怪獣トーク(ウルトラマン篇) 
第1〜11話

もしも、字や表が見づらい場合は、フォントを調節もしくは全画面表示して下されば 宜しいかと存じます。

 「ウルトランキング」は現在、各ランキングのページに“ゲストブック”と称しました フリートークのコーナーを設けておりますが、ここのページは更に細かく ウルトラマンの怪獣1匹1匹についての思い入れを語って頂けたらいいかな、 と考えて作ったページです。

ご投稿いただけます場合は、ご投稿要領をご参考下さいませ。



第1〜11話 第12〜25話 別 フ ァ イ ル 第26〜39話 別 フ ァ イ ル

<怪獣名> 最新投稿
 ウルトラマン 06.2.9(198)
ベムラー 06.2.11(199)

16
バルタン星人 06.1.27(193)
ネロンガ 06.2.23(204)
ラゴン 06.4.13(212)
グリーンモンス 06.2.8(197)
ゲスラ <最新>
07.8.26(244)
アントラー 06.4.7(210)

25
レッドキング 06.5.1(218)
マグラー 06.7.19(231)
チャンドラー 06.2.8(197)
ピグモン 06.6.7(225)
スフラン 06.6.7(225)
ガボラ 06.3.27(209)
10ジラース 07.4.16(243)
11ギャンゴ 06.4.11(211)

<怪獣名> 最新投稿
12ドドンゴ 06.5.7(220)
ミイラ怪人 06.5.23(222)
13ペスター 06.7.5(228)
14ガマクジラ 06.4.7(210)
15ガバドン 06.4.14(213)
17ブルトン 06.7.5(228)
18ザラブ星人 06.1.24(191)
19アボラス 06.7.19(231)
バニラ 06.7.19(231)
20ヒドラ 06.4.18(214)
21ケムラー 06.5.2(219)
22テレスドン 06.3.1(206)
23ジャミラ  
24グビラ 06.3.27(209)
25ギガス 06.3.17(208)
ドラコ 06.3.17(208)

<怪獣名> 最新投稿
26
27
ゴモラ 06.2.20(202)
28ダダ 06.4.11(211)
29ゴルドン 06.4.13(212)
30ウー 06.9.5(238)
31ケロニア 06.5.2(219)
32ザンボラー 06.3.1(206)
33メフィラス星人 06.6.5(224)
34スカイドン 06.7.19(231)
35シーボーズ 06.4.11(211)
36ザラガス 06.2.26(205)
37ジェロニモン 06.8.16(234)
38サイゴ 06.1.27(193)
キーラ 06.2.5(196)
39ゼットン 06.6.9(226)
謎の宇宙人 06.2.17(201)


 ウ ル ト ラ マ ン  
 ・身長:40m 、・体重:3万5千トン
 ・武器、特徴:スぺシューム光線、八つ裂き光輪、アタック光線、テレポーテーション、etc.マッハ5で飛行
 ・出身地:M78星雲 、・弱点:地球上では3分間しか活動出来ない、カラータイマーを壊される
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りきぞー さん  2006.2.9(Vol.198) 初出___Cont.No.riki00001     ウルトラマンのトップへトップへ
ウルトラマン。日本人であれば、たいていの人が知っているヒーローです。シンプルでありながら抜群のデザインで、何人もの人を引きつけてやまない存在であると思います。自分とウルトラマンとの出会いは、本の中では早かったのですがテレビでは、「Q」を除く第一期、二期の中で最後に見ているのです。ですが、やはり色々な意味でインパクトが強かったです。初めて見たのはCタイプのスーツでしたが、「かっこいい」が第一印象でした。他のウルトラマンよりも足が長いんですよね。だからスタイルが良くかっこ良いんでしょうね。もちろん古谷敏氏の体型によるところが大きいのでしょうが、その古谷氏を選んだスタッフやウルトラマンのスーツを作成したスタッフの手柄でもありますよね。
 自分の中ではBタイプが一番のお気に入りなのですが、これは「地上破壊工作」や「故郷は地球」、「怪獣殿下」等の自分の好きなエピソードやテレスドンやゴモラ等の怪獣達と戦う姿が強烈に印象に残っているからかも知れません。他にもガヴァドンを首投げするスチール等も最高に好きです。
 あとは、赤と銀という配色ですが本当に絶妙な色だと思います。ウルトラマンのモチーフは仏像だという話を聞いたことがありますが、あの顔のデザインも秀逸ですよね。
右手と左手を交差させるというシンプルな動作のスペシウム光線も、第二話のなかで上手に説明しながら名前がついたおかげで、今では誰でもが知っている必殺技になりました。今後もこれ以上のヒーローは生まれてこないでしょう。早く子供と一緒に見れるようになりたいです。

<編集・発行者からの御礼>
りきぞー さん、ご投稿まことにありがとうございました。
ウルトラマンは私も『いつか、書かなければいけない』と思いながらも、 いざ書こうと思うと書きたい事が多過ぎて、なかなか手が付けられなかったキャラクターであります(^_^ )。

> シンプルでありながら抜群のデザインで .... “子供にも描き易い” というのも大切な要因なんですよね。 私は勿論リアルタイム時にウルトラマンは描けました。 でも平成のウルトラマン○○○たちって、子供たちはちゃんと描けたのかなぁ?
> 他のウルトラマンよりも足が長いんですよね .... タロウに入った長沢さんも足は長かったですが、でもこの初代ウルトラマンって、 古谷さんの足の長さもさることながら、より足が長く見えるようなデザイン・造形にもなってるんですよね。
まずウルトラ戦士の中で唯一、股を切れ上がらせていますし (他のウルトラ戦士は股の部分がウエットスーツそのまま)、 足の部分のカラーが大部分が銀だからより長く見えるんですよね。 そして大抵は前傾姿勢をとっている事も足が長く見える要因でもあるんですよね。
> 赤と銀という配色ですが本当に絶妙な色だと思います .... それとよくよく見ると、あの赤色の模様は、骨格とか筋肉の流れに沿って 付けられてるんですよね。だからCTYPEのように胸のボリュームがアップすると、 より筋肉隆々に見えるんですよね。
腰の部分の赤い模様は骨盤に相当してると思うんですが、これで腰をより引き締めて 上半身のたくましさと足の長さを強調していますね。(横から見るとホント腰細い!)
成田亨さんは思い付きだけでウルトラマンの模様のデザインをした訳ではない、 ちゃんと人間の体の構造を理解した上でデザインしたんだ....と私は思いますネ。
> Q」を除く第一期、二期の中で最後に見ているのです .... えっ、そうだったんですか....う〜〜んっ最後に(原点作品である)「ウルトラマン」を 見ると、どういう風に見えるんでしょうねぇ?  私は何度も申して来ましたが、「Q」から順番にリアルタイムで見て来ましたので、 第2期の「A」「タロウ」「レオ」あたりになると、登場する怪獣のデザインや造形を見て、 『ああ〜〜情けないなぁ....ウルトラシリーズも落ちぶれてきたなぁ』と 本当に嘆いたものでした。
> 右手と左手を交差させるというシンプルな動作のスペシウム光線 .... あれは飯島氏が忍者の手裏剣を投げるポーズと真剣白刃どりをミックスして 考え出したらしいですってネ、好きですね〜〜このヒト、ホント(^_^ )。
まあでも “手から光線を発射する宇宙人” なんてこれが最初でしたし、 このスペシュームポーズが40年間ずーーーっと受け継がれている訳ですもんね。 ノーベル賞ものの発明ですね(^_^ )

このたびもご投稿本当にありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ウルトラマンのトップへトップへ






 べ ム ラ ー  
 ・登場話:第1話「ウルトラ作戦第1号」('66年7月17日放送)
 ・別名:宇宙怪獣 、・身長:50m 、・体重:2万5千トン 、・武器、特徴:口から熱線、青い球体で宇宙を飛行
 ・出身地 or 出没地:M35星 、・弱点 or 死に方:スぺシューム光線
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??? さん  2006.2.11(Vol.199) 初出___Cont.No.qu01001     ベムラーのトップへトップへ
 数多くの惑星で悪行の限りを尽くしたため、「悪魔のような怪獣」として恐れられ、M78星雲の宇宙裁判所で死刑の判決を受けた凶悪な宇宙怪獣。その後、処刑のために死刑場の怪獣墓場まで護送されていたが、隙を見て地球に逃亡してきた。故郷のM35星はM78星雲内に存在するという。
 宇宙空間を飛行するときは、青い発光体となり、高速で移動することができる。その他、水陸どちらでも活動することが可能で、いかなる環境でも適応できるたくましい生命力を備えている。地球では、長旅の疲れを癒すために一時竜ヶ森湖に隠れていた。その後、科学特捜隊に水中と空両面から攻撃されて、ついに姿を現した。
 肉食恐竜のように、手(前足?)が非常に退化しているために、格闘戦はあまり得意ではないが、その代わり青白い強力な熱線を吐き出して、辺り一面を焼け野原にしてしまう。その強力な熱線で科学特捜隊とウルトラマンを苦しめたが、やはり格闘が得意なウルトラマンにはかなわず、湖に投げ込まれた後に球体となり逃亡を図るものの、スペシウム光線で木っ端微塵に吹き飛ばされた。
 「悪魔のような怪獣」とウルトラマンはハヤタに語っていたが、さすがのウルトラマンも、地球には「さらに悪魔のような怪獣」がたくさん棲息しており、しかも毎週その怪獣達と戦わなければならないことになろうとは、夢にも思わなかったであろう(笑)。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
ベムラーって宇宙怪獣でありながら、1番トカゲ的な質感があるんですよね。 オーストラリアに居る眼から血を飛ばすことで知られるツノトカゲの一種に 似ていますね。それにしてもベムラーのシャープさに比べるとギャンゴって ディテールが溶けてしまったみたいなノラクラで、まったく別キャラって感じですね。

> M78星雲の宇宙裁判所で死刑の判決を受けた .... でも、爬虫類が裁判を受けている姿って、想像するとちょっと笑えてきますねぇ(^_^ )
> 故郷のM35星はM78星雲内に存在するという .... へえ〜〜それは知りませんでしたが、球体になって宇宙を航行すると言う点は、 ウルトラマンやゾフィなどのM78星雲人と共通する点ではありますよね。
> 水陸どちらでも活動することが可能で .... まあでも陸はちょっと苦手ではあるんでしょねぇ。手が退化している上に、 やはり重力が大きくて動き難いでしょうから。
ウルトラマンとの対戦中でも湖に逃げようとしてましたが、ウルトラマンがエネルギーが リミットに近づいて焦っていた為に、それに乗じてそのまま陸上での戦いを続けたのが、 ベムラーの誤算でしたでしょうか。
> 地球には「さらに悪魔のような怪獣」がたくさん棲息しており .... ノアさんからは聞かされていなかったんでしょうかねぇ?  もっともノアとウルトラマンは同一人物の可能性も無きにしも非ず?(^_^ )

ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ベムラーのトップへトップへ






 バ ル タ ン 星 人  
 ・登場話:第2話「侵略者を撃て!」('66年7月24日放送)、第16話「科特隊宇宙へ」('66年10月30日放送)
 ・別名:宇宙忍者 、・身長:ミクロ〜50m 、・体重:0〜1万5千トン 、・武器、特徴:分身の術、スペルゲン反射鏡、重力嵐、etc.
 ・出身地 or 出没地:バルタン星(8話)、R惑星(16話) 、・弱点 or 死に方:スぺシューム光線(2話)、八つ裂き光輪(16話)
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??? さん  2006.1.27(Vol.193) 初出___Cont.No.qu02001     バルタン星人のトップへトップへ
 故郷の星が大爆発を起こし、それゆえ宇宙を円盤で放浪することになった宇宙人。生き残ったバルタン星人達は、ミクロ化して円盤内で眠っているらしい。当初は、円盤の修理をするために一時的に地球に立ち寄っただけだったが、その後地球が自分達が移住するのに適した惑星であると考え、本格的に地球侵略に乗り出した。
 「宇宙忍者」と呼ばれているだけあって、多彩な能力を持っている宇宙人で、分身術や冷凍化光線、憑依、テレポーテーション、その他光波バリヤといった高度な技をいともたやすく使いこなす。また、ある程度重力バランスをコントロールすることも可能だ。ハサミから破壊光弾なども発射できるため、戦闘能力も高い。巨大化し、ミサイルを撃ちこまれても、その異様な能力で何事もなかったかのように破壊活動を行った。
 彼らの弱点は、火星に存在するという物質のスペシウムである。したがって、地球人のミサイルを無力化できても、ウルトラマンのスペシウム光線まではかわせなかった。この点に関しては、相手が悪すぎたというところだろう。
 ウルトラマンにより円盤は破壊された。だが、この後生き残りの個体(ほとんど全滅と彼らは語っていたが、その後何度も地球を攻撃しにやってきていることから、相当数が生き残ったと考えられる)がR惑星に逃れ、そこでウルトラマンと科学特捜隊に復讐するべく、自分達の胸部にスペルゲン反射光を装備して強化し、再度地球に侵入した。スペルゲン反射光、光波バリヤでウルトラマンの技を無効化し、重力コントロールで追い込んだが、最期は八つ裂き光輪で真っ二つにされた。バルタン星人側が、R惑星でとある個体がウルトラマンと戦っている隙を狙って、別働隊が地球を攻撃するという戦術を取ったため、ウルトラマンは自分の寿命を縮める技であるテレポーテーションを使わなければならなかった。
 なお、3代目として、メフィラス星人に操られているものもいるが、メフィラス星人が自分の力を誇示するために作り上げたただの映像だった可能性もある。
 その後もバルタン星人達は地球をあきらめず、何度も侵略を試みている。特に、80の頃になると、彼らは銀河系に新たなるバルタン星を建造し、自分達を優秀な種族だと思っているため、新バルタン星の動物園に弱い地球人などを下等動物として収容しようと企む個体すら現れた。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
知名度がトップと言えるバルタン星人だけに、むしろこれまで 投稿が無かったとも言えましょうかねぇ。私もこれまでバルタン星人については 何を書いたらいいのか思い当たらないくらいでした。

> 「宇宙忍者」と呼ばれているだけあって .... この宇宙忍者ってのは傑作なネーミングだなと子供の頃から思っております。 まあ、地球の忍者は本当は分身の術とか使える筈ないんですけどね(^_^ )。
> ほとんど全滅と彼らは語っていたが・・・相当数が生き残ったと考えられる .... 最初(第2話の時)円盤内には20億3千万人居た訳ですから、もし仮に千人生き残ったとしても、 割合から言えば「殆ど全滅した」ことになりますよね。
> 新バルタン星の動物園に弱い地球人などを下等動物として収容しようと企む個体すら現れた .... ああ〜〜あれは、そういう動物園を目論んでいたのですか。たしか 「限りなきチャンレンジ精神」とかいう回もありましたよね。しかも野長瀬さんが監督しましたよね ....う〜〜んっ、なんともよーー言わんワ(^_^ )
> 寿命を縮める技であるテレポーテーション .... 具体的にはどのくらい縮めるんでしょうかねぇ? 5万年くらいの命が4万年になるとか....。 でもウルトラマンって3分間のリミットとか、テレポートで命を縮めるとか、 完璧に万能にはしなかったのが良かった....というか、こういうハンデは常に飯島氏が 考え出したようですね。
> 自分達の胸部にスペルゲン反射光を装備して .... “体に武器を埋め込める” という感覚が凄いですよね。 私らなどは親からもらった体にピアスすら埋め込めませんのに(^_^ )

本日はご投稿本当にありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     バルタン星人のトップへトップへ






 ネ ロ ン ガ  
 ・登場話:第3話「科特隊出撃せよ!」('66年7月31日放送)
 ・別名:透明怪獣 、・身長:45m 、・体重:4万トン 、・武器、特徴:放電光線、電気を吸うと姿を現す(普段は透明)
 ・出身地 or 出没地:伊和見山 、・弱点 or 死に方:スペシューム光線
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??? さん  2006.2.23(Vol.204) 初出___Cont.No.qu03001     ネロンガのトップへトップへ

 かつて古井戸の中で棲息していたが、悪事を重ねたため、侍に退治されたとされていた生物。だが、実際には生き延びていたらしく、その後井戸付近に発電所が作られ、地下ケーブルが敷かれたために、その電気を鼻角で吸収して巨大化。あまりにも大きくなりすぎたために、井戸の中では巨体を維持することができなくなり、地上へと出現して電気を求めて破壊活動を行った。
 透明怪獣と呼ばれているように、普段は透明でその姿を確認することはできないが、電気を吸収している時に姿を現す。得意技は吸収した電気をエネルギーとした破壊光線だが、威力自体はさほどでもないらしく、直撃を受けたアラシの命に別状は無かったようだ。ウルトラマンと戦ったが、激戦の末に投げ飛ばされて倒され、スペシウム光線で粉々に粉砕されてしまった。
 その後、怪獣墓場でその存在を確認されている。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
まあこのネロンガって「侍に退治された」と言われても、もうひとつその時の様子が 想像し難い怪獣ですね。私が思うるに、その頃は10mくらいの大きさだったのかなぁ.... それにあれほど太ってはいなかったでしょうねぇ。井戸の中でエネルギーばっかり吸っている 間に太ったような気がしますがね....でももしもパゴスやガボラと近種の動物だとしたら、 説明がつかなくなりそうだなぁ。
> 怪獣墓場でその存在を確認されている .... まあネロンガは爆破したんですから、あれは霊だったんでしょうな。 ケムラーもまさか火口の中から引きずり出して墓場まで持って行ったとは思えないから、 あれも霊だったんでしょうな。でもシーボーズは霊じゃなく実体でしたから、 この墓場も実体と霊が混在している不思議な墓場ですな....と私は思うんですけど。
本日はご投稿本当にありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ネロンガのトップへトップへ






 ラ ゴ ン  
 ・登場話:第4話「大爆発5秒前」('66年8月7日放送)
 ・別名:海底原人 、・身長:30m 、・体重:2万トン 、・武器、特徴:口から放射能(?)光線、音楽嫌い
 ・出身地 or 出没地:日本海溝5千m 、・弱点 or 死に方:スペシューム光線
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造形マニア118  2006.4.13(Vol.212) 初出___Cont.No.zo04001    次の投稿へ ラゴンのトップへトップへ

 今、40年前の「ウルトラマン」本放送を順番に思い返せば私は、 第1話のベムラーは殆ど本放送で見たのが初めてだったと言えるでしょうか。 第2話のバルタン星人と第3話のネロンガは放送の2ヶ月くらい前に 講談社(?)の雑誌のグラビアで見て既に知っていました。 そしてこの第4話のラゴンはと言えば....忘れもしない、 第3話の(ネロンガの登場する)「科特隊出撃せよ」を見終わった後の予告編で、 その姿を見、ナレーションでも「ラゴン登場」と言ったのを聞いた時には 『えーーっ!』と本当に驚きましたね。その驚きの理由としては、 「ウルトラQ」と「ウルトラマン」が繋がっていたからなんです。 当然私は、この3か月前に放送された「ウルトラQ」の「海底原人ラゴン」も見ておりました。
 当時は、“番組が変われば、世界も変わる” という暗黙の前提が有った様な気がするんですよね。 後の「A」「タロウ」「レオ」が最初から繋がっているのが前提だったのとは 大違いです。ま、もっとも、「Q」と「マン」が繋がっていたのは結局、 このラゴンと33話のケムール人の2回だけでしたけどね。
 で、その予告編の中でラゴンが光線を吐いて(これにもちょっと驚いたな)、 ウルトラマンの顔に当って苦しんでいるのを見て、『わっ、ウルトラマン痛そう、 来週は苦戦しそうやな』と思ったのも憶えています。でもこの時の予告編って、 ちゃんと光線の作画が描き入れられたフィルムを使っていたんですね (そーー言えば現存する第1話の予告編も)。 何となく当時の予告編って、カットされたフィルムを繋ぎ合わせて作られた イメージがありますのでね....今思えば、ちょっと興味深いところです。

 さて、そうして「Q」と「マン」の繋ぎ役を果たしたこの回のラゴンでしたが ....でも性格はかなり変わり果ててしまいましたね。「Q」でのあの (恐ろしさの中にも)子供への情愛溢れた姿や音楽を好む心の豊かさはどこへやら、 すっかりもう単なる凶暴な海の怪獣と化してしまいました。 まあもっとも、当時子供だった私はその方が単純に楽しめた所はありましたし、 『「Q」怪獣がウルトラマンと戦えば、どっちが強いカナ?』などという 当時の単純な疑問を解決してくれたので嬉しい所もあったのでしたが。
 でもカラーになってしまった為に、顔がやたらと照かってしまって、 映像にコクがなくなってしまったことはたしかでしょうね。「Q」の時には、白黒映像ならではの陰影が 顔に着くことで様々な表情の変化が現れましたもんね。怒りに満ちた表情、 悲しみも感じられる虚ろな表情、最後に見せた穏やかな表情....など。 特に目を爛々と光らせて暗闇から浮び出た時の恐ろしさは、 白黒ならでは出来た映像と言えるでしょうね。
 それを考えるとこの「マン」に登場した時のラゴンはただもう原爆により (情感を持った性格はすっかり破壊されて)発狂してしまったとしか 言いようのない一面的な性格しか見て取れませんでした。 まあ、もっとも、それがまたこの時のラゴンの悲劇を物語っているとも言えるのですが。 でもこの「大爆発五秒前」の劇中ではラゴンの悲劇はまったく言及されませんでしたね。
 それでもまあ最初夜の海の中から水滴を滴らせて現れて船を沈めた映像は 「サンダ対ガイラ」のオープニングにも通じる怖さが有りましたし、 フジ隊員達を山の中追い掛けるシーンでも、知的動物故に振り切り逃げ切ることの難しさが よく描かれていて、それらの点では「Q」時の片鱗は少しは感じましたが。


 一般にこの「マン」登場時のラゴンは、顔は「Q」の時のものを流用し、 ボディは新調したと言われてますね。(断片的に公開されている)高山さんの日記を読んでも、 そのように受け取れる内容ではあります。ただ「マン」の直前 (当然「Q」の撮影は終っていた)に、アトラクションに駆り出されていた時の写真や 1966年6月放送の「ウルトラQのおやじ」登場時の顔を見ると、 かなり傷んでいた感じでしたので(特にヒレが).... もし流用したとしても、かなり補修はしたんじゃあないでしょうかねぇ。
 ボディが新調されたのはもう疑う必要がないですよね、 「Q」の時に演じた古谷さんと「マン」時の泉梅之助さんでは体型も身長も違いすぎますから。 でもその体型の違いを除けば、殆ど「Q」時と差異無く再現されていた感じですね。 特に両膝の丸い鱗がちゃんと付けられていたのは流石でした。 首周りのヒレは「Q」時よりも大きくなり、肩口を覆うくらいになっていました。

 でも、「Q」の「海底原人ラゴン」に出た時のラゴンは、 上述の闇に浮かび上がるシーンを始め、洋画ホラーの半漁人にも匹敵する 恐怖や生々しさが感じられ、プラスなにか(SF・ホラーとしての)貫禄や品格をも感じさせていたと私は思うのです。 それは白黒映像の効果や等身大ならではの身近な恐怖感もさることながら、 なんと言っても、西洋人に負けない長い手足とプロポーションを持った古谷さんの おかげじゃあないでしょうかねぇ。 ケムール人、「Q」版(オリジナル)ラゴン、そしてウルトラマンと、初期ウルトラに於いて、 人型クリーチャーの映像に古谷さんがもたらした功績は物凄く大きかったと思うんですよね。
 その点、この「マン」版ラゴンはカラーになったことや巨大になってしまった ことに加えて、やはり典型的日本人的ずんぐり体型になってしまったことも、 恐怖感や生々しさや品格が薄らいでしまった原因ではないでしょうかねぇ.... 泉さんには悪いですけど。まあでも仕方ないですわね、 「Q」時に演じていた古谷さんが既に対戦相手のウルトラマンに転身してしまってたんですから(^_^ )。 古谷さんに匹敵するプロポーションの日本人なんて当時そうザラには居ませんでしたでしょうし。
 ところで、一般に「Q」のラゴンはその子供への情愛と 胸の乳房(一応、爬虫類なのにネ ^_^ )からメスだと言われ、 この「マン」のラゴンはその凶暴さ故かオスだと言われることが多いみたいですね。 でも高等動物ってのは一般にオスの方が四肢が長くて胴も長い種が多いですから ....私の目には外見的には寧ろ、「Q」版がオスで、「マン」版がメスのように 見えるんですよね(^_^ )


 さて、この巨大ラゴンが登場した「大爆発五秒前」ですが、 本放送当時から怪獣よりも寧ろ “原爆がいつ落ちるか、いつ落ちるか” の ハラハラ感・スリル感が印象的な回と言えましょうかネ。 体の上をズリッズリッと原爆が滑っていく映像が何箇所も挿まれて、 『ようあれで落ちへんもんやな』『よう、あんな引っ掛り方で落ちへんなぁ』と 当時からけっこうツッコんだものでしたが、緊迫感があることは確かです。
 それと、ウルトラマンが原爆をもって宇宙に飛んで行って、 大爆発が起こりましたが、劇中でウルトラマンの生死は描かれてませんでしたよね (まあこの後もずっと出続けた訳ですから、無事だったことは言うまでもないのですが)。 でもハヤタが帰還することで「ウルトラマンは無事だったんだよ」と 無言の説明をし、晴れやかなハヤタの顔で締め括ったラストシーンは実に粋ですよね。 この点からも、第1期ウルトラシリーズのセンスの良さを私は改めて感じますね。



??? さん  206.4.13(Vol.212) 初出___Cont.No.qu04001     ラゴンのトップへトップへ
 約2億年以上前から地球を支配していたとされる種族で、ウルトラQから登場していた海底原人。ただし、Qで登場した個体とは別のものらしい。今回は左肩に原子爆弾をぶら下げている。元々は日本海溝でおとなしく生活していただけだったが、原子爆弾の放射能を浴びて巨大化、凶暴化してしまった。そのため、音楽好きだった性格も変貌して、音楽を聴くとさらに暴れ出すようになった。
 放射能の影響で、口から白い怪光線を発射することが可能となり、これで敵を攻撃する。この技はウルトラマンに対しても使用された。
 突如海中から出現し、付近の船舶を沈めたり、葉山アリーナを襲撃したりしたが、ウルトラマンとの激戦の末、スペシウム光線を浴びて海中に没した。
 なお、このラゴンだが、Qの影響で私は初め全身が黒色だと思っていたが、DVDを見たら緑色であった。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。
> Qの影響で私は初め全身が黒色だと思っていたが、DVDを見たら緑色であった .... このラゴンの緑色の体色について私は、リアルタイム当時は白黒TVだったのに、 何故か知っていたんですね。しかもラゴンって他の怪獣に比べてあまりカラーグラビアに載らなかったのに。
では『何故知っていたんだろう?』と思い返したところ、 当時多数発売されていたソノシート(HPの表紙を参考)とかに載っていたカラーイラストの影響が大きかったんですね。 当時はホント、カラーイラストが載った本が沢山発行されてたんですよね。だから 白黒TVで見てもウルトラマンの銀と赤の体色を含めて怪獣の体色がだいたい分っていたんですよね。
ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ラゴンのトップへトップへ






 グ リ ー ン モ ン ス  
 ・登場話:第5話「ミロガンダの秘密」('66年8月14日放送)
 ・別名:怪奇植物 、・身長:2〜40m 、・体重:100kg〜2万トン 、・武器、特徴:霧状の麻酔(?)液
 ・出身地 or 出没地:オイリス島 、・弱点 or 死に方:スペシューム光線
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??? さん  2006.2.8(Vol.197) 初出___Cont.No.qu05001     グリーンモンスのトップへトップへ
 オイリス島に咲いているという美しい花ミロガンダの幼年期の姿。成熟すると美しい花を咲かせるが、もともとは凶暴な食虫植物であり、麻酔効果のある霧(本によっては毒液と記載しているものもある)を噴射して獲物を捕らえてしまう。また、動物にも近い性質があるらしく、この植物が移動すると、そのあとにはナメクジが這った様な粘着質な物質が残るのだという。
 ある科学者が品種改良のため、日本に持ち帰りガンマ線を照射したところ、ミロガンダの花が幼年期に戻り、怪獣グリーンモンスと化した。その後、グリーンモンスは、火山性ガスの主成分である硫黄の含まれているオイリス島の水を飲んだ調査団の人間達を求めて、彷徨い歩いては襲撃し(体を薄っぺらにさせて、ドアの隙間からでも侵入することができる)、数人を殺害している(死因はなぜか窒息死らしいが)。
 調査団の加わっていた女性の屋敷に出現し、張り込んでいた科学特捜隊にスーパーガンを浴びせられたため、一時は退却したが、その後スーパーガンのエネルギーを吸収して巨大化し、東京丸の内に出現、破壊活動を行った。
 ウルトラマンとの戦いでも、習性が従来の怪獣と異なるために迂闊に手を出せないでいるウルトラマンに対し、麻酔液を噴射して苦しめたが、最期はスペシウム光線を受けて焼失した。今回の戦いでは、植物怪獣という特殊な事情からか、あまり派手な格闘は行われなかった。
 円谷は植物型の怪獣を結構扱いたがっていたらしく、セブンの未使用シナリオにも植物怪獣ゴビが出てくる話があるのだが、結局は没となった。後にワイアール星人やスフランなどが登場しているが、特にスフランなどは、マニアックなファンにしか記憶に残らないであろうもので、ワイアール星人もあまり人気が出なかった。平成セブンでもヴァリエル星人のような植物タイプのものが出ているが、人気はそこそこといったところらしい。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。

それにしても、このグリーンモンスは植物だけどかなり知能は高そうな感じですね。 被害者の家から家に移動する間、誰にも見つからないというのも凄いですし、 オイリス島の水を飲んだ訳でないアラシに襲い掛かったのも、『こいつは敵だ』 と判断したからなんでしょうねぇ(^_^ )
> 植物怪獣という特殊な事情からか、あまり派手な格闘は行われなかった .... まあ、植物怪獣ってのは機動性がないですからね。花粉と光線の飛び道具の応酬とか、 ツタで締め付けるとか、それくらいしか格闘って出来ないですもんね。 「ゴジラVSビオランテ」などもそうでしたし。
> 特にスフランなどは、マニアックなファンにしか記憶に残らないであろう .... う〜〜んっまあでもスフランは “怪獣” と言うよりはむしろ、“森の恐怖” を描く為に 打って付けの小道具のようなキャラクターと言ったら良いんじゃあないですかねぇ。 「怪獣殿下」にも出てますし、「空間X」にも出てたんでしたっけ?  今上映中の「キングコング」などでもスフランが出て来たらピッタリのような感じがしますもんね。

ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     グリーンモンスのトップへトップへ






 ゲ ス ラ  
 ・登場話:第6話「沿岸警備命令」('66年8月21日放送)
 ・別名:海獣 、・身長:60m 、・体重:1万トン 、・武器、特徴:体中に生えた毒トゲ、小さい時はジャガーより強い
 ・出身地 or 出没地:南米(ブラジル?) 、・弱点 or 死に方:頭のトサカを取る
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??? さん  2006.2.20(Vol.202) 初出___Cont.No.qu06001    次の投稿へ ゲスラのトップへトップへ
 もともとは南米に棲息していたトカゲの一種で、カカオ豆を主食にしている両生類だったが、カカオ豆の運搬船に紛れていた個体が、その後東京湾の汚水によって体質変化を遂げてついには怪獣化してしまった。カカオ豆にたかる害虫を食べるため、益獣としても知られている一方で、大きな音や刺激を受けると凶暴化し、ジャガーすら倒してしまうという恐ろしい生物でもある(実際にジャガーと戦ったという事例でもあるのだろうか?)。
 巨大化した個体が突如東京湾に出現し、宝石類を狙う強盗団「ダイヤモンドキック」(当時ではあまり違和感のないネーミングだったのかもしれないが…)が恐怖のあまり発砲した拳銃の音に驚いて凶暴化。港の倉庫街を徹底的に破壊し、その後ウルトラマンと戦った。見かけによらずかなりの強敵らしく、ウルトラマンも結構苦戦を強いられた。
 背中にある触覚がこの生物の弱点である。
 おそらく水質汚濁をメインテーマにしたエピソードだろうが、私はむしろ輸入品に害虫が忍び込み、それが日本国内に侵入して農作物を荒らすという昨今の事件を連想してしまう(過去にもそういう事例はあっただろうが)。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
> トカゲの一種で・・・両生類 .... まあ、ここは考えたら面白い所ではあるんですよね。あの船長さんは「トカゲの一種で・・・両生類(or 両棲類)じゃからな」 と言ってましたが、ゲスラのあの姿はトカゲというよりは両生類か怪魚って感じですよね (楳図かずお氏が1971年頃に描いたギョーって言う怪魚怪獣に似ているなと思いました)。
ですが両生類だと乾いた所に卵は産めない筈ですので、カカオ豆に卵が紛れ込んで孵化するなんてのは ちょっと考えられないですし....まあやっぱり一応は爬虫類の一種で、あの船長さんは、 陸でも水中でも生息できるという意味で「両生類」と言ったのかな....という気がします。
> 実際にジャガーと戦ったという事例でもあるのだろうか .... まあ、あれだけ毒針だらけのトカゲだと、さしものジャガーも攻撃のしようがないでしょうからねぇ(^_^ )。 ジャガーのようなネコ科の猛獣は知能も高いですから、こんな危ない動物は普段はわざわざ襲わないでしょうけど、 よほど飢えている時にでも餌にしようとして襲い掛かったものの、毒針で返り討ちにあってしまった ....ってところでしょうかね(^_^ )
> 水質汚濁をメインテーマにしたエピソードだろうが .... いや〜〜そういうメッセージ作品ではないでしょう。ただ単純に、子供がギャングを翻弄して とっ捕まえるという冒険物語に怪獣を絡ませただけじゃないでしょうかね。 水質汚濁の件はここではただ単に怪獣化するための理由付けにすぎないと思いますね。
でも仰るとおり、外来生物が入りこんで繁殖して日本の生態系や農作物に危害を及ぼす という現代の問題に通じる所はありますよね。
ご投稿まことにありがとうございました。

<最新投稿>
Aタイプ好き さん  2007.8.26(Vol.244) 初出___Cont.No.AS06001    
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私は数あるウルトラマンの中でも初代、特にAタイプが大好きなんですが、このゲスラの回はなかなか見ごたえのある戦いだと思っています。
前半が陸上、後半が水中と2つのフィールドで繰り広げられるところもそうですが、それ以外にもさまざまな要素で楽しませてくれます。まず登場時。パトカーに乗った科特隊たちがゲスラに襲われそうになり、パトカーが大きく揺れてもうだめかと思ったらパトカーを持ち上げるウルトラマンのアップに切り替わり、揺れは実はそのせいで起きたものだったという流れは秀逸です。パトカーを軽々と持ち上げ、無表情でパトカーを見つめ、ゆっくりと地面に下ろすウルトラマン。下ろしたあと、ちゃんとミニチュアのまま走り出すパトカーもいいです。ウルトラマンが人間を直接助けたのはこれが初めてで、このシーンを見ていると、ウルトラマンの巨大さを改めて感じるとともに、「巨”神”」という言葉がふさわしいと感じました。
しかし、直後に背後からゲスラにタックルを受け、ウルトラマンの身長とほぼ同じ高さの割と大きな建物に激突、倒壊させてしまいます。ここも迫力があって好きです。演じた古谷氏は結構痛かったんじゃないかと思ったりもしましたが(笑)。
その後は、軽く投げ技を決めたりとセオリーどおりに戦っているのにキャップの「触角を折れば」という言葉に影響されたのか、不用意に近づきゲスラの背中に腕を回してしまい毒針に刺されてしまうのは、軽率だなあと思ってしまいました。投げ技をするときには半身になって近づくといった慎重な行動を見せていたので余計そう感じたのかもしれません。でも、その後のウルトラマンの苦しむ様は結構好きだったりします(笑)。右手首を押さえながらゲスラから離れるウルトラマン。隙ありとウルトラマンに突撃するゲスラ。激痛をこらえ、左足を高く上げてゲスラの顔面に強力なキックをお見舞いするウルトラマン(よく見ると、ゲスラがウルトラマンのキックを待っていたり、ウルトラマンがキックの時にバランスを崩しかけてのけぞったりしますが、それもまたよし)。ここで早くもカラータイマーが点滅するというのは初期の製作で点滅のタイミングに制約がなかったからなのかも知れませんが、序盤でいきなりピンチになってしまううえにそれが毒という継続的にダメージを受けてしまうもののため、最後まで緊張感が持続する効果もあったと思います。
激痛が治まらず後ずさりしてがっくりと片ひざをつくものの、迫ってくるゲスラを見上げ、力を振り絞って立ち上がるところも好きです。その後のよろよろと後ずさりして背後のビルにもたれかかるところもそうですが、見ていて臨場感があるというか、決まりきった殺陣とは思えず、本当に戦っているんだと感じられるんですよね。ちなみに右手をかばいながら必死に左手で触角を取ろうとするところを見ると、もしかしたら毒に対する抗体を作るためにわざと毒を受けたのかもなんて考えたりもしましたが、それは裏読みしすぎですね(笑)
仕切りなおしとばかりにいったん飛行して戻ってきた後、一転間合いをかなりとって慎重すぎるほど慎重に身構えているのは「そんな余裕ないだろ」と突っ込みたくなりました。結局またゲスラに突き飛ばされて戦いの場は水中へと移るわけですが、この瞬間をスローで見たらウルトラマンがスペシウム光線のポーズをとっているように見えるんです。「だったらさっさと撃てよ」とまたまた突っ込みたくなりますが、そういうのもAタイプの魅力なんです(笑)。
カットが切り替わった後、ゲスラともみ合っているウルトラマンが転んでしまいますが(つま先が水面から出るほどの転び方なので予定外のようにも見えます)、この時マスクに水が流れ込んだようで、起き上がった時、口から水を噴き出してからゲスラにチョップをしているのが見えます。古谷氏、結構苦しかったんだろうな、なんて思ったり。
その後はウルトラマンが反撃に転じ、なんとか触角をもぎ取って勝利するわけですが、この時結構ゲスラの背中にチョップ等をしてるんですよね。あれだけ激しく打ち込んでいたらまた毒針に刺されるはずなのに平然と
(しかも毒にやられたはずの右手で)攻撃を続けるウルトラマン。やっぱり抗体ができていたのか?(笑)
それにしても、冷静に見るとこの回のウルトラマンはちょっと情けない感じがします。最初こそ颯爽と現れたものの、後は防戦一方。戦いを見ていたホシノ少年が「死ぬかもしれないんだぞ」と平然と言い放ったり、(子供に「ウルトラマン、どうなるの?」と聞かれたときの答え、直前のナレーションでは「立ち上がる力を失ってしまう」というあいまいな表現だったのに…)水中戦でゲスラに沈められそうになったウルトラマンを見たイデ隊員には「あっ、ウルトラマンがやられたのか?」と言われたり、もう散々です。そう思ってしまうと、ゲスラを倒した後誇らしげに両手を腰に当てるウルトラマンや子供の「強いんだなぁ、ウルトラマンは」という言葉もなんだか空しく感じられます…というのは私だけですね(苦笑)。

<編集・発行者からの御礼>
Aタイプ好き さんはじめまして、ご投稿まことにありがとうございました。
とても細かい殺陣分析で、読ませていただきまして『なるほど、こういう見方もあるんだな』と 新たな発見も感じる点がありました。

> ウルトラマンが人間を直接助けたのはこれが初めて・・・ウルトラマンの巨大さを改めて感じる .... ウルトラマンって、意外と人間との合成シーンが多くないんですよね、その中で1番思いつくのは私もこのシーンです。 (セブンはキングジョーの回など、スクリーンプロセスを使って人間との大きさの違いを見せてましたけど)
> ここで早くもカラータイマーが点滅するというのは .... たしかに、この初期のころのウルトラマンって、カラータイマーの点滅が早いです。 制作側の立場で言えばタイムリミットのサスペンスを強調したかったんでしょうねぇ。 ウルトラマンの立場で言えば地球に来たばっかりでエネルギー配分がまだ慣れていなかったとか?
> この瞬間をスローで見たらウルトラマンがスペシウム光線のポーズをとっているように見えるんです .... そうですかぁ。ってことは、右手を毒針にやられてスペシュームが発射できなかったのカナ?(^_^ ) でもこの第6話のゲスラ戦は初めてスペシュームを使わなかった回でしたよね(同時制作だったガボラ戦とあわせて)。 やっぱワンパタにならないように殺陣に工夫もしていた時期だったんでしょうね。
> マスクに水が流れ込んだようで・・・古谷氏、結構苦しかったんだろうな .... 最後に飛び上がる際にもマスクから水が滴り落ちてましたよね。 でもこのゲスラの回って撮影は真夏だったわけで、着ぐるみ経験の少ない古谷さんは相当大変だったと思われますので、 こういう水に入る回って多少は涼しかったのかな?
> 毒にやられたはずの右手で攻撃を続けるウルトラマン。やっぱり抗体ができていたのか .... “(後のケムラー戦と言い)宇宙人なのになぜ毒に苦しむのか” 不思議ではありますが、でもたしかに回復力も早い感じがしますね。 全く何にも動じない完璧な無敵さよりもリアルなのかもしれません。
> 「強いんだなぁ、ウルトラマンは」という言葉もなんだか空しく感じられます .... まあたしかに、バルタン戦やレッドキング戦のような相手を寄せ付けない完勝に比べると随分もたついた感はありましたね。 でもまあ殺陣を長時間見せてもらえるのはやはり楽しいことではあります。

ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ゲスラのトップへトップへ






 ア ン ト ラ ー  
 ・登場話:第7話「バラージの青い石」('66年8月28日放送)
 ・別名:磁力怪獣 、・身長:40m 、・体重:2万トン 、・武器、特徴:磁力光線、ノコギリアゴで挟む、砂漠にアリ地獄を作る
 ・出身地 or 出没地:中近東の砂漠 、・弱点 or 死に方:バラージの青い石
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??? さん  2006.4.7(Vol.210) 初出___Cont.No.qu07001     アントラーのトップへトップへ
 その習性から、蟻地獄怪獣と呼称される事もある。遥か昔、シルクロードが栄えていた時代から、バラージと呼ばれている伝説上の町付近に棲息していた。今まで眠りについていておとなしくしていたが、巨大隕石が付近の砂漠に落下したため、その衝撃で覚醒した。
 磁力を操ることが出来るという珍しい生物で、この磁力光線で、自分の巣穴の上空を飛来する飛行機類を引き寄せては墜落させていた。磁力光線のほか、砂の中を高速で移動することができ、それで敵の目をくらませる戦法を得意としている。磁力光線で敵を自分の方に引き寄せてから、自慢の角で相手を引き裂くことも可能だ。また、攻撃能力だけではなく、防御力にも優れている怪獣で、体の表皮が頑丈な外骨格で覆われているために、ウルトラマンのスペシウム光線ですら全く通用しなかった。
 スペシウム光線が通用しない頑丈な体から繰り出される数々の攻撃で、ウルトラマンを苦戦させるが、最後はバラージの宮殿内に保管されていた青い石を投げつけられて絶命し、怪獣墓場に逝くこととなった。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。

> 体の表皮が頑丈な外骨格で覆われているために .... 本当はカブトムシのような外骨格動物ってのは、あまり大きくなれない筈なんですよね。 あまり大きくなると自分の外骨格の重さで潰されてしまうそうで.... でもそれを言い出せば、こういう甲虫怪獣は作れなくなり、怪獣バリエーションも 乏しくなってしまいますので、まあ嘘も方便ってトコですかね(^_^ )
成田亨さんは、アントラーのデザインをかなり多く描いてたんですよね。試行錯誤って感じで。 成田さんがデザインバリエーションを多く描いた怪獣としてはアントラーとグビラが挙げられますね。 共通点としては、実在する動物(魚と甲虫)をモチーフにしていることかなぁ.... これはデザインが難しいことを意味するのか、あるいはノッテいたことを意味するのか....。

ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     アントラーのトップへトップへ






 レ ッ ド キ ン グ  
 ・登場話:第8話「怪獣無法地帯」('66年9月4日放送)、第25話「怪彗星ツイフォン」('67年1月1日放送)
 ・別名:どくろ怪獣 、・身長:45m 、・体重:2万トン 、・武器、特徴:怪力、単細胞、やたらと岩を投げる
 ・出身地 or 出没地:多々良島(8話)、日本アルプス(25話) 、・弱点 or 死に方:ウルトラ首投げ(8話)、八つ裂き光輪(25話)
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造形マニア118  2000.10.14(Vol.53) 初出___Cont.No.zo08101    次の投稿へ レッドキングのトップへ次の怪獣へトップへ

ウルトラマン怪獣ランキングの ゲストブックのところでも書きましたが、レッドキングという怪獣は 私、性格的にはあまり好きな怪獣ではないのですが、造形的にはたいへん 惹かれるところのある怪獣なんですね。“カッコイイ”と“造形が良い”の 2部門で1位にしていますし....。
勿論最初に知ったのは本放送の前、1966年の7月頃でしょうかネーー? ....その頃思った事は『角もトゲも生やさずに、よくこれだけ新鮮な デザインが考え付いたもんやなぁーーー』って感じだったでしょうか。 初代ゴジラ誕生からこの時点で12年、既に30匹以上の怪獣が誕生していたと 思いますが、殆どの怪獣は何らかの角かトゲを生やして、それらの形で 見分けるという感じでもあったんですよね。
そんな当時に角もトゲも生やしていない、されど一目で覚えられる (何と言ってもトウモロコシかブロックのような体表からですが)、この レッドキングのデザインはたいへん強烈な印象を私に与えてくれましたね。

実は私、11年前に身長50cmのレッドキングを作った事があるのです (勿論、多々良島バージョンです)。 今でも家の押し入れに入っています。かなり緻密に図面も書いて作ったの ですが、本当は全身フル可動のレッドキングにするつもりだったんです。 ただ、当時仕事が余りにも忙しかったので途中で疲れてしまい、原型だけ ほぼ完成させてほったらかしにしてしまい、未完成になってしまったのです (この後、型取りをして、シリコンもしくはラテックスとウレタンで成形する つもりだったんですが)....近々、またその原型を引っ張り 出してきて図面も書き直して作り直そうかな、と思ってるんです。 それだけ、レッドキングというのは(私にとっては)造形的には非常に 魅力的な怪獣だというわけですね。

まあ、このレッドキング、「怪獣無法地帯」に出た後、アボラスになり、 その後、「怪彗星ツイフォン」で再びレッドキングに戻った事は今や 超有名な話ですし、「無法地帯」時と「ツイフォン」時では、 目に白目が無いとか有るとか体色が違うとかは今までにあまりにも言われ すぎましたので、ここでは、一般書物ではあまり取り上げられてこなかった (私は見たこと無いです)、レッドキングの着ぐるみに関するコダワリ点を 取り合えず3点ばかり書いてみたいと思います。


レッドキングの尾は 2度破れている

先ずは、このウインドウを 見て頂きたいのですが、レッドキングの尾は右側では付け根のところに、 左側では付け根から少し伸びたところにやや不自然な繋ぎ目のような物が あります(いずれも図中の赤の矢印をご参照下さい)。 もっとも、左側の繋ぎ目は「怪獣無法地帯」の時には未だ無くて、この写真は アボラスの時のものです。
先ずは、右側の繋ぎ目ですが、 これは高山さんの工房から円谷プロへ 納入したての時はこんな感じではなく、もっと奇麗に体からつながって いました。ですが、対チャンドラーのシーンでは既にこういう状態になって います。対ウルトラマンのシーンは右腕に血が付いてますので撮影は 対チャンドラーの後だったと思います。
これに関して思い当たる事がありまして、それは「宇宙船」のVol.4 に載っていた高山良策さんの日記の中にこういう文があったのです。
1966年6月25日 円谷プロから、撮影中にレッドキングの尾が 付け根から破けてしまったため、修理に来て欲しいと連絡ある」
それと高山さんが円谷プロにチャンドラーを納入したのが6月22日となって いるんです。レッドキングはチャンドラーとの闘いでかなり激しく尾を 振ってますよね。また、翼の突風に飛ばされた時に仰向けに倒れその時に 尾が付け根のところで上に折れる状態になりましたよね。
私は、“レッドキングの尾の右側の (付け根の所の)繋ぎ目は、6月25日に対チャンドラーのシーンの撮影中に 尾が破れてしまい、そして修理した証拠ではないだろうか?” と考えているのですが、いかがなものでしょうか?。

次に、左側の繋ぎ目ですが、 見るからに破けてしまった尾を繋ぎ合せる時にねじれて繋ぎ合せてしまった というのが判りますよね。
これは先程も申しましたように「怪獣無法地帯」の時には未だこんな状態には なっていないのですが、これに関してましても思い当たることがありまして、 それは1966年7月9日に杉並公会堂で収録されたレッドキングも出演した 「ウルトラマン前夜祭」(放送は翌10日)です。この時のビデオを見ると どうやら、レッドキングの尾の左側が破けているようなのです。 私の持っているのはVHSであまりにも画質が悪いのですがそれでもどう見 ても破けているように見えます。それも、ほぼこの写真の箇所のようです。 (このビデオを見ていると、今にも尾がちぎれてしまわないかハラハラして しまいます)
レッドキングの尾の左側が破けたのは、「前夜祭」の本番前か本番中かどちらか 判りませんが、
私は、“レッドキングの尾の左側の (付け根から少し伸びた所の)繋ぎ目は、7月9日の「前夜祭」の時に 破れていた箇所を修理した(繋ぎ合せた)証拠ではないだろうか ? ”と考えているのですが、いかがなものでしょうか?。

それにしても随分、レッドキングの尾は破れ易かったんだな、と思いますが、 レッドキングの尾って異様に太いですよね。それも横方向に(むしろ縦方向には 平たいくらい)....これって激しい動きにはモロイんじゃ ないでしょうかね???....特に横方向に振られた場合には。かなり レッドキングの尾は激しく生き生きと動いてましたしね。
思えば、高山さんって、レッドキング以前に長大な尾をもつ怪獣って、 大映のバルゴンだけしか作っていないんですよね(パゴスは元々、東宝の バラゴンですし)。 バルゴンはレッドキングよりも尾は長いですが、太さはレッドキングの方が 太いですよね。バルゴンもかなり尾は太いですが。
私が思うるに、レッドキングの尾が破れ易かった原因は、
  • 高山さんが未だ、長大な尾を作るのに慣れていなかった (レッドキングで2匹め)
  • 今までにこれほど太い尾の怪獣がいなかった為に、 (円谷プロの特に操演の人たちも)逆に太い尾は破れ易いということに 気が付かなかった
という2つの理由が考えられるのですが、いかがなものでしょうか?


レッドキングの左右非対称 − 腕

怪獣はどれもこれも多かれ少なかれ左右非対称ですね。まあ、人間の顔だって 細かくよく見ると左右では違っているそうですし、シカの角だって左右で形は 違いますし、トラの縞模様だってそうですし、結局地球上に自然に生れたもので 左右対称なんてものは存在しないんでしょうね。
怪獣の着ぐるみは地球の自然よりも更に正確さにかける“人間の手によって 作られたもの”ですから、自然の産物よりも余計に左右非対称は顕著に現れても 不思議はないでしょうね。特に顔は造形者が右利きか左利きかによって、 粘土で原型を作る時にヘラを動かす方向が右側と左側とでは異なるでしょう からね。
かのゴジラでもキンゴジもモスゴジも左右で顔は違いますし(裏返しに 複写した写真でも私は見分けられます)、ウルトラマン怪獣でも、 ベムラー、ネロンガ、ゴモラ、ガバドン、ガマクジラ、グビラ.... どこが左右非対称かすぐにも説明ができるものがいっぱいですが、
“このレッドキングもまた、頭の天辺から爪先までまさに左右非対称の 宝庫なのです”。顔も当然左右で異なっていますし(これもまた裏返しに 複写した写真でも私は見分けられます...多々良島バージョンの方ですけど) 、体表のブロックの並びも左右で異なっています。 (11年前に50cmのレッドキングを作った時にもこれらの左右非対称は 殆ど網羅したつもりでした)
書き挙げていけば枚挙にいとまがないくらいですので、
ここでは 取りあえずはよく目につく(されどこれまで一般の書物では殆ど取り上げ られなかった)2つの左右非対称点を取りあげてみたいと思います。

先ずは、腕の左右非対称ですが、 これに関しては このウインドウを 見て頂きたいと思います。 (先に開いたウインドウは一旦閉じられた方がよろしいかと思います)
レッドキングの右腕と左腕の違い(左右非対称)の最も顕著な箇所は 図中の赤の矢印で示しましたように、 左の二の腕のところに大きく出っ張ったブロックが有ると言う事です。 (右腕には無いです)

他にも、右腕の方は関節の箇所に腕を横切るほどの長いブロックが1つある とか、右腕のブロックは11列なのに対し左腕のブロックは10列 (両者とも大きなブロックの列数ですが)とか、右腕の方が前方寄りに 付いているとか、色々造形マニア心をくすぐる興味深い左右非対称さが レッドキングの腕にはありますね。


レッドキングの左右非対称 − 脚

次に、脚の左右非対称ですが、 これに関しては このウインドウを 見て頂きたいと思います。 (先に開いたウインドウは一旦閉じられた方がよろしいかと思います)
レッドキングの右脚と左脚の違い(左右非対称)の最も顕著な箇所は 図中の赤の矢印で示しましたように、 左脚の太股のところがくびれていて、そして膝のあたりが横に張り出して いると言う事です。(右脚にはくびれも張り出しも無いです)
この右脚と左脚の左右非対称は実は、成田享さんのデザイン自体がそうなって いるんです。ただ、この成田さんのデザイン画は斜め左前から描いたもので、 レッドキングは左足を少し横に出したポーズを取っているのです。 右脚は定位置(?)といったところでしょうか。ですが、このポーズの取り方を 考慮に入れても、それでもこのデザイン画の脚の左右非対称さはちょっと 極端ではありますね。何でここまで極端に左右非対称に描いたのか?? ....それとも元々そのつもりでデザインしたのか??
どちらにしても、高山さんはこのデザイン画に忠実に左脚の方だけ 太股のところをくびれさせ膝のあたりを横に張り出して造形してしまったわけ ですね。
果たして高山さんは(このレッドキングの脚の左右非対称について) 成田さんに確認をとらなかったのか??....確認を取ったらそう作ってくれと 頼まれたのか??....それとも忙しすぎる腹立たしさから成田さんに 当てこすりでわざとデザイン画通りに左右非対称に造形したのか?? (5月4日の日記で「怪獣は今月中に二体やってほしいとのこと。 うんざりする...」と書いておられました).... まあ経緯はどうあれ、結果的にはレッドキングは脚にも、 造形マニア心をくすぐる興味深い左右非対称さが存在すると言う事ですね。


と言う事で、今回はレッドキングの最もよく目につく 着ぐるみに関するコダワリ点(尾の繋ぎ目及び2つの左右非対称点) を3点取りあげてみました。 他のコダワリ点や左右非対称さも機会があれば又取り上げてみたいと思います。 (勿論、投稿大歓迎です)


ところで、「怪獣無法地帯」におけるウルトラマン対レッドキングの戦いは 、最初にリアルタイムで見た時から『随分簡単にけりが付いたなぁ』と思って ましたし、実際にウルトラマンが現れてから消えるまでの所用時間はわずか 1分48秒なんですよね。カラータイマーも青のままでしたし。 そのこともあって、“レッドキングは実は弱い怪獣なんだ!” という説も かなり強く叫ばれていますよね。
私が思うるに、 「怪獣無法地帯」においてウルトラマン対レッドキングの戦いがこんなに簡単に 決着が付いた理由としては、
  • 内容が盛り沢山すぎて、ウルトラマン対レッドキングの戦いの時間は はしょらざるをえなかった。(これは子供の頃からずっと考えてた 理由です)
  • ウルトラマン対レッドキングのシーンのセットって、よく見ると かなり小さいんですよね。カメラもウルトラマンとレッドキングの両者を 寄っていって写したシーンが多いですし、これはセットの小ささを 見破られない目的もあったんじゃないかな?と思うんです。
    そして戦いの時間が短かったのも、セットの小ささを見破られない為に 長時間の戦いはできなかった、あるいは
    セットが小さかったので、あまりバラエティーに富んだ立体的な立ち回り ができなかった
等も考えられると思うのですが、いかがなものでしょうか???
....でも....レッドキングってバカ力だけですし、光線も超能力も持って いないし、頭も悪いですから、ただ単にウルトラマンにとっては戦い易い相手 だっただけかもしれませんね(^_^;)

他にもレッドキングに関する思い入れは色々とありますし、多々良島の レッドキングと日本アルプスのレッドキングについての動物学的な考察 等も書いてみたいとは思っているのですが、今回は長くなりすぎますので、 また別の機会に譲らせて頂きたいと思います。



??? さん  2006.5.1(Vol.218) 初出___Cont.No.qu08101     レッドキングのトップへトップへ
 とあるに書籍に、「赤くもないのにレッドと呼ばれ、偉くもないのにキングと呼ばれ、大して活躍したわけでもないのに子供達に人気がある怪獣」として紹介されている。ここまで言われると、さすがにレッドキングが哀れに思えてくる(笑)。
 ウルトラマンでは2回登場している怪獣で、1回目は多々良島、2回目は日本アルプスに登場したが、そのどちらでも名前が呼称される事もなく終わっている。多分別な同種が2体いるということだろうが、多々良島でウルトラマンに倒された個体が、実は仮死状態であり、その後息を吹き返してオホーツク海で水爆を飲み込んで日本アルプスに出現したという説もある。
 かなり好戦的な怪獣で、多々良島において、チャンドラーと戦い、チャンドラーの巻き起こす強風や噛み付き攻撃で負傷したものの、得意の岩石投げでダメージを与え、右翼を引きちぎって倒している。チャンドラーを破り、同じ多々良島に棲息しているマグラーでさえ恐れて手を出せないことから多々良島の事実上の王者と化したが、ウルトラマンに対しては全く歯が立たず、得意の岩石投げもスペシウム光線の防がれてしまい、投げ飛ばされて地面にたたきつけられてあっさりと倒された。意外と打たれ弱いらしい。
 その後、体が金色になった個体が日本アルプスの崖から突如として出現し、ギガスとドラコが戦っている場に割り込み、ドラコの翼をむしりとって倒した。ギガスもその力の前に逃亡を余儀なくされている。2回目に出現した方は、岩石投げこそ行わなかったものの、1回目に登場したときと比べてさらに凶暴性が増しており、ウルトラマンもかなり苦戦を強いられたようだ。また、オホーツク海にある水爆用の廃棄物処分保管倉庫を襲撃して水爆を飲み込んでいるために、スペシウム光線すら放つことが出来ないため、1回目よりは倒すのに時間がかかったようだ。最期はサイコキネシスで体を空中に固定されて、完全に身動きできなくなったところを、八つ裂き光輪で体を3つに切断され、そのうち頭部は宇宙空間で爆破された。
 このレッドキングだが、ジラースやアボラス、バニラ、テレスドン、ザラガス等のように特殊な能力を持っていないため、これまで勝ち続けてこれたのは、単に相手が弱かっただけのような気がする。もちろんこれらの怪獣と対決しても、十中八九負けるであろうと考えられる。
 なお、パワードではメスも登場している。パワードではオスがドラコによって殺害された。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。
> とあるに書籍に、「大して活躍したわけでもないのに子供達に人気がある怪獣」として紹介されている .... でもある本には、「ゴジラより強いだろう」と書かれてましたね。 そのように賛否両論に分かれるというのは、“気になる怪獣” ということではあるんですよね。

子供に人気があるかどうか私は知りませんが、HOBBY JAPANの「ウルトラマン大図鑑」 の中で1番多い4ページが割かれていたのは多々良島版の初代レッドキングなんですよね。 他にはアントラーとベムラーも3ページずつ割かれてましたね。彼らに共通するのは、 私が
怪獣ランキングで「造形が良いと思う怪獣」にランクインさせた連中なんですよね。 つまりこれはレッドキングは少なくとも造形的には非常に重要な怪獣ということですね。

ちなみに私、40年前の日曜の夜に「怪獣無法地帯」の本放送でウルトラマン対レッドキングの戦いを見た時、 『意外とあっけなかったなぁ』とは思いましたけど、でもレッドキングが弱いとは思わなかったなぁ。 それよりもこの時の “ウルトラマンの圧倒的な強さ” にシビレて感動しましたね。 他にはバルタン星人戦、ネロンガ戦、テレスドン戦でも。
私がウルトラ戦士の中で『強い』と思ったのはなんと言ってもウルトラマンですね。 セブンも強いとは思いますけど、巨大生物同士の重量感溢れる戦闘シーンの映像ということでは、 ウルトラマン(特に第9話まで)の方に分があると思いますのでね。 まあこれは対戦相手のタイプに依る所が大きいのですが。
スリムなウルトラマンが自分よりも遥かに重そうな怪獣を素手で圧倒する光景は 『すごい、流石に宇宙の超人だ』と思わせますねぇ。かと言って決して怪獣が情けなくは見えない ....まあこれは、40年前(セブンもエースも何も存在していなかった時)に始めてウルトラマンを見て、 その時の感動&ウルトラマンと登場怪獣たちへの愛情を40年間殆ど変わらずに保ち続けている 私の様な “永遠の怪獣狂い少年” でなければ理解できないカナ。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     レッドキングのトップへトップへ






 マ グ ラ ー  
 ・登場話:第8話「怪獣無法地帯」('66年9月4日放送)
 ・別名:地底怪獣 、・身長:40m 、・体重:2万5千トン 、・武器、特徴:尻尾で殴る、君子危うきに近寄らず主義
 ・出身地 or 出没地:多々良島 、・弱点 or 死に方:ナパーム手榴弾
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造形マニア118  2000.9.30(Vol.51) 初出___Cont.No.zo08201    次の投稿へ マグラーのトップへ次の怪獣へトップへ

 ・出会い
出会いと言うのも変ですが、私が最初にこのマグラーを見たのは、本放送 (1966年9月4日「怪獣無法地帯」)よりもずっと前(少なくとも8日以上前) 、かの有名なレッドキングや ウルトラマンと一緒に写った竜が森撮影会のスティール写真でした。 少年マガジンで見たんだったかなぁー???...どの雑誌だったかは覚えて ませんが。
ま兎に角、TVでのデビュー前に既に“黒いトゲだらけの怪獣=マグラ”と いうデーターが私の脳ミソの怪獣データーファイルの中にINPUTされていたので した。(タイトルクレジットこそはマグラーですが、当時の怪獣図鑑等の 出版物では全てマグラとして紹介されてました。)
ところがこの当時ちょっと私の頭をしばらく悩ませることが有ったのです。 それは、前週放送(のハズ)の「バラージの青い石」を見終わった 後の予告編、その予告編では次週「怪獣無法地帯」は怪獣がゾロゾロ登場 という触れ込みで確か怪獣1匹1匹を名前付きで紹介していたと思うのです が、その時、ペギラに似た怪獣が写った時に“マグラ”、そして黒いトゲ だらけの怪獣が写った時に“チャンドラー”と紹介していたように思うの です。勿論遠い昔に1回きり見ただけの予告編ですし、当時未だ6才の子供の 記憶ですから、間違っている可能性も大なのですが、この予告編を見た 時(1966年8月28日)からしばらくの間は本当に、ペギラに似た怪獣と黒い トゲだらけの怪獣とどちらがマグラーでどちらがチャンドラーなのか判らない 日が続いたのです。 まあ、怪獣図鑑等の多数の出版物では全て“黒いトゲだらけの怪獣=マグラ” として書かれてましたので、程なくこの疑問は解消されましたが。 (でも本放送よりもしばらく後です)

 ・デザインと着ぐるみ
デザインは当然成田享さんですが、コンセプトは“兎に角真っ黒な怪獣を作り たかった。形が色を決めたら着いてきた例”ということだったそうです。 目やら口やらがどこにあるかも見分けづらくてまるで岩が動いてるようで、 存在感を感じさせるいかにも怪獣らしい怪獣だなと思いますが、最初に見た頃 からしばらくの間はベムラーに似てるなぁと思ってましたね。 それともベムラーの方がマグラーに似てるな、と思ったんだったかな ???....まあ黒い体色と 背中にトゲだらけという共通点からなのですが。最初はネロンガの 改造だとは気が付きませんでした。
ネロンガの改造だと判ったのは、忘れもしない、ウルトラマン放送終了から しばらく後(1967年の夏ぐらいかな?)、箕面温泉スパーガーデンで催された 怪獣博の時でして、パネル展に飾られてた写真を見て『あれっ、この目とか 口...ネロンガに似てるなぁ。そうか!マグラってネロンガ改造したんと ちゃうか!?...体型もそう言やぁ似てるし。』と気が付いたんでした。
改造の順番としてはどうやらネロンガの次で、撮影終了直後にガボラに なったようですね。今更言うまでもなく元々は東宝怪獣 のバラゴンがベースで、その着ぐるみが高山良策さんによってパゴスに改造さ れ、次に佐々木明さんによってネロンガになったそうですが。
本当ならばネロンガ→ガボラ→マグラーの順番の方が理解 し易いんですけど、色々な根拠からどうやらネロンガ→マグラー→ガボラ の順番に間違い無いようですね。これらの改造は全て佐々木明さんの手 によって執り行われたそうです。でもガボラに戻す時は大変だったんじゃ ないですかネー??。尻尾などは隈なくレッドキングと共通するブロック状の ものが貼られてますもんね。
でも凄いボリュームの着ぐるみですよね。レッドキングと一緒に写ってる スティール写真でもあのレッドキングが小さく見えますもんね。
元々高山さんがバラゴンをパゴスに改造する際、無傷で東宝に返却する為に バラゴンのボディをウレタンで包んでそのためにボディがボリュームアップ してしまったそうですが(私自身はこの改造については足の太さが今1つふ に落ちないところがあるのですが)、その上に更に全身にトゲとかブロック 状のものを貼ったりしている訳ですもんね。ネロンガやガボラがウルトラマン と組み合ってるシーンを見ても、『うおっ、でかい!!』と思うんですけど、 更にトゲによって1周り大きくなってるんですもんね。 カバかサイかゾウアザラシ並みによくここまで思いっきりボリュームを増やせ た(平たく言えば太らせた)もんだなと感心すらしますネーーー。着ぐるみの 重量は相当のものだったんじゃないかなーーー、と想像します。 元々東宝怪獣(この場合はバラゴン)はウルトラ怪獣よりも着ぐるみが大きく 重く作られてるでしょうしね。

 ・着ぐるみ役者
ところでこのマグラーの着ぐるみに入られたのは泉梅之助さんという かたで、バラゴン、パゴス、 ネロンガ(そしてこの後のガボラ)と入り続けた中島春男さんではなかったん ですね。しかも泉さんはこの時40才で、中島さん(当時37才)よりも年上だっ たんですね。ただでさえボリュームのある東宝怪獣のバラゴンに肉付けを したネロンガ(パゴス)の上に更にトゲでボリュームアップされた着ぐるみは 相当な重量だったんじゃないかと思うのですが、泉さんは(年齢的なことを 考えても)よく動いてらしたと思いますネー。まあ出現している時間が短かっ たですしこの着ぐるみを着慣れている中島さんの演技と単純に比較することは できませんが、そう遜色なかったようにも思います。
溶岩地帯を行くムラマツとハヤタの前に土の中から現れ、あのいかにも重そう な気ぐるみのまま立ち上がって、そして四つんばいになり体を振って土を振る い落とすところなどはモスゴジやパゴスなどの中島さんの地底怪獣が地上に 出現した時の仕草を忠実に見習っているようですね。ナパーム弾を頭に受けて 地中に逃れようとするもののダメージが大きくてもうその力もなく、悶絶して 最後に片膝着いて立ち上がって断末魔の雄叫びを上げてそして力尽きて横倒し に倒れて、後ろ足と尾をピクピク痙攣させて息絶える(まあしばらくは息が ありましたが)という一連の(ウルトラマン初期の怪獣らしい)動物的な 動きをあの重そうな気ぐるみでよく演じられたなぁ、と思います。 この最後に後ろ足と尾をピクピク痙攣させて息絶えるシーンは、劇場映画で 見た時は印象に残りましたネー。またDVDによって始めてこのシーンで 尻尾を吊っているピアノ線が見えました(^_^;)
この 泉梅之助さんは後に「ガメラ対ギロン」(1969年)及び「ガメラ対ジャイガー」 (1970年)でガメラに入られたそうですが、ガメラの着ぐるみは当時は甲羅を 鉄線で作ってたそうで相当な重量でアクションは大変だったでしょうに、 「ジャイガー」時には44才でよく演じられたもんだと感心しますね。相当な 筋力及び体力だったんでしょうねーー(私じゃとても無理だ^_^;)。 ちなみにガメラといえば、「ガメラ対バルゴン」 (1966年)、「ガメラ対ギャオス」(1967年)、「ガメラ対バイラス」(1968年)の 3作では着ぐるみには 荒垣輝男さんが入ってたそうで、そう言えば荒垣さんはグビラに入った後 ジェロニモンまでウルトラマン怪獣をお休みしてるんですが、この間はおそ らくガメラに入ってたんじゃないでしょうかねー(「対ギャオス」)。 時期的にも一致すると思うんですが。
ま、兎に角私は、ウルトラマン怪獣中もっとも重い(/人)着ぐるみではないか と思えるマグラーの着ぐるみに入られた泉梅之助さんの演技には高い評価を さしあげたいと思います。

 ・鳴き声
先程から申しましたように、このマグラーはネロンガの着ぐるみを改造した 怪獣ですが、実は鳴き声もネロンガを改造してるんですよね。 ま、もっともネロンガの鳴き声は、オリジナルはネロンガではありませんが (この鳴き声のルーツがちょっとややこしい....また後日このお話も したいと思いますが)。
ネロンガの鳴き声を高速再生したものが、マグラーの鳴き声なんです よね。そしておそらくゴロザウルス(「キングコングの逆襲」登場時)の 鳴き声もそうだと思います(同時上映されたのも何かの縁でしょうか^_^;)
これに気が付いたのは小学5、6年の頃だったと思います。 作品トークの「科特隊出撃せよ!」のところ で述べました、当時(今も)私が持っていましたネロンガの回 のサントラソノシート....これによって気が付いたんです。
当時はレコードプレイヤーと言うものがありまして、それで一般の音楽の レコード(CDじゃなくってアナログビニール盤ですよ)やらこういう ソノシート(薄くてピラピラのレコードです)を聞いていたのですが、 そのレコードプレイヤーというのは回転数を変えることが出来たのです。 通常のシングルレコードは45回転(/分)、LPレコードは33回転(/分) だったのですが、ソノシートというのは大きさはシングルレコード並みなので すが、回転数は33回転(/分)だったのです。
ある日、ネロンガのサントラソノシートを間違えて45回転(/分)で再生して しまったのですが、その時聞こえたネロンガの鳴き声は....『あっ、この 鳴き声はマグラの鳴き声やんか....あーーー、そうか、マグラの鳴き声 って、ネロンガの鳴き声を高速再生したものだったんか!!!』ということ だったのでした。(実は私マグラの鳴き声が入ってたソノシートも持ってたん です。純然たるウルトラマンのソノシートではありませんでしたが。)
『なるほど、怪獣の鳴き声って、こうやって作られる奴もあるんや!.... そりゃあ、怪獣いっぱいおるもんなぁ....鳴き声作るのも大変やもんな。』 とまた1つお利口になった気分になったものでした。実はほぼ同じ頃に同じ 要領でアントラーの鳴き声がラドンの鳴き声を高速再生したものだと いうことも発見していたのでした。

 ・出現シーンと音楽
ご存知の通りこのマグラーは唯一の出演作品「怪獣無法地帯」では2回出現し ています。 1回目は 平原地帯でレッドキング対チャンドラーの決着が付いた直後にヒョッコリ 顔だけ出してすぐ地中に隠れてしまいました。 ちなみに当時発売されて いた漫画本では、もぎ取られて地面に落ちていたチャンドラーの片翼を 地面から出てきたマグラーが口に咥えたのですが、レッドキングが襲い掛かろ うとしたため慌てて地中に潜って難を逃れたという描写がされていました。 (確かチャンドラーの片翼を咥えたままだったと思います)
2回目は溶岩地帯でムラマツとハヤタの前に土の中 から現れ襲いかかったシーンですが、ところで、この1回目に出現した マグラーと2回目に出現したマグラーは同一個体なんでしょうかネーー?。 同一個体とも別の個体とも2通り考えられますよね。もしも同一個体ならば 平原地帯と溶岩地帯では距離がありますから、当然このわずかな時間内に 多々良島の地中をオッチラオッチラ掘り進んでいたことになりますよね。 またもしも別の個体な らばエンディングで松井所員が「狂暴な怪獣たちもみんなこの人達が退治して くれた」という言葉を真に受けるならば、ウルトラマンがレッドキングを倒した 後で科特隊がもう1匹のマグラーを見つけ出して退治したと言うことになり ますかネーーー(^_^;)....ま、兎に角この「怪獣無法地帯」は色んな 想像力を掻き立ててくれて、後からいくらでも楽しめることができる貴重な エピソードだと思いますね。
さて1回目に出現した時にはわずかな出演だった為に音楽はかかりませんでし たが、2回目に出現した時にはQ・氷河期M12音楽に乗って出現し 暴れましたね。このQ・氷河期M12はMナンバーの名前どおりウルトラQ 第14話「東京氷河期」のために書き下ろされた曲で(すよね??)、同話で ペギラが始めて東京に姿を現しビルを破壊するシーンに流れたのを始めとして Qでは「ガラモンの逆襲」でガラダマが東京に飛来するシーンや「海底原人 ラゴン」では船が島に引き返すシーンで、マンではバルタン星人が巨大化する シーンやグリーンモンスがアラシを襲うシーン、ゲスラが船を沈めるシーンや アントラーの磁力光線がビートル機を引き付けるシーン等にも流れていまし たが、私は「ウルトラマン」に於いて最も画面とマッチしていて 効果的に使われたのは、このマグラー出現シーンだったと思いますネーー。
トータルして見ればやはり、「東京氷河期」に於けるペギラのビル破壊シーンが BESTでしょうかね。当初は私、 勿論、ペギラがビルを破壊するシーンでも、ペギラの大きさ強さカッコ良さが この曲によって更に引き立てられていて、ゾクゾクと来るような画面を演出 してくれていましたが、少し残念なことにこの時は曲が頭から使われませんで したし音量がやや小さかったので、それで私はこのQ・氷河期M12の使われ 方としてはどちらかと言えばこちらのマグラー出現シーンの方にやや軍配を あげてしまうのです。怪獣としてはペギラの方がずっと好きなんですが。 と申しましたが、「東京氷河期」をDVDで見直しましてやはりこのQ・氷河期M12の 使用例は “ペギラのビル破壊シーン” がBESTだと認識しました。
ちなみに、このQ・氷河期M12は当時発売されていたソノシートのドラマ にもよく使われてましたネー。朝日ソノラマが出していた「大怪獣戦」とか 「怪獣大図鑑」のオリジナル怪獣ドラマなどでも使われてましたよ。何と ゴジラ軍団対キングギドラ軍団なんてドラマで....!。ですから、この 当時から私はこの曲が印象的で好きでしたネー。

 ・性格と実力
さて、このマグラーさん、レッドキングの姿を見た途端に土の中に隠れた こととか2発のナパーム弾で絶命したことから、一般的には“弱虫怪獣”の レッテルを貼られていますが、でも私はかえってそこが“動物らしいな”、 という気はしますね。大体一般的には闘うことが価値観なんて動物はそう 居ないはずなんですよね。例えばトラにしても通常餌に しているのはシカとか イノシシみたいな弱い動物でして、1tもある水牛なんてのはよほど餓えた時 でもなければ襲わないんです。わざわざ危険を冒してまで強い敵と闘う(つま り闘うことが価値観)なんて動物は実は殆ど居ないはずなんですよね。 つまりレッドキングみたいな性格の方が動物としては変なんです。でも怪獣っ てのは一般にこういう好戦的な性格の奴が多いから、マグラーみたいに 身の安全を第一に考えるほうが逆に変に見えてしまうわけですね(^_^;)
あと2発のナパーム弾で絶命したことですが、頭に受けてますしねー.... これってマグラーが特に弱いと言うわけではなくって平均的な怪獣じゃないん でしょうかねー?。というのはムラマツが「殺っちゃまおう!」と言ってました よね、それもかなり自信と確信に満ちたような口調で....私が思うるに、 これってすなわち科特隊って以前にナパーム弾だけで怪獣を倒した経験が 何度かあったんじゃないだろうか?....と言う気がするんですよね、あの ムラマツの口調から....。
つまりTVに出ている怪獣ってのはウルトラマンの力を借りなければ倒せな かった強い怪獣ばっかりを放送しているわけで、TVに映らないところで 科特隊はかなり多数の怪獣を自力で(しかもナパーム弾程度の武器で) 倒してるんじゃないだろうか....なーんて私は感じてるんです。 だからムラマツもナパーム弾(とスーパーガン)ごときしか持っていないのに 「殺っちまおう!」という気になれたんだと思いますし、第37話で「60匹の 怪獣が....」なんて実際にTVに登場した怪獣 よりも多い数が語られたんじゃないかな、と私は(かなり幼かった頃から) 思ってるんですよね。

ということでして、リアルタイムで見た当時の記憶なども思い返しましての 私のマグラーへの思い入れをこれにて終らせて頂きたいと思います。 (マグラーだけで、よくもまあこんだけしゃべったもんだワ....^_^;)



??? さん  2006.3.17(Vol.208) 初出___Cont.No.qu08201    次の投稿へ マグラーのトップへトップへ
 地磁気が狂ったことで怪獣達が覚醒し、多数闊歩するようになった多々良島の地底に棲息している怪獣。全身が黒色の四足歩行型の怪獣で、地底怪獣といわれているように、地中を高速で掘り進む能力を持つが、それ以外には特に目立った能力がないために、自分より強いものが近くにいるとすぐに逃げ出してしまう臆病な一面がある。激戦の末にチャンドラーを破ったレッドキングを見て、すぐに地中へと逃げてしまった。
 敵と戦闘するときは、その太い尾でなぎ払ってしまう。レッドキングから逃げた後に再び地上に出現して科学特捜隊と戦ったが、ナパーム弾を2発喰らって倒された。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。
マグラーってウルトラマンと闘っているスティール写真が有名ですし、 それはいかにも “ヒーロー対怪獣” の典型的な絵造りが成されていたと思いますが、 でも本編では闘わせなくってまあ正解でしたね。ネロンガとガボラと闘ってますので、 マグラーとではもう立ち回りの手が無さそうですもんね。加えてマグラーには光線などの 飛び道具も無いですし。
でも思うんですが、あのシチュエーションでは、レッドキングと関わり合わなかったのは、 動物としては非常に賢明でしたね。で、もしも地上に出ている時にレッドキングに出くわしてしまったならば、 その時は “窮鼠猫を噛む” で、トゲだらけの体で体当たりするくらいの反撃はするでしょう....ナ。
ご投稿まことにありがとうございました。




元ぼくら読者 さん  2006.7.19(Vol.231) 初出___Cont.No.mb08201     マグラーのトップへトップへ
多々良島の回に登場する3怪獣の中では、最も落ち着いたデザインで、「ウルトラマンと対戦できなかった不運な怪獣」の中では個人的に一番気に入っています。
「ぼくら」で連載されていたコミック版では、レッドキングの子分のような役回りを演じ、ウルトラマンを苦戦させています。一峰さんの描く格闘シーンは、多分にプロレスを意識されていたようで、この回もいかにも「反則タッグマッチ」というような展開でした。そういえば、当時「ぼくら」では「タイガーマスク」も連載されていました。

<編集・発行者からの御礼>
元ぼくら読者 さん、ご投稿ありがとうございました。
> レッドキングの子分のような役回りを演じ、ウルトラマンを苦戦させています .... そうですか、この展開のコミックは私は読んだことがなかったです。 当時何人かの漫画家が競作していたと思いますのでね。
なんとなくあの竜が森撮影会のスティール写真みたいですが、 あのスティールを見れば、こういう展開を予想する方がむしろ自然ですよね。
> 当時「ぼくら」では「タイガーマスク」も連載されていました .... はい、そうでした。「ぼくら」はたしか1969年頃に廃刊になったと思います(「タイガーマスク」のTVアニメ放送前に廃刊になったのはたしかです)し、 その代わりに「週刊・ぼくらマガジン」が刊行された訳でしたが、 「タイガーマスク」は「赤き死の仮面 編」までが「ぼくら」で連載されて、 その次の「ミスターカミカゼ 編」からは「ぼくらマガジン」で連載されましたね。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     マグラーのトップへトップへ






 チ ャ ン ド ラ ー  
 ・登場話:第8話「怪獣無法地帯」('66年9月4日放送)
 ・別名:有翼怪獣 、・身長:36m 、・体重:1万5千トン 、・武器、特徴:翼で風速60mの突風を起こす、かみつき攻撃
 ・出身地 or 出没地:多々良島 、・弱点 or 死に方:レッドキングに右翼を取られて退散(生死は不明)
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??? さん  2006.2.8(Vol.197) 初出___Cont.No.qu08301     チャンドラーのトップへトップへ
 ウルトラQに登場するペギラによく似た有翼怪獣。頭部に耳がついている部分がペギラと異なっている。火山活動のために地磁気が狂い、そのため怪獣がのさばるジュラシックパークのようなありさまと化した多々良島に棲息している。翼を持つが、それで空を飛ぶことはできず、代わりに羽ばたくことで強風を巻き起こして敵を寄せ付けない。好戦的な性格で、レッドキングと戦い、自慢の翼や噛み付き攻撃などで傷を負わせたが、右の翼を引きちぎられて敗退し、姿を消した。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
このチャンドラーVSレッドキング戦って、(東宝を含む)円谷系では珍しい 流血戦でしたねぇ、円谷英二御大は血が嫌いでしたのに。当時はあまり思わなかったんですけど、 今見るとけっこう生々しい感じがします。おそらく右翼の爪でレッドキングの皮膚を裂こうとして、 空振りしたんでしょうね。それが誤算でしたね。
でも似ているとは言え、ぺギラとはだいぶ品格が違いますな。 昔から兄弟とよく言われてきましたけど、私に言わせると、ただ凶暴なだけの愚弟ですね(^_^ )
ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     チャンドラーのトップへトップへ






 ピ グ モ ン  
 ・登場話:第8話「怪獣無法地帯」('66年9月4日放送)、第37話「小さな英雄」('67年3月26日放送)
 ・別名:有効珍獣 、・身長:1m 、・体重:10kg 、・武器、特徴:人間に好意を示す。何故か宇宙ロボットのガラモンに似ている。
 ・出身地 or 出没地:多々良島(8話)、東京のあるデパート(37話)
 ・弱点 or 死に方:レッドキングの投げた岩に押しつぶされる(8話)、ドラコに叩き潰される(37話)
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バルタン星人のいとこ さん  2002.12.10(Vol.143) 初出___Cont.No.bal08401    次の投稿へ ピグモンのトップへトップへ

 2度目の投稿です。前回の謎の宇宙人(ゼットン星人)のことを投稿した時のようなネタです。あしからず。 知ってる方も多いかもしれませんが、ウルトラマンのピグモンはチルソニア遊星人のセミ人間が送り込んだ第3回目の地球侵略用怪獣だそうです。 なんでも、セミ人間は前回、前々回のガラモン計画が失敗した事について「地球の事をよく知らなかったからだ」「ガラモンはでかすぎてすぐ人目についたからだ」と反省したそうです。 そのために今度はガラモンの縮小版で情報収集能力に優れ、電子頭脳で自由に動くピグモンを作ったんです。 しかし、あんまりしつこくガラモンみたいなラジコンタイプを作ったのでピグモンの電子頭脳を作り慣れていませんでした。 そのためピグモンはまず手始めに多々良島に送り込まれたしょっぱなから故障を起こして正義の味方になってしまったそうです。 それからだんだん活躍していき科特隊にも認められたのですがあわれにもレッドキングにつぶされてしまいました。 しかし、それは電子頭脳が強いショックを受けたために一時的に止まってしまったのです。 でも、そのショックで電子頭脳は本来の任務を思い出して東京で情報収集しようとしたのですがまた故障を起こして正義の味方へと戻ってしまったのです。 そして、今度はドラコに電子頭脳までつぶされてしまいピグモンは今度は永遠に復活しなかったという事です。 しかし、セミ人間も間抜けですね。今でもピグモンの帰還を待っているのでしょうか。

<編集・発行者からの御礼>
バルタン星人のいとこ さん、ご投稿まことにありがとうございました。
前回に続きまして、今回も本当によく考えられたご考察ですネ〜〜。 ナルホドこれならば “何故、地球の動物である(はずの ?)ピグモンが、宇宙人の作ったロボットに似ているか??” の理由も納得のいくものですよね(^_^ )。ところで....
> 知ってる方も多いかもしれませんが・・・だそうです .... とおっしゃるところを見ると....もしかしたら有名な仮説(あるいは公式発表)なのですか???
> セミ人間が送り込んだ第3回目の地球侵略用怪獣 .... という事は、あのデザインはもう、セミ人間たちのシュミとしか言いようがないわけですネ。まったく風変わりなシュミだ(^_^ )。 そーーーなると、ピグモンの出身地は(ガラモンと同じ) “チルソニア星” としないといけませんし、 延いては名前も “ガラモン” で良いのかもしれませんね。
ところで、ガラモンって色んなサイズが有るみたいですよね、「ガラモンの逆襲」の画面上で東京で猛威をふるった2体を見ても、 1体は東京タワーの半分以上の身長ですし(200mくらい?)、1体はビルとさほど違いませんでしたしね(40mくらい?)。
更には同話のCM前にビルに突っ込んだガラダマは直径がせいぜい5m程度ですもんね (という事はこのガラダマに入っていたガラモンは身長5m程度?)....んっ、そーー考えるとピグモンってこの時に 送り込まれてた可能性も有りますよ(^_^ )。
> しょっぱなから故障を起こして正義の味方になってしまった・・・また故障を起こして正義の味方へと戻ってしまった .... まったく壊れやすいですネ〜〜(まあ、地球人にとっては都合が良いですが).... とは言え、ピグモンに組み込まれた電子頭脳ならばかなり小型でしょうし、ガラダマに乗って大気圏に突入した時や大地にぶつかった時に 相当の衝撃や熱を受けるでしょうから....まあ故障しても不思議ないですよね、確かに (って、完全にピグモンは小型ガラモンと決め付けてしまってますね〜〜 笑)。
あるいは....SFでよく有るコンピューターが自意識をもってしまった可能性も有りますかネ。 例えば、元々はセミ人間にとって都合の良い良心回路を組み込んでいたのに、それが暴走して、全宇宙的な本当に正しい良心を 持ってしまって、人間に味方してしまった(結果的にはセミ人間を裏切ってしまった)....なーーーんてネ(^_^ )。
> しかし、セミ人間も間抜けですね .... ま、所詮は虫に過ぎない....と言う事でしょうか(^o^ )

そりゃあそうと今回のご投稿で思い出したんですけど、「ウルトラマン」の本放送時(1966年)に朝日ソノラマから発売されていた 「怪獣大図鑑」という本に付いてたソノシートの創作ドラマ「バルタン軍団対地球怪獣軍」(正確な題名は忘れました)の中で、 なんとガラモンとピグモンが共演してたんですよ。そこではバルタン星人がガラモンを操ってたんですけどね。
で、実はそこでバルタン星人がピグモンに向かって「さては裏切ったな」と言うと、 ピグモンがバルタン星人に向かって「表がえっただけだ」とやり返してたんですよ。 もしかしてこのバルタン星人の“裏切ったな”という言葉に、ピグモンの素性の謎が隠されてるのかも知れませんね(^_^ )
ご投稿まことにありがとうございました。




南砂 さん  2006.6.7(Vol.225) 初出___Cont.No.na08401     ピグモンのトップへトップへ
ピグモンは、ガラモンと外見が似ているため放送当時から子供たちの間で様々な憶測が流れた。「ガラモンが改心してピグモンになった」「ガラダマの脱殻の中で遊んでいた子供が突然繭にくるまれ、気がついたらピグモンになった」等等。だが公式見解は「他人の空似」ということになっている。
ピグモンは正義感に溢れている。というのは人間からみたときの見解で、怪獣側からすれば天邪鬼的な存在だったはずである。
怪獣でありながら人間好き、その性格が災いして2回登場しながら2回とも怪獣によってお亡くなりになっている。昨今の番組製作者であれば、ピグモンを殺さずにレギュラー化してマスコットにしてしまったかもしれない。だが、あえてそうしなかったところに当時の円谷御大の哲学が感じられ、命の重みを深く考えるのだった。

<編集・発行者からの御礼>
南砂 さん、ご投稿ありがとうございました。
> ガラダマの脱殻の中で遊んでいた子供が突然繭にくるまれ・・・ .... これはガラモンとピグモンとカネゴンが混ぜこぜになってますね(^_^ )。
> 昨今の番組製作者であれば、ピグモンを殺さずにレギュラー化してマスコットにしてしまったかもしれない .... 「ダイナ」のハネジローとか今の「メビウス」のミクラスみたいなものですね。 思えば第1期作品って、人間と怪獣が必要以上に接近はしなかったですもんね。 ピグモンやピーターのような友好的な怪獣たちでも、最後は死んでしまったり別れたりで、 人間と怪獣との間のどうしても越えられない垣根を感じさせる切なさが有りましたヨネ。
まあ同時期に「ブースカ」を作ってましたから、“「ウルトラ」はあくまで シビア” にという所もあったかもしれませんね。
ご投稿ありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ピグモンのトップへトップへ






 ス フ ラ ン  
 ・登場話:第8話「怪獣無法地帯」('66年9月4日放送)、第26話「怪獣殿下(前編)」('67年1月8日放送)
 ・別名:怪奇植物 、・身長:100m 、・体重:8トン 、・武器、特徴:吸血ツタで締め付ける
 ・出身地 or 出没地:多々良島(8話)、ジョンスン島(26話) 、・弱点 or 死に方:スパイダーショットでツタを焼き切られる(8、26話共)
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??? さん  2006.2.14(Vol.200) 初出___Cont.No.qu08501    次の投稿へ スフランのトップへトップへ
 多々良島やジョンスン島に自生している吸血植物の一種(セブンの擬似空間にも似たような植物が存在している)。ジョンスン島のほうのスフランは体表に斑点模様がある。自分の縄張りに侵入した動物や人間につたを伸ばして襲い掛かる。炎には弱いので、スパイダーショットであっさりと燃やされてしまった。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿まことにありがとうございました。
> ジョンスン島のほうのスフランは体表に斑点模様がある .... へえ〜〜そいつは気がつきませんでした。
生物学的・分類学的に言えば、同じスフラン種で、多々良島亜種とジョンスン島亜種に 分類される訳でしょうかねぇ。
更に宇宙規模で分類すれば、地球スフラン種とベル星スフラン種に分けられるとか.... 地球上の生物とよく似た生物が宇宙に居ると言うのも、実に想像力を膨らませてくれるものです。
ご投稿まことにありがとうございました。




南砂 さん  2006.6.7(Vol.225) 初出___Cont.No.na08501     スフランのトップへトップへ
地味な怪獣である。怪獣というより、怪植物というべきであろう。
だが地味ながらに、「スフラン」という名前は、当時の子供たちの深層心理=サブリミナル=の中に、根を張っている。
その一例として、「サフランライスのシーフードドリア」を注文すると、この怪植物が炊き込まれた飯を食わされるのではないか、といまだに怯える人間を知っている。

<編集・発行者からの御礼>
南砂 さん、ご投稿ありがとうございました。
まあ、等身大で人間に襲い掛かってくる小型怪獣ってのは、 ビルを破壊する大型怪獣に比べるとどうしても映像的に地味にはなりますよね、 まして “目” の無い植物怪獣てのは。 でも恐さ的にはこちらの方がジワジワと来るところがありますね。
まあスフランって「ウルトラマン」の名脇役と言えましょうか。2回登場してますしね。
ちなみに私も、“サフラン” って聞くと、スフランを思い浮かべる時がありますよ(^_^ )。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     スフランのトップへトップへ






 ガ ボ ラ  
 ・登場話:第9話「電光石火作戦」('66年9月11日放送)
 ・別名:ウラン怪獣 、・身長:50m 、・体重:2万5千トン 、・武器、特徴:放射能光線、首のヒレで顔を覆う
 ・出身地 or 出没地:宇浪里町 、・弱点 or 死に方:ヒレを取られてパンチを浴びせられて...
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??? さん  2006.3.27(Vol.209) 初出___Cont.No.qu09001     ガボラのトップへトップへ
 結構有名な怪獣らしく、劇中で初めて出現した際に、工事をしていた作業員が、「ガボラだ!」とその名前を叫んでいた。
 ウラン235をエネルギー源にしている怪獣で、台風が過ぎ去った後に突如地中から出現し、ウラン貯蔵庫がある近隣の町を狙って活動を開始した。安部町のウラン貯蔵庫を襲撃しようとしたが、途中に配置されていた火炎放射車両の火炎で逃亡し、その後ウラン入りカプセルをぶら下げたヘリコプターで人気のない山奥の方へと誘導されたが、ついに我慢できなくなり、ヘリコプターを撃墜させてウランを奪おうとしたところで、ウルトラマンと戦った。
 得意技は口から吐き出すウラン光線で、頭部を保護するために鋼鉄の5倍は堅いとされるひれで身を守る攻守優れた怪獣である。だが、格闘ではウルトラマンにはかなわず、この自慢のヒレをむしりとられて負けてしまった。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。
でもこのガボラの回ってのは、いつもとちょっと違うシチュエーションが見られましたよね。 登場した直後に科特隊作戦室内でデーターベースが検索されて、 ハヤタ「う〜〜んっキャップ、ガボラは放射能光線を吐く怪獣ですね」.... つまり、この口調から、ガボラは以前に出現してその時に放射能光線を吐いたことが有ることと、 科特隊のデーターベースには他にも多数の怪獣が登録されていること、などが想像できますよね。 おそらく「Q」に登場した怪獣たちは全て登録されているんでしょうね。
ところで、「皮膚が鋼鉄の5倍硬い」と言ってもそれは地球の生物レベルでは硬いと言うだけで、 ウルトラマンのような宇宙の超人にとってはさほどの硬さではないんでしょうねぇ。
ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ガボラのトップへトップへ






 ジ ラ ー ス  
 ・登場話:第10話「謎の恐竜基地」('66年9月18日放送)
 ・別名:えりまき恐竜 、・身長:45m 、・体重:3万トン 、・武器、特徴:口から熱線、えりまきを取るとゴジラそっくり
 ・出身地 or 出没地:ネス湖→→北山湖 、・弱点 or 死に方:ウルトラ霞切り
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造形マニア118  2006.4.12(Vol.211) 初出___Cont.No.zo10001    次の投稿へ ジラースのトップへトップへ

 ウルトラQ怪獣トークのゴメスの所でも書きましたが、 ジラースの着ぐるみは襟巻きを除けば、この2年前の1964年の「モスラ対ゴジラ」時に作られたゴジラのボディの上に、 その翌年1965年の「怪獣大戦争」時に作られた2個の頭部の内の1個が着けられた変則着ぐるみだと思います。
 この変則着ぐるみはおそらく「怪獣大戦争」の水がらみのシーンのために作られたのでしょうね。 ジラースのために作られたのでないことは確かです。何故ならジラースの数ヶ月前の 1966年5月に上野の赤札堂デパートの怪獣展にこの変則ゴジラの着ぐるみが展示されていましたから (右図 画質は最低限まで落しています)。

 でもDVDでこのジラースを見ていると、「モスラ対ゴジラ」版ゴジラの着ぐるみの ディテールが、映画(「モスラ対ゴジラ」&「三大怪獣地球最大の決戦」)時よりも よく分って嬉しくなる所も有るんですよね。
 映画とTVとでは照明のタイプが違うんでしょうかネ? それと「ウルトラマン」は TV作品なので、小さなブラウン管内で目一杯巨大感を出す為に大写しシーンが多いからでしょうかネ?  本当に着ぐるみのディテールが映画よりもクッキリ生々しく見える感じですし、 股の所なども『はああ〜〜こういう風になっているのかぁ』と発見させられる所であります。 まあ、造られてから2年経ちますし、前の2本の映画で散々水に浸かってますので、 劣化が見られるのが少し悲しい所でもありますが。 でも着ぐるみの耐久性はこのモスラ対ゴジラ版着ぐるみからかなり良くなっていたんでしょうね。

 それと、ウルトラマンとゴジラの着ぐるみの大きさが比較できるのも嬉しい所です。 「モスラ対ゴジラ」時に比べて、頭部が大きくなり首もやや長くなった感じですので、 10cm近く背が高くなったんじゃあないかなぁ?? ウルトラマンよりも 背は高そうですね(意外と、ウルトラマンより背が高い怪獣は少ない)。 勿論、「ウルトラマン対ゴジラ」が疑似体験できるのも、映像的に興味を引かれるところですよね。
 ただ、やっぱシビアに見れば、作品ランキングの所 でも書きましたが、襟巻きは最後まで着けていてほしかったなぁ。あんな巨大な襟巻きが あんなに簡単に取られてゴジラになってしまうと言うのは....やっぱ、ちと悪ノリだよなぁ。
 かつてガニマタ走りで一世を風靡したエリマキトカゲがオーストラリアに居ますので、 襟巻き怪獣と言うコンセプトは非常に優れていると思うんですが、でも今の目で見ると ちょっと雑な襟巻きですよね、ずっと開きっ放しというのは。通常は閉じていて 敵を威嚇する時に開くというのが普通じゃあないのかなぁ(でもそれは前話のガボラがそうか)。 まあもっとも1966年当時は、このコンセプトの大胆さだけでも充分だったんですがね。 ちなみに1993年の「ジュラシックパーク」では大胆にも、ディロフォサウルスが襟巻き恐竜として 描かれてましたね(スピルバーグめ、パクったな ^_^ )。


 ところで、40年前に初めてジラースを見た時、私はどう感じたかなぁ?.... 『ゴジラに似ている』と感じたことは間違いなかったと思うんですよ。 ただ私この時点(1966年9月)で、ゴジラを映像として見たのは、この数ヶ月前にTVで放送された 「ゴジラの逆襲」が唯一だったんですよね。だからなんとなく、おぼろげにそう感じただけだったかも知れない。
 湖底に尻尾がモソモソとうごめくシーンとS21号がそれを間一髪で見逃してしまうシーンはとてもハラハラして 印象的だったし(「ウルトラマン」はやっぱ、こういう所が上手いんだよなぁ)、 夜、イデたちが捕まった研究室の窓から博士が呼びかけて顔を出すシーンもすごく 雰囲気があって怖いシーンだと感じたなぁ....今から思えば、毎週日曜の夜に こういうシーンをさり気なく見続ける事が出来たんだから、ホント、 スゴイ夢のような時代だったと言えますよね。

 ところで満田かずほ氏は(自分が演出した回の)ギャンゴとこのジラースについて、 「自分は新米監督だったから、怪獣を新調してもらえなかった」と嘆いて(? ^_^ )ますが ....でも、東宝があの看板・大スターのゴジラを貸してくれてしかも、 眉間や胸部にペイントまで許してくれたんですから(上図のデパート展示時にはペイントはされていなかった)、 これはもう新作着ぐるみに匹敵する大栄誉を与えてもらったと受け取れば良いと思うんですけどね(^_^ )
 それとこの回は「ウルトラマン」で初めて金城氏の単独脚本なんですよね。 それもあってか、ジラースは「マン」で初めて、死が少し悲劇的に描かれていましたよね。
 純然たる空想ものである「ウルトラマン」の脚本を書きながらも、その中から、 人間社会の発展のために動物達(主に猛獣類)が葬られる現実世界での矛盾を、 金城氏は感じ取ってたのかなぁ? ちょっと訴えてみたかったのかなぁ?  とも受け取れるシーンですね。この後の「ウルトラマン」に於ける金城氏の 単独脚本作品を振り返ってみても。



??? さん  2006.5.1(Vol.218) 初出___Cont.No.qu10001    次の投稿へ ジラースのトップへトップへ
 元々は数億年前に地球上に棲息していた古代生物の一種。二階堂教授(いかにもマッドサイエンティスト風な中村博士に化けていた)がネス湖調査の際に持ち帰った卵から孵り、その後、北山湖で15年間も飼育され、成長して巨大な姿と化した。北山湖で釣りにきていた人間達が、湖にカーバイドを撒き散らして魚をとろうしたために、その毒で苦しくなったために湖中から姿を見せた。
 襟巻怪獣と呼ばれていることからもよくわかるように、首の周りを覆っている襟巻が特徴の生物で、これは敵を威嚇する際によく使用されている。武器として、口から白色の破壊光線を発射することが出来るほか、しなやかで頑丈な尻尾で敵をなぎ払ってしまう。
 ウルトラマンと対決し、各自自慢の必殺技で、放り投げた岩石を破壊し合いながら、お互いの力を誇示しつつ戦った。激戦後、ウルトラ霞斬りの一撃で、一瞬で勝負が決まったが、その激しい闘志を称えたウルトラマンはジラースからむしりとった襟巻を、その遺体へと返した。
 なお、この怪獣が襟巻きを失ったときに、その驚くべき正体が明かされることとなる(笑)。

<編集・発行者からの御礼>
??? さん、ご投稿ありがとうございました。
でも、ジラースって、二階堂教授は卵で持ち帰ったんですかねぇ?  まあたしかに1993年に発行された「ウルトラマン ベストブック」を見ると、 「卵で持ち帰った」とは書かれてましたけど、でも私は40年前に初めて見た時から長い間、 むしろ孵化したばかりの子供を持ち帰った光景を想像してきましたね。




ゴジラ さん  2007.4.16(Vol.243) 初出___Cont.No.gz10001     ジラースのトップへトップへ
実際に戦ったらゴジラが勝つんじゃないんですか。

<編集・発行者からの御礼>
ゴジラ さん、ご投稿ありがとうございました。
そりゃあ、もしもゴジラがジラースよりも弱かったならば、あの数々の激戦を勝ち抜くことはできなかったでしょうね。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ジラースのトップへトップへ






 ギ ャ ン ゴ  
 ・登場話:第11話「宇宙から来た暴れん坊」('66年9月25日放送)
 ・別名:脳波怪獣 、・身長:2.2m〜50m 、・体重:600kg〜6万トン 、・武器、特徴:こずるい戦法が得意
 ・出身地 or 出没地:宇宙 、・弱点 or 死に方:鬼田の意識が戻る
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南砂 さん  2006.4.11(Vol.211) 初出___Cont.No.na11001     ギャンゴのトップへトップへ
宇宙の石の一種。但し、所有者の意思によって色々形態を変える特徴を持つ。たまたま、ウルトラマンの回ではギャングのような性格の男が所有者となったためギャンゴと呼ばれたが、金銭欲の強い人間が所有したら株価に姿を変えていたかもしれない(所詮幻であるが)。

「普段何の変哲もない物体が悪意によって姿を変える」というアイデアは秀逸だが、あまり頻繁に姿を変えると
着ぐるみの予算が余計にかかるためか、CG導入以前のシリーズで同様のアイデアが採用された回は少数にとどまっている。

<編集・発行者からの御礼>
南砂 さん、初めまして。ご投稿ありがとうございました。
> 「普段何の変哲もない物体が悪意によって姿を変える」というアイデア .... まあ、この「自分の望むものに姿を変える物体」ってのは、ちょっとギャグアニメっぽい 発想(例えば「どらえもん」的 ^_^ )で、あまり「ウルトラマン」的ではない感じはしますね。 >ギャングのような性格の男が所有者となったためギャンゴと呼ばれた り、なにか突然切れたような奇妙な回ではありますね。で、その翌週に ミイラが生き返る怖い回が有るんだもんな、なかなかメリハリ効いてますね(^_^ )
> あまり頻繁に姿を変えると 着ぐるみの予算が余計にかかる .... まあ、いざとなれば、ガラモンのようにペイントを少し変える方法で逃げるとか(^o^)
ご投稿まことにありがとうございました。

◎◎◎ さん  '99.(Vol.) 初出___Cont.No.     ギャンゴのトップへトップへ







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