溶連菌感染症とは

溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み、熱、体や手足の発疹などが出ます。舌はイチゴのようになります。うつる病気です。

再感染の可能性があります。

潜伏期間2-7日

感染期間:発症前1週から発症後1-3ヵ月

治 療
のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗生剤を10〜14日間飲みます。1日か2日で熱が下がり、のどの痛みも消えます。でも途中でくすりをやめてしまうと再発します。くすりをきちんと飲まないとリウマチ熱や腎炎をおこすことがありますから、「指示通りに最後まで飲む」ことが大切です。非流行期は兄弟の感染率は25%で、流行期には親の20%、兄弟の50%が感染しその半数以上の人に症状が現れます。

家庭で気をつけること
・家族にもうつきょうだいや両親に同じような症状があれば、受診して、のどの検査を受けて下さい。

食べもの のどの痛い時は、熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けましょう。

・入 浴 熱がなければかまいません。

こんなときはもう一度診察を
・2日以上たっても熱が下がらないとき。
のどの痛みが強くて水分をあまり飲まないとき

●保育所・学校
2〜3日後の指定された日にもう一度受診して、許可をもらってから登園(登校)してください。抗生剤投与がされていれば24時間を経れば登校可能です

※治ってから1か月ぐらいあとに尿検査を受けておきましょう。