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鼻閉は血管の拡張と間質の浮腫によりおこる。
4%リドカイン+3000倍希釈のボスミン液をスプレー後綿棒で塗布
その後吸引(国立小児病院)。
新生児期と乳児期の鼻づまり
処方 2-3回/日 4日 1ヵ月使用すると点鼻薬による鼻炎になる。
食塩重層水(水1L+食塩20g+重層5g)点鼻後吸引 数回/日
新生児 体温に暖めた生食を鼻腔に4-5滴垂らしその後吸引。
2才以下 0.4%エフェドリン液を1滴ずつ (5ml)
注射用エフェドリン(4%)1ml + 生食9ml
哺乳の10分前に滴下 過剰に滴下しないように気をつける。
3才以上 生食で2-3倍希釈のプリビナ1滴ずつ1日3回まで。
外来処置
痂皮は綿棒、せっしで吸引。とれないときはオキシドールを綿棒につけて軟らかくしてから。その後リンデロンVG軟膏を少量塗布。
鼻汁が少ないときはまず吸入。オムロンネブライザー用ノーズピースを使用
アレルギー性鼻炎時はインタール吸入液を
それ以外は食塩重層水(水1L+食塩20g+重層5g)
鼻粘膜が収縮し鼻閉が改善するとともに鼻汁が出 やすくなる。
鼻汁が多いときは点鼻(上記の物)後3-5分後吸引。3-5分後再び行う。
吸引:風間医科機器の吸引鼻先を使用
乳児用は鼻腔の奥まではいることがあり小児用を使用
吸引するときは鼻の穴の外側に先端部を向けて鼻中隔を傷つけないように持続的ではなく、数秒ごとに断続的に吸引
鼻洗浄、鼻汁吸飲は上気道炎に合併する中耳炎 副鼻腔炎の予防になるかも