(もしも、字や絵が見づらい場合は、フォントを調節もしくは全画面表示もしくは 画面解像度を変更して下されば宜しいかと存じます。)



     由香さんとトコちゃんはなんと
    人魚姫になってしまいました!


@ そうなのです、この『ミスマーメイドコンテスト』とは、ただ単に “人魚
  を髣髴させるような美女を選ぶ” だけでなく、優勝者と準優勝者には
  “実際に人魚姫の姿になってもらう”というオチのついたコンテスト
  だったのです。
  トコちゃん及び他の5人の美女達は勿論このオチを知っていながら
  このコンテストに出場したのでしたが、今朝スカウトされて急遽出場
  した由香さんはこんなオチはまったく聞かされておらず、当然予想だ
  にもしていなかったのでした。
  そのために、先程表彰式が終って控室に戻って来た由香さんとトコ
  ちゃんの所にこのコンテストの運営・実行委員の人がやって来て、
  このお披露目・撮影会の為の更衣室に(トコちゃんと一緒に)連れて
  行かれ、そしてこの人魚姫のコスチュームを見た時の由香さんは、
   由香「えーーっ!....これを着るんですかぁ!?」
  と、この上もなく驚いたことは言うまでもありません。
  勿論こんな人魚姫の格好をさせられるなんて、おしとやかで恥かし
  がり屋の由香さんが自ら望む訳ありませんが、でもここまで来たら
  辞退なんてとても出来ませんし....それに元来とても明るくて
  洒落っ気もある性格の由香さんは徐々に『もしかして面白いかも』
  と思い始めて、そしてこの姿になったのでした。
  勿論トコちゃんが喜んでこの姿になったことは言うまでもありません
  し、更衣室に着いてこのコスチュームを見て早々に、
   登志子「ありがとう由香ちゃん。あなたと☆☆さんのおかげで
        人魚姫になることが出来たわ。これでもう何の悔いもなく
        留学できるわ」
  と、由香さんに感謝の言葉を贈りました。
  由香さんも『これがトコちゃんに贈る最後の餞(はなむけ)だわ』と
  この本日最後のお勤め−−人魚姫の姿になること−−を快諾した
  のでした。


                          A
A まあ、それにしてもなんて可愛らしくて美しい人魚姫なのでしょう!
  そう言えば今年(2005年)は人魚姫の産みの親アンデルセンの生誕
  200年だそうな....人魚姫誕生から百○十年間(下註*)、おそらく
  彼の生地デンマークにも、否、世界中の何処の国を捜しても、これほど
  可愛い人魚姫は存在しなかったのではないでしょーーか?
  2人ともに、若い日本人女性の持つ美しさがふんだんに盛り込まれた
  和風人魚姫がこれほどまでに美しいとは....。
  (決して自画自賛ではありませんので、どうか誤解の無いようにお願い
  します。この絵自体は大したことありませんが、それは絵の技術が低い
  からでして、実際にはとっても美しいと言うことになっていますので ^_^ )

  色白のきめの細かい柔肌から繋がっている魚の下半身はなんという
  艶めかしさでしょう。通常の凡人がこのような姿をすれば、間違いなく
  グロテスク極まりない姿になるでしょうに、それを一転して “美” に変え
  てしまうのは、これはもう “若く美しい女性に与えられた特権” 以外の
  何物でもないでしょう。
  その(女性の優しさと大らかさを象徴する)見るからに柔らかくふくよか
  さを湛えている両オッパイは(由香さんはちょっと小さめですが、それ
  でも十分に女性らしさは湛えている)貝殻がブラジャー代わりをしており、
  その神秘的な半ヌードはどんなAV女優のヘアヌードよりもセクシー
  でしょうし、男ならば誰しもが『この貝殻になりたーーい!』と思うことでしょう。
  髪に挿したハイビスカスの赤い花は、白い柔肌−−つやつやの黒髪
  −−真っ青な海−−真っ赤な花という4色の見事に色鮮やかなコント
  ラストを形作り、それは好天に恵まれた夏の陽射しを浴びて更に際立ち、
  まさに目も眩みそうな美しさです。
  そして何と言っても−−これこそが人魚姫のステータスシンボル、
  否、これがあればこその人魚姫と言える−−
長〜〜〜い髪
  おそらく元々人魚姫は金髪・ブロンドヘアーを想定して創られたので
  しょうが、生誕の地より数千マイル離れた東洋の小さな島国・日本の
  女性のまっすぐでしなやかなつやつやの長〜〜〜い黒髪こそが、この
  人間も魚も超越した、地球上の生きとし生けるもの全ての美の象徴とも
  呼ぶべき妖精の体の最も美しいパートである髪に1番ふさわしいことは
  ここにいる2人の人魚姫が充分過ぎるほど証明してくれたことでしょう。
  2人とも、その “地球上の究極の美” たる長〜〜〜い黒髪が、魚と化
  している下半身にまで到達していることは言うまでもありませんが、
  特に由香さんの長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い髪は、その先が海面に
  まで届いており、さざ波の上に浮かびながら、ゆ〜〜らゆ〜〜らと実に
  優雅になまめかしく揺れ動いています。
(註*)
アンデルセン童話「人魚姫」は1837年発表。
でも北欧の人魚姫伝説はそれ以前からあったと思われます。


B この由香さんとトコちゃんの世にも美しいツイン人魚を目撃した約1000人の観客達の驚き、そして
  ☆☆とV作君の驚きはもう説明する必要もないでしょう。
   ☆☆「由香さん....あれが由香さん....うっ、なんか信じられへん、なんという美しさなんや
       ....(V作君に向かって)このコンテストって、優勝したら人魚になるんやったんか」
   V作 「....(10秒ほど置いて)うん....そうやねん」
  V作君は前のページでも分りますように、この人魚姫のオチは初めから知っていたのでしたが
  ....その彼の想像をはるかに超えたあまりにも美しく可愛らしい由香さんの人魚姫の姿に茫然
  となって、☆☆の言葉もすぐには理解が出来なかったほどで、そして遂に(まだ小さい)アソコが
  ....ブレークしてしまいました(^_^ )。
  他の約1000人の観客達も、☆☆とV作君と殆ど変わりありません。この中で今、饒舌に喋って
  いる者は1人も居ません。皆ごく極単純な、そう英語で言えば「What+形容詞+名詞+is(are)!」の
  文章ばっかり発しています。その中でも1番多いのは「めっちゃ可愛ーーい!」でしょう。


C 撮影会だけあって、カメラを持った観客が何人も、由香さんとトコちゃんに向けてパチパチとシャ
  ッターを切っています。この浮島は浜から30m程離れていますので、デジカメを持った観客は勿論
  目一杯ズーーームインしながら撮影しています。
  今、人魚姫になって多くの人の目に晒されている由香さんは、小声でトコちゃんに話し掛けました。
   由香  「トコちゃん、ホント綺麗ねぇ....なんか童話に出てくる本物の人魚姫みたい」
   登志子「ううんっ、由香ちゃんこそ、ホントに可愛いわぁ....由香ちゃんこそ人魚姫になるために
        生まれてきたみたい....もしかして前世は人魚じゃないの?」
   由香  「あはっ....そんなそんな(笑)....でも、恥かしいね、やっぱり....こんなに大勢の
        人に見られてたら....」
   登志子「うんっ、でも今日だけの辛抱よ。後で絶対にすごく楽しい思い出になるから」
   由香  「うんっ」
  浮島の上で世にも美しく可愛らしい人魚の姿となり、大勢の観客の視線とシャッターを浴びながら、
  2人は小声でこういう会話を交わしていました。



D 思えば今回もまたまた、自分ではその気がないのに何故か騒動に巻き込まれて、しかもその中で
  主役になってしまうという本当に特殊なキャラクターの由香さん。やはり何と言っても、その
  あまりにも美しくあまりにも長〜〜〜い髪は、
  一目でも見るともう誰もが放ってはおけない、全ての人々を惹きつけてしまう底知れない魅力を
  秘めているからでしょうね。
  そのこの上なく魅力的な長〜〜〜い髪ゆえに、遂に人魚姫にまでなってしまった由香さん。
  ですが、この若さで生きながらにして伝説の妖精となってしまった今日の由香さんには、この上まだ
  更にもう一波乱....あるいは二波乱が待っていそうです。
  (実はまだ続きのストーリーが固まっていないのだ ^_^ )
  はたして由香さんの運命やいかに....それは次回をお待ちくださいまし。

つ づ く


長時間お付き合いくださいまして、まことにありがとうございました

                              by SNAKEHEART



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< 制 作 ウ ラ 話 >
 『もし由香さんを人魚姫にしたら、どんなふうになるかなぁ?』.... これが今回のこの作品「由香さんの髪長海水浴 ビーチ編」の原点でした。 ですので今回の全17ページ(全23枚)の絵の中で最初に下絵を描き始めたのが、 この最終ページの絵です。
 そしてこのオチに向かってストーリーをひねり出した訳です。
 今回の作品の制作〜発表に至った経緯を以下に、時間順にお話していきましょう。

 実はこの由香さんの人魚姫のアイディアはアールジェタンさんが下さったんです。 今から3年前(2002年)にプライベートメールでお話していた時に、 アールジェタンさんがふと人魚姫の話をなさったんですね。
 それで私は「由香さんを人魚姫の格好にさせても可愛いかなぁ〜〜〜?」 と聞いてみましたところ、「それは、大賛成です!!!」と賛同を頂きましたもので、 その時以来『いつか由香さんを人魚姫にしてみよう』というアイディアを 温めてきた訳なのです。

 ようやくこの人魚姫のアイディアを実現しようと思い立ったのが、 去年(2004年)の4月頃だったかなぁ。でもその時本サイトは丁度 (ウイルス・SPAM対策の為)改修のために休業中でしたので、 その時点で2005年の夏に発表することに決めました(結果は9月の発表になりましたが ^_^ )。
 でも下絵はその2004年4月頃から描き始めようとしましたが、ここでふと 『もう1人いたら、さらに素晴らしいんじゃないかなぁ』と思いつきまして、 そして以前1度登場したことのある(由香さんの同級生の)トコちゃんを思い出しまして、 トコちゃんをもう1人の人魚姫として再登場させることに決めました。

 そうして由香さんとトコちゃんのツイン人魚としてアイディアが固まり 2004年4月頃から下絵を描き始めたのでしたが、 ここで問題となるのは “どうやって人魚姫のオチに結びつけるか” ということでした。 そして6年前に作りかけで未完成のままだった「髪長海水浴」を思い出しまして、 『そこに丁度結び付けられるな』と言うことで、その繋ぎのストーリーとして 「ミスマーメイドコンテスト」を考え出した訳でした。 勿論6年前に「髪長海水浴」を描き始めた時点では、人魚姫のオチなんて考えもしなかったし、 トコちゃんなんて影も形も無かった頃でしたので、 漫画イラストコーナーでの作品解説でも述べましたが、『本当に、6年前に焦って作品を完成させなくて良かった』 と思います。
 で、「ミスマーメイドコンテスト」を思い付いたことでその後、その中での 細かいアイディア−−−水着審査、のっぺらスイカ割り競争、カラオケコンテストで ピンクレディをさせる等々−−−−も色々と思いついて行ったわけです。


 さて、ところで実はこの上の絵で1番苦労しましたのは、波なんですよね、 (最初の4ページの砂地と同様)これまで描いたことがありませんでしたので。

 家にある漫画の本を色々見たり、書店でイラストの描き方の教本を見たりして、 波の描き方を色々と模索したんですけど、なかなか由香さんの画風に合う 波の描き方が何処にも見つかりませんでねぇ。
 それで、実際に海に行きまして、波の写真を撮ってきたんです。 で、それを見ながら(右図)自分の画風で描き入れていったんです。 それとDVDで波のシーンを静止して見ながら、それも参考にしましてね。
 でも時間が思うように取れなかったので、 残念ながらあまり満足行く出来ではありませんね.... 思えば今回の作品では、波や砂地などで大分てこずりましたね。 まあ、それと7人も美女を描くのはやはりちょっとキツかった

 それから由香さんとトコちゃんが髪に挿している花は、こういう夏の髪挿し花の定番(?)の ハイビスカスです。
 実はこれも、最初は由香さんとトコちゃんで違う花にしようと考えたんです。 1人はハイビスカスと決めてましたが、もう1人の方の花を色々と 探してみました。でもなかなか良い花が見つかりませんでねぇ ....まあこれも時間の関係があったんですけど。
 それで、2人ともハイビスカスで、同じハイビスカスでも違う種類にしようと思いまして、 由香さんは「サマー・レッド」、トコちゃんは「フロリダ・サンセット」にしました。 でも由香さんとトコちゃんと同じ1/10スケールで花の原画を描くのは難しいので、 大きめに描いて(下図)画像処理ソフトで縮小して2人に合成しました。
 最初は写真を合成しようかと思ったんですが、花の写真と由香さん(&トコちゃん)を 合成して見るとどうしても違和感があったんですよね。 それで手書にしたんですけど....でもそれでも違和感が有りますねぇ (上の絵)。やっぱ、スケールが違う絵を合成するとどうしてもこうなるのかなぁ。
 この花の絵の輪郭がやたらと濃いのは、縮小した際に輪郭がぼやけない為なのです。




 さて今回、全17ページ・全23枚の絵というこれまでに無い大きなスケールの 作品を造った訳だったのですが....こうして初めから終わりまで ひと通り見渡しまして、 『ああ〜〜よくこんなに作ったもんだなぁ....ホンマ疲れたわ』 が1番の実感ですね。
 今回本当に途中で区切ることが出来なかったので、こんなに大きな作品に なったのでしたが、今後はもっと程良い長さで発表したいですね。 あまり長い間制作していて、なかなか発表できないのはかなりツライものですし。

 ま、HPの改修など私も今色々とやるべき事がいっぱい有って、 「由香さん」の制作になかなか時間を費やせない状況ですので、 次回作はまただいぶ先になってしまうとは思いますが ....どうか「由香さん」をお忘れにならず、楽しみに 気長〜〜〜にお待ちくださいませ。

 では繰りかえさせて頂きますが、
   長時間お付き合いくださいまして、まことにありがとうございました