畑がイノシシにやられています
サツマイモ畑の一番植え付けが早く、はずれにある場所
被害約四分の一
みごとな掘りかた、イモの位置だけきれいに掘り起こしています
その夜も来ていたようです
ソバ畑を前日にはなかった重たそうな足跡が横切っていました

残ったイモはなんとか守らなければ・・・
雨上がりを待ちかまえて、柵にするための竹を切り出し、囲いをつくります
準備不足とせまる夕闇にしっかりしたものは作れません
ちょっと見には守っているように見えますが、本気になったら抜けアナだらけ
後はイノシシしだい
だまされやすい純真な用心深いイノシシであってほしい









柿渋

落柿工房の防腐塗料とするつもりで柿渋作りを算段していました
日本古来の防腐塗料、柿渋は(ウルシと違い)作り方が簡単で
里山では昔はどの家も2、3本自家用の柿渋つくりのために柿の木を植えていたようです

原料は南さんちの渋豆柿、
去年は干し柿用に好きなだけ取っていいよ、といわれていたのだけれども、
あまりに実が小さくびっしり鈴なりの柿には手を付けなかった(皮を剥く手間が大変そう)
柿渋を作ろうと思い立ったのはあのびっしりの豆柿を思い出したから
渋柿は採る時期があるのです
8月下旬から9月の初めまで
タンニンが一番多く、色づく前の青柿
ちょっと遅いかな、と南さんちの裏山を登ると
あの鈴なりの柿の実はいずこに
・・・・、そうか毎年あんなに成るわけではないんだ
かくして柿渋作りは来年までおあずけ

落柿工房
床板にする足場板22枚を柳生の製材所で仕入れ荷台をきしませながら運んできます
このところ土日は雨が多くなかなか作業が進みません

棟上げで力を発揮した機材(レバーブロック)は借り物
ホームセンターでいいものを見つけました
通称、ヒッパラー
同様の機能で1980円、前述のツールとは価格がゼロひとつ以上違います
床梁のホゾの締め付け、チカラ一杯締め上げるとみごとに納まりました
そのコストパフォーマンスに満足して、さて、はずす段取り
チカラがかかりすぎてストッパーがはずれない、
いろいろ試みた末に選択した手段はワイヤの切断
ワイヤの値段のほうが高かったかも知れない
この分野の技術顧問、会社のF氏にはなしをすると
それは使い方がわるいんや
失敗してヒトは成長するのです

そして力づけられるナオ子さんのことば、
「今日は何したの」