2009.10.31−11.1、11.3

土曜日
ナさんの妹が遊びに来ているので今回はいっしょに里山生活
途中浄瑠璃寺、岩船寺に寄り参拝と観光。
これも自宅と里山を結ぶ一つのルートなのですがこの先の須川集落で道が放射状に分かれ、選択を違ったようでどうやら迷ってしまいます。
こうなると山道はだんだん細くなり心も細くなる
結局奈良に戻ったような場所でいつもの道に出、ほっとするもだいぶ時間のロス
到着後遅い昼食 
近南姉も一緒に部分的に芋掘り
意外なところから大きなのがコロンと、なんてサプライズはないけれど手頃な大きさがほぼ3個茎にぶら下がって非常にわかりやすい

日曜日
近南姉妹が畑仕事に精を出しています。近南妹が最近畑に熱心なのはアヒルとわんちゃんに与えるハクサイのため
彼女は動物好きで、散歩をしながら探していたら鹿に遭遇した、お尻がいい形をしていた、のだそうです。
晴れのち午後雨の天気予報、本当に降るのというような快晴の午前、ぴったり正午を過ぎて降り出しました。
最近の天気予報は素晴らしくというか無情にというか実に見事に当たります。

レンジでチンしようと収穫したサツマイモを切ったナさん、断面が黒ずんでいます。
どこを折ってもいっしょ、全長に渡って中心部が黒ずんでいます。別のを折るとやはり黒ずんだ断面、こんなことは今までなかった。
調べるとサツマイモは寒さに弱く傷みやすいとあります。
すぐにすごい寒波が来るという天気予報に、早く掘り上げてしまわなければ、とハッパをかけられ雨の中カッパを着て残り全てを収穫
でも多くが黒ずみ傷みの被害を受けていそうです。
収穫 至耕天畑のハクサイはちゃんと巻いていい形をしています。
聖護院ダイコンはおしりが割れている、土が悪いのでしょうか。

前回に続いてスローな里山生活

11月3日(火曜日) 文化の日、日帰り
ホームセンターに寄り、防護柵支柱20本、鶏糞10袋、タマネギの苗を仕入れます。
タマネギの植え付け、縦横15センチ間隔孔の黒マルチシートを敷いて植え付けていくと孔の数が多くて100本の苗はすぐ無くなってしまいました。
次に至耕天畑西側のイノシシ・鹿防護柵の設置 195pピッチで支柱を打ち込み金網状鉄筋を付けていきます。
扉も付けて、とりあえずこの面からの進入は防げます。
 


2009.10.24−25

土曜日は朝から自宅庭の園芸作業 
大きな鉢替え、移植、溜められていた仕事の指示が次々と与えられ午後の出発

里山OB会できれいに(草取り、整頓)してもらって回復した里山の落ち着いた佇まいと穏やかな秋の里山の雰囲気に、
のんびりした気分でツリーハウス予定の木の下で構想を練ったり黄葉し始めた雑木林の景観を眺めていると仕事はほとんど進みません。

日曜日 雨の予報は当たらず時には晴れ間も
ダイコン・白菜、 今年は4カ所のそれぞれの畑でうまく育っているようです。
湧き水導水パイプは水圧がかかっている畑土留め際2カ所の埋められた継手で水漏れしています。
埋めてしまう部分は(動かないので)大丈夫だろうと安価なVU用継手を使ったのがどうやら失敗の原因
たいした量ではないけれど、畑がいつも湿っているのは具合が悪いのでVP用継手に替えなければいけないでしょう。
でも全長にわたって掘り返しが必要

斜面路北側の段畑に豆の準備
このエリアは最初は花、ハーブ園の構想で進めてきましたが、継続的に面倒を見ることができない週末園芸では雑草に負けて当分無理のようです。
で結局 4段すべてが畑に、花よりインゲン
硫酸カリと化成肥料を与えます。
有機栽培が理想ですが、まだ落ち葉雑草堆肥が仕上がらない今は化成肥料等の使用がやはり手軽で有効な手段
窒素、リン酸、カリ、必要な三要素肥料が与えられているのとそうでないのとでは収穫の結果が全然違います。
果樹がようやく根付いたようで、油かすを根の周りに入れて回ります。



2009.10.17−18


この土日は恒例の大学時代サイクリングクラブの里山OB会
今年も近畿、中部からの参加が中心
初日は雨が降ったり止んだりの雨模様でしたが
神野山へのヒルクライム(自転車での山上り)と夜の宴会で盛り上がり
翌日の里山ボランティアでは人数の力で里山らんどを一気にきれいにしてもらいました。
ツリーハウスはイメージが具体的な形になって基礎工事と材料手配に着手できます。
でもやりかけのアイテム(仕事)が溜まる一方












2009.10.10−12

3連休初日 土曜日
大阪枚岡神社へ   孫のこうきくんの初参り
枚岡神社は河内国一の宮、生駒山の中腹、大阪平野を見下ろす、娘夫婦が結婚式をあげた、ロケーションの良いお宮さん。
これから長くおつきあいが続く神様になります。

帰ってからトラックにETC車載器を取り付けてもらっている間にホームセンターで買い物をして、夕方の出発
ETC車載器はこれからいやでも使わなければならなくなる、そのわけはまた
夜着いて食べて寝るだけだったら翌朝出かけるのと同じのようですが、ずいぶん違うのです。
泊まっていれば早朝から朝飯前の仕事に時間が使えるのに、そうでなければ出るまで(ナさんが)いろんなことを始めて結局到着は昼近くということになる。

台風の被害状況は暗くて確認できないのですが、湧き水の落ちる音で導水パイプが大丈夫なことは確認できます。
かなり降ったので水量が回復するのかなと思っていたけれどそんなに変わっていない。
やはり短期間の変動には追従しないゆったりした保水システムのようで、追従するようなら、すぐ涸れるのかもしれません。

翌朝は快晴、チェックして回るとコニファーと後継ミモザが倒れています。
同じ風道で風上は先日高い篠竹を伐った場所 伐ってなければ結果は違っていたでしょう。
折れてはいないようなので支え杭を打ち、立て直して回復を期待します。

日曜日
下の畑の、にら、茄子、オクラ モロヘイヤを抜き、耕耘機、有機石灰、鶏糞、油かす、耕耘機のセットコース
小幅5列の畝をたて 近南姉が持ってきてくれたばかりの水菜とあとは葉ものの種蒔き

竹林跡の草刈り 注意して草刈り機を振り回さないと隠れて残っている竹の切り株に刃があたりその衝撃は大きい。
以前切り株をチェンソーで切り落としているとすぐチェーン刃がだめになりました。竹は硬いのです。

翌日、その切り株が集中して残っている場所に、以前伐採していたコナラの枝を積み上げ、一緒に焼いてしまおうというアイデア
枯れ木ばかりで簡単に火が付くと思っていたら、とんでもない
廃段ボールを集めてなんども試み、ようやく火が付くと今度はあっという間に高く炎を上げて燃えてしまいます。

他に 駐車エリアと里道の草刈り 里小屋、工房の清掃整理



2009.10.3−4

金曜日に降った久しぶりの雨、土曜日朝にはもう上がっています。
湧き水が吐き出し口から流れていません。
導水パイプを下から順にチェックしていくと水源の近くでパイプがはずれています。
自然にはずれるような場所ではなく少し浮いた状態のところでイノシシが引っかけたのでしょう。
継ぎ手を接着剤で固めるとそんなことはないのでしょうが折られたらちょっと大変、意図的にウィークポイントを作るのもテクのうち
水源を確認すると前よりまた少ないようで、ゆるやかな大地の営みは前日の雨にはすぐには反映しないようです。

復旧して農作業開始 以下はほとんど農事備忘メモです。

中4段畑 もう終わりが近いトマトの半分を抜いて有機石灰を入れて耕し、そこまでの処理がすでに終わっている隣の里芋跡とともに鶏糞を入れさらに耕して準備完了
トマトの隣は使わず空いていたのですが、今思えば肥料は一緒に入れていたはず、でも雑草が元気に育っていたので吸い取られてしまったか
その雑草を堆肥にすればチッソ・リン酸・カリの3要素は継承されていくのか、それが知りたい。肥料代もバカにならないのです。

白菜・ダイコンはようやく元気になり成長のあとが見え、特に虫食いが少ない至耕天畑はちゃんと結球した白菜がイメージできます。
ダイコンの欠けた場所に蒔いた種はたくさんの芽を出し、やはり雨のちからはすごい

至耕天畑 スイカの跡にタマネギを植えるための準備 
耕耘機で一回耕し苦土石灰を入れてさらに耕す、 あちこちで耕耘機を動かすばかりの一日でした。

夜は散らかった工房を整理 とりあえず、と使ったあと作業台に積んでいた道具をそれぞれの場所に戻すとすっきりします。

日曜日は快晴 
中2段畑北 数種類のハーブを植えていたのですがほったらかしのハーブはいつか雑草に包囲され呑み込まれて結局つぶさざるを得ない
野菜はシーズンが終われば耕耘機をかけてオールクリアの状態に戻せるのですが、多年草や植栽はそうはいかないのです
一応花畑だった北中3段畑とともに耕耘機をかけて有機石灰と鶏糞を入れ、ふつうの畑に転換、 花より野菜

至耕天畑タマネギ予定地に鶏糞、よう燐を入れ、斜面側一列だけマルチを張ってニンニク、15センチピッチのマルチ孔にひとかけずつ埋めていきます。

下の畑
生ゴミコンポストの後ろにサラダ菜、シュンキク、小松菜の種蒔き、これらの葉物は虫にやられる方が多くてほとんど口に入らない
白菜の隣にネギ、浅葱を植える
ゴーヤは終わりでカーテン撤収、オクラもほぼ終わり、ピーマン・秋ナスは追肥を入れてもうしばらくがんばってもらいます。

最後に雑草が高く伸びた新領地竹林跡を草刈り機で一掃
竹林時代は日の当たらない領域だったのですが竹落ち葉で栄養たっぷりの(と思える)土壌に草はあっという間に勢いよく伸びます。
この表土を栄養たっぷりのうちに集めて畑に移したい。

帰りは暗くなった木津川沿いR163を快調に走っていると突然に渋滞停止、
いつもはトラックが連なって走っている対向車線もピタリと止まり、これはもう完全に道路を塞いだ事故でしょう。
しばらく待ってもまったく動かないで、時折反対車線におそらく戻ってきた乗用者
脳内ナビの迂回路は少し戻って木屋から和束への本格山越え 
離合も難しい暗い山道を上っていると普段はほとんど車が通ることのない道なのにときおり対向車と離合、向こうも渋滞で迂回してきたのでしょう。
加茂で元の道に戻ると反対側も長い車の列が続きまだ抜けていないようです。山越え迂回正解




2009.9.19−23、26−27

シルバーウィーク
この名称はなんとなく高齢者のための長期休暇というようなイメージがあってあまり好きではないのですが、まあとにかく5連休は無条件にうれしい
子供達が小さい頃はキャンプで家族4人分の食料を詰め込んでいた大型のクーラーボックスに今は2人分の食料を放り込み(冷凍庫の棚卸し)出発
この休みは農作業が中心になるでしょう。

昨年は散々だったダイコンと白菜 今年こそはリベンジ、 とリスク分散型で3カ所の設営
しかし種蒔き後は雨が降らず、これまでの発芽率は悪く、虫に食われたものもあるのでしょうが畝にはかなり欠落が目立ちます。
下の畑、直播きで粗密が激しい白菜を間引きして3カ所の欠けた場所に植えてもすぐ干からびて芳しくありません。
移植できないダイコンは間引きするほどは発芽せず、一つ芽が出てきたらおんの字
到着するとすぐこの3カ所に散水、キャベツ、ブロッコリーには湧き水で自動水遣り

イノシシに荒らされた中2段畑(上から)カボチャのあとを整備しなさい、という指示に
石灰を撒き耕耘機をかけると小石がたくさん湧いてきます。
これまでは耕耘機を進めながら石をピックアップして取り除いていたけれど、もうこの際と特製フルイ(2×4材の枠に大型金網)を使い全面フルイがけ
ネコ(一輪車)に取り出した小石はイノシシに掘り返された駐車エリアの窪みを埋めて一石二鳥
単調な作業の繰り返しですが2カ所に成果が現れると達成感が倍になり作業が進みます

夕方伊賀市のコメリに肥料等の調達(片道25分)
コーナンで128円/袋になっている発酵鶏糞が今度はこちらで98円、逆転です、20袋積み込み。
そのあと午後9時までやっている大型スーパーで食料の調達

翌日も晴天
さらさらの土になった畑に発酵鶏糞と油かすを入れ、さらに耕耘機をかけて畝を作り、引き渡すとナさんがダイコンの種蒔き
ダイコン、白菜ともかつてうまくいったときの収穫のイメージがずっと引きずっていて、最近の不作に納得いかないストレスと不甲斐なさ

ずっと雨が降っていないので山の湧き水は少しずつ少なくなっています。
里小屋の前の吐出し口からでた水は地面に据えたポリ流しに落ち、また仮設のパイプでビオトープの溝池に引かれ、
さらに小さな小川をつくり元からの池に流れ込み、オーバーフローした水はじろうさんの畑の縁を流れ、
その端でまた向きを変え、まさに己の字の形で里小屋裏の篠竹藪に消えていきます。

近南姉妹が里道に沿ってパイプ、雨樋を並べています。
畑は水不足、その消える水がもったいないと途中で取水して畑に利用しようというのです。
道なりの下り勾配で畑の隅のドラム缶に引き込めそうですが、材質もサイズもバラバラの残材パイプで取水口と継ぎ目に思案、苦闘中
このドラム缶と引き替えに五右衛門風呂釜を譲ってもらい活用している身としては水資源活用プロジェクトの技術支援に乗り出さざるを得ません。
手持ちの塩ビバイブパーツからいくつか合いそうなパーツを拾いだし、組み合わせるとうまく取水口と継ぎ手ができました。
パイプの後ろにつなげたホースをドラム缶に突っ込んでおけば、連続的にながれる水は放っておけばドラム缶いっぱいになります。


土曜日
雨はずっと降りません
次の仕事は一段下、中3段畑の土壌改良再開。
細長い縦半分は終わっていますが、残り半分に手を付け、今回完了を目指します。
掘り出した粘土の固まりはネコで運び、井戸の前のこれまで雨水に侵食されえぐれた通路を埋める復旧工事に利用
そこが片付くと次の処分場はちょっと遠いけれど里道の路肩拡張、これまでたまに車がはまって大変だったのです。

細長い粘土のプールが完成すると、中に埋める篠竹を集めます。竹が腐って土に還ったときには軟らかい土の畑ができあがっている。
先の長い話ですが
前回は石垣に脚立を立てかけて降り、中をえぐり出すように刈り集めたのですが、今はもう若い篠竹が藪を再生していて、
同じことをするのではらちが明かないと今回は里道の横、藪の側面から攻めます。
草刈り機、きょうは竹刈り機、長く成長した篠竹は太く固いので回転数を上げ、強くぶつけ、なぎ払う。


前回とは違い、取り出すのは簡単、見るまに藪は開け石垣が現れました。
集めた竹をきれいにプールに敷き詰めた後、取り溜めた雑草を上に積み、これからさらにひたすら雑草を積み上げ、土に還るのを待つ。
懸案の仕事がようやく一つ完了









2009.9.12−13

土曜日
先週に続き今回もナさんは都合が悪くてトラックの助手席にはお弁当
里道に入る最後の曲がり角、ひさおさんが畑から帰るところで、窓を開けてあいさつをかわします。
いきなり、気ぃ落としなや、今じろうさんと話していたんや・・、ん、心の準備をさせられているようです、・・・・・またやられたらしい
白菜とダイコンの畑をつくっていたじろうさんも状況を説明してくれて覚悟を決める
最近の会話は 里山らんどのイノシシ被害を中心に展開します。
今回はまたひどい
くわいの箱はひっくり返され葉ばかりが散らかり残って里芋はかけらもない、 みごとにやられています。

イモなのだからもちろん可能性は考えていました。
でも収穫はまだ先だし、初めての収穫だからイモの状態がまったくわからない、それにフェンスはもう出払っている・・・
その上の段畑から広がるプラざるで守ったかぼちゃもスイカと同じ状態に。
周辺にザルごと転がって隠れたようになったのが2.5個助かっています。0.5はアライグマにかじられ被害はコラボで
 だめなのはわかっているはず といわれそうですが
カボチャのエリアは広いし、スイカとは欲求度が違うのではないかと
少なくとも昨年まではそうだった。

いつもすぐに行う到着後の手続き、 ポンプの元電源を入れてから被害状況をチェックに回っているとポンプの音が聞こえます。
おかしいな、こんなに長く続くはずはないのに。
近づくと水が噴き出す音、ポンプ近くの取水栓の塩ビパイプが折れ、つながっていたホースは斜面のずっと上の方へ、犯人はおそらくイノシシ
こんな時のことを考えて不在時はこの系統の元電源を切るようにしているのです。

今回もし電源を切り忘れていたら、
折られてから井戸の水が無くなるまでポンプは回り続け、更にモーターのコイルが焼き切れるまで回り続け、ブレーカーが落ちて、
そこでようやく無駄な電気料金の発生は終わり、冷凍庫の中は全滅、というのが予想されるシナリオ。

予報されていた雨が降り出し、今日は自宅に戻ってからお通夜へ。
闘病生活を続けていたナさんの陶芸仲間が亡くなったのです。
まだ元気なときにはリース作りなど里山にも遊びに来てくれた本当に気さくで明るい女性でした
記録を確認すると里山には4回来てくれていて、ホームページで再会できます。
病気になってからももう一度行きたい、と計画が具体化しかけた時もあったのですが、結局かないませんでした。
お通夜ではいろんなサークルのたくさんの花がならび活動と交遊の広さがうかがえました。
まだまだやりたいこと楽しみたいことがたくさんあったのでしょう。
ご冥福をお祈りします。

日曜日
前日の雨は夜のうちに上がり、今日は晴天、ですが今日も助手席にはお弁当

餌付けはもうこれまで、 とサツマイモ畑のイノシシ対策強化

一応フェンスで囲ってあるけれども真剣に突っ込んでこられたら自信がない
そこでフェンスの四辺上縁に辺より長い竹を渡してフェンスとくくり一体化します。
これで下から鼻で持ち上げるのは難しいはず、またフェンス間は下を太い針金で支柱とともにくくって間を破られないようにします。

これでも仮に捕まえられた状態で中にいるのであれば必死にしかし簡単に潰して逃げられるでしょう。
飛び越えられるのを防ぐために長めにした四辺の竹を利用して外側に少し広い竹の枠を組みます。
これでも不在の夜ごと真剣に攻撃を掛けられたら甘藷城は持ちこたえられずに落城してしまうかも知れない。

今里山らんどは動物たちにとって相当に魅力的な楽園になっているはずです。

水道管の修復、導水管整備
手持ちのパーツで水道管を復旧し、そのあたりの湧き水導水管もきちんと敷設しなおします。
湧き水はさらに細って2リットルボトル満水に65秒、ということは2.7t/日
枯れることはないでしょうがまだしばらくは少なくなる一方でしょう
それよりも取水場所から下の広い沼地になっていたところは見事に乾いて流水ルートの完全な変更を確認できました。

農作業 白菜を間引きながら、それを枯れて空いたところに植えていきます。でもどれだけ活着するものか
収穫 ゴーヤ、オクラ、ピーマン、インゲン、キュウリ最後の二本、トマト1個










2009.9.5−6

土曜日 娘夫婦とあかんぼうが病院から帰ってきました。
しばらくは初孫と一緒の生活です。
表情と体の動きは見ていて面白く、いつまでも飽きません。
その日の午後、父親のご両親と兄さん夫婦+赤ちゃんが初顔合わせに自宅にやってきます。
6ヶ月先輩の赤ん坊と新米赤ん坊は比較にならないほどの違いがあります。

厳密にいうと6ヶ月先輩はもう赤ん坊ではないのです。だってもう赤くはない。
生まれてすぐはほんとうに赤子、 赤ん坊、あかちゃんはその肌の色からきていることにあらためて気づきます。

日曜日 ナさんは窯出しと孫の面倒見ということで、お弁当を持って一人ででかけます。
この日沿道はどこも住民共同の草取りと道掃除
村に入ってもあちこちで道端に軽トラがならび草刈り機が音を立てています。

日差しはきついけれど風はもう秋
すぐにやらなければいけないこと、 至耕天、中、下のリスク分散型3カ所の畑の白菜とダイコンへの水やり
天気が続いて土はカラカラ、種蒔きしたダイコンはまだわかりませんが苗を植えた白菜はかなり枯れています。
下の畑、先週帰る直前暗い中で種蒔きをしたところはかなり密植になったので、もう少ししっかりしてから間引きを他に回すことになるでしょう。

しっかりと畑の乾きを潤すと次は収穫 先週は最後に回って暗くなってしまい、よく見えないところを懐中電灯と手探りで大変でした。
葉が茂ったゴーヤはうまく隠れて見えないけれど、軽くゆすると大きいのが下がっているときは重みですぐわかるのです。
インゲン豆を採りその隣の花オクラは花びらをつまんでそのまま口に入れます。
ピーマン トマトはなかなか大きくならないでささやかな収穫
帰る前に近南妹からキュウリの差し入れ、これで持って帰る里山野菜宅配便のかっこうがつきました。

日が西の山に隠れてから、持たされたブロッコリー4、カリフラワー2、キャベツ4の苗を中段畑に植え付け、
山の湧き水をたっぷり与えます。 たれ流しはなんとなくもったいなく植木にもかけ始めると止まらない
それからまた3カ所の白菜とダイコンの畑に再度の水まき
これから一週間はずっと天気のようで心配です。

ようやく久しぶりの石窯作りに手を付けた時、もう空は暗くなり始め、ほとんど進まないうちに孫の待つ自宅へ




2009.8.29−30

土曜日
到着するとパイプから水が流れ落ちていません
それなのに足下はグショグショ、ベチャベチャ、 調べると上の取水蛇口の下でパイプがはずれています。
水圧を確保するためにたくさんの曲がりパーツで構成したところで、こちらを繋ぐとあちらがはずれる、あちらを直すとこちらが、と埒があきません。
やはりこの部分は接着剤できちんと留めなければいけないようです。 

修復するまでは途中の、池に近くて一番低いところに設けたメンテナンス用水抜きの栓を抜く。
分岐のパーツの一方に端キャップを嵌めただけですが、キャップを取ると溜まった泥も抜けて、そこから池にストレートに流れます。
こんなふうにトラブルがあると一週間分の水量は半端じゃなくて水浸しになるのです。

花オクラが咲きました。
去年の秋、里山を訪れたクラブの後輩に種をもらって、プランターから育てるのが確実だろう、と何度か試みていたのですが、
いつのまにか虫に食べられ、そのつど消えてなくなっていました。
最後は畑の隅に種を直蒔きをしたのが2カ所、
これが正解でした。プランターではきれいな土の上の緑が際だち、虫たちの目に付きやすいのでしょうか。
カメラに収めておこうと思っていたら、もう収穫されていました。いつもこう。
ナさんは生できざんでオクラと一緒に和えています 、ん、 ちょっと趣旨が違うでしょう。
花オクラの味、食感を体験したい。

翌日もたくさん花が咲き、初めて見たというじろうさんにも話の種の花土産
上にもたくさん花芽が付いていて、これからしばらく続くでしょう。
近南姉妹もこのページを見たら勝手に採って食べてください。一日花だから鮮度一日。

カボチャはまだ無事ですがプラざるが壊され孔が開いています。これはアライグマの仕業、ヒトの手ではまったく無理なすごい力。
スイカだったらそこから手を入れ、皮に孔を開けてやられているでしょう。だっていつものスイカの孔よりも大きい。

日曜日
導水パイプの修復、きれいに拭いて机の上で形を確認しながら接着剤を付けて繋いでいきます。Πの形にできたら元の場所で上・下流のパイプに繋いで完成。
再開した通水量を調べると前回より更に減っていて2リットルのボトルは50秒で満水、3.5t/日
雨が少なくなってやはり限られた山の貯水量は確実に減っています。

至耕天畑北側に作る白菜、ダイコン畑 先週は鶏糞を入れ、さらに油かすと配合肥料を追加して耕耘機で耕します。
畝を作り、柵で囲んで、水をたっぷり与えてから、ダイコンは種蒔き、白菜はポット移植。

水をたっぷり、といっても至耕天の畑に水を上げるのは大変。
ホースは届くのですがポンプから高く、これまではちょろちょろと頼りなく出るくらいであまり期待していなかったけれど、
水はホースから勢いよく吐き出されます。

ちょうど来合わせたじろうさんも下から見上げて「え、井戸の水がそんなところまで届くのか」とびっくりしている。
考えられる原因は井戸の水位が上がったこと、
湧き水が池に流れ込むようになってから池の水位も上がり、これが近くの井戸の水脈に補充しているのでしょう。
夏場は五右衛門風呂、数回の全自動洗濯と大量消費??して見えない井戸の中を心配していたのですがこれなら大丈夫のようです。

ダイコンと白菜はさらにポンプに近い段畑の広いエリアに 白菜は下の畑、ゴボウの後にも
去年の失敗を教訓にナさんは危機の分散だと張り切っていますが、動くのは・・・・・ 

2009.8.22−23

土曜日 往きはホームセンター経由
秋・冬野菜の準備に鶏糞がほしかったのですが、いつもは駐車場に山積みなのがまったく見あたらない
店員に聞くと、「ちょうど切れています」、段取りが狂ってしまう。

もうひとつ探したかったのは湧き水導水を生かしこれから作る池の遮水シート。
コンクリートブロックの池を考えていますがブロックだけでは水が漏れるので外側から全体を包むのです。

ネットで探した専用の遮水シートは幅長さが大きすぎて値段も高い。
ブルーシートは厚手でも長期の耐候性耐久性には不安が残る、そこで耐候性を持った厚手のUVシートを選びました。
土中に埋めるので紫外線の影響を受けずかなりの耐久性があるはず。
それならUVシートでなくてもいいんじゃないか、って 固いこと言わない
コンクリートブロックにふれる部分は更に厚手のブルーシートを用意し遮水は二重にします。

買い物を終えて駐車場に戻るとちょうど入荷したばかりの(まだ発酵中?)温かい鶏糞、
いいタイミング、10袋調達
野菜作りの本にはどれも元肥にはたっぷりの堆肥とありますが、堆肥は原則買うものではなく作るものなのです。
それも手間を掛けないと簡単にはできない代物、桜の下の堆肥枠をチェックしましたがまだまだ原形をとどめて土に還ってはいません。
鶏糞は安価で扱いやすい元肥材料、しばらくはこれでがんばります。

先々週荒らされて、まだ蔓が残っていたかぼちゃに実が付いていくつかはもう大きくなっています。
明日はまたザルをかぶせておかなければ、と思っていたその翌朝、
離れて斜面に転がっていた大きいのが消えています。他にも3個がまだ固い実を2/3ほど残してかじられています。
また遅かった。
この一週間何もしないでおいて泊まりの夜に手を付ける、なんて挑戦的。ヒトより先にとあわてて手を付けたのでしょうか。
草むらから探し出した8個にザルを着せ、これはアライグマには有効ですが、
目の悪いイノシシにはかえって目を付けられる可能性があるけれどそれはもう仕方がない。


農事メモ 至耕天畑の白菜ダイコン用地と中段畑タマネギ用地に鶏糞を撒きます。
鋤込むまで強烈に臭いますがイノシシ除けにならないかととりあえずそのまま。
数少ないトマト、病気のナスはなかなか画像になりません。

2009.8.13−16

今回のお盆里山暮らしは13日から4日間
たくさんのことができるだろうと期待する4日間、たくさんのことをさせたいナさん、大きな問題は「こと」の内容が一致しないこと。
したいことだけやらせない、と最初に今回の作業内容とスケジュール(優先順位)をしっかり確認させられます。

初日はスイカ畑の片付けから  フェンスを集め、竹支柱を抜きはずして、畑はイノシシが更地にしてくれているので何もすることはない。
プラザルの水洗いは数が多いので大変。 結局壊れて使い物にならなくなったザルは8個ほど、840円の損害。
じろうさんの畑にはカゴを被ったスイカが一つ残っていますがまだイノシシは下りてきてはいません。

土曜日下の畑では近南姉妹がスイカ畑を片付けています。山ほど青い蔓を集め燃やしているのは大変そうですが、でもこれが普通の片付け作業。

その後も顔を合わせると話題はスイカ被害、ザルが壊されていたり根元が掘り返されていたり、とこれはイノシシの仕業であることに間違いないけれど、
へた、種も含めてまったく残骸が残っていないこと、ざるが壊れないでビニールひも、針金がはずれていること、これらはどう考えてもおかしい、等々。
イノシシに便乗した二本脚の動物の仕業であれば一番怖い。

とんぼがたくさん群れて飛んでいます。お盆といえば赤とんぼ
この時期にだけたくさんの赤とんぼが飛び交い、今年も精霊が乗って還ってきているという想いでしばし眺めます。

草取りをしているとブーンという羽音、反射瞬間的に頸をすくめ体を丸めます。
それからおもむろに音源を探すとまさに飛び去る甲虫、緑色の羽がきれいに光り輝いている、
 玉虫です 落とせるくらいの飛び方ですがもう手が届かないところに  この前もそうだった。
子供の頃は親類のお寺の裏の山にたくさんいたのに、  もうほとんど見ることはありません。
至耕天の畑に耕耘機をかけているとカミキリムシが飛んできます。
ゴマダラカミキリ これも子供の頃はカブトムシと同等に捕まえてわくわくする昆虫、硬い体と力強さに惹かれるのでしょうか。
今はいくつもの果樹を枯らした憎っくき敵、このまま解放すると近くの木に卵を産み付ける可能性は高いのだけど昔なじみを毛虫みたいに潰すわけにはいかない。 

山の湧き水の導水、水量を再確認すると晴れの日が続いて前回の約半量、それでも2リットルのボトルを満たすのに40秒 4.3トン/日。
水源を確認に上ると竹林の中、途中沼のようになっていたところはだいぶ乾き始めています。
じろうさんはこの水に強い関心を示していて、正確にいうと、水の行くえに
なぜなら水は里山らんどの池に入り、里道を横切って篠竹の林を抜け、じろうさんの田んぼに入る。
もっともちゃんと流れるのは十分に大地が潤っている状態で、かんかん照りの下では大地に吸われてほとんど行き着かないかも知れないのだけれど。

二日目の夕方伊賀のホームセンター コメリに出かけます。
導水配管を凸凹の地中に埋め込むには曲がった継ぎ手が必要で、足りない塩ビパイプの部品を調達、
目的物は他にも3つ、
1.溶接金網 40枚
金網と言っても1m×2m大、径5ミリ丸鋼が15センチメッシュに溶接された土間コンクリート配筋用の鉄筋
鋼材高騰で値が上がっていたのですが、今は落ち着いてきたので急務の”半里の長城”建設資材として。
早く防衛ラインを築いて猪鹿を止めておかないと猪突猛進調子に乗ってどんどん下りてくる
これから40枚に錆止め塗料を塗るのは大変

2.コンクリートブロック10センチ 30個
これは湧き水を得たのできれいな池を里小屋のまえに作りたい。
ナさんは生まれてくる孫のためにプールをイメージしているようですがそれにはビニールプールのほうが合理的

3.ガルバニュウム鋼板波板 2枚
薪小屋の屋根用

キュウリはもうおおかた終わり、トマトはようやくいくつか赤くなりましたが実が割れていたり満足できる状態ではありません。
ゴーヤがようやく気持ちよく収穫できるようになりました。
昨年酢が入ったダイコンと結球しなかった白菜、このところどちらも不調で出遅れが原因とナさんは焦っています。
だから今年は早く準備して早く種を蒔かなければ・・・、とせき立てられているのです。

終わってみるといったい何が進んだのだろうという4日間、
いつものことですが、これだけ休みがあるとたくさんのことが進められるだろうと資材など大童で集めて、結局少ししか進んでいない。

○中断していること、完了していないこと
石窯、ドラム缶竹炭窯、薪置き場屋根、工房階段跳ね上げ装置、段畑土壌改良、近南さんにもらった薪用杉の整理と収納、竹林の最後の伐採

○新しくやりたいこと、やらなければならないこと
枕木テラス前の池作り、猪鹿侵入防止柵(半里の長城)設置、地デジ受信装置、

○以上が片付いた後さらにやりたいこと
竹林跡の納屋作り、クヌギの大樹のツリーハウス

2009.8.7−9

金曜日
日曜日に催される娘の嫁ぎ先のイベントへのプレゼントに大きくなったスイカを収穫してくる。それを主目的に早い時間から一人ででかけます。
他にも一人で自由に!?進めたいことはたくさんある。  

至耕天の畑にのぼると、  目を疑いました。
プラざる、プラカゴが散乱し、フェンスの中はきれいに更地になっている。まさに収穫が終わり蔓も集めてもう片付けられたような状態
完璧にやられています。見事にきれいに片付けられている。
先週のカボチャにも較べられないほど完璧に、アライグマではなく今回は想定外のイノシシ。

カボチャのことがあってちょっと不安はあったけれども、まあ大丈夫だろうと構えていたのは攻撃の対象になったとしてもザルの中は守られるだろうという読み。
蔓は切られてももう収穫するつもりだから開けられなければ問題はない、と。
甘かった。  ザルの一部は心配していたようにつぶされ割れている。
けれどもほとんどは壊れていなくて針金、ビニールひもがなくなりスイカはへたも含めて影も形もない。
人が指先を使わないで開けようとしても絶対に無理。
不思議なのは、いくつかはとめた4カ所のうち向かい合わせのビニールひもが残って、目一杯開けた口よりも大きいスイカが入っていたはず

期待が大きかった分 落ち込みの落差も大きい。
しばらくは茫然自失の状態だったけれど 豪雨の被災地に較べればまだかわいらしいもの 
人生60年、いくども挫折を体験していると自然にリカバリーする術が身に付いていて、ある意味悲しい性(さが)

気を取り直してサラダゴボウの収穫 ビニールマルチは正解でした。
ずんぐり丈が短いのは元々の性質 それにしても葉がむちゃ大きくて隣畝に出たばかりのニンジンは二列の片側がすり切られて消えています。

ゴボウが土産に変わり、出直した土曜日はほとんど雨 それにしても今年は雨の日が多い
インドア作業はナさんの指示で卓棚の脚作り、
材料は自宅隣の建築中大工さんにもらっていた端材、額縁型に切断、ボンドで接着、固定ジグで固めれば後は来週の作業
続いてイケアで手に入れていた棚板の処理 
両端の特殊な専用金具をはずすと残ったのは長い板としっかり埋め込まれたナット、これで自由度とイメージが広がり、利用方法が決まります。
料理しようがない金具が付いているだけで格安を超える値段(200円/枚)を付けざるを得なかったのでしょうがおかしなこと
気持ちはしょっちゅう覗いておきたい宝の山。

日曜日 高知から送ってきた、と名産品のお裾分けを持ってきてくれた近南さん妹
スイカの惨状を話すとしばらくして長靴を履いて被災地視察にやってきます。
ちょうど来合わせたじろうさんも上がそんな状況になっていることはつゆ知りません。視察団に加わります。

二人とも、これはひどい、 じろうさん、こんなの今まで見たことがない
根元も掘り返されどこに植えていたのかもはっきりわかります。 肥料をしっかりやっていたなあ、根がうちよりも太くてしっかりしている、とじろうさん。
そうでしょう、蔓ぼけしないように苗の下深いところにたくさん肥料を仕込んでおいたのだから、でもとれなければ仕方がない。
今までは収穫が終わって蔓を片付け、耕耘機を入れていたのでこんなふうに根を見ることはなかった、ほんとうに太いくねくねした根。

落ち着いて考えると味をしめたイノシシ、今夜からの標的は自分たちの畑
やられる前に収穫しておかなければと二人とも自分の畑に戻ります。
じろうさんのところはプラざるでは入りきらないほど大きいのがたくさんあります。
出遅れても完全連作でも今年もトップ賞
落ち込んでいるのを見かねて近南さん遠南さんが被災地緊急支援を施してくれました。
これでやっとスイカが食べられます。

収穫
ようやく赤くなった少しのトマト
今年のキュウリは豊作、竹の支柱を高くしたのが良かったか、でも高い脚立や高枝ばさみを使わなければいけない。
もっともっと高くすれば ジャックと豆の木 みたいに・・・
ゴーヤは葉が広くびっしり茂ったわりにまだあまり実を付いていません。
これまでの同時期の記録を確認して今年の不作のひどさに愕然とします。
植え付け ブロッコリー 









2009.8.1−2

土曜日 長梅雨最後のがんばり雨 崖崩れ危険回避のコースは先週と同じく月ヶ瀬口駅経由
トラックを降りると雑草が伸びて足下は草に埋もれてしまいます。
さて畑にはおそらく小川が流れているはず
やはり 畑から下はべちゃべちゃ状態 畑に流れがありますが水はモグラの穴にも流れ込んでいて見事にトンネルへ消えています。
元気を取り戻し葉が大きくなっているだろうと期待していたクワイは何も変わりがありません。
発泡スチロールの水は冷たくこれではクワイも萎縮してしまいそう。里芋は大きく葉を広げていますが多すぎる水にどこまで耐えられるのか。

水量を調べると4.8リットル/分 そうすると1時間で288リットル、一日では約7tの水が畑に流れこんでいる。
とりあえず斜面に水路を掘り池につながる溝につなげます。
これは応急処置ですが、早急に水をコントロールするシステムを設置する必要があります。

カボチャが荒らされています。
それぞれが葉茎を広げようやく実も大きくなりつつあったのに・・・・・、その間で大きくなっていた自生えのコスモスも一緒に倒されています。
カボチャは特別重く大きくなっていたのを含めて影も形もありません。へたも含めてすべて食べてしまう動物といえば???
半里の長城 境界防衛柵は一部手を付けただけで止まっていますが、素材を考え直して早く完成しなければ被害は広がるばかり

スイカ畑は状況の変化なし
ざっとフェンスの外回りからチェックすると荒らされた様子はないけれど新たな緑のボールは確認できません。
日曜日雨が上がると腰袋にカッター、針金、カラーロープを入れザルを持ってフェンスの中に入ります。
蔓を踏まないように注意深く進みながら葉をよけると大きな球が隠れています。
これまでザルをかけたすぐ横にあるのが多くて、見落としは考えにくいけれど結構大きいのでやはり先週から・・・・。
今回のザルかけはすべてフェンスの内側で8個 ロープの色は赤
一週ごとに 1+2+2+11+8+8=32
このまま無事に全てを収穫したい。

遠南さんはカゴかぶせ方式で守っていて、先週私も4個見つけて応援のザルかけをしていたのですが、見落とした5個ほどの大きいのが孔を開けられ転がっています。
近南さん家族はもう食べたそうですが冷蔵庫で冷やしたのと井戸水で冷やしたのを食べ比べるとおいしさが全然違っていたのだと。
冷たい湧き水を生かすヒントをもらいました。

トマトは下の畑で病気にやられ、中の畑で新規まき直しを図っていますが、まだ青いままでこちらでも何本かの様子がおかしい
フェンスが遊んでいるのだから囲いをしたら、とご託宣が出て去年のトウモロコシ防御スタイルで完璧なガード
中に入れてもらえなかった何本かは簡単にひもを掛けてとりあえずカラスが留まって食べられないようにはしています。

収穫
キュウリ、オクラ、茄子、ゴーヤ  




2009.7.25−26

土曜日 途中、先週とは別のホームセンターでパイプVU40を15本、継手ピースと端部ピースを1個を購入、
端部ピースは工事用水抜きパイプを塞いで湛水するための栓になります。
店を変えたのはまだ補充されていない可能性があるから、  食料品と違ってHCは商品補充がわりあいと遅いのです。
走っていると強い雨が降り出し、こんなときはいつもの夢絃峡のコースを避けてJR月ヶ瀬口駅回りで
いつものコースは時々路面に落石がありこんな時こそ避けるにこしたことはない

到着後さっそく水抜きパイプを上流側から端部ピースで塞いで湛水開始
早くパイプ敷設を完成させて導水したいけれど藪の中を通すところもあり、雨が降ったり止んだりのなか、今日はまくばるだけ。
蒸し暑いこんな天気の日は、のんびりと夕方の田舎暮らしの番組を二つ、
“住人十色”では丹波篠山で同じ週末田舎暮らし 食用の有精卵から孵卵器で雛をかえし、
高さ7Mのツリーハウスはどうやって足場を作ったのか興味がありますが、でも階段踏木がひとつずつ樹に打ち付けてあるのはいただけない。
“人生の楽園”これは里山の夕方に長く楽しみにしている番組です。
里山生活一年目、スイカを草で隠しているのを見ては首を振り、まだまだ経験が浅いなあ、
カラスにはいいかも知れないけれどアライグマには通用しませんよ、
威嚇花火を飛ばしながら猿も相手にしているのには大変でしょうとただただ同情するのみ

日曜日 北九州、中国地方では記録的な大雨ということですが、このあたりは運良く梅雨前線からはずれて時々お日様も出ています。
高温多湿で雑草は伸び放題 目が覚めた5時過ぎから朝飯前の草取り
イヌビエ(だと思うのだけれど)は地上のボリュームが多くて根は少しだけ、土が軟らかいと手で楽に引き抜けてすぐいくつも雑草の山が積み上がる。
大きな成果に満足したところで缶ビールを飲みながら朝食

少しの疲れと睡眠不足に7%のアルコールが絡まってロフトでちょっと朝寝

ダムを見に行くと満水状態で上のパイプから取水できています。
でも栓をする前に下のパイプから出ていた水量より明らかに少ない。
ダムの下の方からかなり漏れだしています。ダムで水位を上げた結果水圧で粘土で固めた水抜きパイプの回りから漏水しているのです。
方針変更、送水パイプを下につなぎ換えて止水栓を取ると水はどっと抜けて水位は下のパイプの高さになり今度は順調に流れます。
これではなんのための取水枡、ダムだったのか。結果的には意味がなかった。

最初に洗濯機再利用の排水枡ありき
気に入った思いつきで、これをなんとか生かそうと思考選択の幅・方向が固定されてしまうのはありがちで気を付けなければいけないこと。
スイカのフェンスと同じく里山活動は思い込みと試行錯誤の積み重ね。

4mのパイプを水が流れるのを確認しながら上から順につないで下りてくる
とりあえずなんとか畑にたどり着き、すぐに水が抜けて元気がなかったクワイのスチロール箱に
あふれた水は里芋の畑に流れ、ほしかった水だけどずっとずっと連続的に供給されるとどうなるのか・・・・・
次週は・・・、  楽しみと不安、どちらかというと不安の方が強いけれど

スイカのザル掛け
プラザルは前回買い占めた天保山の百均 Seria に追加注文し、もう通勤帰り両手にぶら下げ引き取っています。
そこまでやるか、という顔で見るナさん
でもスイカがごろごろと転がっている時に守る手段がなくて、早くなんとかしないと・・、と騒ぎ立てるのはおそらくナさん
そんな情景をイメージできるかできないかが決定的な違い

新しく見つけてザル掛けしたスイカは8個、うち7個はフェンスの外側、玉が小さくなるけれど実を付けるのは蔓の先の方です。
フェンスにぶら下がっていた1個はザルごとうまくぶら下げて救出しましたが、もう1個は蔓が切れて救出失敗
重いので未練たらしく割ってみるともちろん中はまだ白くて、それでも 瓜と思えば・・・、と実を取り出すナさん
今回の分はカラー荷造りロープ(グリーン)でザルを閉じ識別します。

エダマメのささやかな収穫
小麦と同じく最初に鹿に若葉をはみ取られたのが尾を引いて低い丈にこじんまりとささやかに豆が付いたエダマメ、
収穫してすぐ釜で茹でるとやっぱりおいしい。
これは意地でもリベンジを果たさなければいけないと心に誓うのでした。
でもそれには解決しなければいけない鹿害対策

2009.7.18−20

土曜日
ナスがやられている。ぶらさがったままかじられています。大きなキュウリもまだ瑞々しい皮だけが残っていて、これはどうやら犯人はアライグマ。
スイカ、トマト、トウモロコシ、柿、桃、キュウリ、茄子、とアライグマの食文化は自由に際限なく広がっているようで、これはゆゆしき問題。
トウモロコシは全量無事でしたが、いくつかは虫が喰っていて、外から内からの敵、守るのは大変です。
集約栽培が可能で今回の防御スタイルは効率的かつ有効なことが実証され自信がつきました。

山水の取水装置−1
往きのホームセンターで結局(VPではなく)VU40パイプ(外径40o)をあるだけの8本と継ぎ手を購入、8×4m=32m。
取水場所からつなげていき、とりあえずの目的地里芋畑までの残りの長さを計ると60m弱、で水路総延長は約90m。

日曜日
目が覚めた早朝というよりまだ未明、この季節とこの時刻はもうヒグラシを聴く頃だな、
と、うとうとしながら思っていると、まさに遠くからかすかに聞こえてきます。
それがだんだん少しずつ近づいて大きくなるのがいつもながら不思議なこと。
音源が移動しているわけではなく、どこかの小さな発信源から周りが刺激され順番に広がり大きくなっていくのです。
そしてまたそれがクマゼミではなくヒグラシだということ。もっともクマゼミはこんな時間には鳴かない。

山水の取水装置−2
ダム工事は建設資材を運び上げるのが大変 取水枡を固定させる重しになるコンクリートブロック2個、
バケツ二つのクラッシャー(砕石砂利)、型枠になる合板、最後に25キロの無収縮モルタル(セメント)の袋 これが一番大変です。
工事は本物のダム工事と同様の手順で進みます。
VP40を工事中の水抜き用に底溝に敷設、粘土で固めてその上に型枠板2枚を約15p間隔で立て外側を竹の杭で支える。
型枠の中に直接無収縮モルタル、砕石を入れ混ぜ水を入れ更に混ぜ、更に同様の繰り返しで高くしていきます。VP40の取水パイプも埋め込んで堰は完成
来週型枠板をはずして下の水抜き用パイプにふたをすれば取水は可能です。
 
スイカ畑 蔓の先はさらに延びて四方のフェンスを越えています。
フェンスの中は外から見つけにくいのでプラざるを持って畑に入り蔓を踏まないように除けながら進んでいくと転がっているのが見つかります。
混んだところで丸型ザルの出番、角型ザルの上にも新しいスイカ、見つけてザルで囲みに行くと違った角度からまた次のが見つかる。
この日は11個分のザルをセット。たくさんあったザルは全部使い切りました。さて来週は。

里山にはテレビのアンテナが二つ立っています。もちろんどちらもアナログ
里山にテレビは似合わない、と言われるかも知れませんが、やはり下界の情報源は大事です。
そのアンテナ、低いほう(里小屋のテレビ)が映りが良くて斜面の上(工房ロフトシアター)のは春の若葉の頃から民放が入りません。
どうもこれは境界を越えて伸びる生駒山方面のコナラが邪魔をしているようです。
下の茶畑の日照も妨げていて、じろうさんに伐採の許可を求めると、なんぼでもええよ。
チェンソーで二本切り倒し枝を切り払って整理していくと残ったのは太い幹。

コガタスズメバチ まだ形は変わっていますがたまにしか出入りを確認しなくて、そんなに脅威も感じないのでもう話題にもなりません。
しばらくはそのまま見守ることになるのでしょう。

収穫 なす キュウリ ゴーヤ初物1本




2009.7.11−12

土曜日 ナさんは午前中陶芸サークル こんなときこそ普段出来ないことを・・・。

台所の片付けを済ませ、 近所の図書館へ行き、 田舎暮らしとDIYの本を上限の5冊借り出し、
本に挟まれた前の人の貸出票を見てその組み合わせに、えっ、自分ではないかとおもわず見直す。
図書館では誰がどんな嗜好で本を読んでいるか容易につかめる、個人ではともかく全体ではデータを分析しているはず。
その情報を使えば地域の同好ネットワークなんかすぐ立ち上げられるのでしょうが、個人情報保護がそんなことは許さない。
もったいないような気もします。

帰ってからパソコンの環境整備 = デスクトップの外付けDVDとHD装置をノートパソコンにつなぎ換え、
用途で使い分けをして同時に使えるようにする、パソコンは無人で働かせることもあるのです。
ついでにデスクトップパソコンのカバーをはずしてCPU冷却装置の掃除 →。

以下は先日の会社での話
(ファンが異常な高回転で異常な音を出していたパソコン、
カバーをはずして、CPUに覆い被さった冷却装置をマザーボードから剥がすと裏には埃が板状にびっしり張り付いています。
これでは冷却機能を果たせないどころかCPUはフル稼働でさらにヒートアップさせているようです。
板埃を掃除機で取り去るとファンはまったく音がしなくなりました。他のPCもチェックすると大同小異。
温度センサーが働いて勝手に電源が落ちるものもあるので要注意。)

→ 案の定ファンと冷却フィンの回りにはほこりがびっしりついて掃除機で吸い取り、これで冷却能力は回復したはずです。
長く使っているパソコンはみなおそらく同じ状態の筈で、音がしているものは特に要注意。
みなさんも暑い夏を控えて一度掃除したらよろしい、いやすべきでしょう。
閑話休題

往路途中のJAに立ち寄り 無人精米装置 もう午後だからぬかがあるはず、とナさん、あんたの勘は正しい。
予想以上に溜まっていて、大型ポリバケツ2個の庭の雑草屑を荷台に空けて、さらに油かす空き袋2つも一杯に、これらは到着後、雑草堆肥に入れます。
里芋とモロヘイヤの苗各二本購入。

自宅から持ってきたアジサイ2本を煉瓦道花壇に植え付け

コガタスズメバチ、これまでハチ気がないので不在かな、と思っていたらちゃんと居てちゃんと家作りを進めていました。
巣の形は先週からまったく変わっていて小さいけれどやはりスズメバチらしい巣。
ナさんは前のほうが形が良かった、あのとき取っていればよかった、怖いから早く取って、というけれどまだそんなに危険そうでもないので来週まで様子を見ます。

夏野菜
キュウリは元気が良くてたくさんぶらさがっていますが、きれいに食べられた二三本が地面にころがっています。
犯人はおそらくカラス、近南さんもやられてこんなことは初めてだと、トマトはまだ青い状態で食べるものがないのでしょう。
カラスも赤いスイカ、トマトを待ち望んでいるはず。
次に元気がよいのがカボチャ、特に生ゴミ堆肥跡の自生えカボチャは通路に囲まれていつも蔓を内に向かされ上に伸びるしかない
キュウリとカボチャに挟みうちされた巨大ズッキーニはついに隠れてしまいました。やはり蔓性の植物にはかなわない。

日曜日
竹林跡の草刈り、若竹、若笹の跋扈は少なくなりましたが今度は雑草 ここでがんばって刈っておかないと真夏には足を踏み入れられなくなってしまう。休んだら負け。

山の湧き水の引き込み−準備 
ゴム長靴を新品に履き替えて(竹の切り跡を歩くとすぐ孔が開いてしまう)スコップ、ノコギリを持って山に入ります。取水地点は少し登った谷の棚地。
そのあたりは伏流していて、以前少し掘ったところで邪魔をされた太い竹の根をいくつか切り取り、
取水枡を入れる穴を掘り下げ、下流側に排水溝を付け、たまった水を抜くと、穴壁から水が湧き出しています。
これより上には人が関わるものは何もなく、手に受けて飲むと冷たくて美味しい水
取水枡を取り付ける小さなダム建設工事は次回以降

スイカ
やはり出足は遅い、新しく2個確認
1週間ごとに 1+2+2=5個 スイカは花が咲いて40日から50日が収穫適期だという。
それぞれの花の咲いた時を把握するのは難しいので、そこそこの大きさの実を確認しガードした時を開花一週間後と仮定して収穫時期を決めます。
こんなに間隔があくとちゃんと個別に識別していないとわからなくなってしまう。
最初の黒皮1個は8月10日の予定
 
先日被害を受けてネットを強化し威嚇用の点滅照明を付けた近南さんの畑はまた一個やられたそうです。威嚇照明などなんとも思っていないのでしょう。
遠南さんの畑では小さなこぶが花の元に付いた状態、来週は球になっているでしょう。

トウモロコシはフェンスの上にネットをかけてもう大丈夫(のはず)、来週くらいは食べ頃のはずなのでここで横取りされたら許せない。









2009.7.4−5

土曜日は婿どののおばあちゃん、両親、おじさんが娘夫婦の新居を茨木市から視察、ついでに娘夫婦と一緒に里山らんどにも訪れてくれました。
おばあちゃんはアライグマには馴染みがあるそうで(しばらく天井裏に住みついていたらしく階段から下りてくる居候にご対面したことがあるとのこと)
茅葺きの家だったおばあちゃんにはアライグマなど里山の日常はサプライズの対象にはならない。
釣りが好きなおとうさんはおばあちゃん直伝の菜園もベテランで、
今回は技術指導という目的もあったのですが里山のワイルドな菜園に圧倒されてか、「いや、もうよろし」

コガタスズメバチの巣 訪問者に正体を明かし驚かせましたが今のところ先週から変化は見られません。
案外もう放棄されているのかも知れない。
冷えた缶ビールを片手にケヤキの下のベンチで休んでいると突然の羽音、見上げるとまさにスズメバチが餌を捕獲して肉団子を作り始めたところ。
甲虫でも餌に団子にするらしいから歯は固い? じっと見上げていると獲物の正体はわかりませんがカリカリ、カリッと処理をする音は不気味です。
肉団子が仕上がるとひょっとしてこの巣にアクセスか、と思っていたら斜面の方に一直線で飛んでいきました。
たしかにあの大きな体はとっくりの口には合わないでしょう。

先行している近南さんの畑ではスイカがもう3個もやられてしまいました。小さな孔からもう赤くなった実を掘り出す手口はおなじみ。
一生懸命手入れをした防御ネットには自信があったので落胆も大きい、のだと、その気持ちよくわかります。
さらに点滅式の照明をつけ、設備投資はふくらむばかり。

里山らんどの畑には結果が二つ増え計三つ、これから球をもっと大きくして、と願いながら追肥を撒きます。これはどこぞの国と違い必要なバラ撒き。
花をたくさん付けているのでまもなく数えるのも面倒になるでしょう。
百均で仕入れたプラざるは竈で焼いた鉄筋を縁に押し当て蔓の通り道を作ります。
強度を落とすことなく簡単に鉄筋径の窪みができて二つセットのプラざるはしっかりとくくることができます。

小麦畑 みごとに片を付けてくれました。イノシシでしょう。初めて見る人にはもうそこが小麦畑だったことはわからないくらいに。
これでわずかの収穫作業を行うべきかもう悩むこともなくなったのです。
けれども、思い返すと種蒔きまでに何回も耕耘機をかけ肥料を入れ、種を蒔いて、十分ではないけれど麦踏みもして・・・・結果は何もしなかったのと同じ
里山農業はリスクが大きい。
至耕天と高原の畑は防護柵が必要条件です。

日曜日早朝 南姉妹が畑の草取り まだ涼しいのでこの時間の利用は正解
おはよう、の挨拶のなかで、
昨夜車で娘を迎えに行く途中、幹線に下りる道で大きなイノシシと遭遇した、
悠然と歩いていたので再び確認に戻るとヘッドランプの中にまだ悠然と歩いていたのだと
これでは夜この道を歩いて帰るなんてできないことです。

鹿から守るためにかけていたフェンスをはずし、草取りをしなければ埋もれて枝豆は見えない。枇杷の若木のネットも有効に働いて葉をたくさん付けています。
プランターではうまくいかなかった直播きの花オクラも同じ畝で順調に伸びています。
トウモロコシには追肥
トマトはまだ青い実の状態ですが一個きれいにかじられ転がっています。犯人はカラスでしょうが赤くなるのを待てないほど食糧事情がわるいのか
病気のエリアをはずしトマト畑は3カ所に分散したので防鳥ネットでの守りは難しくなりました。

収穫 ズッキーニ、ミニトマト、キュウリ、ナス、サニーレタス

2009.6.27−28

土曜日 先々週に続いて出発前に庭の樫の木の剪定(というより上部を伐採)
高い脚立から主幹に登りノコギリ片手にもう一つの手は上部で分かれた幹をつかむ。
気をつけなければいけないのはつかんでいる幹を切らないこと。笑い話のようですが建設現場の足場解体作業ではよくある似た話。
トラックはまた枝を満載して、今回の伐採は完了、木の上の作業で力を使い果たし出発は少し休んでから。

到着後 今回はナさんの強い要望(指示と言うべきか)で草刈り・草引きと大掃除

サツマイモ マルチをかけて最初のたっぷりの水に、うまく週の中程で雨が降ってくれたことで、
約60本中2本だけ枯れていますがほぼみんな青い葉を立てています。 
前回マルチの孔に入りきらず畝の外に植えていた2本を畝の仲間に入れてちょうど埋め合わせができました。

鳩、雀に加えて見慣れない野鳥に食料を与え続けているらしい色づいた小麦畑 イノシシも負けじと参入した様子で畑が荒らされ道が出来ています。
猪・鹿・鳥 相手がバラエティに富み、なにやら花札の役が揃いました、蝶っと違うかも。 
新芽若葉の頃からの防護柵と目の細かい防鳥対策が必要で、身を粉にするけれど、実はなかなか粉になりません。
今回の収穫はもう(たぶん、ようやく)あきらめます。

この季節は(虫が増えるのに比例して?)とりどりの野鳥が特に多くて目を楽しませてくれます。

近南さん、遠南さん、里山らんど、三者三様のスイカ畑
驚くほど出足が速かった近南さん 苗5本 もうネットの中にたくさんボールがころがっています。
出遅れてもいつもすぐに追い上げ、連作障害など無縁で大きな球を付ける遠南さん 苗5本 まだ実を付けていません。
里山らんど 苗6本 1本の蔓はほとんど伸びず他も成長が不揃い でも唯一の黒皮スイカが唯一実を付けました。

守り方もかなり違って近南さんは四辺天井をネットで覆い、これは昨年下部に巻いたフェンスで風が通らなくて失敗だったと。
遠南さんはあいかわらず同じ場所で現時点での対策は無し。
さて里山らんど、至耕天の畑はフェンスで囲ったけれどもこれは鹿猪に踏み荒らされないため、アライグマをフェンスで止めることはもうあきらめました。
使う労力、資材に対して期待はずれのリスクが大きすぎるから、今回は一個ずつ守る。
百均のプラザル2個がスイカ一個を守る生命線、黒皮スイカはもうしっかり保護しました。
でも畑を運動場のようにされるともうお手上げ

ナさんがテラスの屋根の下に変わったものを見つけました。蜂の巣のようですがふつうの巣とはかなりイメージが違います。
配色、形状ともになかなか芸術的な作品です
はてさて、いかなるものか、は画像から

収穫 ズッキーニ なす キュウリ サニーレタス シュンギク

2009.6.20−21

往きの国道163号 途中JAに立ち寄ります
ナさんは移設新設のコイン精米機の米ぬかに興味があったようだけれど、おまけでおそらくシーズン最後の苗を見つけました。
サツマイモの苗
近年はまともな収穫がなくて(面倒を見るのも中途半端だったけれど)今年は植える予定にはなかったのですが、
値段も手頃だったのでとりあえず2束三文24本の苗つるを購入しました。
近くにはお米を作っている農家も多いので自由にもらえるぬかもたっぷりありました。
ぬかは堆肥の栄養剤になります。

到着後 予報の雨の前に高原畑のジャガイモの収穫
今年は部分的な軟らかい土のまわりに比較的大きなイモが付いていて、
(ずっと前に運んだ公園落ち葉と裏の杜の)腐葉土をたくさん入れたのが効いているような気がします。
やっぱり寝床がゆったりするとのびのび育つ?

一方サツマイモは肥料をやりすぎると蔓ぼけがするとあります。
たしかに最近は蔓ばかりが元気よく、一昨年は隣接したスイカの蔓に負けていずれにしても収穫はさっぱり
肥料が要らないとなれば収穫したジャガイモとエンドウの後5畝を耕して、すぐそのままゆったり3畝に仕立て直し。
今回は雑草防止と保水効果を期待してマルチを敷いて準備を進めます、株間はマルチの孔位置でちょうど良く孔数を数えると苗は全然足りません。
こんなに場所を確保できることは予想していなかった。

日曜日、ナさんは陶芸サークルの窯入れ作業があるので、朝一度自宅に戻って出直し
朝の国道は大型トラックが少なくて風も爽やか、下り勾配の木津川沿いはスピードも出ます ?@#@?。
ナさんの作業は意外に早く片付き、再び里山に戻るその途中、JAにまた立ち寄ると昨日のまま苗は孔数と同じ3束残っていて、これで全体60本
数年前至耕天の畑でマルチを試みましたが、風でマルチが煽られ蔓が抜けてしまい、残った蔓も何ものかに掘り返されてしまい、収穫はゼロ。
過去の失敗・不具合は繰り返しません。改善して田舎暮らしのノウハウを少しずつですが蓄積している。
今回はフェンスで囲みマルチは竹で孔近辺を押さえました。

でもまた別の失敗が待っているのも常ですが

ビワの木はまた葉が伸びてきていますが、まだ大丈夫
こんどこそ鹿から守るためにネットをかけます。

最上段畑のエダマメはフェンスを向かい合わせに斜めに倒して鹿除けに
すぐ隣の畝のエンドウはいくつも並んで丈も伸びていたのに端の二つだけを残して消えてしまいました。
残ったのはこぶし大の穴だけ、この犯人と意図はわかりません。

2009.6.13−14

この日曜日は生駒自宅自治会の公園草刈り
ずっと以前、住宅地がまだ若かった頃は住民主体でやっていたのですが、
いろんな意見・要求が出て、自治会が安い業者を探してやってもらうようになり、そしてまた最近住民参加の草刈りが復活したのです。
住宅地がまた若返っているのかもしれません。
近隣住民の交流にはいいことだと思うのですが、週末田舎暮らしにはちょっと  つらい。
ナさんは土曜日里山に行けない事情があったので日曜日の草刈りには代表で参加
ということで里山には食料を詰めてもらってひとりで出発

でもその前に二つの仕事をこなさないと出発の許可はでない
一つは詰まった台所の排水パイプの貫通掃除
屋外の点検枡の上には大きい枕木二本で花壇縁枠兼通路にしています。まずこれをどけるのが大変
前日ホームセンターで手に入れた洗浄ワイヤを排出口から突っ込み掻き回していると長年付着し肥大化した固い油脂の固まりがいくつも落ちてきます。
最初、ナさんは /(私が土曜日の食器洗いに)使ってから詰まったみたい、なにしたん/  とんでもない濡れ衣。
水を流して、また掻き回し、を繰り返しているとようやく勢いよく流れます。枕木を元に戻すのも汗だくでいつまでこんな力仕事が出来るのだろうか。
いま一つは伸び放題の庭の樫の木の、剪定というよりは伐採
里山から最長の脚立を持ってきて太い枝をバッサバサと切り落とす。トラックに満杯になったので終了、もう一回くらい必要でしょう。

土曜日
斜面の上り(下り)道のコンクリート舗装工事
気持ちは自然のままの道にしておきたいのですが、雨の時はぬかるんですべりそうになるのはこまるのです。
小石を入れ踏み固めるけれど耕耘機を走らせると崩れてしまう。
賞味期限が近づきつつある無収縮モルタル、これも早く有効利用しなければいけないし。

無収縮モルタルは砂のような材料が混ぜられた特殊なセメントですが固まるのが早いので作業が忙しい
25キロ一袋と同量の小石をフネで空練り(水を入れないで良く混ぜ合わせる)し、水を入れてからが忙しく時間との闘い
画像は土曜日までの分、日曜日の作業で上まで延びました。

日曜日 斜面篠竹とハチク竹林跡の伐採から
終了時に燃料を使い切るようにしてから草刈り機の調子は良くエンジンはすぐに始動
面積はあるのですが毎週やっていて新しく伸びた分の頭を落とすだけで作業としては軽いのです。
それにしても一週間で伸びる長さにはびっくりします。

里小屋下、篠竹の密生林伐採
段畑の土壌改良前半分の下地材にある程度の幅を刈り取ったのですが、
その後切った後から新しい茎葉が伸びてきたのを刈り払うことともう一つ目的があります。
まっすぐな篠竹を刈り取って長さを揃え、石窯台座、モルタルを打ち残した部分にその篠竹を敷き詰めて断熱材にすること。
もちろんその上にはまたモルタルと耐火煉瓦を敷くので燃えることはありません。

近南さんからもらった伐採された杉
まだ積んだままで手を付けていませんが梅雨が心配、濡れないようにしないと土に当たる下の部分から腐り始めるでしょう。
そこで裏の杜に保管できる場所を作ったのですが運び込むにも選別しなければいけません。
そのまま薪ストーブに放り込めるか大きさか、斧で薪割りできる長さであるか
そうでなければチェンソーで寸胴切りあるいは縦割りをしなければいけないのはまだ移動できないのです。
チェンソーを加えないでよいのはごくわずかで、チェンソー作業がこれからの大きなバックログ

収穫
小松菜、シュンギク、サニーレタス、ピーマン
夏至が近づき時間がたくさん使えるのはうれしい


2009.6.6−7

土曜日は自宅のガーデニング作業から始まります。
順番に次々と咲いていた蔓バラの花がおおかた終わり、その整理。
萎れた花を切り取り、集め、伸びた蔓を誘引し直す
つるは水平にしないと花が咲きにくいのだそうです
この一年でずいぶん伸びましたが、見応えのある状態までにはまだまだこれから

ブドウの剪定誘引も仰せつかったけれど次から次に湧いてくる要求にずっとつき合っていたら出発は夕方になってしまう。
昼食は自宅で済ませ出発は午後
途中の国道沿いでは栗の花が強烈な臭いを放ち、穂状の白っぽい花とともにこの時期にだけこんなところにあったんだとすぐにわかります。
到着して、南さんちの二本の栗の木にも花が咲いていますがうちの木はまだ、すべてが少しずつ遅いようです。
それにしても里山らんどの栗の木は大きくなりました。
里小屋建築の時は毛虫に葉を食べられ丸裸で幹はひょろっと頼りなくまったく見栄えがしない無惨な状態だったのに、
いまや里小屋に広く被って、大きな栗の木の下で♪ 、と歌を口ずさむほどに。

エダマメの葉が食べられている、とチェックしたナさんの声が気になってその上の枇杷の木を見に行くと、
ない、柔らかそうな若葉が広く大きくなっていたのに見事になくなっています。
また鹿に食べられたのでしょう。もう手遅れですがたった今わかりやすい対策が浮かびました。ネットを全体にかけておけば良かった。
カボチャの葉には黄色い小さな甲虫がたくさん取り付いて孔だらけにしています。スイカの若葉に付くのと同じ虫。
少し近づくと一斉に飛んで逃げるのが不思議なほどの知能犯。
一度口を付けたところが食べやすいのか集中的に同じ葉が無惨な状態にされ、それが順に広がっています。

トマトはやはり病気のようで ナさんは追加で(最後の売れ残りの?)苗を11本仕入れてきました。
そう思うと苗はなんとなく頼りなく9回のマウンドを任せて良いのか不安ですが他に残っていないのだからしかたがない。
新しい畑は4段畑の奥、
この前ここにナス科を植えなかった?やはりきちんと記録を取っていなければもうわからない。当たって砕けろトマトの連作。
赤タマネギをみんな抜いて 耕耘機を入れ、苦土石灰を撒き、再度耕耘機を入れて、油かすと化成肥料を元肥に撒いて、再度耕耘機を入れ耕す。
日曜日 二列畝を立て、ポットのトマト苗をその一列に植えます。前日の作業からここまで本来は2週間をかけるところですが、もうそんなことを言っておれない。
もう一列には小松菜、シュンギク、ロケットの種を蒔く

このところ毎週のハチク、篠竹のタケノコ一掃作戦 しっかり刈り取っても来週はまた同じ状態になっているでしょう。
里小屋下の篠竹もまた伸びているので脚立で下に降りて草刈り機でこれも一掃

他はなにをしたんだろう



2009.5.30−31

土曜日
娘の結婚式のあと滞在している母を連れ、トラックの一列シートに三人並び一緒に里山に出かけます。
下の畑のトマトは数本が病気にやられたようで色が変わり連作障害の結果なのか
トマトはこのように時々失敗します。場所を変えてまたやりなおし
ゴーヤの苗は1本枯れて2本追加、計4本 
ズッキーニは昨年段畑の中、草に埋もれてパッとしなかったけれども、今年は竃の近くに二本並び、文字通りのキッチンガーデンで管理も行き届くはず。
竹林跡ハチクのタケノコは先週と同じパターンで、めぼしいのを掘って、いや、切ってから(モウソウ竹と違って土に埋もれた部分は硬い)草刈り機で一掃
収穫が終わったサヤエンドウは抜いてあとは耕耘機をかける。
冬の前から苗を植えたマメ類は寒く長い間さほど成長せず、暖かくなり急に全体がふくらんだかと思うと花が咲き実を付けあっというまにほとんどが終わりました。
収穫だけが忙しかった。大きくならない冬の期間がなぜ必要なのか疑問を持つのは私だけ?

夕方温泉に
久しぶりの月ヶ瀬温泉には喜んでくれました。母の後半生の秋は東北信州の温泉巡りに染まっていたから。

日曜日
早朝は強い雨
小降りになり雨合羽を着て梅の実を取りに
虫食いが少ないのは気温が上がらないからか、自然の中で天候の影響はストレートに現れます。

のんびり朝食しているうちにやがて雨が上がり、母は昨日に続いてせっせと下の畑の草取り
いつもは電話で話をするだけなので、元気なことを間近に確認できるのはありがたいことです。

至耕天畑、スイカの虫除けネットをはずし耕耘機で草取り、ここも6本のうち2本は雑草に覆われて少し様子がおかしい。
これまでの反省から初期の肥料を控えたけれど控え過ぎだったか・・・
最上段畑、エダマメの続きにポットで育てたエンドウを植え、隣の畝にエンドウの種を蒔く。 二畝の奥の方は花オクラの直播き
花オクラは昨年OB会でもらった種ですが、4月末プランターの腐葉土を苗代に種を蒔き、双葉がたくさん出ていたのにいつの間にかなくなってしまいました。
雑草は食べられることはないのにスイカ、カボチャ、花オクラ、なんで野菜の葉だけ虫に食べられるのでしょう。

そういえばじろうさんは田植えしたばかりの稲の先っぽを食べられたそうで、聞いていると小麦を食べられたのと同じ手口、鹿です。
電気柵をしているのに?  あんなもんすぐ飛び越える
そして実が熟れると今度はイノシシ
里山が里山らしくなるほど里山農業は難しい状況になっていきます。

2段畑 全体の1/4エリアの終わったエンドウを抜いて耕耘機をかけ配合肥料、化成肥料を入れ、さらに耕耘機をかけカボチャを植えます。
3段畑は土壌改良の最中で幅方向残り半分をプール状にする作業はこれから、まだまだ時間が掛かるでしょう。
4段畑はトウモロコシが4列、丈が少し伸び その奥に里芋種芋5個、一畝にマルチを掛けて植えます。夏の乾燥を嫌うというのでそれがこれからの課題

斜面の奥の畑ではあきらめていたタマネギが最後の追い込みで球が大きくなってきました。
ニンジンは芯が固くなりまもなく終わり
ここにはあと小松菜、シュンギクで一畝、ジャガイモが一畝
といったところが里山菜園の現況です。


2009.5.16−17

この週末は二日とも雨マーク
特に日曜日は確実な雨予報、早く帰って残っている自宅床張りを終わらせる心積もりで出掛けます。

土曜日
持って行く苗 ピーマン3 トマト2 アーティチョーク3 
家を出るときはまだ降っていません。
まだ伸びてはいないけれどタケノコがあちこちで頭を出し竹林再生に意欲満々、
そうはさせじと大きめのタケノコを掘り出しながら草刈り機でなぎ払えるように散らばっている枯れ竹を集めます。

午後からは本格的に降り出してインドア作業は燻製器の製作
娘の家の洗濯機がグレードアップしたので順に回って、里山の不調だった(低水位でしか使えない)洗濯機にリタイアして他の仕事をしてもらいます。
燻製装置はブリキのバケツを向かい合わせに重ねた初代から、ステンレス屑入れ缶利用の2代目を経て今回は三代目。
容量が小さいと電熱ヒーターの影響(加熱)が大きくてじっくり燻すことができないのです。
洗濯機のモーターはいずれどこかで役に立つ場面がたぶんあるだろうし、(と言いつついろんなモーターはどんどんたまる)
洗濯槽は次の仕事が決まっていて、ある加工がされ、あとは埋めるだけの状態で山の中で待機しています。
リサイクルの極みと楽しみ

日曜日
聞こえていた雨音は夜明け頃にはなくなって窓の外は明るい朝を迎えています。
大きな晴れ間も見えます。 天気予報は40/60
こんなときにこそ竹林跡整理。
朝食もそこそこに廃段ボールを持って斜面に上り、集めた枯れ竹に火を付けると、濡れていてもすぐ勢いよく燃え始め、
燃やす場所を順に移動しながら伸びてきた篠竹の笹を思惑通り一掃。 燃やすものはいくらでもあります。
笹に埋もれ隠れた竹の切り株を世に出すのも目的のひとつ、そのままでは草刈り機を入れられない、うまくいけば松明のように燃えています。
竹の落ち葉で埋め尽くされた地面が乾いていればとてもできないことです
急斜面の焼き畑でカブをつくっていたテレビの映像を思い出し、ここに種を蒔けば焼畑農業

ほぼ正午に雨が降り始め、まさに40/60の分かれ目、でも半日は晴れの状況もあってなんだか得をした気分
雨の午後は燻製器製作の続き
化粧と隙間ふさぎの杉野地板は細いドリルで裏の鋼板まで突き抜けて孔を開け、木ねじを鋼板にねじ込みます。
裏に突き出た先端をカッターで落としてディスクサンダーで危なくないように整形すれば完了

雨が降っているけれど小降りのときを狙って残っている農作業
トマトの二畝が近すぎるとクレームが付き、一列を離れた畝に移し代え、
ポットのカボチャ苗はどんどん大きくなっていますがこれは拡がるので植える場所の選定がむつかしい。
結局もと花用に作った残っている段畑に、  でもまだ苗は残っていていよいよ焼き畑農業か
トマトの新しい畝の続きにはアーティチョークを3株
  どんなものかはまたいずれ



2009.5.9−10

土曜日
石窯枕木にコンクリートを流し込んで基礎と合体させます。
賞味期限切れで引き取った無収縮モルタル(セメント)はトロ舟にひろげるとちょっと風邪の兆候 
軽くつぶせばまだ粉状になるけれども、だいぶかたまりになった部分があります。。
物置で袋の形のコンクリートブロックを作っても仕方がないので、早く有効な使い道を考えなければ・・・何時までも保つものではありません。

日曜日
ハチクのタケノコが伐採後の竹林跡に小さいけれどたくさん顔を出しています。
谷の下の竹林のはもっと大きい筈ですがイノシシに荒らされた跡だけが残りまったく見あたりません。
竹林跡では収穫もあるけれど伸びたタケノコを堅くなる前に草刈り機で一気に殲滅するためには
これまで切り散らかしたままの竹をいよいよ整理をしなければいけない。

竹落ち葉と竹小枝の山は小枝を集めて束ね、残った落ち葉をガーデンコンテナに集めてスイカ畑に敷きます。敷き藁の代用。
風邪引き前のモルタル二袋を使って里小屋の基礎の補強修復一回目、この作業はまだ続きます。
キュウリ3 ゴーヤ1とカボチャの苗植え付け
エンドウはひたすら収穫



2009.5.1−6


GW
5月1日GW初日、ナさんは陶芸グループの当番活動、なので私は家のフローリング張り。
端の列を残してほぼ仕上がり、最後の幅を調整する床材は縦挽きが必要でこれは里山のテーブルソーでなければできないこと(手でも挽けるけれどそれは大変)
仕上げはまた持ち越しです。

里山での生活は5月2日がスタート、
食料買い出しに出ないで良いように大型クーラーボックスを積んで行くけれど、植物食材は現地調達、自給自足を目指します。

里山の幸、ワラビ、ツワブキ、ハチクのタケノコは出始めでこれからはイノシシと取り合いになるでしょう。
丈が伸び、枯竹ツリー支柱にひろがったサヤエンドウはどんどん実を付け、収穫が大変(なのだそう)、ニンジンも好調、カブはまもなく終わり。
タマネギは今年肥料が少なかったのか結球が小さくて失敗、回復はもう期待できないのですが、
じろうさんの畑の立派なのを少し戴いて(自宅畑のはもっと大きいらしい)調理に使います。

6日までGW里山生活が続きますが、前半3日間は曇り、5日は本格的な雨、
6日は降ったり止んだりが3:7で交互に続き天候は全体的にいまいち、アウトドア作業は進みません。

キュウリの苗は4つのうち3つが萎れ、取って見ると根を虫にやられています。
トウモロコシの種蒔き 以前は大きくなってから風で倒れないように考えるだけで良かったけれど、
今はアライグマ対策に後から設けるフェンスを考えて守れる範囲だけの幅長さで畑を作ります。
段畑にカボチャを2苗追加

斜面に鹿のものらしい糞、シュンギクの種蒔きをした畝にはイノシシよりも少し小さい足跡、
枇杷の木は枝の先をことごとく葉っぱごと食べられ、これもおそらく鹿、その後に新芽が伸びていますがこれをやられてしまえばもう終わりかも知れない。

梨と姫リンゴの幼木は新しく上に伸びた細い新枝がことごとく折られ、この犯人について、
今までこんなことはなかった、新しい敵=鹿だとするナさんと、果樹の花蜜を目当てに支えきれない枝に留まるヒヨドリみたいな大型鳥、
と意見が分かれ、主張は平行線を越え離れるばかり。熟年夫婦はいろんなシーンで平行線やら先が広がる線が交差して複雑な綾を見せます。
新芽の部分が折られているので葉が残らず生命が危うい果樹たち。

鹿にミカンの葉を食べられる被害が出ているとテレビで報じていましたが、これではイノシシよりもやっかいな敵 
毎年ひとつずつ(敵が)増えている、とナさん、 たしかに、次は何
下の畑にゴボウの種を蒔き、残ったところにレタスの種を蒔きます。
中の畑にはシュンギクと小松菜の種蒔き

時間がたっぷりあるこんな時はふだんできないことを
ミモザの伐採 余分な枝と雪で裂けた幹を切り落とす。この木は堅くてノコギリがなかなか進まない。
ヤマボウシとハナミズキは根もとに大きな孔を開けられているのをナさんが見つけ、(泥様の固まりで覆っているのでわかりにくい)
専用殺虫スプレーを吹き込むと缶に描いてあるカミキリムシの幼虫が顔を出します。
根本近くの幹芯の部分に空洞が出来てまだ大丈夫なのだろうか
里山ではいろんな虫、獣が生息していてこまめなチェックが必要です。

エンジンチェンソーは修理が終わり、これまでたまっていた切断作業にちょっとずつ手を付けながら試運転、
エンジンは快調に動き刃は修理前に交換しているので快適に切断できます。
山積みの杉はこれからボチボチ片付けますがやはり杉は(他の木に較べて)柔らかく節部分も処理しやすそう。
終わってみれば、もっといろんなやりたいことがあったのに、たいした成果は上がらず。

GW後半は天気が崩れ
石窯扉は最後の取っ手の溶接が終わり、あとは窯ベースに据え付けるだけ
石窯台座の枕木は苦心工夫の金具をつけてもあるところからはもう入りません。
正確な直角ではないけれどもう妥協です。
残りのつなぎ部はもうやけくそで全て10ミリのドリル孔を開け、D10の鉄筋は1本ずつではスカスカ、
でも4本一緒に合わせるとやはり簡単には入らず、悪戦苦闘の末になんとかロの字形に収まりました。
次の難題は2本分の重量が一つになったロの字を石積みの上に上げること。
起こすだけでも大変なのに、ナさんの協力を得てなんとか据えることが出来ました。

小麦はもう耕耘機を入れてつぶしてしまおうと何度も思うけれども、丈が短いままに穂を付け小麦らしくなってくるともう少し様子を見ようかと欲が出てきます。

雨の時は、娘の新居台所のすきま家具=棚作り、もっとも要求と発注は住人のあずかり知らないところで指示はナさんから出ているのです。
四隅にコーナー金具を取り付けた棚板4枚はもう塗装も終わり準備ができている。
2p幅アングル材を脚にしてコーナー金具をボルト留めする孔を現物合わせで開けるのは大変な手間でそこしか合わない。
アングルも棚板と同じクリアラッカーで鉄の地肌の雰囲気を残します。

2009.4.25−26

土曜日は雨 雨の時は自宅リフォームの続き、しかし、床張りを一枚進めたところで、
/準備が出来た、まもなく出発/
の宣言、 いつもだったら黙ってやらせておくはずなのに。
近所にできたハウジングセンター、今日がオープンの日、ナさんの頭の中はもうそちらに向かっているのです。

アメリカは住宅問題から経済が傾いているというのに、こんな時期に、どハデにオープン
モデルハウスはどこも、あり得ないだろう、という設定モデルとレベル・規模でよそと差別を競い、でもやはり不景気で大変なようです。
ひやかしでもいろいろと参考になります。(?何の)

ホームセンターでチェンソーを引き取り、中断している枕木つなぎを解決?するための金具と、ある思惑のVP管のパーツを購入
到着しても雨は止みません

こんな時は工房の整理
いろんな作業をするたびに使った工具や資材を作業テーブルの上に積んでいくので山になり、時々はそれを所定の位置に整理します。
テーブルの上がきれいになったらスライド式丸鋸で板材の切断作業
これも少しずつ進んでいる小さなプロジェクト
雨は終日止まず

日曜日、天気は回復して晴れ、でも風は強く冷たい、いろんなものが強風に飛ばされています。
早朝 ワラビ採りにひと回り、土曜日雨だったので人は入っていないけれどこの寒さで成長はいまふたつ。
雨後には草取り、タマネギとニンジンの畑、タマネギは畝を作らずべた植えなので足場の確保と中腰でひざにこたえます。
(あ、それがいまの筋肉痛の原因か)
ニンジンは収穫しながらの間引きで、そんなに大きくはないのですが今年はたくさん取れています。だんだん大きくなるのもいい。

今回の持ち込み苗、種
キュウリ追加2 坊ちゃんカボチャ追加2 トマト追加2  ピーマン2 ポットの枝豆 トウモロコシは種粒 
おそい朝食の後 キュウリの支柱竹を立てていると雨が落ちてきます。
予報は晴れ、空はずっと明るいので、もう止むか、まだかと期待していると晴れたままずっと降っている。
変な天気です。

こんなときはいさぎよく屋内作業、石窯扉の溶接作業の続き
L型金具とクランプを使って溶接対象をしっかり固定すれば溶接技術はもうかなり安定して木工より簡単かも。
 仮付けで留めておかないと熱で曲がってしまうことだけ気を付けて。
取っ手の片方を付けたところでようやく雨が上がり、溶接作業はもうあと少しだけれど、またいさぎよく畑作業、
エダマメとトウモロコシ、カボチャが残っています。

耕耘機を出して段畑最上段を耕し二畝立てます。最上段は初めての使用。
エダマメは種豆を上に付けた状態でポットから地植え、このままでは権兵衛の種蒔き、
フェンス2枚をA型に立ててカラスから守ります。
菜園雑誌では防鳥糸=テグスを畝の上に一本張って、とありますが ちょっとカラスをバカにしていませんか
白と緑のフェンスは季節ごとに役割を変えながらずっと役に立っています。
あとは小さい段畑に肥料を入れ、ぼっちゃんカボチャ2苗を植えて今日の作業は完了





2009.4.18−19

土曜日 ホームセンター経由 動き始める畑作業のために一袋98円の鶏糞を仕入れに、 けれども128円になっている。
GWを前に需要と供給のバランスに変化があったようです。

壊れた高速切断機 代替機を先週帰途にこのホームセンターで探したときは8800円がちょうど品切れ。
やはりこの際しっかりしたものを、とネットで手に入れたのは定価27000円のメーカー製。これを楽天で16000円で取り寄せ。
今日ここ(ホームセンター)で見ると品切れだった商品は5800円になり特売ででています。二つの意味で、先週品切れでよかった。
ホームセンターに並ぶ工具というのはよくわからない。ちょっと使うには安くていいのですが、ハードに長く使い続けるにはやはり、かな。

里山行き途中の笠置トンネル
直線の薄暗いトンネルで側道を走る自転車が一瞬横に見え、後ろは女性のようです。
トンネルの出口付近で待つことしばし、現れたのはやはりあの二人、サイクリング部OBのF夫妻、目的地は里山らんど。
意外に早く現れ、
日帰りなので一緒に昼食して里山の変化を確認するともう3時半、帰る時間
夕方6時過ぎには大阪茨木に帰り着いたそうで相当早いペースです。 

その後の作業、高速切断機を箱からだし試運転=実作業
D10の鉄筋を13センチに16本切断して、据え置きグラインダーで両端を細くします。棚用脚のアングルも4本切断。
準備万端 鉄筋棒を4本枕木の孔にたたき込んで もう1方の枕木の孔に合わせて叩き込む、
といっても重いので大変です。
孔が小さいようで方向を決めるのも難しくなかなか入りません。
大槌で何回も打ち込んでいると(深夜の動物園への餌運びを引退した)近くのOさんが箱を持って現れます。中にはタラの芽がたくさん入っています。
/日曜日は人が入ってきて採ってしまうだろうから今日採ってきた、タケノコはまだだけど/
タラの木は里山らんどにも三カ所ほどあるのですが芽はもう伸びてしまってがっかりしていたところ。ありがたく戴きます。

枕木はさらに叩いてもなかなか入らない。
一方はもう入ってしまって抜きようがないので片方の孔を8oから9oに拡大
D10(外径10o)の鉄筋に対していくらのドリルの径を使うかこれが難しいところ。
ほぞ穴もそうですが、小さすぎるともちろん入らないし大きすぎるとスカスカになり意味がない。
ふつうの木だと結構強引にいけるのですが枕木の堅さはやはり尋常ではない。これに時間を取られていると、ナさん/野菜の苗はどうするの。

夏野菜の苗はトマト7、茄子4、キュウリ2、ゴーヤ2、ズッキーニ2、スイカ3、カボチャ2

下の畑に鶏糞、油かす、化成肥料を撒いて耕耘機で耕し畝を作るともう暗い。

日曜日
早朝はまだ少し寒いくらいだけれど、ワラビ採りひとまわりコースで体は温まり袋は一杯になります。
この時期、野菜も木の芽も若葉も1日ではっきりわかるほど様子が変わります。
蕾を開いて昨日より白さが増した山桜も今年はかなり早いようです。

野菜の雑誌ではしばしば元肥に堆肥を入れ、とあるけれど自家製堆肥はまだまだ先のこと、代わりのものとして裏の杜の腐葉土をたっぷり入れます。
天然の堆肥がすぐ裏でいくらでも手に入るのはありがたいこと。
下の畑の植え付けはナさんにまかせて次はスイカ

至耕天畑の南側半分が今年のスイカ栽培地 これまでの反省で耕す前に軽くあぶらかすを撒き入れ(多すぎると蔓と葉ばかりが伸びる)耕耘機をかけ、
苗を植える位置には少し深く掘った穴にヨウ燐、油かすを入れ腐葉土で塞ぎ、蔓が伸び葉が落ち着いた頃効くようにします。
そして苗は防虫ネットで完全に覆う。これを忘れるとテントウムシに裸にされてしまうのです。
でもフェンスはまだで鹿やイノシシに踏み荒らされるとどうしようもないのだけれど。
他にゴーヤを工房のデッキ前に2本、これは工房庇に誘引すべく来週ネットかけの予定

カボチャは段畑に二本、エリアが狭いので蔓が伸びてからが問題
それからクラブの後輩N君にもらった花オクラの種をプランターに蒔きます。

この日の収穫物 水菜、ほうれん草、わけぎ−ナさんは処理が面倒というけれど味噌和えがおいしかった、それからニンジン

2009.4.11−12

先週ナさんの友人から緊急連絡 伊賀山中、伊賀焼き陶器の里でタイルを無料でくれるよ、と
/この夫婦ならきっとただのものは見逃さないだろう/wさんあなたの判断は正しい。
土曜日 信楽へ抜ける山道を上り、曲がり、分かれ、また上り、また分かれ、ようやくに長谷製陶 長谷園 
NHKのお昼の番組で見たばかりの陶器の里は土鍋、ご飯炊き土釜で有名になっています。
6×10.5の2色のタイルを12箱戴いてきました。一箱約1u 利用のアイデアはまだこれから。

至耕天畑のソメイヨシノは暖かい春風に少し散り始め、白菜の菜の花は満開でバックの茶畑の緑に映えて絵になる風景。
今年の桜は見頃が長く続き、じろうさんは笠置へ、ひさおさんは月瀬へそれぞれ家族と花見に行ったそうです。

石窯基礎工事 石積みの中にコンクリートを流し固めます。石積みの上面は約1m×1m、
高さと広さが少し足りないようなので、斜めに上に広がる形にコンクリートで立ち上げることを考えていたのですが、あるアイデアが浮かび変更です。

日曜日は昨日からの快晴、いろんな鳥の鳴き声もにぎやかにもう初夏の暑さでTシャツ一枚、先週まで薪ストーブで暖を取っていたのに。
近南さんは昨日初物を採集、食したということですが、早朝からお定まりコースのワラビ取り、一日でもうたくさん伸びています。

アイデアの具体化
枕木の一本をチェンソーで半裁、もう一本土留めに使った良品を別のと交換して、これも半裁
エンジンチェンソーは修理中(出してもう一月ほど経過、ちょっと長いなあ)なので電気チェンソーで根気よく(堅い枕木はちょっと荷が重い)。
4つのブロックができ、それぞれ端面と側面端部にテンプレート(位置決め下敷き)を使ってドリルで同じ深さの孔を開けます。
このテンプレートがこの後の作業に重要な意味を持つのです。

この孔に突っ込むD10の鉄筋を回転切断機で切り始めようとしたとたんモーター付近から瞬間的に異常音がしてあとはウンともスンともいわなくなる。
明らかに電気系統の故障ですがカバーを開けても見えるのは整流子とコイルを巻いた回転子だけ。
チェンソーはもとが高価なので修理に出したけれど、切断砥石を回すだけの切断機はわりあい安価で修理という選択は合理的ではないのです
(最低修理費用の比率が元値に対して大きくなる)。
切断作業はナさん要求の棚の脚(30oL形鋼材)も含まれていた。

どちらも中断、農作業に戻ります。
近南姉が、もうスイカを植えた、と言っていたのでもう準備くらいしなければと至耕天畑の菜の花を引き抜き、鶏糞を入れ、耕耘機で耕します。
このエリアは敵も自分の領分だと認識しているようでその足跡も半端じゃない
植えたらすぐにフェンスで囲わなければいけないでしょう。それから万里の竹柵も早く完成させなければ。





2009.4.4−5

桜が咲き始めたのに、また冬が戻ったような天候が長く続きましたが、ようやく春! 里山の桜も三分咲き
今シーズン、薪ストーブの活躍もまもなく終わるでしょう。

冬の初めに勤め先でもらい受けた廃パレットは枠木の部分はすべて灰となり畑へ
釘もだいぶ出たけれど
板状の桟の部分はほとんどが備蓄に回り、いずれ小割で竃用に。
廃パレットは今年も大いに助かりました。会社も産廃処分が不要で助かっているのです。
木曜日、季節はずれに、/ヤードを整理したらまたパレットがでた、要る?/もちろん
金曜日はトラックで通勤、積んでもらった帰りはIKEA(スウェーデン家具shop)経由、
ここのアウトレットコーナーにはいつも魅力的な(多分に主観的に)素材(展示セットの残りパーツ)が超格安で転がっています。
今回も一枚90円の棚板10枚をGet

薪ストーブ総括
里小屋のストーブは非常に使い勝手がよく、重宝しています。
吸い込みが良くすぐに火が付き、口が大きいので、熾火状態になれば両面焼き網に挟んで中で焼き魚、
大径のずん胴切りを放り込んでおけば火はおだやかに長持ちします。
どんな状態でも煙が室内に出ることはありません。
ナさんはしばしば扉を開けたまま前に座りこみこれはもう暖炉、
暖を取りながら前に置いた七輪に必要なだけ熾火を移し煮物焼き物の調理 昔はどこの家でも見られた風景です。

これに対して工房のストーブは中の構造が複雑で(熱効率を上げるために?)ストレートに煙突に流れてくれません。
すぐに扉を閉めないと煙は部屋の中にモワッと。
これはストーブと煙突が温まっても同じこと。薪を入れるときはパッと開いてパッと閉める。
こちらはナさんが触ることはないので不満がでることもない。
里小屋と工房は陶工房と木工房(+鉄工所)に使い分けられ干渉されることはないのです。
言い方を変えれば/別居状態

土曜日 到着後しばらくして雨
インドア作業は、石窯扉の溶接作業と5.1chホームシアターのスピーカー設置作業を交互に(これには理由が)
溶接作業は切り板(鉄板の板厚、寸法を指定して切断してもらう)を発注、手に入れてからずいぶん日が経つので、
まず材料の板を並べてそれぞれどんな役割だったか思い出すところから。
その場限り(手配時)の設計図はもう存在しません。
一工程の溶接が終わると鉄板は熱くてしばらくさわれません。
冷めるまでロフトに上がり、床置きのウーファー以外、5個のスピーカーを壁に取り付け接続する作業、適当なところでまた溶接へ
スピーカー設置は完了、溶接はまだ途中ですがまた雨の日に

日曜日 朝から晴、パレットを下ろす前にまず置き場の確保。
予定地の腐葉土を取り去り畑に移し、後に不要の粘土つちを入れ整地して、ブロックを並べパレットを積み上げる、
切断は来シーズンの使用前にしないと置き場にこまるのです。
杉の整理もまだですがこれはチェンソーの修理が戻ってから

段畑の土留め枕木の設置
水糸を張りレベルを出して小石を敷き、一列3本の2段積み、リサイクルプラ杭を打ち込んで作業完了
書けば簡単ですが、なにしろ重い枕木、息を整えながらのハードな作業です。
日が長くなってたくさんの仕事をこなせるのはうれしいこと



2009.3.28−29

土曜日
ナさんは用事で今日は一人、寄り道をして里山へ
山城町の山裾部、鉄道保守の業者のお宅(+ヤード)で枕木の引き取り
以前テラスを作るときに頒けてもらったのですが今回は段畑の土留め用に。
これまで山から下ろしてきた松の幹で土留めしていたのですが、もう朽ちてボロボロになりその改修用です。

前回はヤードのあちこちに高く積まれていた枕木の山も今はもう一山だけ
それも品質の良いのを十数本予約されていて、それを確保してならば・・・、ユニックは仕事に出るので自分で積み込んでもらうのなら・・・、という条件
もちろんOK

風の冷たい日で良かった。
1本をひとりで抱えるわけにはいかないから(もちろん重くて)
片方を持ち順に荷台に近づけていくのですが、おだやかな春の陽だったら汗だくになっていたでしょう。
14本をなんとかトラックに積み込んでロープを掛けようと見ると後ろの右側のタイヤがぺっちゃんこ
走り出す前でよかった。それに地面が泥でなく乾燥していたことも。

トラックのタイヤ交換は初めての経験、以前から一度演習しておかなければと思っていたのですが、知らないということは恐ろしい。
このあと大変な展開が待っています。
スペアタイヤをはずそうと、シャーシィにジャッキを当て車体を少し浮かせて下にもぐりこむと、
短いチェーンが一本ぶら下がりタイヤはしっかり上から固定されています。
どうやってはずせばいいのか、固定されているメカニズムの見当も付かない。

しばらく床下を眺めていると吊り下げた枠の横腹になにやら見えます。形状はジャッキの回転棒の先が入りそう。
そう思って後ろ(荷台の下後部)を見ると延長線上に細長い回転棒がちょうど貫通できる形状の穴がある。
ははーんなるほど、車のお尻から棒をつっこんで回せば昇降するチェーンブロックの仕掛けか。
(今落ち着いて考えるとこれはマニュアルを見ればわかること)

するとすぐに次の難問が。
後ろのあおり(扉)を90度倒して枕木を積んでいるのであおりが邪魔をして棒を突っ込めないし、突っ込めても回すことができない、
けれどもいまさら枕木を下ろすなんて考えられない。
しばらく悩んだすえに枕木が乗ったあおりをジャッキで突き上げることを思いつきます。
でもそのためには仮受けして(ジャッキをはずすとトラックは倒れてしまう)ジャッキを据え変えなければいけない。
仮受け材にいろんなサイズの角材が転がっている業者のヤードでよかった。
これがもしずっと狭いR163号の上だったらとぞっとします。

無事スペアタイヤを床下から下ろすことに成功し、ジャッキをトラックのシャーシィに据え変え、
ホイールのナットをなんとかはずして、車体を持ち上げると今度はタイヤが抜けない。なんのことはない、
シャーシィを持ち上げているから上がったぶん板バネが車輪を下に押し下げているのです。
ジャッキを車軸の付け根に据え変えようやく交換できました。枕木の重さでジャッキを回すのも大変。
交換に枕木積み込みの倍ほどの時間が掛かってしまいました。
この日は枕木を下ろすだけで終わり、自宅に戻ります。

帰途「タイヤ館」に寄りパンクしたタイヤを見てもらうと、バルブのゴムが劣化して空気が漏れたのだと
そこで思い出した。
去年会社で賞味期限切れ(品質上特に問題はない)の無収縮モルタル(セメントのようなもの)を満載(ちょっと大袈裟)してもらい、
いざ走って帰ろうというときに同じ事件が起こったことを。その時も事後の状況はラッキーでした。
そんな意味で今回のことは予知できたことなのです。で他のタイヤも見てもらうともちろん後ろの反対側は健全。
でも前輪は同じ劣化状態で交換してもらいました。

日曜日 今日は二人で出直し
コースの途中桜並木観賞ポイントが数カ所あるのですが里山に近づくほど開花が進んでいるのはおもしろいこと。
スイセンは今が満開状態、まだきれいな状態でいます。寒の戻りで冷たい寒い日が続いていることも影響しているのでしょう。
しかしもう一つの満開状態、ミモザがおかしい、大きな黄色のボリュームが全体的に下がっています。
斜面を上って見ると上の方で大きな幹がぱっくりと開いています。昨年は雪の重みで反対側の大幹が折れ、今年は花の重みで。
雪と花、犯人はきれいな天然事象ですが結果は無惨
切り落とすと重い幹は下のハナミズキも巻き添えに。

小麦畑は先週なんとか持ち直すか、という読みと画像を紹介したのですが、またあとから伸びた部分をさらにしっかり食べられています。
イノシシよりも小さい新しい足跡が・・・、やっぱり鹿? 今期はもう絶望的

土留め改修作業
腐った土留めの松の木を処分 本来松の木は強い木で昔は橋脚の基礎などに使われていました。
でもそれはずっと水に浸かった状態でのこと、水分が適当に補充され微生物が一杯の畑では長くは保たない。
引き出して大槌で打ち叩くとほとんどの部分が潰れて形が残りません。
これはもうそのまま畑に入れて腐木土に
枕木に(環境配慮型)クレオソートを塗るかどうか悩ましいところ
防腐処理がされた枕木は十分強いはずですが、腐った松の木を見るとやっぱりちょっと不安
重い枕木、塗る作業も大変ですが乾かして据え付けまでだいぶ日がかかります。



2009.3.20−22

お彼岸の三連休
初日 雨は早くに上がり、娘の家で庭の伐採木を引き取ってから里山へ出発
 
里山ではスイセンがほぼ満開、ミモザもさくらんぼもいっしょに満開  
週末だけの田舎暮らしでは順番にやってくる春の各ステージの旬は一瞬なのです。
ミモザは先週少ししか開いていなかったのに今週はもうクライマックスを過ぎ、
これからの桜も運悪く見頃が平日の中頃にあたると週末はもう散り始めで、誰の目を楽しませてくれたのかな、
ということもあります。

雨後ということで今年最初の草取り、といってもびっしり敷き詰めたような状態なので手で引き抜くのでは追いつかない。
鍬で土ごと掻き取って土壌改良畑に放り込みます。 

二日目朝、寒が戻って霜が降りる寒さ 扇風機の音があちこちから聞こえます。
前日は昼間からブォーンという音に何事かと斜面を上ると扇風機の点検中、うまく作動しなければ茶畑はダメージを受けます。
今日は1台の交換作業、維持には結構お金がかかっているのでしょう。

石窯つくり 注文していた砕石が入ったのでようやくに本腰を入れて石窯の台座作り。
2tダンプ一杯分を、ジローさんの了解を得た井戸の横に、と場所を指定したのですが、
ダンプはぬかるみにはまり、その救出にユンボまで動員していた、とはヒサオさん談、悪いことをしました。
斜面に転がりナさんに鬱陶しがられていた石がようやく主役に立てます。

小麦畑は葉っぱの頭を摘まれたけれどそのまま春の光を浴びて伸び続けています
なんとかなるのではないか、と楽観的な判断は最近よくはずれるのだけれども

草取りをした段畑の空いたところに耕耘機を入れ 苦土石灰を入れます。
石灰と施肥とは日をあけなければいけないから、あちこち手を付けているとどこまで何を入れていたのかわからなくなってしまいます。
HPの記録で残せばいいのだけれどもこれをきちんとやるのは難しく、覚え書きノートが一番良さそうです。
(収穫して)残っていた小さいジャガイモに芽が出始めたので畝を一列つくり植え付けます。

三日目 朝から雨
予報では終日の雨ということなので 工房を整理、掃除して、久しぶりにDIYを始めようとするとすぐに雨は上がります。でもこんな予報ハズレは大歓迎です。
石窯台座の石組み再開 
形がいろいろでそれぞれの石をどこにどのように設置するのかは難しいのですが、重くて動かすのがやっとで組み替えなどとてもできません。
指を挟まないように、腰を痛めないように慎重に作業。
それでもなんとかかっこうがつきました。次の作業は火床つくりから。
農事メモ 下の畑に



2009.3.14−15

土曜日
朝のうちだけ、すぐに上がる、という予報だったのにいっこうに止む気配がない空模様。
こんな時のためにとっておいた(別の言い方をすれば放ったらかしている)自宅のリフォーム作業、フローリング張り。
これは里小屋、工房で経験していることなのでたいしたことはない、と考えていたけれど、
ホームセンターで一緒に置いていた施工説明書がまずかった。

これまで使っていたフロアー専用釘は絶対に使うな、継ぎ手部の断面図に釘を打つ位置はここ、ときちんと描かれている。
指定された丸釘を準備し、指示された位置に一列を打つと次の床板は見事にさねに収まらない。だまされました。
指示の位置では釘にぶつかり、位置を変えると指定された釘ではありえない、それを解決するためのフロアー専用釘なのです。
印刷されたもっともらしい情報でも無条件に信用してはいけない、すごい手間をかけて手直し、反省です。

ずれこんでも昼前にはお日様が顔を出し、娘の家で花ゴミを回収してから里山へ。
そうです、往きは土に還るごみの回収屋さん、復りは花材の配達屋さん。

到着後いつものように巡回チェック、
ミモザが黄色の小球の房をぶら下げはじめ、さくらんぼ(の桜)は蕾がふくらみ開花はもうまもなく
梅は至耕天の畑の中から少し下に植え替えてから元気になりました。可憐な花がひらいています。
ブルーベリーも花をたくさん付けて実が楽しみ。

小麦畑はちょっと様子がおかしい。
伸び始めた葉が地面の数センチ上からなくなっています。残っているのも少しはあるけれど食害?は全面におよび、犯人は誰。
イノシシの足跡はたくさんあるけれどこんなにきれいに食むなんてことは難しいでしょう、噂のシカか、はたまた鳥か
去年はそんなことはなかったのに。
これまでの色々な被害は突然に始まり、その時だけということはなく、以後はだいたい続きます。

今のままでは気軽に侵入されてしまうので夷敵を防ぐには万里の長城。
イノシシ侵入防止に西側境界に柵をこしらえることにします。

日曜日
まずは至耕天の畑の中程に杭を2本立て、これは出入り口となり後で作る扉の支柱になります。
柵の材料は支柱も横桟も伐採竹、大きい竹は6等分、やや大きい竹は4等分に鉈で縦割り。
切り口を斜めに土に打ち込んだ支柱竹は長持ちしないのはわかっているけれど効果が見えないので今回はそれで十分。
切りっぱなし、散らばった竹林で材料を選定、加工しながら整備します。

雨後で土壌改良中のプールには見事に水が溜まり保水性は確認できました。
すでに刈り置いた篠竹をプールに敷き詰め、これをベースにこれからしばらくは落ち葉、生ゴミ、雑草を放り込むだけ。

石窯の基礎作り。最初の整地でくずれ、集めた、もと石垣の石を利用します。
平地と斜面の境界に積まれた低い石垣をベースにその上に石を積み上げます。方形でない形がバラバラの石積みは難しい。

と、このようにいろんな作業が並びますが、頭の中はあれもやりたい、これもやりたい。
少し進めてはこちらを思い出し、道具を広げたままよ、とナさんに注意され
里山あそびはパラレルに展開されるのです。

2009.3.7−8

                                                                                                   画像は大きくなります

土曜日、ジローさん(以後遠南さんはこの呼び方に変えます、ちなみに近南さんはヒサオさん)が納屋でチェーンを取り出し軽トラに積んでいる。
そのあとやってきて、 いまかかってるねん、扉を鼻で押し上げられたらかなわんのでチェーンをかけに行く、見に行くか、 もちろん行く。

送迎付きのイノシシ観察ツアー。
画像は谷の田一番奥にツアー中の軽トラ、助手席にはナさん。
近くで田起こしをしていたおじさんは、40キロはあるだろう、この大きさ(中型)だったら肉は軟らかい。
すごい迫力です。チェーンを扉にかけようとするとすぐ咥えて引きずり込む力は強い、噛まれると大変です。
注意をそらそうと反対側から檻に棒を突っ込むとすごい牙をもった口は器用に棒を咥えてこれも取られそう。
ぶつかる力で頬の毛は落ち剥げ檻の鉄筋が少し曲がっています。

猪突猛進、鼻からただぶつかってくるだけとイメージしていたのはどうやら間違い、犬のような動きです。
しかし重量と力が違う、山の中で出会ったらマジやばそう。
とどめを刺す猟友会のメンバーには連絡が取れず、処分は明日ということでツアー終了。

まだ無傷の新規開拓のジャガイモ畑にフェンスを立てこれで一安心、でも昨年はへりでネズミにかじられている。
翌日曜日、小麦畑にたくさんの足跡
意図はわからないけれど、夜、裏の道から上ってきてここまで侵入、様子をうかがっている?
道に沿って防護柵を作ればこの面からの侵入は防げるけれど回り込まれれば意味がない。
徘徊してたまたま入ってきただけなら効果はあるでしょうが小麦が熟したときにどれほどの執着心を持たれているかが問題
でも何もしなければイノシシさん専用グラウンドになる可能性は高い
イノシシ、アライグマ、モグラ、里ネズミ、里山ではのんきに収穫させてはくれません。

白菜は結局ほとんどが巻かず、出始めた菜の花の小さなつぼみでいただきます。
今年はこのあとにスイカを植えよう、ということになっているのでいよいよ対策が必要です。
日曜日、山の湧き水引き可能性調査、亜炭の坑道跡は確認できませんが少し上った谷のみずみちらしいところを少し掘ればすぐに湧き出して溜まります。
高度差、距離、経路はなんとかなりそう。ホースではすぐ詰まるだろうからパイプをVPにするかVUにするか
(前者は給水用で後者は排水用、強度とコストが違う)と径が決まれば孔を開けた枡を据えて、
あとは枯葉などを枡とパイプに入れない工夫をし、パイプを敷設するだけ
うまくいけば夏場の灌水、クワイ、里芋栽培もスイカ冷やしもできるでしょう。

畑の土壌改良工事の続き、粘土を掘り出して裏の杜の窪地は真っ平らなテラスになりました。
まだたくさん掘り出す粘土はアプローチ里道の路肩拡幅に当てます。
ネコで往復すること??回、第二次の掘削工事は完了です。

あとは竹林伐採作業を少し進める、切るのは簡単、そのあと処理が大変なのでなかなか進まない。
ドラム缶竹炭焼きも早くしたいけれど奥下がりに少し勾配を付けた窯に水が溜まったのは誤算、下は粘土で水抜きパイプが必要でした。



2009.2.21−22

土曜日
近南さんの裏の道 杉の塊(がピッタリの表現)が集められ道端に積んであります。
小枝を片付ける煙が見えたのでトラックでもらいに行きます。
運搬往復の途中、仕事中のONさんにご挨拶、元田んぼ地にユンボで大きな溝を掘り、切り出したモウソウ竹を敷き積んで水抜き工事の最中です。
先日近南さんと休(廃?)耕田の中の小さな流れについて話していると水源はその上の亜炭の坑道跡で、亜炭は戦時中まで採掘していたそうですが、
その後ONさんが廃坑道からでる水をパイプで家まで引いていた、ということだったので聞いてみたかったのです。
坑道の位置はもうわからないだろう、その横の平地に家が一軒あったがもう影も形もない、パイプはまもなく炭粉で詰まった、そうですが、
その水源から里山らんどに湧き水を引いてこれないかと。

ONさんは作業用にチェンソーをぶらさげていて、ちょうどよかった、
手に負えない大きさで残っていたの杉の木二つを切ってもらいます。
堅そうな大径の節くれがあっというまに分割、やはり手入れされたドイツSTIHLのチェンソーは切れ味が違います。
最終便は白い軍手で現れた近南姉妹も応援してくれて4往復、でもまだ休耕田の中にふた山残っています。

夜はホームシアターの工事の続き、
買ってきた光デジタルケーブルでDVD再生機と5.1chアンプとを接続し期待を込めてパワーオン、しかし音は出ません。
何か切替えスイッチのようなものがあるのか。筐体を眺め、取説に探してもそれらしいものは見あたりません。
このようなときはどちらの機器に問題があるのか特定することがポイント。
ネットワーク用語で切り分けと言いますが障害の解決手段としては基本的なこと。

これまで使っていた小さな筐体、5千円ほどのDVD再生機、ふっと手に取って背中を見るとなんとそこには光デジタル端子と3種グレードの映像端子
(通常使うRCA端子、S端子、3本セットの高品質コンポーネント端子)がちゃんとあります。

デジタルでつないでみると ALWAYS続・夕日丘の三丁目 のゴジラが暴れ回るシーンに迫力のあるサラウンド音声が響きます。
それではこの音が出ない正価で10倍ほど値段が高いDVD再生機はなんなの
デジタルでDVDの情報を5.1chシステムに送り込むだけならば品質は一緒じゃない。
今回ちょっと勉強しました。映像もコンポーネントケーブルでつなげば高画質になるのだと。

日曜日
ジャガイモの植え付け 竹林跡新畑3畝と既畑2畝のインゲンが育たなかったところ
新畑にはもう鶏糞と油かす、ヨウリンを入れてあります。
溝を掘りカリ肥料を入れ腐葉土でカバー、2,3個に切り分けたジャガイモを30センチ間隔で並べ腐葉土で溝を埋めます。
この状態でイノシシに掘り返されるのが心配でしたがフェンスを並べたところで時間切れ
植えたのは茶畑側から メークイン(既2畝、新1畝) シンシア(新O.7畝) キタアカリ(新1.3畝)の3種類
違いを味わえるのが楽しみです。


2009.2.14−15

土曜日、家の都合で出発が遅くなり午後の到着
中途半端なこんなときは何をしよう
そうだ、竹林伐採の続き
それに突き出た竹の切り株を切り落とすこと
今まで竹林の中で草は生えていなかったけれども光を遮るものがなくなった今さあどうなるのか 
放っておけばすぐ雑草に覆われるのか、それともしばらくはもつのか
いずれにしろ(切り株を落として)気兼ねなく草刈り機を入れられる状態にしておかないと見えなくなって大変です。

夜は先週手に入れたホームシアターセットの接続確認
いつものリサイクルショップで前から目を付けていた5.1ch対応のDVD再生機+5.1chアンプとスピーカーのセット
5.1chといえばフロント、リア、各2個にセンター、ウーファーと計6個のスピーカーが劇場サウンドを聴かせるシステム。

最初、接続ケーブル類がなくやりとりしているうちに値が下がり(誓って下げてくれとは一度も言ってません)、
支払ったあと袋に入ったケーブルが出てきて、もうその値段でいいです、にはラッキー。
あとでネットで調べると正価の10%以下で手に入れていました。物好きでなければほしがらないアイテム?、ショップの判断もあったのでしょう。

二つの機器は背面にいろんな形のたくさんの接続端子があってどこをどうつなげは良いの?
ネットで探すとそれぞれ丁寧な接続図がついた取説がありダウンロードできました。
出てきたケーブルには特殊な規格のものもあって、ケーブルも取説もなければ大変なところでした。
DVD再生機とアンプをつなぐ光デジタルケーブルだけは無くてサラウンドサウンドは次週までのお預け。

日曜日 中の段畑の土壌改良の続き 
敷き詰めた篠竹の上に杜で集めた枯葉をぶあつく積み、これから手を付ける隣のエリアの上層の柔らかい土をかけ、さらに枯葉を積み、さらに土をかぶせる。
そこは根菜でなければもう使えるでしょう。水はけが(たぶん)良すぎるのは気になるけれども。
隣のエリアも同様の手法で手を付けます。上層の土をさらに横半分にきれいにどけてまた粘土質の部分の掘り取り開始、裏の杜の窪地埋め立ても早く済ませたい。

至天耕の畑の白菜は結局中途半端な巻きのいくつかを収穫しただけで終わりそうです。
スタートが遅かったのが敗因
肥料をたくさん入れて、がんばって百個以上の苗を作ったのに
いい加減ながんばりの農業はリスクが大きいことを思い知らされました。
と反省しても結局また同様なことをしているのでしょうが。

2009.2.7−8、2.11

土曜日は先週の続き、竹林跡の開墾
残りのエリアは面積こそ1/3程でしたが粘土質の土は重く、ハチクらしい2−3センチの径の根は金てこ(バール)を差し入れてもビクともしません。
透視はできませんが走り具合を予測してそれにからむ根を少しずつ切り離していく作業から。

土曜日中に仕上げたかったけれど少し残って日曜日も朝飯前からスタート
快晴ですが放射冷却はなく珍しく蛇口が凍っていない朝

食後再開のあと軍手をはめたナさんが上ってきます。こんなときハラの中は(いつまでやってるの、他にやってほしいことがあるのに)純粋な手助けは経験的に考えられません。
かなてこ(バール)には「それ(竹の根掘り)用の道具なの」そんなばかな、重いものを動かしたり尖った先で石を割ったりいろんなことに使うのです。
最近はこじあけるいう荒っぽい用法でニュースにも登場しているな、と考えていたら思い出しました。子供の頃、町の駅で貨車の入替えにこんな道具を使っていました。
車輪の下に入れ押し下げると梃子の力と惰性で人力で動かせる。構内で貨車の組み替えをしてSLが来て引いていく、小荷物も駅に持ち込んで・・・、のどかな時代でした。

朝、近南さんの家の方からエンジンの音、あれはチェーンソー
昼食前上の畑からのぞくと家の裏の杉の大木を相手に家族総出で綱引きをしています。
木の根もとにはチェンソーを唸らせているおじさん
家の方に倒れると大変なのでみんな真剣
杉は家の北側に防風林のように壁状に立っていて、下から間引いたり途中で短くしたりと整理伐採しているのです。
休耕田のほうに倒れるとチェンソーのおじさんは一本棒のアルミ梯子を次の樹に掛け、ロープを肩にして登っていきます。
そうか、これが宮本常一「山に生きる人々」に出てくるソラシ(空師)なのか

あとで聞けば月ヶ瀬湖対岸の集落高尾からやって来た70歳のソラシ、おじいさんとは呼べない動きです。
今回より小規模ですが四年前にもソラシによる伐採があり薪をたくさん頂きました。
近南妹に(いっしょに引こうと)手招きされたけれどもこちらもジャガイモ畑の開墾を仕上げなければいけない。

昼食後、ナさんがやらせたかったことはダイコン、カブが終わった下の畑の畝作り。
鶏糞、油かすを入れて元気になった耕耘機をかけると、鋤は柔らかく深い土に埋もれて前に進めるのが大変
畝を4本こしらえて3本に種蒔き

再度竹林跡の開墾作業、掘り取り積み上げた根は胸の高さほどに。
苦土石灰を撒いて耕耘機を入れ大汗をかいてようやくできた畑は2.5m×6.5m=約16平米、5坪ほど

再度綱引きをのぞくと現場は光ケーブル架線に近づいていてそちらに倒れるとえらいことになる。
またこれから家側の樹を手前二本の間を抜けて倒すらしい。
きれいに倒さないと引っかかって手に負えなくなる、ということでナさんとともに綱引きメンバーに加わります
ぬかるんだ休耕田の上であっちから引け、こっちから引っぱれとソラシの指示に従って作業は無事完了しました。




2月11日 建国記念日
近南さんの裏、前の日曜日切って道ばたに並べた杉の塊をもらって乗せていきます、
なんども往復して、画像は、とりあえずここまで−の状態、まだ倍ほどもあるでしょう。

ジャガイモ畑は鶏糞、油かす、ようりんを入れ耕耘機でかきまわして準備は万端


2009.1.31−2.1

今回も法隆寺近くの持ち込み車検からスタート
車はステーションワゴン
先週と同じ整備員は先週と同じ荷物(生ゴミのバケツと大工さんにもらったいっぱいの端材の袋)を見てどう思っているのでしょう。

もういろんなところでジャガイモの種芋が並んでいます。
植えるのは2月末から3月ということなのにやけに早いこと、でもそろそろ準備を始めないといけない

連作障害が強いナス科の野菜なので畑の選定が問題、段畑は土壌改良工事中だし。
一番手っ取り早いのは文字通りの新規開拓
去年拓いてやはりジャガイモを植えた竹林跡の畑の隣を更に拓く、根の再度の侵入を防ぐために戦略的にも手を付けておきたいところです。
竹林跡は平たい場所もあり土も肥えていそう、その気になって体を動かせば畑が増やせるのはうれしい。

去年はある単位の幅で根をシャベルで切り、土を移動させながら埋もれた根を取り出す、これが大変でした。
堅い根を切り、掘って土を移動させるのは体力を消耗しますが根を残さないためにはこの方法しかなかった。

今年はバール、この道具の有効性は竹炭窯の穴掘りで実証済み、重いけれど尖った先を地中に突き刺し、
ぐいっと倒すと根がひっかかり土から少しはがされ、あるいは切れます。
少しずつ場所を変えこれを繰り返していると柔らかくなった土の中で縦横にしっかり張られていたネットワークも緩んできます。
次に横から水平に薄く地中に突っ込み、ぐいっと持ち上げると根はまとめて持ち上がります。
こう書けば簡単なようですがこれがなかなか大変なのです。

土曜日は午後ずっと暗くなるまで、
日曜日も朝早くから食事の時間以外はずっとこの肉体労働、冷たい風が吹きつけるなか体はだんだん温まりジャンパーから始まって一枚ずつ脱いでいきます。
午前中くらいには片付くかな、と思っていましたがなかなかどうして
対象エリアの中になぜか小山があって草刈りのとき難儀していたので今回はきれいに均さられる、と楽しみにしていたけれどそこは制圧できずに今回は終了
竹の根の大きな山が三つ積み上がりました。
遠南さん近南さんとの挨拶は山の上から手を振るだけ。
それにしても朝から夕方まで力仕事を続けてなんともないのは寒いから、 暑い季節ならとてもできないことです。

2009.1.24−25

往路、今日はトラックの車検を受けて名阪国道から月ヶ瀬に向かいます。
ダットサンは毎年車検でもう1台のフォレスタと同じくずっと持ち込み車検。
安くて、早くて(1時間ほど)、状況を丁寧に説明してくれるのでホリデー車検を毎年利用しています。

女性同伴で説明を聞くと割引、というのでナさんも一緒に立ち会います。
持ち上げられた車、ブレーキまわりを下から見上げて説明を聞いていると、ナさんはやおらデジカメを取り出してパチパチ始めます。
ハラの中は読めています。いつか描く絵のネタにしようと思っての行動のはず、でも説明が前に進まない。
若い整備員は(関心を持ってくれているのか、クレームのネタにされるのではないか)おそらく理解できなく心配しながら黙って待っている。

名阪国道では山添ICで一度下りて産直センター 花香房 で花木をチェック。
ここは産直売店+温室が並び、花の生産販売をしています。

月ヶ瀬梅林を通過し久しぶりにご近所のクラインガルテン月ヶ瀬lを覗きます。
以前は一緒に回ってなんとか売り込もうと入り口で待ちかまえていた現地案内人の姿は見えません。
ラッキー、 トラックで乗り込むと立場と目的を説明しづらいのです。

ドイツで始まったアウトドアスタイル、クライン−ガルテン 直訳して 小さな−庭 、
本来は週末に菜園ライフを楽しむための農具小屋をもった小さな菜園、
というイメージなのでしょうが、日本では 分譲菜園という形で拡がっているのでしょうか。
離れた郊外で泊まるところがほしくなり、かわいいログハウスを建てると菜園はほんのちょっと、あるいはなくなり、
ということでミニ別荘地といった雰囲気もあります。
しばらく見ない間に分譲の用地は広がっていて、もうそこにもかわいらしい家(小屋)が建築中、区画が少し広くなった分譲地がさらに周辺に広がっています。
中心部はほとんど販売済だからたしかにもう案内人はいらない。

里山に到着するとすぐに全体チェック 白菜は先週もぐらにやられた畝の並びがさらに被害を受けています。
もう期待できない白菜だから被害というより手間が省けていいのだけど。
最初の仕事は先週からの続き、篠竹の刈り取り、石垣がきれいに見えてきたのでうれしくなってどんどん進みます。
畑のプールは一杯になったけれどもこれからのエリアの分も今刈っておけば堆肥化が早く進む。
草刈り機は気持ちよく切り倒すのだけれども、堅い篠竹は刈った分が作業の邪魔をするのですぐに集めて束にしなければいけない、それはまた面倒なのです。




日曜日は作業の続き
天気予報は晴と雪のマークだったけれども大当たり、晴れたと思ったら一転雪が降り始め、
閉じこめられたら大変、とトラックを幹線道路に出しておきます。
戻る途中にまた晴れ、その繰り返しで結局最終的に出しておく必要はなかった。

篠竹止めに置いていたカヌーは受け台が朽ちて篠竹に支えられていますが、
FRPの皮の部分が残っているだけで中の合板はボロボロ、もう回復の見込みはありません。
里小屋の窓から眺めをチェックして満足したところで一応完了

次は果樹をメインに樹木へ寒肥の施肥、骨粉とようりんを混ぜたあぶらかすを樹の同心円状に埋めていき、小麦畑にも追肥。
存外アライグマとイノシシのためにせっせと肥料を与えているのかも知れない。
実が付いたらまた勝ち目の薄い知恵比べが始まるのでしょう。
いつかの実りある日のために

2009.1.17−18

土曜日
段々畑の粘土の掘り出しがひと区切りついたので裏の杜の道作りは次のエリアに手をつけないと進まない。
そのためにはまずプールを篠竹で一杯にしてその上に次のエリアの表土を移さなければいけない。
ものごとは適切な順番で進めなければうまくいかないのです。

段々畑のプールに放り込む篠竹は里小屋すぐ下の土地で刈り取ります。
脚立の梯子で石垣を下りると(そう、むかし柳生藩士の武家屋敷だった里山らんどの一辺はかなりの高さの石垣なのです)
篠竹が密生状態ですが草刈り機で作業が出来るスペースをまずノコギリで確保します。

年末、ホームセンターのNさんの勧めで堅牢な草刈り機を購入したのですが篠竹刈りはその先代を使います。
先端の回転軸を変える部分のベアリングかギヤが潰れていて軸の振動が激しかった機械です。
そのまた先代はキャブレターが壊れたのでバラバラに分解して廃棄していたと思っていたのですが、
たまたまポールに付いた先端の部品を見つけたのです。その部品に取り替えグリースを注入すると振動はなくみごとに復活です。
部品を取り寄せると1万以上かかると聞いて後継機を購入したのですが、まだ新しかった復活機は篠竹を切るなどの荒作業専用にします。

畑プールの半分ほど放り込んで刈り取ったエリアはほんのちょっとだけ、これで里小屋の裏がすっきりする、
とイメージした一石二鳥の思惑実現はまだまだ先のようでそのうちに後から伸びてくるのがまた塞いでしまうのでしょう。

日曜日
昼から雨、の予報にそれまでにしておかねばならないことから片付けます。
前日ホームセンターで仕入れたブルーシートとトラロープを使って竹ストックヤードの防雨対策
手持ちのくたびれたシートを上下に新品シートを挟み、サンドイッチ状に上は直射日光、下は竹との擦れを防ぎ、中のシートを少しでも長持ちさせる。
ブルーシートは消耗品、このように役割を考え使い回してできるだけ有効に利用します。これもエコ活動。




至耕天の畑
小麦
小麦畑では一回目の麦踏み。霜柱に浮き上がった土は柔らかく踏むとスッと沈みますが
全面を踏んで歩くのは大変。昔テニスコートにあったローラー、あれがあれば能率的に片付くのですが。
白菜
白菜のいくつかは球状に巻いて鍋料理に使っていますがほとんどはまだ開いたまま。
もう期待できない開いた白菜は抜いておかないと肥料を費やすだけ、とナさんが引っぱるとなんの抵抗もなくその形のまんま地面を離れます。
見ると葉の付け根と根の部分がきれいに食べられてその下にはぽっかりと丸く穴が開いている。初めて見るおそらくモグラの仕業
土の中でミミズを探しているだけかと思っていたらこんなに積極的な行動
いよいよモグラ対策に真剣に取り組まなければいけないようです。

この日は宿敵、アライグマとも遭遇
マイ茶畑下のミカンの木をチェックしに行くとちょうど茶畑から顔を出したところ。
ひょっとすると上からチェックされていたのかも知れない。

2009.1.10−11

竹のストックがたくさん出来たのでこれを利用・消化することも始めなくてはいけない。
切り落とした先端部分はキュウリや豆類の蔓性野菜の支柱用に取っておくけれど、こんなにたくさんは要らない。
葉が枯れ落ちたら形の良いのを選定してストックしその他は枝と一緒に燃やしましょう。
けれども今燃やすと春に湧くように芽を出す雑草の栄養になるだけ、逆にその出た頃を見計らって焼き尽くす。
とそんなにうまくは運ばないのでしょうがとにかくそんな算段で乾燥させながら置いておきます。

ドラム缶竹炭窯
竹林跡の急斜面に場所を決め穴を掘ります。竹の根が縦横無尽に張っていてしかも太いのが多い。
これではショベルの刃が立ちません。こんなときは金てこバール、これが有効です。差し入れて倒すと絡まりがほぐれ、切断される。
太い塊状の茶の根も生きていてドンと大地に張り付いていますがこれは回りを掘りながら+バールと力仕事でやっつけていきます。
表層部が片付けば掘り下げるのはもう楽で煙突部分も形なりに掘って土工事は完了


ドラム缶の底に煙突径の円を描きディスクグラインダーで*に切り込みを入れ押し曲げて煙突の孔を開けます
ステンレスの煙突パイプは薪ストーブの配管をやり直したとき余ったもので間に合いました。
奥行き方向に勾配を付けてドラム缶を据え付け、土を被せ戻して本体部分は作業完了
前面部は次週以降の作業でドラム缶ふたの加工から始まります。

体が温まる作業はまた竹の伐採
竹のストックヤードは単管の骨組みにトタン板の屋根を考えていたのですが、資材の高騰とボリュームが増えヤードが広くなったので方針変更
単管クランプはかつて一個98円の安さにびっくりしていたのが今は172円、鋼材の値上がりの影響はまだ続いています。
単管は斜面下側からの支えだけにして屋根はブルーシートを被せて済ませる予定
ブルーシートは劣化が早いので上からくたびれたシートを被せて日光から守るのが里山の知恵
三連休の最終日は娘の仕事のお手伝いもあって二日目に帰宅、自宅で床張りリフォームの準備
便利なDIY工さんは里に町に仕事が途切れることがないのです。





2008.12.28−2009.1.4

正月休みは30、31日のある部分を自宅に居ただけで28日から新年4日まで里山にいました。
画像は年末に持って帰り玄関の上に設置したつるバラ誘引枠

落ち葉堆肥つくり
竹林を突き抜けて枝を広げたクヌギの大木が境界斜面に立ち、下に落ち葉が広く厚く積もっています。
レーキで集めるのは簡単なこと、1m立方体の園芸用集芥バッグに入れて何回か往復すれば堆肥枠はすぐ一杯になるだろう、と思惑は軽い。
やってみなければわからないものです。容器は一杯にすれば枯葉といえども重い。
谷部の竹林から上の堆肥枠まで運ぶのはけっこう大変な作業です。数回試みて、いずれ上げる方法を考えてから、としんどいことはすぐに中断。

段々中畑のダイコンを抜いたあとの 冬の荒起こし(畑の土を深く掘り返して寒風にさらす)をして、と指示がでます。
スコップを深く土に踏み入れたときに、ある考えが浮かんでしまったのが運の尽きでことの始まり。
上層の柔らかい土を上の新開墾の畑に移せばそこはすぐに使えるようになる。

この畑はしばらく使えないけれども、いっそ上の開墾畑と同様プール状に粘土質の土を取り除き篠竹、雑草を放り込んで腐らせれば本格的な土壌改良。
ネコ(一輪車)で表層(薄くはない)の土をせっせと運び上げたのが年末、粘土質との境界ははっきりしていて表土はこれまで耕耘機の歯が届いたところまで。
表土をすくい取ってしまうと下の粘土層の処分先が問題になります。しかし行き先は最初から頭にあって、それは 工房裏の杜への道作り。
杜の道用地には境界の溝と窪地がありそこは吹きだまりになっていて腐葉土に覆われ、それをきれいに採る作業からスタート。
窪地の腐葉土層は厚くてこちらもネコで何度も往復して下の畑に運び出します。

腐葉土の層を剥ぎ終えると溝の部分には水路トンネルになる塩ビパイプを敷き、
窪地にも畑で掘った粘土質の土を放り込みます。
対象物は変わりますがずっと鍬とショベルを振り、ネコを押して回っていた年末からお正月
その合間、気分転換に竹を切り倒しストックヤードに積んでいく。
それにしても暖かくて雨の降らないお正月はありがたいことです。
一段面の長手方向半分、幅方向2/3くらいを掘り開けとりあえずはこの単位で。

次は年末引き取ってきたトラック2台分のパレットを電気鋸で切ってこの冬の薪つくり。
これもきれいに片付きました。
竹と木を切って、土を運んだだけのお正月でしたが時間があればこそ出来た作業。
帰り道、里山地元の諏訪神社で遅い初詣、家族の無病息災を祈念して俗世間に戻りました。