かぜをひいたときにのどの奥(声を出すところ)あたりが腫れて、オットセイの声のような咳(犬がほえるような咳)が出ます。声がかすれたり、出なくなったりします。のどの腫れがもっと強くなると、息を吸うときにゴーと音がして苦しがります。
くすりを蒸気にして吸入させ、のどの腫れをひかせます。
飲みぐすりも処方します。
息苦しいときには入院する必要があります。
●家庭で気をつけること
・室内の加湿湯気をたてる、加湿器を使う、洗濯物を干すなど、いろんな手を使って空気を湿らせておくことが一番大切です。
・水分の補給咳込むときは温かい飲み物を少しずつ何度も飲ませましょう。
・食べ物息苦しさがなくなったら、本人のすきなものを。
・入浴 息苦しいときや高い熱のとき以外は、かまいません。
●こんなときはもう一度診察を
・息苦しそうになったとき。
・強い咳で眠れないとき。
・水分をあまり飲まないとき。
・熱が40度近くになったとき。
病院から戻ったときは軽くなっていても、夜またひどくなることがあります。息がゴーゴーと苦しそうなときは、お家でがまんせずに電話してください。
●保育所・学校
いつものかぜのときより長めに休ませましょう。