アタマジラミとは

児童に多く、盛り上がった発疹や赤い発疹が出来かゆみが強いです。

潜伏期間:  気づかれるまで1ヵ月程度
感染経路: 接触感染です。
タオルの共用が多いのですがくしやブラシでもうつります。

 ●治 療
しらみの治療はまず剃毛ですが、しばしば実行困難です。わが国で市販されている唯一のしらみ駆除剤スミスリンパウダーを薬局で購入し、罹患部位に散布して2〜3時間後に洗い流し、2〜3日間隔で3、4回繰り返します。衣類、シーツ、枕カバー、帽子などの洗浄や熱処理(熱湯、アイロン、ドライクリーニング)あるいは3日間ほどビニール袋に入れて放置しておくと死滅します。卵の抜け殻を生きた卵と間違え、いつまでも粉剤散布することのないよう鏡検して確認します。睫毛寄生例では薬剤散布は避け、ピンセットによる虫体の除去や卵付着毛の切除をおこないます。

最近スミスリンシャンプーが出ました。十分シャンプーし付属のクシで薬が全体に行き渡るようにして5分間放置後洗い流す。1日1回2日おき3-4回使用です。

●予 防
タオル くしの共用をさけ、着衣、シーツ、枕カバーなどを洗う。

かねつ処理(熱湯 アイロン ドライクリーニング)も効果があります。

頭髪を丁寧に観察し早期に虫卵を発見することが大切です。

発見したら一斉に駆除する事が効果的です。