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 髪 長 O L 由 香 さ ん  第16話「由香さん、髪を横分けにする」−13 

@ 湾連駅で髪留めをホームに落としてしまった由香さん。
  あまりにも豊かでしかも春の小川をもはるかにしのぐさらさらの
  長〜〜〜い前髪は留めることもできなくなったために顔の左半分を
  完全に覆い隠しそのまま左の肩口から二の腕までを優しく柔らかく
  包み込んで床に届こうかというあたりまで滝のようにまっすぐに
  世にも美しく流れ落ちた状態になっています。
  そして後ろ髪は頭頂から優しい曲線を描いて末広がりに肩口に流れ
  肩幅とほぼ同じ幅でまっすぐに(前髪と同じく)床に届こうかという
  あたりまで流れ落ち、前から見るとスカートのすその下からのれんの
  ように垂れ下がって両足を優しく守っているかのようです。
  そして先程由香さんの髪に触れてしまいしかも由香さんの髪留めを
  ふっ飛ばしてしまう原因を作った功労者(^_^ )である伊達男は
  大きな駅である湾連駅を過ぎて乗客も減ったため、少し距離をおいて
  由香さんの美しい長〜〜〜い後ろ髪をじっくり満喫しています。
A 一方、一般通念をはるかに越えた長さの前髪・後ろ髪が織り成す
  この世のものとは思えないような究極の美しい光景を真正面から
  1m足らずの距離で、(しかも初めて)見続けてきた小太り男は
  『自分は朝からタダでこんな素晴らしく美しい光景を見てしまって
   良いのだろうか....もしや未だ夢を見ているのでは...?』
  と今尚半信半疑の状態です。でもこの小太り男の気持ちも判る
  ような気がしますね。だって自分の眼前に展開されている光景は
  ダビンチ、ゴッホ、ルノアールの歴史的名画を全て並べても
  その美しさにおいては10分の1にも満たないほどの
  まったくくせのないさらさらつやつやの、身の丈余る
  長〜〜〜い黒髪に身体を包まれた若い日本女性という
  地球が生み出した究極の芸術作品
なのですから。
  ですがこの後、この究極美を更にデコレーションする光景を
  この伊達男と小太り男、否、この電車のこの車両に乗った
  乗客たちは目撃することになるのです。

Bへ

B 「臨須〜〜臨須〜〜」車内アナウンスが鳴り響き、由香さんと
  伊達男そして小太り男たちを乗せた電車は臨須駅に到着し、
  又新たに乗客たちが何人か入ってきました。
  その乗客たちの何人かは普段は1本早い電車に乗るため遭遇
  することの無い由香さんのあまりにも美しい長〜〜〜い黒髪に
  当然のごとく目を奪われていきます。その時です、1人の
  モデルのような長身でミニスカートをはいた、切れ長の目で
  口元にほくろのある京美人風の若くて美しい女性
  由香さんに近づいてきたのです。そして....
   長身のミニスカート女性「由香ちゃん....。」
  と、その女性は右手を由香さんの左肩にポンと置いて優しく
  話し掛けました。が、その長身のミニスカート京美人女性の
  背中に流れているまっすぐな漆黒の髪は.....
  肩口も背中も腰もお尻も太股もそして膝も通り超えて
  ふくらはぎまで達している
ではありませんか!!!!


C  由香「ハイ!....」
  突然肩をたたかれ声をかけられた由香さんは驚いて、その
  声の主である若い長身のふくらはぎヘアー美女の方を
  振り向きました。そして数秒間その女性の顔を見つめた後....
   由香(嬉しそうに)「あぁーーー、トコちゃんお久しぶりぃーーー」
  そうなのです、この“トコちゃん”と呼ばれる長身の京美人風の
  ふくらはぎヘアー美女は由香さんの高校時代の同級生で
  現在大学院生の山田登志子さん(24才)なのです。
  その登志子さんに向かって優しく可愛く微笑んでいる由香さんは
  よりによって前髪が顔と身体半分を覆っている左側に向かって
  振り向いたためにその前髪によって顔の殆どが覆われて
  しまい、右目だけがわずかに覗いている、まるで
  一つ目小僧のような姿になってしまったのです。
D おお、それにしても何という麗しき同級生なのでしょう!!!
  片や身の丈余る長〜〜〜〜〜〜い黒髪を誇る由香さん、そして
  片やふくらはぎまで達する長〜〜〜い黒髪を誇る登志子さん。
  こんな超ロングヘアーのお友達の2ショットが果たして
  あって良いのでしょうか!?!?!?!?....まるで
  ワンリージュンさんと長髪フレンズがそろって来日したかのような
  超絶官能的な光景が阪鉄電車の車内で繰り広げられているのです。
  身の丈ヘアーの由香さん1人だけでも心臓が破裂しそうなくらい
  興奮状態に陥ってた伊達男と小太り男でしたが、更にその横から
  ふくらはぎヘアーの登志子さんが割り込んできたのですから、
  果たしてこのまま生きてこの電車から降りられるのでしょうか(^_^ )
  2人はまるで突然塩をぶっ掛けられて驚いたデンデンムシのように
  今にも零れ落ちそうなほど目ン玉をヒンむいて、この2人の超髪長美女に
  見入ってしまっているのです。更に長い身の丈ヘアーの方の美女の
  名前が“由香ちゃん”だと聞こえたこともしばし忘れて....。


E  登志子「ところで由香ちゃん、今日、髪の毛どうしたん???」
  さすがに登志子さんも前髪で顔の殆どを隠した状態のままで電車に乗って
  立っている由香さんの姿はフツーには見えなかったので当人に尋ねました。
   由香 「うんっ、今日ねちょっと横分けしてみたの。そしたらもう
        前髪が前に落ちて来て落ちて来て....で仕方ないから髪留めで
        留めてたら、さっき電車揺れた時に髪留め飛んじゃって、
        でホームに落ちてしまったモンだから....それで。」
  その話を後ろで聞いていた加害者(?)である伊達男は思わずドキっとしました。
   登志子「そーーーか、由香ちゃん髪の毛凄〜〜く多いモンねーーー。」
   由香 「それより、トコちゃん....髪の毛、長くなったねぇーーー
        ふわぁーーー、ふくらはぎまで届いたんだぁーーー。
   登志子「うんっ、おかげ様で...又1歩由香ちゃんに近づいたでしょ(^_^ )」
  周りの男どもを興奮のるつぼに叩き込みながらこの超ロングヘアー義姉妹(?)
  の世にも麗しき髪長談義はこの後も続いていくのでした。



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