> 植物から人類への宣戦布告なのかな? .... ナルホド。思えば植物ってのは酸素を作りますし、更には植物を食べて動物は生きてるわけですもんね。 植物なくして動物は存在しない、それは勿論人間も同様。今日まで植物を軽んじ続けてきた 人間達への警告というか怒りとも受け取れるかも知れませんよね ....「おごれる人間どもよ、もうお前達の世界は終わりだ・・・」なんてね。 そーー考えると結構奥の深いメッセージ作品なのカナ???(^_^ )
> 背広姿のケロニアが怖かったのです、妙にリアル感があって近所にでもいそうな感じで .... そーーなんですよ、こういった一種日常性を突然組み入れるところが....ホント上手いですよね〜〜〜、 このあたりの怖がらせ方の手法が、第1期シリーズは。 ちなみに、ケロニアの頭部は着ぐるみ用とこの背広用と2種類が高山さんによって作られましたね。 このあたりは型抜き造形ならではですが、ただ背広用はノドの部分が延長されて作られてる所が異なってますね。
> 昔見たときは、気がつかなかったのですが、キリヤマ隊長が出演していますね .... へへへ、そうですそうです。「ウルトラQ」なんて特に、意外な人たちが色んな形で出てますよ(^_^ ).... 例えば加藤隊長とか。
> ケロニアとウルトラマンとの戦いはスピード感があり、とても面白いですね .... そうですよね、古谷さんもかなりアクションに慣れてきたな〜〜と思います。でもスピーディーでありながら、 巨大生物の質感を損なわない範囲ですよね、せいぜい飛び蹴りと巴投げまでですから。
その後第2期シリーズから現在に至るウルトラマン○○○たちがバクテンとかトランポリンとかウルトラCしたり というのは私はどうも好かない。あれは巨大生物のする事じゃあない!  その点、マンとセブンはちゃんとわきまえてましたもんね。
本日もご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     来たのは誰だ!?のトップへトップへ






 第32話  果 て し な き 逆 襲 
 ・放映日:'67年2月19日 、・登場怪獣:灼熱怪獣ザンボラー
 ・脚本:藤川桂介 、・監督:鈴木俊継 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:32 、・視聴率:39.2%
 ・ゲスト:真理アンヌ(パティ隊員)
次の作品(禁じられた言葉)へトップへ
造形マニア118  2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo3201     果てしなき逆襲のトップへ次の作品(禁じられた言葉)へトップへ

果 て し な き 逆 襲−−−使用BGM(1967年2月14日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
G1’  オープニング。科特隊基地
m3  大仏の前で合掌するハヤタとパティ
L5  宮の森で山火事発生
科特隊のテーマ  科特隊活動開始〜山火事を消化する
M2Repeat使用 ザンボラー出現。化学工場を破壊
M34回Repeat使用 化学工場を破壊するザンボラー〜攻撃するハヤタとパティ
 科特隊のテーマ2回目 化学工場跡を消化する科特隊〜前半終了
M8Repeat使用 戦車隊出動
M4T2  戦車隊とビートル機によるザンボラー攻撃
〜冷凍弾投下
10M6 
 11M4T22回目
 12M62回目
 13M4T23回目
1014M5  ウルトラマン対ザンボラー
1115Q・M13 *1 戦い終わって、東京上空を飛ぶビートル機
1216E7  エンディング。日本の3大名物に爆笑する隊員達とパティ
*1....ウルトラQでは未使用。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     果てしなき逆襲のトップへトップへ






 第33話  禁 じ ら れ た 言 葉 
 ・放映日:'67年2月26日 、・登場怪獣:悪質宇宙人メフィラス星人
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:鈴木俊継 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:33 、・視聴率:40.7%
 ・ゲスト:伊藤久哉(岩本博士)、中島春男(警官)
次の作品(空の贈り物)へトップへ
造形マニア118  2001.11.21(Vol.91) 初出___Cont.No.zo3301    次の投稿へ 禁じられた言葉のトップへ次の作品(空の贈り物)へトップへ

禁 じ ら れ た 言 葉−−−使用BGM(1967年2月21日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
Q・M19T1 *1 オープニング。航空ショー
科特隊のテーマ  宇宙に捜索に出るアラシとイデ
M64回以上Repeat使用 メフィラス円盤を攻撃する空挺隊とビートル機
Q・6−6  地球をバックにしたエンディングナレーション
E3  エンディング。
*1....ウルトラQでは未使用。


りきぞー さん  2006.5.3(Vol.219) 初出___Cont.No.ri3301    次の投稿へ 禁じられた言葉のトップへトップへ
この作品は、テレビで見るより楳図かずお氏の漫画「ウルトラマン」の方が早かったのでテレビで見た時には随分と印象が違ったのです。他には「ミイラの叫び」や「怪彗星ツイフォン」等もあったと思います。
うろ覚えなのですが、サトル君の頭の中で浮かんだ言葉を読みとれるので、サトル君がベーターカプセルをハヤタに渡しに行く場面では、「これはえんぴつ」とずっと考えながら走っているシーンがあったように思います。
 テレビの中ではサトル君をおどしたり、バルタン星人、ザラブ星人、ケムール人の3体を自分の配下といったり、今までの宇宙人の侵略とは明らかに違う方法でしたが、ハッタリ?あの3体の宇宙人は映像なのか本物なのか意見が分かれるところかと思いますが、その後の巨大化したフジ隊員はビルを破壊しています。ということは、あの3体の宇宙人には、破壊活動をさせようと思ってもさせられない、ということになるのでしょうか。つまり映像?
 メフィラス星人はプライドが高いのか、暴力は嫌いとかいって「地球あげます」と言え、と子供に強要していますが、サトル君が「あげる」と言っていたらどうなっていたのでしょうか?もしかしたら最後に「よそう」とは言わずにとことん戦っていたのでしょうか?確かにメフィラス星人は強く互角以上の戦いではあったのですが、結局は紳士的な交渉などではなかったということなのでしょうか?
 子供の頃にこの作品を見て思ったのが、こういう結末はありなのか?ということと、実はタロウのメフィラス星人の方が見たのが早かったので、「全然違うやんけ」ということでした。まあ他のエレキングやベムスター等も同じくひどいのでねぇ。メフィラス星人もウルトラマンだけでタロウには登場させなければよかったのに。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。
楳図かずお氏も「禁じられた言葉」を描いていたんですか、それは知りませんでした。 私は放送終了前後に現代コミクスという所から発売されていた井上英沖という人が描いていたらしい 漫画では見たことがありますね。ウルトラマンとメフィラスの戦いがかなり壮絶に描かれていた ような気がします。
でも漫画ってたいていは、ウルトラマンの心の声が描かれたりしてましたよね??  色んな細かい描写はたしかに実写の本編よりもなされてるんですけどね、 それが良かったとは私はあまり思えないんですよね。
> サトル君がベーターカプセルをハヤタに渡しに行く場面では、「これはえんぴつ」とずっと考えながら走っている .... へえええ〜〜〜(「トレビアの泉」並みの驚き ^_^ )。それは実写からはまったく かけ離れた展開ですね。そういう部分って楳図かずお氏が考えて付け加えたんですかねぇ?  ちなみにこの「禁じられた言葉」って準備稿もけっこう複雑なストーリーではあったみたいですね。 「犬が地球をあげると言った」とかハヤタがミクロ化されてベーターカプセルのスイッチが 押せないとかサトル君がメフィラスに嘘をつくとか。
> サトル君が「あげる」と言っていたらどうなっていたのでしょうか? .... まあねえ宇宙人の考えることはよく分りませんけど(そう言えば、何を考えてるのか 分らない人のことをよく「宇宙人」と言われますよね。日ハムの新庄もよく「宇宙人」と言われてましたっけ ^_^ ) ....本当に元々地球を侵略する気がなく、ただ単に人の心を支配してみたくなって やって来ただけかも知れませんね。
> こういう結末はありなのか? .... 少々哲学的と言えましょうか。まあ「ウルトラマン」って、宇宙人ものが 5本有る訳ですが、全部同じような終わり方(つまり、宇宙人を倒して目出度し目出度し)にはしたくない という思いがあったのかもしれませんね。特に最後のこのお話は向上心豊かな金城氏の 脚本ですし。
> エレキングやベムスター等も同じくひどいのでねぇ。メフィラス星人もウルトラマンだけでタロウには登場させなければよかったのに .... まあ私ら、「マックス」や「メビウス」に散々不満を漏らしてきましたけど、 でも少なくとも「タロウ」のこれらよりはマシですわネ(^_^ )


<最新投稿>
ケムールAIBO さん  2006.9.24(Vol.239) 初出___Cont.No.kA3301    
禁じられた言葉のトップへトップへ
原作だと丸の内に出現するのがバルタン星人、ザラブ星人、ダダの、"一度ウルトラマンに敗れた宇宙人゛を出すとかで、実際テレビだと、バルタン、ザラブにケムール人で、楳図版「ウルトラマン」では、バルタン、ザラブ、ケムール、ダダが出てくるようです。
《「ウルトラマン 特撮の秘密百科」(ケイブンシャ)に絵付きで出てます。》

さらに、あの3体(楳図版では4体!?)の宇宙人は映像なのか?本物なのか?にもつながる、"この時のバルタン星人・・・外見は二代目だけど三代目なのか?"など、色々とネタ多き作品のようですね。

しかし、サトル君がベーターカプセルをハヤタに渡しに行く場面で、「これはえんぴつ」とずっと考えながら走っているシーンがあるなんて………4体出現のことと言い、楳図版ウルトラマンの「禁じられた言葉」は、必見ですね!!

<編集・発行者からの御礼>
ケムールAIBO さん、はじめまして。ご投稿まことにありがとうございました。
まあ原作というか準備稿段階ですかね?ダダが出る予定だったのは。 でも完成作品でケムール人になったのは正解だったと私は思いますね。 ケムール人の方がスマートで、都心に現れると見栄えが良いと思いますのでね(笑)。

> 「これはえんぴつ」とずっと考えながら走っているシーンがあるなんて .... まあ、りきぞーさんも「うろ覚え」と仰ってましたから確実かどうか分りませんが、 でも楳図氏が描いているので一筋縄では行かないのは確かでしょうね(^_^ )。
ちなみに、この1966年当時の楳図氏の画風は、少年雑誌ではわざと手塚風に、少女雑誌では わざと典型的少女漫画風にキャラクターを描いていましたね。まだ楳図氏の画風が確立していない時期でした。
これからもよろしくお願いします。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     禁じられた言葉のトップへトップへ






 第34話  空 の 贈 り 物 
 ・放映日:'67年3月5日 、・登場怪獣:メガトン怪獣スカイドン
 ・脚本:佐々木守 、・監督:実相寺昭雄 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:34 、・視聴率:33.9%
 ・ゲスト:........
次の作品(怪獣墓場)へトップへ
造形マニア118  2001.12.30(Vol.94) 初出___Cont.No.zo3401     空の贈り物のトップへ次の作品(怪獣墓場)へトップへ

空 の 贈 り 物−−−使用BGM(1967年2月28日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
m9  オープニング。
科特隊のテーマ  晴海に向かって科特隊出動
 m92回目 ワイヤーロック作戦開始
M5Repeat使用 ウルトラマン対スカイドン
 科特隊のテーマ2回目 オートジャイロ作戦開始
Q・M127  空の彼方へ飛んでいくスカイドンを見送る科特隊員達
 科特隊のテーマ3回目 ロケット弾作戦開始
Q・M103  スカイドンに追いかけられる科特隊員達
F1  怪獣風船化作戦開始
10E2  怪獣風船化作戦がひとまず成功し喜ぶ科特隊員達
11進め!ウルトラマン(カラオケ?) *1 ウルトラマン再登場
12A2  落下するスカイドンに向かっていくウルトラマン
1013m7  エンディング。
*1....“ウルトラマンのテーマ1” かも知れません。同一セッションで録音されたそうですが。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     空の贈り物のトップへトップへ






 第35話  怪 獣 墓 場 
 ・放映日:'67年3月12日 、・登場怪獣:亡霊怪獣シーボーズ
 ・脚本:佐々木守 、・監督:実相寺昭雄 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:35 、・視聴率:37.2%
 ・ゲスト:永井秀明(博士)、田村奈巳(科学者)
次の作品(射つな!アラシ)へトップへ
造形マニア118  2001.12.30(Vol.94) 初出___Cont.No.zo3501     怪獣墓場のトップへ次の作品(射つな!アラシ)へトップへ

怪 獣 墓 場−−−使用BGM(1967年3月7日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
科特隊のテーマ  オープニング。宇宙パトロール中のアラシとイデ
Q・6−6  宇宙のウルトラゾーンを漂うケムラー、ネロンガ、アントラー、シーボーズ
m15  科特隊作戦室から出て行くハヤタ
m11  空を仰ぎ、倒した怪獣達に詫びるウルトラマン
 科特隊のテーマ2回目 怪獣供養を取りやめ、科特隊出動!
 m112回目 夕日の中、トボトボと歩くシーボーズ
 m113回目 夕焼け空に向かって哀しげに咆哮するシーボーズ
Q・M110B *1 月ロケットセンター内のカット
 m114回目 Repeat使用 夜空に向かって嬉しげに咆哮するシーボーズ〜攻撃される怪獣達の過去の映像
 10m115回目 ウルトラマンロケットに改造される月ロケット
11Q・カネゴンM14 *1 Repeat使用 荒野を徘徊するシーボーズ〜シーボーズをロケット発射場に連れて行くウルトラマン
 12m116回目 エンディング。再び怪獣墓場内をパトロールする科特隊
*1....ウルトラQでは未使用。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     怪獣墓場のトップへトップへ






 第36話  射 つ な ! ア ラ シ 
 ・放映日:'67年3月19日 、・登場怪獣:変身怪獣ザラガス
 ・脚本:山田正弘 、・監督:満田かずほ 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:36 、・視聴率:38.4%
 ・ゲスト:森塚敏(博士)、青木義郎(自衛隊司令官)
次の作品(小さな英雄)へトップへ
造形マニア118  2001.12.30(Vol.94) 初出___Cont.No.zo3601     射つな!アラシのトップへ次の作品(小さな英雄)へトップへ

射 つ な ! ア ラ シ−−−使用BGM(1967年3月14日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
Q・M33  オープニング。児童会館に到着した科特隊員達
Q・虹の卵1−5  扉が開くと太陽がいっぱい
科特隊のテーマ  謎の光を追ってパトロールする科特隊員とQXガンが完成したイデ
Q・M115B  謎の光の事を忘れ再び平和が戻ったと思われたが
M3Repeat使用 赤い煙を吐いて変身するザラガス
Q・M1T2 *1 目を覚ますザラガス
 Q・M1T2 *1 2回目 歩き始めるザラガス
ティンパニーB  ザラガスの光を浴びるハヤタと子供達
ガス人間・M1  QXガンを撃つことに葛藤するアラシ
10m18  ハヤタと子供達を見舞うアラシ
1011ガス人間・M28前半部のみ *2 無断でビートルに乗ってザラガスに立ち向かうアラシ
1112ドラム6  目に包帯をしたまま階段を駆け上がるハヤタ
1213ガス人間・M9  視力を失うウルトラマン
1314M5  視力が戻りスペシューム光線を撃つウルトラマン
1415m1  科特隊の誓い第4条を繰り返すアラシ
1516E7  流星バッジをバックにしたエンディング
*1....ちょっと確証はありません。
*2
文献によりますと、“ガス人間・M28” は前半部と後半部に分かれまして、
この「射つな!アラシ」で使われました “ガス人間・M28の前半部” は 「ガス人間第1号」本編に使われたM28ENDの方のようですが、 私にはちょっと判別は出来ません。
(ちなみに、「ガス人間第1号」に使われたM28は、前半部がM28ENDでして、 後半部は後に取り直したM28Aだそうです)



◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     射つな!アラシのトップへトップへ






 第37話  小 さ な 英 雄 
 ・放映日:'67年3月26日 、・登場怪獣:怪獣酋長ジェロニモン+ピグモン+テレスドン+ドラコ
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:満田かずほ 、・特技監督:有川貞昌 、・制作No.:37 、・視聴率:42.8%
 ・ゲスト:浅野進治郎(権田博士)、金井大(デパート支配人)、近藤美智子(何故か男の子)
       鈴木和夫(警官A)+中山豊(警官B)
次の作品(宇宙船救助命令)へトップへ
造形マニア118  2001.12.30(Vol.94) 初出___Cont.No.zo3701    次の投稿へ 小さな英雄のトップへ次の作品(宇宙船救助命令)へトップへ

小 さ な 英 雄−−−使用BGM(1967年3月20日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
L8  オープニング。避難する人々で混乱するデパート
Q・カネゴンM5 *1 ピグモン登場
Q・カネゴンM8−2 *1 スヤスヤ眠るピグモン
L11  怪獣語の分析に悪戦苦闘する権田博士
Q・M24 *1 落ち込んでいるイデを励ますハヤタ
L5  夜中突然騒ぎ出すピグモン
B3A  蘇るドラコとテレスドン
M2Repeat使用 2手に分かれて怪獣に向かう科特隊〜ウルトラマンを当てにするイデ
M3Repeat使用 絶命するテレスドン〜大声でウルトラマンを呼ぶイデ
1010m20  絶命するピグモン
1111ガス人間・M28後半部のみ *2 ピグモンの死で目覚めドラコに向かうイデ
1212M5  ウルトラマン登場〜ムラマツ達を助けジェロニモンに立ち向かう
1313ティンパニーB  ウルトラマンが抱え上げたジェロニモンにスパーク8を向けるイデ
1414Q・M118 *1 ジェロニモンを倒し歓喜のイデ〜去って行くウルトラマン
1515m1  死んだピグモンを囲んで悲しみにくれる科特隊員達
1616コーラス *3 エンディング。ピグモンに黙祷する科特隊員達
*1....ウルトラQでは未使用。
*3....1967年3月19日録音。
*2
文献によりますと、“ガス人間・M28” は前半部と後半部に分かれまして、
この「小さな英雄」で使われました “ガス人間・M28の後半部” は 「ガス人間第1号」本編には使われなかったM28ENDの方のようですが、 私にはちょっと判別は出来ません。
(ちなみに、「ガス人間第1号」に使われたM28は、前半部がM28ENDでして、 後半部は後に取り直したM28Aだそうです)




りきぞー さん  2002.2.13(Vol.161) 初出___Cont.No.ri3701     小さな英雄のトップへトップへ

 実はこの作品は以前からずっと投稿したかったのですが、色々と考える所もあり少し時間をかけてみました、考える所というのはなんといってもイデ隊員です。
 最初のピグモンの登場シーンですが、昔再放送で見た時には気にならなかったんですけど今見るとガラモンともピグモン(第8話の)とも違う着ぐるみですね。翻訳機でピグモンの言葉が理解できてしまうのにも驚きましたが、怪獣に言語が存在するという発想というかアイデアというか・・・しかしこういう発想もウルトラマンというドラマの中では、違和感なく受け止められるのが素晴らしい。その後にドラコとテレスドンが再生されますが、弱すぎる!まるで科特隊に退治させるために登場させたみたいですねえ。最初に見たときには、「テレスドンは人気があるからまた登場させたんだ」と思ったのですが、あの登場のさせ方はないよなあ・・・

 さてこの作品の核はなんと言っても「イデの悩み」ですが、昔見たときにはこの作品のおかげでイデの印象が最悪だったんですよね、それはこの作品が(再放送ですが)自分が最初に見たはじめてのウルトラマンだった、というのも大きな理由だったのです。その後に「故郷は地球」や「オイルSOS」も見たはずなのですがイデの印象が変わることは無くずっと悪いままでした、ほんとに1年前までは。
 しかし、今になって見直してみるとイデの悩みというのは当然というか、必然というか、真剣に取り組んでいるイデならではの純粋すぎるゆえの悩みであるように思えます。これまでのイデの功績を考えても十分すぎるほどであるにもかかわらず、最後にはウルトラマンが怪獣を退治することになってしまう。全力で取り組んでいるために、ウルトラマンとの絶対的な力量差を思い知らされてしまう。自分は別にいなくてもいいのではないか?そういう思いを持っても仕方ないのではないか、と思います。この悩みに比べると岸田長官の「いざとなったらウルトラマンが助けてくれるさ」は極めて浅はかな考えではないかな。
 ピグモンが死んでからのイデの奮闘ぶりとハヤタがピグモンを抱いているシーンはこの作品のハイライトですが、この作品を見る、ウルトラマンも終わりが近いのかな、とにおわせていますよね。最終回の「さらばウルトラマン」はこの作品があったればこそ、生きてきているのかも知れません。

 作品ランキングで点数が3なのは、テレスドンが弱すぎることや初めて見た印象のままでの点数です、もし第1話から見ていたならば点数は変わっていたかもしれないですね。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。

> 今見るとガラモンともピグモン(第8話の)とも違う着ぐるみですね .... 顔はまだオリジナルガラモンの雰囲気は残ってますが、ヒレヒレが全面的に張替えられてるんですよね.... なんでも、当時アトラクとか展示した時にワルガキに相当沢山毟られたそうで。 あと、ボディや手はラテックスの劣化でベトベト状態になってるんでしょうね、とても痛々しく見えますネ。 返す返すもラテックスと言う素材の脆弱性が恨まれます。
> 怪獣に言語が存在するという発想というかアイデア .... 今HITしている「バウリンガル」(犬の翻訳機)を先取りしていると言えましょうか(笑)。
> ドラコとテレスドンが再生されますが、弱すぎる!まるで科特隊に退治させるために登場させたみたい .... 脚本段階ではゴモラとレッドキングの予定だった事は今では有名ですが、役どころとして 直立型のオーソドックスなフォルムの怪獣が相応しいのでチョイスされたのかな? ....なんて私は感じているのです。
私、テレスドンって22話に出た時は弱いという印象は無かったですネ。で、この回で弱かったのに関しては、 『やっぱ、1回死んで生き返ったからかなぁ?』とか『科特隊が強くなったのかなぁ?』とか感じてますね。
> 昔見たときにはこの作品のおかげでイデの印象が最悪だったんですよね .... よっぽど印象悪かったんですネ(^_^ )
> 真剣に取り組んでいるイデならではの純粋すぎるゆえの悩みであるように思えます .... そうですよ、良い青年ですヨネ。真面目でチャラチャラした所が無くって。 それとハードワークですよ、彼は。怪獣語翻訳機を徹夜の連続で見事に仕上たばっかりですからネ〜〜。
ところで、ここでは関係ありませんが、郷秀樹も「帰りマン」第2話で思い上がってたかもしれませんが、 でも彼も良い青年ですよね、自分の身を犠牲にして子犬まで助けようとした訳だし。 まあ未だ20才ちょっと過ぎの青年ですから人間的に完成されてる訳有りませんし、あの程度の 思い上がりなんて当たり前ですよね。
> 岸田長官の「いざとなったらウルトラマンが助けてくれるさ」は極めて浅はかな考えではないかな .... まあ正直な人間とも言えるんですが(笑)、でも長官という立場に立つ人間がこの性格じゃあなぁ....(^_^ )。 彼の方が郷よりも欠陥人間だと思うんだけど。
> 最終回の「さらばウルトラマン」はこの作品があったればこそ .... ですよね。両作品とも金城さんの単独脚本ですが、まさしく金城さんが「ウルトラマン」という番組を 締めくくったと言えますね。
それと、この「小さな英雄」では、イデが自分とウルトラマンとの力量差に悩んでましたが、でもその2週後には ウルトラマンを倒したゼットンを人類が倒したんですから、扉はすぐ近くに開かれていたという事になりましたよね (ウルトラマンには少し気の毒ですが ^_^ )。
> 点数が3なのは、テレスドンが弱すぎることや初めて見た印象のままでの点数です .... 私の場合は、再登場怪獣の着ぐるみの劣化が目に付きますので、それで印象が悪くなってますね〜〜。

本日もご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     小さな英雄のトップへトップへ






 第38話  宇 宙 船 救 助 命 令 
 ・放映日:'67年4月2日 、・登場怪獣:砂地獄怪獣サイゴ、光熱怪獣キーラ
 ・脚本:上原正三 、・監督:円谷一 、・特技監督:有川貞昌 、・制作No.:38 、・視聴率:34.4%
 ・ゲスト:武内享(宇宙局員)、灰地順(V2船員)、エンベル・アルテンバイ(V2船員)
次の作品(さらばウルトラマン)へトップへ
造形マニア118  2001.4.18(Vol.66) 初出___Cont.No.zo3801     宇宙船救助命令のトップへ次の作品(さらばウルトラマン)へトップへ

 1.2つの特別の思い入れ

を、私はこの「宇宙船救助命令」について持っているのです。
先ずその第1の思い入れは.....
「ウルトラマン」の本放送当時(1966年〜67年)私は大阪に住んでおりまして、 「ウルトラマン」の本放送は前夜祭を含めた39本は大阪の自宅で見ましたが、 1本だけ大阪を離れた場所で見たエピソードがあったのです。その唯一の エピソードがこの「宇宙船救助命令」だったのです。
では、私は当時何処でこの「宇宙船救助命令」を見たかと申しますと.... 横浜だったのです。正確に言えば横浜の叔母の家で。
まあ、ちょうど小学校が春休み中だったと思いますので、1週間ほど叔母の家に 遊びに行ったんだと思います。当時こういう(自宅以外の場所で「宇宙船救助命令」 を見た)子供って結構いたんじゃないですかネーーー?。 この「宇宙船救助命令」は視聴率が34.4%と「ウルトラマン」終盤にしては 比較的低いんですが、それが1番の理由じゃないかと私は思いますね。

で、ついでにお話させていただきますと、この1967年の春休みに(1週間?) 横浜の叔母の家に遊びに行った時に私は叔父(叔母の夫です)に映画に連れて行って もらったことがあったんですが、その映画が(近々、当時のプラモデル付きでDVDが発売される)松竹が作った 唯一の怪獣映画「宇宙大怪獣ギララ」だったんです。
この1967年の春休みと言えば、他にも大映がガメラシリーズ第3弾 「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」を公開しましたし、ほぼ同時期 (ちょっと遅れてたカナ?)に日活も唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」を 公開しまして、何とまあ邦画3社が怪獣映画を製作・公開するという、 まさに第1期怪獣ブームを象徴するような驚異的な1時期だったわけです。
ここで、老舗の東宝だけがこの春休みに怪獣映画を 公開してませんが、これは当時東宝は夏休みと冬休みに怪獣映画を公開して いたからでして、この4ヶ月前には「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」を、 3ヵ月後には「キングコングの逆襲」(併映は「ウルトラマン」!)を公開して おりまして、けっしてブームに乗っていなかったわけではないのです。 ちなみに当時(否、今尚)怪獣大好き少年だった私は、この東宝の2作品も 先述の3社の怪獣映画も全て映画館で見ました。
まあつまりは、この「宇宙船救助命令」が放送された(1967年4月2日)のは、 ちょうどそんな時期真っ只中だった、ということであり、そんな時代を1番思い起こ させてくれるエピソードだということと、唯一大阪を離れて見たエピソードと 言うことが先ず「宇宙船救助命令」に対する私の第1の特別の思い入れと 言うことになりますね。
でも、この「宇宙船救助命令」と先述の 「宇宙大怪獣ギララ」とはちょっと共通した所もありますよね?。 宇宙を舞台にしていると言うことと、ギララのアストロボートと科特隊の 白鳥号ってちょっと似てるように思いません?

そして第2の思い入れは.....
私がもっとも崇拝する(カリスマとも言うべき)「ウルトラマン」に登場する怪獣の中で、 唯一実物の着ぐるみを見ることが出来たのが、この「宇宙船救助命令」に登場したキーラだったのです。 多分サイゴも居たと思うんですが、こちらは確証が持てないんです。 でもキーラを見たのは間違いないのです。
場所は箕面温泉スパーガーデン、「ウルトラマン」放送終了から数ヵ月後の 1967年の夏頃だったと思います。
「なーーんだ、キーラしか見てないのか!」と笑われるかもしれませんが、 やっぱり東京以外に住んでいると、実物の着ぐるみを見る機会なんてあまり 無いんじゃないですかネーー。
でもやっぱり、数は少ないとは言え、TVで見た怪獣の(それも、かの 「ウルトラマン」怪獣の)着ぐるみの実物を見れた というのは感動でしたね。『これがあの時TVで見たキーラの本物か.... こん中に人が入ってたんか....こんな(凄い)のを毎週毎週作って撮影してた んやなぁ。』 てな感じで、物を作る素晴らしさ・面白さを感じることが出来たと言うか、 まあ、私この当時から粘土で怪獣を作って遊ぶことが好きだったものですから、 創作意欲が一段とソソられたというか....。
円谷英二御大は生前、着ぐるみを展示したりするのがあまり好きでなかったそうですが (まあ手の内を見せたくないという奴ですネ)、子供に物作りの楽しさ・素晴らしさを 教えると言う意味では、こういう着ぐるみの展示と言うのは良い事だと 思いますね。その意味ではCGなんてのは形として残るものが無いわけ ですから、あまり子供の教育にならない様な気がしますネ(^_^ )
まあつまりは、唯一実物の着ぐるみを見ることが出来たのが、 この「宇宙船救助命令」に登場したキーラだった と言うことが「宇宙船救助命令」に対する私の第2の特別の思い入れ と言うことになりますね。


 2.使用BGM

宇 宙 船 救 助 命 令−−−使用BGM(1967年3月29日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
不明 *1 オープニング。「宇宙局」の表札
Q・M1T2  キーラの眼光・その1。モニターに映る謎の光
科特隊のテーマ  「宇宙船救助命令だ!」白鳥号、発進。
Q・6−6  白鳥にぶつかる流星群〜ステーションV2とドッキング
ガス人間・M3Repeat使用 V2内を探索する科特隊
L1  Q星に向かう決心をする科特隊員たち
A2後半部のみ V2から離れて、Q星に向かう白鳥号
M3  キーラ対サイゴ
 Q・M1T22回目 キーラの眼光・その2。サイゴに向けて発光
10L8  宇宙タンク対サイゴ
1011K2  砂地獄から抜け出る宇宙タンク〜前半終了
1112ショック4  プロスペクターで作業するアラシとイデを見下ろすキーラ
 13Q・M1T23回目 キーラの眼光・その3。アラシに向けて発光
1214M6Repeat使用 キーラの眼光を受けたアラシを連れ帰るイデ
1315ガス人間・M13Repeat使用 宇宙タンクに岩を落とすキーラ〜キーラに立ち向かう ハヤタ
1416ガス人間・M9後半部のみ 遥かかなたの白鳥を見てガックリするイデ
1517M5  ウルトラマン対キーラ
 18Q・M1T24回目 キーラの眼光・その4。ウルトラマンに向けて発光
1619E7  エンディング。V2から離れて、地球に向かう白鳥号


(*1) 先ず、冒頭、「宇宙局」の表札が映るシーンでかかるほんの数秒の曲ですが、 どうも「ウルトラマン」「ウルトラQ」及び「ガス人間第1号」のBGM集の CDの中に無かったような気がするのです。どなた様か、この曲についてご存知の方は 教えていただけませんでしょうか?

さて、この曲を除く、このエピソードで使用された15曲の内分けは、 「ウルトラマン」BGM−10曲、「Q」BGM−2曲、「ガス人間」BGM−3曲と なっています。
とは言え、キーラが眼光を発する前に瞼を開閉する際の音は、BGMとすべきか SEとすべきか悩みましたが、一応はMナンバーが付いた“音”ですので、 BGMとさせていただきました。「ウルトラQ」「ウルトラマン」の オープニングタイトルでお馴染みの“音楽”ですが、「マン」バージョンの方は 後ろにパーカッションも入ってますので、このキーラの瞼のシーンに使われたのは 「Q」バージョンの方に間違いないと思います。

私はこの「宇宙船救助命令」の音楽は、「ガス人間第1号」の印象がとても強いんですが、 その1番の理由は、キーラが宇宙タンクに岩を落とすシーンにかかる “ガス人間・M13”の印象が強いからでしょうね。 水も緑も無く光も殆ど届かない、岩と砂だけの暗黒のような星・Q星で限られた時間内に 任務を果たさなければならない科特隊員の前に宇宙怪獣が立ちふさがる (このシーンのプロスペクターを手前に置いて、画面の左側にキーラ、 右下に宇宙タンクという画面の構図もGOOD)と言う 何とも形容のし難い不安感・焦燥感・緊迫感を煽り立て、しかも同時に宇宙の広大さを も感じさせてくれる、 「ウルトラマン」でそれ以前に例の無かったようなスケールの大きなシーンに かかるスケールの大きな音楽....宮内國郎さんの音楽ライブラリの中では 劇場映画であった「ガス人間」の音楽が1番ふさわしかった様な気がしますね。
ちなみに、この“ガス人間・M13”は「ウルトラQ」 ではかなりの回数使用されたような気がしますが、「ウルトラマン」 でもこれが初めての使用ではありませんで、先に「怪獣殿下(後編)」の オープニングでかかっておりました。

それと、名曲ぞろいの「ガス人間」音楽の中でも、もっとも独創性に 富んでいる(曲調だと私が思う)M9も、(後半部のみとは言え)使われているのは 私は嬉しいですネ。この“ガス人間・M9”は、「Q」「マン」本放送当時 発売されていたソノシート類にも使われていまして、当時から私には とても印象的だったのです。何となく日本的でミステリアスな 美しさも感じさせる線の細い一風変わった曲調が好きでした。
ちなみに、この“ガス人間・M9”は「ウルトラQ」 ではラゴンに子供を返しに行くシーンが1番印象的でしょうか。あと 「ゴメスを倒せ!」でも使われましたが、いずれもこの「宇宙船救助命令」と 同じく後半部のみが使用されていたと思います。
また「ウルトラマン」でもこれが初めての使用ではありませんで、 「まぼろしの雪山」で2回、そしてザラガスの光でウルトラマンが視力を失う シーンで使われていましたが、この2話では頭からほぼフルバージョンが 使われてましたね。


“ガス人間・M3”は、ウルトラマンではこれが初めての使用になりますが、 それにしても「ウルトラマン」は最終回が近づいてきて随分「ガス人間」の BGMがよく使われるようになったんですよね。
この前の回「小さな英雄」では「ガス人間」のラストシーンで有名な ドラマティックな名曲M28(の後半部)が、前々回の「射つな!アラシ」 ではM28の前半部と先述のM9、及び「ガス人間」オープニングタイトルの これまた超名曲M1が「ウルトラマン」では始めて使用されましたが、 私はこれは「ウルトラマン」終盤が人間ドラマ指向に向かっていた故の 選曲だったような気がしますね。
一般には“人間ドラマ”が描かれたのは第2期、あるいは「セブン」からのように 言われてますが、地球の平和を守る者が“ウルトラマン”から“人間”へ バトンタッチされる過程を段階的に描いた「ウルトラマン」終盤からすでに 、私は人間ドラマ指向になっていたように思えるのです。
まあ、何をもって、“人間ドラマ”と定義するかは、それは個人の趣味に よるものでしょうけど.....。

その他のBGMは、(当然のごとく)概ね第2回録音曲で構成されてますが、 他にもQ・6−6やA2といった魅力的な曲が使われてますね。 前者は「Q」のBGMですが「マン」第1話でウルトラマンとハヤタの初対面の シーンで使われたのが最も印象的な何とも形容しがたい摩訶不思議な曲ですし、 後者はウルトラマンとバルタン星人の空中戦で流れた超躍動的な名曲ですよね。
いずれも、宇宙の神秘さ雄大さとタイムリミットの中で任務を遂行する緊迫感等の 様々な魅力が溢れたこのエピソードに相応しい選曲と言えるでしょう。


 3.「宇宙船救助命令」の意義は....

「怪獣無法地帯」の所でも少し述べましたが、 私は「ウルトラマン」は 最初の数話と最後の数話がほぼ理想的な形で繋がっていたと思うのです。
最初の数話については「怪獣無法地帯」の方で簡単に述べさせて頂きましたが、 ここで最後の数話(「禁じられた言葉」以降です)について少し簡単に述べさせて頂きますと、 金城氏の書いた3話(「禁じられた言葉」「小さな英雄」「さらばウルトラマン」) はいずれも、地球の平和を守る者が“ウルトラマン”から“人間”へ バトンタッチされる過程を段階的に描いた意義深いものであり、 「空の贈り物」は約8ヶ月間頑張り続けた科特隊の労をねぎらったような リラックスした作品、「射つな!アラシ」「小さな英雄」は本編の真の主役 だったとも言えるアラシとイデに最後の脚光を当てたもの、 そして(終わりのところでもふれますが)「怪獣墓場」は人間と怪獣 (現実世界における動物達と言っても良い)との関係を考えさせられる 「ウルトラマン」の中で(私にとって1番)重要なエピソードです。

では、この「宇宙船救助命令」は、それら終盤の作品群の中でどういう意義を持つのでしょう?。
この作品は、特に深いメッセージは含まれていないエンターティンメント作品 ということで良いと思います。でも元々「ウルトラマン」とはそういう 作品であり、むしろ他の終盤作品群の方がアンチテーゼ作品と言えるのですから、 最終回直前にもう1度 「ウルトラマン」の原点を思い返してくれるこういうエンターティンメント 作品を製作したということはそれだけで意義は充分だったと私は思いますね。
ですが、この「宇宙船救助命令」の意義はただのエンターティンメント作品 に終わらず、「ウルトラマン」の中で唯一全編宇宙を舞台にした作品を 最後の最後に製作して、また一つ「ウルトラマン」の世界観を拡大させた という点が重要な意義だったと言えるのではないでしょうか。また、 翌々週から始まる「キャプテンウルトラ」と半年後に控えている「ウルトラセブン」 へのリンクも果たしているという点においても。
ちなみに、宇宙を舞台にしたという事では先に第16話 「科特隊宇宙へ」がありましたが、この時、科特隊員達が着陸した星は地球と 殆ど同じ環境の星でしたので、「宇宙船救助命令」に比べると(時間の比率的にも) “宇宙を舞台にした”という印象は薄いんですよね、私には。

もっとも、最初から “宇宙を舞台にすること” ありきという感じで、 そこに行くまでのストーリーがやや強引かな、という気はしますけどね。 例えば宇宙空間に浮いているV2だったら脱出艇くらいは装備されていないの カイナ?、とか、もうちょっとプロスペクターの近くに白鳥号を着陸できなかった のカイナ?、とか突っ込めばいくらでもヘンな点は出てくるかと思います。
でも、そういった細かい諸々の矛盾(?)にはちょっと目をつむれば、 凄くスリルとサスペンスに溢れた、しかもスケールの大きな、 とっても面白くて楽しめる作品だと思います。
地球をはるかに離れた(殆ど)未知の星・Q星において、限られた時間内に 任務を遂行しなければならない。 そのQ星は地球とは似ても似つかない環境で、岩と砂だけで道も悪く体の自由もままならず、 その上、行く手を宇宙怪獣たちがさえぎる。
助けてくれる者は誰もいなく−−ウルトラマンの援助は期待していなかったと思う−− この広い宇宙に科特隊員たった4人だけ.... そして迫り来るタイムリミット....!
原爆爆発のタイムサスペンスの第4話とか海底基地や地底に閉じ込められ 徐々に酸素が無くなっていく第24、29話と並んで、否、未知の星が舞台という ことを考えると、見ているこちらにはそれらのエピソード以上の、 本当に自分がそんな宇宙空間に放り出されたような 孤独感・不安感・緊迫感を与えてくれ、しかも(生命の危険等を忘れて)夢見心地にすら 浸らせてくれる「ウルトラマン」で最大スケールのスリルとサスペンスとファンタジーの 大エンターティンメント冒険活劇作品だったと評価しても過言ではないと思います。

その超過酷なシチュエーションの中での科特隊員たちの(しつこ過ぎない) 葛藤・焦燥の描写とか、 イデ「アラシは大丈夫でしょうか?」、ムラマツ「いまはそんなこと言ってる 場合じゃない。宇宙船の人々を救うのが先決だ。」という隊員とキャップの 立場の違い(同僚を思いやる隊員と任務至上のキャップ)やら キーラを見て「ひやあーー」と驚く(本来の)イデが見られるのも 面白い所ですし、特撮面においても、 SNKミサイルを浴びて水晶状に固まった後四散するサイゴの前衛的(^_^ )な最期 とか、久々に中島春雄さんが中に入ったキーラの存在感も楽しいですよね。
この回の特撮を担当したのは、前話「小さな英雄」と ともに有川貞昌さんなんですね(「ウルトラマン」ではこの2本だけ)。 この回のサイゴとか前話のドラコそして「Q」のパゴス等、 着ぐるみ上での火薬の爆発とかカポックモデルの爆発四散といった 直接的な方法とは一味違った光学撮影(?)を用いた幻想的な怪獣の絶命シーンが 印象的ですよね。
また、キーラに入った中島春雄さんはこれが始めての (東宝怪獣の改造ではない)オリジナルウルトラ怪獣の着ぐるみだったのですが −−33話のケムール人は中島さんが入ったという説がありますが、ご本人は 違うと言ってるようですね−−ある怪獣スーツアクターの話を集めた本の中で、 “キーラの着ぐるみは東宝怪獣に比べてもそれほど重さは変わらなかった” とおっしゃってましたし、あと古谷さんの演技については “最初の頃(ネロンガの回等)よりも良くなってた。まあ役者なら当然だ。” とまあ相変わらず手厳しい評価をしてましたね(この方ナカナカ頑固な方で、 あまり人を誉めないようですネ ^_^ )。



 4.ムラマツに見られる指揮官の資質

このエピソードの中で1つ、ケッサクなセリフがありますよね。 それは....
  ムラマツ「よし、この谷を飛ぼう。」
  イデ   「どうやってですか?」
  ムラマツ「(ボンベの)酸素を噴射させて飛ぶんだ。」
  イデ   「もし失敗したらお終いですよ。」
  ムラマツ「先ず飛ぶんだ。考えるのはそれからでいい!
「あのなぁ....」と当然ツッコミが聞こえてきそうな、随分乱暴に聞こえる ムラマツのセリフですが、でも結局はこのムラマツの判断が正しくて2人は 白鳥号にたどり着けましたよね。
直感を頼りにして窮地を脱する....この“直感”というものは、 人智を超えた、地球が与えてくれた人間の秘められた能力じゃないかと私は 思うんですよね。それは時として人間の頭脳で導き出せる不完全な科学知識では 到底解き明かせない難問をも解決してくれるものだと思うのです。
数々の新兵器を開発したイデはムラマツよりも科学的知識は長けている でしょう。にもかかわらずイデがその豊富な科学的知識をもってしても サジを投げたのに、ムラマツは(殆ど直感の)荒唐無稽な方法にて 窮地を脱しましたよね。(まあ、科学的正当性はともかくとして)
私は、指揮官にもっとも求められる資質は、直感がいかに研ぎ澄まされて いるかということではないか、と思えるんですよね。 それには豊富な(実戦)経験が必要であり、やはり若い隊員には 無理なことだと思います。

このことで私が思い出すのが、「ウルトラマン」とほぼ同時期にアメリカで製作された 「スタートレック」のカーク船長とスポックの関係です。宇宙人である スポックはカークよりも知力・体力ともに勝っていますが、それでも カークが船長なのです。それは所詮スポックは論理でしか動けないからです。
「スタートレック」では何度も、スポックの知力・体力をもってしても かなわぬ強大な敵に遭遇し絶体絶命の危機に陥いりながら、 カークの“ハッタリ”で窮地を脱するというパターンがありました。 論理でしか動けないスポックではとてもハッタリなどかませないでしょう。 ですからスポックでは船長は勤まらないのです。
(論理や科学知識を超越した)研ぎ澄まされた直観力・そして度胸を持った カークこそがエンタープライズ号の船長に相応しかったのです。 そして同様のことがムラマツにも当てはまったわけですね。

そんなムラマツがこのエピソードでは、もう一言、気になるセリフを発して ましたね。それは....
  ムラマツ「君ならどうする?。こんな時。
  ハヤタ 「歩きます。」
ムラマツが隊員に意見を求めるのはこれが始めて(しかも唯一)だったと 思うのですが、私にはこれが、万策尽き果てて部下に助けを求めたというよりも、 むしろ次期隊長最有力者であるハヤタの作戦能力・判断能力を試すという 目的があったように感じるのです。
「ウルトラマン」も最終回に近づいてきて、大きな話の流れとしては (先述しました)地球を守る者がウルトラマンから人間に徐々にバトンタッチして いきましたが、私は、科特隊内部でも将来的な指揮者のバトンタッチの 兆候がこのシーンの中に見られるような気がしまして、 『ああ、いよいよ終わりなんだなぁ....』となにかシミジミとした感慨を 受けるんですよね。

そのムラマツのもう1つの(私が)大好きなセリフ、それは....
  「宇宙船救助命令だ!」
ムラマツの口からサブタイトルが語られること....それは 「ウルトラマン」大好き少年(もとい中年)の私にとっては1種の快感 でもあるのです。
何と言っても印象的なのは第1話の「ウルトラ作戦第1号、攻撃開始!」 ですが、他にも第16話の「科特隊、宇宙へ出撃だ!」、 第29話の「こっちから地底に挑戦するんだ!」、そしてこの第38話。
その他、サブタイトルではなかったものの、第9話の「ガボラ防止工作開始!」 (これは「電光石火作戦開始!」でも面白かったような気がしますがネ)、 第20話の「ウルトラ作戦第2号、攻撃開始!」(これはストーリー上、 サブタイトルには出来なかったでしょうネ)等、作戦名がムラマツの口から 語られても、私はゾクゾクっとするんですよね。
その意味ではやはり、ムラマツキャップ=小林昭二さんは “「ウルトラマン」の顔” だったと言えるんじゃないでしょうかね。
小林昭二さんって、当時、隊員役の俳優さんたちに、 「子供番組だからと言って、馬鹿にしてはいけない。子供は1番鋭い目を持った、 シビアな評論家なんだ」みたいなことを言ってたそうですし、 ウルトラマンの終了打ち上げの席でも同じく、隊員役の俳優さんたちに、 「君たちはこれからも、科特隊精神を忘れずに頑張って下さい」みたいなことを 言ったそうですね。
これらのことからも私は、まさに小林さんは(本編現場における)「ウルトラマン」の 精神的支柱だったと言って間違いないと思いますね。



 5.でも、この一言を言って欲しかったなぁ....

私は、この「宇宙船救助命令」は、スケールも大きくて本当に自分が宇宙に行った かのような気分になれる大好きなエピソードなんですけど、 欲を言えば、エンディングに、ぜひこの一言を科特隊員の誰かの口から (特にムラマツかな)言って欲しかったんです。
それは....「あの怪獣たちには気の毒なことをしたなぁ。」です。

「怪獣無法地帯」のところでも述べましたが、 この「宇宙船救助命令」においても、 人間は(やむを得ない事情があったとは言え)結果的には たいへん非道なことをしてしまったのです。
その理由は、少しお考えいただければお判りいただけるでしょう。 人間は勝手にQ星に入り込んできてプロスペクターなどというケッタイナ 物を勝手に設置し(後に「セブン」では同様の事をして ペダン星人とアンノンに報復されましたね。否、それ以前に「Q」でも火星に同様の事をして ナメゴンを贈り返されたじゃあないですか!)、 それが原因でステーションV2が故障したのに(自業自得ですネ)、 今度はBMヒューズを手に入れるために勝手にQ星に入り込んできて、そこの 住人であるサイゴとキーラを殺したんですから。
  どうヒイキ目に見ても、これは人間に100%非がありますよ。
私は、「怪獣無法地帯」のレッドキングとマグラ、「怪獣殿下」のゴモラ、 そしてこの「宇宙船救助命令」のキーラとサイゴはもっとも顕著な人間の犠牲と なった本当に可哀相な怪獣達だと思います。ハッキリ言ってジャミラより 遥かに可哀相だと思います (それは、私が “人間は特別な存在だ” とは思わないからでしょうね)。
でも、このエピソードにおいても科特隊員たちは、こうするしか方法が無かった のです。(現にムラマツは何度も「怪獣にかまっている暇はない」 「絶対に刺激してはいかん」と部下に命令しているわけですから)
要は、最初から、プロスペクターなんてものを、勝手に他所の星に 設置しなければ良かったんだ。さすれば、こんな悲劇は起こらなかったんだ ということです。これって、現実世界における人間の(動物達への) 行いにも思い当たる所があるでしょう。

「ウルトラマン」が製作・放送されたのは60年代の高度成長期の真っ只中。 当時の人々は形だけの発展しか頭に無く、環境保護や動物愛護なんて精神は かけらも持っていなかったと思います(否、今でも本気で持っている人なんて 殆ど居ないでしょうね)。
ですから、「ウルトラマン」の殆どのエピソードが、人間の価値観が 最優先で人間社会を乱す存在である怪獣は抹殺されるという方程式で 作られても、それはいたし方の無いことだったと思います。 (人間は他の動物達の社会をさんざん乱してるのにね)
ただ、その方程式に一石を投じたのが第35話「怪獣墓場」でした。 「怪獣墓場」によって、“地球は人間だけのものではない、だから 人間の価値観だけを優先して怪獣を葬っていいというものではない!” (この “怪獣” は “動物” に置き換えても良いのです)
という地球的視野に立った普遍の真理が真正面から描かれたわけなのです。
ですから、「怪獣墓場」の前に作られた「怪獣無法地帯」等 では語られなくてもいたし方ないとしても、「怪獣墓場」よりも後に作られ 最終回前話であるこの「宇宙船救助命令」では、(エンターティンメント作品 としたことは良いと思いますし、科特隊員たちの行いもやむを得なかったとしても)、 せめて一言....「あの怪獣たちには気の毒なことをしたなぁ。」と私は 言って欲しかったのです。


◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     宇宙船救助命令のトップへトップへ






 第39話  さ ら ば ウ ル ト ラ マ ン 
 ・放映日:'67年4月9日 、・登場怪獣:宇宙恐竜ゼットン+謎の宇宙人
 ・脚本:金城哲夫 、・監督:円谷一 、・特技監督:高野宏一 、・制作No.:39 、・視聴率:37.8%
 ・ゲスト:岩本博士
トップへ
造形マニア118  2001.12.30(Vol.94) 初出___Cont.No.zo3901     さらばウルトラマンのトップへトップへ

さ ら ば ウ ル ト ラ マ ン−−−使用BGM(1967年4月4日ダビング)
曲数延曲数 Mナンバー備考場面
L11  オープニング。地球を目指す空飛ぶ円盤群
L9  円盤群襲来をキャッチした世界中の科特隊支部
Q・M1T2 ? *1 8時44分を指す時計
不明1  「地球総攻撃」〜地球に接近する円盤群
M7  大気圏に突入する円盤群〜ハワイ北方500km地点に飛来した円盤群
M8 
科特隊のテーマ  科特隊出動!
K4  何物かが岩本博士の前に現れる
K3  ある部屋に引きずり込まれる岩本博士
1010不明2 *2 作戦室に入ってくる岩本博士〜アキコを襲い作戦室を破壊する
1111L10  火災に包まれる作戦室と気を失っているアキコ
1212ブリッジ4  科特隊基地に到着したビートル機〜前半終了
1313不明3  逃げる岩本博士を追うアラシ
1414不明4  姿をあらわす謎の宇宙人
1515不明5  ゼットンに倒されたウルトラマン〜過去の戦いのイメージ
1616Q・M118 *3 ゾフィ登場
1717不明6  ウルトラマンから分離されたハヤタ〜ウルトラマンとゾフィの赤い玉を見上げる科特隊員と岩本博士
1818不明7  光の国に帰っていくウルトラマンとゾフィ〜エンディング
*1....Q・M1T2を編集して使用していると思われるのですが、確証はありません。
*2....2曲かもしれません。
*3....ウルトラQでは未使用。
「ウルトラQ」に続いてこのたび「ウルトラマン」も全話使用BGMを 纏め上げる事が出来ました。
BGMをSE(効果音)的にほんの数秒だけ部分的に使ったり、 BGMと区別がつき難いSE音もありますので、 もしかしたら間違っているBGMや抜けているBGMもあるかもしれません。 その場合にはどうかご指示を頂きたいと思います。

実は正直申しまして私、円谷プロは....今は嫌いなんです。
でも、「Q」「マン」「セブン」といった30年以上前の偉大な作品は 今でも好きです。永遠に嫌いになる事は無いでしょう。
  (昔の作品と今の管理会社は、別物と割り切ることにしています)

特に「ウルトラQ」「ウルトラマン」に関してはちょっと大袈裟かも知れませんが、 私の人生を決めてしまった作品と言っても過言ではないでしょうネ。
あの本放送のあった5〜7才の1年3ヶ月間、あの楽しさと興奮は今でも(否、永遠に) 忘れられないのです。
その楽しさと興奮を何とかもう1度目の前に再現したいと、 これまで経済的に可能な限り書物やら映像ソフト類等にお金を費やし、 更には自らの手で “色々と” 作ってきました。 このHPはその後者の中の1つに含まれるわけですネ。

とにかく、数ある怪獣・特撮TV作品の中で、 「ウルトラQ」「ウルトラマン」はパイオニア作品であると同時に、 視聴率的に見ても又(肌で感じた)当時の興奮度から見てもピークに達した 作品である事に異論をはさむ人は誰も居ないでしょうし、
そんな素晴らしい作品にリアルタイムで接する事が出来、その興奮を味わう事が出来た事は ラッキーだったし幸せだったなと私は今にして思っております。


◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     さらばウルトラマンのトップへトップへ







 ご 投 稿 要 領−作品トーク(ウルトラマン篇) 


  1. 下の投稿用入力フォームを使って、ご投稿くださいませ。

  2. ウルトラマン、ウルトラQ、ウルトラセブンと無関係な内容、もしくは、
    これら 3作品を含むウルトラシリ−ズを否定なさる内容のご投稿は、 掲載いたしかねますので、どうかご了承くださいませ。

  3. 他の方のご投稿内容に関しまして、事実関係の間違いをご指摘して頂く 事は結構 ですが、
    趣味(作品の評加点等) や性格、文章力、表現力等を非難な さる様な内 容の物は、原則的には掲載いたしかねます。
    好意的な内容の物は、大歓迎させて頂 きます。

  4. 本HPは、幸か不幸か、白日の下にさらされる物ですので、 ある程度は表現に 注意しなければなりません。
    表現上不適切と思われる箇所 につきましては、私の 判断により、私の方で不適切箇所を修正もしくは削除
    させて頂きました上で、 掲載させていただきますので、
    どうかご了承下さいませ。

  5. 1度ご投稿なさった後、気が変わられて文章を変更をして下さっても
    結構ですので、思いつかれた時にお気楽にご投稿下さい。
    (ただし、あまり頻繁に変更はなさらないで下さいね)

  6. 何らかの不都合が発生しました場合には、順次、上の「ご投稿要領」に
    項目を追加もしくは修正させていただく場合がありえますので、
    申しわけございませんが、ご投稿の都度、投稿要領に、
    お目を通されることをお願い申し上げます。



お名前欄、作品欄、メッセージ欄はすべてご入力ください。
HTMLタグは使えません。メッセージ欄は改行できます。

お 名 前 ・・・勿論、ご本名でなくてもOKです
作  品
メッセージ
  何らかのトラブルにより送信が失敗する場合もありえますので、
  文章は、ここに入力される前に、ファイルに保存しておかれる事をお薦めします。


入力し終わりましたら、“進 む” をクリックして、 「投稿確認画面」にお進みください。
    
オフレコで私(編集発行者)に何か連絡事項がございます場合は: h4su59g0@kcn.ne.jp(えっち・よん・えす・ゆう・ご・きゅう・じい・ぜろ)
 悪質なコンピュータウィルスが蔓延している為、とりあえず メールアドレスのリンクを外して全角英数文字表示しております。
 連絡をくださる方はお手数ですが、メールソフトを起動した後、 (宛先欄に)上のメールアドレスを
半角英数文字に変換して手入力 してお送り下さいますようお願い申し上げます。