泊まりの朝、里小屋の屋根には白く霜が降りています。
小屋の中はストーブの余熱がまだ残っています
やはり屋根裏の断熱材は効いているようです。熱が逃げていない証拠。
表紙ページの雲海は冷え込んだ朝によく現れます。
ここ田山は夜の湿度がとても高くてすべてのものがしっとり、あるいはびっしょりになります。

それが茶の栽培に適していることになるのでしょうが。

この時期、里山は色の変化が少なくて朝の散歩も楽しみが少ないのです
これはホームページの更新が遅くなっていることの言い訳にもなっているかな。

小屋の外壁にカビが生えていたのでディスクグラインダーで削り取り、防腐剤を塗り直しました。
現在の軽トラ幌利用の納屋は場所を別のことに使いたいので整備して移動します。

床は大きな断面の枕木を並べかすがいで止めます。基礎として充分の重量があります。
釘の先のように尖らせたD13の鉄筋を枕木に打ち込みます。
ブロックにモルタルを流し込んだので今度の休みには枕木とブロックは一体になっていて幌をかぶせられます。


畑の土留め用に手に入れた枕木、痛んでいるところを整備します。
朽ちがはげしい木口はチェンソーで切り落とし、ぼろぼろになった表面はディスクグラインダーで削り落とします。
色々な用途の回転部のツールがあって合ったものをホームセンターで探し出すのも楽しいことです。
表面の処理が終わればクレオソートをたっぶりしみこませます。
クレオソートは昔から木造の壁や塀に使われてきたのですが、今環境に良くないということで
突然にホームセンターの市場から消えてしまいました。


まもなく枕木も消えるかも知れません。

五右衛門風呂のかまどの整備も少しずつ進んでいます。
ブロックをモルタルで固めたのでトタン板で上の開口部を覆い、塞ぐ予定です。
勢いよく燃やすと釜の縁をなめるように炎が上がるのです。
塞がると檜の縁の取り付けという段取りになります。