池の金魚はみるまに大きくなって緋ブナになりそうないきおいです。

よく見るとオタマジャクシには小さな足がついています。
ビオトープの池は栄養分が多いらしくて、ホテイアオイはまだ葉が小さいけれど分裂と拡大を続けエリアを広げています。

池の周りを赤とんぼが群れています。孵ったばかりなのでしょう。

夕焼け小焼けのあかとんぼ、と秋の景色のほうが似合うと思うのですが、夏から秋とこれから平地に下りていくのでしょう。

里芋は種芋を十数個植えたのに地上にみどりの葉っぱを現したのはたったの二つだけ。
少し深く植えすぎたかなと心配していたこんにゃくいもはほとんどが土を突き破って姿を現しました。
観葉植物としても楽しめそうなユニークな姿をしています。


かまどの火は使い回しのこつがつかめてきました。
十本ほどの枯れ枝の薪でご飯を炊きます。
炊きあがりは蒸気の噴き具合と匂いで確認します。
かすかにおこげの匂いがしはじめたら、蒸らし用に少し残して熾きを七輪に移します。
お湯を沸かしてみそ汁をつくり、ししゃもをこんがり焼いて朝ご飯ができました。
これだけの薪で一通りの調理ができるということに我ながら少し感心します。。


裏の茶畑では二番茶の刈り取りが始まりました
南さんは空模様を眺めながら午後の作業を思案していましたが、
助っ人のお年寄りとともに作業を始めています。

半円状のフレームの機械を二人で抱え、舐めるように苅り、布袋に回収していくのです。
昔は畝一列を一回で刈り取っていたそうですが、今は重いので半分で袋を替えるのだそうです。
それでもまだ重いようで、抱えるときには気合いを入れるかけ声が聞こえてきます。
高齢者の作業ではないと思うのですが、地域産業のこれが現実なのでしょう。

トマトは下半分が病気になって葉は黒く枯れています。
暑い夏にかぶりつくみずみずしいトマトが収穫できないのは大きな痛手です。
勝手に生えた生ゴミ捨て場のカボチャは大きく茂った葉の下でもう意外な大きさに育っています。
どこにどれだけ実をつけているのか、全体は雑草と大きな葉に隠れまったくわかりません。

ノカンゾウが雑草に埋もれて咲いています。

違う時期、同じ場所にいろいろな野花が咲きあらわれるのはおもしろいものです。
花が咲いて存在を知らされるのですが、雑草が生い茂る初夏、この花は損な舞台周りで登場です。