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第一  〜  八話は、 “PART1”
第九  〜  十二話は、 “PART2” をご参照のこと。



< 目   次 >
第 十三 話 「髪フェチは一生の病」   .......2004.9.23(Vol.527)
第 十四 話 「気持ち悪い男の子」   .......2004.10.3(Vol.530)
第 十五 話 「残酷な女たち」   .......2004.10.13(Vol.534)
第 十六 話 「長い髪には妖気が漂う」   .......2004.11.3(Vol.540)
第 十七 話 「女子便所の恐怖」   .......2004.12.4(Vol.548)
第 十八 話 「やさしいロンゲルゲ?」   .......2004.12.19(Vol.550)

次 回 予 告
  .......2005.1.1(Vol.553)
 
ご  感  想


第十九 〜 二十四話は、 “PART4”
第二十五 〜 三十話は、 “PART5”
第三十一 〜 三十六話は、 “PART6”
第三十七 〜 四十話は、 “PART7”
第四十一話以降は、 “PART8” をご参照のこと。





2004.9.23(Vol.527) 初出___Cont.No.kamil13    第十四話へ 目次へトップへ


 ある夏の夜のこと、小学生の男の子が足早に家に帰ろうとして走り始めた。
「早く帰らなければ、たのしみにしていた妖怪のテレビ番組がはじまっちゃうぞ。きょうは吸血鬼で、予告編では長い髪の女性が襲われて吸血鬼になってしまう場面があったから。」
 ところが、その帰宅の足をさえぎるようなことが起こった。前方には彼と同じ年ぐらいと思われる少女のグループが四人で並んで歩いていたのである。彼は少女たちを追い越そうとしたが、かすかな光に照らされた少女たちの後ろ姿を見てそこで足が止まったのであった。
「わあ、この女の子たち、みんな長い髪の毛…。」
 まさしくそのとおりで、ひとりは白いヘアバンドを頭に巻いて前髪も背中いっぱいにひろげて腰までとどいており、次のひとりがピンク色の布製のリングでポニー・テールに束ねて背中の真ん中ぐらいまであり、もうひとりがツイン・テールで左右とも耳の上に白いゴムをくくって両側に垂らして腰まで、最後のひとりがいちばん長くて二本の三つ編みにまとめた毛先を黒いヘアゴムで結び、そのゴムの位置もお尻の上にあって毛先はスカートの下裾にかかっていた。男の子はひとめで興奮してしまい、少女たちの歩いていく後ろをそっと歩き始めるようになってしまった。
 しかも、途中で彼の帰る方向と反対側に曲がってもなお少女たちの歩くほうについていってしまったのである。だんだん遠ざかって、もはや彼が通っているはずの小学校の学区から外に出て彼も知らない場所に来てしまった。当然、同じ学校にはいないはずの少女たちだったから、家も遠いのは当然である。出て来たところは最近できたばかりと思われる広い幅の自動車道路が通じているところで、それを横断する地下道に少女たちは入っていったため、彼もまたその地下道へと入っていった。灯りがわずかについた真っ暗な地下道だが、少女たちの髪の毛だけを目当てに彼は入ってしまった。
 その地下道から自動車道路の反対側に出るのかと思ったが、なんとそのままずっと下っていくばかりの道になっていた。そして、少女たちもまもなく立ち止まった。地下道の向こうが行き止まりになっていたのである。
「えっ?この先って道がないの?あっ。」
 その時、少女たちがゆっくりと彼のほうに初めて振り向いたのであった。しかも、彼女たちの長い黒髪が不気味な動きをしてゆっくりとまわっていった。そして、彼に向かってひとりの少女が口を割り始めた。
「あんた、わたしたちのあとをどうしてついてきたの?」
「えっ?あの…、その、ぼくは…。」
 彼の背中にひとりの少女が回り始めた。
「何のようだったのかしら。さっきからずっと後ろを歩いて、ひょっとしてストーカーじゃない?」
「ちかんでもしようとしたのよ、この子、許せないわ。」
「ああっ。」
 ついに、彼の身体に四人の少女が迫って取り囲んでしまった。
「ねえ、あんたわたしたちの誰かを狙ってたんでしょ。」
「そうよ。どの子かしら。あんたが正直に自分のお目当てだった子のことを指させば、許してあげる。だまってると、警察に突き出すわよ。」
 少女たちにすごまれては仕方ないと思ったので、彼はついにいちばん長い髪の三つ編みの少女を指差したのであった。
「ふーん。彼女ね。じゃあ、あんたの希望どおりに襲わせてあげようか。」
「えっ?襲うなんて、そんな。」
「なに言ってるの。襲うほうは彼女よ。あんたは襲われるのよ。」
「ええっ?」
「うふふふ。あなたが四人のうちわたしのことを選んだのならとってもうれしく思ったから、その感謝の気持ちをあげるのよ。」
 三つ編みをした少女が背中にはらっていたそのかたほうの髪をつまみながら初めて彼に話しかけると、また彼は興奮するのだった。
「ほら、うれしいでしょ。」
「じゃ、わたしたちも手伝うわね。」
「いったい、なにをする気なの?はっ。」
「うふふふ。」
「くくくく。」
 男の子の背中にはツイン・テールの少女が前髪を垂らしながら彼に抱きついて両腕で彼の腹を締めつけ、右の腕をポニー・テールの少女が、左の腕をヘアバンドの少女がつかまえていた。しかも、男の子の腕を後ろにまわしてその手首を重ね合わせると背中にいた少女が自分のツイン・テールの髪を上下からそれぞれその手首の重なったところに巻きつかせて両方の手首がほどけないようにしばり、右腕の脇の下からもポニー・テールの髪が、左腕の腕にももうひとりの少女の髪がまきついて彼を動けないようにしていたのである。そして、彼の正面から三つ編みの少女が近づくと、その三つ編みの髪が両方とも舞い上がって彼の首に両側から巻きついて息をもだえさせ始めたのである。そして少女たちの顔も不気味な表情になり、ひとりずつゆっくりと口を開くと、なかから牙が現われ始めていたのであった。
「あっ、ああっ…。」
「くくくくく。」
 三つ編みの少女の口からも牙がはえて髪が巻かれている彼の首がついにその少女に噛みつかれ、少女は彼の血を吸い始めたのだった。
「うっ、うう…。」
「おほほほ。わたしたちはロンゲルゲになっているの。おまえも仲間になるのよ。」

 このお話は、長い髪の女性が好きな男性にとってはショックになるかもしれません。
 まさしく、長い髪は最近の化粧品のCMにあるように女にとっては小悪魔したくなる命のもの。男にとっては命取り。長い髪を好きになった男はこうして一生治らない病にかかってしまうのです。





「あれあれっ?困ったな。出演者の字幕が出なくなってしまった。」
「どうされたんですか?監督さん。」
「おお、由香さん、やっと録画を再開しようと思ったら、ちょっと機械の調子が悪いようで。」
「それは困りましたわね。せっかく、出演できると思ったのに。」
「いまちょっと…はい。そうですか。」
「どちらにお電話を。」
「機械を直す工事に来る人の時間が都合で午後になるようです。」
「まあ、それじゃあ、録画取りはそれまで待たなければいけませんのですわね。ずっとひまになっちゃいますわ。」
「仕方ないから、食事でも行きましょうか。」
「そうですわね。そういえば、上のスタジオにも早くから誰か子どもさんたちが練習に来ていたって警備員の方が言ってたので、誘ってみてはいかがですか。」
「やっぱり由香さんとふたりだけってわけにはいかないな…おっとっと。わかりました。そうしましょう。」
「この部屋のようですわ。あら?いったい、あれは…。」
公之くんと雛乃ちゃんの役の子だな。」
「まあ、公之くんの身体が縄でしばられて口をふさがれてさるぐつわになって、雛乃ちゃんが自分の三つ編みの髪の毛で彼の顔をなでてますわ。」
「あ、監督さん、由香先生、おはようございます。」
「こらこら、なにをやっているんだ。」
「公之くんが、台本もらったから一緒にけいこしようって言うんで、それでやってたんです。」
「はあ?台本って、ん?これは…、少女の血を吸うためにつかまえるのに失敗した公之は、雛乃の命令を実行できなかったためにこうして処刑されることになった。公之は下着1枚になって縄で身体をしばられて逆さづりになり、雛乃の三つ編みにした髪の毛が鞭になって公之の身体をひっぱたき続け、股にはろうそくの…おいおい、こんな台本作ったおぼえはないぞ。いくらなんでも、このロンゲルゲは子どもたちがたくさん出演しているから子どもでも見ることができるように考えているんだ。公之、おまえだな。こんな偽の台本書いて彼女にこんなことやらせたのは。」
「首をたてに振って認めているようですわね。どうしましょう。食事に誘うのに、この子たちは。」
「えっ?ごちそうしていただけるんですか?でも、こいつとはいっしょじゃいやです。」
「まあ、雛乃ちゃんがそう言うんだから、そのとおりにしましょう。」
「そうだな。公之は罰としてこの部屋にしばらくこのままのかっこうでいろ。」
「あとで餌を食べさせてあげるわよ。じゃあね。」
「雛乃ちゃん、けっこう残酷ね。彼とは仲よくしてたんじゃないの?」
「とんでもない、あいつ、しつこいし、わたしの髪の毛乱したり、おっぱいさわったりひどいんです。この髪の毛もあいつが無理やり編んだんです。」
「まあ、道理でなんかおかしな三つ編みになってると思ったわ。左右対称じゃないし、途中で急にふくらんだりしてるところがあるし。」
「それにしちゃ、よく相手してるな。」
「しつこいから、ほかの子からもう奴隷でもおもちゃにでもしてもてあそんじゃえばって言われたので。あの台本もうそだとわかってたんですが、からかっておとしいれようかと思ったので。」
「まあ。わたしはいやだと思った男の人は絶対に相手にしたくないと思うのに、雛乃ちゃんはえらいわね。」
「わたし、男の子にはいつもブスだと言われて避けられてきたから、近寄って来られるのはまだましと思うので。」
「まあ。ひどい男の子たちね。こんなきれいな雛乃ちゃんのことを…。」
「そりゃあ、ぼくが全国各地を歩いてそういうような子をやっと見つけて来たからね。」
「監督さん、女心を傷つけること言わないでいただけません?」
「こりゃ失礼。」
「わたし、監督さんの本心がわかるわよ。」
「どんなことかな?」
「わたしのようなブスの女の子の相手をするような役の男の子のほうを見つけるのが本当はもっと大変だったとか、勝手にこっちで配役を決めたらその男の子がいやがるかもしれないと思っていたら、あいつが真っ先に名乗り出たからほっとしたとか、去年そう言ってたのが聞こえたわ。」
「ほらほら、おわびにたっぷり彼女にごちそうしないといけませんわね。」
「こりゃ、まいったな。」
「そういえば、本物の台本はべつにあるんですか?わたしの出る場面は…。」
「ああっ、申し訳ないな。中学校編はこの前やったばかりで、また当分小学校がしばらく舞台でまた一段落したら続きを考えるから。」
「なあんだ、つまらないの。」





 というわけで、やっと機械が元に戻ったところで本番
 地球の征服を狙うロンゲルゲ星人の女王、長髪流毛(おさげるげ)は、小学校の保健医になりすまして、子どもたちを毒牙にかけていた。髪の毛を長くした女子児童とまた髪の毛の長い女の子が好きな男子児童を標的にして、何人かの血を吸い、手下のロンゲルゲにしていた。
 そのある日の昼休みに、保健室では長髪流毛が不気味に笑って顔から血がしたたり落ちていた。もちろん、誰かの血を吸っていたようすであるが、そこへ、すでにロンゲルゲになっている沙弓がいつものツイン・テールの姿で現われていた。
「長髪流毛先生、美江子さんが、髪の毛を切りにいくって言っているんですが、どうしますか?」
「あの子を好きな男の子はたしか四、五人ぐらいいたから、伸びたら男の子に襲わせようかと思ったけど…いいわ。沙弓さん、あなたが彼女をロンゲルゲにしなさい。」
「わかりました。」
 すぐに、美江子が同じクラスでも用のある時以外めったにしゃべることのない沙弓に腕をつかまれて理科準備室に連れてこられた。
「沙弓さん、ふたりだけの話ってなんなの?」
「この丸いすにすわって。後ろから言うから。」
 言われたように、美江子がそのいすにすわった背中に沙弓がまわっていた。
「このままだと血を吸いにくいから…そうだわ。」
「えっ?」
 沙弓は、ツイン・テールにしていた髪にゆわえていた黒いヘアゴムを両方ともほどいてそれぞれ両手の手首に巻き、美江子の肩にやっと届くぐらいの髪の毛を半分ずつにしてゆわえ始めた。
「けっこう髪の毛の量が多いのね。三つ編みはまだできないわ。」
「ちょっと、沙弓さん、痛いわ。わたし、あなたのようなおさげは似合わないわよ。」
「髪の毛切るって聞いたから、せめて一度おさげの姿が見たいと思って。」
 こうして、むりやりにも二等分した髪を各々束ねて、かわりにほどいた自分の長い髪を腰のところまで垂らした沙弓が前髪を美江子の背中から肩にかぶせ、うなじに顔を近づけはじめていた。
「沙弓さん…。」
「くくくく。」
 沙弓の口からは牙が…。
(つづく)



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ご 感 想 





2004.10.3(Vol.530) 初出___Cont.No.kamil14    第十五話へ 目次へトップへ


「きゃあーっ!いたい!何をするの、沙弓さん。」
「うふふふ、美江子さん、あなたもロンゲルゲになるのよ。」
「ううっ。」
 理科準備室で沙弓が美江子の背中からおさげにした間の首すじから噛みつき、血を吸われた美江子はまもなくがくっと首を前に垂れたが、すぐに首をあげると目が白く光り、丸いすのうえで身体ごと後ろに振り向いて沙弓の前にうつろな表情を浮かべて見上げていた。
「ふふふふ、美江子さん、あなたはわたしの手下、命令どおり動くのよ。」
「はい。沙弓さんの命令にはなんでもしたがいます。」
「じゃあ、今日予約をいれていた床屋さんにキャンセルの電話を入れなさい。」
「わかりました。」
 地球の征服を狙うロンゲルゲ星人の女王、長髪流毛(おさげるげ)は、小学校の保健医になりすまして、子どもたちを毒牙にかけていた。髪の毛を長くした女子児童とまた髪の毛の長い女の子が好きな男子児童を標的にして、何人かの血を吸い、手下のロンゲルゲにしていた。六年生のあるクラスでは男子児童の髪の毛が全員急に伸びるという事件が起きたのも長髪流毛のしわざである。理科室で巻かれた煙を受けた男子児童が、最も慕っている女の子と同じ髪の長さになって切ることができなくなったまま、何日かが経とうとしていた



 その日の授業終了時に、その教室で担任の女性教師により、男子児童全員に黒いヘアゴムが配られた。
「はい、男子のみんなは、今日からこれを頭の後ろで髪の毛をひとまとめにしてゆわえるようにしなさい。いくらなんでも、垂らしっぱなしの姿では気持ち悪いし、女の子みたいなのはいやだと思うから、せめてこうすればサムライさんみたいにかっこよく見えるようになるでしょうから。」
 担任の教師は、男子児童の髪をひとりずつまとめて配ったゴムでゆわえていた。やがて、女学生のような二本の三つ編みが肩までかかっている勝徳の席に近づいた。
「先生、ぼくはこのままでいいでしょう?」
「そうね、うふふふふ、あなたはもう、このおさげがお似合いね。」
 長髪流毛によってロンゲルゲにされている勝徳はそれ以来ずっと三つ編み姿のまま登校していた。女教師は、勝徳のそのかたほうの髪の毛をつまみあげて編み目をなでたかと思うと肩におろしたその肩をさすりはじめた。勝徳は少しおびえているようだった。なお、もうひとりロンゲルゲにされている男子で腰に届くまで髪が長くなっている栄二は、母親がずっと欠席させていた。


 その日の授業が終わって、担任の女教師が保健室に入って長髪流毛と怪しい会話をしていた。
「長髪流毛先生、男子のみんなにはヘアゴムを配りましたわ。」
「おほほほほ。水晶玉でしっかり見ましたわ。先生ったら、男の子たちの髪の毛をうれしそうにまとめてらしたわね。」
「わたしはね、どうして小学校の教師になったかというと、男の子にいたずらしてみたかったんですの。抱きしめたり下着ぬがしたりして、ほら、一年生から六年生まで幅広くいていろいろな子を襲えるでしょ。男の子たちに女を教えてやる機会ですからね。」
「あなた、いやらしいですわ。べつにロンゲルゲにしなくてもじゅうぶん悪魔の心がありますわね。」
「まあ、でも、長髪流毛先生がわたしをロンゲルゲにしたおかげで、もう人間の法律にしたがわなくてもいいのでじゅうぶん彼等を襲えるわ。女のほうが力が強いですし。」
「先生が髪の毛を長くされてないから、残念ながら血を吸うことはできませんけどね。」
「わたしは、血を吸うのはいいんです。男の子にいたずらできれば。」
 長髪流毛が昼休みに血を吸っていた相手は、実はこの担任の女性教師であった。とうとう、この教師もロンゲルゲにされていたのである。
「だったら、休んでいる栄二くんの家にいったら、堂々と襲えますわ。ロンゲルゲどうしでは、男が許可なく女を襲えば犯罪ですが、女は男を襲っても構いませんから。栄二くんを水晶玉で見たら、ほら、これ。」
「なにしているのかしら。」
「ビデオを見ているようですわ。」
「まあ、もしかしてアダルトビデオでは、おかあさんも働いて家にいないから、隠れて見てるようね。」
「ちがいますわ、このビデオは。髪の毛が長い女の子の出てくるビデオをどこかのネットの通販かなにかで買ったようですわ。ああやって、女の子が髪の毛を編んだりほどいたり、ブラシでとかしたりするシーンがたくさんあって、それが目当てなんですわ。」
「まあ、あの子、下着までぬいでるわ。なんか興奮してる感じ。いわゆる自慰っていうのかしら。」
「そのとおりよ。だいたいヌード写真でこの年ごろの男の子は興奮するところ、長い髪の毛を見て彼は妄想するようですわ。」
「じゃあ、沙弓さんのような子にいつも興奮してたってわけね。」
「栄二くんも、勝徳くんも、ふつうの男の子より女性的な性格でおとなしいですからね。」
「そういえば、勝徳くんの三つ編みの髪の毛にさわっていたずらしようとしたら、あの子はいやがってた感じだわ。」
「勝徳くんのほうはいやらしいのは苦手のようですわ。彼も亜紀ちゃんに一途だけど、真面目に思い詰めている感じだったから。」
「勝徳くんは、おかあさんが若くて、なんでも中学生の時にむりやり片思いの大学生の男に迫って彼を生んだようなんです。その相手の男は行方がわからなくなっているので、勝徳くんもおとうさんを知りません。」
「まあ、勝徳くんがずっと三つ編みでいるのも、おかあさんが子どもの時はずっと三つ編みだったからなのね。彼を生んでからはしなくなっていたけど、自分が女学生の時の写真を彼に見せてまねさせていたみたいね。でも、彼は三つ編みが気に入っているし…。」
 父親を知らないという点では、中学校の雛乃と同じような立場になるが、こちらの母親はストリッパーではなく、工場の労働者としてまじめに働き続けながら勝徳を育てていたのである。





 その下校時、勝徳らと同じクラスの女子小学生が三人ほどで並んで歩いていた。
「とうとう、男子もみんなヘアゴムなんかつけるようになってしまったわね。」
「きもいやつらばっかしよ。」
「あら?あれは、もしかして…。」
「三つ編みのあの子、勝徳くんだわ。」
 女子児童たちが歩いているその方向には、交差点で立ちっぱなしの勝徳がランドセルを背負い、三つ編み姿のままでいたのである。
 勝徳は、向かい側の肉屋で買い物をするために品定めをしていた中年女性の、腰まである黒髪に後ろから見とれていたのであった。
「きれいな髪。ぼくもあと半年ぐらいたてばあの人のようになれるかな?」
 そう言って、自分のかたほうの三つ編みにしている髪をなかほどからつまんで前に垂らしながら毛先を見つめているのであった。また、そんな勝徳のようすを見て同級生の女子児童たちが話し始めた。
「なに、あの子、すっかり女っぽいしぐさできもい。」
「ほんと、編んでいる髪の毛をあんなに気にするなんてね。」
「しょうがないわよ。運動も苦手な子で力も弱いし、ほんとうは女の子に生まれるのをまちがって男に生まれたような子だもん。」
「ねえ、ちょっと、あれ。」
「あっ。」
 同級生の女子たちが驚いたのは、勝徳のいるところにどこからか、三人の二年下の学年にいる女子児童が近づいてきたからである。
「いた、いた。三つ編みをしている六年生の男の子、勝徳くんってあんたね。」
「えっ?そうだけど。」
「ふふーん。男のくせに三つ編みのおさげをしているっていうから、どんなきもい子かと思ったら、意外ときれいじゃん。」
「きれいって…。」
「そうよ。女の子よりもずっと、六年生のほかの女の子よりずっときれい。」
 この言葉を聞いて、傍らにいたその六年生の女子児童たちはややムッとしていたが。
「やめよう。わたしたちが出て来てもばかみたいだから。」
「なんか、あの子、どこかへ連れていかれそうね。」
「まさか、あんなきもい子が下の学年の女の子に人気があったなんてね。」
「勝手に連れてっちゃいなって感じ。女の子たちが喜ぶんなら。」
 勝徳の両腕や身体をつかまえてひっぱっていた四年生の女子児童たちは、実は勝徳が学校のトイレで襲ってロンゲルゲにしていた亜紀の同級生だったのである。そして、これらの女子児童も亜紀によってロンゲルゲにされているため、力が強くなっており、勝徳も逃げることができなかったのである。ただ、逃げようとするつもりもないようだが。
「どこへ連れていくの?」
「亜紀ちゃんの家よ。あなたのことお呼びなの。」
「ああっ。」
 ほどなく亜紀の住んでいる家に着いてしまい、玄関の扉が開いて勝徳は入れられてしまったのであった。


 そのころ、ずっと学校を休んでいるもうひとりのロンゲルゲである、栄二の家には担任の女教師がやってきたのであった。
「こんにちは。」
 玄関の扉を開いて栄二が驚いてしまった。ちなみに、栄二は背中に黒い太めのヘアゴムでうなじのところに一本に髪を束ねている。
「先生…。」
「おほほ、ずっと勉強が遅れるから、特別に授業をしに来たのよ。おかあさんもいないようだし、ふたりでやりましょう。」
「あの、ぼくは…。」
「だめよ。あなたはずっと学校を休んでいるんだからね。ちゃんと勉強もしておかないと、将来困るでしょう。」
「はい。」
「じゃあ、あなたのお部屋に入ってさっそく、いいわね。」


 その頃、美江子の家では。
「美江子、あなた、今日行くはずだった床屋さんを勝手にキャンセルしたってどういうことなの?そんな髪の量が多かったまま伸びたら、暑苦しくなって不便になるわよ。」
「うるさいなあ。あたしは髪の毛を切らないことにしたんだよ。」
「何て口のききかたをするの?美江子!」
「あたしの勝手だろ、このまま切らないで床に着くまで伸ばすんだ。」
「にあいません、長い髪の毛なんてあんたに、すぐ床屋へ行きなさい。」
 美江子の腕を引っぱろうとした母親だが、美江子に腹のあたりを蹴飛ばされてしまった。
「美江子、お母さんになんてことするの。こんな子に育てたおぼえはない…あっ。」
「くくくく、美江子さん、どうやらあんたのお母さんは、わたしたちロンゲルゲにとって邪魔者のようね。」
沙弓さん…。」
 美江子をロンゲルゲにした沙弓が現われ、美江子の母親に背中からとびついて、ツイン・テールの髪を美江子の母親の首に巻きつかせ、締めあげはじめた。
「きゃあーっ!」
 美江子の母親もそこに倒れてしまった。
「おまえの髪が伸びるまでどこか押し入れにでもしまっておいたほうがいいわ。」
「はい。」


 また、近くの学習塾でも事件が起こっていた。
「あら、停電かしら、急にまっくらになっちゃたわよ。」
「騒がないで、みんな、立って並んでください。ひとり1枚ずつ、宿題をわたしますから、配られたらそのまま持って帰ってけっこうです。」
「あら?先生、1人足りないわ。」
「まあ、この教室は全部で7人で7枚わたしたはずなのに…。」
「1人ちがうクラスの子がいるのかしら。」
「このクラスは女子ばかり7人しかいないはずよ。あら?そこにいる、髪の毛長くしてふたつに束ねている子、だれかしら?」
「えっ?髪の毛長い子はわたしだけよ。それに、わたしは三つ編みでツイン・テールにしてるし。」
「ちがうわ、三つ編みじゃなくて、耳の下のところでゴムをくくってふたつに分けている子、見たことないけど、だあれ?」
 暗い部屋のなかで、その髪形をしていた者の顔が、不気味な笑いの表情に変わり始めた。しかも、口を開いて牙が出てきている。顔や服装はよくわからなかったが、前に垂らしていたおさげ髪は腰まで届くぐらい長いようである。
「くくくくく。」
「きゃあーっ!」
 真っ暗な教室にいた少女たちの悲鳴がいっせいに行き渡っていた。不気味なその怪人は、さきほど三つ編みにしていると言った少女のほうを追いかけて、少女の後ろから耳の上に白い小さなリボンでまとめていた髪をそれぞれ三つ編みにして、毛先をピンク色の布製のゴムでとめていた左右の髪のなかほどをわしづかみにしてとびついたのであった。
「きゃあーっ、助けて!」
「先生、弥生ちゃんが…。」
「くくくく、おまえもロンゲルゲになるんだよ。」
「先生、弥生ちゃんに抱きついているあの子、女の子じゃないわ。半ズボンはいてる。」
「えっ、あっ、わたしの学校にいた上級生の男の子だわ。」
 このようすを部屋の外で眺めながら、口に片手をあてて不気味に笑う、ポニー・テールの少女がいた。
「うふふふふ。襲いなさい。襲ってその女の子の血を吸い、その子をロンゲルゲにするのよ。」
 命令をしていたのは、五年生の由紀恵であり、少女を襲っていたのは由紀恵に襲われてロンゲルゲにされた準一だった。そして、準一が牙をたてて首すじに噛みつこうとしている相手は、同じ学校に通う三年生の少女だった。
(つづく)



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2004.10.13(Vol.534) 初出___Cont.No.kamil15    第十六話へ 目次へトップへ

アールジェタンさんもご感想入れていただいてありがとうございます。

SNAKEHEART様の、年月が経っているのではないかという疑問についてですが、 実際の日程に合わせるとするといままでの話がすべて1日が何回かに分かれているのが みなまとめて同じ日に発表しなければならなくなるので、 そこは間があくと話が通らなくなるので。 第一、一年たったのならみんな学年が変わって卒業する人もいるでしょうし。

「先生、弥生ちゃんが…。」
「あなたたち、まだ低学年で携帯電話も持ってないわよね。どうしよう、塾のなかにある受付にも行けないし、連絡ができないわ。」
 外も雨雲が広がって大雨で真っ暗になり、塾にいる児童たちは教室の出口も見つけられなかった。その間にも、ツイン・テールを三つ編みにした少女が背中から襲われ続けていた。その髪の毛のなかほどをそれぞれ両手でわしづかみにしている少年が、少女の首すじに牙を立てて噛みつき、血を流させて舌や下唇でなめてはすくい上げていた。
「いひひひひ…。」
 地球の征服を狙うロングヘア星人の女王、長髪流毛が襲って手下のロンゲルゲにした小学五年生の由紀恵に好意を持っていたために、やはり由紀恵に襲われてロンゲルゲになった同級生の準一だった。その由紀恵の通っていた塾に下僕の準一を誘い、長い髪の子がいる三年生のクラスに忍び込ませていたのだった。教室の外からその由紀恵も口に片手の掌をあてて不気味に笑っている。
「うふふふふ。」
 ちなみに、由紀恵が準一を襲ってロンゲルゲにした時とふたりとも髪形を変えているが、由紀恵は腰まである髪をまとめた一本のポニー・テールで頭の真ん中に布製の水色のリングをゆわえて正面からも髪がいったん上向いて背中におろしているのがわかり、準一は耳よりやや下のうなじに近いところに分けた髪をそれぞれ黒いヘアゴムでゆわえたおさげの髪形だった。学校内の便所で煙をあびた時に長くなってしまった髪で、黒いヘアゴムも由紀恵のものであり、髪にさされているヘアピンのひとつに由紀恵の命令が入ってくるのである。
「くくくく。」
「襲いなさい。その子の髪の毛を思いきりひっぱって、血を吸いなさい。」



 血を吸い尽くされた少女、弥生ががくんとなって背中にいた準一の身体に、前に垂らしていた準一のおさげ髪ごともたれかかった。弥生の髪の毛を両手でひっつかんでいた準一も肩から弥生の身体を起こして、弥生の長い三つ編みの髪をそれぞれの手でなで始め、毛先までつまんで前に垂らさせるとまた毛先から上のほうへなでて頭上のはえぎわまで手を動かすと、弥生の両方の目がふたたびかぱっと見開くのであった。だが、その目は赤く光って見ていた教室内の児童たちを震え上がらせた。
「弥生ちゃんの目が光ったわ。」
「きゃあ、弥生ちゃんの口から…。」
 その弥生の口から牙がはえてきて、準一の身体からようやく離され、児童たちのいるところに弥生が向かっていった。
「くくくく、血、血がほしい…。」
「や、弥生ちゃん、きゃあーっ!」
「さあ、おまえもここにいる女の子たちを襲ってみんなロンゲルゲにするのだよ。」
 すぐに弥生にとびつかれた別の少女もまた犠牲になってしまった。弥生はひとりずつ少女を襲って、ついに教室にいた女性の講師にも襲いかかってしまった。弥生に襲われて口に牙の生えた少女たちは弥生の命令に従うようになって、まだロンゲルゲになっていない者をつかまえて弥生に襲いやすいようにし、弥生が次々に噛みついて血を吸っていくのだった。自慢の長いツイン・テールの三つ編みの髪を不気味に揺らせながら。
「きゃあーっ!」
「これで、ひとり残らずこの教室の者はロンゲルゲになったな、うっ。」
 準一が弥生の行動を眺めていると後ろから由紀恵が準一のかたほうのおさげ髪をわしづかみにして引っぱり、準一は尻餅をついて倒れてしまった。しかも倒れた身体の脇腹に靴ごと片足を乗せていた。
「おまえ、ぼやっとして見てないで、女の子の血を吸ったらすぐにあたしのところへ報告しなけりゃだめじゃないかよ。」
「はっ、由紀恵様、すみません。」
「ふん。」
「ああっ!」
 由紀恵は、準一の身体をそのまま蹴飛ばし、うめいていた準一のふたつに束ねていたおさげ髪を片手でまた一度にわしづかみにして、毛先からひっぱって横になっている準一の身体を引きずり始めていた。
「乱暴な襲いかたを女の子にしたんだから、おまえも同じように報いを受けるんだよ。」
 準一は、由紀恵に髪を引っぱられながら廊下を引きずりまわされて、女子便所に連れてこられていた。そして、便所の扉を閉められてしまった。
「さあ、おまえがあたしと日頃からデートしたいって思っていたというから、片思いでもやってあげてるんだよ。ここならほかに誰も来ないからいいだろ。」
「は、はい。」
「よし、じゃあ、そこの便器をおまえの口で掃除しな。」
「えっ?」
「便器をなめるんだよ。まだおまえの口に吸った女の子の血が残ってるだろ、それをふくんだよ。」
 とうとう、由紀恵にまた両方の髪の毛を引っぱられた準一はもういっぽうの由紀恵の手で頭の上から顔を洋式の便器におさえつけられてしまった。
「ううう…。」
「よし、立ちな。その便器にすわって、そのまえにはいているズボンとパンツをぬぎな。」
「えっ?」
「ぬげと言ってんだよ!」
「はい。」
 由紀恵はポニー・テールにしていた髪をほどき始めた。その姿を見て準一が興奮したのを確かめると立っていた準一の背中にまわり、そしてすぐに準一の背中に抱きついて自分の髪をばさっと肩にかけ、準一のおさげ髪を両手でまたわしづかみにして準一の首筋に牙をたてて、さきほど準一が少女に襲った形と同じように由紀恵は準一の血を吸いはじめた。
「うふふふ。」
「うう…。」
 吸われながら準一もは下半身の服をぬいでいたが、その下半身が映し出されようとすると手で覆われた。水晶玉で見ていた長髪流毛が視聴者(?)のために伏せたのである。
「あぶない、あぶない。準一くんも、好きな女の子のために抵抗ひとつしないで耐えているわ。それでも好きなのかしら。ところで、こっちの男の子のほうも…。」



 水晶玉に映し出された別の光景は、下級生の女の子に連れられていた勝徳の姿だった。勝徳も亜紀のことを初めて見かけたのはまだ肩ぐらいまでの長さだったがひと目で好きになってしまい、亜紀が髪を伸ばしたために余計に思い詰めるようになってしまった。ただ、純粋に思い続けているだけで満足しているという感じだった。そのために、実際に相手をすることになっても戸惑いを感じるばかりだった。
「ねえ、勝徳にいちゃん、いいものあげるから目をつぶってみて、あっ、そうだ。両手を後ろにするといいわ。」
「えっ?わかった。」
 とにかく、女の子たちの言うことにおとなしくしたがっていればと勝徳は思っていたが、甘くはなかった。
「うふふふ。」
「いいわよ、もう目をあけても。」
「あっ、あなたたち…。」
 勝徳の身体を縄で巻いて後ろの両手首も縛られてしまったのである。
「おほほほ。かかったわね。さあ、今日はたっぷりわたしたちと遊んでもらうわ。」
 勝徳の三つ編みにしている二本の髪の毛を少女たちはひっぱりはじめながら不気味に笑い出した。勝徳が襲ってロンゲルゲにした二つ下の少女である亜紀の家に、亜紀のクラスにいる少女たちが勝徳を招いたのである。これらの少女も亜紀がロンゲルゲにしている。
「いったい、ぼくにどうして、こんなことをするの?」
「あらー?あなたに襲われる筋合いもない罪もない亜紀ちゃんのこと、襲ってロンゲルゲにしたじゃない。」
「そうよ。だから亜紀ちゃんが復しゅうするって。」
「ほら、亜紀ちゃんが来たわ。」
 亜紀が髪を前後に垂らしたままの姿で現われた。両サイドの前髪を三つ編みにして後頭部で黄色のヘアゴムでゆわえて結んでいる姿を初めて見た勝徳は、その場でボオーッとなっていた。
「あ、あの…、ほんとうに亜紀ちゃんのこと襲って悪かったから…。」
「ふふーん。まさか、そうやってあやまってすむと思うほどわたしたちが甘いなんて思っているわけないよね。」
「わたしたち、べつにあんたが亜紀ちゃんを襲ったことは関係ないの。こうしてね、ひとりのか弱い男の子をつかまえて女の子が集団でいじめるのがわたしたちの学年では、はやっているの。」
「あんたも、弱くてそのおさげ髪の姿からして女の子みたいだからね。それでいて女の子よりきれいだから、いじめたくなるの。」
「どうする?はいている服をぬがしちゃおうか。」
「その前に、まずこれを見せてあげようか。」
 少女たちが勝徳の前に見せたのは、過激な写真の多いエロ雑誌だった。つまり、ヌード写真を勝徳は少女たちに見せられていたが、勝徳は拒絶反応を起こしていた。
「あんた、全然なんとも感じないのね。この年ごろの男の子はふつう、こういうのを見て喜ぶのにね。」
「それとも、わたしたちぬいで本物のはだかを見せてあげようかしら。」
「ちょっと、あなたたち、いくらなんでも…。」
「あーっ。まだ未熟で女になってないからって言いたそうだわ。」
「あの…ごめんね。亜紀ちゃんにいじめられるの、しかたないと思ってるけど。あなたたち自身、そんなあぶないことしてばかりいたら…。」
「ふふふふ、ロンゲルゲは女の子のほうがいやらしいの。とくにわたしたちの学年は男の子に興味を持つとしごろよ。」
「となりのクラスなんかすごいよね。ひとりの弱い男の子を十人ぐらいで女の子ばかり囲んで、それで着ている服をぬがせてだれがいちばんその子を興奮させるかってかけまでしたみたいよ。」
「その男の子はお尻が大きい子が好きみたいだったようで、おっぱいなら自信があるのにってくやしがっていた子もいたし。」
「ここにいる彼はどうかしら。」
「亜紀ちゃん、おっぱいも出てないしお尻も大きくないのに、それでいて亜紀ちゃんのこと追っかけてたのは。」
「ふふふふ。彼はわたしのことがとにかく好きなのよ。ねえ、わたしに一途よね。」
 勝徳は、こうして目の前に自分の好きな亜紀がいることで恍惚感を抱きつづけてはいたが、もう何をされても仕方ないと思っておとなしく黙っていることにした。
「亜紀ちゃんね、勝徳くんが一途なら恋人になるって。こたえてあげたら。」
 勝徳は実際に亜紀のことを思い続けていたことは確かだが、少女たちに迫られていたため、本心を言うことができない状態だった。
「答えない気かしら。亜紀ちゃんのこと、もてあそぶつもりのようね。」
 勝徳は、そんなつもりはないと答えようとしていたが。
「まあいいわ。わたし、いちどこういう男の子っていじめてみたかったから。」
 とうとう、亜紀は後ろの手をしばれられたままの勝徳の上体を起こすと、その背中にまわって両肩を押さえ、勝徳の三つ編みの髪の毛をそれぞれの手でわしづかみにし始め、うなじやえりあしを舌でなめ始めて、ついには分け目や髪の編み目もなめるようになった。
「ああっ、うう…。」
 亜紀のしてくる行為を、もう抵抗することなく受け入れている勝徳だった。髪の毛をひっぱられながら痛い思いはしているが、好きな女の子に襲われているのなら本望と思ってしまったようである。
「すごーい。勝徳くんも、女の子になりきったみたいでしょ。」
「髪の毛長くしないと味わえないからね、こんな気分。」
「よーし、こんどは正面から襲ってあげる」
 勝徳の身体をまた仰向けに倒し、亜紀は勝徳の身体にまたがって勝徳の首を両膝ではさみ圧力を加えはじめた。また、髪の毛も正面から垂れさせてひっぱり続けている。
「いたい、いたいよ。」
「ふふふふ、こんどはとっておきのものよ。」
 亜紀は後ろ向きになって、勝徳の下半身に手をかけはじめた。
「亜紀ちゃん、とうとう彼のこと、やっちゃうの?ぬがしちゃうの?」
「そうよ。いずれわたしによって処女を失うようになるのよ、ううっ。」
「どうしたの?亜紀ちゃん。」
 亜紀がとつぜん髪を振り乱し、頭が割れるようなしぐさを始めた。
「ああっ、ええ?は、はい。わかりました。」
「亜紀ちゃん、いったいどうしたの?」
「長髪流毛先生からわたしのヘアピンに命令が入ったの。勝徳くんはずっとわたしのことが好きで、わたしたちのこといやがっていない、みんなかわいいと思っているし、いやらしい、危ないことは苦手だから、やさしく遊んでもらうようにって。それと、勝徳くんのおかあさんが夕方六時には帰ってくることになっているから、それまでにゆうごはんの支度しなければいけないので五時になったら彼を帰すようにって。」
「長髪流毛先生じゃ、仕方ないわね。」
「縄をほどきましょう。」
 それでも、四人の少女たちのフェロモンをかがされて、気も妙になる心境の勝徳だった。



 いっぽう、学校を欠席し続けている栄二の家に訪ねていた担任の女教師も、栄二の身体をいたぶり続けていた。腰まである一本に束ねた長い髪の束ねられている黒いヘアゴムの根元をわしづかみにしながら、女教師はベッドの上で栄二を抱いていたのである。
「かわいそうに、沙弓ちゃんに嫌われて、女の子に相手してもらえなくなってるなんてね。」
「先生、もう離してよ。いたいよ。」
「先生は、あなたのような弱くてめめしい男の子が好みなの。わたしだって、学生の時は男の子によく誘われたけど、好みのタイプはいなくてずっと独身なのよ。うふふふふ。」
「ぼくは、どうすればいいんですか、このあと。」
「そうねえ、あなた、せっかく長くしている髪の毛ずっと洗ってないんじゃない?おふろわいたら、わたしが洗ってあげるわ。」
「先生…。」
「ふふふふ。」
 担任の女教師は、栄二の髪がゆわえられているヘアゴムのすぐ下のうなじに唇を寄せてよだれを垂らしていた。
 その栄二の家に来客が訪れていた。
「はっ、だれか来たわ。まあ、長髪流毛先生…。」
「ほどほどになさいな。あなたが栄二くんをはだかにして童貞まで喪失させるのは本人のためにもよくないですわ。」
「わかりました。長髪流毛先生の命令は絶対ですね。」
「ふふふふ、栄二くん、あなたにいいもの用意してきたから。」
「ええっ?ぼくになんですか?」
 長髪流毛が用意してきたいいものとは…。
(つづく)



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感 想





2004.11.3(Vol.540) 初出___Cont.No.kamil16    第十七話へ 目次へトップへ



また、今回も表を作成していただいてありがとうございます。

そうですね、この世界は男性にとって受難が続き、女性にとっては居心地のいい世界に作られているといって 差し支えないでしょうね。




「さあ、栄二くん、担任の先生も帰ったから、安心していいわよ。ほら、これ。」
「えっ?まるで誕生日のプレゼントみたい。」
「うふふふ。」
 事実、長髪流毛が持ってきたのは、どこかのデパートにでもあるきれいな色の包装紙にしっかりリボンのテープで締められた箱であった。
「なんだろう。ええ?」
 リボンのテープをほどき、包装紙を開くとそれは人形のケースだったのである。
「気に入ったかしら。」
「だって、人形なんて女の子向けだと思うのに。」
「あけてよく中を見なさい。ほら。」
「ああっ、えっ?もしかして…本物の女の子?」
「そうよ。一年生の子よ。」
「この子をぼくに?」
 眠っているその少女の身体を起こしてみると、その少女は頭の一番上にピンク色のリボンをつけて一本に髪をまとめていたが、その髪は三つ編みになって背中におろすと腰まで届いていたので、ほどくと膝ぐらいまで届きそうな長さだった。
「ほほほほ。この子の血を吸わせてあげるから、そのまえにあなたはおふろに入って髪の毛と身体を洗ってきたほうがいいわ。さっきの先生にだいぶいたずらされたみたいだから。」
「はーい。」
 早くも興奮している栄二だった。


 いっぽう、亜紀の家に連れ込まれていた勝徳は、やっと少女たちに身体を縛られていた縄を、長髪流毛の命令でほどくことができたが、亜紀のベッドの上ですわったまま、顔を両手で覆いはじめた。
「ど、どうしたの?勝徳くん。」
「ねえ。」
 亜紀が、勝徳の覆ったその腕に手をかけると、勝徳は一瞬その腕を動かして亜紀の手を振り払ってしまった。
「な、なんか、さわられたくない感じ。はっ、やっと立ったわ。」
 しかし、勝徳はベッドから離れても顔を覆っているばかりだった。そして、亜紀たちに背中を向けながら歩いていた。勝徳の三つ編みにしている二本の髪は前に垂れたままだった。
「もしかして帰るのかしら。だったら、玄関はこっちよ。」
 すると、少し勝徳は顔をあげたが。
「あの、トイレ貸して。」
 ぼそぼそと話すのがやっとだった。
「トイレね。こっちよ。」
「ありがとう。」
 すぐに勝徳は案内されたトイレに向かい、入って扉をピシャリと閉めてしまった。
「どうする?亜紀ちゃん。彼のこと泣かしちゃったみたいよ。涙が出てたわよ。」
「ええっ?どうしよう。そうだ、長髪流毛先生に相談してみよう。」
 栄二の家にいて、栄二がおふろから出てくるのを待っていた長髪流毛に連絡が入った。
「もしもし?なあに?亜紀ちゃん、どうしたの?まあ…、あなたたちやりすぎよ。わたしが彼になにか言ってあげてもいいけど、それじゃためにならないから、あなたたち自分で問題を解決しなさい。いま、ちょっと忙しいのよ。それじゃあね。」
 トイレからなかなか出てこないので、亜紀たちもさすがに心配になっていた。

 勝徳はトイレのなかで、洋式の便器にすわりながらも、自分の前に垂れていた三つ編みの髪をつまんで、毛先からにおいをかいでいた。亜紀のなめたあとのにおいがどうしてもとれなかった。亜紀のことをずっと好きだと思っていた勝徳だが、こんなにいたずらをされてしまうとショックな気持ちになって泣いていたのであった。でもやっぱり亜紀ちゃんが好き…女の子のやることだから仕方がないのかも、内心は許そうという気持ちがあるが、その気持ちの整理に時間がかかって、やっとトイレを出て来たのであった。
「出て来たわ。」
「あの…きゃっ!」
 背中を彼女たちに向けていた勝徳だが、少女たちが叫んだのは、部屋にゴキブリが出てきたためであった。すぐに勝徳は振り向き、少女たちのおびえている前に横たわっていたそのゴキブリを、ティッシュペーパーをとってすばやくつかまえたのであった(ロンゲルゲでもふつうの人間と同じでここにいる少女たちはゴキブリが苦手らしい)。
「ああっ、彼がつかまえたわ。」
 勝徳は、部屋の開いていた窓にそのゴキブリを運び、ティッシュペーパーから取り出して遠くのほうに投げ飛ばしたのであった。
「まあ、うちの親だったらふんづけて殺すのに、彼はやさしいんだわ。」
 ティッシュペーパーもごみ箱に捨てると、勝徳がようやく亜紀たちのほうを振り向き、近づきだした。そして亜紀の肩に手をかけ、亜紀たちが勝徳の身体にとびついていた。
「うわーん。」
「えーん。」
 とうとう、亜紀たちは勝徳のまわりに泣きついてしまった。勝徳は、亜紀たちの髪や頭をなでつづけていた。
「もう、あんないたずらしないわ。」
「ふふふ、ねえ、髪の毛のにおいをとりたんだけど。」
「あっ、いい香りするもんあるから。洗面所に来て。」
 勝徳は、亜紀に案内されて鏡の前で、ようやく三つ編みの髪をほどきだし、ヘアブラシをとりだしてとかしはじめた。そのまま前髪ごと背中の肩のほうに垂らしていた。
「わあ、きれい。」
 すぐにまた勝徳のその毛先を亜紀が手を伸ばしてつまみはじめた。
「亜紀ちゃん、彼の髪の毛をいたずらしちゃだめじゃない。」
「ふふふふ、女の子は、髪の毛のことに興味があるの、あたりまえだからね。」
「ねえ、もっと髪形を変えてみたら?いつも三つ編みばかりだったからたまにはほかの髪形も見たいよね。」
「いいよ。」
「じゃあ、うっふふふ。」
 亜紀は、また洗面台の前にあった丸いすにすわった勝徳の背中にたって、勝徳の髪をまさぐりはじめ、三つ編みにしていた時のかたほうの毛先にゆわえていた黒いゴムでまずひとつに束ねてポニー・テールのようにして、そこからまた一本の三つ編みを結って毛先をもうひとつのゴムでゆわえていた。
「ああ、すごく似合う。」
「ほんと、女の子よりきれい。」
「女の子みたいって言われても、抵抗ないのね。」
「ねえ、そろそろ五時じゃない。」
「そうね、そのままの髪形でおうちに帰ったら?」
「うん。」



 さていっぽう、栄二の家では、一年生の少女の首にさっそく栄二がかみついていた。洗って乾かしていた自分の長い髪でばさっと少女の身体を覆うようにして、少女の一本の三つ編みにした髪をわしづかみにしてひっぱりながら流れ出てくる血を何度も舌ですくいあげていた。
 栄二に血を吸いつくされた少女は、やがて両目をかぱっと一度に見開いて、うつろな表情で長髪流毛のいる所に歩いていた。
「ほほほほ。あなたも今日からロンゲルゲよ。」
「はい。」
 一言返事してすぐに、背中を向けてまたうつろな表情で歩き、ポニー・テールの長い一本の三つ編みにした髪の毛を振りながら栄二の家の玄関を開いて出ていったのであった。あとに栄二と長髪流毛だけが残っていた。
「さあ、栄二くん。」
「はい。」
「あなたもたっぷりあの子の血を吸ったから、またわたしがあなたから吸うわよ。いいわね。」
「はい。」
「そのまえに、そうだわ。その長い髪の毛を…。」
 長髪流毛は栄二の髪をまたとかし始めると、こんどはかたほうにねじれるようにした一本の三つ編みを結いはじめ、毛先に黒いヘアゴムをゆわえてその片側の肩から前に垂らさせたのであった。太めに編まれた自分の髪を見て、栄二はまたぼーっとなるのであった。すると、腰のほうから長髪流毛が手をさしだして栄二の股のあたりにその手を伸ばしはじめたのである。
「長髪流毛先生…。」
「うふふふ、わたしもちょっと仕事のストレスがたまっているの。だから、あなたのようなめめしい男の子にいたずらしたくなってしかたがないのよ。さっきの先生のような髪の毛も長くないおばさんみたいな人じゃいやだろうけど、わたしならうれしいでしょ。」
「ええっ?」
ロンゲルゲは女にとっては天国、男にとっては地獄の運命が待っているのよ。そういえば、勝徳くんも。」


 その勝徳が帰宅した家では、勝徳が母親に背中から抱きつかれて服のなかをまさぐられていたのである。母親は息子に初めて女学生のような三つ編みのおさげの姿で帰宅してその姿を見せたため、勝徳は興奮してしまったのを母親に見透かされてしまっていたためである。年が10歳と少ししか違わない若い母親であるために、勝徳に対する性欲も抑えきれず、また勝徳も母親のために抵抗せず、自分のために働いて帰ってきた母親のストレスを受け入れていたのである。
「どうしてあなたは髪形を変えたのかしら。うふふふ。」
「うう、ああん…。」
 例によって、水晶玉を取り出した長髪流毛がその状況を映しとっていた。
「まあ、この子のおかあさんもずいぶんいやらしい性格のようね。でも、彼はロンゲルゲなのにロンゲルゲになっていない者にこうしていたぶられているなんて、まあ、彼は自分の母親を襲ってロンゲルゲにするのも好まないようだし、こっちはそのままにしておくか。」





 翌日、栄二によってロンゲルゲにされていた小学一年生の少女だが、ふだんと特に変わったようすもないように登校していた。ただ、いつものポニー・テールを一本の三つ編みにしていた髪の毛をほどいて背中いっぱいにその黒髪をひろげていて、スカートも覆われてやはりひざの裏までとどくほどあった。その姿を初めて見た、一学年上である二年生の男の子がいた。やはり、その少女のことを入学式の時以来ひとめで好きになってずっと見続けていたのであるが、少女のほうはもちろん男の子の好意には全く気づいていなかった。
「あっ。」
 その少女に同じクラスの少女と思われる二人の児童が近づいて、少女の髪をまんなかから二等分してたがいに一人ずつ髪を手にすると、また直接それぞれえりあしのところからそれぞれおさげの三つ編みに結いはじめたのである。
「ああやって、髪の毛を編むのか。いいなあ、女の子はあんなことができて。ぼくもできたら髪をあの子みたいにしてほかの女の子に編んでもらえたら…。」
 遠くから気づかれずに見つめていたが、そうしたことを考えてしまうほどまた女性的な性格の男の子であった。その時だった。
「あ、ああ、ああっ…。」
 男の子の身になにが起こったのだろうか。
(つづく)



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感 想





2004.12.4(Vol.548) 初出___Cont.No.kamil17    第十八話へ 目次へトップへ

AAA様の「わたしがいま髪を伸ばしているか」という御質問について(註:「世界一のロングヘアー」

残念ながら、実は一度三つ編みができるくらい伸ばしていたこともあったんですが、いまはみじかく切ってしまっています。首の裏を短くしたから、これがほんとの「裏切り」なんちゃって。

 ここは、またまた話の途中で申し訳ないが、スタジオに雛乃役の女の子と長髪流毛先生役の水島由香さん、それに監督が昼食後に戻ってきたワンシーンである。公之役の男の子は相変わらず身体に縄を縛られた、いわゆる猿轡のままの状態である。雛乃役の女の子がその公之の身体に近寄っている。
「公之くん、はい。おなかもすいていそうだから、おいしいもの買ってきたわ。」
「えっ?」
「口をあけて、ほら。」
 雛乃役の子は、公之役の子の開いた口にすぱっとなにかを入れたのであった。
「うっ、ん?ああっ、な、なんだ、食べられないよ、げっ。」
 公之役の子が吐き出したのは…。
「うふふふ。」
「や、やだ、ごきぶりの死がいなんて。」
「ばかね。おもちゃよ。」
「ひどいよ。」
「じゃあね、いいもの見せてあげようか。」
「ええ?なにを。」
「えいっ。」
「やだ、暗くて見えないよ。」
「うふふふ。見えたらたいへんよ。」
そこへ、長髪流…ではなく、由香さんが入って来た。
「まあ、彼の首にスカートかぶせて両足でしめつけて、あなたも残酷ね。」
「だって、こういう男の子いじめるの、楽しいもの。これでも、ほら。こいつは結構よろこんでるでしょ。」
「ああ、そうね。そんならいいわ。」
「うう、うう…。」
「よくおきき。わたしぐらいやさしい女の子、いないわよ。ふつう、片思いだったら相手にしないけど、わたしはこうしてあなたのこと好きでもないのに相手してあげてるんだからね。」
 スタジオの扉に監督が立っているところに、結局、由香さんは戻っていた。
「なんだ、由香さん、止めなかったんですか?」
「どうやら、やっぱり彼女はほんとうは彼のことが好きだからいじめているみたいですわ。嫌いだったらあんなことしませんもの。同じ女としてわかります。」
「べつに迷惑していたわけではなかったんですね。」

ところで、ちょっと耳寄りな話…というと、どこかで聞いたような名前だが、 漢字で書かない「ひなの」という名前のある風俗従業員の広告があるサイトを今年の前半に発見しました。 その写真を拡大するとくっきり、二本の三つ編みによるおさげ髪を前に垂らし、 腰のあたりまで毛先が届いてピンク色のボンボンでとめていた姿で、思わずこの子に会ってプレイしてみたいとおもったのですが、 わずか二、三か月で退店してしまったとのこと、なんとも残念なのですが、ほかにも学校の制服を着ていたり、 三つ編みをほどいていたり、またツインテールやポニーテールの姿をした写真もありました。
その、「ひなの」さんのいたお店というのは、実は某ニューハーフのお店でアソコも手術前でちゃんとあるという、 じつにうらやましい立場でした。きっとこの子も髪フェチで、本物のロングヘアの女の子を見たらどう思うか、 いろいろお話もしてみたかったのに、残念ですね。

 さて、本番。



 ここは、お昼休み中の小学校の保健室。長髪流毛がひとり、なにかカルテを書いているようすで、その扉をたたく音がしていた。
「はーい、どうぞ。」
「あの…。」
 来ていたのは、一年生の少女の長い髪を見てうらやましがっていた、小学二年生の遥紀(はるき)だった。
「どうしたの?まあ、あなた…」
 遥紀のはいていた半ズボンが濡れているのを見て、長髪流毛も驚いていた。
「先生、ぼく…」
「ひょっとして、どこかでおもらししたのね。」
「う…うん。」
「しょうがないわね。じゃ、奥にあるシャワー使っていいわ。それに今日は体育とかあったの?」
「ない。」
「じゃあ、着替えもないわね。いいわ、こっちになにかという時のことを考えて着替えも用意してあるから。」
「ほんと?」
「そこのかごにみんなぬいで。洗濯してきょうの夕方までには乾くわ。終わったら、かごに代わりの下着と洋服を入れておくからね。」
「はーい。」
 遥紀はうれしそうに保健室の奥にあるシャワー室に入っていった。もちろん、シャワー室の前に脱衣所があり、その扉を閉めてから着ていた服や下着をぬいでかごに入れ、それからシャワーを浴びに浴室に入ったのであった。
「ふふふふ。あの子はやっぱり…、一年生でいちばん髪の毛の長い清美ちゃんっていう子を見て興奮したんだわ。その時にトイレに行くのを忘れておもらししたみたいね。」
 事実、清美がクラスメートの女の子に髪を二本の三つ編みに結われていたのを見て遥樹はうらやましがり、興奮してもらしてしまったのである。その濡れてべとべとになった下半身にけんめいにお湯をかけていた。もういいかなと思いながらシャワーを止め、浴室を出ようとして扉をあけようとすると、なかなかあけられなくなっていた。
「ど、どうしよう。ここから出られないよ。はっ。」
 シャワー室のどこからか、また白煙が立ちこめてきた。そして室内にだんだんと広がって煙いっぱいになっていた。
「うっ、ううっ…。」
 煙を吸ってしまった遥紀は、またその場に倒れて気を失ったのであった。もちろん、以前にも六年生の男子生徒などを襲った、髪の毛が好きな女の子と同じ長さに伸びてしまうという、悪魔の煙である(註:第二話)。
 扉が開いた。もちろん、この保健室にはほかにはいない、長髪流毛である。
「うふふふ、ちょっと変わったことをしてあげるわ。」



 しばらくして、遥紀は目をさました。保健室のベッドに寝かされていた。
「ここは…、そういえばぼくはどうしたんだろう。あっ…。な、なあに、これ。スカートなんてどうしてはいてるの?ぼくは男の子なのに。」
 急に驚いて遥紀は起き上がり、カーテンをあけてカルテを書いていた長髪流毛の背中に声をかけた。すると、笑いながら長髪流毛が振り向いた。
「おほほ、目がさめたわね。」
「どうして、ぼくはスカートなんか着せられているの?」
「ごめんなさいね。用意してある着替えというのが、それしか予備がなかったのよ。はだかのままでもいけないでしょう。服が乾くまでここで寝ておいたほうがいいわ。あなたのクラスの担任の先生には、気持ちが悪くてずっとここで寝てますって伝えてあるから、授業を休んでも心配いらないわよ。だから、この保健室にずっといなさい。あなたがおもらししたことも先生にはだまっているのよ。」
「けれど、もしかして、パンツも…あっ、女の子用の…。」
「そうよ、女の子のものしかやっぱりなかったのよ。」
「歩きにくいな。それに、頭が重くてなにか、あっ。」
 遥紀は頭にも手をのばしてみると、頭の両側にもこぶみたいなものがあると思ってその保健室内の壁にある鏡をたしかめてみた。
「おほほほ。びっくりしたでしょう、おだんごにまとめといたのよ。」
 遥紀の頭は両側にそれぞれ三つ編みを丸めたふたつのおだんごにした髪形になっていた。真ん中からくっきりと分け目もきれいにできていたのである。
「この髪の毛は、ほんとうにぼくなの?」
「そうよ。おだんごをほどいておさげにしたほうがいいかしら。」
 長髪流毛は、遥紀のそのおだんごにしていた髪にふれ、内側にまとめていたその三つ編みの髪をほぐしはじめた。少し最初の毛束を交差したところが耳の少し上ぐらいのところであったが、直接そのまま三つ編みに結われていて、毛先にはピンク色のビーズがとめられていた。もういっぽうの髪も同じようにおろされた。遥紀の好きになっていた一年生の清美が、背の高いほうだったために髪の毛もより長く、そのため少し背の低い遥紀の髪も清美と同じ長さだと三つ編みでもお尻のほうまで毛先が届いていた。遥紀にとっては、三つ編みの髪も重く感じられたが、お尻の両側を自分の髪を編んだ毛先がなでていると思うと心地よく感じてきた。また、鏡を見て自分の髪の毛がこんなに長くなって、あこがれていた髪の毛になれたことにうっとりとしているようすであった。かたほうの髪をまた前にも垂らしてみていた。
「ぼくの髪の毛が…。」
「おほほほ。うれしいみたいね、髪の毛が女の子みたいになって。スカートやパンティーを着せられているのにはびっくりしていたのにね。どう?そのままの姿がいいでしょ。」
「でも、どうしてぼくは、こんな髪の毛に…。あっ、先生。」
「どうしたの?」
「トイレにまた行きたくなってきたけど、どうしよう。」
「いま、授業中だから、そこの女子トイレに入ってすぐすましたほうがいいわ。そのままのかっこうじゃ男子トイレに入れないわよ。」
「うん、わかった。」


 遥紀は、長髪流毛に言われて女装姿のまま保健室を出た。すでに午後の授業時間になっていて、低学年である遥紀のクラスは授業もなく、廊下には人影もなかったので、女装姿の遥紀は誰にも気付かれずに女子便所に入っていった。自分は女の子になれたと思ってしまった遥紀は、まさにうきうきモードで女子便所に入るのであった。
 女子便所の一室のノブに手をかけ、あけようとしたが誰かが入っているのか、しかたがないから次の便器室の前に移って手をかけてみたが、やはりあかなかった。トントンとたたいてみたが、反応も全くなかった。
「おかしいなあ、へたするとまたもっちゃうよ。」
 全部の扉を確かめて、いちばん奥の便器室のノブに手をかけても開けることができなかったので、しかたなくほかの便所に行こうと思った遥紀だったが、便器室のなかでなにやら音がしていた。
「うん?もしかして、これは…、なかでだれかがやっているぞ。しめしめ。」
 事実、なかから誰か便器に小便を放している音が、遥紀の耳に聞こえたのである。その何者かがいるらしいいちばん奥の便器室の扉に遥紀は耳を当て始めた。おそらく女の子がなかにいるのだと遥紀は思い始め、その者が用足しをしている音をじかに聞いてしまったのである。しかし、そんなことをすれば当然報いがあることにこの男の子は気付いていない。
 用足しを終えて出て来たのは、実は遥紀のあこがれていた一年生の清美だったのである。しかも、体操着でさきほどしていた三つ編みもほどいており、背中いっぱいにひざまで届くほどの黒髪を広げていた姿だった
「ああっ。」
「はっ。」
「ちょっとあんたなあに?二年生の男の子ね、たしか。なにしているのよ。それ、わたしのスカートよ。それにあんたの髪の毛、先にとめているビーズもわたしのものよ。あんたね、体育の時間にわたしの服をもっていったの。ビーズもなくなっていたと思ったら、あんたが使ってたのね、なに、ほんとにへんたい。ちょっとこっちいらっしゃいよ。」
「あ、ああっ。」
 実は、その言葉どおり、遥紀に着せられていたスカートは清美のものだったのである。もし、他の者だったら遥紀も本物の女の子だと思われて女装していることに気づかれずにすんでいたかもしれないが、清美本人だったから明らかに女装していた男の子であることがばれていたのである。遥紀は、清美に腕をつかまれていま清美の用足しをしていた便器室にまたつれこまれたのであった。
「いたい、一年生の女の子なのにこんなに力が強いなんて…。」
 事実、清美の力が強くなっているのはすでにロンゲルゲにされているからである。腕を引っぱられた遥紀は洋式の便器にすわりこまされてしまった。
「さあ、スカートをぬぎなさいよ。あんたはわたしのおしっこをしているのを聞いたんだから、あんたもそのはずかしいところをお返しに見せてもらうわよ。」
「ん、うう…。」
 自分の着ているものが清美のものだったなんて、遥紀はどうしていいかわからなかった。しかし、清美が自分の服なんだからぬいで返せというのも当然のことだろうと思えば、ここでぬぐのもしかたないと思ったので、遥紀はとりあえずホックをはずそうと手をかけた。
「まあ、あんた、パンティーも?いやあね。」
「あっ、ああっ。」
 遥紀は、さきほどから自分も用便をしたかったのに、便器室がひとつも開かなかったためにずっと我慢をしていたのが、そろそろ出かかってきたので清美のスカートなら汚すわけにもいかないと、パンティーをずりおろして用便をすませようと思い始めた。
「ちょっとなに?そのパンティーはわたしのじゃないわよ。そっちまでわたしの前で、やめてよ。」
「あの、ぼくもしたくなってきて、さっきから…。」
 すると、怒っていた清美の表情がとつぜん不気味な笑いに変わり出した。
「ふーん、じゃあ、ここはトイレなんだし、すればいいわ。さっき、わたしのやっていたの、あんたは聞いてたんだから、わたしもおかえしにあんたのおしっこの音、聞かせてもらうわよ。」
 清美はまた、腕組みをしていたのを遥紀の両肩に手をかけておさえつけはじめたので、遥紀も急にまた驚いていた。
「あっ、あの…。」
「なあに?おびえてるの、あんがい、あんた、かわいいわね。そのおさげ髪、にあうじゃない、うふふふ。」
 遥紀の背中に垂らされていた二本の三つ編みの髪の毛を今度はまた、清美は両方の手でそれぞれなかほどをわしづうかみにしてひっぱりはじめた。
「いたいよ。ああ…。」
「うっふっふっふ。」
 清美の顔がぶきみになり、ついに目がつりあがって口のなかから牙がはえてきた。
「うわあーっ。」
「あんたも、ロンゲルゲになるのよ。」
 清美は前かがみになり、髪をばさっと遥紀の肩にかけながら首すじにすぐかみついて血を吸い始めた。同時に、興奮した遥紀はその場で放尿してしまったのであった。すでにはいていたパンティーもずりおろしてはいたので、汚さずにはすんだが。
「うふふふ…。」
 その場面を見て不気味に笑っていたのは、例によって水晶玉に映していた長髪流毛だった。実は、清美を呼んで遥紀をトイレに誘き寄せ、便所のほかの便器室をあかないようにしていたのも、長髪流毛のしわざだったのである。
(つづく)



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2004.12.19(Vol.550) 初出___Cont.No.kamil18     目次へトップへ


 トントン…。
「はーい、どうぞ。」
「あっ、いたいた。」
「ん?あなたたちは?」
髪伊良先生ですね。」
「そうだけど、なんの用?」
「ぼくの顔を覚えてないの?先生。いちばん最初にロンゲルゲにされた男の子、
昌浩の役をやっていたんだよ。」
「そして、わたしはいちばん最初にこの子に襲われた摩亜弥の役よ。」
「ああ、そういえば、突然どうしたの、わっ、後ろからも。」
「今年に入ってから一年間、先生はぼくを一度も出演させてくれないじゃないですか。栄えあるロンゲルゲ第一号としてがんばっていたのに、ぼくの出番をどうして作ってくれないのですか。」
「わたしも。最初はいやだと思ったのに、だんだん楽しくなってきたところで急に出番がなくなって、ひどいわよ。」
「はっ、うしろからも、背の高い子がもしかして…。」
「そうよ。人食い髪の女子高校生、紗真耶の役の子よ。渋谷を歩いていたらいきなり後ろから声をかけられて、なんだ、顔はそれほどかわいくないやなんて言われたからアタマに来て、その男の腕をつかんだら、このドラマの出演者を募集していてこんな長い髪の毛の人、めったにいないから出てほしいって言われてそれで来たのよ。そしたら、あれっきりじゃない。なによ、あのままおとなしくしていろっていうの、変じゃない?」
「わたしも、妹の尋子の役よ。」
「ぼくも、この子に呼ばれて来たんだ。勇一の役だよ。もう、この子といっしょの出番はないの?」
「ま、まあまあ。そう、みんな、ちょっと待ちなさい。ちゃんと考えているから。ん?急に廊下を走ってくる音が…、ああっ。もしかして由香さんですか。どうしたんですか、前髪で顔を覆っていつかののっぺらぼうみたいに。」
「ひどいですわ、髪伊良先生。私、私もう…。」
「どうしたのですか。あなたには毎回出ていただいているのに。」
「私がこのドラマで、長髪流毛をやるようになってから、まわりの目がますますひどくなりましたわ。まず、近所のおばさんたちに、あなたはいたいけのない男の子たちにあんないやらしいことをしているのかって怒られましたわ。それに、職場では男の人に避けられるようになって仕事もできなくなるかもしれませんし、なによりショックだったのは大好きな子どもたちにも、ロンゲルゲにされるって言われて逃げられちゃうんですよ。まだ、貞子さんって言われた時はかわいいものと思っていたのに、弟もいじめられて家では私のことを無視しています。ほんとうに、どうしてくれるんですか。」
「あの…、そんなこととは、まあ、おちついて、みんなもいますから前髪をあげて顔を…あっ、うわあーっ、由香さんの顔がないっ…いや、顔はあるけど目と鼻と、口も眉毛もない。ほんとうにのっぺらぼうだ!」
「先生、ぼくを出してくださいよー。」
「わたしもだしてえー。」
「うわあっ!女の子たちの三つ編みの髪の毛先がほんとうに蛇の顔に、男の子はろくろ首…、たすけてくれー!」


「はっ?う…ううっ。ユメか。ずっと原稿を徹夜で書いてたらいつのまに…。はあ、あんなに人をこわがらせていたら、報いが大きいかもしれないな。水島由香さんがほんとうにのっぺらぼうになっていたら…。」
「髪伊良先生、お茶をお持ちしましたわ。」
「わっ、あっ、あの…。」
「どうしたんですか、急に私の姿を見て驚かれるなんて。」
「ああ、ちゃんと目も口もあったんだな。髪の毛はうしろに束ねていたのか。ああ、由香さん、ちょっと。」
「どういうことでございましょうか。」
「今日は急きょ、こういうふうにしてください。由香さんのイメージが悪くなったら大変だから。」
「ええっ?わたしはべつに、だいじょうぶですけど。」
「まあ、とにかくお願いがありまして…。」



 二年生の遥紀が、女子便所で一年生の清美に襲われてロンゲルゲがまたひとりふえたその日の少し後、小学校の近くで下校中だった六年生の勝徳が、きのうと同じ肉屋のある交差点で、またも髪の長い三十代の女性のうしろ姿を目にして、足を止めてぼーっとしていた(註:第十四話)。そこへまた後ろから何者かが近づいていた。
「いたーい。あっ、亜紀ちゃん。」
「うふふふ。」
 今日の勝徳は、髪を一本の三つ編みにまとめて背中の上に垂らした毛先にだけ白いボンボンをゆわえている。その毛先をギュッと強く亜紀のあげた片手によってわしづかみに引っぱられていたのである。亜紀のほうは、両方の耳もとにそれぞれ桃色の水玉のリボンを束ねさせて両肩の上に届いたツインテールの三つ編みでない髪形だった。
「もう、痛いなあ。」
「だって、女の子は髪の毛に興味があるの、あたりまえって、きのう勝徳くんが言ってたじゃない。」
「それにしたって、急に現われるからびっくりするよ。いままでずっと待ってたの?」
「そろそろ、六年生も授業が終わった頃だと思って。今日は一本に編んでいるのどうしたの?」
「うん。けさママがぼくのいつも結んでいたヘアゴムで遊んでいたら両方とも切れちゃって、今日は新しいゴムを買ってくるからって言って代わりにこのボンボン、ママが小学校の時以来使ってなかったからと言って貸してくれたの。」
「ね、長髪流毛先生から聞いたんだけど。勝徳くんっておかあさんにいつもいたずらされてるんだって?」
「ん、パパがいないから、ママはぼくしか相手がいないし、仕方ないよ。ぼくはママが好きだから、ママのこと悪く言わないで。」
 ちょっと答えにくそうな亜紀だったが、すぐにまた勝徳の腕を自分の両腕にまきつけるのだった。
「うふ。」
「ちょっと、昼間からこんなことしてたら変に見られるでしょ。」
「勝徳くんのこと、まずだれも男の子だと思わないよ。そこらへんの女の子よりきれいだし。六年生におねえさんがいる子からも聞いたわよ。女の子たちがいじめてるって言うから、わたし、番長をやっていじめさせないようにしているのよ。」
「ええっ?番長?」
「あっ、そんなカツアゲとか、やらないから。」
「そんなスケバン言葉なんか使っちゃだめ。」
「あら?もしかして…。」
「ああ、あれは…。」
「勝徳くんと同じ六年生の男の子じゃない、女の子はたしか五年生ね。それに、小さい女の子もふたりいる。」
「そうだね、あの男の子は同じクラスになったこともないし、しゃべったこと一度もないと思うけど。」
 勝徳と亜紀はいつのまにか公園のところまで歩いていたが、そこにはすでに先客がいたようで、実は昌浩摩亜弥、その妹の嗣代と、その嗣代が幼稚園からつれてきて昌浩に襲わせた3歳の子である久美里(くみり=まだ、この子の名前考えてなかったと思うし、聞いたことないけどいま風のいい名前でしょ。SNAKE様の作られた表があって助かります)だったのである(註:第十二話)。


「あーん、昌浩にいちゃん、やっぱりうまくできないわ。」
「えーん、えーん。」
「ほらほら、また久美里ちゃんが泣いちゃったわ。摩亜弥ねえちゃん、どうして女の子なのに三つ編みができないの?」
 嗣代が姉をからかうように言うと、摩亜弥も意地になって答えた。
「三つ編みできる男の子のほうが不思議よ。」
 昌浩がまた久美里の髪の毛をとかしている。摩亜弥に久美里の髪の毛を編めるように練習させているらしい。
「しょうがないから、ぼくの髪の毛をやってみて。」
「うん、わかった。」
 摩亜弥は、前髪を黒いヘアゴムでまとめて後ろの髪といっしょに背中におろしていた昌浩の、そのヘアゴムをほどいて自分の手首にはめ、そのほどいたボリュームのある背中のまんなかぐらいまで届いた昌浩の髪をブラッシングして、ふたつに分けた片方の髪を編もうとしたが、なかなかうまくいかないようだった。
「ほら、いたい。そんな乱暴にやらないでもっと、ゆっくりね。」
「うん、あら。」
「あはは。」
 久美里が摩亜弥を指さしながら笑ったのを見て、嗣代がまたからかいはじめる。
「久美里ちゃん、泣いてたのに摩亜弥ねえちゃんのこと見て笑ったわよ。」
「もう、嗣代だって自分の髪を編むことできないくせに。」
「だって、わたしはまだ三つ編みできるほど伸びてないからね。」
 ふたりが喧嘩しそうになると、すぐに昌浩が彼女らの肩に手をかけてなだめている。そして、久美里にも声をかける。
「ねえ、久美里ちゃん、摩亜弥ねえちゃんもいっしょうけんめいなんだからあまり笑わないでね。」
「うん。」


「いこう、亜紀ちゃん。」
 勝徳は亜紀に手を引いて、ふたりとも昌浩らに気づかれることなく、公園をあとにして別の方向に歩き出した。
「どうしたの。」
「今いた五年生の女の子、かわいい顔はしてるけどわがままな子だって聞いてたから、ぼくもいい印象を持っていなかったんだけど、彼はああいう子にもあんなやさしくできるのかと思って、ちょっと恥ずかしくなってね。」
「あら?勝徳くんだってじゅうぶんやさしいわよ。」
「だって、きのう亜紀ちゃんの家でトイレに逃げたりして、あなたたちに冷たくしちゃったし…。」
「あれは、わたしたちがいじめすぎたからよ。それに、誰にでもやさしくする必要ないのよ。」
「それもそうかな。」
「そうよ。あの男の子はその五年生の女の子がよほど好きなんだし、勝徳くんはわたしに一途、それでいいじゃない。」
 少しワンテンポ遅れて、勝徳が答えた。
「ねえ、亜紀ちゃん。」
「なあに?」
「亜紀ちゃんのこと、抱いてみたくなったんだけど…。」
「いいよ。あの木かげならいま、誰もいないみたいだからあそこでね。」
 こうして、言われたように勝徳は少し先にあった木のかげに入り、正面から亜紀を抱こうとした。まず亜紀のツイン・テールにしている両方の髪をそれぞれの手でなでた後、両肩から自分の胸に引き寄せ、亜紀の背中に自分の両手を伸ばして組んで、さらに亜紀の右肩の上に自分の首をもたげると、亜紀が束ねている水玉のリボンの下から顔を寄せて、亜紀のうなじにかみついて血を吸おうと牙を出しかけたその時だった。
「あっ、ううっ…。」
「うふふふ。勝徳くんがわたしに何をしようとしていたのか、みんなわかるわよ。べつにロンゲルゲになってるからじゃないよ。」
 亜紀は、勝徳に抱えられながら、勝徳の半ズボンのふくらんだのを見て、そこを半ズボンごと上から右手で強くつかんだのであった。勝徳の顔が赤くなった。
「もう、やだ。亜紀ちゃんったら。」
「でも、よかった。勝徳くんにもそういう悪魔的みたいなところがあるのがわかって。」
「どういうこと?それ。」
「勝徳くんはヌード写真もおっぱいも興味ないから、やさしくても男の子として物足りないかなあって思ってたんだ。やっぱり、ちゃんと男の子の証拠もあったということよ。」
「ほんとうに、亜紀ちゃんってませているんだね。」
「うふふ。こんどはちゃんと血を吸わせてあげるから、そのかわりわたしも、勝徳くんの三つ編みにしてる髪の毛ひっぱるわよ。」
「うん。」





 さて、こちらはまた舞台裏である。
「おい、BGMやれ。そろそろ。」
「えっ?なんのBGMですか。」
「そこにあるCDの復刻盤に、今回のサブタイトルに似た名前の曲あるだろ。それかけろ。」
「ああ、ひょっとして、たしか昔、ふつうの女になりたいって言って、東京ドームでコンサートやって解散したこの三人組の女性の曲ですか。」
「ん、ちょっと変だけど、まあ正しいことは知っている人も多いだろうから省略しよう。そうだよ、『や○しい悪魔』だよ。」
「ああ、○のなかには『ら』が入るんですね。」
「そう…こら。ちがうだろ。」
「じゃ、『ま』が入りますね。」
「それ以上言ってもウケないよ。おまえの場合はその上に『か』が入る。」
 さて、ほかのロンゲルゲたちは、どうしているかといえば…。


 夕方になり、摩亜矢の姉、京香が歩いている姿を敬幸が見つけてその後ろを静かに歩いていた。敬幸はうなじに一本の髪に黒のヘアゴムで束ねていたが、京香は背中いっぱいに髪をひろげているようであった。ふたりとも下校中で制服姿である。
「ああっ、ううっ…。」
 京香の髪を見つめていようとしていた敬幸が、光線を受けてもだえ苦しみだし、身動きもできなくなったようである。実は、京香は両サイドの前髪を頭の上から三つ編みにして両脇にほかの髪といっしょに垂らしており、その髪の編み目に目ができていっせいに光ったのである(註:第四話)。
「くくくく…。」
 動けなくなった敬幸の身体を京香が両腕に抱きかかえて持ち上げ、近くの森に運んでいった。その森のなかにも少し切り開かれた公園があり、廃車になっていた電車が一両置かれていた。そのなかに京香は敬幸を抱えたまま入っていくと、吊革に敬幸の片手を握らせながら敬幸を立たせて離れたのであった。すっかりさびれた電車で、壁も席もむき出しになっていたり、すでに倒産した会社の広告が残ったりして読みにくくなっていた。ガラス窓はしっかり残っていたがあけられないだけであった。
 しばらくして敬幸が目をさました。自分の下半身が誰かの手でもまれているのを見て驚いた。その主はもちろん京香である。
「もしかして、京香さん、何をしてるの?それに、ここは…。」
「電車のなかよ。いまね、逆痴漢ごっこをしてるのよ。」
「ええ?逆痴漢ごっこって。」
「わたしね、私立中学の女子校に電車通学するようになってからよく痴漢に襲われたわ。だから、こうして逆に襲う立場になってみるの。そうすれば、あなたもどんなに痴漢がいやなものかわかるでしょ。」
「だからといって、こんなことまで君がするなんて。」
「わたしのこと、おとなしい女の子だと思ってるでしょうけど、実はすごくいやらしい性格よ。小学校でわたしが初めて髪をおさげにしたのを見て、あなたのここがふくらんでいたの、わたしは見えたのよ。そのときにあなたのここをもんでみたいとほんとうに思っていたの。いやらしいと、このとおり髪の毛伸びるの早いでしょ。ロンゲルゲになったために、そのいやらしさがよりはっきりしてきたわ。髪の毛に目までできる姿になるのはわたしが特にいやらしいからよ。おほほほ。叫んでもあなたが変態に思われるだけよ。着ている服、汚れてしまうといけないから脱がせてあげようか。」
「京香さん…。」
「ほんとうは、こんなことされて、喜んでるんでしょ。」
 敬幸もすでに京香によってロンゲルゲにされているのであるが。


 昌浩たちのいなくなった公園で夜、中年の男がまた紗真耶の二本の三つ編みにした超長い髪の毛に手首をしばられ、逆さに持ち上げられてかぱっと割れたうなじのなかに吸い込まれていった。黒いヘアバンドで後ろにすべての髪を垂らしていた勇一がそこに入ってきた。
「紗真耶さん、また男の人を食い殺したんですか。」
「ふふふふ、ロンゲルゲのわたしに与えられた特権よ。こういういやらしい男は死んでほしい、殺しても罪にならないように法律を変えてほしいと思っている女性は世の中に多いのよ。それだけ女にとって、痴漢やストーカーはいやなものなの。いまの日本の法律は男に甘くできているわ。わかるでしょ。最近起きた大学生の集団強姦事件だって、殺してないからって死刑にも無期懲役にもできないのはおかしいわよ。いい、坊や、もし、わたしの考え方に文句があるなら、おまえもこのような目にあわしてあげるからね。」
「あっ、ああっ…。」
 勇一は怖くてその場に足がすくんでしまう状況であった。自分もやはり紗真耶にロンゲルゲにされているのである。その勇一に紗真耶が迫ってきてまた突然抱きついたのであった。
「うふふふ。」
「うわあーっ。」
「うふふふ、ずっとおじさんばかりだったから、こうしてたまにあなたのような若い男の子を抱きたいと思ってたのよ。わたしのいうとおりにしてさえいれば殺したりしないわ。ほら、あなたはこのわたしの髪の毛にひかれてここへ来たんでしょう。さわってもいいわよ。」


 その夜中、紗真耶の妹、尋子がロンゲルゲにしている喜久夫(註:第八話予告編)の家では…。
「うーん、また夜中に目覚めちゃったな。あれ?こんなところに長い髪の毛。ぼくはたしか、ポニー・テールを一本の三つ編みにして寝たはずだが…。ええっ?この髪の毛、ぼくのじゃない。ああっ。」
 その髪の毛をつまんでみると、喜久夫の寝ていたふとんには、いつのまにか尋子が寝間着姿のまま入ってきて寝ていたのであったことがわかり、尋子も目覚めて首をあげていた。
「うふふふ。」
「どうしたの?こんな夜中、どうしてぼくの家に…はっ。」
 すると、部屋のふすまも開いて、母親と妹の真理もやってきたのであった。
「ああっ、ママも真理もどうしたの?」
 その時、真理が叫んだ。
「きゃっ、ゴキブリが。」
 すると尋子が耳より下のところに水色のヘアゴムで束ねたツイン・テールの髪を振り回し、そのはっていたゴキブリを髪でつかまえると、すぐにぱかっと割れた頭の分け目に運んで吸い込んでしまった。
「わあー、尋子さん、すごーい。パチパチ。」
「ほんと、尋子ちゃんが来てくれると助かるわ。」
「まあ、おばさんもゴキブリが苦手なの?」
「そうなの。だらしないおとなでごめんなさいね。」
「いえ、みんな人それぞれですから。うっふっふ、そっちはゴキブリより女の子がこわいというような顔してるわね。」
 喜久夫はなにも言えないような状態で、その場にすわっていたが、その喜久夫にすぐまた尋子がとびついていったのであった。
「うわあーっ。」
「うふふふ。」
 尋子は、喜久夫の着ていたパジャマの下半身に手をつっこんでまさぐり始めていた。
「さあ、楽しみにしていたわ。ただでこんなおもしろいものが見られるわたしたちは幸運ね。」
「アダルトビデオを見たがる男の人の心理もわかるみたい。」
「もう、母親も妹もないよ。ロンゲルゲってほんとうに女ばかり有利にできてる世界なんだ。」
「いいじゃない、あなたも。好きな女の子に襲われるんだから。女の人はわたしみたいに好きでもない男に襲われてロンゲルゲになったり、好きじゃない男も襲ったりしなければいけないのに、男はそうじゃないでしょ。」
 まさしく、そのとおりなのだが、実は法律の改正があって、というのは、女の子のほうからも男の子が弱くなりすぎてかわいそうという声が出たためである。つまり、女が男を襲う場合は、男がその女を好きでなければならないというもので、したがって栄二を襲っている女教師の場合は犯罪ということになった?が、それではもてない女性も不公平だというので、結局最高権威者である長髪流毛が許可すれば襲ってもいいということになった。とはいえ、長髪流毛が実際に却下することはまずないので…、なにも変らないのであった。勝徳の母親の場合は…まだロンゲルゲではないので長髪流毛の権限にはない。
 では、公之雛乃の場合はどうなのかといえば…。


「はーい。まあ、あなたが公之くんね、おはいりなさい。雛乃はいま洗面所で髪の毛とかしているから、お部屋で待っていればいいわ。わたしはまた舞台に行かなければいけないし、ふたりでゆっくりすればいいわ。」
 ストリッパーの母親と住んでいた雛乃のアパートに公之が訪れていた。雛乃の母親に言われたように、公之は雛乃の部屋に入っていった。まもなく洗面所から雛乃が出て来た。
「よく来たわ。いま、飲みものを持ってくるからね。」
「えっ?ううん。」
「どうしたの?なんかかたくなってるみたいよ。」
「こうして見ると、そういえば雛乃が髪の毛ほどいたの久しぶりに見たよ。すっかり長くなっていたんだね。なにも束ねたりしないほうがずっといいよ。こんなきれいになっていたなんてどうして気づかなかったんだろうって。」
 公之は、ちなみにサムライ風に後頭部で黒いヘアゴムを使って束ねながら一本に髪を垂らしている。
「ふふっ、ありがとう。あなたにそんなこと言われるなんて驚いたわ。ほら、ジュースよ。」
「うん、いただきます。ううっ…苦しい。」
 公之はもだえ始めた。雛乃が実はいままで自分をいじめていたことへの恨みからジュースに毒を盛らせていたのだった。
「だ、だいじょうぶ?、公之くん。」
「ううっ、と、トイレはどっち?」
「こっちよ。」
 すると、トイレの扉をすばやくあけて公之はその便器に口から、いま飲んでいたと思われるジュースを吐き出したのであった。実はわざと飲んだふりをしていたのであった。
「雛乃…。」
「公之くん、あの…、ああっ。」
 雛乃は台所にあったナイフを手に持って自分の心臓に向けようとしたが、その手首を公之がつかみ、とめたのであった。
「ねえ、雛乃、もう、人を恨むのはやめろよ。ぼくがこうして雛乃のことせっかくほんとうに好きになりかけてるのに…。」
「公之くん…。」
 雛乃は公之の胸に泣きながらとびつくのであった(また、台本には書いてないのに、公之は雛乃の髪をなでたりつまんだりしては雛乃も公之の股に手を伸ばしているのである)。





「はーい、水島由香でーす。あっ、長髪流毛じゃないのよ、逃げないでね。実は、けさ髪伊良先生にたのまれていたことがあったので、それをここで発表しまーす。読者の皆様にちょっときいてみたいなと思ったことがあったそうなので、以下の質問にお答えになってみてください。」
Q1:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、こわい話だと思いますか?
 1、すごくこわい。2、すこしこわい。3、そんなにこわくない。

Q2:いままでの18話のうちでもっともこわいと思ったのは第何話のどのシーンでしょうか。その理由もできれば。またはこわくなくてもゾクゾクとしたところ、印象に残るところでも結構です。

Q3:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、女性向け、男性向きのどちらだと思いますか?できればその理由も。
 1、どちらかといえば女性向け。2、どちらかといえば男性向け。3、どちらともいえない。

Q4:いちばん残酷だと思う子、またこわいと思う子はどのキャラクターでしょうか(長髪流毛は別として)。

Q5:いまの自分がおとなであるかどうかまた性別も別として、役をやるとすればどの子がいちばんいいですか?(これもなるべく子どものほう)

Q6:あなたがもしロンゲルゲになるなら、どのキャラクターに襲われてみたいですか?また、逆に襲ってみたいと思う相手は(もちろん異性)。

Q7:その他、なんでもどうぞ。
「ほらほら、私のかわいい子どもたちも後ろからやってきました。みんな自分に票が集まったらいいなと思って、首を長くして…あっ、誰?また勝手にろくろ首になっているのは…失礼。言い方変えましょう。えーと、それじゃあ髪を長くして(ここで水島由香さんは右手で後ろに髪をひとまとめに束ねていた白いリボンをはずして前髪を左右の肩から滝のように流れるようにして垂らし、子どもたちといっしょにはずしたリボンをつまみながら右手をあげて振る)待ってまーす。」
(来年に「つづく」のでまたよろしく)



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ご 感 想 


つ づ く


次 回 予 告

SNAKEHEART様

ご感想ありがとうございます。

元日号のための原稿を考えていたのですが、事情により進みませんでした。

そこで、ちょっとした予告編だけここに記しておきます。


○主人公はまたまた昌浩の予定

○嗣代の髪がいよいよ三つ編みできる長さに?
  晴れて昌浩に献血を?

○三姉妹と母親も加わって昌浩を奪い合い?

○長髪流毛に強敵が?

ということで、次回をお楽しみに。

たっちゃん様も一部ご感想ありがとうございました。ひととおりそろってからコメントを返したいと思います。

では。よいお年を。
髪 伊良

2005.1.1(Vol.553)     その次回話(第十九話)へ目次へトップへ


<編集・発行者からの御礼>
髪 伊良さん、次回予告ありがとうございました。
私は特に4番目の “長髪流毛に強敵” というのがとても気になりますね。 これってどんな関係の強敵なのか?....色々と想像ができて楽しみです。
“母親も加わって” ということは、女ロンゲルゲたちは年が明けても相変わらずエッチそうですね(^_^ )。
2005年も「吸血怪人ロンゲルゲ」とても楽しみにしております。







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「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.9.27(Vol.528) 初出___Cont.No.snake13    
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編集・発行者からの御礼−−第十三話「髪フェチは一生の病」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の久〜〜〜〜しぶりの新作、第十三話 「髪フェチは一生の病」、 まさしく“待ってました!!”という感じです。まことにありがとうございました。
『もう、あの第十二話で終ったのかなぁ』と心配しておりましたので(まぁ、あの第十二話で終っても十分にまとまった作品ではありますが)、楽しみがまた1つ復活したという感じですし、 内容も、以前から少しも衰えを見せず、相変わらずの暴走しまくり・脱線しまくり(^_^ )、キレの良いギャグも健在で、とても楽しませて頂きました。

今回の復活第1作目は、大きく分けて3つのパートで構成されていたと言えますよね。
で、最初「吸血怪人ロンゲルゲ、再開させます」というメールを髪伊良さんから受け取った時は、 『久しぶりだから、どんな始まり方をするのかな?』と思いましたが、 その最初の第1パートでは主人公の長髪流毛さんは登場せず、これまでの12話の本筋とは 異なった展開で始まってましたねェ.... ここで登場した4人の女の子達は、以前の12話中に出てきた女の子達(の内の4人)だったのか?  あるいは、この(9ヶ月間の)休止中に増えていたロンゲルゲのNEW FACE達なのか?  あるいはもしかしたら、以前の12話とは一種のパラレルワールドのような世界なのか? ....などなど色々と想像も出来まして、このちょっと意味深な感じもする始まり方も 再開の方法として相応しかったと思いますヨ。
> 自動車道路・・・それを横断する地下道・・・そのままずっと下っていくばかりの道 ・・・地下道の向こうが行き止まり .... このあたりの周囲の変化の描写はどちらかと言えば看過されがちだと思いますが、 この少年が徐々に恐ろしいシチュエーションに追い込まれて行く様子が文面からヒシヒシと伝わってきまして、 効果絶大だと思いますヨ。そして....
> 「あんた、わたしたちのあとをどうしてついてきたの?」 .... おお〜〜このあたりの “男のする事なんて、女はすべてお見通しよ” 的展開は、 『わ〜〜い、まさしく髪伊良さんWORLDだぁ!』って感じで、読んでて懐かしく楽しくなってきましたデス。
その他にも> ひとりは白いヘアバンド…腰まで、次のひとりがポニー・テール…背中の真ん中、 もうひとりがツイン・テール…腰まで、最後のひとりが二本の三つ編み…スカートの下裾 と4人の女の子達の髪型の特徴と長さをキチンと整理して説明された後、 > 男の子の背中にはツイン・テールの少女、右の腕をポニー・テールの少女、 左の腕をヘアバンドの少女、正面から三つ編みの少女 と4人の役割分担が、キチンと上記の髪型によって明確に描かれてましたね。 『このあたりのまとまりが上手かったなぁ』と思いましたので、編集で色分けをさせて頂きました次第です。


さて、続く第2のパートですが、第一話の予告編第十二話の冒頭と同様に楽屋裏のお話で、こういうのは TVドラマなどでも出演者達の素顔が垣間見れる興味深い瞬間でもありますよね。
で、今回の楽屋話は(前回の)第十二話の冒頭部の続きでもありましたが、 > ちょっと機械の調子が悪いようで という出だしの発想が芸が細かくて可笑しかったですし、 前回仲良さそうに思えた公之くんと雛乃ちゃんの役の子が、本当は言い寄られて迷惑していた (しかも公之くん役の子はややマゾ的 ^_^ )というオチがかなりシニカルでしたね。で、実は....
> 「まあ、道理でなんかおかしな三つ編みになってると思ったわ。左右対称じゃないし、途中で急にふくらんだりして」 .... 実は、今回の第十三話の中で私が1番笑わせて頂きました箇所が、ここだったんですよ(^_^ )。 こういうコダワリのある細かいしかもユーモラスなセリフが ロングヘアーサイトの小説ならでは & 髪伊良さんの作品らしいですよね。

で、今回最後の第3のパートでようやく(^_^ )本編に入りましたね。 本編部分が1番短かったのが面白いですが、でもまあ久しぶりですので、以前の登場人物を思い出すためには その方が良かったとも言えますね。
休止前の第八〜十二話は “中学校編” でしたが、再開した今回は再び “小学校編”で始まりましたね。 で、その最初の登場人物が沙弓ちゃんでしたが、沙弓ちゃんって実は第四話以来の登場だったんですネ?  その点(再開最初の登場人物としては)少し意外では有りましたが、 > お尻まで髪の毛を長くしてよくツインテールの髪形をしている、この学校で最も髪の毛の長い生徒だった。 ただ、体型もやや太めで顔もあまりかわいほうではなく (註:第二話) というなんとなく(“中学校編” の主役であった)雛乃ちゃんに似たキャラで、頷けもしました。
> 「髪の毛切るって聞いたから、せめて一度おさげの姿が見たいと思って」 .... この誘い言葉のちーーとわざとらしさは相変わらずケッサクでしたし、 > 長い髪を腰のところまで垂らした沙弓が前髪を美江子の背中から肩にかぶせ .... ここは、想像してみるととても官能的なシーンですよね。

久々の「吸血怪人ロンゲルゲ」、以前と変わらずとても楽しませて頂きましたし、 これからがまたまた楽しみでございます。ご執筆、頑張ってくださいね。
「吸血怪人ロンゲルゲ」待望の新作・第十三話「髪フェチは一生の病」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.10.1(Vol.529) 初出___Cont.No.R001    
次の投稿へ トップへ
 ロンゲルゲの執筆の方もお忙しいでしょうに、私の作品に感想を頂きまして本当にありがとうございます。

 今は、主に小説のコーナーしか再開していませんので、我々で本サイトを盛り上げていきましょう。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、ご感想に投稿くださいましてありがとうございました。
よろしかったらこれからも、お時間のよろしい時で結構ですから、ご感想をいただければ幸いです。

> 主に小説のコーナーしか再開していませんので .... ええーーと、ぶっちゃけた話を申しますと、私このところちょっと忙しいものでして以前ほど「中年ロングヘアー」に 時間を注げない状況でございましてねぇ、それで今は小説のコーナーだけ運営しているのですよ (他のサイトもずっと休んでおりますし、「由香さん」も以前ほど頻繁には発表できませんし)。
ま、ですので、(アールジェタンさん、髪伊良さん達)小説家の方々にHPを盛り上げて頂ければ幸いでございます。

本日はまことにありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.10.8(Vol.531) 初出___Cont.No.snake14    
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編集・発行者からの御礼−−第十四話「気持ち悪い男の子」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、復活第2弾、第十四話 「気持ち悪い男の子」 のご執筆・ご投稿、まことにありがとうございました。
今回もまたまた女ロンゲルゲたちがまさしく “やりたい放題”、仲間もどんどん増えてきて 着々と “ロンゲルゲ王国” 設立に向けて前進しているようですね....喜ばしいのか? 喜ばしくないのか?(^_^ ) まあでも....
> 「今日予約をいれていた床屋さんにキャンセルの電話を入れなさい。」「わかりました。」 .... ねえ、こんな事が出来ればホント良いですよね。ってことは、やっぱりロンゲルゲ王国が望ましいのカナ??  まあとにかくこういう “床屋嫌い” “美容院嫌い” の意思表示が堂々と言えるのが インターネットならではで気持ち良いですよね。しかもストーリー仕立てですので楽しく。
ところで.... > 男子児童が、最も慕っている女の子と同じ髪の長さになって・・・何日かが経とうとしていた .... えっ、あれは第二話の話で1年以上前に発表なさいましたけど、 まだ数日しか経っていなかったんですか!(^_^ )


今回タイトルが「気持ち悪い男の子」でしたが、登場した男の子は 勝徳君、栄二君、準一君の3人でしたね。 内容から考えるとこのタイトルは勝徳君の事を指しているのかなと思うんですけど、 でもあとの2人もかなりアクの強い活躍(?)を今回してましたので、 もしかしたら “ロンゲルゲになった男の子全般” のことを指してらっしゃるんでしょうかねぇ??
> 「男の子にいたずらしてみたかったんですの」 .... おお〜〜何たる大胆かつ反社会的なセリフ!(^_^ ) でも、最近しばしば女子生徒にいたずらして 懲戒処分になった男性教師(中には校長まで)のニュースをよく聞かされて、 同じ男として色々な意味で身につまされる思いがしてきた私としては、 こういう逆セクハラ(?)って実はホッとさせられる所もちょっと有るんですよね(と言う私もちと反社会的 ^_^ )
そーー言えば、中学編に出てきた女性教師(註:第九話)は > 30過ぎてまだ独身なのは、好きな男を何度もほかの女に取られてそれがみな長い髪の女だったから とかいう経歴が有りましたし、 今回の女性教師は男の子にいたずらしたくて教師になったとか、 あまりまともな教師が居ない所がなんとも笑えますよね(どーーゆーー世界や!? ^_^ )

でもねぇ....> 「栄二くんを水晶玉で見たら」「いわゆる自慰っていうのかしら」「長い髪の毛を見て彼は妄想するようですわ」 .... う〜〜〜っ、覗きまでされると、これはコワイですね〜〜〜(寒気)。 『もしかしたら私も、どこかの魔女に水晶玉で、私生活を覗かれてるのではないだろーーか?』 なんて不安を感じちゃいますヨ〜〜〜。いつもながらビクッとする事をお書きになりますネ〜〜(^_^ )
ところで....> 「勝徳くんは、おかあさんが中学生の時にむりやり片思いの大学生の男に迫って彼を生んだ」 ・・・工場の労働者としてまじめに働き続けながら勝徳を育てていたのである .... いや〜〜またまた出ましたね〜〜(雛乃ちゃんに続く)花街の母的人物設定。この(髪伊良さんの作品特有の) なにやらちーーとばかり場違いな感じがなんとなく笑える(^_^ )不思議なペーソスが私、 大好きなんですよ。


で、ここまでの前半部は長髪流毛さんと新しいお友達(?)がやりたい放題でしたが (それにしても、お嬢さん育ちの由香さん、ずいぶん悪い事を沢山覚えたなァ....笑)、 後半はショートストーリー集の趣が感じられましたね。
> 勝徳は・・・中年女性の、腰まである黒髪に後ろから見とれていたのであった .... おお〜〜こういう “小学生の男の子が、大人の女性の長い髪に憧れる” シチュエーション、 私も経験が有りますよ。 同年代の女の子の長い髪には感じられない何とも言えない色気を感じてしまうんですよね、 大人の女性の長い髪には。こういうシーンをさり気なく挿入できるところがスルドイですよね。
でもこの後、亜紀ちゃんの家に引きずり込まれた勝徳君はどんな目に合わされるのでしょうか?  そして....
> 「特別に授業をしに来たのよ・・・ふたりでやりましょう」 .... いや〜〜悪いですね〜〜この押しかけ逆セクハラロリコン女教師。 いったいこの後栄二君はどんな目に合わされるのでしょうか?  そしてそして....
> 「あら?そこにいる、髪の毛長くしてふたつに束ねている子、だれかしら?」 .... いや〜〜宿題のプリントを配るまで怪しい人物が紛れ込んでいる事に気が付かないというのが 何とも可笑しいですが(^_^ )、 > 少女の後ろから耳の上に白い小さなリボンでまとめていた髪をそれぞれ三つ編みにして、 毛先をピンク色の布製のゴムでとめていた左右の髪のなかほどをわしづかみにしてとびついたのであった .... またまた出ましたねぇ、髪形の詳細説明とその後に続く “なかほどわしづかみ・・・牙をたてて首すじに・・・” の王道(?)コース。 これを見ると何故か安定感・安心感を感じてしまいます。

今回もまたたっぷり笑わせて....もとい、たっぷり怖がらせて頂きました(^o^ )。
「吸血怪人ロンゲルゲ」第十四話「気持ち悪い男の子」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.10.18(Vol.536) 初出___Cont.No.snake15    
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編集・発行者からの御礼−−第十五話「残酷な女たち」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、復活第3弾、第十五話 「残酷な女たち」 のご執筆・ご投稿、まことにありがとうございました。
今回もまたまた・またまた女ロンゲルゲたちが “やりたい放題”、どころか男の子たちがもう滅茶苦茶にやられてましたねぇ。 “ロンゲルゲの王国” ってこういう世界だったんだなぁ....う〜〜んっ、いくらロングヘアー女性ばっかりの世界でも、 ここまで滅茶苦茶されると『そこに入っていいのかどうか』男としてちょっと考え込んじゃうよなぁ (なんとなく、超ロングヘアーの某女王様の出てくるSMビデオみたいでした ^_^ )

で、先ずは.... > 年月が経っているのではないかという疑問についてですが .... ああ〜〜いやいや別に疑問ではありませんで、ちょっと面白がってツッコませて頂いただけなんですよ (関西人はツッコミが好きなもんでして ^_^ )。もしお気に触りましたら、申し訳ございませんでした。
まあでも、それを言い出せば私も、今年1月に完結させた「由香さん、髪を横分けにする」なんて、 半日足らずの出来事を描くのに延々3年半も掛かりましたもんね(笑)。
まぁあとそれと、第一話〜十二話はほんの数日間の出来事だとすぐ分かりますが、 第十二話と第十三話の間が9ヶ月間ブランクが有りましたので、 『その間に2〜3ヶ月くらい経ってたのかな』という感覚がちょと有りましたものですから(^_^ )。


さて、本編感想に入る前に、 (第四話第八話第十二話の感想に続きまして) 再々々度ここまでのロンゲルゲにされた登場人物を纏めさせて頂きました。

ロンゲルゲ一覧
(第十五話まで。ただし取りあえずは予告編と第五話冒頭の9人及び第十三話冒頭の4人は除きます)
(*)赤い数字はロンゲルゲにされた話数を示します。
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
長髪流毛
(おさげるげ)
1〜15
初めから
見た目
 20代前半
理科教師
 昌浩、栄二
勝徳
地面の近く ロングヘア星人
由紀恵、雛乃
6年1組担任教師
昌浩,2,8,12 小6
 (2組?)
長髪流毛摩亜弥、京香
幼稚園児A,B,D
背中の真ん中摩亜弥 &
長髪流毛??
女子ロンゲルゲ
  にモテモテ
摩亜弥,7,8,12 小5昌浩嗣代 昌浩昌浩のマドンナ
嗣代,7,8,12 幼稚園摩亜弥  おかっぱ昌浩摩亜弥の妹
京香1,
4,5,6
中学生昌浩敬幸  摩亜弥の姉
敬幸のマドンナ
栄二,3,4,8
14,15
小6(1組)長髪流毛沙弓 お尻沙弓 
勝徳2,,4
14,15
小6(1組)長髪流毛亜紀 わきの下亜紀 
沙弓,4,13,14 小6(1組)栄二美江子 お尻 栄二のマドンナ
亜紀3,,15 小4勝徳同級生 A,B,C わきの下 勝徳のマドンナ
敬幸4,,6 中学生京香尋子
紗真耶
京香 
尋子,7,8 小3敬幸  膝あたり? 紗真耶の妹
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
由紀恵,7,14,15 小5(2組)長髪流毛準一  準一のマドンナ
準一,7,14,15 小5(2組)由紀恵弥生 由紀恵 
幼稚園児 A,8 幼稚園摩亜弥?  おかっぱ昌浩 
幼稚園児 B,8 幼稚園摩亜弥  ショート昌浩 
幼稚園児 C7,8(?) 第七話の後、昌浩によって
 ロンゲルゲにされたと思われる
  
紗真耶,8 高校生敬幸勇一 約1.5m 尋子の姉
勇一7, 小5紗真耶  地面近く  
雛乃9,10,11,12 中2(C組)長髪流毛C組担任教師
千鶴枝
ウエスト公之9〜12話
(中学校篇)の
ヒロイン
公之
C組担任教師9,10,11,12 30過ぎ
国語教師
雛乃  ショート 元々アンチ
ロングヘアー
千鶴枝9,11,12 中2(B組)雛乃  ショート 小学時代は
ロングヘアー
& かつての
公之のマドンナ
公之10,11,12 中2(C組)雛乃  ウエスト前は千鶴枝
今は雛乃??
雛乃の憧れ
幼稚園児 D12 3歳昌浩  お尻昌浩幼稚園児C
と同一??
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
6年1組担任教師13,14,15 年増(??)長髪流毛  ショート 栄二にいたずら
しようとしてる
美江子13,14 小6(1組)沙弓    
亜紀の同級生 A14,15 小4亜紀    
亜紀の同級生 B     
亜紀の同級生 C     
弥生14,15 小3準一塾の生徒達
   ・先生
(でも長い)  
塾の生徒達
   ・先生
15  弥生    人数不詳

(*)赤い数字はロンゲルゲにされた話数を示します。

こう言ったところでしょうか?....ちょっと分からない所には、?マークをつけております。 それと2年C組の女子生徒全員が長髪流毛さんの下僕となっていますが、これは取りあえず洗脳されただけと今回は解釈させて頂きました。
もし間違った所が有りましてもどうか許してください(なにせだいぶ複雑になってきましたので) ....それにしても増えてきましたね〜〜〜(^_^ )


さて本編ですが....前回(第十四話)後半の4つのショートストーリー(?)が全て気になる終り方をしておりましたので、 このうちの3つ(弥生ちゃん、勝徳君、栄二君はどうなったか?)に今回答えを出して頂いた感じでしたが、 3つのどのストーリーに於いても(先にも申しましたとおり)男子たちが大受難でしたねぇ。 どのストーリーも下半身の方までいたぶられて(未遂に終ったのも有りましたが ^_^ )、 きわどいセリフもポンポン飛び出してましたね(^o^).... > 「いずれわたしによって処女を失うようになるのよ」 (えっ!?!? ^_^ )、 > 「あなたが栄二くんをはだかにして童貞まで喪失させるのは」 。 “童貞を喪失” なんて初めて聞いたような気がするなぁ(笑)
それにしても、勝徳君に迫ってきた4人の少女達、小学校4年生とは思えないようなイヤラシさでしたねェ (これも、ロンゲルゲになった事と関係が有るのでしょうか??).... > 「おっぱいなら自信があるのにってくやしがっていた子もいたし」 > うなじやえりあしを舌でなめ始めて 、 更には、 > 「亜紀ちゃんのこと、もてあそぶつもりのようね」 .... 小学生が “もてあそぶ” なんてねーー(笑)。まあでもこの年頃ってのは 男子の方がまだ子供なんでしょうかネ?

今回、由紀恵ちゃんと準一君が久しぶりに登場しましたが(正確には前回のラストからですが)、 それと “ヘアピンに命令が入ってくる” というのも久しぶりに登場しましたね(いつ以来でしたっけ? ^_^ ).... > 髪にさされているヘアピンのひとつに由紀恵の命令が入ってくるのである > 「長髪流毛先生からわたしのヘアピンに命令が入ったの」 。 久しぶりの登場人物も嬉しいですが、こういう久しぶりの小道具・超能力設定が登場しても嬉しいですネ。
で、その長髪流毛さんからのヘアピンへの命令によって準一君と、そして直々に出向いてきた事によって栄二君の2人の少年の純潔(?)が守られましたが、 長髪流毛さんって意外と優しい(フェミニストの逆だから、メイリスト...じゃあないよなぁ。なんだろ???)のですかねェ?  それとも『自分が、ものにしてやろう』と思ってるのでしょうか??(最後に出てきた “いいもの” ってのが引っかかるよなぁ)

さあ、その長髪流毛さんが栄二君のために用意してきた “いいもの” とはいったい何なのでしょうか?? ....次回がまたまた楽しみですネ。
「吸血怪人ロンゲルゲ」第十五話「残酷な女たち」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.11.8(Vol.541) 初出___Cont.No.snake16    
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編集・発行者からの御礼−−第十六話「長い髪には妖気が漂う」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第十六話 「長い髪には妖気が漂う」 のご執筆・ご投稿、まことにありがとうございました。
前回めちゃくちゃにやられっ放しだった男の子が、今回は少しやり返した感じがありましたねェ (とは言え、1番めちゃくちゃにやられてた準一君の消息?は不明ですが)。
ですが.... > この世界は男性にとって受難が続き、女性にとっては居心地のいい世界に作られている > 「ロンゲルゲは女にとっては天国、男にとっては地獄の運命が待っているのよ」 .... そうですかぁ、そいつはまことにキビシイ....。まるでカマキリの世界のようですネ。
ところで、> ロンゲルゲでもふつうの人間と同じでここにいる少女たちはゴキブリが苦手らしい .... ここの所を読ませて頂きました時、『アレッ、でも以前にゴキブリを食べたロンゲルゲ少女が居たと思うんだけどなぁ』 と思い出しまして(註:第七話「人食い髪」)、ちょっと不思議に感じたのですが、 よくよく読み返しますと、“ここにいる少女たちは”と書かれてますね ....ということは、ロンゲルゲの中にも色々な性格があって、 “ゴキブリが好物のロンゲルゲも居れば、ゴキブリが苦手なロンゲルゲも居る”と解釈していいのでしょうか???


それにしても、女性ロンゲルゲたちってホント....エッチですね〜〜〜。 というか、この作品に登場する女性キャラって(特に大人は)みんなそうじゃあないのでしょうかしら?(^_^ )
まずは私、前回の感想の中で > 2人の少年の純潔が守られましたが、長髪流毛さんって意外と優しいのですかねェ?  それとも『自分が、ものにしてやろう』と思ってるのでしょうか?? と書きましたが、 > 「わたしもちょっと仕事のストレスがたまっているの。だから、あなたのようなめめしい男の子にいたずらしたくなってしかたがないのよ」 と言うことはやっぱり後者だったのですね(^_^ )。う〜〜んっ、長髪流毛さんにまでロリコンの趣味があったとは....。
それにしても、「仕事のストレスが溜まっている」とはなんともまぁ白々しい! これほど好き放題の事ばっかりしておいて(笑)。 > 「まあ、この子のおかあさんもずいぶんいやらしい性格のようね」 .... って、人のこと言えんのかい !?!?!? (^o^ )。しかも、 > 「あなたたち自分で問題を解決しなさい。いま、ちょっと忙しいのよ」 .... もう長髪流毛さんの超エゴイスティックな性格がミエミエですね〜〜〜(^_^ )。 いかにも教師らしいごもっともそうなこと言っておいて、実は “栄二君にいたずらするために忙しい” (そのために気もそぞろ)なんてねェ....。

そして更には(これが極めつけか?).... > 勝徳も自分のために働いて帰ってきた母親のストレスを受け入れていたのである ....なんともまぁ、言葉を失っちゃいますねェ....この生々しい人物設定。 私、第十四話の感想の中で > 不思議なペーソスが私、大好きなんですよ と書きましたが、これはペーソスの更に奥に有る “禁断の欲望” の世界にまで足を踏み入れてますねェ。 でも....なんだか笑えてしまいます(^_^ )。
勝徳君の健気さも涙ぐましいのではありますが....なんとなく「高校教師」とか「金八先生」あたりの1シーンを 思い出すのですが....でも何故か、やっぱ笑えてくるんですよね〜〜〜ここでは。
それにしても、以前にも、援助交際のおやじ(註:第七話)とか、 ノゾキ趣味の校長(註:第十話)とか、 ロリコン女教師(註:第十四話)とか、もうホント、ロングヘアー小説の枠を超えたような すさまじい人物が続々と登場しますよね〜〜(^_^ )


さて、順番は前後してしまいましたが、前回のラストで長髪流毛さんが言ってた > 「栄二くん、あなたにいいもの用意してきたから」 とは、“人形のケースに入れた小学1年生の少女” だったんですねェ。 このご発想はちょっと私は予想がつきませんでしたし、実に素晴らしかったです。
まあいわゆる “生贄(いけにえ)” みたいなものですので実に残酷ではありますが、 でも“人形のケースに入っている(一見お人形さんに見える)超ロングヘアーの少女”なんて本当に可愛いでしょうネ.... そのシーンが目に浮かぶようです。勿論、生きた少女をプレゼントするなんてホントはいけないことですけど、 フィクションと割り切って想像すればネ。 生身の人間が人形になっているという残酷な中にも幻想的な美しさもちょっと感じられるご発想はなんとなく、 (子供の頃よく読んでた)“江戸川乱歩” 的な雰囲気も感じてしまいました。

で、ラスト、その少女が翌日(ロンゲルゲになってしまって)登校してきて、その子の長〜〜い髪に一目惚れしてしまった (早くも髪フェチに目覚めてしまった ^_^ )小学2年生の男の子も登場しましたね。 この男の子もなんとも可愛らしさを感じてしまいますが.... > 「あ、ああ、ああっ…。」男の子の身になにが起こったのだろうか。 .... いや〜〜こんないたいけな男の子にまでロンゲルゲの魔の手が伸びてくるようですねェ?  はたしてどんな異変が起きたのか!? ....次回がまたまた楽しみですネ。

「吸血怪人ロンゲルゲ」第十六話「長い髪には妖気が漂う」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.12.9(Vol.549) 初出___Cont.No.snake17    
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編集・発行者からの御礼−−第十七話「女子便所の恐怖」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第十七話 「女子便所の恐怖」 のご執筆・ご投稿、まことにありがとうございました。
今回もまたメチャメチャ面白かったですねーーー、それと発想が素晴らしかった!....ちょっとクサそうでしたけど(笑)。
で、先ずは久しぶりに楽屋裏ストーリーで始まりましたねェ、これは復活第1弾だった第十三話 以来というかその続きでしたけど、この「吸血怪人ロンゲルゲ」は本編と並行して、こういうサイドストーリーも 所々に盛り込まれて変化を持たせて楽しませてくださいますよね。
で、雛乃役の女の子と公之役の男の子の関係は相変わらず....と言うよりも ますますエスカレートしているみたいですネ。本編共々こちらの行く末もまた気になるところですが、 > 「彼女はほんとうは彼のことが好きだからいじめているみたいですわ。嫌いだったらあんなことしませんもの」 ですかぁ....う〜〜んっ私ならばこんな男女関係になるのはヤダけど(^_^ )、 でも公之役の男の子も第十三話で台本を書き換えた内容から察してどうやら “Mの気” が有るみたいですし、 雛乃役の女の子も偶然にも(?) “Sシュミ” の様ですので....ま、これはこれで良いのカナ。それから....
> 「ひなの」さん・・・きっとこの子も髪フェチで、本物のロングヘアの女の子を見たらどう思うか .... もしかしたら彼(?)も、(この「ロンゲルゲ」を始めとする)髪 伊良さんの数々の作品・投稿群を読まれていて、 共感なさっておられるかもしれませんね(^_^ )


さて、それでは本編の方ですが、前回のラストで、 > 男の子の身になにが起こったのだろうか とありましたのは、“おもらし” だったんですねェ、こいつぁ想像がつかなかったなァ!(この歳じゃまだ射精はしませんもんね ^_^ ) 。
そして....保健室に来たその男の子にシャワーを浴びさせて → シャワー室で煙で眠らせて髪を伸ばし → 女の子のスカートとパンティを穿かせ → 言葉巧みに女子便所に入らせ → そこで、 スカートとパンティの持ち主であり、この男の子の憧れの女の子(既にロンゲルゲになっている)と鉢合せさせる....という 見事に綿密なそして独創的かつ素晴らしいプロット・計画・発想・ストーリーには感心いたしました!  スゴイですね〜〜ホント。それにしても、こんな綿密な計画を企てて小学2年生の男の子を落とし入れるなんて、 長髪流毛さんってホント大人げなくて面白いですネ(^_^ )

そして後半部はタイトルどおり、トイレしかも女子便所が舞台の大恐怖編でしたけど、 以前私、第三話「長髪流毛のたくらみ」の感想のところで、 “トイレの中で襲う” と言う手口は・・・ニオイが強烈な場所だけに抵抗力も弱っているでしょうから、 襲われると尚更恐怖が増幅される場所でしょうネ。 第三者として読む分には面白いですけど、当人の恐怖たるや尋常なものではない事でしょうネ と書きましたが今回の場合は更には、"女子便所に潜入した” という負い目がありますから遥紀君の恐怖は尚一層でしょうネ。
実は私、恥を承知で告白しますと、約20年前の若かりし時に休日出勤した時(女子社員は居ないだろうと思って)、 ちょっとばかりお茶目心とヘンタイ心を起こしまして(^_^ )、女子便所に入ったことが有ったんですよねーー。 その時のちょっとしたスリル心とドキドキ感を今回ちょっと思い出しました。
ま、そういう私話は別にしまして、今回のトイレ編は第三話「長髪流毛のたくらみ」以上の 恐ろしさで、「へび髪の吸血少女」(小説コーナー短編集収録 前編後編)に匹敵すると言えましょうかネ。
ですが、今回の作品はなにやら “おしっこの音” にもコダワッテましたねェ (ついでに臭いの描写も有ればカンペキだったかも知れませんが、まぁでもこのサイトはそっち系のサイトじゃあないからなァ ^_^ ) ....今までになく下ネタ風味がぷんぷん漂っていた様な気がしますが、でも小さな子供だけに不潔感はあまり感じないですよね。
> 「なかでだれかがやっているぞ。しめしめ」 .... まあ、やんちゃと言うか....“子供の特権” という感じがして羨ましくも感じますが(^_^ )、 > 背中いっぱいにひざまで届くほどの黒髪を広げていた姿だった .... こんなシチュエーションで、目の前に憧れの少女が、それもまさしく憧れの姿で出て来た時の驚きたるや!  まあ言葉には言い尽くせないでしょうねェ (こんな髪の毛のままでオシッコしてる姿って、一体どんなんだったんだろ???)
でもホント、よくぞこのような面白いシチュエーションを考え付かれますねェ....もう尊敬に値しますよ (この「ロンゲルゲ」ってまあ言わば超現実的な世界観なので、ホント “何でもあり” が可能になる作品ですよね)。

で、またまた遥紀君はオシッコをちびっちゃいましたが....今回は遥紀君のそういう小さい子供らしい頼りない可愛らしさも 端々に見られて(興奮するとすぐにオシッコに行きたくなるのもとても子供らしくて面白い)、 そして清美ちゃんとのやりとりも、そのシーンを想像すると微笑ましくもなってきます (演じてる子役達、けっこう楽しんでたんじゃあないカナ?? ^_^ )。 更にはちょっとした下ネタ風味も加えられてて、これまでとはちょっと違った新鮮さも感じました(そしてなんと言ってもストーリーが面白かったデス)。
「吸血怪人ロンゲルゲ」第十七話「女子便所の恐怖」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.12.26(Vol.551) 初出___Cont.No.snake18    
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編集・発行者からの御礼−−第十八話「やさしいロンゲルゲ?」
髪 伊良さん、「吸血怪人ロンゲルゲ」の新作、第十八話 「やさしいロンゲルゲ?」 のご執筆・ご投稿、まことにありがとうございました。
そして、 > 来年に「つづく」ので .... ということは、今回が今年最後になるわけですかねェ??今年もまた第13〜18話の6話に渡る連載、本当にご苦労さまでした。 重ねてありがとうございました。


で、今回は先ずは(ご質問の参考にもなるかと思いまして) (第四話第八話第十二話第十五話の感想に続きまして) 再々々々度ここまでのロンゲルゲにされた登場人物を纏めさせて頂きました。

ロンゲルゲ一覧
(第十八話まで。ただし取りあえずは第五話冒頭の9人及び第十三話冒頭の4人は除きます)
(*)赤い数字はロンゲルゲにされた話数を示します。
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
長髪流毛
(おさげるげ)
1〜18
初めから
見た目
 20代前半
理科教師
 昌浩、栄二
勝徳
地面の近く ロングヘア星人
由紀恵、雛乃
6年1組担任教師
昌浩,2,8,12
18
小6
 (2組?)
長髪流毛摩亜弥、京香
幼稚園児A,B
久美里
背中の真ん中摩亜弥 &
長髪流毛??
女子ロンゲルゲ
  にモテモテ
摩亜弥,7,8,12
18
小5昌浩嗣代 昌浩昌浩のマドンナ
嗣代,7,8,12
18
幼稚園摩亜弥  おかっぱ昌浩摩亜弥の妹
京香1,
4,5,6,18
中学生昌浩敬幸  摩亜弥の姉
敬幸のマドンナ
栄二,3,4,8
14,15,16
小6(1組)長髪流毛沙弓 お尻沙弓 
勝徳2,,4,14
15,16,18
小6(1組)長髪流毛亜紀 わきの下亜紀 
沙弓,4,13,14 小6(1組)栄二美江子 お尻 栄二のマドンナ
亜紀3,,15,16
18
小4勝徳同級生 A,B,C わきの下 勝徳のマドンナ
敬幸4,,6,18 中学生京香尋子
紗真耶
京香 
尋子,7,8
予告編,18
小3敬幸喜久夫 膝あたり? 紗真耶の妹
真理
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
由紀恵,7,14,15 小5(2組)長髪流毛準一  準一のマドンナ
準一,7,14,15 小5(2組)由紀恵弥生 由紀恵 
幼稚園児 A,8 幼稚園摩亜弥?  おかっぱ昌浩 
幼稚園児 B,8 幼稚園摩亜弥  ショート昌浩 
幼稚園児 C7,8(?) 第七話の後、昌浩によって
 ロンゲルゲにされたと思われる
 久美里と
同一??
紗真耶,8,18 高校生敬幸勇一 約1.5m 尋子の姉
勇一7,,18 小5紗真耶  地面近く  
雛乃9,10,11,12
18
中2(C組)長髪流毛C組担任教師
千鶴枝
ウエスト公之9〜12話
(中学校篇)の
ヒロイン
公之
C組担任教師9,10,11,12 30過ぎ
国語教師
雛乃  ショート 元々アンチ
ロングヘアー
千鶴枝9,11,12 中2(B組)雛乃  ショート 小学時代は
ロングヘアー
& かつての
公之のマドンナ
公之10,11,12
18
中2(C組)雛乃  ウエスト前は千鶴枝
今は雛乃??
雛乃の憧れ
久美里12,18 3歳昌浩  お尻昌浩幼稚園児C
と同一??
名前登場話(*) 年齢・所属血を吸われた
相手(感染元)
血を吸った
相手(感染先)
髪の長さ好きな相手備考
6年1組担任教師13,14,15 年増(??)長髪流毛  ショート 栄二にいたずら
しようとしてる
美江子13,14 小6(1組)沙弓    
亜紀の同級生 A14,15,16 小4亜紀    
亜紀の同級生 B     
亜紀の同級生 C     
弥生14,15 小3準一塾の生徒達
   ・先生
(でも長い)  
塾の生徒達
   ・先生
15  弥生    人数不詳
清美16,17 小1栄二遥紀 ひざ 遥紀のマドンナ
遥紀16,17 小2清美  お尻〜ひざ清美 
喜久夫予告編,18 小3尋子  尋子 
真理予告編,18 小3より下尋子  おかっぱ 喜久夫の妹

(*)赤い数字はロンゲルゲにされた話数を示します。

こう言ったところでしょうか?....ちょっと分からない所には、?マークをつけております。 それと2年C組の女子生徒全員が長髪流毛さんの下僕となっていますが、これは取りあえず洗脳されただけと今回は解釈させて頂きました。
ところで、これまでの表では、予告編の喜久夫君や尋子ちゃんは外しておりましたが、今回の表からは彼らも入れることにしました。 そうしないとややこしくなりますので。それと喜久夫君のお母さんは文中に > 勝徳の母親の場合は…まだロンゲルゲではないので とありましたので、表に入れておりません。
もし間違った所が有りましたらばご指示ください。なにせだいぶ複雑になってきましたので、私もよく分からなくなってきましてねぇ....(^_^ )。

で、上の表を参考にして、ご質問にお答えさせて頂きますと....
Q1:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、こわい話だと思いますか?
 1、すごくこわい。2、すこしこわい。3、そんなにこわくない。
A1:「1、すごくこわい」ですかね〜〜。

Q2:いままでの18話のうちでもっともこわいと思ったのは第何話のどのシーンでしょうか。その理由もできれば。またはこわくなくてもゾクゾクとしたところ、印象に残るところでも結構です。
A2:“もっともこわい” と言うならば、第七話の「人食い髪」のシーンでしょうかネ。 “人食い” に加えて “真夜中” そして “骨を吐き出す” というところもまた。

Q3:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、女性向け、男性向きのどちらだと思いますか?できればその理由も。
 1、どちらかといえば女性向け。2、どちらかといえば男性向け。3、どちらともいえない。
A3:「2、どちらかといえば男性向け」じゃあないですかネ。

Q4:いちばん残酷だと思う子、またこわいと思う子はどのキャラクターでしょうか(長髪流毛は別として)。
A4:「雛乃」。自分をいじめた相手とはいえ、腕や足をもぎとるとはねぇ。 紗真耶も残酷ですが、ひとおもいに殺される方がまだマシでしょう。

Q5:いまの自分がおとなであるかどうかまた性別も別として、役をやるとすればどの子がいちばんいいですか?(これもなるべく子どものほう)
A5:「昌浩」。1番たくさん(女子を)襲ってるし、しかもモテモテという得な役どころ。

Q6:あなたがもしロンゲルゲになるなら、どのキャラクターに襲われてみたいですか?また、逆に襲ってみたいと思う相手は(もちろん異性)。
A6:襲われるのはいやですが、強いてあげるならば「紗真耶」。ただし食われるのは絶対にいやですけどね。
襲いたいのも「紗真耶」....つまりは “1番髪が長い” というのが理由ですな。
もっとも、本当に1番襲いたいのも襲われたいのも「長髪流毛」さんなんですけどね(^_^ )

Q7:その他、なんでもどうぞ。
A7:髪伊良先生(^_^ )のご本意ではないかもしれませんが、(コワイと同時に)とても笑えますネ。 ま、私はそれも大切な事だと思っております。

さて本編ですが....というか今回も始まりは楽屋話からでしたが、御大(^_^ )の髪伊良先生が登場した事が、 そしてしかも夢オチというところがまたミソでしたよねェ。髪伊良先生は以前にも 予告編第五話の2回登場しておりましたが、だいぶ久しぶりだったんですネ。 更には長らく出演が途絶えていた子供達が髪伊良先生に抗議に来てましたが、 > 今年に入ってから・・・一度も出演させてくれないじゃないですか .... うっ、これはHPを長らく休止させていた私にも責任がありそうな....(汗)。
> 近所のおばさんたちに・・・怒られましたわ .... ははは、いかにも “フィクションと現実の区別がつき難い” 傾向のある(?)、“近所のおばさん” らしいですネ(^_^ )。
> あんなに人をこわがらせていたら、報いが大きいかもしれないな .... いやーーもうすっかり楳図かずおの域ですね〜〜。

で、本当の本編ですが....いや〜〜たくさん登場しましたね〜〜今回は。 オールスターキャストというかしばらく出番のなかった子供達が “1年間のうっ積を晴らした” というか。
・勝徳と亜紀 ・昌浩と摩亜弥、嗣代&久美里 ・敬幸と京香 ・勇一と紗真耶 ・喜久夫と尋子&真理 ・公之と雛乃と 6本のショートストーリー集の構成でしたが、 その中でも久々の登場だった京香と紗真耶は相変わらず “目玉三つ編み” と “人食い髪” の荒業を振るってたんですネ。
> いやらしいと、このとおり髪の毛伸びるの早いでしょ .... う〜〜んったしかに、そういう説は時折耳にはしますが....まぁでも、いやらしくなくても髪の伸びるのが早い女性も沢山いらっしゃるでしょうから、 一概には言い切れないでしょう(汗....汗)。
> いまの日本の法律は男に甘くできているわ。わかるでしょ .... これはキビシイ! 実は “過剰制裁” に苦しめられている男性もたくさん居るんですけど(例えばこの前の手鏡の大学教授とか)。 まあでも、この「吸血怪人ロンゲルゲ」は女性に超有利な超〜〜不条理な世界ですからねェ(^_^ )
公之と雛乃の関係はなんとか上手く行っている....というか、徐々に雛乃の思惑通りに進んでいる感が有りますね。 舞台裏とはだいぶ感じが違うようですが。

それにしても、この6本のショートストーリーを読んでいて感じます事は(それらに共通している事は)、 女性ロンゲルゲたちのエッチなこと> 「着ている服、汚れてしまうといけないから脱がせてあげようか」 > 勇一に紗真耶が迫ってきてまた突然抱きついたのであった > 尋子は、喜久夫のパジャマの下半身に手をつっこんでまさぐり始めていた 、 更には、 > 雛乃も公之の股に手を伸ばしているのである .... 男子ロンゲルゲたちはどちらかと言えば髪の方に興味がある様なのに対して、 女子ロンゲルゲたちはかなり下半身の方にまで快楽を求めている感がありますねェ。 う〜〜んっ来年もまた男子達は受難が続きそうですねェ(クワバラ、クワバラ)
そうそうそれから、今回のタイトルの「やさしいロンゲルゲ?」ですが、 読んでいて『どこがやさしいの?』と思いましたが、 > 『や○しい悪魔』・・・○のなかには『ら』・・・『ま』・・・その上に『か』 .... ナルホドここから来てたんですネ??(^_^ )。 たしかに「や・し・い」の3文字の中に1文字(あるいは2文字)入れると様々な形容詞が作れるんですネ。 お勉強になりましたデス。


さて、そして終わりのところでは、長髪流毛に扮していた由香さんと子役達が集って、 ワイワイ賑やかに明るく楽しく1年を締め括りましたねェ。 (本編と正反対で)とても微笑ましたかったです。来年も「吸血怪人ロンゲルゲ」とても楽しみですネ。
では最後になりますが、今年もまた、「吸血怪人ロンゲルゲ」精力的に執筆くださいまして、 本当にご苦労さまでした。そして本HPを盛り立ててくださいまして本当にありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」第十八話「やさしいロンゲルゲ?」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
たっちゃん さん  2003.12.29(Vol.552) 初出___Cont.No.tacha03    
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Q1:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、こわい話だと思いますか?
 1、すごくこわい。2、すこしこわい。3、そんなにこわくない。
A1:そんなにこわくない

Q3:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、女性向け、男性向きのどちらだと思いますか?できればその理由も。
 1、どちらかといえば女性向け。2、どちらかといえば男性向け。3、どちらともいえない。
A3:どちらかといえば、男性的

Q7:その他、なんでもどうぞ。
A7:ロングヘアフェチの小説は、どうしても男性が対象でしょうか。私、この手の小説は好きなほうです。できましたら、男性だけに対象を絞ってよりエロチックに、より残酷にしてください。

<編集・発行者からの御礼>
たっちゃんさん、アンケートにお答えくださってありがとうございました。
> よりエロチックに、より残酷にしてください .... ま、一応は “ロングヘアーのサイト” ですので、あくまでも“ロングヘアーを使って”のエロ・残酷シーンにして頂きたく存じます(^_^ )

ご投稿まことにありがとうございました。
「吸血怪人ロンゲルゲ」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2005.1.3(Vol.555) 初出___Cont.No.R002    
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Q1:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、こわい話だと思いますか?
 1、すごくこわい。2、すこしこわい。3、そんなにこわくない。
返答:2、少しこわい
理由:普通の人にとっては、すごくこわいのかもしれませんが、私的には、ロングヘアの方に興味がいってしまうので、恐さが軽減されます。

Q3:「吸血怪人ロンゲルゲ」は、女性向け、男性向きのどちらだと思いますか?できればその理由も。
 1、どちらかといえば女性向け。2、どちらかといえば男性向け。3、どちらともいえない。
返答:2、男性向け
理由:元々、本サイト自体が男性向けですし、作品自体も全面に男性の欲望がよく出ていると思います。

Q7:その他、なんでもどうぞ。
 私も同じく作品を発表している者として、あれだけ沢山の話を短期間で提供しておられることに、ただただ感心しています。
 まだ、小説のコーナーしか復活していない状況で、私のようになかなか続きを書かない作家ばかりだと、管理人さんも困ってしまうでしょうから、私の分も頑張って下さい(笑)。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、アンケートにお答えくださってありがとうございました。
> 普通の人にとっては、すごくこわいのかもしれませんが、私的には、ロングヘアの方に興味がいってしまうので、恐さが軽減されます .... ああ〜〜まあ本サイトはホラーサイトではないだけに、ロングヘアーをストーリーに絡ませないといけないという事で、 髪伊良さんもご執筆にはご苦労もなさっておられるでしょうねぇ?  “ロングヘアーホラー” という新境地に挑戦してくださる髪伊良さんの意欲にはホント頭が下がりますデス。

本日はまことにありがとうございました。






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(勿論ウイルス・迷惑メール対策のためですが、ただし1度上手く送れれば、2度目以降は楽だと思います ^_^ )
このメールは当然、HPには掲載いたしませんので、ご安心ください。


  1. メールソフトを起動して、メールの作成ウインドウを開いてください。

  2. 下図を参考に、メールをお作り下さい(OUTLOOK EXPRESSの例)。

    @(必須).... “宛先” 欄に、bh4su59g0@kcn.ne.jpb と 半角英数字で手入力してください。
               (↑ ウイルス・SPAM防止のために、これは全角英数字です)
    ただし実はこの前と後の2つのbの文字はニセ文字ですので、
    後で送信の直前に消す事になります(→ ステップ V)。
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    B(必須).... 当然、本文は“必須” になりますヨネ(笑)


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                      (↑ つまり、2つのbで囲まれた h4・・・jp が本当のメルアドなのです)

  4. そして、送信してください。

1日も早く、ウイルス・迷惑(SPAM)メールが絶滅しますように!(激怒)