扁桃は大きいだけでは心配ない

のどの奥、左右両側にある扁桃が大きい場合を扁桃肥大といいます。いびきの原因になったり、睡眠中に息が苦しくなることもありますが、ほとんどは症状がありません。

肥大しているだけでは手術する必要はありません。中学生ぐらいになると小さくなります。

●手術が必要な場合は
くり返し扁桃炎の熱を出すとき。
年に4回以上の発熱をいい10歳以上は少なくなります。


・扁桃に菌が住みついて他の臓器にわるい影響をおよぼしているとき。

・扁桃肥大のために息苦しいとき。

●アデノイドの肥大
アデノイドが肥大すると、鼻の奥がつまった状態になるので、口で呼吸をしたり、いびきが強くなって眠りが浅くなります。また耳の奥への空気の出入りもわるくなって難聴になることがあります。注意力も散漫になってきます。

 このような症状がみられるときは、手術をする場合があります。耳鼻科で相談してみましょう。