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第一  〜  八話は、 “PART1”
第九  〜  十二話は、 “PART2”
第十三 〜  十八話は、 “PART3”
第十九 〜 二十四話は、 “PART4”
第二十五 〜 三十話は、 “PART5”
第三十一 〜 三十六話は、 “PART6”
第三十七 〜 四十話は、 “PART7” をご参照のこと。



< 目   次 >
第 四十一 話 「ロングヘア少女の特権」   .......2008.3.1(Vol.820)
第 四十二 話 「女の子はいやらしいんです」   .......2008.6.6(Vol.834)
第 四十三 話 「長い髪には巻かれろ」   .......2008.7.5投稿、
2008.7.7(Vol.839)掲載
第 四十四 話 「恐怖はふたたび」   .......2008.7.28(Vol.843)
第 四十五 話 「眠れる森の痴女」   .......2008.8.27(Vol.847)
第 四十六 話 「まだらの痴少女」   .......2008.10.8(Vol.854)
第 四十七 話 「みだらの少女」   .......2009.1.18(Vol.873)
<最新投稿>
第 四十八 話 「乱れて今宵は」
  .......2009.3.1投稿、
2009.3.3(Vol.878)掲載
 
ご  感  想





2008.3.1(Vol.820) 初出___Cont.No.kamil41    第四十二話へ 目次へトップへ




「うふふふ。」
「うう…、うう…。」
 今夜もまた、不気味に笑う女の声と、うめいている男の声がどこかで。そう、ロンゲルゲになっている少女たちが男の子を誘って悶えさせているのである。
 ある家では一対一で、ある家では複数の少女たちがひとりの少年を襲っていた。もはやそれらは少女の無法地帯、というより、ロンゲルゲの掟では殺人やよほどの怪我を負わせるような行為でもなければ、女は男に対してなんでもできるようになっている。ただし、女王である長髪流毛の許可のもとである。もちろん、実際に許可しなかった例はいまのところない。
 そう。ロンゲルゲになった男の子にとっては、長い髪の女の子にあこがれたことから恐怖が始まっている
 さて、いちばん最初に長髪流毛に目をつけられ、ロンゲルゲにされてしまった昌浩の場合は、摩亜弥の長い髪をひとめ見て、彼女そのものより自分も彼女のように髪を長くしてみたいという女の子のようなあこがれを抱いたことから始まっていた(
第一話)。そしてある夜、長髪流毛の後ろ姿にまたひとめで恍惚感を抱いたところを、長髪流毛に心を見抜かれてとらえられてしまっていたのである。
「うふふふふ。」
「うわーっ、吸血鬼…。」


 その昌浩がある夜、長髪流毛の部屋に誘われていたのであった。
「うふふふ。」
「あん、あん…。」
「昌浩くん、気持ちいいでしょ。」
「うん、長髪流毛先生に襲われてみるの、久しぶり。」
 水色のヘアバンドをして垂らしている昌浩の髪を、長髪流毛はさかんになでながらまた昌浩を抱きかかえていた。
「摩亜弥ちゃんたちが法事で田舎に行っているから、今夜はたっぷり味わえるわ。」
「でも、先生はロンゲルゲの女王でしょ。」
「そうよ、わたしは女王よ。」
「だったら、摩亜弥ちゃんに構わずいつでもぼくのことを襲いに来ればいいのに。」
「そんな特権を使ったら恨まれるわ。わたしは摩亜弥ちゃんの気持ちも同じ女として無視するわけにはいかないの。」
「そうなんですか。」
「ふふふ。あなただって、摩亜弥ちゃんを好きで襲ったはずよ。でも、彼女のことがわかってきてあなたも驚いているようね。」
「女の子って、みんな本当はああなんですか?」
「ほほほ。ほんとうは女の子、それもあなたの好む髪の毛が長い子にいやらしいことをされるのはうれしいでしょう。」
 ちょっと、答えにくそうな昌浩だった。
「今夜だけ、摩亜弥ちゃんのことは忘れていたいな。」
「ほんとうは、あなたが好きなのは摩亜弥ちゃんのはずよ。あなたはわたしにあこがれているけれど、しょせんわたしにとってあなたはおもちゃであることを忘れないでね。」
「おもちゃでも、先生とこうしていられるのうれしいです。」
「ふふふふ。そろそろ、そうだわ。あなたの髪の毛とかして編んであげようか。」
「三つ編みにしてくれるんですね。」
 長髪流毛は昌浩のヘアバンドをはずして前に垂れていた髪も背中にはらわせ、昌浩の背中からていねいに腰に届いている黒髪をブラッシングしているのであった。そして、ふたつに分けて右側のほうから昌浩の髪をゆっくり三つ編みにしていた。
「ほら、できたわ。」
 編まれた髪の毛をまた前に両方とも垂れさせて、昌浩は鏡を見て自分の髪の毛先をつまみながらまた自分の姿に魅入るのであった。
「やっぱり、先生に編んでもらったほうがきれいだわ。あら、ことばまで女の子みたいに…。」
「ふふふふ。そんな女の子にまでなりきらなくてもいいわよ。」
「ねえ、先生の髪の毛編めないかな。」
「こんな、地面にまでついている髪の毛を編むのはたいへんよ。」

「でも、ぼくにくれた写真、一本の三つ編みですね。」
「うふふふ、いつもその写真でハアハアしてるのね。」
 長髪流毛は昌浩の正面から両方の肩に手をかけ、編んだばかりの髪をなではじめるとすぐにその髪のなかほどをわしづかみに握りはじめるのであった。
「先生、急に…。」
「もえてきたわ。あなたみたいに女の子のような男の子の血がいちばんおいしいの。」
「あっ。」
「くくくく。」
 すぐにまた、昌浩の首に長髪流毛がかみつき、血を流させて唇ですくっているのであった。
「先生。ああ…。」
「気持ちいいでしょ。」
「うん。」
 長髪流毛の黒髪も昌浩の肩にばさっとかかって、また昌浩は気持ちがもうろうとしてうつろな表情になっていくのであった。





 こちらは、勇一の家であった。
 スカートの下裾をこえるほどある女子高校生の紗真耶によってロンゲルゲにされ、また紗真耶を好きになっていたことから自分の髪も床に近づくぐらい長くなっていた勇一(第七話第八話イメージイラスト)が、三面鏡を前にしてその髪を何度もゆっくりとブラッシングした後、ピンを頭に何本もさして二本にまとめた三つ編みを結い始めるのであった。そして両方とも編み終えると、後頭部に左右からうなじのほうに双方の髪を巻きつけていた。後頭部を一周してもまだ余っていて、やっとうなじのところに重ね合せて黒い髪止めで結んでいたのであった。
「このかっこうで、出かけてみよう。」
 勇一もすっかり女の子のような楽しみを味わっていた。
「きのうみたいに、誰か女の子いないかな。」
 夜の公園に出てきた勇一は、実は前日にもひとりの少女を襲ってロンゲルゲにしていたのである。しかし、その公園は以前、紗真耶に襲われてロンゲルゲにされたところで、事実、後ろからは紗真耶の妹である尋子が勇一の姿を見つけて近づいてきたのであった。
「うふふ、いたわね。」
 とうとう、勇一の背中に尋子が痴漢行為をするようにいきなり抱きついてしまったのであった。
「うわっ、だれ?あっ。」
「うふふ。」
 尋子は、左右の前髪を耳もとで黒いヘアゴムでくくって後ろの髪といっしょに背中に垂らしていた。いつもポニーテールの姿で見慣れていた勇一も、髪形を変えた尋子の姿を見て興奮するのであった。
「あの…、急に…。」
「おほほほ。おびえているわね。でも、もう逃げられないのよ。この公園には電磁バリヤーをまた張ったから、だれも近づいてこないわ。」
「どうして、ぼくのこと。」
「ふふふふ。あなた、きのうの夜、小さい女の子を襲ってたでしょ。たしか三つ編み一本のポニーテールにしていた女の子をね。そしてあなたは髪の毛をおろして前髪を三つ編みにして左右に垂らしてたわよね。わたし、しびれちゃったわ。おとなしくて女の子のようなあなたが小さい女の子にあんな恐ろしいことをしたの見てね。」
「た、たしかに…、でも、女の子のほうから…。」

 そのとおり、尋子の指摘していたとおりの髪形で、勇一はこの公園に前の夜出て来たところ、後ろから三つ編みにしていた前髪を幼稚園ぐらいの少女に引っぱられていたのであった。
「きゃっ、だれ?」
「うふふふ。おねえちゃんの髪の毛、長くてきれい。」
「え?おねえちゃん…いいわ。だめよ。痛いんだから。あなたもその髪の毛引っぱられたら痛いでしょ。」
 勇一はついに女の子になりきった気分で、その少女のポニーテールにしている三つ編みの髪をなではじめた
「うれしい、なでてもらって。」
「そう、じゃあ、おねえちゃんとちょっと遊ぼうか。」
「うん。」
 横のしげみに入ったその時であった。
「ねえ、おねえちゃんって、もしかして男のひと?」
「え?やだわ、とつぜんなにを言い出すの?」
「だって、このへんがおっきくなってる…。」
 少女は勇一のはいているズボンに手をかけはじめていた。
「ちょっと、へんなところさわらないで。おませね。」
「やっぱり、帰る。」
「お待ち、そうはいかないわ。ふふふふ。わたしは男の子よ。正体がわかったからには帰さない。」
「きゃあーっ!」
 顔を変身させて牙をむき出した勇一が、とうとう少女の髪をわしづかみにしながらうなじのところにかみつき始め、血を流させていたのである。
「くくくく。」
 その時はたしかに、勇一は、とくに女の子を探していたわけではなく、自分が女の子になった気分でその公園に入っていたところ、たまたま少女に近づかれて相手をしようと思ったのである。ただ、すぐに少女をロンゲルゲにしようとは思っておらず、少ししたら帰そうと思っていたのであるが、勇一が興奮しているのをまたその少女に見られてしまったため、正体がわかられたことで突発的に少女を襲ってしまったのであった。

「おほほ。女の子が叫び声をあげたけど、まわりに聞こえないように、だれも他に入ってこないように昨日もわたしがバリヤーを張っていたのよ。あなたが女の子を襲い易いように手伝っていたから。」
「そ、そうだったの。尋子ちゃんが見ていたなんて…。」
「年下の子は興味ないかと思ったら、意外ね。わたしもそういえば、あなたより年下よね。」
「たまたまあの子に迫られて…、ただ、ちょっとかわいいと思ってしまったから…。」
 もう、どんな言い訳も通じないと勇一は思うのであった。
「こわいわよね。女の人かと思って安心していたのに、実は男だったというのがわかった時って、女の子はこわがるわよ。どんなこわい思いをあなたが女の子にさせていたか、よおく味あわせてあげるわ。」
「味あわせるって。」
「うふふふ、昨日と同じように女の子を相手にしようと思ってこの公園に来たんでしょ。だから、わたしが相手してあげるわよ。」
「で、どうするの?」
「ふふふふ。」
「ああっ!」
 尋子は、勇一に正面から寄りかかってその場に倒し、上から抱きつきはじめ、勇一の身体を両腕で抱きしめるのであった。
「うふふふ、今夜は離さないわ。」
 女の子を前夜のように襲いに出てきたはずの勇一だが、逆に女の子に襲われるようになり…。
(つづく)



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ご 感 想 





2008.6.6(Vol.834) 初出___Cont.No.kamil42    第四十三話へ 目次へトップへ




 公園で、尋子勇一を襲っていた。
「あの…。」
「ふふ、なにかしら。」
「ぼくのこと、食べるの?後ろの口と髪の毛で。」
 勇一は、尋子が髪の毛を動かしてごきぶりをつまみ、うなじのほうの口に入れて食べていたこと(
第七話イメージイラスト)を思い出しておびえるのであった。
「ばかね、そんなことしたら長髪流毛先生に刑罰を受けることになるからしないわよ。」
 このようすを、その時長髪流毛は水晶玉で映して見ていたのであった。
「うん、うん。」
 長髪流毛は首を縦に何度も振っていた。
「それより…。」
「あっ。」
 尋子は、勇一が三つ編みの髪をまとめるためにくくっていた髪止めをはずしてしまい、両方の三つ編みにまとめていた勇一の髪が垂れ下がっていた。
「はずしたら、おほほほ、こんな髪の毛長くしておさげなんかして、男の子のくせに生意気よ。」
「いたいっ!」
 尋子は勇一の髪をまた強く引っぱるのであった。
「うふふふ、でも、わたしのことはいやじゃないでしょ、嫌いじゃないでしょ。」
「ええ?」
「あなたも、髪の毛長い女の子が好きなはずだからね。」
 このようすをまた、その時長髪流毛は水晶玉で映して見ていたのであった。
「うん、うん。」
 長髪流毛は首を縦に何度も振っていた(私の場面、今回はこればかり?と、水島由香さんが少しけげんな表情だったが)。
 事実、勇一にいやがっている様子はなかったのである。
「いやじゃないけど…。」
「ふふふふ、いやじゃなくてなに?」
「びっくりして…。」
「そうかもね。でも、しばらく楽しませてもらうわよ。あとであなたの好きな紗真耶ねえちゃんと遊ばせてあげるから。」
「えっ?」
「ほらほら、紗真耶ねえちゃんのこと思い出させたら、興奮してきたわね。」
「やだあ。」
「うふふふ、男の子の女の子に対する、やだあというのはうそだとみんな思うからね。」
 尋子は勇一の首に、まさしく吸血鬼がかみつこうとするようなノリで口を近づけていくのであった。そして勇一も、尋子の責めに抵抗することもなく、思うがままにさせるしかなかったのであった。
「うふふふ。こうして男の子を襲えるなんて、快感だわ。」
 尋子のうしろにおろしていた髪の毛も、勇一の肩にばさっと覆いかぶさってきたのであった。
「ああ…、ああ…。」
「うふふふ。」
 尋子の髪の香りをかがされて勇一の意識ももうろうとしていた。
「そしたら、ほら。わたしの髪の毛をさわらしてあげる。」
 尋子は勇一の右の手首を握りだし、自分の背中にかかっている髪の毛をなでさせるのであった
「ああ…。」
「うふふふ、うれしそうね。わたしもうれしいわよ。この髪の毛はぜったい、男の人にはさわらせたくないけど、あなたは特別よ。よかったわね。」
「ああ…。」
「そうよ。もっと、上から下までなでてみて。」
 尋子の髪を、言われたように頭の上からお尻のところまでなでる勇一も、気持ちがもうろうとしながら快感に酔っているようであった。
「うふふふ。わたしもこうふんしてきたわ。」
「あっ。」
 勇一の胴体を、尋子は両腕で強く抱きしめていた。
「うふふふ、そしたらね。こんどはわたしのおっぱい、さわらしてあげる。」
 その時、勇一は急に目覚めたようすであった。
「えっ?やだ、やめて。」
「なによ、やっと最近大きくなってきたわたしのおっぱい、さわりたくないっていうの?わたしのこと、かわいくないから?」
「あ、あの…、そんなことはないです。とにかく、そこをさわるのはかんべんして。」
「やっぱり、男らしくない男の子ね。でも、ようしゃしないわ。絶対うそよ。ほんとうはさわりたくてたまらないくせに、いやらしいことを隠したがるんだから。」
「ああっ。」
 またも、尋子が勇一の手首をつかみだしたが、その時だった。
「うっ!」
 その時、尋子の頭に激痛が走ったのであった。実は、尋子に、長髪流毛からの命令が入っていたのである。
「やめなさい。彼は本当にさわるのはいやだと思っているわ。本当にいやがることまで強制するのはいくらロンゲルゲでもだめよ。」
「は、はい、先生、すみません。」
 ようやく、尋子が勇一の手首を離したのであった。
「じゃあ、いいわ。そしたら起き上がって。」
 尋子は、勇一の上半身を起してまた勇一の背中に回っていたのであった。
「なにするの?」
「うふふふ。こうやって。」
 また、勇一の背中から尋子は抱きついて勇一の前に垂らしていた三つ編みの髪の毛のなかほどをわしづかみするのであった。そして、勇一の髪の間にあるうなじに顔をうずめたのであった。
「ああ…。」
 またも身悶える勇一だった。
「うふふふ。気持ちいいでしょ。これは痴漢ごっこというの。」
「え?ちかんごっこって?」
「そうよ、わたしが痴漢の役であなたは襲われる女の子の役。うふふふ。痴漢って叫んでみたら。」
 しかし、勇一は言葉を出す気力もなくなっていた。
「ほら、感じるでしょ。わたしがおっぱいおしつけているのに、どうやら、長髪流毛先生の命令がこないから、今度はいやがってないわよね。」
 もう、勝手にしてという感じで、勇一は答えることもできなかった。


 さて、長髪流毛はこの時なにをしていたかといえば?
 なんと、テーブルの上に水晶玉をおきっぱなしにしたまま、いつもいる学校の宿直室を出ていたのであった。
「長髪流毛先生。おもしろいでしょ。」
「ええ。最高ですわね。」
 実に、勝徳や栄二らの担任でロンゲルゲの仲間にしたあのショタコン女教師(参照:第十四話)とともに、職員室にいてビデオを見ていたのであった。その担任教師が夜勤でほかに誰もいなかったため、ショタコン女教師は長髪流毛を誘っていたのであった。
「おほほほ。このビデオは発売直後に内容がどぎついからってすぐに発売禁止になったのでございますのよ。すぐに迷わず大枚はたいて購入した甲斐がありましたわ。」
「それにしても、まあ…。うふふふ。」
「長髪流毛先生も喜んでごらんになってるじゃありませんか。」
「そうね。こうやってひとりの男の子を十人ぐらいの女の子がいたぶってるなんて最高ですわ。みんな三つ編みしてる女の子たちね。」
「そのとおりですわ。三つ編みの女子高に男の子が迷いこんでつかまったという話でございますの。ひとりの女子生徒の後ろ姿を追いかけてね。」
「はだかにされたり、あんなところまで…。」


 そのビデオと同じような、こちらは一対一であるが、女の子が男の子を盛んにいたぶる場面が起っていた。
「うふふふ。じゃあ、こんどはわたしが前にすわるから、あなたがわたしの背中から襲うのよ。」
「えっ?そんな、襲うだなんて…。」
「なあに?きのうは小さい女の子のこと襲っていたじゃない。」
「あの…、あの時は女の子のほうから…。」
 また、思い出すとはずかしくなって言葉につまる勇一であった。
「あ、わかったわ。たしか、女の子のほうからこのへん、さわりに来たのよね。しっかり見ていたから。そういう挑発行為を女の子にされるのがいちばん男の子は興奮するようだから、だったらわたしもその子のまねして…。」
「もう、やだ。」
「うふふふふ。いくらうそを言ってもだめよ。」
 こんどは長髪流毛の命令が来ないと思って調子に乗る尋子は両手を勇一の股のところに伸ばし始めるのだった。だが、位置を入れ替わって勇一も自分の目の前に尋子の長い黒髪でおおわれた後ろ姿や、さらに前髪を結んでいるヘアゴムやヘアラインが目に入ると、髪の香りをかがされていることもあってまたぼおっとなってしまうのであった。
「ああ…。」
 とうとう、尋子が勇一の股をまさぐりはじめてしまい、するとまもなく、勇一は興奮のあまりその場でおもらしをしてしまったのであった。
「ああ…。」
「やったわ。うふふふ。あら?」
 勇一はとうとう泣いてしまっていた。
「いいわ。うちで洗ってあげる。」
 尋子は勇一を抱きかかえて持ち上げ、そのまま尋子の家に運んでいったのであった。勇一の、超長い二本の三つ編みの髪がだらーんと地面に向かって垂れ下がっていた。


 家にはもちろん、尋子の姉である紗真耶もいる。その紗真耶はひざ裏まで届いている黒髪を背中いっぱいに広げていた。三つ編みのおさげの姿しか見たことがなかった勇一はまた興奮してくるのであった。
「うふふふ。よくきたわね。」
「あっ。」
 紗真耶はすぐに勇一の手首をつかんで自分の胸をもませたのであった。
「紗真耶ねえちゃん、彼は女の子のおっぱいさわるのいやがるはずだけど。」
「ふふふふ。この子をロンゲルゲにしたのはこのわたしよ。いっしょにおふろに入れるのもわたしだけ。だから、尋子は少しの間外で待っておくのよ。」
「もう、ずるいわ。」
「尋子は自分が下僕にした男の子のところへいけばいいじゃない。もっとほかにも襲える相手もいるし。」
「それもそうね。髪の毛長くしていれば、髪の長い女の子のこと好きな男の子を襲うことできるから。」
 かくて、その夜はまた男の子にとって恐怖が…。


 さて、その夜は明け、この日は学校もお休み。なぜか、長髪流毛とショタコン教師は、職員室でビデオをつけっぱなしにしたまま、ビールを飲んで酔っ払って寝込んでいたのである。地球上の慣れない飲み物を口にして、本来眠ることのないはずの長髪流毛も寝てしまったのであった。
 こちらは勝徳の家であった。朝早くから、洗面台で勝徳の髪の毛を後ろからとかしている母親の姿があった。
「うふふふ。きょうは楽しみね。」
「うん。」
 この日はなにをして過ごすのか、それはまた次回へ。
(つづく)



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2008.7.5投稿、2008.7.7(Vol.839)掲載___Cont.No.kamil43    第四十四話へ 目次へトップへ

(第四十二話、感想の御礼)
 
SNAKEHERAT様長友三様、毎度のご感想ありがとうございます。
 これが女性にとってはきっと実は理想的な世の中ではないかと思って描かれたものと思われます。
 男より強い力を得られた女は、しかも法律にもしばられずに好き放題男を襲うことができるわけですからね。
基本的には、ロンゲルゲになる以前の男女はほとんどどちらかの片思いだったわけなので、またロンゲルゲの女の子は誰のことを襲っても構わないようになっています。尋子に対する喜久夫も一方的な片思いでしたから、尋子が勇一のことを好きになっていても当然年上ですし、まあそうなるかもしれませんね。このあたりはまた今回明らかにしております。で、早くも続きをお送りさせていただきます。七夕の夜にふさわしい?お話です。



 日曜日の朝、勝徳は母親に髪の毛を念入りにとかされていた。
「うふふふ。そうだわ。今日はこうしてみようかしら。」
 勝徳の母親は、勝徳の前髪を真ん中で左右にそれぞれ三つ編みを結いはじめ、それぞれ耳のほうから後頭部に巻きつけて後ろの髪が隠れるうなじのところに黒いヘアゴムで結び、後ろの髪は背中にゆったりひろげておろしていたのであった。
 勝徳は、なんとスカートをはいてどこからみても完全な女の子の姿になっていたのであった。
「わあー、ママ、すごくきれいな髪形ね。今日はいちにちじゅう女らしくすごせそうよ。」
「よかったわ、よろこんでくれて。」
「うふっ。」
 こうして、母親に髪をなでられて喜んでいる勝徳だったが。


 いっぽう、こちらは紗真耶の家につれられていた勇一だった。勇一も三つ編みにまとめていた髪の毛をほどいて紗真耶に髪をとかされていたが、また紗真耶によって直接女学生のように耳の下あたりで髪を交差させた二本の三つ編みに結われていた。そして、両方とも毛先を白いヘアゴムで留められたところで紗真耶の携帯電話が鳴った。
「はいはい。あ…。」
 紗真耶は電話のために部屋を出て、勇一がひとり残った、
 勇一はまた全身のうつっている三面鏡を見て、また自分の少女らしい姿にぼおっとなるのであった。やはり紗真耶が編むとすごくきれいな編み方になっていると思った。その髪を両方とも背中にはらって、毛先が自分の尻まで届いてヘアゴムが自分の尻をなでていると感じると、また心地よくなるのであった。
 紗真耶が戻ってきた。
「もしかして、紗真耶ねえさんの恋人ですか?」
「まあ、おほほ。そういう人だったらいいんだけど、そんな人はいないのよ。」
「じゃあ、だれから?」
「尋子よ。ずっと、喜久夫くんのところにいるって。」
「なあんだ。あの子に自分の彼氏がいたんだね。」
「彼氏っていってもその男の子が一方的に思いを寄せていたのを都合良く相手にしているだけよ。あなたもびっくりしたかもしれないけど、尋子はそういうすごくやさしい子なのよ。特にもてない男の子にやさしくするから、まああなたのようなかわいい子は関係ないけれど。」
「その…。」
「なにかしら。」
「どうしてあんなことするのかなって。」
「うふふ。あの子のこと、いやかしら。」
「いえ、いやだと思わないけど、なにかストレスでもたまってるのかなと思って。」
 すると、紗真耶がまた大声で笑い出すのであった。
「おほほほ。あなたったら、けっこうやさしいのね。気に入ったわ。あなたのこともう離さないから。」
「えっ?」
 とうとう、勇一の背中に紗真耶が抱きついてしまい、しかも右手をのばして勇一のはいていたズボンにつっこみ、股のあたりをまさぐりはじめたのである。首をまた勇一の右肩にのせながら自慢の黒髪をばさっと勇一の腕にかぶせ、その場面が三面鏡に映っていてまさしく妖怪に襲われていると感じる勇一であった。
「うふふふ。わたしの恋人はあなたよ。もう離さないわ。」
「ああ…。」
「わたしのこと、好きなはずでしょ。好きな女の子にならいくらでもどんなことされてもいいわよね。」
 勇一は、またも抵抗することができなかった。紗真耶の口から牙がはえてきて、勇一は首にかみつかれて血を吸われていた。
「くくくく。」


 事実、尋子も姉と同じように、自分の下僕にした男の子をいたぶっていたのである。
「うふふふ。しょせんはあなたの片思いなのよ。でも、こうして好きな女の子にいたずらされてうれしいでしょ。相手になっているだけでもありがたいと思わなくちゃだめよ。」
「う…、うう…。」
 尋子はまた髪形をツインテールの三つ編みではないおさげにして喜久夫の肩にあごをのせながらまた自分の髪を喜久夫の前のほうに垂らしていた喜久夫の髪も耳もとに白いビーズでまとめたツインテールでこちらは三つ編みにそれぞれして毛先を黒いヘアゴムでとめていた。いずれも尋子がいつも使ってるヘア小物を喜久夫の髪にゆわえているのである。べったりと後ろから尋子は痴漢のように喜久夫の背中にくっつきながら、左手で喜久夫の髪の毛をわしづかみにし、右手を喜久夫の股にのばしていたかと思うと、とうとう半ズボンのなかにつっこんでまさぐっているのであった。また、舌で喜久夫の後頭部に見られているおさげをはっきり分けるヘアラインをなめていた。
「うふふふ。男の子を襲うのは快感だわ。」
「あ、ああ…。」
 尋子も牙をはやして喜久夫の三つ編みの髪をかきあげながら首のところにかみつき、喜久夫の血を吸っているのであった。
「うふふふ。」





 長髪流毛はこの時、また水晶玉を置きっぱなしにして席を離れていたのであった。
 じゃらじゃら…。
「はい、ローン!」
「まあ、女王さまったら、立て続けに、魔法をお使いになったらずるいですわ。」
「あのね、こんな遊びにむだなエネルギー使わないわよ。実力、実力。」
「それにしても、長髪流毛先生は初めて麻雀やるのにお強いこと。」
「まあ…ね。」
 実はそう、あの、いまだに名前をつけてもらっていない、元「謎の?」(第四十話参照)が、学校に麻雀を持ち込み、ショタコン教師ともうひとり、中学校で雛乃の髪を切ろうとして雛乃にロンゲルゲにされていた教師(第十話参照)が呼ばれて宿直室に雀卓をひろげて四人で麻雀をやって夢中になっていたのであった。
「ところで、◯◯先生も、髪が伸びてきたようね。」
「あ、わたしね。ほんと、雛乃さんの髪の毛いつも切ろうとしていた自分が恥ずかしくなってきましたわ。こんなに髪の毛を長くするのがすばらしいことだったなんて、やっと女に生まれてよかったと、初めて思えるようになってきましたわ。」
「もっとも、男の子もロンゲルゲになった子はみんな長くしていますし。」
 一同、笑い。


 さて、母親とおそろいで二人で外出していた勝徳のところには、もちろんあの亜紀がやってきて勝徳の背中にたれている髪の毛に下から手をのばしてなではじめた。なお、亜紀は三つ編みではないツインテールのおさげだった。
「まあ。亜紀ちゃん。」
「うふふふ、今日はおかあさんとデートなのね。」
「そうよ。だから、悪いけど今日は亜紀ちゃんと遊べないわ。」
「いいもん。夜になったら勝徳くんのお部屋に行くから。」
「でも、よくわたしのことわかったわね。」
「わかるわよ。勝徳くんがどんな姿をしても。」
「まあ、あっ。」
 亜紀は、勝徳のはいていたスカートをめくりだしたのであった。
「うふふふ。下着も女ものね。」
「だめよ。へんなことしちゃ。」
「おほほほ。勝徳のことよっぽどお気に入りのようね。」
「じゃあ、夜帰ってきてからね。」
「うん。」
 すっかり、言葉からしぐさからなにもかも女の子のようにふるまう勝徳であった。
「やれやれ、あの子から血を吸っているからほんとうに女っぽくなってしまったわ。それに、あの子には自分のいやらしさが移ったのかしら。」
「どうしたの?」
「ううん、なんでもない。」
 息子があの女の子を襲って血を吸っている恐ろしい吸血鬼のロンゲルゲであることなど、母親は夢にも思わなかったのである。


 勝徳が母親といっしょに訪れたのは、洋服専門の大型店であった。
「さあ、着いたわ。ボーナスも出たからお気に入りの洋服買いましょう。」
「わあー。」
 こうして、勝徳は女の子用のコーナーにすぐに連れられたのであった。

「いらっしゃいませ。」
 二十代真ん中ほどと思われる女性の店員が出て応対していた。女性の店員も髪の毛を長くして前髪を後ろに髪止めを使ってとめており、腰元まであった。少し太っていると感じたが顔はアイドルのようなかわいらしさだと勝徳は彼女を見て思っていたが。
「まあ、とってもきれいなおじょうちゃんだこと。じゃあ、特別にこの事務所内にある畳のお部屋で試着してみて。ちょっと外の試着室がこわれているところがあって、いま人がいっぱいだから。」
「それは、助かりますわ。お言葉に甘えさせてこの子をなかで着替えさせていただきます。」
「どうぞ。」
「じゃあ、ママは自分の洋服をさがしに行ってくるわね。」
 こうして、勝徳は店のカウンターに入れられ、選んだ洋服を着てみることになったのであった。

 勝徳が着ていた洋服を脱いで、試着しようと服を広げると、女子店員がそこに入ってきたのであった。
「きゃあ。」
 勝徳は、正体がわかられると危ないと思って驚きの声をあげたが、実は女子店員にすでに見抜かれていたのである。
「おほほほ。どうしたのかしら。うまくかかったわね。」
「え?」
「あなた、男の子でしょう。このまえ学校の文化祭に行ってあなたの髪の毛を編んだことがあるの、すぐわかったわ。」
 そういえば、勝徳にも記憶がある。自分の髪を編みながら背中にやたらと胸など身体を押し付けて興奮させようとしていた、この女子店員は実は勝徳のような男の子にいたずらをしたがる痴女だったのである。
「うふふふ。あなたのおかあさまにもお許しが出たわ。それに、長髪流毛先生にも承認済みよ。」(亜紀には?この際、省略)
「えっ?もしかして、おねえさんもロンゲルゲ?
「そうよ。あなたぐらいのかわいい男の子に襲われて、たしかその男の子もかげで女の子があやつっていたみたいだったわ。わたし、ロンゲルゲになる前からかわいい男の子を見るといたずらしたくなっていたの。その男の子をつれこんでいたずらしようとしたら、その子帽子をかぶっていてなかから三つ編みの髪の毛が出てきて、正体がロンゲルゲだとわかったのよ。だから、逆に襲われたの。あなたと同じように女の子みたいにきれいな男の子だったからわたし、襲われて本望だったわ。うふふふ、これで堂々と男の子を襲えるから。」
「ああっ。」
「うふふふ。ここからは逃げられないわ。それにさっきあなた、わたしのことじろじろ見てたでしょう。わたしのこと、きれいなおねえさんだと思っていたようね。」
「ああ、、あの…。」
「うふふふ。わたしのこと、いやらしいおばさんと思ってもいいわよ。」
「そんな、若いのに、うわ!」
「どんなにおせじ言われても容赦しないわよ。」
 ついに、下着姿のまま、それも女ものの下着を身に着けていた勝徳が女子店員に抱きつかれ、襲われはじめようとしているのであった。





 そして、長髪流毛は…。
「はいっ、女王さま、リーチ一発ロン!」
「ああ、くやしいわ。」
「これでまた差が縮まったみたいね。」
「ようし。半チャンもう1回ね。」
 相変わらずの状況であったが、最も気になる?水晶玉には長髪流毛の知らないうちに見たこともない者の指の影が…
(つづく)



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感 想





2008.7.28(Vol.843) 初出___Cont.No.kamil44    第四十五話へ 目次へトップへ

SNAKEHEART様、またいきなりで今回は気が早いですが続きを御送り致します。
麻雀の件は、とっさに思いついたもので。たしかに想像しただけで吐き気がするような?世界ですね。
こんなに彼女を遊ばせてどうするのかとさぞかしお思いでしょうが。



 (今年の夏もこのサイトで恐怖劇場が復活しましたね。さて、それに負けずにというわけでもありませんが、学校も夏休みに入ったところで今回はこの場面から…。)

 はあ、はあ…。
 狭い穴のなかを必死になってへびのように身体をはらばいにしながらよじのぼる少年。やっと穴を抜け出たその場には、洋子さんが立っていた。
「もしかして、洋子さん?」
「見たのね、あなた。」
「見たって、こわいへび女が…。」
「それはわたしのおかあさんなのよ。」
「えっ?あのへび女が洋子さんのおかあさん?」
「そうよ。わたしもおかあさんにうろこを飲まされてへびにされているの。」
「そんな、こんなにきれいな洋子さんが、へび女だなんて。」
「いまは明るいうちだからこうした姿でいられるけど、太陽が沈んだらもうすぐわたしは…。」
 その、日没の時が迫っていた。洋子さんの美しい黒髪をまじまじと後ろから見つめていた同い年である少年は、何をしていいのかわからない状況になっていた。その洋子さんが少年のほうを振り向き、突然少年の両腕にしがみつき始めたのである。
「やだ、洋子さん、急に。」
「離さないわ、あ・な・た・を。」
 少年は、洋子さんの身体がとても冷たいと感じたが、自分の身体にかかってくる洋子さんの髪の香りに思わず意識がもうろうとなっていくのであった。そして、太陽が沈んだ時に顔を上げた洋子さんを見た少年は思わず悲鳴をあげるのだった。
「うわあーっ!」
「うふふふ。離さないわよ。」
 恐ろしいへび少女の姿になっていた洋子さんをなんとかして振りほどき、逃げようとした少年の前にはまたたちはだかる者たちがいたのであった。洋子さんの長姉である超ロングヘアを両サイドの前髪で結んでポニーテールにしている京子さん、ヘアバンドをしている二番目の姉の久留美さん、そして妹のツインテールをリボンで耳元にくくっている陽子さんの三人だった。
「京子さんも、久留美さんも、陽子ちゃんまで…。」
 いっしょに屋根の下にいた少女たちがみなへび少女だったのである。少年はこの家に引き取られていた。
「ふふふふ、みんな彼をつかまえておしまい。」
 少年は、とうとう少女たちに背中や両腕をつかまれてしまった。そして、洋子さんが後ろを向いて髪をかきあげ、そのなかに彫刻刀を入れてえりあしのところからうろこを切り取っていたのであった
「さあ、これをお飲み。」
 少年は、洋子さんの持っていたうろこを自分の口に運ばれ、少年をつかまえていた少女たちが少年のあごやのどをおさえこんでとうとううろこを飲まされてしまうのだった。
「うぐぐっ…。」
「うふふふ。飲んだわね。これであなたもへびになるのよ。」
「ええっ?」
 少年は更にまた少女たちによって身体を倒され、洗面器に顔をつけられたりしていた。少年の身体から次第にうろこが現われ、髪も急に伸びはじめるのであった。
「ほほほ。洋子と同じように髪の毛長くできてうれしいでしょう。」
「うれしいわ。いままで女の子ばかりだったから、こんどは男の子がほしいって、穴のなかにいるおかあさんも言っていたし。」
「ずっと、女の子ばかりへびにしてきたからね。」
「まだ、この子、なりきってないみたいよ。」
「男の子は時間がかかるようね。」
「そうだわ、へび井戸に運べば。」
「洋子ねえさんが落とされたところと同じね。」
 少年は伸びた髪をわしづかみにされて床の上を引きずられてゆき、ついにへび井戸に投げ込まれてしまった。
 そして、何度目かでやっと出てきた時には少女たちと同じように恐ろしいへび少年の姿になっているのであった。
「ふふふふ、顔をあげてみて。」
「うふふふ、あなたはサツキさんとカンナちゃんを襲ってへびにしてくるのよ。いいわね。」
「このままの姿じゃあれだから、そうだわ、あの制服を着るのよ。」
 少年は洋子さんの制服を着せられ、さらには髪の毛も三つ編みのおさげに結われてすっかり女学生の姿になり、学校への山道を下っていくのであった。

「はい、前編はここでおしまい。続きは夏休みの後半に上映致します。本日は『へ●少女』をご覧くださいまして誠にありがとうございました。」
「すごーい、あら、昌浩にいちゃんったらどうしたのかしら。」
「もしかして失神よ。」
 夏休みの特別映画で、昌浩と摩亜弥、嗣代の三人が見に来ていたのであった。
「男の子が特にこわい目にあったから相当ショックだったみたいね。」
「ほら、上のほうでも倒れている男の子がいるわ。」
「女の子は平気なのにね。」
「あら、京香ねえちゃんも来てたの。」
「敬幸くんを運んでいるわ。」
「しょうがないわね。女の子ばかり強いから。」
 ちなみに、映画に登場している人物で京子さんというのはもちろん「ま●らの少女」、久留美・陽子の姉妹は「う●この顔」に出ていたいずれもロングヘアの妖怪化された少女たちである。

 というわけで、また横道の話が出てきてしまったが、本筋に戻るとしよう。

「う、うわあーっ!」
「ん?」
「まあ、男の悲鳴ですわ。」
 麻雀を相変わらず続けていた長髪流毛たちの学校にある宿直室で、長髪流毛が机の上に置きっぱなしにしていた水晶玉に手をかけようと、見知らぬ者が侵入していたのであるが、水晶玉にふれたところで悶えはじめたのである。
「ちょっと、行ってみましょう。」
 長髪流毛ら四人は、麻雀を中断して長髪流毛の部屋に入ってみたのであったが、いかにもそれとわかる泥棒の男が身体を仰向けにしてゴキブリのように横たわっていたのであった。そして、長髪流毛らの姿を見るとまた驚いたりするのであった。
「うわっ、かんべんしてくれー!」
「あんた、なにしに来たの?」
「お、おれは女は苦手なんだ。近寄らないでくれ。」
「ふふふふ。わたしの水晶玉を盗もうとしたでしょ。でもね、あの玉はわたしの髪飾りにいつも使っているからね。ふつうの人がさわったらやけどするような痛みを感じるわよ。だから、置きっぱなしでも平気なの。それよりどうやら、あんたはもう逃げられない覚悟はできているわね。」
「うわーっ。こ、来ないでくれ。」
 そう言われても容赦しないのが当然である長髪流毛である。男の意思に反してついに近寄り、足を男の顔にまずかけたのであった。
「うわっ!」
 奇声を発してすぐに男は気絶してしまったようである。
「なんなの?この泥棒さんは、女王様にちょっと足をかけられただけでこのざまよ。」
「ふーん。」
「どうしたんですか?長髪流毛先生。」
 長髪流毛は腕組みをしながら考えるのであった。
「この男、たしかに女にも髪の毛にも興味がないみたいね。ただ、泥棒することに生きがいを感じているだけみたいな。ちょっと使いみちがないし、殺す理由もないし、どうしたらいいものか。」
「ロンゲルゲにはまずできないってことですね。」
「そうなのよ。」
「でも、ずっとここに置いておくわけにもいかないでしょう。」
「まあ、あとで使い道を考えておくことにしましょう。でも、やっぱり水晶玉置いたままなのは危ないわね。」
 長髪流毛は、自分の髪を一本の三つ編みにまとめて毛先にその水晶玉のついたヘアゴムをゆわえたのであった。そして、やっと水晶玉をのぞきこんだのである。
「あら?」


「ほほほほ。そしたらこんどはわたしの裸を見せてあげるわ。」
「おねえさん、やだ、それはかんべんして。」
「ううっ!」
「どうしたの?おねえさん。」
「急に頭痛が、ああ、長髪流毛先生からの命令だわ。」
 勝徳をいたぶり続けていた女子店員は、ようやく目覚めたようにその行為を中断したのであった。その場にひざまずくようにして倒れていた。
「おねえさん、だいじょうぶ?」
「わたし…、もうあなたにいたずらできないわ。」
「おねえさん、そしたらこんどはぼくがおねえさんにいたずらしようか。」
「まあ、いいわ。お好きに。」
「じゃ、ちょっとおとなしくしてね。」
 勝徳は女子店員の背中にまわって、女子店員の前髪をとめていた髪止めをはずし、女子店員の背中いっぱいにひろがっている髪の毛を二等分にして三つ編みを結いはじめたのであった。そして双方の髪の毛をまた毛先をいまはずした髪止めでひとくくりにしていた。女子店員の髪をおさげにしたために後頭部に浮かんだヘアラインとうなじの切れ目のところに勝徳は顔をうずめながら、女子店員の背中に編んだばかりの髪の毛ごと抱きついているのであった。

「うふふふ、もえちゃう。」
「まあ、わたしの髪の毛編んだの?こんなきれいに…。」
 女子店員は手鏡を持ち出して、自分の姿を見ていた。
「ね、おねえさんはそういえば、どうしてロンゲルゲになっているの?」
「ああ、わたしね。ゆうべね…。」
 この女子店員をロンゲルゲにしていたのは実はこの子であった。

 洗いたての長い黒髪を念入りにドライヤーをかけてヘアブラシでとかし、鏡の前で二本の三つ編みを結っていたのは公之だった。ロンゲルゲになっている男の子はどうやらみな女学生のような三つ編み姿がいちばんお気に入りなのである。
 その髪を編み終えた時に玄関の扉を叩く音がした。
「わたしよ。」
「どうぞ、あいてるから。」
 雛乃が、白いヘアバンドをして前後に黒髪を垂らした姿で現われていた。
「また、女の子になりきってるの?」
「え?ええ。」
「もう、わたしよりきれいになって、それに女らしくなるから、ねたんじゃう。」
「君に血を吸われてばかりいるから、だんだん自分も色白になってくるんだけど、ところで何の用?」
「決まってるでしょ。燃えてきてるの。」
「えっ?あっ。」
 すぐに雛乃は有無を言わさず、公之に抱きついて公之の髪をそれぞれ片手ずつわしづかみにして引っ張り、自らの髪をばさっと公之の肩にかけ、公之の首に牙をたててかみつき始めるのであった。
「うふふふ。わたしが公之くんから初めて血を吸ったときのこと、覚えているかしら。」
「たしか、学校にいてほかの女子生徒の身代わりになったんだよね。」
「あのときもあなたはわたしの髪の毛をなでてくれていたし。抱きしめてくれてうれしかったわ。」
(実は台本にないのに演技者が勝手にやっていた)
「ほら、もう。」

 その夜、外出した公之の姿を女子店員が勤務を終えて帰宅途中に見かけていた。公之はGパン姿で帽子をかぶり、そのなかに三つ編みの髪をまるめていた。
「まあ、なんてきれいな色白の男の子だこと。」
 店員は、前髪を両サイドにピンク色のヘアゴムをくくって後ろの髪といっしょに背中に垂らしていた。思わず襲ってしまいたいという気持ちを抑え切れなくなって、公之に近づき、片腕をつかみはじめた。公之はもちろん驚いた。
「あ、あの、なんの用なんですか?」
「ふふふふ。かわいいあなたを見て、お誘いしたくなったの。」
「その、お金持ってないんですけど。」
「べつにそんなのなくていいわ。ちょっと相手してほしいのよ。」
「あの…。」
 公之はどうしていいかわからなかった。相手は恐ろしい痴女だとしたら、騒いだら自分が痴漢に見られるかもしれないと思って逃げたくなったが、女子店員は容赦なく公之を追い詰めるのだった。
「あら、帽子がでっぱってるわ、中になんかあるのかしら。」
「あっ。」
 女子店員に無理やり帽子を取られ、中にまとめていた二本の三つ編みの髪がぱらっと垂れ下がって出てきたのであった。
「まあ、おほほほほ。あなた男の子なのにこんな女の子みたいなかっこうして、もう逃げられないわね。そんな姿のままおまわりさんとかに見つかったら笑い者よ。」
 おびえる公之の、三つ編みの髪の毛をまとめて引っ張りながら女子店員は公之に抱きつこうとするのであった。そして、公之を倒してはいていたGパンのベルトをはずし、女子店員もスカートのベルトをはずしておろそうとするのだった。
「あの…。」
「うふふふ。ちょっとおとなしくいていればいいのよ。」
 とうとう、女子店員は公之の下着もはいでいた。
「ほうらほら、本当はやりたかったんじゃないの?うふふふ、やっぱり男の子ね。わたしもほら、こんなに髪の毛長くしているし、あなたも髪の毛長くしているなら、長い髪の女の人が好きなんでしょう。」
 女子店員の痴女行為がとどまることを知らなかったが、そこに雛乃がようやく現われるのであった。
「なにしているの?この人にかみついて血を吸いなさい。」
「あ、ええ。」
 公之の表情が変わり、口から牙が出てきて目もつりあがっていた。女子店員も公之の正体に驚くのであった。
「きゃーっ!」

「そうか、でも、おねえさんはまだ襲っている子はいないの?」
「そういえばそうね。」
「ぼくの血はもう長髪流毛先生しか吸えないから、おねえさんも自分の相手を見つけるといいよ。」
「わかったわ、あ、そろそろ。」
 女子店員が勝徳と戯れている間、カウンターでは勝徳の母親が女子店員の代わりに接客を担当していたのである。
「はい、おつかれさま。もういいわ。」
「えっ?ママがずっと店を?」
「そうよ。アルバイトの経験が一応あるから。」
「それにしても、このぼっちゃん、ほんとうにかわいくてすてきな子ね。それにやさしいし。」
「まあ、恐れ入ります。」
「なんだ、ママもおねえさんがぼくを男の子だとわかっているの、知ってたんだ。」
「おほほほ。アルバイト代もたっぷりいただいたし、よりきれいな服を買えるからね。」





 その日の夕方、女子店員は勝徳によって三つ編みのおさげをまとめた姿のまま、店での勤務を終えて帰宅する途中であった。
「あら、あれは。」
 女子店員は、自分が歩いている前方に男子高校生の夏ものの制服を着ている姿を発見した。しかも、その男子高校生は黒髪をまるでモナリザのように背中いっぱいに長くおろしていたのである。それも、長髪流毛の魔力によるものではなく、ずっと以前から伸ばし続けていた地の髪の毛である。
「まあ、男の子なのにあんなに振り乱してもきれいだわ。結ったらどんなふうになるのかしら。」
 ひとめ見て女子店員はその男子高校生を好きになり、追いかけはじめるのだった。男子高校生の気づかないうちにすぐ後ろまで迫っており、三つ編みのかわいらしいおさげの女子店員の顔には、口から恐ろしい牙が光って現われていた。
「うふふふ。」
(つづく)



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感 想





2008.8.27(Vol.847) 初出___Cont.No.kamil45    第四十六話へ 目次へトップへ


 私は痴女?そう、痴女よ。
 かわいい男の子を見ると襲いたくなるの。
 女ですもの。男を襲っておかしくないわよね。

 さあ、今回はこの女の立場になったつもりになって読んでみればこわくないわよ?



 ひっそりとした、ほとんど家の見えない森のなかの夜道で、帰宅中の男子高校生の背後に女子店員が迫っていた。
 男子高校生の、女子顔負けの長い黒髪に覆われた背中に、出し抜けにとうとう女子店員が髪ごと抱きついてしまったのであった。
「わっ、もしかして、自分のことを女だと思って抱きついてきた痴漢?」
 男子高校生はすぐに抱きついてきた者の手首をつかんで離そうとしたが、その抱えている両手が自分の股間のところに延ばしているのを見て、それに男にしては手も小さくてしかも指先にマニキュアが見え、どうみても女の手だと思った。
「もしかして、女の人?」
「うふふふふ。そうよ。わたしは女よ。あなたと同じように髪の毛長くしてるわよ。」
「あっ。」
「うふふふ。髪の毛長いって聞いたらここが大きくなったわね。」
 とうとう、下半身に手を伸ばしてズボンのチャックのところから握りはじめたのである。
「やだ、いやらしい、離してよ。どうして、こんなことするの?」
「あなたのこと、ひとめで好きになったの。かわいいから。」
「あの、やめてください。苦手なんです。」
「ふふふふ。離さないわ。」
「もういいかげんにやめろよ。ああっ。」
「ふふふ、叫んだらあなたが痴漢に思われるのよ。」
 女子店員は、公之を襲った時と同じようにまた、男子高校生のベルトをとうとうはずして制服のズボンをぬがせ、自分もスカートを脱ごうとしたその時だった。
「もう怒った。えいっ!」
「あっ。」
 男子高校生は、足を後ろに蹴ってちょうどしゃがんでいた女子店員の胸のところに当たったため、女子店員はその場に倒れて一回転し、うつ伏せの状態になった。三つ編みの後ろ姿でやはり本当に女が抱きついていたと初めて気がついた男子高校生は驚き、ぬがされかけていたズボンのベルトを締め直して、もし自分が痴漢と思われたら大変だと思い、あわてて走り出したのであった。


 女子店員の倒れたところに、声をかける者が訪れていた。
「こんなところで、どうしたの?」
「はっ、あなたは。」
「わたしは雛乃、となりにいるのがあなたを襲ってロンゲルゲにした公之くん。公之くんはわたしがロンゲルゲにしているから、あなたはわたしの下僕よ。」
「雛乃さまですか。」
「あ、そんなにさげすんでいただかなくてもいいから、長髪流毛先生の指示であなたを管理する立場にいるの。」
「そうですの?じゃあ、そこにいるのがあの時の男の子、髪形かえたのね。」
 雛乃はヘアーバンドを巻いて前後に髪を垂らした姿だったが、公之は左右の前髪を各々耳の上で黒いヘアゴムでまとめてから三つ編みにしてピンク色の布製のリングで双方とも毛先をゆわえ、またスカートをはいて完全な女の子の姿になっていた。女子店員がうずくまりながらも公之の髪をさわろうと近づいてきたため、公之は身をよけはじめた。
「きゃっ。」
「ちょっと、あなたがこわがってどうするのよ。」
「だって、またスカートに手をつっこんできて、ここ(男のあそこ)握ろうとするかと思って。」
「ちがうわよ。髪の毛をさわろうとしたのよ。ほら、彼女の腕をとって起してあげたら。」
 雛乃の命令には逆らえない公之は、言われたように女子店員の両腕をとって起すのであった。するとその時だった。
「ごめんなさいね、この子、気が弱くてこわがりだけど、決していやがってるわけじゃないから、ね。」
「いえいえ、こわがられるのも無理ないと思うから、あら、これは?」
 女子店員が立ち上がった時に、自分の倒れていた場所に手帳が落ちていたのに気づき、すぐにその手帳を拾った。雛乃が再び話しかけた。
「この手帳って。」
「さっきの男の子の生徒手帳だわ。わたしがあの子のズボンをぬがせた時にポケットから落ちていたのよ。はずみで落ちていたところにわたしの身体がのっかってたんだわ。よかった。これで、あの子の家の場所がわかって、襲いに行けるわね。」
 手帳には、髪の毛を後ろでまとめている紛れもないさきほどの男子高校生の顔写真が貼ってあった。
「どうしてすぐにかみついてロンゲルゲにしなかったの?」
「すぐにやったら、襲う時の味が…。」
「ほほ。わかったわ。そうだわ、ちょっと。」
 雛乃は、公之の三つ編みにしていた前髪の毛先にゆわえていたピンク色の布リングをはずして自分の手首に巻いた。もともとは雛乃のヘア小物なのである。さらに雛乃は女子店員の三つ編みにして両方の毛先をひとつに結んでとめていた髪止めをはずし、ヘアブラシを取りだして女子店員の三つ編みをいったん解いて髪をとかしていた。再び均等に分けて各々きれいに編みはじめ、三つ編みの毛先にさきほど手首に巻いていたピンク色のヘアリングをそれぞれゆわえた。勝徳が店で編んでいた女子店員の髪が少しルーズな編み方になっていたのを雛乃が結い直したのであった。
「これで、男の子を襲いやすくなるわよ。」
「ありがとう。」
 いっぽう、公之の髪には、左右の三つ編みがほどきかけていた前髪を後頭部に巻いてうなじのあたりで女子店員が持っていた髪止めをつけ、後ろの髪といっしょに背中に垂らさせていた。
「ほほほほ。少女っぽい髪形からこのほうがおとなの雰囲気があるでしょ。」
「あの、ひょっとして…。」
 公之がやっと話しはじめ、スカートのポケットから自分の手帳を取り出して、なかから一枚の紙を女子店員に見せたのであった。すると、女子店員は驚きはじめた。
「こ、これ…、わたしが小学校高学年の時にモデルで撮ってもらった時の写真だわ。ほら、『主婦の手帳』っていう雑誌の増刊号で編物の特集で出ていた別冊よ、ちょうど十年前ぐらいのものだわ。前半がおとな向けの服で、後半が子供用だったの。あなた、切り抜いて持ってたの?」
 事実、やはり髪の毛を二本の三つ編みにして前後に垂らし、黒いヘアゴムをゆわえた毛先がスカートまで届くほどある写真の切り抜きだった。
「え、ええ。ごみを捨てるよう頼まれた時にあの本が入っていたのに気づいて、ひそかに切り取ってたんです。いつも母が編み物をする時に参考にしていた本をかたわらでのぞいていたら、この頁の女の子がいいなと思って自分より上の学年だったけれど、いつも見ていたんです。けれど、母が新しい本買ったからいらないって捨てるようになって…。」
「なつかしいわね。この時がいちばんやせていて背も高くなっていたし。」
「それで、モデルとして呼び出されていたの?」
 雛乃が横から口をはさんでいた。
「そうよ。中学に上がったら太ってきたらお呼びがかからなくなったけど、ほら、わたしの名前。」
 切り抜きの一番下に、紛れもなく「●●巳化子(みかこ)」という名前が載っていた。
「まあ、巳化子さんっていうお名前なの?」
「わたしの親が、なかなか子供ができなくってある時に傷ついていたへびを助けたらしいの。そしたらわたしが生まれたからきっとへびの化身じゃないかっていうことで、うふふふ。もう本当にへび女だわ。」
「もしかして、髪の毛も、ずっと長くされてたんですか?」
 公之は、やはり髪の毛にだけしか関心がないようであった。
「ええ、物心ついた時からいつも腰まで髪の毛長くしていて、胸より上まで切ったことないわ。でも、いつもこの髪の毛気にいってるから。」
「あ、そろそろ行かないと。」
「これからおふたりでどちらへ?」
「バレエを見に行くのよ。」
 雛乃は、母親と同じストリッパーを志望する以前はバレリーナ志望だった。ちなみに、今回のタイトルもそれに関係してつけた…なんという安易か。
「まあ、なんて高尚な、ごゆっくり。」
「じゃあ、巳化子さんもがんばってね。」
「雛乃さま…じゃなくて雛乃さん、ほんとうにありがとう。」
 こうして、巳化子がまた歩き出して男子高校生の家を手帳の住所から探しに行くのであった。巳化子と別れたふたりが話し始めた。
「うふふふ、公之くんがずっと持っていた切り抜きの女の子に、本当に会えてしかもあなたが襲ってロンゲルゲにすることができてよかったじゃない。」
「それにしても…。」
「どうしたの?」
「あんな、モデルにもなるようなかわいいきれいな人が、どうして男の子を襲いたくなる痴女になるのかなって。」
「そういう女心もあることが、あまり男の人たちには知らされていないから、びっくりされるけどね。かんたんに秘密は教えられないのよ。」
 雛乃もまた、公之の下半身のあそこの上に手を延ばし、公之が一瞬動揺するのであった。


 女子店員こと巳化子は、とうとう拾った手帳に書かれていた住所から男子高校生の家をつきとめていた。
「ここね。表札にあの子の名前もあるわ。ひとりっこなのね。しかもおとうさんがいない片親らしいわ。伴道(ともみち)くんって、まちがいないわ。」
 巳化子はさっそく、玄関のドアホンを押した。母親らしい人の声が聞かれた。
「はい、どなたですの?」
「あ、はじめまして。わたし、伴道くんっていう子の生徒手帳拾ったんです。それで住所からここだとわかったので届けに来て。」
「まあ、それはわざわざどうも。いま、伴道はおふろに入っているので、わたしが代わりに受け取っておきましょう。」
 玄関を開いてその母親が出て来ると、巳化子はすぐにとびついてその場に倒したのであった。
「くくくく。」
「きゃあ!」
 巳化子は伴道の母親にかみついてまず血を吸い、下僕にしようとしていた。
「うふふふ、これでこの家には彼しかいないわ。」
 玄関を上がって、巳化子は伴道がいつも寝ているらしい部屋をも見つけ、ついにベッドに上がっていた。そして、すでに敷かれていた掛けぶとんをあげてみると、雑誌が置かれていたのを発見したのであった。しかも、女性のヌード写真集だったのである。
「まあ、こんな本なんか寝ながら見るつもりなのかしら。やっぱりね。それにしても、みんなよくうつっているわ。まあ、ヌードのモデルにまでなって自分の裸をさらけだしたいとは思わないわ。」
 さきほどの話にもあったように、小学校の高学年で婦人雑誌の付録でモデルになったことはあっても、こんなことはやりたがらない、自分の裸を見せるのは好きな男の人だけにと巳化子はつねづね思っていたのであった。何人も載っている女性のヌード写真の頁を次々にめくっていながら、巳化子はあることに気づいた。
「なんか、開きやすい頁とそうでないところとあるわね。」
 事実、発売されたのはつい最近の時期と記されているのに、紙のしわがけっこうあると思った巳化子は、たぶん彼が好きな頁ばかりいつも見ているからだろうと思った。それも、髪の毛が長いモデルの頁が開きやすく、髪の短い女の頁はほとんど開いていないことがわかり、やはり自分のような髪の長い女が好きで当然年齢も彼より上であるから、自分も髪を長くして年上なら彼の好みに違いないと巳化子は思った。
「うふふふ、そうだわ。こうなったら。」
 巳化子は、なんと上着を脱いで彼のベッドに敷かれていた蒲団にもぐりこんだのである。


 入浴をすませた男子高校生こと伴道は、自慢の黒髪を念入りにヘアードライヤーでかけた後、一本の太めの三つ編みに結いはじめて毛先をまた太めの黒いヘアゴムでゆわえていた。ややルーズな感じの三つ編みだったが、結いながらもさきほど自分を夜道で襲った痴女がそういえば三つ編みをしていたことを思い出した。
「あんなことは、なかったことにして忘れてしまおう。」
 だが、恐ろしい痴女はすぐ彼のそばまで迫っていたのである。しかも、生徒手帳を落としていたことも伴道は気づいていなかったので、彼女が届けに来ていたなどとはまず夢にも思っていない。
 自分の部屋に寝間着姿で入り、ベッドに入ろうとした伴道は、さきほど夜道で自分を襲った巳化子がうつ伏せで三つ編みの後ろ姿を見せて下着姿で寝ているのにまた驚いていた。
「や、やだ。さっきの女がどうして。ちょっと、起きて、はっ。」
 伴道は、巳化子の三つ編みの髪の毛にふれてしまい、やはり自分よりきれいに編んでいると思ってぼおっとなり、興奮してくるのであった。毛先にゆわえられているピンク色の布リングにもさわってしまった。そのリングには恐ろしい魔力がとりついているとも知らずに。
「おとなの女のくせに、こんな髪形をしている女なんて、やっぱりおかしな…あっ。」
 伴道の手首に、巳化子の髪の毛がひとりでに左右交差しながらそれぞれ巻きついたのである。
「うわあっ、ひょっとして化け物?」
 巳化子が正面をついに伴道のほうに向いていた。身体を半回転させていたので交差していた三つ編みの髪の毛も同じ方向に戻っていたが、巳化子の顔も初めて見た伴道はまた彼女のさきほどはけなしていたおさげがよく似合う美貌にも一瞬どきっとなってしまい、ぼおっとして身動きできないでいた。その美貌が恐ろしい姿に変わるようになる。
「おほほほ。さっきはよくもわたしのことをけり倒したわね。女に暴力をふるったあなたに復しゅうしてやるわ。」
「あ、あの、うわあっ。」
 巳化子はついに伴道のはいていた寝間着に手をつっこんでいた。
「おほほほ、さっきみたいに大きくなってるじゃない。女の長い髪の毛にさわって興奮する、いやらしいわね。それに、あなたも男のくせに髪の毛を長くして三つ編みまでするんだから、女の子に化けて許せないわ。」
「わあーっ!」
 巳化子は伴道をそのままベッドに押し倒し、ついに自らの下着をはぎ、また伴道の寝間着や下着もはいでその上に抱きついていた。手首を巳化子の三つ編みの髪によって巻きつけられた伴道は動きが封じられていた。
「うふふふ。あなたを思いきり襲えるわ。」
「たすけて、やめて。」
「おほほほ。あなたのおかあさんも、わたしの手下になっているから、助けには来ないわよ。」
「ええ?」
「それに、この本はなに?隠れて読んでいることがおかあさんにわかったらどうなるかしら。」
「あの、それは…、ううっ。」
「うふふふ、わたしみたいな、年上の髪の毛長い女の子が好きなんでしょ。この本にも長い髪の子が多く載っているしね。だから、わたしのことも好きになるわよね。」
 もう、伴道は抵抗することもできなくなっていた。手首に巻きついていた巳化子の髪が伴道の手も巳化子の意思で動かされるようになっていた。
「やっぱり、化け物だったんだな。」
「うふふふ。そうなのよ。もともと人間だったんだけれど、襲われて吸血鬼になったのよ。」
「吸血鬼って、人の血を吸って吸血鬼にする…。」
「そうよ。あなたをわたしと同じ吸血鬼にしてあげる。そのまえに、人間としての楽しみも味あわせてあげるから。」
「うわっ!」
 巳化子がついに口を大きく開いて牙を光らせはじめた。
「おほほほ。逃げられると思う?わたしの背中やお尻をなでて、思いきり抱きしめてもいいわ。胸もさわらせてあげる。」
「や、やだ。」
「うふふふ。いやだっていうのはうそでしょう。ほら、興奮しているからわかるわよ。ほんとうはうれしいくせに。ちょっとおとなしくしていればこわくないから。死ぬんじゃないし、それにあなたも好きな女の子を襲うことができるようになるのよ。」
「う、うう…。」
 巳化子の三つ編みにした髪の毛先で両方の手首を巻きつかれたていたため、伴道は巳化子の思うがままに腕を動かされ、巳化子の胸や尻、また両腕で巳化子の胴体を抱きしめさせられていた。かたほうの手首でもういっぽうの腕にまきついている巳化子の三つ編みにしている髪の毛も頭の上からなでさせられていた。
「おほほほ、おほほほ。あなたのような男の子に自分の髪の毛をなでられて気持ちいいわよ。あなたも気持ちいいでしょ。」
「ああ…。」
 巳化子に襲われ、興奮せずにいられなかった伴道は、とうとうもよおしてしまった。
「おほほほ。わたしのからだのなかにもあなたのいやらしい心がまじってきたわ。もう満足ね。」
 ついに、巳化子の口がまた上下左右に大きく開き、現われていた牙で伴道の首にかみつき始めるのであった。
「うわあーっ!」
「うふふふ、うふふふ、これでとどめよ。くくくく。」
 流れ出て来る伴道の血を何度も吸い込んでいる巳化子だった。
 がくっとなった伴道の口からも、牙がはえていた。
「おほほほ。これでこの子もロンゲルゲよ。男の子を襲うのはこんなにも快感だったのね。」


「うふふふ、これでまたひとりふえたわ。まあ、彼もヌードなんかいつも見ているいやらしい心の持ち主だったんだから、これも運命なのよ。きっと本望だから、わたしはとめなかったけど、それにしても彼女も残酷ね。」
 髪の毛先にゆわえていた水晶玉をのぞきこんでいた長髪流毛が不気味に笑っていた。長髪流毛がようやく新たな標的を求めて探しに出たようであった。
「さて、麻雀ばかりやってみんな疲れて寝たから、いいかげん仕事もしなければ、ん?あれは…。」
 女子店員が襲った男子高校生と同じように、やはり髪の毛を腰まで長くしていた美少年が長髪流毛の目に止まったようであった。左右の前髪で後ろの髪を束ねてその髪だけを背中におろしていた。
「あら?」
 長髪流毛は、その背後からしきりに前を見て歩いていた女子中学生を見かけた。耳もとに黒いヘアゴムをくくってスカートの下裾まで垂らしているツインテールの少女だった
 長髪流毛は、どうやら男子高校生の後ろを追っている女子中学生ではと悟っていた。事実、男子高校生が着いた家の門に入り、玄関に入っていくとその門に女子中学性は身を乗り出してハアハアしているようすであった。
「もしかすると、あの女の子は年上の男の子を追うストーカーかしら。」
 どうやら、長髪流毛の次の狙いがようやく決まったようである。
(つづく)



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2008.10.8(Vol.854) 初出___Cont.No.kamil46    第四十七話へ 目次へトップへ




「ふふふっ、ふふっ。」
 ツインテールの黒髪を不気味に震わせながらあやしげな行動をする少女が長髪流毛の目に止まっていた。少女のようすをしばらくじっと見ていた。
「まあ、あの女の子…。」
 長髪流毛が目にしたのは、少女の着ている制服のスカートからぽたぽたと液が垂れていた姿だった。家のなかに入っていた美少年の男子高校生を見かけて興奮していたのである。
 長髪流毛は、そこでようやく少女の背後からさっそく声をかけるのであった。
「あなた、そこでなにをしているの?」
「はっ。」
 少女は驚いて髪の毛を舞わせながら振り向いていた。
「あなたは誰なんですか?」
「なにをしていたのかってきいているのよ。おとなのいうことに答えられないのかしら。わたしはいちおう先生よ。」
「ああっ。」
「ふふーん、おびえているわけわかったわ。そこでおもらししているのがほかの人に知られたらどうしようと思っているんでしょ。」
「あの…。」
「だいじょうぶよ。誰にも言わないわ。それより、下着とか濡れているんじゃないの?」
「あの、下着はつけてないんです。」
「まあ…、それより、この家に住んでいる男の子のこと、追っかけていたわよね。」
「えっ?」
「ふふふふ。あなたの願いをかなえてあげるわ。」
「わたし、ちがうんです。ただ、彼を見ているだけでいいんです。相手にならなくても。」
「ふふっ。こっちにいらっしゃい。」
 長髪流毛は、少女の腕をとってすぐ後ろにあった森のなかに誘ったのであった。そして、少女と向きあって少女を抱こうとしたのであった。
「あの、何をするんですか。」
「うふふふ、あなたのやっていることはストーカーね。それにふさわしいようにしてあげるわ。」
「えっ?」
「ふふふふ。」
 長髪流毛の表情が急に不気味になり、長い黒髪も舞い上がっているのであった。そして、上下に口を開いたなかからは恐ろしい牙が光って現われたのであった。少女はもちろん驚いてしまった。
「きゃあーっ!」
「おほほほ。」
 少女は長髪流毛の恐ろしい顔に変身した姿を見て、その場にがくっと首をもたげながら後ろに倒れようとしていた。すると長髪流毛が少女を抱きかかえた。
「うふふふ。まだ気絶しただけよ。わたしが直接血を吸ってロンゲルゲにするのはもったいないから、まだやらないわよ。」





「ああ…、ああ、ああ…。」
「うふふふ。」
 こちらは、伴道の家で巳化子が襲い、気絶していた伴道が夢を見ながらうめいている様子であった。
「わ、わかった…、巳化子さんのこと…、好き…だから…。」
「まあ、わたしの夢を見ているようね。ほら、おかあさま。」
「おほほほ。この子ったら。」
 巳化子がさきほど玄関に上がる際に襲って手下にしている伴道の母親も部屋に連れ込んでいたのであった。そして、伴道は下着も脱がされて露骨な下半身をあらわしていた。
「あっ、出そうだわ。」
 伴道のは巳化子に襲われて気絶していたままだったので、一本の三つ編みにしていた髪を前に垂らしていたが、その髪を巳化子が横にはらいのけた。事実、巳化子が夢に出ていて襲われる夢を見て興奮したようで、ついにいわゆる夢精をやってしまい、巳化子が伴道の髪を汚れないように払ったのであるが、とうとうそこからふきだしてしまう場面を見られたのであった。そして、目覚めるとまた巳化子の姿を見て興奮しているのであった。巳化子はさきほどまで結っていた三つ編みの髪もほどいて左右の前髪を両方の肩から前に垂らしていたのである。また、まだ下着姿のままであった。
「はっ。」
「おほほほ。男の子はすぐわかるわ。どうしたのかしら。」
「あの、夢のなかでは三つ編みだった巳化子さんが…はっ。」
 伴道はあわてて手を抑えた。
「まあ、やっぱりわたしの夢見てたのね。ほら、ちょっと待って。そこは自分でさわったらだめよ。あなたは女の子の身体や髪の毛をその手でさわるんだから。」
 巳化子は夢精のために汚れた伴道の下半身をティッシュペーパーでふきはじめた。勿論大事なあの部分もさわられてしまい、伴道はいたたまれない気持ちになっていた。しかも実の母親までこの恥ずかしい場面をさらされているのである。
「おかあさんまで、どうして。」
「ほほほほ。巳化子さんを家政婦として雇うことにしたのよ。あなたはずっとひとりで私が忙しくていつも夜遅いからさびしいだろうし。」
「ええっ?」
 それでは、巳化子の勤めていた洋服の専門店はどうなるのかというと…。
「はーい、巳化子さんの代わりに私が勤めることになります。これで、勝徳も亜紀ちゃんたちにもよりいい服を着せてあげられるわよ。」
 なんと、勝徳の母親がそのまま勤務するようになっていたのであった。ちなみに、工場のほうは不況で閉鎖してしまったとのことであった。
 伴道の母親も、伴道の髪の毛を持ち上げて巳化子の行為を手伝っていた。
「おかあさまも、伴道くんが髪の毛を長くしているの許しているのですか?」
「私はもともと長髪の男性が好みで、この子が小さかった時に死んだ父親、つまり私の夫も長髪でしたから。まあ、ここまで伸ばしてはいなかったけど、もう本人の自由にしているのでとやかく言いませんわ。」
「そうなんですの、でも、女の子顔負けにきれいだから。」
「ほほほほ。巳化子さんも髪の毛きれいですわ。」
「ありがとうございます。わたしはずっともう、小さい時から胸より短くしたことはなくてずっと長くしていましたけど、伴道くんはいつぐらいから伸ばしはじてたんでしょうか。」
「たしか、小学校六年ぐらいかしらね。髪を伸ばせる私立の男子校で中学に入ってからはそのまま速く伸びていたわね。」


 そのうち、玄関のドアホンを鳴らす音がしていた。やってきたのは、さきほど襲ったツインテールの少女を抱えていた長髪流毛であった。
「こんばんは。」
「まあ、長髪流毛先生、ちょうどよいところへ。」
「おほほほ。この女の子を彼に襲わせてあげなさい。」
「わかりました、あっ、うふふふ。女の子の長い髪の毛見てまたここ(想像におまかせします)がぴくっと動いたわね。」
「あの…。」
「うふふふ、襲いなさい、ほら。」
 巳化子は自分の前髪を舞わせて伴道の顔に毛先を向け、香りを放つのであった。
「あっ、ああ…。」
「うふふふ。」
 伴道の意識がもうろうとなり始め、ついに長髪流毛の連れてきた少女の身体にとびかかるのであった。
「血、血がほしい…。」
 気絶していた少女も目覚め、牙をむきだしていた伴道の顔を見て驚くのであった。
「はっ、きゃあーっ!」
 伴道は少女の髪をすぐ両手でわしづかみにしながら、少女の首にかみつくのであった。
「くくくく。」
 巳化子も伴道の背中に抱きついて、胸を押し付けて伴道を興奮させるのであった。
「ほら、この子は下着をはいてないから、やってみたら。」
 興奮しながらもまた少女の流れ出る血を盛んにすくいあげて吸い続ける伴道であった。また気絶した少女の口からは恐ろしい牙がはえ始めていたのであった。伴道がたっぷり吸いつくして少女の身体から離れると、すぐに少女も目覚めて立ち上がり、玄関に向かうのであった。
「くくくく、血、血がほしい。」
「ほうら、あの子もロンゲルゲになったのよ。」
 ぼうぜんとしていた伴道であった。
「ふふふふ。あの子はあなたに襲われてロンゲルゲになったのをよろこんでいるのよ。あなたが男の子だとわかったら抵抗しなくなったから。」
 すぐ背後で伴道の母親も口をはさんだ。
「おほほほほ。伴道の女の子を襲う吸血行為、たっぷりとたんのうさせてもらったわ。」
 すると、長髪流毛が立ち上がって言い出した。
「ふふふふ、じゃあ、わたしはもっとロンゲルゲをふやすために仕事しなければいけないから。」
「そうですの、では気をつけて。」
 こうして、長髪流毛が伴道の家から去って伴道と母親および巳化子の三人が残った後、巳化子がまた伴道を脅迫しはじめるのだった。
「ん?まあ、ちょっと、これ見てよ。」
「えっ?」
 巳化子の長く垂れた前髪には、伴道がさきほど興奮していつのまにかとびださせた精液がかかって汚れていたのである。
「女の命をよくもこんなに汚したわね。許せないわ。」
「あっ、あの…ごめんなさい。」
「ふふふふ。覚悟はできてるわね。いっしょにおふろに入るのよ。あなたに洗ってもらうから。」
えっ?ぼくが巳化子さんの髪の毛を洗うんですか。
「そうよ。うれしそうね。じゃあ、おかあさま、彼をお借りしますわ。」
「どうぞ。」
 とうとう伴道は巳化子におふろばへ連れ去られてしまったのである。


 再び外に出た長髪流毛は、すぐにまたターゲットを見つけたようである。
「あの女子便所のなかが怪しいわね。」
 公園に出ていた長髪流毛は、さっそく一角にあった便所の様子を感じ取っていたのであった。
「はあはあ、はあはあ…。」
「明かに、女の子の息づかいがしているわ。」
 もちろん、長髪流毛の魔力では鍵がかかっていてもい女子便所の扉ぐらいはかんたんにあけられてしまうのであった。それも、自慢の長い黒髪を手のように動かせながら、ノブを力強くまわしたのである。
 開いて見ると、高校生ぐらいの少女が背中を向けて便器の上にまたがっており、望遠鏡を使って誰かの家をのぞき見していたようである。少女は、胸ぐらいまでの長さのある三つ編みの二本の髪の毛を垂らしているのであった。
「あなた、そこで何をしているの?」
 その声に少女が驚いて振り向くのであった。
「ど、どうして、かぎをかけていたはずなのに…。」
「ふふふ、ふーん。」
 少女が持っていた望遠鏡の方向には、少女と同い年である男子高校生が住んでおり、少女はその家をのぞき見しながら興奮してこのトイレでもよおしていたようである。
「なあに、あなたも男の子を追っかけていたの?」
「ず、ずっと片思いなんです。小学生の時から。」
 長髪流毛はその望遠鏡の方向にいる者の姿をつきとめていた。映っていたのは、裸になっている男の子の姿で男であるという証拠もはっきりと見えていたが、髪の毛がダウンスタイルになっていて腰より先まで届いていたのである。実は、その男子高校生はアダルトビデオを見て興奮していたのであった。それも、昨今の髪フェチ向けに通信販売されていた長い髪の毛のAV女優が出演して髪の毛をとかしたりおさげに編んだりまた洗ったりする場面も数多く出ているビデオだったのである。その興奮している姿を少女はまた自分も興奮しながら見ていたというわけである。
「まあ、あの男の子も髪の毛をあんなに長くしているんだわ。」
「そうなんです。彼が髪の毛を伸ばしたのでわたしも伸ばしてるんです。」
「ふふふふ。あなたの願いをかなえてあげるわ。」
 またも長髪流毛の目が光り、口が上下に開いてなかから牙が出ていたのであった。それを見た少女は驚いてしまった。
「きゃ、きゃーっ!」
「くくくく。」
 少女はショックのあまり、また気絶して壁にもたれかかっていた。
「ふふふふ。さっきの女の子と同じでわたしが吸うんじゃないわよ。この子もかわいいから、なるべく男の子になるべく襲わせてあげないと、男の子たちがいじめられてばかりでかわいそうだからね。」





 ところで、その女の子…つまり、伴道によってロンゲルゲになった少女はどうしたかといえば、やはりお目当ての男子高校生の家の前に訪れていたのであった。
「じゃあ、ママ、気をつけていってきてね。」
「京子さん、留守番しっかりたのむわね。」
「行ってらっしゃい。」
 京子と、女の名前で呼ばれていたが、実はこの家も母子家庭で母親がキャリアウーマンとして懸命に仕事をしており、この夜も夜行バスで出張していたのであった。実際の男子高校生の名前は京磨(きょうま)といって、昼間にも少女が見かけていた時と同じで両サイドの髪で後ろの髪を巻いて背中におろしていた髪形をしていた。この髪形、どこかで見かけたことがあるかもしれないと思ったが、あの楳◯か◯おの作品で「ま●らの少女」に出ていた京子というキャラクターと同じお嬢さま風の髪形で、この母親が実はその漫画のファンだったことで自分の子供にこの髪形をいつもさせているのであった。
 もともとは、女の子がほしかった母親だが京磨が生まれてすぐ父親のほうが死んでしまい、自分の子供に髪の毛を長くさせるのが夢だった母親は、たとえ男の子でも髪を長くさせてみたいと思い、実際に幼稚園に入るまでは切らせずに腰のあたりまで長くさせていたことがあった。しかし、やはり女の子に見られたらいやだろうと思って結局切らせてしまった。が、小学校高学年の頃に京磨が女の子の買うようなヘアカタログの本を購入していたのを見つけてしまい、長い髪の毛の女の子に対するあこがれが強いのかどうかきいて、母親が自分の夢を話すと、それなら伸ばすと言い出したため、髪を切らずにすむ私立の男子中学に入学させていたのである。最初は母親が京磨の髪をポニーテールにしたり三つ編みにしていたが、すぐに自分でも手入れができるようになって性格的におとなしく、もう女の子みたいと言われても抵抗がなくなっていた。そのため、母親も自分の息子に京子さんと呼ぶようになってしまった。なお、念のためにべつに性同一障害ではなく、あくまで女の子に対するあこがれが強いだけで、母親が買ったスカートもはいたりして母親の前でも女装を楽しむようになっていたのである。
 こうした、男の子でも髪の毛を長くさせようとする母親や、髪を女の子のように長くすることに抵抗のない、むしろそうしてみたかったという男の子は少しずつふえているようである。
 その京磨を狙う女子中学生の名前は、未良(まだら)といって、やはり親がその手のファンなのか、ホラー好きであることにかわりないようである。
 ロンゲルゲになった魔力を得た未良は、ツインテールの髪を振り乱しながら翼代わりにしてあいていた窓から忍び込むことができたのであった。そして家のなかを歩き始めると洗面所に京磨らしい後ろ姿を見つけていた。
「まあ…。」
 未良が見かけたのは、京磨が裸になっている姿だった。露骨に男の証拠である下半身も見えてしまい、未良は一瞬目をそむけていた。長い髪をていねいにヘアブラシでとかしているのに余念がないようで、なかなか未良がいることに気付きそうになかった。
「すっかり、長くなっちゃったな。」
 いくつものピンセットを入れてまた髪をふたつに分け、それぞれ三つ編みに結い始めて女学生のようなおさげの姿になっていた。腰のところまで届いていた片方の毛先をつまみながら、鏡に見とれていた。
「このまま、お尻まで届くようになりたいな。」
 下着も女物を着こなし、ブルセラショップで買ったという夏物のセーラー服をついに身につけてすっかり女の子のような気分になっていた京磨である。
「なんて、ほんとうに女の子みたいに…、幻滅だわ。」
 その背中に三つ編みのおさげ髪を両方とも払い、制服姿になった京磨が洗面所を出て自分の部屋に戻ろうとすると、未良が廊下に立っていたことに初めて気づくのであった。
「まあ、あなた、どこから入ってきたの?いつのまに。」
「男の子なんでしょ。女の子みたいなかっこうして、許せないわ。」
「あの…、人の家にどうして勝手に入ってきたの?ぼくに何のよう?」
「うふっ。」
 未良が急に京磨に抱きついたのである。
「ちょっと、いきなり、やめて。」
「わたし、ずっと以前にあなたのことひとめ見て好きになったの。わたしと恋人になって。」
「その、ごめんね。年下の子、興味ないから。」
「ふーん。女の子のお誘い、かんたんに振るのね。いいわ。わたし、片思いでもむりやり迫るの。」
「そんな、女の子みたいなぼくのことどうして?」
「ふふふふ。」
 ついに、未良は京磨のはいていたスカートの下に手をつっこみはじめたのである。
「やだ、もうやめて。」
 おとなしい京磨だがさすがに変なことをされてしまうとやや怒って、未良を突き放すと、未良はその場に倒れたが、すぐにまた立ち上がって京磨をにらみつけるようになった。
「恋人になってくれないのなら、しかたないわ。」
「はっ。」
 未良の口が上下に大きく開きはじめ、なかから牙が光り出してきたのである。
「くくくく。」
「うわあーっ、吸血鬼…。」
 セーラー服を着たまま京磨は逃げようと玄関のほうに走り出したが、かぎを閉めていたばかりで外に逃げるのにも容易ではなかった。
「うふふふ。そのままの姿で外に出る気なの?」
 玄関の扉をあけようとしていたが、すぐに未良に追いつかれてしまった。京磨の背中に垂らしていた二本の三つ編みにまとめた髪の毛の、各々最初に髪の束が交差しているあたりを未良はわしづかみにしてつかまえてしまった。思わず京磨は悲鳴も女の子のようにあげてしまっていた。
「きゃあーっ!」
「くくくく。」
 京磨の髪の毛をわしづかみにしたまま未良が京磨の背中にとびつき、うなじのところに牙を刺そうとするのであった。
(つづく)



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2009.1.18(Vol.873) 初出___Cont.No.kamil47    第四十八話へ 目次へトップへ

 中年ロングヘアのファンの皆様、少し遅めになりましたが、あけましておめでとうございます。
 本年も「ロンゲルゲ」を宜しくお願い致します。



(また、安易すぎるサブタイトル?すみませんね。いい案が思いつかなくて。また、ちょっと本筋からそれた場面で始めさせていただきます。)
 暗闇のなか、ある家のひと部屋のようである。ベッドからひとりの少女らしい者が起き上がっている姿のようである。
 洗面所の扉が開かれ、灯りがつけられた。少女は、寝るときにまとめていた髪止めをはずした。その時、背中にばさっと滝のよう流れ落ちるような光景がなまめかしく写し出されていた。
「ハアハア…。」
 そう、実はビデオに写し出されていた場面なのである。自らも髪の毛を腰まで長くしている高校生のある男の子が、通信販売で購入した髪フェチ向けビデオを見て興奮していたのであった。このビデオは、単に髪だけでなくストリップや裸など性行為や性的描写もある、いわゆる18禁のビデオでもあり、更にはホラーの要素も兼ね備えているという。少女の露出した肌や胸、お尻まで写し出され、便所に入って放尿行為までしっかりその音まで入れられているのである。
「うふ、うふ…。」
 18禁であるが、18歳にもなっていない高校生が借りているというようなことはもはやどうでもいいようなものだろう。高校生は自分を忘れてすっかりビデオのなかにはまってしまったようである。
 そして、お目当ての髪を念入りにとかす場面、ピンセットを何本も入れて三つ編みを結っていく場面、髪の分け目や、編み目、毛先に黒いヘアゴムをゆわえていく様子など、ビデオカメラはしっかりととらえて見る者の興奮度を高めていくのであった。
「ハアハア…。」
 少女が下着姿のまま三つ編みのおさげにした髪を背中に垂らした時、その髪を後ろから両手でわしづかみにする者が現われていた。不気味な男の笑い声であった。
「いっひっひひ。」
「いたい、だれ?」
「おれさまは、ドラキュラだ。いまからおまえの血を吸っておまえも吸血鬼にしてやる。」
「きゃあーっ!」
 少女は、鏡でその吸血鬼の姿を目にしていた。男の口がぱかっと上下に開いて、少女の肩ごしに自分の首を乗せ、少女の首すじに一瞬の隙もなくかみつき始めたのであった。
「ひひひひ、ひひひ。」
「ああん…。」
 三つ編みの両方の髪をひっぱりながらドラキュラは少女の首から流れ出て来る血を何度も舌や唇ですくって吸い込んでいた。もだえる少女の声、いかにもいやらしいドラキュラの笑い声が交錯している、そのシーンをビデオで見ている男子高校生も、ビデオのドラキュラと一体化しているかのように興奮するのであった。男子高校生も、両サイドの前髪を三つ編みに結って黒いヘアゴムでそれぞれ毛先にゆわえていた。
「くくくく。」
 血をたっぷり吸われたおさげ髪の少女は、いったんがくっとなってドラキュラの胸に背中をよりかからせていた。ドラキュラは少女の胸もまた下着に手を入れてじかにもみ始めるのであった。
 やがて、美しかった少女の顔が、恐ろしい姿に変わりつつあった。二本の三つ編みのおさげ髪が不気味に揺れはじめ、少女が再び目をさますと口からも恐ろしい牙がはえてきていたのであった。
「血、血がほしい…。」
「ひひひひ、おまえも吸血鬼になったな。」
 また、三つ編みの黒髪がなまめかしく写し出されて、ビデオを見ている少年の興奮度は最高潮に達しているのであった。


 いっぽう、こちらは実際に、ビデオとは男女が入れ替わっただけで同じような場面が…。
「きゃあーっ!」
「くくくく。」
 女装している京磨の三つ編みに結っている髪の毛をわしづかみにしながら、年下の少女である未良がツインテールの髪を振り乱しながら背中から襲いかかっていた。うなじに牙を刺し、血を流させていた。
「いたい、やめて…。」
「うふふふ。おいしいわ。こうなったら、首だけでなく…。」
 京磨の髪をひっぱりながら仰向けに倒すと、未良は京磨のはいていたスカートのホックをはずして下着もはぎとろうとするのであった。
「やだ、女の子がどうしてこんなことを…。」
「うふふふ。けっこう興奮してるわね。ほんとうは、女の子に襲われてうれしいんじゃないの?」
「や、やだ。」
「うそでしょう。こんなに、うふふふ、ここから血を吸わせてもらうわ。」
「やめて。」
「わたしのこと、ほんとうは好きなんでしょう。ほら、こんなに長い髪。」
「ああっ。」
「離さないわ。あなたのこと。」
 とうとう、京磨の身体を仰向けにしたその上に未良はのりこんでしまい、ツインテールの髪をともに背中にはらって京磨を興奮させ、京磨の下半身に牙を刺して血を吸いはじめたのである。
「くくくく。あなたもロンゲルゲになるのよ。」


 京磨が倒れて気を失っている間に、長髪流毛もその部屋にとびこんでいた。さきほど公衆便所で襲った少女の身体を抱きかかえていたのである。
「はっ、長髪流毛先生…。」
「おほほほ、さっそくやったわね。それにしても、あなたもずいぶんいやらしいことをするのね。男の子に対してそこまでする気になるなんてね。」
「こんな、女の子みたいな子はいじめたくなっちゃうのよ。」
「ふふふふ。さっそく彼を目覚めさせてあやつってみるといいわ。ここにもう、獲物を用意しているから。」
「あら、先生、その女の人は…。」
「うふふふ。この子もだいぶ男の子に対していやらしい妄想をしているようよ。彼に襲わせてあげなさい。」
「はい、わかりました。」
 未良が京磨の顔を両手から覆って、京磨の三つ編みにしている髪の毛をなで、京磨を目覚めさせたのであった。うつろな表情で京磨は未良の顔を見つめるのであった。
「うふふふ。あなたもロンゲルゲよ。ここにあなたと同じ年くらいの女の子がいるから、その子を襲って血を吸い、ロンゲルゲにするのよ。」
 京磨は、だまって首を前に振った。自分と同じように三つ編みの髪形をしている少女の姿を見つけてすぐに興奮したようである。
「うふふふ、三つ編みをしている者どうしね。同じ年ぐらいで男の子のほうが長いのも面白いわね。」
 事実、京磨の髪は腰まで届いているが、相手の少女のほうは胸のあたりまでである。ちなみに、少女の名前は裕里乃(ゆりの)であった。その裕里乃も目が覚めて自分が襲われようとしているのに気づき、相手の姿に驚くのであった。
「きゃあーっ!」
 京磨の姿が、単に吸血鬼になっているだけでなく、女物の下着を身につけた半裸の状態で下半身も裕里乃に見えたうえに髪形も自分と同じ三つ編みのおさげで自分より長いのだから、裕里乃はより驚かずにはいられなかったのである。そして、京磨もすぐに裕里乃に襲いかかり、裕里乃の髪をそれぞれの手でわしづかみにしながら、裕里乃の首にかみついて血を吸いはじめたのである。
「くくくく。」
「ああ…。」
 裕里乃もその場にがくっとなったのであった。
 こうしてロンゲルゲになった裕里乃も、目当てだったもと同級生である男の子の家にしのびこんでいくのであった。相変わらずビデオを見てハアハアしているその男の子に、背後から本物の吸血鬼が近づいていることにまだ気づいていないようである。なお、男の子の名前は妃佐矢(ひさや)といった。





 いっぽう、伴道の家では、伴道巳化子といっしょに風呂場にいて、互いの髪の毛を洗っているのであった。伴道も三つ編みをほどいて背中いっぱいに自慢の黒髪をひろげ、ヘアードライヤーで念入りに乾かしていたのであった。
 ふたりとも、バスタオルを巻いたままの姿で、おろしている長い黒髪を乾かしているのであった。先に髪を洗っていた巳化子の髪がようやく乾いているようであった。その後ろ姿に伴道はみとれているのであった。
「あの…。」
「なにかしら。」
「もう、汚れはとれましたか?」
「うふふふ。だいじょうぶよ。それよりあなたもずっとわたしの後ろに立って、なにじろじろ見ているのかしら。」
「えっ?」
「あなたが何をしてみたいのかわかるわ。わたしの髪、編んでみたいとか思っているでしょう。」
「その…。」
「うふふふ、編んでみて。」
「三つ編みにですか。また、興奮したらどうしよう。」
「ふふふふ。ほら。」
 巳化子にふたつの黒いヘアゴムをさしだされて、伴道はそれを受け取り、自分の手首に巻いて巳化子の黒髪に指を入れるのであった。言われたように伴道は巳化子の髪を二本の三つ編みにまとめ、それぞれ毛先に黒いヘアゴムをゆわえたのであった。こうしてまた、巳化子の髪がおさげの姿になったその時、伴道の両方の手首に一本ずつ巳化子の髪が巻きついたのであった
「ああ、ああ…。」
「うふふふ。」
 巳化子の髪によって手首を引っ張られた伴道は前のめりになって、とうとう巳化子の背中にべったりと抱きついてしまうようになった。しかも、ふたりともバスタオルをはずして互いに裸になっていたのである。そして、さらに髪を巻きつかれていた伴道の手首は巳化子のわきの下を通ってじかに胸をもませていたのであった
「あ、ああ…。」
「うふふふ。うれしいでしょ。わたしのおっぱいもむことができて。」
 やはり、巳化子はこうして相手に痴漢行為をさせてしまう、痴女なのである。


 ところで、もっと他の子たちはどうしてるのかって?少しずつ見てみよう。
「ああん…、ああん…。」
「うふふふ。」
「ああん…、ああん…。」
「うふふふ。」
 もちろん、相変わらずうめいているのは男の子、不気味に笑っているのは女の子である。
「ああ…。」
「ほら、わたしの下着、何色か言ってみなさい。」
「えっ?わからないよ、暗くて。」
 なんと、女の子が自分のスカートに男の子をもぐりこませてもてあそんでいたのである。
「言いなさい。いつものぞきたがっていたんでしょう。」
「じゃあ、白?」
「ばかね。はいてないのよ。」
「ええっ?」
 また、ベッドの上で男の子の身体をおさえつけている、実は美江子であった。美江子に好意を持っていた同じクラスの7人の男の子を日替わりで1人ずつ自分の家に誘っていたのである。
 ジリジリジリ…。
「あっ、誰かしら。はい…、まあ、髪伊良美ちゃん、おひさしぶり、このまえの学芸会はありがとう、ところで、うん…、うん…、まあ、それはおめでとう。いつ?うん…来月の最後の日曜日に市民会館ね。ちょうど学校のテストが終わった時だから行けるわ。じゃあ、一番前の席8名おねがいね。うん…、うん…、××××ってほんと?みんなに言っておくね。楽しみにしてるわね。」
 ベッドから美江子が立ち上がって、ようやく男の子も顔を上げた。美江子の髪が胸のあたりまで伸びてきているため、この男の子もそのぐらいの長さになっているところをまた女学生のような三つ編みのおさげの髪形で肩のあたりに垂らしている。美江子のほうは髪を特に束ねないまま肩に垂らしていたが、男の子の髪に自分の黒いヘアゴムを貸して結っていたようであった。
髪伊良美ちゃん、とうとう歌手デビューするんだって。初のリサイタルやるから来月のテストが終わった日曜にみんなで行くのよ。」
「もしかして、あのこわい女の子?」
「こら、良美ちゃんの悪口は許さないわよ。うちのおかあさんの会社にあの子を広告に使ったら、化粧品がたくさん売れたからわたしのおこづかいも倍増したのよ。片思いのあなたたちにわたしがタダで遊んであげているのも、良美ちゃんのおかげなのよ。だから、髪伊良美ちゃんはわたしが守るんだからね。」
「はあ?」
「それにね、さっきの××××ってなんて彼女は言っていたと思う?わたしの子分の男の子たちはみんなイケメンだからって、よかったわね。良美ちゃん、あんたのこと好きかもよ。」
「そんな、かんべんして。もう、帰りたいです。」
「だめよ。5時までは帰ってはいけない、5時を過ぎても残ってもいけないの官女宣言よ。」
 はて、ひなまつりはまだであるが、官女ってそんなに偉かったかどうか。
「じゃあ、答えてみなさい。この世でいちばん心のやさしい女の子はだあれ?
 白雪姫より継母のほうがはまりそうな美江子であった。
「はい、美江子さまです。」
「よろしい。いいわね。ふつうの女の子は好きでもない男の子なんか相手にしたがらないけど、わたしはこうしてあなたを相手にしているんだからね。じゃあ、この世でいちばん髪の毛の美しい女の子はだあれ?
「はい、美江子さまです。」
「ばか、ちがうでしょ。」
 とうとう、美江子に三つ編みにしていた髪の毛を引っ張られてしまった男の子だった。
「いたい。」
髪伊良美ちゃんと言わなきゃだめよ。そういう時は。」
「ええ?」
「もう、お仕置きね。」
 今度は、男の子の背中に美江子がまわっていた。男の子の両方の三つ編みに結っている髪の毛をわしづかみにしながら、男の子の肩に首をのせて後ろから男の子の首すじに牙をたて、血を吸おうとしていたのであった。
「それにしても、いじめられっこのあなたもわたしのことが好きだったなんてね。いつもいじめられてかわいそうとは思ってたけど、恋人にはできないんだからね。でも、いじめから守ってあげるからね。だから、わたしの命令には逆らえないのよ。いいわね。」
「はい。」
 なお、もちろんこの男の子が美江子への好意を打ち明けていたのではなく、美江子がロンゲルゲになったために自分への好意を持っている男の子が誰であるかがわかったという次第で誘うようになったのである。
「くくくく。」
 美江子は自慢の胸を男の子の背中に押し付け、男の子の股間にも手を伸ばして彼を興奮させながら吸血行為をしているのであった。





 さて、裕里乃は、ついに妃佐矢の部屋に入り込んでしまった。そして、ビデオを見続けている妃佐矢の長く覆われた黒髪ごと背中に抱きついてしまった。
「うふふふ。わたしがだれだかわかるかしら。」
 自分の身体に、細い腕が巻かれているのを見て妃佐矢は驚いていた。
「も、もしかして女の子の、だ、だれなの?」
「うふふふ。」
 裕里乃の口からは、恐ろしい牙がはえていたのであった。
(つづく)



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< 最 新 投 稿 >

2009.3.1投稿、2009.3.3(Vol.878)掲載___Cont.No.kamil48     目次へトップへ

 こんばんは。夜分遅くですが、宜しく御願い致します。
 3月3日の女の子の節句に間に合うかな?
 そのまえに、ある動画を発見致しました。「見世物小屋の蛇娘」という、自分的にはいまいちという感もありますが、長い髪をかきあげる場面もあったり(後半でせっかくの長い髪が隠れてしまうのが残念だが)これもけっこうな見どころがあるのではないかと思います。気持ち悪さも共存しますが。
 
http://www.youtube.com/watch?v=8_St2Vylhbg
 では、本番に行きます、
 ↓
 
 ここはとある商店街。その街角に雛人形のポスターが大きく貼られていた。そのポスターをある少年が目にしていた。
「はっ。」
「うふふふ。」
 ポスターのなかの雛人形の顔が突然不気味に笑い出して顔を変えているのであった。しかも、背中の髪を結んでいたかもじもはずれて不気味に黒髪も舞い上がっていたのである。
「うわっ。」
「おほほほほ。わたしは雛乃。3月3日に生まれたからこの名前がついているの。だから今日はわたしの家で誕生日を兼ねたパーティーをするのよ。女の子だけでもう十人ぐらい集まったけど、やっぱり男の子がいないとさびしいからって、それで特別にあなただけ招待してあげる。うふふふ、あなたは髪の毛が長い女の子が好きなようだから、条件としてぴたりだったから選ばれたのよ。さあ、いらっしゃい。」
「あっ、うわあーっ!」
 ポスターの雛人形の衣装を着ていた雛乃の顔が般若のように変わり、ひろがった黒髪は少年の腕や首、また胴体に巻きついていたのであった。そして、少年はポスターのなかに引きずり込まれてしまっていた
 ポスターに引きずられた少年は、気がつくと大勢の少女たちに囲まれていたのであった。
「うふふ、おいしそうな男の子ね。」
「髪の毛長い女の子見ると興奮するんでしょ。ほんと、いやらしいわ。」
「そのいやらしい心の血がわたしたちの好物なのよ。」
「あっ、あの…。」
 少年は、いっせいに少女たちにかみつかれていくのであった。



「わっ、ほんとうに女の子の声が…。」
「そうよ、ここにいるわよ。」
「ちょっと、やだ、ああっ。」
「うふふふ。」
 妃佐矢に抱きついていた裕里乃は、妃佐矢のはいていたズボンのチャックに手を伸ばしてファスナーをむりやりおろし、片手をつっこませてその部分をもみ始めていたのである。
「あの、わあっ!」
「うふふふ、ビデオを見てこんなになったんでしょ。」
 妃佐矢は、事実見ていたビデオに出ていた吸血鬼にされた少女がまるでビデオから抜け出して自分のところに来ていたような錯覚に陥っていた。
「まさか、ビデオの見過ぎで変な夢でも見ているのかな。」
「そうかもしれないわね。」
 妃佐矢は、とにかく誰が抱きついているのかを確認しなければと思い、裕里乃の手首をつかんで自分の身体から離し、やっと後ろを向いて三つ編み姿の裕里乃の存在に気づいたのである。
「き、君はもしかして同じ小学校にいた…。」
「そうよ。ほら、あなたと同じように髪の毛伸ばしたから。」
「どうして、ぼくの家に…。」
「うふふふ。このまえ電車のなかから妃佐矢くんを見かけたわ。髪の毛長くしていたの見て、たしか前髪を後ろのヘアゴムでとめて背中に垂らしてたわよね。あんな腰まで伸ばしているんだったら自分も髪の毛切るのやめようと思って。髪の毛長くする男の子って、やっぱり髪の毛長い女の子にあこがれて伸ばしてるみたいだから、わたしのことも好きになるかなと思ってね。」
「その…、こんなところに急に入り込んで、それに、こんないやらしいことするなんて。」
「うふふふ。いやらしいのはおたがいさまじゃない。」
 とうとう、裕里乃は正面から妃佐矢に飛びついたのであった。妃佐矢はそれでも抵抗しなかったのは裕里乃のことを多少かわいいとも思っていたためであったが、おとなしかったと思っていた裕里乃の行為に驚くばかりであった。たしかに長い髪の女の子が好きで裕里乃の三つ編み姿にも初めて見たことで興奮していたが、そこを裕里乃に見抜かれてしまい、ついに床に倒されて妃佐矢はベルトもはずされ、裕里乃もスカートや下着を脱いで妃佐矢に抱きつくのであった。
「わっ、ちょっと…、ああ…。」
「うふふふ、うふふふ。」
 妃佐矢は裕里乃を起こそうとしたが、ロンゲルゲになっている裕里乃の腕力が強く、妃佐矢の長い髪ごと抱きしめている腕を振り上げることもできなかった。しかも、振りほどこうとする手がはずれて裕里乃の三つ編みにしているおさげ髪にも触れてしまったため、裕里乃がより興奮して妃佐矢をしめつけるのであった。
「もう、やだ。」
「うふふふ、男の子の女の子に対するやだっていうのは、本当はうれしいという意味だということになってるからね、離さないわ。」
「いったい、どうすればいいの?」
「うふふふ。妃佐矢くんのことずっと好きだったわ、こうするのが夢だったのよ。」
 いいかげん、離れてほしいと思った妃佐矢は、腕をじかに離そうとするのは無理なようだと思ったため、裕里乃の二本三つ編みにまとめているおさげ髪をそれぞれ片手ずつでわしづかみにして引っ張ったのであった。すると、裕里乃の顔が突然変わり出し、目が光って口のなかから牙がはえてきたのである。
「うわあーっ!」
「やっぱり片思いのようね。血を吸ってやるわ。」
「ああっ!」
 とうとう、妃佐矢の首に裕里乃はかみつき、流れ出る血を何度もすくっては吸い込む裕里乃であった。がくっとなった妃佐矢の口からも牙がはえてくるのであった。
「くくくく。」
 こうして、裕里乃に襲われて妃佐矢も手下のロンゲルゲになっていったのであった。


 またさぞかし、長髪流毛は特に男の子がロンゲルゲになっていく場面に興奮して見ているのが好きなため、また水晶玉を眺めていたのでは…と思ったら、またもや机の上にほったらかしの状態であった。もういくら泥棒が来ても心配ないとはいえ、何をしていたのかと思えば…。
「今日は、中学の先生が自分のほうで宿直だからといって来られないそうだから、麻雀はできないので代わりにこれで三人で遊びましょう。」
「あら、これは百人一首ですわね。」
「まあ、どうやって遊ぶの?」
 長髪流毛はもちろん初めて目にしたのであった。
「ここにこうやって百枚裏返しに積んで、順番にひとり1枚ずつ引いてね、ほら。坊主が出て来たら持っていたもの全部出さなければいけないの。それで、お姫様を引いたら出ているもの全部持っていくことができるのよ。」
まあ、みんな長い黒髪ね。
「そうよ。昔の日本人はみんなこうして特に女の人は床につくまで伸ばしていたんですのよ
 ここで、謎の?が小学校の先生の腕をひいたのであった。
「先生、女王様にうそを言ったらだめでしょう。この遊びは坊主め…。」
「しっ、実は絵のある札だけもってきて、文字のほう忘れちゃったのよ。」
「なんだ、そうでしたの。」
 その会話にも耳が入らず、長髪流毛は1枚ずつ百人一首の読み札を手にとって興味深く眺めるのであった。もちろん、昔の日本語の意味はわからなくても。
「これ、清◯納言って、もしかして源氏物語を書いたお方?」
「長髪流毛先生、そのとおりでございます。」
 おいおい、またうそを教えてはいけないではないか、学校の先生ともあろうものが…というところであるが、ちなみに謎の?のほうも理系人で古典はいちばん苦手だったため、そうだったかなと自信なさげであった。
 ところで、今回のタイトルは、「長からむ心も知らず黒髪の…」と、この百人一首にある唯一髪についてうたわれている歌に関連してつけたものである
 それにしても、こんなのんびりして大丈夫なのか、気になるところであるが、大丈夫なのである。しっっかり遊んでこの夜中も新たな仲間をふやしに出ていく長髪流毛であった。





 最近ロンゲルゲになった者たちももちろん活動を続けている。こちらは万桜子「PART7」)の家である。こちらもまた、ひなまつりパーティーの真っ最中であった。
「いひひひひ。」
「く、苦しい。」
 万桜子の下僕となった圭一が、同級生の少女たちの玩具としてこの夜も弄ばれていたのであった。
「うふふふ、いいわね、おまえはもう男どうしで遊べる相手がいないのだから、わたしたち女の子としか遊べないのよ。」
「でも、うれしいでしょ。女の子の裸は見られるし、おっぱいもさわれるし。」
「そのかわりあんたも恥ずかしい目にあうのよ。」
 万桜子も腕組みをして同級生たちの行為を見続けている。
「よーし、みんな。そのへんでいいわ。こんどはわたしの番。」
「あら、よかったわね、今度はあなたの好きな万桜子ちゃんが相手をしてくれるって。」
 万桜子は圭一に近づいて、足の指を圭一の口に近づけたのであった。
「じゃあ、この足の裏をなめなさい。」
 圭一は言われたように、万桜子の足をなめているのであった。
「いいわねえ、片思いでも相手にする、こんなやさしい女の子いないわよね。」
「うふふふ。死んだ犬のかわりにこの子をペットとしてかわいがるのよ。」
「かわいがるって、たしか万桜子ちゃんの好きなスポーツにある言葉の意味?
「そういえば、このお話は第何話だったかしら、その数字に関係あるよね。」
「たしか、万桜子ちゃんはアサオウホウのファンなんでしょ。」
「だいじょうぶよ。殺したりしないから。」
「ほらほら、万桜子ちゃんが髪の毛をかきあげはじめたわよ。」
「またこの子、興奮しはじめたわ。」
 髪を背中におろしていた万桜子がふたつに分けて三つ編みを結いはじめると、圭一はそのとおり下半身がうずいていき、下着をはぎとられた恥ずかしい姿も少女たちに見られ続けるのであった。圭一は一本のポニーテールにした髪を万桜子によって三つ編みにまとめられていたのであった。


 こちらは、雛乃公之といっしょにバレエを見終わって帰宅する途中であった。
「もう、眠ってちゃだめじゃない。」
「だって、クラシックはいまひとつよくわからないので…。」
「あんたね、業界の仕事でマネージャーやりたいのなら、演歌だって民謡だって詳しくないとできないわよ。特にピアニストとかバイオリン、オペラをやっている人は長い黒髪の人が多いんだから。」
 それを聞いて、公之もそうなのかと思わずにいられなかったが、そこへまたあの巳化子が現われたのであった。
「あら、ちょうどおふたりでお帰りだったの。」
「そうよ。巳化子さん、髪の毛ちょっと太めに編まれてるけど、また編み直したの?」
「うん、わたしが下僕にした男の子におふろで洗ってもらってね。」
「そうだったの。じゃあ、いま血をたっぷり吸ってるのね。」
「そう。うふふふ。」
 巳化子のその三つ編みにしている二本の髪がまた舞い上がりだしたのである。いやらしいことをしたくなると、こうして巳化子の髪は舞い上がってくるのである
「ん?この建物、そういえば…。」
 すぐ背後にあった建物に雛乃が気づいたのであった。実は、数日前閉鎖になったばかりのラブホテルだったのである。
 雛乃は、閉まっている扉を髪の毛で強引にこじあけ、ホテルのなかの部屋も同様に髪の毛によってこじあけたのだった
「まだ、お湯がでるわ。あかりだってつくし。」
 雛乃は、巳化子と公之を閉鎖になったラブホテルに呼び入れたのであった。
「さあ、ちょうどよかったわ。寝ていた彼におしおきね。」
「えっ?」
「ほら、巳化子さんの血をあなたが吸うのよ。いいわね。ひとりでふたりの女とやれるんだから。」
「その…。」
 かんべんしてほしいと思った公之だったが、ふたりの女性に迫られてはもう逃げ場がなかった。ふたりとも着ていた服や下着を脱ぎ始め、公之の服もふたりではぎとろうとするのであった。
(ここから先は見せられない場面ですので)


 こちらは、摩亜弥たち三姉妹の家で、昌浩嗣代の背中にまわって髪をとかしていたのであった
「やっとわきの下まで伸びたわ。男の子をこれで襲えるかしら。」
「その前にぼくが嗣代ちゃんの血を吸えたらね。」
 昌浩は、嗣代の髪を二等分してそれぞれ編みはじめ、いくらかそれぞれ網目ができたところで毛先を白いヘアゴムでゆわえたのであった。すぐ前に鏡がある。
「わあー、きれいな三つ編みだわ。」
「ふふふふ、じゃあ、正面からいくよ。」
「うん。」
 昌浩は水色のヘアバンドを巻いて黒髪を前後に垂らしていたが、嗣代の正面にまわってその髪をばさっと嗣代の肩にかけながら嗣代の首にかみつきはじめた。いま編んだばかりの嗣代の髪もそれぞれの手でわしづかみにしながら、流れ出て来る血を盛んに吸うのであった。
「くくくく、血、血がほしい…。」
 つい今までかわいらしいしぐさをしていた嗣代が急に不気味な雰囲気に変わっていた。そして、家の外に出かけていったのであるが、この場面を傍らで摩亜弥も眺めていたのであった。そして、嗣代の出ていった後に昌浩に近づいていたのであった。
「昌浩にいちゃん。」
「あら、摩亜弥ちゃん、なにかしら。」
「わたしたちの法事があった日に、長髪流毛先生に血をたっぷり吸われたんでしょ。(第41話)」
「えっ?」
「わかるわよ。嗣代から血をたくさん吸っているの見たから。長髪流毛先生にも問い詰めたし、それに、下半身見たら昌浩にいちゃんはすごく興奮してたわ。」
 たしかに、嗣代の長めになった三つ編み姿を見て興奮していたのも事実だった。
「でも、摩亜弥ちゃん、ぼくたちはロンゲルゲをふやすためなんだから…。」
「ふふふふ。こうなったらわたしたちもロンゲルゲ1号と2号なんだから、うかうかしていられないわ。昌浩にいちゃんと、おふろばでやらせてもらうわよ。」
「これって、コン●ーム?」
「そうよ。みんなやりだしてるんだから。」
 昌浩も、もうしかたなく摩亜弥とそういう行為をやるしかないと思い、いっしょにふろ場に入っていったのであった。ちなみに、摩亜弥が長髪流毛に問い詰めたというのはウソである。しかし、女のカンはやはり鋭いのであった。


 ロンゲルゲになった少女たちはみな、すぐになりきって暴走するようである。
 夜更けも近い公園を、勇一が歩いていた。しかも、紗真耶のお下がりであるという上下ピンク色のスカートなどをはき、紗真耶によって結われた二本の三つ編みにまとめたおさげ髪を背中に垂らしながら、すっかり女装した姿になっていた。三つ編みに結った毛先は白いヘアゴムでそれぞれとめられているがちょうどお尻の上で毛先もスカートの下裾をこえている。その公園で、森のなかにいる鳥たちもざわついていた。
「みんな、ぼくのことを女の子だと思い込んでいるのかな。」
 その森のなかのひとつの木から勇一の髪をめがけて一匹の蜘蛛がとんできたのであった。蜘蛛は勇一のかたほうの三つ編みに結っている髪の上をつたって頭上にまではいあがり、そこで勇一も初めて蜘蛛の存在に気づいたのであった。頭の上に手をまわして蜘蛛をつかもうとした時、また勇一の髪を引っ張って現われた者がいた。勇一が襲ってロンゲルゲにした(第41話)という幼女の安良音(あらね)という、実はこの安良音が蜘蛛が好きでアラクネからとった名前ということである。
「うふ。」
「やだ、だれかと思ったら。」
「おにいちゃんの髪の毛、長くてきれい。」
「ありがと、でも、おにいちゃんじゃなくておねえちゃんでいいわよ。」
「おにいちゃんのほうが安心するもん。」
「まあ、わたしはあなたを襲った恐ろしい吸血鬼よ。」
「うふふふ、わたしも男の子を襲って血を吸ったわ。同じ幼稚園のちがうクラスの子だけど、いつもわたしのことじろじろ見ていてね。」
「それで、その子を襲ったの。」
「うん、女子トイレに引きずり込んで、服をぬがしてはだかにしてやったわ。それからかみついてね。」
「まあ、残酷なことするのね、あなたも。」
 勇一はベンチにすわって安良音を抱き上げるのであった。安良音も勇一の頭上に蜘蛛がいたのに気づいて手を伸ばそうとしたが、届かなかったので勇一が自ら蜘蛛をつかんで手のひらに乗せた。
「どうやらメスのようね。」
「うふふふ。じゃあわたしの髪に入れておくわ。」
「まあ。」
 安良音は前髪を後ろに結んでほかの髪といっしょに背中に垂らしていた。その髪のなかに蜘蛛がもぐりこんでいき、勇一は安良音の髪をなでるのであった。すると、安良音も勇一の三つ編みにしている髪を両手でそれぞれわしづかみにするのであった。
「いたいわよ。」
「うふふ。」
 この様子を、また外側から紗真耶と尋子の姉妹が見続けていたのであった。
「そろそろ、彼、あの子の首にかみつくわよ。」
「血を吸っている姿、みものだわね。」
 またふたりが、他人が入らないようにバリヤーを張っていたのであった。
 勇一は安良音におさげ髪を引っ張られながらも、安良音の肩に首をもたげ、自分の顔が見えないようにして安良音の首に牙を突き刺すのであった。
「くくくく。」
(勇一が安良音の血を吸っている場面で、今回のPART8は終わり。50でもいいかもしれませんが48でも区切りはいい数字かと思われますので、また新年度から始めたいと思います。)
(つづく)



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「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.3.9(Vol.821) 初出___Cont.No.snake41    
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編集・発行者からの御礼−−第四十一話「ロングヘア少女の特権」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十一話「ロングヘア少女の特権」お送りくださいましてありがとうございました。 “2008年も「ロンゲルゲ」は健在” ということで、まことに目出度く(?)嬉しいかぎりでございます(^_^ )。
前シリーズ(PART7)は全編、初登場の少年少女たちが活躍しましたが、 今回は一転して初期の少年少女たちが久々に登場して好き放題の限りを尽くしてくれてましたねぇ。 なんだか懐かしさもたっぷりでした。しかし思いっきりエッチ(?)でしたね〜〜、今回は(^_^ )

で、今回の感想はちょっと順番を入れ替えて後半部から触れさせていただきます。 まずは私がこれまで1番印象に残った第7話「人食い髪」に登場した勇一君と尋子ちゃんのシーンですが....
> 「きのうの夜、小さい女の子を襲ってたでしょ」・・・「た、たしかに…、でも、女の子のほうから」 ・・・そのとおり、尋子の指摘していたとおりの髪形で・・・ この、シーンが前日の夜に移り変わる転換が、今回非常に上手かったですよね。まるでドラマを見ているかのようでしたヨ。 それにしても、この前夜のシーンって、勇一君は相当卑怯なことをやりたい放題でしたが、 この勇一君、第8話で紗真耶に襲われて以来の出演かと思いきや、それ以降も何度か顔を出していたんですねぇ。 第18話第26話第31話第36話 と4回も。まあもっとも毎回(主に紗真耶&尋子姉妹に)弄ばれている役ばっかりでしたが(笑)。 今回そのうっぷん晴らしのようにも見えましたねぇ。そりゃまあ勇一君だって時には他の(シロウトの)女の子を襲いたくもなりますよね(^_^ )
> 「このへんがおっきくなってる」・・・少女は勇一のはいているズボンに手をかけはじめていた .... ここが実に笑えましたねぇ今回。いかにも子供らしい単純でストレートな言動。 それに対して > 「ちょっと、へんなところさわらないで。おませね」 と、慌てながらもとっさに女言葉で逃れようとする勇一君。シーンを想像しただけで笑えてきました。
でも少女に見破られてついに居直り強盗と化した勇一君でしたが、 > 女の子を前夜のように襲いに出てきたはずの勇一だが、逆に女の子に襲われるようになり .... 結局はやっぱりやられ役なんですねぇ、彼って....というか男子ロンゲルゲって(^_^ )。
ところで、 > ピンを頭に何本もさして・・・後頭部に左右からうなじのほうに双方の髪を巻きつけて・・・後頭部を一周してもまだ余っていて・・・ 黒い髪止めで結んでいたのであった .... このあたりの、超長い髪を纏め上げる手順の描写の的確さリアルさはとても素晴らしかったです。 ホラーが前面に出てあまり目立たないですが毎回こういう纏めたあるいは編んだ髪の描写の上手さには感心しています。

それにしても、 > 「おほほほ。おびえているわね」 「わたし、しびれちゃったわ」 「うふふふ、今夜は離さないわ」 .... しっかし、尋子ちゃんってたしか小学3年生でしたよねぇ。小3の少女の言う言葉かいな、これって(^_^ )。 まあこれまで何度か私「ロンゲルゲになると精神年齢が上がるんでしょうね」と聞いてきましたけど、 これはもう年齢が一気に20歳は上がった感じですねぇ。
> 「女の人かと思って安心していたのに、実は男だったというのがわかった時って、女の子はこわがるわよ」 .... たしかにそうでしょう。でも今回よくこんな可笑しな手の込んだシチュエーションを思いつかれましたねぇ ....というか、毎回毎回可笑しなシチュエーションを作り出して子供を陥れてロンゲルゲにしたり襲わせたり.... なんとなく(子供の頃よく読んでいた)ヒョウの毛皮を被ったり背中にヘリコプター付けたりして 少年探偵団を陥れていた怪人20面相(というか江戸川乱歩)を思い出しましたデス。 ある番組で「江戸川乱歩が子供とこうやって遊びたがっている願望の現われ」だと言ってましたが、 もしかしてこの「吸血怪人ロンゲルゲ」って髪伊良さんの願望がかなり書かれているんじゃあないんですか???(^_^ )
> 「だれも他に入ってこないように昨日もわたしがバリヤーを張っていたのよ」 .... 第8話で出てきた電磁バリヤーを再利用して新しいシチュエーション・作戦を思いつかれた点も素晴らしかったですし、 > 「よおく味あわせてあげるわ」 .... ここで「よく味あわせてあげるわ」でなく「よおく・・・」という(「お」が入る)粘っこさがいかにも、 色気に狂った魔女的ないやらしさが表されてますよねぇ。細かいことですが、このあたりの台詞にも細心の注意(?)が払われていることに 感心(?)しましたデス(^_^ )。


さてそれでは前半部に戻りまして、長髪流毛さんと昌浩君のシーンですが....この昌浩君は 記念すべきロンゲルゲ第1号でしたよね?(参考:第1話) その後も第1号に相応しく(?) 何度か登場して活躍していたと思いますが(例えば「PART4−−ロンゲルゲハンター編」とか)、 たしかフェミニストな性格ゆえにこれまであまりいたぶられて来なかった様な気がします。
> 「摩亜弥ちゃんたちが法事で田舎に行っているから」 .... これはもうホント可笑しかったですねぇ。“法事” なんてとてもロンゲルゲには似つかない律儀さ・俗っぽさと そのロンゲルゲが法事している姿を想像しただけで笑えてきます。 以前に雛乃ちゃんのお母さんがストリッパーから花屋さんに転身すると言った時も(第30話) そのギャップの大きさに笑えましたが、時折出てくるこういう極端さが私好きなんですよね〜〜〜(^_^ )。 まあねえ私のようにユーモアが分かる人間がもっと増えれば、オリジナル作品を作る人たちももっとやり甲斐を感じるようになるでしょうし、 ロングヘアーネットももっと栄えるんでしょうがねぇ。残念ですなホント。
> 「あら、ことばまで女の子みたいに…」 .... 思えば今回、この昌浩君と言い勇一君と言い、女言葉がかなり自然というか板に付いていた感じでしたが、 もしかしたら男子ロンゲルゲって自然に徐々に性転換してしまうってことはないんですかねぇ??
> 「ねえ、先生の髪の毛編めないかな」 「こんな、地面にまでついている髪の毛を編むのはたいへんよ」 .... いや〜〜これはぜひ編んでほしかったですが、でも長髪流毛さんは好き放題に男子を弄びますが、 なかなか自分の髪や体は男子に許してあげないみたいですねぇ? まあ女王ですからネ。
> 「先生。ああ…」「気持ちいいでしょ」「うん」 .... これってなにやらベッドシーンみたいで、片方が小学生ということを考えればちょっと問題がありそうなのですが ....でも、実はエスイーエックスではなくって血を吸ってるんですよね。だから小学生相手でも問題は無いんですよね(んっ? ^_^ )。 事情を知らない人がこのシーンを読んで誤解をしないように、一応。
でもこの前半のシーンって、以前私がお伺いした > 長髪流毛さんって所謂ショタコンなんですか? の質問に、まさに答えてくださったような感じでしたねぇ(^_^ )

さてと、今回から始まった新しいシリーズでは、なにかロンゲルゲの敵のような者は現れるのでしょうか? あるいはなにか反乱のようなものは起きないのでしょうか? ....まあ通常、作品が長く続くと、そういったことがよく起こりますので、そのあたりもなんか気になりますね。
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十一話「ロングヘア少女の特権」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2008.3.12(Vol.822) 初出___Cont.No.kami015    
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SNAKEHEART様、毎度のご感想ありがとうございました

今回は、見事にひなまつりの日にスタートしたわけで、まさに女性天国のお話です。この投稿はホワイトデーになるのかな?
さて、いくつかご質問らしい文面もあったので、例によってご回答致します。

>この、シーンが前日の夜に移り変わる転換が、今回非常に上手かったですよね。まるでドラマを見ているかのようでしたヨ
お褒めいただき、非常に嬉しく思います。

>小3の少女の言う言葉かいな、これって(^_^ )。まあこれまで何度か私「ロンゲルゲになると精神年齢が上がるんでしょうね」と聞いてきましたけど、これはもう年齢が一気に20歳は上がった感じですねぇ
たしかに、悪魔化しているわけですから、そのようになるのも当然でしょうね。

>もしかしてこの「吸血怪人ロンゲルゲ」って髪伊良さんの願望がかなり書かれているんじゃあないんですか???(^_^ )
もちろん、自分自身は女の子だけしか襲いたくありませんが、こうして女の子を使って男の子を襲わせるのはいちばん見たいと思う場面かもしれません。

>細かいことですが、このあたりの台詞にも細心の注意(?)が払われていることに感心(?)しましたデス(^_^ )
あまり意識していませんでしたが、思わぬ効果が発揮されているようでありがとうございます。

>もしかしたら男子ロンゲルゲって自然に徐々に性転換してしまうってことはないんですかねぇ??
いや、全面的にそこまではさせません。そういえば例のへび少女ものでも、人間が完全にへびになるわけではなくしっかりと顔や黒髪は残っているわけですから、女の子への憧れが強いゆえの女性化願望というのでしょうか。あくまで男であるべき部分は残しています。

>さてと、今回から始まった新しいシリーズでは、なにかロンゲルゲの敵のような者は現れるのでしょうか? あるいはなにか反乱のようなものは起きないのでしょうか?
今回、特別それは考えていません。

ともあれ、引き続きご期待くださいませ。ありがとうございました。

<編集・発行者からの御礼>
髪伊良 さん、私の感想へのレス、ありがとうございました。
> ひなまつりの日にスタートしたわけで・・・この投稿はホワイトデーになるのかな? .... ああ〜〜偶然にもそうなってしまいましたねぇ(^_^ )。あるいはいずれも髪伊良さんの計算の上だったりして?
> 悪魔化しているわけですから .... ああ〜〜悪魔の領域にまでなっているわけですな。ちなみに、悪魔ってのはどういう条件を満たせば悪魔と 認められるんでしょうねぇ?(なんか一般には概念的ですもんね、悪魔って) “悪い妖怪=悪魔” という訳ではないんでしょうか....ねぇ??
> あくまで男であるべき部分は残しています .... あるべき部分ですかぁ....ふ〜〜んっ “部分”....ねぇ(^_^ )。 まあでももし全員が女性になってしまったら、いたぶる相手(=男子)がいなくなって、女子も退屈するかもしれませんよね。
では、これからもご執筆、がんばってくださいまし。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
長友三 さん  2008.3.22(Vol.824) 初出___Cont.No.yuzo009    
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髪長美女好き少年受難第41話「ロングヘア少女の特権」

長い髪の女性への憧れをもったことから、ロンゲルゲにされてしまった少年達。昌浩くんが女王陛下長髪流毛の許可のもと、虐待されました。
スカートの下裾まで髪を長く伸ばしている、髪長美女子高生の紗真耶に見惚れた結果ロンゲルゲにされた勇一。彼の髪の毛も長く長く伸びてしまいました。髪が長くなった勇一、長く伸びた髪を三つ網にしたり、女装するようにもなりました。自分が描く理想の美女像を自ら創り上げたいのでしょうが、男性が髪を長くしただけでは女性になれません。すぐに男性とばれて、女性達に気味悪がられて屈辱を味わっています。そして今度はロンゲルゲにされた髪長女子高生紗真耶の妹尋子が襲い掛かられてます。勇一の運命はどうなるのでしょうか?

長友三 さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」にご感想をくださいまして、
ありがとうございました。

by SNAKEHEART(HP編集・発行者)

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2008.3.29(Vol.825) 初出___Cont.No.kami016    
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こんばんは

長友三様。ご感想をありがとうございました
まさに、このお話は女の子にとって天国、男の子にとっては地獄の世界、単に女の子の長い髪の毛にあこがれただけなのにその報いで恐ろしい運命にされてしまいます。
でも、男の子にとってはこれでよかったと思っているのかもしれませんね。いちおう、好きな長い髪の女の子を相手にできているのですから。
今後もすぐお届けする予定ですので、引き続きご期待くださいませ。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.6.17(Vol.837) 初出___Cont.No.snake42    
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編集・発行者からの御礼−−第四十二話女の子はいやらしいんです」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十二話「女の子はいやらしいんです」お送りくださいましてありがとうございました。
今回は先ずタイトルを読んだときに笑ってしまいました。なんともダイレクトな。そして内容もタイトルどおりで、ロンゲルゲ女子のいやらしさ・スケベさが全編を覆い尽くしていましたネ。 そして長髪流毛さんの意外なオマヌケぶりも可笑しかったです。

> 「こんな髪の毛長くしておさげなんかして、男の子のくせに生意気よ」 .... そういえば最初の方でたしか、髪の毛が伸びた男子たちが自分で切ろうとしても切れなかったと思うんですけど(第三話)、 ロンゲルゲの女子でも、この男子の髪の毛を切ることはできないのですか?
> 「わたしのおっぱい、さわりたくないっていうの?」 .... まあ思い返せば、私が勇一君くらいの年だった頃も女の子のおっぱいは触りたいとは思わなかったなぁ。 まあそのへんの性欲が未だ無かったこともありましたし、それにクラスメートの男子が誰一人そういう欲望を口に出さなかったですから、 自分ひとりが実践すると自分ひとりが特別変な人間になるような気がしましたのでね。だからこの勇一君の気持ちは分かる気がします。
でも小学3年生の女の子ってこういう風に男の子におっぱいを触らせたくなるものなんですかねぇ? それとも ロンゲルゲだから急激に性成熟してしまったのでしょうかねぇ?....小学生の女の子とこういう会話などとてもできない私では 分かりかねますねぇ。
> 尋子の頭に激痛が走ったのであった。長髪流毛からの命令が入っていたのである .... なんとなく三蔵法師にお仕置きされる孫悟空みたいですネ(^_^ )
さてところで、 > 「この髪の毛はぜったい、男の人にはさわらせたくないけど、あなたは特別よ」 .... おっぱいには興味が無かった少年時代の私でも、この誘いには乗ったかもしれない(^_^ )。 それにしても尋子ちゃんは最初の予告編の中で、喜久夫君を襲っていましたが、 喜久夫君は特別な男の子ではない訳ですね? つまり喜久夫君よりも勇一君を気に入ってるんですね?
そりゃあそうと、今回その最初の予告編を読み直したんですけど、その中で喜久夫君が > 「このきれいな女の子もロンゲルゲに」 と言ってましたねぇ。たしか尋子&紗真耶の妹姉はどちらも顔はイマイチだったような気がするんですけど、 やっぱ長い髪に憧れる男子はその女の子の顔まで綺麗に見える訳ですかねぇ??(^_^ )
> 尋子の髪を頭の上からお尻のところまでなでる勇一 .... 前に尋子の後姿もイメージイラストに描かせていただきましたが、あの長い髪を男の子が撫でている姿を想像すると やっぱゾクッと来ますねぇ。しかも “頭からお尻まで” という全体に渡って撫でている表現は本当に官能的です。 相手が悪魔少女だという事も忘れてしまう、と言うか、悪魔までをも征服してかのような優越感も感じます。 ですが、 > 勇一はとうとう泣いてしまっていた .... やっぱ、男子は弱いんだ(^_^ )


それにしても、> 長髪流毛はこの時・・・なんと、テーブルの上に水晶玉をおきっぱなしにしたまま .... おお〜〜なにやら長髪流毛さん、随分緊張感がありませんねぇ(^_^ )。 『この星では、なにも心配することなど無い』と高をくくっているのか? あるいは 徐々にオマヌケになりつつあるのか?....とにかくこの置きっぱなしにしたままの水晶玉が今後なにか波紋を起こさないかと私はちと気になりますが。
> あのショタコン女教師 .... ハハハ、たしかかなり久しぶりの登場じゃあないですか? “男の子にいたずらをしたいがために教師になった” という トンデモナイ女でしたよねぇ(でもニュースなど見ていると、これが必ずしも非現実的ではない所がコワイ現代の日本社会デス ^_^ )。 悪女同士ということで長髪流毛さんと意気投合しているみたいですねぇ。
> 「三つ編みの女子高に男の子が迷いこんでつかまったという話でございますの」 .... このビデオの内容のばかばかしさにも笑えますが、それを “ございますの” という丁寧言葉で解説する点にもまた笑えます、 才女と痴女の内面同居ぶりに。 さらに> 「すぐに迷わず大枚はたいて購入した甲斐がありましたわ」 .... もうこの徹底した痴女・腐女ぶりはサイコーに可笑しいですね。
> そのビデオと同じような女の子が男の子を盛んにいたぶる場面が起っていた .... ナルホド、このパラレルな進行が今回巧みでしたねぇ。
> 「こんどはわたしが前にすわるから、あなたがわたしの背中から襲うのよ」 .... そういえば先程、 > 「わたしが痴漢の役であなたは襲われる女の子の役」 をやってましたよねぇ、つまり尋子ちゃんは、襲われる方にも襲う方にも興味津々って訳ですね。んっ、しかし ....そろそろこれってR指定受けないかなぁ??(^_^ )
> 尋子は勇一を抱きかかえて持ち上げ .... これってロンゲルゲゆえの怪力ですね?


さて、> 紗真耶はひざ裏まで届いている黒髪を背中いっぱいに広げていた .... う〜〜っむ、(イメージイラストに描かせていただきました)あのメタボなエロおやじのいかにも重そうな体を軽々と持ち上げていた、 あの魔力を秘めた超長〜〜〜い三つ編みが解かれた姿ですかぁ....これは勇一君と同様、私もゾクッと来ましたねぇ。
それにしても、> 「いっしょにおふろに入れるのもわたしだけ」 とか、 > 洗面台で勝徳の髪の毛を後ろからとかしている母親「うふふふ。きょうは楽しみね」 、 さらには久々登場のショタコン女教師に痴漢ごっこ好きの小3少女....とまあ、今回よくもこれだけワル女ばっかり集まったもんですね(^_^ )。
> 長髪流毛とショタコン教師は、職員室でビデオをつけっぱなしにしたまま、ビールを飲んで酔っ払って寝込んでいたのである .... な、な、なんとも締まりの無いこの長髪流毛さんの姿を想像すると笑ってしまいました。 先程も述べましたが、この隙に水晶玉を奪われたりしないだろうか?との心配も感じますが.... でももしかしたら今こうして長髪流毛さんの監視がゆるんでいる間だからこそ、女子ロンゲルゲたちはやりたい放題やれるのでしょうかねぇ?? ....ってことはもしかしたら、長髪流毛さんが一応はロンゲルゲ界の秩序を守ってるのかなぁ?
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十二話「女の子はいやらしいんです」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
長友三 さん  2008.6.28(Vol.838) 初出___Cont.No.yuzo010    
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勇一の興奮第42話「女の子はいやらしいんです」

勇一は長くなった自らの髪を三つ編みにしてもらい、長い髪の女性への変身願望を満喫しているのでしょうか?
そして>>尋子の姉である紗真耶もいる。その紗真耶はひざ裏まで届いている黒髪を背中いっぱいに広げていた。三つ編みのおさげの姿しか見たことがなかった勇一はまた興奮してくるのであった。紗真耶のいつもは三つ編みになっている長い髪、家では長い髪が解かれて、長さいっぱいに髪の美しさを見ることができた勇一。至高の美しさを見ることができて、満悦しています。
しかし恐ろしい計画が実行に移されようとしています。長い髪に魅了された男子たちが餌食になりそうです。次回はどうなる事やら?

長友三 さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」にご感想をくださいまして、
ありがとうございました。

by SNAKEHEART(HP編集・発行者)

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.7.17(Vol.842) 初出___Cont.No.snake43    
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編集・発行者からの御礼−−第四十三話「長い髪には巻かれろ」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十三話「長い髪には巻かれろ」お送りくださいましてありがとうございました。
でもこのタイトルはなかなかの名コピーですよね。『長いものに巻かれて生きたかねぇや!』のスタンスで生きてきた(つもりの)私でも、 長い髪ならば巻かれても良いですからねぇ(と言うかその方が嬉しい ^_^ )。 しかもこの「ロンゲルゲ」では実際に、女子ロンゲルゲの長い髪が動いて人間に巻き付くシーンが何度も有りましたもんね。

今回前半は、前回の続きのようで、勝徳・勇一・喜久夫の3少年がいたぶられ(でも本人はむしろ楽しんでいるのかも?)てました。 それぞれ、勝徳は母親(&亜紀)に、勇一は紗真耶に、喜久夫は尋子に。
で、この中で今回(構成的に)巧みだったなぁと思いましたのは、 3者3様どのように髪を編まれたり結ばれたりしていたかを几帳面に描かれていたことですね。 >勝徳の前髪を真ん中で左右にそれぞれ三つ編みを とか、 >勇一も耳の下あたりで髪を交差させた二本の三つ編みに とか、 >喜久夫の髪も耳もとに白いビーズでまとめたツインテールで とか、 このあたりの規則性に感心しましたので、今回編集にて色変えをさせていただきました。
でも、> 「わあー、ママ、すごくきれいな髪形ね」 .... って、なんだか勝徳君はもうすっかり女の子になってしまったような感じですねぇ。


さてそうして女子ロンゲルゲたちが忠実に任務を果たしている?(ただ単にやりたい放題やってるだけかも ^_^ )一方で....
> また水晶玉を置きっぱなしにして・・・麻雀をやって夢中になっていたのであった .... いや〜〜〜前回のビール飲んで酔っ払いに続いて今回は麻雀(←よくこんな可笑しなこと考え付かれましたねぇ)ですかぁ!!! なんか どんどん地球の俗気に侵されていっている感じの長髪流毛さんですが、これはただ単に一時的なことに過ぎないのか、あるいは、 本当に長髪流毛さんが地球に溶け込んでいってしまって魔力も弱まっていってしまうのか....なんかそのあたりも 今後(ストーリー展開的にも)楽しみになってきましたねぇ。
> 元「謎の?」 .... おお〜〜〜昨年の11月に > 彼...否、彼女...えーーーっとどっちなんだっけが活躍してくれるんでしょうか? と伺いました時には > 出し抜けに出てくる恐れ?はありますが と仰ってましたが、そのとおり(私のリクエストにお応えくださって? ^_^ )登場しましたね〜〜〜。
更には、> 中学校で雛乃の髪を切ろうとして雛乃にロンゲルゲにされていた教師 .... おお〜〜〜おお〜〜〜〜これまたこれまた意外な人物の再登場!!! なんか涙が出てきますね〜〜〜(^_^ )。 こういう古くからの読者を喜ばせてくれるサービス精神が素晴らしいです。 > 「ところで、◯◯先生も」 といまだに名前が付いていないところも笑えます。
それにしても、長髪流毛さんとショタコン教師に加えて、この性別不明な元ロンゲルゲハンターと かつて男がらみでロングヘアーを憎んでいた女教師が麻雀卓を囲んでいる....う〜〜〜んっなんという すさまじい(おぞましいと言うか ^_^ )シチュエーションなんでしょう!! こんな可笑しなことを考え付かれる 髪伊良さんの発想力には改めて感心します。
で、そんな中で、 > 「こんなに髪の毛を長くするのがすばらしいことだったなんて、やっと女に生まれてよかった」 と、男子だけでなく、女性もロングヘアーの素晴らしさ・美しさに目覚めてくれたところがなんか今回嬉しかったですね。


さて今回は、後半の大部分を占めていた “洋服屋シーン” と 初登場の店員A(少し太めという点も「ロンゲルゲ」の女子キャラクターらしいですヨネ ^_^ )が実に面白かったです。
> 「ちょっと外の試着室がこわれているところがあって、いま人がいっぱいだから」 .... この実にわざとらしい理由をつけての誘い込み方!(これまでも何度か有ったと思いますが)これが好きなんですよね〜〜ホント。 で、> 「きゃあ」「おほほほ。どうしたのかしら」 .... こうして密室に誘い込んで二人っきりとなって血を吸ったりいたぶったりする恐怖も「ロンゲルゲ」の名物(?)ですが、 毎回趣向が凝らされていて楽しめます。
それにしても、 > この女子店員は実は勝徳のような男の子にいたずらをしたがる痴女だったのである .... いや〜〜〜、ショタコンの痴女が沢山居る世界ですね〜〜〜この「ロンゲルゲ」ワールドは(^_^ )。 現実世界ではどのくらいの割合で居るんでしょうねぇ?(ロリコンおやじはけっこう沢山居るみたいですが)
> 「その男の子をつれこんでいたずらしようとしたら・・・正体がロンゲルゲだとわかったのよ。だから、逆に襲われたの」 .... しかしまあ、こういう自分の恥をベラベラと喋るというのも実に可笑しいですねぇ。 普通の神経だったら “男の子を襲おうとした” とか “逆に襲い返された” なんて恥ずかしくて隠したがるものだと思うんですけどねぇ ....そこがさすが、ジョーシキの通用しないロンゲルゲワールドですネ(^_^ )
> 「襲われて本望だったわ。うふふふ、これで堂々と男の子を襲えるから」 .... もう人間を捨ててまで悦楽に浸っていたいわけなんですね〜〜〜。この潔さがスバラシイ!
> 「それにさっきあなた、わたしのことじろじろ見てたでしょう」 .... もうすべてお見通しなんですね。


さてさてそんな間にもずっと羽目を外しっぱなしの長髪流毛さんですが....
> 水晶玉には長髪流毛の知らないうちに見たこともない者の指の影が .... いや〜〜〜面白い展開になってきましたねぇ。はたしてこれが敵の指なのか? あるいは 単なる興味だけのために伸ばした指に過ぎないのか? ....次回が楽しみでございます。
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十三話「長い髪には巻かれろ」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.8.8(Vol.844) 初出___Cont.No.snake44    
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編集・発行者からの御礼−−第四十四話「恐怖はふたたび」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十四話「恐怖はふたたび」お送りくださいましてありがとうございました。
今が丁度季節柄ということもあってか(?)、ここにきて精力的に多作になってきましたね。 でもこのタイトルを見て改めて考えたんですけど、やっぱ、“恐怖” なんですね、男の子たちにとっては。 『もしかしていたぶられることに快感を感じてるのかな?』とも感じてたものですから(^_^ )

今回の前半は、楳図かずお氏の “へび女” ものと “ロンゲルゲ” が合体したような感じでしたねぇ。 それが丁度タイムリーに上映されている映画の中というのも実に面白いアイディアでした。
> うろこを飲まされてへびにされている とか > 穴のなかにいるおかあさん とか > へび井戸 なんてのは、楳図(オールド)ファンの人たちが思わずニンマリしたことでしょう。 でもここで、少年が被害者になるところ(しかも多数の物の怪女子に取り囲まれて)とか、髪の毛が好きな女の子と同じ長さに伸びるところが、 「ロンゲルゲ」ならではですよね。
そして最後に> 「サツキさんとカンナちゃんを襲ってへびにしてくるのよ」 .... おお〜〜あの “やまびこ姉妹” が次は狙われるのですかぁ。しかもこの男の子が襲うわけですね(う〜〜うらやましい ^_^ )。 これはぜひとも次回の第45話の中でその様子を描いてほしいところです。
そりゃそうと、楳図氏の作品ってこれまで実写化も多くされてきましたが、“やまびこ姉妹” って実写化されたことがありましたかねぇ? ....というのは、“やまびこ姉妹” が登場したのは1965年頃の作品(漫画)までだったと思うんですけど、 この頃までの楳図氏の画風(=顔の描写)って少女漫画風だったんですよね。だから“やまびこ姉妹”が(後のような)リアルな顔やあるいは実写となった場合に、 どんな風に変わるのか個人的に興味はあるんですよね。


さて、それでは今回の後半部である本編ですが....
> いかにもそれとわかる泥棒の男 .... アハハハハ、前回のラストを緊張感たっぷりに締めくくった、あの謎の手の主は、単なるコソ泥だったわけですね(^_^ )。 ま、それもまた「ロンゲルゲ」らしいと言えばらしいですナ。 それにしても、 > 「おれは女は苦手なんだ」 とか > 「ただ泥棒することに生きがいを感じているだけ」 とか、 変わったフェティシズムのキャラですね。あの「PART2」に登場した > 「ひいー。わしは覗くだけでいいんじゃ」 の教頭先生を思い出しましたです。
> 「急に頭痛が、ああ、長髪流毛先生からの命令だわ」 .... やっぱり、長髪流毛さんが遊び惚けていた隙に女子ロンゲルゲたちが暴走してたのですね。 それにしても、 > 「もうあなたにいたずらできないわ」 > 「そしたらこんどはぼくがおねえさんにいたずらしようか」 .... まあ、なんとも単純明快な!!(^_^ )。こういう潔さが通用する世界ってさぞ楽しいでしょうねぇ(人間社会は兎角うるさ過ぎてね)
でも、> 「まあ、わたしの髪の毛編んだの?こんなきれいに」 .... 結果的にはいたずらじゃなくって、店員さんを喜ばせてあげた訳ですね。まあ痴漢といえば痴漢とも言えなくもないですが。 それにしてもこういう小学生の男子が大人の女性の長い髪を編んであげるなんてのは、とても興奮するシチュエーションですね。

そして続いて、この店員さんの回想シーンに移る展開が上手かったですね。しかも....
> 公之だった・・・雛乃が・・・ .... おおーーーなんとも懐かしい!!! 雛乃ちゃんは「PART5」のラストで、 なんかホノボノと平和な締め括り方をされていたので、『もう出番はなさそうだな』と思ってましたから、 いっそう懐かしさを感じました(前話で、ライバルだった女教師が再登場したことと何か因縁を感じますが ^_^ )。 ま、とにかく『よくぞここでこのカップルを・・・』と適材適所の巧みなキャスティングに感動しました。
> 「君に血を吸われてばかりいるから、だんだん自分も色白になってくるんだけど」 .... これ、実はちょっと気になったんですよ。『もしかしたら、今後の何らかの伏線かな?』とも感じたもので、 それで編集で色変えしてみた訳です。ま、私の単なる考え過ぎかもしれませんが。
それにしても、> (実は台本にないのに演技者が勝手にやっていた) .... ふふふ、第33話冒頭の「黒髪屋敷」の所でもこの雛乃役の女の子は 公之役の男の子にだいぶ迫ってましたっけネ。でも最初の頃(例えば第13話)は、 彼女は彼のことを嫌ってましたっけ....このあたりの雛乃役の女の子の行動の変化(心境の変化かな?)も興味を引くところです。 とにかくこの「ロンゲルゲ」は本編に加えて、楽屋裏(演じている子役や俳優たち)も楽しめますね。
> 「あら、帽子がでっぱってるわ、中になんかあるのかしら」・・・中にまとめていた二本の三つ編みの髪がぱらっと垂れ下がって出てきたのであった・・・「まあ、おほほほほ」 .... こりゃあこの女子店員もさぞ驚いたでしょうねぇ、それも嬉しい驚きというか。このシーンを思い浮かべると ホント可笑しさがこみ上げてきます。文章表現がとても面白いんですよね。
> 「もう逃げられないわね。そんな姿のままおまわりさんとかに見つかったら笑い者よ」 .... まあなんと卑劣な!!(^_^ )。第3話「長髪流毛のたくらみ」の中で、 長髪流毛さんが女子便所に引きずり込んだ勝徳君に向かって吐いた台詞 > 「あなたが女子便所にいて、しかもこんなすがたになって入ってるんだから、まちがいなく変態と思われるのよ」 を思い出しましたデス。どっちもまあ少年の弱みに付け込んだりして....。


それにしても、しかし... > 勝徳の母親が女子店員の代わりに接客を担当していた・・・「おほほほ。アルバイト代もたっぷりいただいたし」 .... なんちゅーーーー母親や、これは!!(^_^ )
で、今回のラストですが、どうやらロンゲルゲではなさそうなロン毛男子高校生が現れ、 この女子店員の最初の生贄となりそうな雰囲気が漂ってきましたねぇ....でも、はたしてこの店員の目論見は成功するのでしょうか? > 長髪流毛の魔力によるものではなく というところから、なにか一筋縄でいかないキャラのような予感がするのですが....
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十四話「恐怖はふたたび」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2008.8.17(Vol.846) 初出___Cont.No.kami017    
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このところ、◎の入っている欄はロンゲルゲばかりになってしまった?もっといろいろと出てくるといいですね。

今回は、スネークハート様への返信だけです。
さっそくですが、毎回ご感想ありがとうございます。

まず
>これはぜひとも次回の第45話の中でその様子を描いてほしいところです。
実は、あんまりその手ばかりやっていると、パクリで批判される恐れがあるかもしれませんので、どうするか考えていません。まあ、あのやまびこ姉妹だけはあんまりかわいげないキャラだったと思っていたので、第一、一度も彼女たちは髪形を変えたのを見たことがないし(笑)。洋子さんは最初三つ編みにするつもりが、多分その前の「紅グモ」の主人公が三つ編みだったから似てきてしまうと思ってウエーブをかけさせていたのではと思います。なんとなく、洋子さんのモデルは当時人気の内○洋子さんだったのではと思ってしまいます。これに対してサツキさんは自民党の片○さつきさんによく似ていますね(笑)。ということで、この件に関しては期待を外すことになり申し訳ございませんが。

>前回のラストを緊張感たっぷりに締めくくった、あの謎の手の主は、単なるコソ泥だったわけですね。
いえ、水晶玉をほったらかしにしていいのかあまりに心配されたので、実はそういうことだったのだというのを示していたもので。世の中こういうやつもまあいるでしょう。ル○ン3世のようにスマートになれたらさぞかしいいのでしょうが?

>結果的にはいたずらじゃなくって、店員さんを喜ばせてあげた訳ですね。まあ痴漢といえば痴漢とも言えなくもないですが。
ロンゲルゲの男の子たちは、髪の毛以外関心がありませんから、つまりおっぱいやお尻などには関心がなく女の身体でいたずらしてみたいのはいつも髪の毛だけと思っていただければよろしいかと思います(笑)。かれらにとっては長い髪の毛がおっぱいの代わりになるわけですから、たしかに痴漢行為ですね、これは(笑)。

>とにかく『よくぞここでこのカップルを・・・』と適材適所の巧みなキャスティングに感動しました。
恐れ入ります。彼らは中学生ですから今後も重要な役割に位置します。本人たちも出たがっておりますし、特に雛乃役の子は彼を思い切りいじめてみたいようなので(笑)。あ、色白になるというのは特別意味はありません。どちらかといえば彼のほうが彼女より美しく見えてしまうためで?

>まあなんと卑劣な!!(^_^ )。
当然、この女は卑劣な性格の持ち主です(笑)。次回はこの女が自分の長い髪を武器にどんなことをするのか、やり放題やりまくる予定ですので、ぜひお楽しみに。


話は変って、まあこれは耳より情報というわけでもないのですが、例の仮面ライダーシリーズで現在グラフィティーのようなものが出ていますが、当時男の子の役として出ていた子が女装している写真があります。この話が出ているビデオも借りて見ました(21話「大阪城の対決」)。ツインテールのけっこう長めの髪に赤いリボンをまとめた姿で見事にはまっています(笑)。いっそ、小学生のうちに男の子には全員1回だけでも女装をやらせて記念写真撮ったら一生の宝物?になるのでは。絶対自分ならロングヘアの髪形で、とやりたかったですね。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.9.11(Vol.849) 初出___Cont.No.snake45    
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編集・発行者からの御礼−−第四十五話「眠れる森の痴女」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十五話「眠れる森の痴女」お送りくださいましてありがとうございました。
でも思うのですが、ある森の中で女性が眠っていて、「実はこいつは痴女なんだ」なんてのも、 想像しただけで可笑しいですよね。

さて前回のラストで登場した長髪少年、『もしかして只者ではないかも』と想像もしましたが.... まあ一応長い髪を愛する普通の少年だったようですね。
> 「ふふふ、叫んだらあなたが痴漢に思われるのよ」 .... まあなんと卑劣な....って、これ前回の感想の中でも言ったなぁ(^_^ )。そうそう前話でもこの女は公之君に > 「そんな姿のままおまわりさんとかに見つかったら笑い者よ」 って言ったからですね。それにしても、美少年を見かけるたびに抱きついて犯そうとして....ホント、変な女!!
> 「髪の毛長いって聞いたらここが大きくなったわね」 .... う〜〜んっ、これは私にとっても少々ギクッと来る言葉ではあります(^_^ )。 つまり髪フェチという人種は「長い髪」という言葉を聴くと、耳から(脳を介さずに)直接あそこに刺激が伝達されるように体が作り上げられてしまっている と言うわけでしょうなぁ(ホンマかいな? ^_^ )。まあでも私はもう美少年ではありませんから、この痴女に襲われる心配はありませんが。
> 「公之くんはわたしがロンゲルゲにしているから、あなたはわたしの下僕よ」 .... このあたりのロンゲルゲ内の上下関係は 第七話「人食い髪」の中ほどに書かれてましたっけね。 まあ採録すると、
男の子は髪の毛が長い女の子だけ血を吸うことができ長くない髪の女の子は女のロンゲルゲだけが血を吸ってその子をロンゲルゲにするのである。ロンゲルゲになった子で長い髪の女の子には吸血能力のほか特別な力や自分の吸った相手を下僕にする権利も与えられるが、短い髪の子はその手下としてロンゲルゲにする仲間を連れてくるなどいわゆる補助というのか手伝いを命令どおりするだけである。いっぽう、男の子は長い髪の女の子の血を吸うことはできるがその子を下僕にはできない男の子によってロンゲルゲになった女の子はその男の子をさらにロンゲルゲにした女の手下になるのである。これらがロングヘア星人のいわゆるおきてなのである。
って訳ですか。サスガ、ちゃんとつじつまが合っておられました(パチパチ ^_^ )

> 「わたしが小学校高学年の時にモデルで撮ってもらった時の写真だわ・・・あなた、切り抜いて持ってたの」 .... おお〜〜さすがは超アイドルおたくの公之君! こういうキャラクターの性格をちゃんと再び活かすところが実にすばらしい。 やはり作者さんはそれだけ登場人物に愛情を注がれてるということでしょうネ。
> 「ごみを捨てるよう頼まれた時にあの本が入っていたのに気づいて、ひそかに切り取ってたんです・・・ 母が新しい本買ったからいらないって捨てるようになって」 .... この、お気に入りの写真を密かに切り取って保存していた経過の説明もまた本当にすばらしい!! 「そうそう、そうそう」と 思わず頷いてしまう(つまり私自身の経験にも少なからず当てはまる)リアリティでした。
> 「巳化子(みかこ)・・・傷ついていたへびを助けたらしいの。そしたらわたしが生まれたからきっとへびの化身じゃないか・・・もう本当にへび女だわ」 .... まあ、女の子にそういう名前をつける親も困ったものですが、でも....実に発想がすばらしい!!!! (さっきから “すばらしい!” ばっかり言ってるな ^_^ )
> ストリッパーを志望する以前はバレリーナ志望だった .... なんか、まだ中学生なのに、夢を妥協するには早すぎるような気がするなぁ(^_^ )


> 女性のヌード写真集・・・髪の毛が長いモデルの頁が開きやすく、髪の短い女の頁はほとんど開いていない .... これまた先程の写真の切り抜きと同様、「そうそう」と思わず頷いてしまうリアリティでした。
私は例えば一乗院リナさんの写真集を持っていますが、さほど印象的でない(つまり髪があまり映っていない)ページは セロテープで留めていまして、気に入った(つまり髪が良く映っている)ページを見易くしているんです。それと相通ずるところがありますよね。
まあとにかく、生徒手帳を拾ってその男の子の家に忍び込むという大きな流れですが、その中でその男の子(= 伴道君)が髪フェチであること、 その髪フェチであることを証明する方法・アイディアがすばらしいですよね。あまりにも現実離れしたこの「吸血怪人ロンゲルゲ」ですが、 上述の写真の切り抜きやこのヌード写真集についた癖など、『なるほど』と頷ける的を射た現実性も見逃せないところだと思います。
> さきほど夜道で自分を襲った巳化子がうつ伏せで三つ編みの後ろ姿を見せて下着姿で寝ているのにまた驚いていた .... そりゃあ驚くでしょう。それにしても....大人げない!!(^_^ )
> 伴道の手首に、巳化子の髪の毛がひとりでに左右交差しながらそれぞれ巻きついたのである .... おお〜〜久々ですね〜〜〜、この妖怪じみた “動く髪”。これこそロンゲルゲって感じです。
> 伴道は巳化子の思うがままに腕を動かされ・・・巳化子の三つ編みにしている髪の毛も頭の上からなでさせられていた .... もうめちゃくちゃですね〜〜! そこまでやるぅ!?(^_^ )。それにしてもただ髪を長くして夜道を歩いていただけなのに、 痴女のロンゲルゲに勝手に見初められてこんな目に遭わされて....ホント、可哀想な伴道君。


> 彼もヌードなんかいつも見ているいやらしい心の持ち主だったんだから .... う〜〜んっ、これって高校生としては普通だとおもうんだけどなぁ(^_^ )
> 男子高校生の後ろを追っている女子中学生・・・「年上の男の子を追うストーカーかしら」 .... またも登場の女ストーカー。しかし、 > 長髪流毛の次の狙いがようやく決まったようである .... 別に放っておいてあげても良いような気がするんだけど(^_^ )....まあ考えようによっては、 長髪流毛さんはこういう内気なロングヘアー少女の恋のキューピッドとも言えるのでしょうか? 悪魔がキューピッドってのも可笑しいですが。
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十五話「眠れる森の痴女」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2008.9.19(Vol.850) 初出___Cont.No.kami018    
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感想の御礼

こんばんは。 今回もまた、ご感想に対するコメントのみでございます。

その前に、表紙の写真、いいですね。特にEXテレビの人物には是非いま登場している痴女(つまり巳化子)の役をやって美少年を襲ってもらいたいとか、もっともずっと前でいまはおばさんになっているでしょうが。

それでは、まずは。

>美少年を見かけるたびに抱きついて犯そうとして....ホント、変な女!!
将来は、きっとこんな女も多くなってくるかもしれませんよ。そのうち「変」ではなくなるかもしれませんね。

>「髪の毛長いって聞いたらここが大きくなったわね」 ....う〜〜んっ、これは私にとっても少々ギクッと来る言葉ではあります(^_^ )。つまり髪フェチという人種は「長い髪」という言葉を聴くと、耳から(脳を介さずに)直接あそこに刺激が伝達されるように体が作り上げられてしまっていると言うわけでしょうなぁ
そうですね。表紙のようなヌードなんか見てもたいしたことないと(といったら失礼かもしれませんが)思うのに、髪の毛のことになるとたしかに反射して時にはそうなっちゃいますね。

>サスガ、ちゃんとつじつまが合っておられました(パチパチ ^_^ )
拍手、ありがとうございます。実は自分でも過去にこんなこと書いていたのかという覚えが定かでなくなってしまったりして、下手するとつじつまの合わない恐れも出てくるので、今後はしっかり見ておかないとというわけですが、ふえていくと膨大な量になるので、合わせるのも一苦労するところであります。

>お気に入りの写真を密かに切り取って保存していた経過の説明もまた本当にすばらしい!!
実は、私の小学生だった時の経験で、やはり母親の持っていた婦人雑誌の編物を特集した本のようなものをひそかにのぞいて特に当時自分より上の学年にあたるのですが、長い三つ編みの女の子がモデルになっている頁が1箇所だけあって、後ろの方の解説でも三つ編みの黒髪をかたほう前におろしている似顔絵のような絵が描かれていたのが記憶にあって、いつもいいなあって思っていました。この女の子みたいになりたいとか乗り移ってみたいとか(笑)、その時の気持ちを話にだぶらせていたもので。ただ、残念ながら切りとって残すということはできませんでした(笑)。しかしながら、今回登場している痴女のモデルはその時の女の子ということになり、本人がもし知ったら驚くかもしれませんね。いまはその人ももちろんおばさんでしょうが。

>女の子にそういう名前をつける親も困ったものですが、でも....実に発想がすばらしい!!!!
この「ロンゲルゲ」は、あくまで子供中心の世界のつもりだったもので、たまに出してきたおとなについては名前をつける必要があるかどうか考えたのですが、そこでこういうちょっとまともでない名前を考え付きました(笑)。実は例の古賀○一のホラー少女漫画「呪いのへび教室」(男がひとりも出てこないのがまた奇妙です)で、へび少女になってしまった長いツインテールの主人公の女学生の名前が美加という名だったところにヒントを得たもので(本当は同じ読み方をするいま活躍中のあるロングヘア少女タレントで多●未華●をモデルとしたいところだけど)。この女の子、恐ろしい蛇の舌が口のなかに見られるのですがすごくキュートなおさげの子でそそられちゃいます。楳○かずおにもこの髪型の女の子をへび少女など悪役にしていることが多いので、やっぱり長い髪の女の子は男心をむしばむ妖怪少女なのかも。

>ストリッパーを志望する以前はバレリーナ志望だった ....なんか、まだ中学生なのに、夢を妥協するには早すぎるような気がするなぁ
まあ、中学生あたりになると、小学生の時の夢が挫折しがちなものですが、また志望するようになるかもしれませんよ。

>さきほど夜道で自分を襲った巳化子がうつ伏せで三つ編みの後ろ姿を見せて下着姿で寝ているのにまた驚いていた .... そりゃあ驚くでしょう。それにしても....大人げない!!
その大人げなさがこの巳化子のかわいらしさともいえます(笑)。

>伴道の手首に、巳化子の髪の毛がひとりでに左右交差しながらそれぞれ巻きついたのである .... おお〜〜久々ですね〜〜〜、この妖怪じみた “動く髪”。これこそロンゲルゲって感じです。
はいはい。こういう役は長い髪の者でなければできませんからね。今後もこうした長い髪ならではの魔力を大いに引き出させてみたいと思います?

>それにしてもただ髪を長くして夜道を歩いていただけなのに、痴女のロンゲルゲに勝手に見初められてこんな目に遭わされて....ホント、可哀想な伴道君。
こういう時、女性の読者なら喜んで読んでいる人もいるかもしれませんね。ロンゲルゲは、仮面ライダーや戦隊シリーズなどの悪役以上に容赦ない悪の世界なのです。

>彼もヌードなんかいつも見ているいやらしい心の持ち主だったんだから ....う〜〜んっ、これって高校生としては普通だとおもうんだけどなぁ
当然、普通の男の子だから狙われます(笑)。

>まあ考えようによっては、長髪流毛さんはこういう内気なロングヘアー少女の恋のキューピッドとも言えるのでしょうか?
そういえばそうかもしれませんね(笑)。ただし、希望をかなえてあげると引き換えに下僕に、ロンゲルゲになりなさいという交換条件がついてまわるのです。もちろん、髪の毛を女の子のように長くしてみたいとか思ってしまう男の子に対しても。


以上、またそんなところで。今年は48話まで行けばいいほうかな?
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2008.10.23(Vol.859) 初出___Cont.No.snake46    
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編集・発行者からの御礼−−第四十六話「まだらの痴少女」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十六話「まだらの痴少女」お送りくださいましてありがとうございました。
前回のタイトルが「眠れる森の痴女」で今回が「まだらの痴少女」と、いずれも名作のタイトルをもじった楽しいものでしたね。 それにしても今回、なんかいつになく下ネタが多かったような気が....(^_^ )

> ツインテールの黒髪を不気味に震わせながらあやしげな行動をする少女 .... と書かれると、何だかこの少女がものすご〜〜い素性−−物の怪か何か−−の持ち主のように感じてしまいますが、 実際にはこの少女自身はただの内気な普通の女の子に過ぎなかったんですねぇ。でも.... > 「あの、下着はつけてないんです」 .... う〜〜んっ、やっぱちょっとヘンタイの気は有るのカナ?(^_^ )
> 「彼を見ているだけでいいんです。相手にならなくても」 「あなたのやっていることはストーカーね。それにふさわしいようにしてあげるわ」 .... ああ〜〜あ、別にほうっておいてあげれば良いのに(^_^ )
> 伴道は下着も脱がされて露骨な下半身をあらわしていた。 「あっ、出そうだわ」・・・伴道の下半身をティッシュペーパーでふきはじめた .... しかしこれって、文章だからまだしも、もし実写にするとものすごくいやらしいシーンですよね。 超ロン毛の男の子がアソコを露出している光景なんてのは....なんか想像しただけでおぞましい感じがするんですけど(^_^ )。 しかし何の非も無いのにここまで屈辱的な目にあわされて、ホントかわいそうな伴道君。
それにしても、> 「巳化子さんを家政婦として雇うことにしたのよ」「巳化子さんの代わりに私が勤めることになります」 .... ものごっつーーー決断早ーーー! しかも軽ーーーーっ!
そして、> 工場のほうは不況で閉鎖してしまった .... ここで突然、今の現実世界の世知辛さが出てきたのには笑えました。しかし 第43話で > 「ボーナスも出たからお気に入りの洋服買いましょう」 と言ってたのに、ボーナス出てすぐに閉鎖になったのにもまた笑えますねぇ。
> 伴道は少女の髪をすぐ両手でわしづかみにしながら .... 未良ちゃんのスカートすそまで伸びた超長いツインテールをわしずかみにしている光景なんて、 想像するとゾクッと来ますねぇ。しかし軟弱な感じだった伴道君もロンゲルゲになった途端に♂らしいバイオレントになりましたねーー。
> 「そうですの、では気をつけて」 .... でも魔女に向かって「気をつけて」と言うのもなんか可笑しいですねぇ(^_^ )。 時折現れるこういう俗っぽさがなんか笑えるんですよね。


> 自慢の長い黒髪を手のように動かせながら、ノブを力強くまわしたのである .... おお〜〜久々に出た感じですねぇ、長髪流毛さんの “髪技”。ロンゲルゲでは、体で最強のパーツが髪であるという 点がとても嬉しいです。
> 少女はその家をのぞき見しながら興奮してこのトイレでもよおしていた .... なんか未良ちゃんとよく似た性質の女の子ですねぇ(^_^ )。
> 髪フェチ向けに通信販売されていた長い髪の毛のAV女優が出演して・・・ビデオ .... まあ私もほしくなるビデオですが(笑)、でもこの男の子もまだ高校生なのにこういうビデオを通販で買うとは、 だいぶ溜まって(or 堪って)ますなぁ。
> 「この子もかわいいから、なるべく男の子になるべく襲わせてあげないと、男の子たちがいじめられてばかりでかわいそうだからね」 .... おやおや長髪流毛さん、意外と優しいじゃあないですか.... などと誉めるとまた、裏切られるカナ?(^_^ )
> この家も母子家庭で母親がキャリアウーマンとして .... アレッ、ところでそう言えば、この「ロンゲルゲ」って、登場人物の父親が出てきたことありましたっけ? ....なんかどの家庭もみんな母子家庭だったような気がするなぁ(笑)
> 京磨が生まれてすぐ父親のほうが死んでしまい .... ねえ、そういえば伴道君についても母親が > この子が小さかった時に死んだ父親 とか言ってましたよね。で、どっちも超ロン毛男子....う〜〜んっこれって単なる偶然なのかな? なんとなくどっちも カマキリみたいに母親が父親を殺したような感じもするんだけどなぁ(^_^ )。 まあ兎に角確実に言えることは、このロンゲルゲワールドでは男は薄命ってことカナ。
> 髪を女の子のように長くすることに抵抗のない、むしろそうしてみたかったという男の子は少しずつふえているようである .... と言うか、「ロンゲルゲ」の男子キャラクターってそういう性質の子ばっかりのような気が....(^o^)


> 女子中学生の名前は未良(まだら)といって、やはり親がその手のファンなのか .... またまた巳化子の親以上のこまった親ですね〜〜〜。 しかし考えてみれば、“未良は伴道に血を吸われたのに伴道には目もくれずに、京磨の家に向かっていった”、 “伴道も初めて会って当然好きでもない未良の血を吸った”....血を吸うというある意味究極のスキンシップをしているのに、 こういうほとんど心の通っていないドライさってのも、なんか空恐ろしさを感じますねぇ。
そう考えると、長髪流毛さんが今回トイレの中でスカウト(?)した新たなロンゲルゲ候補の女の子は、 誰に血を吸われるんでしょうかねぇ?....ってことは長髪流毛さんはやはり、人それも子供の心と体を弄んでいる悪魔ってことなのカナ?
> 魔力を得た未良は、ツインテールの髪を振り乱しながら翼代わりにしてあいていた窓から忍び込むことができた .... おお〜〜ロンゲルゲになりたてだというのに、誰からも教えられなくともこういう技がいきなり使えるんですねぇ。 以前に長髪流毛さんが髪を翼代わりにして空を飛んだことがありましたが、今回のこの未良ちゃんは 髪をプロペラ代わりにして飛び上がった感じですねぇ。ま、とにかくこういう髪を使っての非現実的な超能力を 披露してくださるのは(ホラーらしくて)嬉しいところです。
> ブルセラショップで買ったという夏物のセーラー服 .... おお〜〜なんだか “ブルセラショップ” なんてずいぶん懐かしい響きですよね〜〜〜。1992年頃に話題になりましたよねぇ。 よく忘れずにおられましたねぇ。髪伊良さんの記憶力には感心いたしますデス。 しかしこの男子高校生、ビデオ通販に加えてブルセラとは、かなり重症のようですね (既にオッサン化している感じ ^_^ )
> 「まあ、あなた、どこから入ってきたの?」 .... しかし、セーラー服着て髪を長く伸ばして、そしてこういう言葉使いしていると、 > べつに性同一障害ではなく と言われても、あまり説得力ないですね〜〜〜(^_^ )


さて(それが本当の望みだったのかどうかは分かりませんが)未良ちゃんが京磨君をいよいよ我が物にしようとしている一方で、 何となくそれとよく似たもう1組のペアも登場し、なんかこの2組に接点は有るのかな?とかも考えてしまいます。
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十六話「まだらの痴少女」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2008.10.30(Vol.864) 初出___Cont.No.kami019    
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ロンゲルゲご感想への御礼

こんばんは。
11月のお休みに入る以前に変身、じゃなかった、返信させていただきます。

>しかしこれって、文章だからまだしも、もし実写にするとものすごくいやらしいシーンですよね
まあ、どこまで表現してよいのかは微妙なところですが、とりあえずは少年○ンデーや○ガジンあたりで描写されている範囲内を目安として?もちろん視聴者?には見えない範囲で進めてまいりたいと思います。

>ああ〜〜あ、別にほうっておいてあげれば良いのに(^_^ )
そうはいかないでしょう。彼女の目的は地球征服なのですから。

>「ボーナスも出たからお気に入りの洋服買いましょう」 と言ってたのに、ボーナス出てすぐに閉鎖になったのにもまた笑えますねぇ
ここ、つっこまれたらどうしようかなと思っていました(笑)。どうしてボーナスを出した会社が不況で閉鎖になるのか、この際どうでもいいようなナゾということで。

>未良ちゃんのスカートすそまで伸びた超長いツインテールをわしずかみにしている光景なんて、想像するとゾクッと来ますねぇ
そういえば、ゾクッとさせられますね。是非絵にしていただきたいです。

>おやおや長髪流毛さん、意外と優しいじゃあないですか....などと誉めるとまた、裏切られるカナ?(^_^ )
「意外」ではなくて、本当に優しいのですよ。男女どちらにも。

>まあ兎に角確実に言えることは、このロンゲルゲワールドでは男は薄命ってことカナ
そういえばそうですね?

>おお〜〜なんだか “ブルセラショップ” なんてずいぶん懐かしい響きですよね〜〜〜。1992年頃に話題になりましたよねぇ。よく忘れずにおられましたねぇ
そんな前でしたか。いつ頃のことだったかは記憶にないのですが。いまはもうやる人はいないのでしょうかね。

>しかし、セーラー服着て髪を長く伸ばして、そしてこういう言葉使いしていると、 >べつに性同一障害ではなく と言われても、あまり説得力ないですね〜〜〜(^_^ )
あくまで、女の子に対する憧れが強いから、男の子もそうやりたがるというような感覚ですから。たしかに説得力はなさそうですね。

>しかし考えてみれば、“未良は伴道に血を吸われたのに伴道には目もくれずに、京磨の家に向かっていった”、 “伴道も初めて会って当然好きでもない未良の血を吸った”....血を吸うというある意味究極のスキンシップをしているのに、こういうほとんど心の通っていないドライさってのも、なんか空恐ろしさを感じますねぇ
だから、ホラーなんです(笑)。もっとも、本当に好きでもないのかどうかは、作者にもわからないです?

>そう考えると、長髪流毛さんが今回トイレの中でスカウト(?)した新たなロンゲルゲ候補の女の子は、誰に血を吸われるんでしょうかねぇ
それは多分、次回で明らかに…?

>未良ちゃんが京磨君をいよいよ我が物にしようとしている一方で、何となくそれとよく似たもう1組のペアも登場し、なんかこの2組に接点は有るのかな?とかも考えてしまいます
それも次回で明らかに致しましょう?


というわけで、どちらかにご旅行でもされるのでしょうか。お気をつけて行ってらっしゃいませ。
(どうも、ありがとうございます....SNAKEHEART ^_^ )
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2009.1.28(Vol.874) 初出___Cont.No.snake47    
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編集・発行者からの御礼−−第四十七話「みだらの少女」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十七話「みだらの少女」お送りくださいましてありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。それにしても奇しくも(?)投稿くださったのが1月18日でしたのでなんだか、 バースデープレゼントに「ロンゲルゲ」を贈っていただいたかのような気分でした(^_^ )。


> 三つ編みのおさげにした髪を背中に垂らした時、その髪を後ろから両手でわしづかみにする者が現われていた .... そうそう、そういうシーンを1番見たいもんですヨ〜〜。あの、「YouTube」で見られるクリスタルゲイルの動画 「Another World」の「(5)」でゲイルが後ろから首を絞められるシーンがありますが、もしもそれが、 このビデオのように後ろからあの長〜〜〜い髪をわしづかみされるシーンならばもう、私チビッてしまうでしょうねぇ(笑)
> 便所に入って放尿行為までしっかりその音まで入れられている .... このテの趣味は殆ど無い私ですが、でもこと超ロングヘアー女性に限っては、そんなシーンも見てみたい気はあります。 ま、ロングヘアー女性ならば全てを知ってみたい訳ですかね。
> 髪を念入りにとかす場面・・・髪の分け目や、編み目・・・ビデオカメラはしっかりととらえて見る者の興奮度を高めていくのであった .... まさしく “至れり尽くせり” のビデオです。なんだかAV制作者たちに対して「こういうビデオを作れ」とご指南されているかのようですね。
> 「おれさまは、ドラキュラだ」・・・ドラキュラは少女の胸もまた下着に手を入れてじかにもみ始めるのであった .... でも割合と下品なドラキュラですねぇ(^_^ )
> 男子高校生もビデオのドラキュラと一体化しているかのように興奮するのであった .... この高校生はきっと 、この少女がロングヘアーで、髪をわしづかみされながら血を吸われているので興奮しているのでしょうネ。 もしもショートかセミロング少女ならば興奮しないでしょう....私だったらそうです(^_^ )

> 「うふふふ、ここから血を吸わせてもらうわ」・・・京磨の下半身に牙を刺して血を吸いはじめたのである .... そ、そ、そんな無茶苦茶な!! アソコに噛み付いて血を吸うなんて....『自分がもしそんなことされたら』と想像すると身震いしますよ(笑)。 遂に女子ロンゲルゲもここまで来ましたか!
> 女物の下着を身につけた半裸の状態で下半身も裕里乃に見えたうえに髪形も自分と同じ三つ編みのおさげで .... こ、これってもう滅茶苦茶な姿じゃあないですか! 男でこんな格好していたら、どう弁護したってヘンタイにしか見えませんよ(^_^ )。 で....
> 裕里乃の髪をそれぞれの手でわしづかみにしながら、首にかみついて血を吸いはじめた .... まあ洋の東西問わずこれまで吸血鬼映画は星の数ほど存在してきたでしょうけど、これほどまでにおぞましい吸血シーン (こんなトンデモナイ姿で血を吸う ^_^ )なんて、かつてどこの国にも無かったのでは....と思わせます。


> 相変わらずビデオを見てハアハアしているその男の子に、背後から本物の吸血鬼が近づいている .... ここですが、今回面白いというか謎めいた箇所でした。最初に原稿を読んだときには、 『ああ〜〜そうか、冒頭でドラキュラのビデオを見ていた男子高校生が、妃佐矢くんだったのか』と思いました。 でも、その男子高校生が妃佐矢くんだとは、文中で必ずしも明言はされてませんでしたよね.... まあいずれにしても、最初は本編から脱線していると思っていた冒頭のドラキュラビデオのパートが、 途中で本編と繋がってきた(でも本当に繋がっているとは限らない)という 今回の全体構成は面白かったなと思いました。
> 髪を巻きつかれていた伴道の手首は巳化子のわきの下を通ってじかに胸をもませていたのであった .... そーー言えば先週の土曜日の朝に放送された「旅サラダ」という番組の中で、安珍清姫伝説の和歌山・道成寺のご住職(?)が、 安珍を60kmも追いかけて最後には蛇になったという清姫の伝説を話しているのを聞いて、なんとなくこの巳化子さんを思い出しましたよ(^_^ )。 巳化子さんも美男子を追いかける蛇の化身ですもんネ。
> 実は美江子であった・・・「まあ、髪伊良美ちゃん、おひさしぶり」 .... いや〜〜この二人、ホントおひさしぶりですね。第36話以来ですから、 約2年ぶりじゃあないですか。特に髪伊良美ちゃんの再登場が嬉しいですね。それにしても...
> 「髪伊良美ちゃん、とうとう歌手デビューするんだって」 .... へえええ〜〜〜、第30話の終わりの方で > 「鏡よ鏡、わたしはこのとおり顔も体形も悪くて自他ともに認める不細工な女です。もちろん性格も悪いです」 と言ってた良美ちゃんですのに、歌手になれたんですか! キャンペーンガールとして相当顔が売れたんですね? これって やはり> 世界一髪の毛がきれいな女の子 ゆえでしょうか ....だとしたら、まさしくロングヘアーによるサクセスストーリーですねぇ。 それは非常に嬉しいことです。
ところで、髪伊良美ちゃんは今でもロンゲルゲではないんですよね? また、ロンゲルゲの存在自体もまだ知らないんですよね?


さてと....> ついに妃佐矢の部屋に入り込んでしまった。そして、ビデオを見続けている妃佐矢の .... ああ〜〜あ、かわいそうに。おそらく1日の勉強などを終えて今1番リラックスしていられる時間でしょうに、 そんな無防備状態を襲われるなんて....まあそういうトコトン理不尽さがまた「ロンゲルゲ」の面白いところですよね。
それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十七話「みだらの少女」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2009.1.31(Vol.876) 初出___Cont.No.kami020    
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第47話ご感想に対する返信です

こんばんは。

本日(2009.1.31)はそういえば、お昼の番組「ほんとにあった怖い話」のなかに、ものすごく超長くて多い黒髪の女性の方が出ていらっしゃいましたが、どなたか御覧になられまたビデオに撮られた方などはいらっしゃらないでしょうか。
女性に生まれたらほんとうにあんなふうになってみたいです。
もちろん、自分の恋人にするのも。

さて、先ごろ送られた日がお誕生日だったとのことで、おめでとうございます。

>割合と下品なドラキュラですねぇ(^_^ )
ドラキュラって、そんなに上品だったかな?まあ、このようにもっとエロとホラーが、さらに髪フェチ向けの三拍子揃ったビデオができるといいですね。

>そ、そ、そんな無茶苦茶な!! アソコに噛み付いて血を吸うなんて....『自分がもしそんなことされたら』と想像すると身震いしますよ(笑)。遂に女子ロンゲルゲもここまで来ましたか!
あら、もともと、みんなそういうことやっていましたよ。これこそ女子ロンゲルゲの本当の男子ロンゲルゲに対する吸血行為ですから。女子ロンゲルゲはもう容赦ないのは特にご承知でしょう。

>まあ洋の東西問わずこれまで吸血鬼映画は星の数ほど存在してきたでしょうけど、これほどまでにおぞましい吸血シーン(こんなトンデモナイ姿で血を吸う ^_^ )なんて、かつてどこの国にも無かったのでは....と思わせます
そういう、トンデモナイ行為こそがホラー本来のありかたではと思います。つまり、より気持ち悪い、気色悪いからホラーなのではと思います。

>最初は本編から脱線していると思っていた冒頭のドラキュラビデオのパートが、途中で本編と繋がってきた(でも本当に繋がっているとは限らない)という今回の全体構成は面白かったなと思いました。
お褒めいただき、恐縮にござります。

>安珍清姫伝説の和歌山・道成寺のご住職(?)が、安珍を60kmも追いかけて最後には蛇になったという清姫の伝説を話しているのを聞いて、なんとなくこの巳化子さんを思い出しましたよ(^_^ )
あの、紀伊半島にはたしか日本むかしばなしで「髪長姫」というのもあのへんが舞台だったと思いますし、楳○か○おさんも出身地が近く、ポニーテールをほどきながら変身する「●だらの少女」も原作は舞台がその山奥だったと思います。もしかすると、髪に縁の多い土地柄かもしれませんね。

>「鏡よ鏡、わたしはこのとおり顔も体形も悪くて自他ともに認める不細工な女です。もちろん性格も悪いです」 と言ってた良美ちゃんですのに、歌手になれたんですか! キャンペーンガールとして相当顔が売れたんですね?
顔は悪くても歌手になれている例はいくらでもいるのでは、というわけでもないかな。ただし決して彼女は歌はうまくなく、声もきれいではないという設定です。顔は見せず、髪の毛だけで、まあたぶん彼女同様に顔やスタイルに自信のない、髪の毛だけでもなんとかきれいにすればと思った全国の女性たちに支持されたのでしょう。

>ところで、髪伊良美ちゃんは今でもロンゲルゲではないんですよね? また、ロンゲルゲの存在自体もまだ知らないんですよね?
彼女をロンゲルゲになぜさせないのかといえば、実は彼女は…いえ、これは機密事項につき、ここではまだナゾのままとしておきます。

>ああ〜〜あ、かわいそうに。おそらく1日の勉強などを終えて今1番リラックスしていられる時間でしょうに、そんな無防備状態を襲われるなんて....
とにかく、男の子に対して容赦ないのが女子ロンゲルゲ、でもいずれ、襲われてよかったと思うようになるでしょう。


というわけで、次回以降も引き続き宜しくお願い致します。
<前回投稿>
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2009.3.10(Vol.880) 初出___Cont.No.snake48    
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編集・発行者からの御礼−−第四十八話「乱れて今宵は」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第四十八話「乱れて今宵は」お送りくださいましてありがとうございました。
今回も(下の感想で述べますけど)数々の面白い発想と勉強になる知識も与えていただきまして、 “明るくて暗い、楽しくて恐ろしい、反道徳的だがためになるロンゲルゲ”(勝手に決めて、スミマセン m_ _m) の面目躍如でした。
「見世物小屋の蛇娘」は、本当にへび好きの方にはお薦めできないですね。 ちなみに先日ちょっとやんちゃして逮捕された小向美奈子ってへび好きだったんですよね。 で、芸能界のへび好き女優としては昔、毛利郁子という大映の女優がいましたけど (1968年の「妖怪百物語」ではろくろ首役でしたっけ)、この人、愛人を刺殺したという、小向美奈子とはスケールが違う 大お騒がせへび好き女性タレントでした。やっぱ、へび好き女ってちょっと変わり者が多いのカナ?(^_^ )

さて本編の方ですが....
> その街角に雛人形のポスターが大きく貼られていた .... 以前に7月7日の七夕に合せて発表されましたが、今回も3月3日のひな祭り....と、イベントに合せて 時にそれを盛り込まれてストーリーを作られるところが素晴らしいです。
> 雛人形の顔が突然不気味に笑い出して顔を変えているのであった・・・「わたしは雛乃」 .... そういえば第10話「少女の復讐」の中でも、 アイドルの写真やポスターの中の女の子が突然雛乃ちゃんに変わっていって公之君に迫ったことがありましたねぇ。 雛乃ちゃんはこういう2次元の世界に入り込む妖怪じみた所が面白いですし、『もし自分がこんな目にあったら』と想像すると 身の毛もよだつ思いがします。
> 黒髪は少年の腕や首、また胴体に巻きついて・・・少年はポスターのなかに引きずり込まれてしまっていた .... 現実世界と2次元世界を行き来する発想が素晴らしくて、映像化すればとても面白いシーンになるだろうと思います。 しかもなによりそこに長い髪と “ひな祭り” というイベントをキチンと盛り込まれて作られている訳ですから、 見事という他ないですよね。


> 「あら、これは百人一首ですわね」 .... ここを読んだ時は笑いましたよ、以前の麻雀もそうでしたけど。しかも > 「この遊びは坊主め…」 .... 坊主め☆☆って、私の住んでいる土地だけかと思いきや、他所の土地でもやってらしたんですねぇ(^_^ )。 なんかとても懐かしかったです。
> 長髪流毛は1枚ずつ百人一首の読み札を手にとって興味深く眺めるのであった・・・「もしかして源氏物語を書いたお方?」 .... なんかここらがカワイかったですね。いつもは残忍なイメージの長髪流毛さんがちょっとトボケた感じで、 まあホントはこの方が由香さんのイメージには合うんですけど(^_^ )。 宇宙人らしさが上手く表現されてまして微笑ましくもありました。
でもこの百人一首は単なるお笑いネタかと思いきや、 > 今回のタイトル(「乱れて今宵は」)は「長からむ心も知らず黒髪の…」に関連してつけたものである .... と、ロンゲルゲ女子たちの乱れっぷりを百人一首の歌に結び付けていた巧みさにホント感心しましたし、 それに百人一首のお勉強にもなりました(^_^ )


> おさげ髪にも触れてしまったため、裕里乃がより興奮して妃佐矢をしめつけるのであった .... まるで裕里乃ちゃんにとって髪が性感帯になっているみたいですね。普通は髪って神経が通っていないはずですから、 そこはさすが妖怪のロンゲルゲ!
> おさげ髪をそれぞれ片手ずつでわしづかみにして引っ張ったのであった。すると裕里乃の顔が突然変わり出し .... 今回の1番のコーフンシーンですか。苦し紛れに髪を引っ張る点もですし、髪を引っ張られて怒り心頭に達し 野獣のようになるバイオレンスさも凄まじいですよね。
> 「ピアニストとかバイオリン、オペラをやっている人は長い黒髪の人が多いんだから」 .... たしかにそのとおりです、いい所に目をつけられました。
> いやらしいことをしたくなると、こうして巳化子の髪は舞い上がってくるのである .... なんか先の裕里乃ちゃんと同じく巳化子さんの髪は男性のアソコが勃○するみたいですね(^_^ )。
> 数日前閉鎖になったばかりのラブホテル・・・「まだ、お湯がでるわ。あかりだってつくし」 .... ラブホテルの廃墟とは、いかにも「ロンゲルゲ」にピッタリの雰囲気の場所を上手く考え付かれましたねぇ。 水道も電気もまだ通っている点もとてもリアルです。
> 「やっとわきの下まで伸びたわ。男の子をこれで襲えるかしら」 .... ええとロンゲルゲの掟としてはたしか、
男の子は髪の毛が長い女の子だけ血を吸うことができ長くない髪の女の子は女のロンゲルゲだけが血を吸ってその子をロンゲルゲにするのである。ロンゲルゲになった子で長い髪の女の子には吸血能力のほか特別な力や自分の吸った相手を下僕にする権利も与えられるが、短い髪の子はその手下としてロンゲルゲにする仲間を連れてくるなどいわゆる補助というのか手伝いを命令どおりするだけである。いっぽう、男の子は長い髪の女の子の血を吸うことはできるがその子を下僕にはできない男の子によってロンゲルゲになった女の子はその男の子をさらにロンゲルゲにした女の手下になるのである。これらがロングヘア星人のいわゆるおきてなのである。
でしたので、 > 「くくくく、血、血がほしい」 .... これで晴れて嗣代ちゃんも吸血能力を持った一人前のロンゲルゲになれたわけですね?(^_^ )
> 実はこの安良音が蜘蛛が好きでアラクネからとった名前ということである .... 私実はアラクネってなんのことか分かりませんで(この本文を読んだときは、本当に蜘蛛の1種の名前かと思いました)、 調べてみましたら、ギリシャ神話で蜘蛛に生まれ変わった女性の名前で、ギリシャ語では蜘蛛のことをアラクネと言うんですってね。 またまたお勉強になりましたです(^_^ )。
それにしても勇一君はもはや心も体もすっかり女の子になりきってしまったようですね。


それでは、「吸血怪人ロンゲルゲ」第四十八話「乱れて今宵は」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。 そして「PART8」の完結、お疲れさまでした。
<最新投稿>
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
髪伊良 さん  2009.3.14(Vol.881) 初出___Cont.No.kami021    
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第48話ご感想ありがとうございました。

こんばんは。

また、3月3日に急がせてしまいましたが、要望におこたえいただいて誠に恐縮でございます。
そういえば、去年もこのシリーズの始まりはひなまつりの日だったんですね。
ホワイトデーに間に合うかなと思ったのですが、今回はこちらが投稿する日をホワイトデーということにします。

お勉強になってよかったです。でも、まちがっても源氏物語の作者は清●納言と思いこまないでくださいね。
また、実際の黒髪の歌は待賢門院堀川という女性の作ですが、「乱れて今朝は物をこそ思え」が正しい下の句で、今宵ではございませんので
まあ、いずれにしても坊主はダメ、長い黒髪の女性で点数になるというのは、この人たちにふさわしい遊びでありますね?

>しかもなによりそこに長い髪と “ひな祭り” というイベントをキチンと盛り込まれて作られている訳ですから、見事という他ないですよね
またお褒めいただきありがとうございます。ひな人形にとって、顔も髪も命です。

>雛乃ちゃんはこういう2次元の世界に入り込む妖怪じみた所が面白いですし
恐らく、紗真耶と雛乃は恐ろしい妖怪としても一級でしょう。

>裕里乃ちゃんと同じく巳化子さんの髪は男性のアソコが勃○するみたいですね
そのとおりで、同じ役目を果します?

>勇一君はもはや心も体もすっかり女の子になりきってしまったようですね
いや、体まで女の子になったら大変ですから。あくまで男の子は男の子です。

お話は変わりますが、今日お尻まで髪を長くしている20歳ぐらいの大柄な女性が男と連れ歩いているのを見ました。この派手な格好からすると、本物のカップルではなく、いわゆる風俗嬢の店外デートのようなあるいは恋人バンクの類とか、なんかそんな感じだったですね。
蛇娘は、顔もきれいですし。

ということで、また引き続きがんばりたいと?思いますので、ロンゲルゲを宜しくお願い致します。






メールによるご感想投稿方法

上のフォームから感想が上手く送れなかった場合は、次の要領にてお送りください。

ただ、現在悪質なウイルス・迷惑メールがネット界に蔓延しておりますので、 (不本意ながら)当面は実験的にこのような奇妙な投稿の方法を取らせて頂きます。 (ただし、1度上手く送れれば、2度目以降は楽だと思います ^_^ )
どうかご理解の程、お願い申し上げます。


  1. メールソフトを起動して、メールの作成ウインドウを開いてください。

  2. 下図を参考に、感想の投稿メールをお作り下さい(OUTLOOK EXPRESSの例)。

    @(必須).... “宛先” 欄に、bh4su59g0@kcn.ne.jpb と 半角英数字で手入力してください。
               (↑ ウイルス・SPAM防止のために、これは全角英数字です)
    ただし実はこの前と後の2つのbの文字はニセ文字ですので、
    後で送信の直前に消す事になります(→ ステップ V)。
    A(必須).... “件名” 欄に、「吸血怪人ロンゲルゲ」への感想 とご入力ください。
    B(必須).... お名前は必ずご入力ください(匿名でもご本名でも、どちらでもOKです)
    C(必須).... 感想文をご入力ください。
    (ただし、誹謗・中傷する内容や表現上不適切なもの、及び「吸血怪人ロンゲルゲ」と全く無関係なものは、 HPには掲載いたしませんので、ご了承ください)
    D.... もしも私(編集発行者)に個人的メッセージがある場合は、
    追伸 とご明記ください(この部分はHPには載せませんので)

    @〜Cはもし1つでも欠けていましたら、 HPに掲載できない場合が有りますので、お気をつけください。

  3. 上の@で 宛先欄に入力した bh4su59g0@kcn.ne.jpb から 前と後の2つのbの文字を消してください
                      (↑ つまり、2つのbで囲まれた h4・・・jp が本当のメルアドなのです)

  4. そして、送信してください。

1日も早く、ウイルス・迷惑(SPAM)メールが絶滅しますように!(怒)



プライベートメール送信方法

もしオフレコで私(編集発行者)に何か連絡事項がございます場合は、 回りくどい方法で申し訳ありませんが次のような手順でお願い申し上げます。
(勿論ウイルス・迷惑メール対策のためですが、ただし1度上手く送れれば、2度目以降は楽だと思います ^_^ )
このメールは当然、HPには掲載いたしませんので、ご安心ください。


  1. メールソフトを起動して、メールの作成ウインドウを開いてください。

  2. 下図を参考に、メールをお作り下さい(OUTLOOK EXPRESSの例)。

    @(必須).... “宛先” 欄に、bh4su59g0@kcn.ne.jpb と 半角英数字で手入力してください。
               (↑ ウイルス・SPAM防止のために、これは全角英数字です)
    ただし実はこの前と後の2つのbの文字はニセ文字ですので、
    後で送信の直前に消す事になります(→ ステップ V)。
    A.... “件名” は適当で結構ですが、「○○への投稿」という件名だけはしないでください。 (紛らわしくなりますので)
    B(必須).... 当然、本文は“必須” になりますヨネ(笑)


  3. 上の@で 宛先欄に入力した bh4su59g0@kcn.ne.jpb から 前と後の2つのbの文字を消してください
                      (↑ つまり、2つのbで囲まれた h4・・・jp が本当のメルアドなのです)

  4. そして、送信してください。

1日も早く、ウイルス・迷惑(SPAM)メールが絶滅しますように!(激怒)